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四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

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地域住宅計画 計画の名称地域住宅計画都道府県名三重県作成主体名計画期間平成 17 年度 ~ 22 年度 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 当該地域は 三重県の南部に位置し 人口約 25,000 人 世帯数約 8,400 世帯の地域である は伊勢志摩国立公園の玄関口として 観光及び水産業を中心に発展

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< > 特別県営住宅 1 棟 県営住宅 2 棟の合計 3 棟である 県営住宅はほぼ満室の状態であるが 特別県営住宅は入居率が 53.3% である 特別県営住宅の間取りは 3LDK であり 約 60 m2と約 70 m2の広さのものがある 特別県営住宅は外観が県営住宅とほとんど変わらず 面積が若干広い

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出雲市 都市建設部 建築住宅課 出雲市公営住宅等 長寿命化計画

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高齢者住宅施策の現状と今後の方向性

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鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における


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表紙

相模原市住宅基本計画 概要版

78 成蹊大学経済学部論集第 44 巻第 1 号 (2013 年 7 月 ) % % 40%

日影許可諮問(熊野小学校)

(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1


地域住宅計画 計画の名称鳥取市地域都道府県名鳥取県作成主体名計画期間平成 22 年度 ~ 26 年度 鳥取市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 1 鳥取市の概要鳥取市は鳥取県東部に位置する県庁所在地で 平成 16 年 11 月 1 日に国府町 福部村 河原町 用瀬町 佐治村 気高町 鹿野町 青谷町

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建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の同意の取扱い基準 平成 18 年 6 月 1 日東広島市建築審査会 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号の規定により許可を行う場合, 次 に定める基準のいずれかに該当する建築物の敷地については, 建築審査会

定住意向で 今後も住み続けたい が過半数 ( 約 60%) を占めている 高齢者 障がい者対策で 身近なデイサービスの拡充 道路 公共施設のバリアフリー 相談窓口 等を求める意見が多い 子育て支援では 公園 保育所 児童館の整備 が多い 3) 周辺環境について より広い 地区単位の区分では以下のよう

②鳥取県地域住宅計画3期(当初)

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Microsoft Word - 01概要版.docx

24 7 団地の修繕 改良UR 都市機構では 主に昭和 40 年代から 50 年代前半に管理開始した賃貸住宅について 居住水準の向上に資することを目的として お住まいの方からのお申し込みに基づき 浴室 設備の改良 ( シャワー付ふろがま 大型浴槽 ( シャワー付 ) の設置 ) を行っています なお

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

建設の施工企画 特集 5 長寿命化 維持管理 リニューアル 住宅の長寿命化への取組 国土交通省住宅局住宅生産課 今後の住宅政策においては これまでの つくっては壊す フロー消費型社会から いいものをつくっ て きちんと手入れして 長く大切に使う という ストック重視型への転換を図ってい


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大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

居住面積水準 住生活基本計画 (H28.3 閣議決定 ) において 最低居住面積水準及び誘導居住面積水準を定めている 最低居住面積水準は 健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積の基準である 誘導居住面積水準は 豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要

災害公営住宅について(ガイドブック)1-2p

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地域住宅計画 計画の名称地域住宅計画 (Ⅲ 期 ) 都道府県名鳥取県作成主体名計画期間平成 28 年度 ~ 32 年度 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 1 の概要は鳥取県西部に位置する地方商業都市で 北側に日本海 東側に秀峰大山と自然豊かなまちである 気象に関しては 降雨日数 曇天日数が多い山陰

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

マンション棟数密度 ( 東京 23 区比較 ) 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区

設 機能の見直しハード面の効率化財源確保1-3. 再配置パターン ( 手法 ) の考え方 再配置計画の検討に向けて 公共施設の再配置を う場合の基本的なパターン ( 手法 ) について整理し それらの効果についても確認していきます 施設の再配置にあたっては 厳しい財政状況の中 人口が減少傾向にあるこ

4. エレベータホール ( 設置する場合 ) 5. エレベーター ( 設置する場合 ) 6. 共用廊下 共用階段 ること 共用玄関等からの見通しが確保されていない場合には 見通しを補完する対策が講じられていること 照明設備 1 共用メールコーナーの照明設備は 床面において50ルクス以上の平均水平面照

3改正住まいプラン

231206:市原市地域住宅計画(二期)(第2回変更H26.2)

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

住まい まちづくりの基本目標と基本的施策の展開方向 1. 住まい まちづくりの理念と基本目標 だれもが安心して住み続けたいと感じる魅力ある とだ の住まい まちづくり を政策の基本理念とし これを実現するために次の 3 つを基本目標として総合的な施策を図るものとします 基本目標 -Ⅰ 多様なニーズに

3章.xdw

イメージ図 ( 医療施設の場合 ) イメージ図 ( 誘導施設 : 地域医療支援病院の場合 ) 5 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 108 条並びに都市再生特別措置法施行令第 35 条 第 36 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

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Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

目次 ( )

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

東京都建築安全条例の見直しの考え方

地域住宅計画 計画の名称境港市地域都道府県名鳥取県作成主体名計画期間平成 29 年度 ~ 33 年度 境港市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 1 境港市の概要境港市は鳥取県の北西部 弓浜半島の北端に位置し 東は美保湾に西は中海に 北は境水道をへだてて島根県松江市美保関町に相対し 南は米子市と接し

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

2 スプリンクラー設備の設置基準の見直し 消防法施行令第 12 条第 1 項関係 スプリンクラー設備を設置しなければならない防火対象物又はその部分に 次に掲げるもの 火災発生時の延焼を抑 制する機能を備える構造として総務省令で定める構造を有するものを除く で延べ面積が 275 m2未満のものが追加さ

スライド 1

(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

置づけを明確にして 共同施設の地域開放など まちの機能の補完 或いは連携を図りながら 整備を進めます 面整備との一体的なまちづくりの例 2. 団地計画 コミュニティ形成への配慮について周辺地域に開かれた住棟配置計画やオープンスペース 地域コミュニティスペースの設置等により 周辺地域とのコミュニティ形

などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

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第1号様式(第9条第1項関係)

(1) 公営住宅の状況 1 公営住宅入居者の状況 1) 住宅の所有関係別低所得者の状況公営住宅制度では 高齢者等の裁量階層を除いて 認定月額所得 15.8 万円以下の世帯が入居資格を有しており 当該世帯 ( モデル :3 人世帯 ) の年収は概ね 400 万円未満の世帯が対象となる 本県において 民

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計

平成25年住宅・土地統計調査 集計項目別統計表一覧

( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 50 条及び第 52 条第 5 項の規定により, 周辺環境との調和のとれた斜面地建築物の敷地の利用を図り, もってその周辺における良好な居住環境の確保に資するため, 斜面地建築物の階数に

設計内容説明書 ( バリアフリー性 : 等級 3 対応 ) 専用部分 ( 第二面 ) 手すり 通路及び出入口の幅員 ( 日常生活空間 ) 寝室 便所及び浴室 ( 日常生活空間 ) 廊下階段 ( 開放されている側 ) 転落防止 手すり子 通路 出入口 ( バルコニー勝手口を除く ) 浴室 便所 特定寝

1 章はじめに 1 計画の目的 本市では 平成 22 年度に 恵庭市公営住宅等長寿命化計画 を策定し 公営住宅等の整備活用方針を定め 計画に基づき恵央団地建替事業や旭団地改善事業など具体的な整備活用を推進しています しかしながら 計画策定後 5 年が経過し 恵庭市を取り巻く住宅事情は急速な変化が見込

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

( 新 ) 藤沢都市計画住宅市街地の開発整備の方針 平成年月 神奈川県 藤沢 住宅 -1

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

Microsoft Word - 【資料3】表紙

2-1 沖縄県の住宅事情 (1) 人口 世帯数及び住宅ストックの状況 1 平成 22 年 ~42 年に人口 2.7% 増 ( 全国 :8.9% 減 ) 世帯数 13.0% 増 ( 全国 :5.9% 減 ) 推計によると 本県は人口 世帯数ともに平成 37 年まで増加する ( 全国では人口 H22 世

消防法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 参考資料 ) 別紙 1 1 改正理由 (1) 背景住宅宿泊事業法 ( 平成 9 年法律第 65 号 ) が平成 30 年 6 月 15 日に施行され 住宅宿泊事業に係る事前の届出が同年 3 月 15 日に開始された ( 住宅宿泊事業法の施行期

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青森県高齢者居住安定確保計画 ( 案 ) 平成年月 青森県

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

Microsoft Word - 法第43条第2項第2号許可基準

地域住宅計画 計画の名称 岐阜県地域住宅計画 都道府県名岐阜県作成主体名 計画期間 1 地域の住宅政策の経緯及び現況 平成 28 年度 ~ 32 年度 岐阜県 高山市 美濃加茂市 瑞穂市 海津市 垂井町 揖斐川町 坂祝町 川辺町 平成 23 年度から平成 27 年度までの 5 年間 岐阜県地域住宅計

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

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Microsoft PowerPoint - 資料2 国交省提出資料

相続財産の評価P64~75

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地域住宅支援 計画の名称計画の期間 1 下田市地域住宅等整備計画 ( 地域住宅計画 ) 平成 27 年度 ~ 平成 31 年度 (5 年間 ) 交付対象下田市 ( 大沢市営住宅 ) 2 棟 36 戸 1-A1-2 ( 上河内市営住宅 ) 1 棟 30 戸 社会資本整備総合交付金 区分 基幹事業 地域

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

Transcription:

第 3 章市営住宅等ストックの活用計画 1 公的賃貸住宅等の供給方針 1) 住宅セーフティネットの考え方 住宅セーフティネット法 に基づく 住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する基本的な方針 において 住宅確保要配慮者 ( 低額所得者 被災者 高齢者 障がい者 子どもを育成する家庭その他住宅の確保に特に配慮を要する者 ) については 既存の公的賃貸住宅 ( 公営住宅 地域優良賃貸住宅 機構 公社住宅等 ) の有効活用を図りつつ 公的賃貸住宅の適切な供給の促進に関し必要な措置を講ずるように努めなければならないとされています 安中市においては 住宅セーフティネット法の基本方針を踏まえ 住宅確保要配慮者世帯が最低限の居住水準を確保しつつ 健康で文化的な住生活を送ることができるよう 既設市営住宅 ( 公営住宅 ) 借上型市営住宅( 公営住宅 ) 及び主な住宅確保要配慮者向け住宅 ( 家賃補助型 ) の公的賃貸住宅等を住宅確保要配慮者世帯対応住宅として位置づけ 既存市営住宅ストックの有効活用を基本としつつ 必要に応じて既存民間賃貸住宅を活用した住宅の供給を図ることにより 住宅セーフティネット の構築を目指します 住宅セーフティネットの体系 住宅確保要配慮者世帯対応住宅 公的賃貸住宅等 既設市営住宅 ( 公営住宅 ) 借上型市営住宅 ( 公営住宅 ) 主な住宅確保要配慮者向け住宅 ( 家賃補助型 ) 借上型市営住宅民間の土地所有者等が建設する 又は所有する賃貸住宅を借上げ 市営住宅 ( 公営住宅 ) として転貸する住宅 主な住宅確保要配慮者向け賃貸住宅 ( 家賃補助型 ) 民間の土地所有者等が所有する賃貸住宅で 一定の家賃補助の対象となる 主な住宅確保要配慮者向けの住宅 - 52 -

2) 主な住宅確保要配慮者世帯の推計統計データを用いた世帯数の把握が可能な属性で 公営住宅を除く借家に居住する主な住宅確保要配慮者世帯は 住宅セーフティネットの構築に向けた施策企画立案マニュアル ( 国土交通省住宅局 ) に基づき 国勢調査及び住宅 土地統計調査等の市データを用いて算出すると 以下のようになります 主な住宅確保要配慮者世帯推計使用データ 使用資料 算定式等 対象世帯 資料 算定式等 平成 22 年 国勢調査 ( 市 ) 一般世帯 平成 27 年 日本の世帯数の将来推計 ( 県 ) 県内世帯比率 ( 市 ) 平成 37 年 日本の世帯数の将来推計 ( 県 ) 県内世帯比率 ( 市 ) 平成 22 年 国勢調査 ( 市 ) 高齢単身世帯 平成 27 年 日本の世帯数の将来推計 高齢単身世帯比率 ( 市 ) 平成 37 年 日本の世帯数の将来推計 高齢単身世帯比率 ( 市 ) 平成 22 年 国勢調査 ( 市 ) 高齢夫婦のみ世帯 平成 27 年 日本の世帯数の将来推計 高齢夫婦のみ世帯比率 ( 市 ) 平成 37 年 日本の世帯数の将来推計 高齢夫婦のみ世帯比率 ( 市 ) 平成 22 年 国勢調査 ( 市 ) 障がい者世帯 平成 27 年 日本の世帯数の将来推計 障がい者世帯比率 ( 全国 ) 平成 37 年 日本の世帯数の将来推計 障がい者世帯比率 ( 全国 ) 平成 22 年 国勢調査 ( 市 ) 子育て世帯 平成 27 年 日本の世帯数の将来推計 子育て世帯比率 ( 市 ) 平成 37 年 日本の世帯数の将来推計 子育て世帯比率 ( 市 ) 平成 22 年 国勢調査 ( 市 ) 外国人世帯 平成 27 年 日本の世帯数の将来推計 外国人世帯比率 ( 県 ) 平成 37 年 日本の世帯数の将来推計 外国人世帯比率 ( 県 ) 高齢単身世帯比率 平成 22 年国勢調査 ( 市 ) 高齢夫婦のみ世帯比率 平成 22 年国勢調査 ( 市 ) 障がい者世帯比率 平成 18 年障害者白書 ( 全国 ) 子育て世帯比率 平成 22 年国勢調査 ( 市 ) 借家種別世帯比率 平成 20 年住宅 土地統計調査 ( 市 ) 収入階級別世帯構成別比率 平成 20 年住宅 土地統計調査 ( 市 ) 家賃負担限度率 平成 7 年住宅宅地審議会 ( 標準値 ) 地域係数 ( 市 ) 日本の世帯数の将来推計 ( 平成 21 年 12 月推計 ) 国立社会保障 人口問題研究所 項目 最低居住面積水準 ( m2 ) 公営住宅入居月収基準 算定条件条件等住生活基本計画 ( 全国計画 ) 別紙 4 による原則階層 158,000 円 / 月裁量階層 214,000 円 / 月 最低居住面積水準 ( m2 ) 延べ床面積 延べ床面積 1 人世帯 25.0 4 人世帯 50.0 2 人世帯 30.0 5 人世帯 57.0 3 人世帯 40.0 6 人世帯 67.0-53 -

主な住宅確保要配慮者世帯 ( 公営住宅入居資格世帯 ) 推計結果 収入 公営住宅を除く借家に居住する世帯 収入分位 40% ( 公営住宅裁量階層 ) 収入分位 25% ( 公営住宅原則階層 ) 4-A 3-2 3-1 4-C 著しい低年収 1 2 4-B 最低居住面積水準 居住面積水準 主な住宅確保要配慮者世帯推計結果 著しい困窮世帯 著しい低年収以上で公営住宅入居資格がある高齢者等 (12 は除く ) 著しい低年収未満 1 かつ最低居住面積水準未満の住戸に居住する世帯 1 著しい低年収未満かつ高い家賃負担で最低居住面積水準以上の住戸に居住する世帯 2 原則階層 3-1 裁量階層 3-2 計 高齢単身 夫婦のみ世帯 2 障がい者世帯 3 子育て世帯 4 外国人世帯 5 計 高齢単身 夫婦のみ世帯 障がい者世帯 子育て世帯 著しい低年収以上かつ最低居住面積水準未満の住戸に居住する世帯 4-A 著しい低年収未満かつ最低居住面積水準以上の住戸に居住する世帯 4-B 著しい低年収以上かつ最低居住面積水準以上の住戸に居住する世帯 4-C 合計 計 平成 34 年度 78 世帯 44 世帯 122 世帯 369 世帯 268 世帯 55 世帯 55 世帯 747 世帯 147 世帯 44 世帯 27 世帯 218 世帯 51 世帯 82 世帯 133 世帯 1,353 世帯 ( セーフティネット供給量算出プログラムによる ) 1 収入に占める家賃負担割合が一定 ( 限度率 ) の範囲内で最低居住面積水準以上の借家に居住できない年収 2 60 歳以上の単身世帯及び世帯主年齢が 60 歳以上の夫婦のみ世帯 3 各種手帳交付者を含む世帯で 民営借家のみを対象とし 16.1% を高齢者世帯と仮定 4 6 歳未満の親族のいる世帯 5 永住権のない外国人のいる世帯で 単身世帯は単身高齢者世帯のみを対象 - 54 -

3) 公的賃貸住宅等の供給方針 公的賃貸住宅等は 主な住宅確保要配慮者世帯 ( 公営住宅入居資格世帯 ) の推計結果を踏 まえ 以下の世帯を対象として供給を図ります (1) 既設市営住宅既設市営住宅は 現況のストック数を考慮し 民間賃貸住宅市場では自力で住宅確保が困難な 著しい困窮世帯 ( 著しい低年収未満かつ最低居住面積水準未満の住戸に居住する世帯 1 及び 著しい低年収未満かつ高い家賃負担で最低居住面積水準以上の住戸に居住する世帯 2 ) 並びに 著しい低年収以上で公営住宅入居資格がある高齢者等 の 原則階層 3-1 のうち 高齢単身 夫婦のみ世帯の 30% 1 及び障がい者世帯の 50% 2 を除く世帯を対象に 優先入居等の措置を講じ 真に住宅に困窮する低額所得者世帯に対する住宅セーフティネットの中核として供給を図ります (2) 借上型市営住宅及び主な住宅確保要配慮者向け住宅 ( 家賃補助型 ) 借上型市営住宅及び主な住宅確保要配慮者向け住宅 ( 家賃補助型 ) は 著しい低年収以上で公営住宅入居資格がある高齢者等 の 原則階層 3-1 のうち 高齢単身 夫婦のみ世帯の 30% 及び障がい者世帯の 50% 並びに 裁量階層 3-2 著しい低年収以上かつ最低居住面積水準未満の住戸に居住する世帯 4-A 著しい低年収未満かつ最低居住面積水準以上の住戸に居住する世帯 4-B 著しい低年収以上かつ最低居住面積水準以上の住戸に居住する世帯 4-C を対象に 地域の実状に配慮しながら供給促進を図ります 公的賃貸住宅等の対象世帯 種別対象世帯対象世帯数 著しい低年収未満かつ最低居住面積水準未満の住戸に居住する世帯 1 78 世帯 既設市営住宅 ( 公営住宅 ) 著しい困窮世帯 著しい低年収未満かつ高い家賃負担で最低居住面積水準以上の住戸に居住する世帯 2 44 世帯 著しい低年収以上で公営住宅入居資格がある高齢者等 原則階層 3-1 のうち 高齢単身 夫婦のみ世帯の 30% 及び障がい者世帯の 50% を除く世帯 502 世帯 1 担当部局との協議により 高齢者施設への入居等を考慮して設定した 2 平成 23 年 10 月 1 日現在における手帳保持者のうち 現状の市営住宅形態での居住が可能と考えられる者の割合が約 50% と算出されることから この数値に基づき対象とする世帯の比率を設定した - 55 -

2 市営住宅ストックの活用方針 1) ストック活用の基本方針 基本方針 1 真に住宅に困窮する世帯に対応した住宅の供給 (1) 自力では最低居住面積水準を満たす住宅に住むことができない世帯への対応 現在 最低居住面積水準に満たない民営借家 給与住宅に住み 自力では最低居住面 積水準を満たす住宅に住むことができない世帯を対象とした住宅の供給を図ります 最低居住面積水準単身者 25 m2 2 人以上の世帯 10 m2 世帯人数 + 10 m2住生活基本計画 ( 全国計画 ) (2) 高齢者 障がい者 子育て世帯への対応 高齢者 障がい者 子育て世帯等を対象とした住宅の供給と居住環境の提供を図り いつでも安定した居住が確保できる住宅セーフティネットの充実を図ります (3) 緊急時に対応した住宅の確保 災害時の一時的住宅困窮者等に対する空住戸の確保など 緊急時に対応した住宅の確 保を図ります 基本方針 2 入居需要と適正管理を踏まえた住宅ストックの活用 (1) 小規模団地の統廃合による老朽化した団地の建替え 用途廃止地域需要のバランスを踏まえつつ 著しく老朽化した小規模団地の統廃合を行い 各団地の建替え 用途廃止を進めます 管理がしやすく 居住水準が高い住宅を供給します また 用途廃止に伴う住宅跡地を活用し 良好な住宅地の形成を図ります (2) 居住水準及び居住環境の向上を図る改善の実施 住宅の老朽化に対応して 入居者の意識に配慮しつつ 居住性向上や長寿命化を目的 とした改善を進め 快適に居住できる住宅の供給を図ります (3) 管理コストの縮減 日常点検 修繕 改善等に関する計画的な実施体制を構築し 維持管理に要する費用 を縮減するとともに ライフサイクルコスト に配慮した設計 工法を導入し 住宅の 長寿命化を図り 管理コストの縮減を進めます 建物の設計費用 建築費用から光熱費 修繕費 保全費の維持管理費用や最後の解体 廃棄する費用までの 建物の全生涯に要する費用の総額 - 56 -

基本方針 3 安全で暮らしやすい住宅づくり (1) 安心して暮らせる居住環境の確保バリアフリー化等の福祉対応や防火 避難等の安全性確保を目的とした改善や公園 開放的なオープンスペースの設置など 居住者の交流や周辺を含めたコミュニティが形成され 安心して暮らせる居住環境の確保を図ります (2) 利便性の高い住宅ストックの確保 公共公益施設や生活施設が集積する場所にある住宅の建替え 改善を推進し 日常生 活の利便性の高い住宅ストックの確保を図ります (3) 福祉施策との連携 福祉施策との連携により 福祉サービス環境が確保され 介護がしやすく 高齢者に も使いやすい住宅の供給を図り 安心して生活できる居住環境づくりを進めます (4) 環境と調和する住宅の供給県産材や再生建築資材の利用と建設廃棄物の減量等により 循環型社会を形成する一助となる住宅づくりを進め 地域の気候 風土 環境に配慮し 環境の負荷を軽減する住宅の供給を図ります 基本方針 4 入居世帯の構成に柔軟に対応した住宅の活用 (1) 各年代層が一緒に住む多様なコミュニティの形成従来のファミリー層だけでなく 増加する単身者や夫婦のみの高齢者世帯等それぞれの世帯構成に対応できる住戸を供給するとともに 各年代層が一緒に住む多様なコミュニティの形成を図ります (2) 入居者の世帯構成からみた適正なタイプの住宅供給 構造的に不安のある 老朽化の著しい住宅の建替えや 用途廃止を進めるとともに 建替えに合わせ 各入居者の世帯構成からみた適正なタイプの住宅供給を図ります (3) 適正入居の促進 高齢者世帯 単身者世帯等の世帯構成に応じた適切な住戸への住み替えや真に住宅に 困窮する世帯が入居できるよう適正入居の促進を図ります - 57 -

2) 整備水準 (1) 基本的な整備水準敷地 住宅 共同施設の基本的な整備水準は 公営住宅等整備基準 ( 平成 23 年 12 月 ) に準拠するものとします 敷地の基準 住宅の基準 共同施設の基準 基本的な整備水準 項目内容 位置の選定 敷地の安全等 住棟等の基準 住宅の基準 住戸の基準 住戸内の各部 共用部分 附帯施設 児童遊園 集会所 広場及び緑地 通路 災害の発生のおそれが多い土地及び公害等により居住環境が著しく阻害されるおそれがある土地をできる限り避け かつ 通勤 通学 日用品の購買その他入居者の日常生活の利便を考慮して選定する 地盤の軟弱な土地 がけ崩れ又は出水のおそれがある土地その他これらに類する土地であるときは 地盤の改良 擁壁の設置等安全上必要な措置を講じる 雨水及び汚水を有効に排出し 又は処理するために必要な施設を設ける 住棟その他の建築物は 敷地内及びその周辺の地域の良好な居住環境を確保するために必要な日照 通風 採光 開放性及びプライバシーの確保 災害の防止 騒音等による居住環境の阻害の防止等を考慮して配置する 住宅には 防火 避難及び防犯のための適切な措置を講じる 住宅には 原則として外壁 窓等を通しての熱の損失の防止その他の住宅に係るエネルギーの使用の合理化を適切に図るための措置を講じる 住宅の床及び外壁の開口部には 原則として当該部分の遮音性能の確保を適切に図るための措置を講じる 住宅の構造耐力上主要な部分及びこれと一体的に整備される部分には 原則として劣化の軽減を適切に図るための措置を講じる 住宅の給水 排水及びガスの設備に係る配管には 原則として構造耐力上主要な部分に影響を及ぼすことなく点検及び補修を行うことができるための措置を講じる 一戸の床面積の合計 ( 共同住宅は共用部分の床面積を除く )25 m2以上 給水 排水及び電気の設備並びに便所を設ける 原則として炊事 入浴 ガス及びテレビジョン受信の設備並びに電話配線を設ける 原則として居室内における化学物質の発散による衛生上の支障の防止を図るための措置を講じる 原則として移動の利便性及び安全性の確保を適切に図るための措置その他の高齢者等が日常生活を支障なく営むことができるための措置を講じる 通行の用に供する共用部分には 原則として高齢者等の移動の利便性及び安全性の確保を適切に図るための措置を講じる 入居者の衛生 利便等及び良好な居住環境の確保に支障が生じないように考慮して必要な自転車置場 物置 ごみ置場等を設ける 位置及び規模は 敷地内の住戸数 敷地の規模及び形状 住棟の配置等に応じて 入居者の利便及び児童等の安全を確保した適切なものとする 位置及び規模は 敷地内の住戸数 敷地の規模及び形状 住棟及び児童遊園の配置等に応じて 入居者の利便を確保した適切なものとする 位置及び規模は 良好な居住環境の維持増進に資するよう考慮する 通路は 敷地の規模及び形状 住棟等の配置並びに周辺の状況に応じて 日常生活の利便 通行の安全 災害の防止 環境の保全等に支障がないような規模及び構造で合理的に配置する 通路における階段は 高齢者等の通行の安全に配慮し 必要な補助手すり又は傾斜路を設ける ( 公営住宅等整備基準 ) - 58 -

(2) 高齢者に配慮した整備水準 高齢者に配慮した整備水準は 高齢者が居住する住宅の設計に係る指針 ( 平成 21 年国土交通省告示第 906 号 ) に準拠し 基本レベルを満たします 高齢者が居住する住宅の設計に係る指針 の趣旨 この指針は 高齢者が居住する住宅において 加齢等に伴って心身の機能の低下が生じた場合にも 高齢者がそのまま住み続けることができるよう 一般的な住宅の設計上の配慮事項を示すとともに 現に心身の機能が低下し 又は障害が生じている居住者が住み続けるために必要とされる 当該居住者の状況に応じた個別の住宅の設計上の配慮事項を示すものである 指針第 2~ 第 4 高齢者の居住する住宅及び屋外部分について 高齢者の移動等 ( 水平移動 垂直移動 姿勢の変化及び寄りかかりの各行為 ) に伴う転倒 転落等の防止のための基本的な措置 介助が必要である場合を想定し 介助用車いす使用者が基本生活行為 ( 日常生活空間 で行われる排泄 入浴 整容 就寝 食事 移動その他これらに伴う行為 ) を行うことを容易にするための基本的な措置等を確保するための一般的な住宅の設計上の配慮事項を示すものとする また 事項によっては 上記の基本的な措置等に係る仕様を基本レベルとして示すとともに 高齢者の移動等に伴う転倒 転落等の防止に特に配慮した措置又は介助が必要である場合を想定し 介助用車いす使用者が基本生活行為を行うことを容易にすることに特に配慮した措置等に係る仕様を推奨レベルとして示すものとする 指針第 5 現に心身の機能が低下し 又は障害が生じている居住者がいる場合には 一般的に必要な設計上の配慮事項を前提としつつ 当該居住者の状況に応じた設計上の配慮に係る考え方を示すものとする 日常生活空間 : 高齢者の利用を想定する一の主たる玄関 便所 浴室 脱衣室 洗面所 特定寝室 食事室及び特定寝室の存する階 ( 接地階 を除く ) にあるバルコニー 特定寝室の存する階にあるすべての居室並びにこれらを結ぶ一の主たる経路をいう 特定寝室 : 高齢者等が利用する寝室または入居者が将来高齢化した場合などに利用予定の居室 接地階 : 地上階のうち最も低い位置に存する階 - 59 -

3) 将来ストック数 (1) ストック数の考え方市営住宅の目標ストック数は 現入居世帯に対応する住戸 緊急時等に対応する住戸 要配慮者世帯に対応する住戸を対象として設定します ストック数の考え方考え方 現入居世帯に対応する住戸 計画期間内に退去する世帯を除いた現在入居する世帯のうち 収入超過していない世帯に対応する住戸 緊急時等に対応する住戸 災害等の緊急時に必要とする世帯に対応する住戸及び老朽化により募集停止する住戸で政策的に確保する住戸 要配慮者世帯に対応する住戸 住宅セーフティネット法 で示す主な住宅確保要配慮者 のうち 著しい低年収未満 で最低居住面積水準未満の住戸に居住する世帯に対応する住戸 著しい低年収未満 : 家賃負担限度率の範囲内では最低居住面積水準を満たす借家に入居できない年収 住宅セーフティネット法 : 住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給促進に関する法律 主な住宅確保要配慮者 : 統計データを用いた世帯数の把握が可能な属性で公営住宅を除く借家に居住する世帯 (2) 将来必要ストック数 市営住宅の将来必要ストック数は 次ページの算定結果から 以下のようになります 将来必要ストック数 現入居世帯に対応する住戸 392 戸 緊急時等に対応する住戸 11 戸 要配慮者世帯に対応する住戸 489 戸 将来必要ストック数 ( 計 ) 892 戸 (3) 目標ストック数の設定市営住宅の目標ストック数は 将来必要ストック数を踏まえ 以下のとおりとします 市営住宅目標ストック数 892 戸 - 60 -

現入居世帯に対応する住戸数算定結果 現入居世帯に対応する住戸は 市営住宅等現入居世帯 計画期間に退去する世帯 収入超過 率から 以下のように算出される 現入居世帯に対応する住戸 現入居世帯 退去する世帯 収入超過率 392 戸 =( 969 戸 - 541 戸 ) (100-8.4)% 計画期間における退去数 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 入居総数 959 950 941 931 922 913 904 895 886 877 退去数 57 56 55 55 54 54 53 53 52 52 入居総数 = 前年度入居総数 政策空家率 退去数 = 入居総数 退去率 ストック数算出データ 累計 541 市営住宅等現入居世帯数 969 世帯 市営住宅収入超過率 ( 収入超過世帯 現入居世帯 ) 8.4% 政策空家率 ( 緊急対応空家数 管理戸数 ) 1.0% 市営住宅等最近 3 年間平均退去率 ( 退去世帯数 / 入居世帯数 ) 5.9% [ 平成 24 年 8 月 1 日現在 ] 緊急時等に対応する住戸数算定結果 緊急時等に対応する住戸は 市営住宅現管理戸数 政策空家率から 以下のように算出される 緊急時等対応世帯 市営住宅管理戸数 政策空家率 11 戸 = 1,111 戸 1.0 % * 政策空家率 : 老朽化による募集停止率を考慮して設定 市営住宅ストックデータ市営住宅管理戸数 1,111 戸 緊急時対応世帯 11 戸 老朽化による募集停止率 [( 募集停止空家数 + 緊急対応 ) 管理戸数 ] 1.0 % [ 平成 24 年 8 月 1 日現在 ] 要配慮世帯に対応する住戸数算定結果 市営住宅で措置する要配慮者世帯に対応する住戸は 主な住宅確保要配慮者世帯推計結果 の著し い困窮世帯 12 及び著しい低年収以上で公営住宅入居資格がある高齢者等の原則階層 3-1 のうち 高 齢単身 夫婦のみ世帯の 30% 及び障がい者世帯の 50% を除く世帯を対象とし 県営住宅と分担する と以下のように算出される 著しい困窮世帯 12 著しい低年収以上で公営住宅入居資 要配慮者世帯に対応する住戸数 格がある高齢者等 3-1 市営住宅分担率 489 戸 = 624 世帯 78.4% 市営住宅分担率 78.4% 平成 25 年 3 月 31 日現在における県営住宅の住戸数 (306 戸 ) と市営住宅の住戸数 (1,111 戸 ) の比率により算出 - 61 -

3 ストック活用手法の選定 1) ストック活用手法 ストック活用のための手法は 以下に示すとおり 建替 維持管理 用途廃止とします ストック活用手法及び内容 手法内容 建替 公営住宅を除去し その土地の全部又は一部の区域に新たに公営住宅を建設するもので他団地への統合もしくは非現地建替えを含む 標準管理期間 木造 :30 年 簡易耐火構造 :30 年 耐火構造 :70 年 維持管理 全面的改善 個別改善 公営住宅の住棟単位又は団地単位で行われる全面的な改善又はこれに準ずる改善を行う事業で少なくとも次に掲げる改善を行うもの 1 躯体以外の内装 設備等住戸内部全体又は大部分にわたって行う住戸改善 a. 居住性向上型 b. 福祉対応型 2 共用部分改善 a. 福祉対応型 (4 階以上でエレベータの設置を含む ) b. 安全性確保型 3 屋外 外構改善 a. 福祉対応型 標準管理期間 改善後 30 年以上 規模増改善 住戸改善 共用部分改善及び屋外 外構改善を行う事業で次に掲げる改善を行うもの 1 規模増改善 公営住宅の住戸の増築 複数住戸の結合又は戸境の変更その他の改善で居住室の床面積の増加を行うもの 2 住戸改善 公営住宅等の住戸部分 ( バルコニー部分を含む ) の改善を行うもの a. 居住性向上型 b. 福祉対応型 c. 安全性確保型 d. 長寿命化型 3 共用部分改善 公営住宅等の共用部分の改善を行うもの a. 居住性向上型 b. 福祉対応型 c. 安全性確保型 d. 長寿命化型 4 屋外 外構改善 公営住宅等の屋外及び外構部分 ( 共同施設を含む ) の改善を行うもの a. 居住性向上型 b. 福祉対応型 c. 安全性確保型 d. 長寿命化型 標準管理期間 改善後 10 年以上 用途廃止 居住性向上型 福祉対応型 安全性確保型 長寿命化型 修繕 公営住宅の効用を維持するために行う経常修繕 ( 経常的に必要となる小規模修繕 ) 計画修繕 ( 修繕周期等に基づき計画的に実施すべき大規模修繕 ) 等 以下の場合に公営住宅としての用途を廃止すること 1 公営住宅又は共同施設が災害その他の特別の事由により これを引き続き管理することが不適当であると認める場合 2 耐用年限を勘案して国土交通大臣の定める期間を経過した場合 3 国土交通大臣の承認を得た建替計画にかかる公営住宅建替事業の施行のため必要がある場合 : 公営住宅等における利便性 衛生 快適性等居住性の向上のための設備等の改善 : 高齢者 障がい者等の公営住宅等における居住の円滑化のための設備等の改善 : 公営住宅等の耐震性 耐火性等安全性を確保するための設備等の改善 : 公営住宅等の劣化防止 耐久性向上及び維持管理の容易化のための設備等の改善 - 62 -

2) 活用手法の選定フロー 活用手法の選定は 公営住宅等長寿命化計画策定指針 ( 平成 21 年 3 月 ) を踏まえつつ 以下の手順で行います 1 一次判定 団地単位に 用途廃止又は継続活用の判定を行う 用途廃止又は継続活用の判定は 立地条件 敷地条件 統合条件の 3 つの項目について それぞれの評価基準に基づき評価を行い 一次判定基準にしたがって判定する 2 二次判定 住棟単位に 建替 維持管理 用途廃止の判定を行う 建替 維持管理 用途廃止の判定は 老朽性 居住水準 入居状況( 需要 ) の 3 つの項目について それぞれの評価基準に基づき評価を行い 二次判定基準にしたがって判定する 3 手法の選定 二次判定の結果から 各団地別住棟別に建替 維持管理 用途廃止を選定する 活用手法選定フロー 団地単位の判定 ( 一次判定 ) 団地別に立地条件 敷地条件 統合条件の評価 団地別に用途廃止又は継続活用を判定 住棟単位の判定 ( 二次判定 ) 住棟別に老朽性 居住水準 入居状況 ( 需要 ) の評価 住棟別に建替 維持管理 用途廃止を判定 団地単位 住棟単位の活用手法の選定 団地別住棟別に建替 維持管理 用途廃止を選定 - 63 -

3) 活用手法の選定 (1) 団地単位の判定 ( 一次判定 ) 立地条件 敷地条件 統合条件の 3 項目について それぞれの評価基準に基づき評価を行い 一次判定基準に従って判定した結果は 以下のとおりです 評価項目 団地単位の評価基準 評価基準 立地条件 中心市街地又は地域の中心地に位置し 日照等の居住環境が良い 中心市街地周辺又は集落地に位置し 日照等の居住環境が良い 交通 買い物等の利便性に欠けるか又は日照等の居住環境が悪い 敷地条件 統合条件 規模が概ね 1,000 m2以上で地形 敷地形状や接道が良い 規模が概ね 1,000 m2以上で地形 敷地形状又は接道が良いとはいえない 規模が概ね 1,000 m2に満たない規模か又は規模は 1,000 m2以上だが地形 敷地形状や接道が悪い 近隣の団地と一体的団地を形成することが可能である 近隣に 3,000 m2以上の老朽化した大規模団地又は建替用地がある 住宅の種別が公営住宅以外 又は 近隣に 3,000 m2以上の老朽化した大規模団地又は建替用地がない 一次判定基準判定基準立地条件又は敷地条件の評価に がある ただし 統合条件が〇の場合は除く 上記以外 手法 用途廃止 継続活用 - 64 -

団地名 敷地面積 ( m2 ) 団地単位判定結果 ( 棟 戸 ) 棟数戸数建設年度 立地条件 敷地条件 統合条件 一次判定 地尻団地 2,534 5 5 S28 継続活用 内出団地 1,554 4 4 S37 継続活用 植松団地 1,305 4 5 S28 継続活用 芸の宮団地 2,336 2 28 H3 継続活用 下の堀団地 1,142 6 7 S30 継続活用 川原町団地 1,287 6 7 S31 継続活用 上町南団地 1,886 6 6 S31 継続活用 走落団地 1,454 6 6 S33 継続活用 小丸田団地 1,606 9 9 S33 継続活用 芝原西団地 1,821 3 6 S34 継続活用 田尻団地 1,982 5 7 S34 継続活用 原市団地 32,111 10 234 H7~15 継続活用 雲雀団地 5,676 16 25 S42~56 継続活用 遠丸団地 32,422 24 114 S44~49 継続活用 秋間団地 8,846 6 96 S50~52 継続活用 並木団地 19,592 10 132 S53~58 継続活用 藤山団地 8,914 4 64 S57~58 継続活用 米山団地 12,367 5 80 S60~H1 継続活用 西北谷戸団地 1,069 4 8 S34 継続活用 新田南団地 2,668 7 9 S34 継続活用 諏訪前団地 15,069 24 76 S37~48 継続活用 渡戸団地 3,629 8 16 S43~44 継続活用 東光寺団地 4,241 6 22 S49 継続活用 細野原団地 1,268 1 3 S49 継続活用 平団地 5,201 3 13 S51~53 継続活用 平第 2 団地 1,570 2 4 H1 継続活用 川久保団地 3,540 2 8 S56~57 継続活用 朝日団地 6,608 4 48 S59~62 継続活用 塚越団地 5,328 4 57 H8~11 継続活用 山崎団地 1,847 2 10 S50 継続活用 東町住宅 448 1 1 S38 用途廃止 内出住宅 350 1 1 S38 用途廃止 - 65 -

(2) 住棟単位の判定 ( 二次判定 ) 老朽性 居住水準 入居状況 ( 需要 ) の 3 項目について それぞれの評価基準に基づき 評価を行い 二次判定基準に従って判定した結果は 以下のとおりです 評価項目 老朽性 居住水準 入居状況 ( 需要 ) 住棟単位の評価基準 評価基準 耐用年数を経過しない 計画期間内に耐用年数の 1/2 を経過する 計画期間内に耐用年数を経過する 住戸面積 40 m2以上で風呂釜 浴槽付浴室有 若しくは改善事業実施 住戸面積 40 m2以上で浴室のみ有 住戸面積 40 m2未満 ( 単身用除く ) かトイレ水洗化が未整備 3 年間平均の応募倍率が 1.0 以上 3 年間平均の応募倍率が 1.0 未満 3 年間応募がない 耐用年数木造 :30 年 簡易耐火構造 :30 年 耐火構造 :70 年 判定基準一次判定が用途廃止一次判定が継続活用で老朽性評価が 一次判定で統合条件が 上記以外 二次判定基準 手法 用途廃止 建替維持管理 住棟単位判定結果 1 ( 棟 戸 ) 団地名 建設年度 構造階数 棟数 戸数 一次判定 老朽性 居住水準 需要 二次判定 地尻団地 S28 木 1 5 5 継続活用 建替 内出団地 S37 木 1 4 4 継続活用 建替 植松団地 S28 木 1 4 5 継続活用 建替 芸の宮団地 H3 耐 4 1 16 継続活用 維持管理 H3 耐 3 1 12 継続活用 維持管理 下の堀団地 S30 木 1 6 7 用途廃止 建替 川原町団地 S30 木 1 1 2 継続活用 建替 S31 木 1 5 5 継続活用 建替 上町南団地 S31 木 1 6 6 継続活用 建替 走落団地 S33 木 1 6 6 継続活用 建替 小丸田団地 S33 木 1 9 9 継続活用 建替 芝原西団地 S34 木 1 3 6 継続活用 建替 田尻団地 S34 木 1 5 7 継続活用 建替 H8 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 H9 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 H10 耐 4 1 24 継続活用 維持管理 原市団地 H11 耐 4 1 28 継続活用 維持管理 H12 耐 4 2 48 継続活用 維持管理 H15 耐 5 1 30 継続活用 維持管理 H16 耐 5 1 40 継続活用 維持管理 S42 木 1 3 3 継続活用 建替 S43 木 1 2 2 継続活用 建替 S44 木 1 1 1 継続活用 建替 S47 木 1 1 1 継続活用 建替 S48 簡 1 1 2 継続活用 建替 雲雀団地 S49 簡 1 1 2 継続活用 建替 S50 簡 1 1 2 継続活用 建替 S51 簡 1 1 2 継続活用 建替 S52 簡 1 1 2 継続活用 建替 S53 簡 1 1 2 継続活用 建替 S54 簡 1 1 2 継続活用 建替 - 66 -

住棟単位判定結果 2 ( 棟 戸 ) 団地名 建設年度 構造階数 棟数 戸数 一次判定 老朽性 居住水準 需要 二次判定 雲雀団地 S55 簡 1 1 2 継続活用 建替 S56 簡 1 1 2 継続活用 建替 S44 簡 1 3 12 継続活用 維持管理 S45 簡 1 2 12 継続活用 維持管理 S46 簡 1 4 18 継続活用 維持管理 S47 簡 1 2 10 継続活用 維持管理 S47 簡 2 1 6 継続活用 維持管理 遠丸団地 S47 簡 1 2 8 継続活用 維持管理 S48 簡 1 5 22 継続活用 維持管理 S48 簡 2 1 6 継続活用 維持管理 S49 簡 1 2 10 継続活用 維持管理 S49 簡 2 1 6 継続活用 維持管理 S49 簡 1 1 4 継続活用 維持管理 S50 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 秋間団地 S51 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 S52 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 S54 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 S54 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 並木団地 S55 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 S56 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 S57 耐 2 1 2 継続活用 維持管理 S58 耐 2 1 2 継続活用 維持管理 藤山団地 S57 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 S58 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 S61 耐 4 1 16 継続活用 維持管理 米山団地 S62 耐 4 1 16 継続活用 維持管理 S63 耐 4 1 16 継続活用 維持管理 H1 耐 4 2 32 継続活用 維持管理 西北谷戸団地 S34 木 1 4 8 継続活用 建替 新田南団地 S34 木 1 7 9 継続活用 建替 S37 木 1 6 10 継続活用 建替 S39 木 1 2 2 継続活用 建替 S44 簡 1 1 4 継続活用 建替 諏訪前団地 S45 簡 1 3 12 継続活用 建替 S46 簡 1 2 8 継続活用 建替 S47 簡 1 5 20 継続活用 建替 S48 簡 1 3 12 継続活用 建替 S48 簡 1 2 8 継続活用 建替 S43 木 1 5 7 継続活用 建替 渡戸団地 S44 木 1 1 1 継続活用 建替 S44 簡 1 2 8 継続活用 建替 東光寺団地 S49 簡 1 6 22 継続活用 建替 細野原団地 S49 簡 1 1 3 用途廃止 建替 S51 簡 1 1 5 継続活用 建替 平団地 S52 簡 1 1 4 継続活用 建替 S53 簡 1 1 4 継続活用 建替 平第 2 団地 H1 木 2 2 4 継続活用 維持管理 川久保団地 S56 簡 2 1 4 継続活用 維持管理 S57 簡 2 1 4 継続活用 維持管理 S59 耐 3 1 12 継続活用 維持管理 朝日団地 S60 耐 3 1 12 継続活用 維持管理 S61 耐 3 1 12 継続活用 維持管理 S62 耐 3 1 12 継続活用 維持管理 H8 耐 3 1 9 継続活用 維持管理 塚越団地 H9 耐 3 1 12 継続活用 維持管理 H10 耐 4 1 24 継続活用 維持管理 H11 耐 3 1 12 継続活用 維持管理 山崎団地 S50 簡 2 2 10 継続活用 用途廃止 東町住宅 S38 木 1 1 1 用途廃止 用途廃止 内出住宅 S38 木 1 1 1 継続活用 用途廃止 - 67 -

(3) 活用手法の選定 以上の判定結果から 団地別に選定される活用手法は 以下のとおりとなります 団地別活用手法の選定 ( 棟 戸 ) 団地名 種別 棟数 戸数 建設年度 構造階数 活用手法 地尻団地 公営 5 5 S28 木 1 建替 内出団地 公営 4 4 S37 木 1 建替 植松団地 公営 4 5 S28 木 1 建替 芸の宮団地 公営 2 28 H3 耐 3 耐 4 維持管理 下の堀団地 公営 6 7 S30 木 1 建替 川原町団地 公営 6 7 S31 木 1 建替 上町南団地 公営 6 6 S31 木 1 建替 走落団地 公営 6 6 S33 木 1 建替 小丸田団地 公営 9 9 S33 木 1 建替 芝原西団地 公営 3 6 S34 木 1 建替 田尻団地 公営 5 7 S34 木 1 建替 原市団地 公営 10 234 H7~15 耐 4 耐 5 維持管理 雲雀団地 公営 16 25 S42~56 木 1 簡 1 建替 遠丸団地 公営 24 114 S44~49 簡 1,2 維持管理 秋間団地 公営 6 96 S50~52 耐 4 維持管理 並木団地 公営 10 132 S53~58 耐 2 耐 4 維持管理 藤山団地 公営 4 64 S57~58 耐 4 維持管理 米山団地 公営 5 80 S60~H1 耐 4 維持管理 西北谷戸団地 公営 4 8 S34 木 1 建替 新田南団地 公営 7 9 S34 木 1 建替 諏訪前団地 公営 24 76 S37~48 木 1 簡 1 建替 渡戸団地 公営 8 16 S43~44 木 1 簡 1 建替 東光寺団地 公営 6 22 S49 簡 1 建替 細野原団地 公営 1 3 S49 簡 1 建替 平団地 公営 3 13 S51~53 簡 1 建替 平第 2 団地 公営 2 4 H1 木 2 維持管理 川久保団地 公営 2 8 S56~57 簡 2 維持管理 朝日団地 公営 4 48 S59~62 耐 3 維持管理 塚越団地 公営 4 57 H8~11 耐 3 耐 4 維持管理 山崎団地 小集落改良住宅 2 10 S50 簡 2 用途廃止 東町住宅 簡易住宅 1 1 S38 木 1 用途廃止 内出住宅 簡易住宅 1 1 S38 木 1 用途廃止 - 68 -

4 ストック活用計画 1) 団地別ストック活用方針 ストック活用手法の選定を踏まえ 団地別のストック活用方針は 以下のとおりとします 団地別活用方針 ( 棟 戸 ) 団地名棟数戸数建設年度活用方針 地尻団地 5 5 S28 内出団地 4 4 S37 植松団地 4 5 S28 下の堀団地 6 7 S30 川原町団地 6 7 S31 上町南団地 6 6 S31 走落団地 6 6 S33 小丸田団地 9 9 S33 市内に分散している 小規模かつ老朽化が著しい団地を統合のうえ芝原西団地 3 6 S34 規模を縮小し 街なか居住の推進のため中心市街地への移転建替え田尻団地 5 7 S34 を行う 雲雀団地 16 25 S42~56 西北谷戸団地 4 8 S34 新田南団地 7 9 S34 諏訪前団地 24 76 S37~48 渡戸団地 8 16 S43~44 東光寺団地 6 22 S49 細野原団地 1 3 S49 平団地 3 13 S51~53 芸の宮団地 2 28 H3 良好な居住水準の維持保全を行う 原市団地 10 234 H7~15 良好な居住水準の維持保全を行う 遠丸団地 24 114 S44~49 平成 22 年 平成 23 年に住戸改善事業を実施しており 計画期間内は経常的な修繕により維持管理を行う 秋間団地 6 96 S50~52 旧耐震基準で設計 施工されており 躯体の安全性向上 避難の安全性向上 住戸の居住性向上をねらいとして全面改善を行う 並木団地 10 132 S53~58 旧耐震基準で設計 施工されており 躯体の安全性向上 避難の安全性向上 住戸の居住性向上をねらいとして全面改善を行う 藤山団地 4 64 S57~58 老朽化への対応及び良好な居住水準維持のため 修繕 個別改善を行う 米山団地 5 80 S60~H1 老朽化への対応及び良好な居住水準維持のため 修繕 個別改善を行う 平第 2 団地 2 4 H1 老朽化への対応及び良好な居住水準維持のため 修繕 個別改善を行う 川久保団地 2 8 S56~57 老朽化への対応及び良好な居住水準維持のため 修繕 個別改善を行う 朝日団地 4 48 S59~62 老朽化への対応及び良好な居住水準維持のため 修繕 個別改善を行う 塚越団地 4 57 H8~11 良好な居住水準の維持保全を行う 山崎団地 2 10 S50 耐用年数を経過して老朽化が著しいことから 用途を廃止する 東町住宅 1 1 S38 耐用年数を経過して老朽化が著しいことから 用途を廃止する 内出住宅 1 1 S38 耐用年数を経過して老朽化が著しいことから 用途を廃止する - 69 -

2) 住棟別ストック活用計画 住棟別のストック活用計画は ストック活用方針を踏まえ 以下のとおりとします 団地名棟数戸数 建設年度 構造階数 ストック活用計画 1 ( 棟 戸 ) 活用手法 建替戸数 維持管理戸数 用途廃止戸数 目標年次戸数 地尻団地 5 5 S28 木 1 建替 内出団地 4 4 S37 木 1 建替 植松団地 4 5 S28 木 1 建替 下の堀団地 6 7 S30 木 1 建替 川原町団地 1 2 S30 木 1 建替 5 5 S31 木 1 建替 上町南団地 6 6 S31 木 1 建替 走落団地 6 6 S33 木 1 建替 小丸田団地 9 9 S33 木 1 建替 芝原西団地 3 6 S34 木 1 建替 田尻団地 5 7 S34 木 1 建替 3 3 S42 木 1 建替 2 2 S43 木 1 建替 1 1 S44 木 1 建替 1 1 S47 木 1 建替 1 2 S48 簡 1 建替 1 2 S49 簡 1 建替 雲雀団地 1 2 S50 簡 1 建替 1 2 S51 簡 1 建替 1 2 S52 簡 1 建替 1 2 S53 簡 1 建替 1 2 S54 簡 1 建替 27 207 27 1 2 S55 簡 1 建替 1 2 S56 簡 1 建替 西北谷戸団地 4 8 S34 木 1 建替 新田南団地 7 9 S34 木 1 建替 6 10 S37 木 1 建替 2 2 S39 木 1 建替 1 4 S44 簡 1 建替 諏訪前団地 3 12 S45 簡 1 建替 2 8 S46 簡 1 建替 5 20 S47 簡 1 建替 3 12 S48 簡 1 建替 2 8 S48 簡 1 建替 5 7 S43 木 1 建替 渡戸団地 1 1 S44 木 1 建替 2 8 S44 簡 1 建替 東光寺団地 6 22 S49 簡 1 建替 細野原団地 1 3 S49 簡 1 建替 1 5 S51 簡 1 建替 平団地 1 4 S52 簡 1 建替 1 4 S53 簡 1 建替 芸の宮団地 1 16 H3 耐 4 維持管理 16 16 1 12 H3 耐 3 維持管理 12 12 2 32 H8 耐 4 維持管理 32 32 2 32 H9 耐 4 維持管理 32 32 1 24 H10 耐 4 維持管理 24 24 原市団地 1 28 H11 耐 4 維持管理 28 28 2 48 H12 耐 4 維持管理 48 48 1 30 H15 耐 5 維持管理 30 30 1 40 H16 耐 5 維持管理 40 40-70 -

団地名棟数戸数 建設年度 ストック活用計画 2 ( 棟 戸 ) 構造階数 活用手法 建替戸数 維持管理戸数 用途廃止戸数 目標年次戸数 3 12 S44 簡 1 維持管理 12 12 2 12 S45 簡 1 維持管理 12 12 4 18 S46 簡 1 維持管理 18 18 2 10 S47 簡 1 維持管理 10 10 1 6 S47 簡 2 維持管理 6 6 遠丸団地 2 8 S47 簡 1 維持管理 8 8 5 22 S48 簡 1 維持管理 22 22 1 6 S48 簡 2 維持管理 6 6 2 10 S49 簡 1 維持管理 10 10 1 6 S49 簡 2 維持管理 6 6 1 4 S49 簡 1 維持管理 4 4 2 32 S50 耐 4 維持管理 32 32 秋間団地 2 32 S51 耐 4 維持管理 32 32 2 32 S52 耐 4 維持管理 32 32 2 32 S54 耐 4 維持管理 32 32 2 32 S54 耐 4 維持管理 32 32 並木団地 2 32 S55 耐 4 維持管理 32 32 2 32 S56 耐 4 維持管理 32 32 1 2 S57 耐 2 維持管理 2 2 1 2 S58 耐 2 維持管理 2 2 藤山団地 2 32 S57 耐 4 維持管理 32 32 2 32 S58 耐 4 維持管理 32 32 1 16 S61 耐 4 維持管理 16 16 米山団地 1 16 S62 耐 4 維持管理 16 16 1 16 S63 耐 4 維持管理 16 16 2 32 H1 耐 4 維持管理 32 32 平第 2 団地 2 4 H1 木 2 維持管理 4 4 川久保団地 1 4 S56 簡 2 維持管理 4 4 1 4 S57 簡 2 維持管理 4 4 1 12 S59 耐 3 維持管理 12 12 朝日団地 1 12 S60 耐 3 維持管理 12 12 1 12 S61 耐 3 維持管理 12 12 1 12 S62 耐 3 維持管理 12 12 1 9 H8 耐 3 維持管理 9 9 塚越団地 1 12 H9 耐 3 維持管理 12 12 1 24 H10 耐 4 維持管理 24 24 1 12 H11 耐 3 維持管理 12 12 山崎団地 2 10 S50 簡 2 用途廃止 10 内出住宅 1 1 S38 木 1 用途廃止 1 東町住宅 1 1 S38 木 1 用途廃止 1 合計 200 1,111 27 865 223 892-71 -

5 建替事業の実施方針 1) 基本方針 建替えは 市営住宅ストック活用計画で 建替 とした 18 団地 123 棟 234 戸を対象と して以下の方針に基づき建替えを行います 18 団地を統合のうえ 市の中心市街地への移転建替えして 1 団地に集約するものとします 建替えにあたっては 居住機能に加えて福祉機能 生活利便機能も備えた複合的な施設を想定し 土地の高度利用を視野に入れて検討します 現入居者の世帯構成を考慮しつつ 適正な住宅タイプ (1LDK 2LDK 3LDK) の整備を行います 入居世帯構成 ( 棟 戸 ) 団地名 入居一般世帯 (65 歳未満 ) 高齢者世帯 (65 歳以上 ) 住戸単身 2 人 3 人以上合計単身 2 人 3 人以上合計 地尻団地 3 0 0 0 0 1 2 0 3 内出団地 3 0 0 0 0 1 2 0 3 植松団地 4 0 1 0 1 2 0 1 3 下の堀団地 6 1 0 0 1 3 2 0 5 川原町団地 4 1 0 0 1 3 0 0 3 上町南団地 6 2 0 0 2 3 0 1 4 走落団地 4 1 0 0 1 1 1 1 3 小丸田団地 8 1 0 1 2 2 2 2 6 芝原西団地 4 0 1 0 1 3 0 0 3 田尻団地 5 1 0 0 1 4 0 0 4 雲雀団地 23 0 1 2 3 9 7 4 20 西北谷戸団地 6 2 1 0 3 3 0 0 3 新田南団地 9 1 0 0 1 3 5 0 8 諏訪前団地 52 3 2 12 17 21 11 3 35 渡戸団地 12 1 1 1 3 4 5 0 9 東光寺団地 20 2 5 3 10 4 3 3 10 細野原団地 1 1 0 0 1 0 0 0 0 平団地 10 1 3 4 8 0 1 1 2 合計 180 18 15 23 56 67 41 16 124-72 -

2) 団地別実施の方針 (1) 建替団地 建替えは 18 団地を統合のうえ中心市街地への移転建替を行います 中層住宅 (RC)27 戸を整備するものとします 建替えに係る事業計画 地名棟数戸数構造建築年度建替予定年度備考 地尻団地 5 5 木 1 S28 内出団地 4 4 木 1 S37 植松団地 4 5 木 1 S28 下の堀団地 6 7 木 1 S30 川原町団地 6 7 木 1 S31 上町南団地 6 6 木 1 S31 走落団地 6 6 木 1 S33 小丸田団地 9 9 木 1 S33 芝原西団地 3 6 木 1 S34 田尻団地 5 7 木 1 S34 雲雀団地 16 25 木 1 簡 1 S42~56 西北谷戸団地 4 8 木 1 S34 新田南団地 7 9 木 1 S34 諏訪前団地 24 76 木 1 簡 1 S37~48 渡戸団地 8 16 木 1 簡 1 S43~44 東光寺団地 6 22 簡 1 S49 細野原団地 1 3 簡 1 S49 平団地 3 13 簡 1 S51~53 合計 123 234 導入施設のイメージ 社会福祉系機能 生活サービス系機能 H32~H34 種別主な施設 1 障がい者施設 知的障害児施設 2 母子生活支援施設 地域活動支援センター 3 等子育て支援施設 保育所 4 地域子育て支援拠点 5 一時預り所 無認可保育所等 6 高齢者施設 小規模多機能型居宅介護 小規模( 定員 29 人以下 ) の特別養護老人ホーム 認知症高齢者グループホーム 認知症対応型デイサービスセンター 生活支援員付公営住宅( シルバーハウジング ) 等社会教育施設 図書館等 コミュニティ施設 商業施設等 集会所 地域交流スペース ( カフェ ) 等 店舗 農産物直売所 まちの駅 ( 総合情報交流施設 ) 等 新規建替 RC 造 27 戸建設予定 統合移転建替 27 戸建設予定 1: 知的障害のある児童を入所させて これを保護するとともに 独立自活に必要な知識技能を与えることを目的とする施設 2: 母子家庭を対象とし 子育て及び母子の生活と自立を支援する施設 3: 障がい者自立支援法によって定められた 障害によって働く事が困難な障がい者の日中の活動をサポートする福祉施設 4: 就学前の子どもとその保護者が遊び 交流するスペースの提供 子育て相談 子育て情報の提供などを行う子育て支援の拠点 5: 保護者が病気や冠婚葬祭などで一時的に子どもの世話ができない場合や 育児リフレッシュしたいときなどに預かってもらえる施設 6: 通所介護のほか 利用者の状態や希望に応じ 随時 訪問 や 泊まり のサービスを組み合わせて提供する施設 ( 利用定員は 25 人以下 ) - 73 -