南十字星 (AUD レポート )No8 JAN31 2017 CPI 予想下回るがは据え置きか 主要経済指標 イベント 日付指標等月 / 期予想値結果前月 / 期 11/1 11/2-3.0% -8.7% -1.8% 11/3 9 月 -17.0 億 -12.27 億 -20.1 億 11/ 0.6% RBA 金融政策報告 11/8 NAB 企業信頼感 6 11/10 - -3.0% 11/15 RBA 議事録 11/17 1.5 万 0.98 万 -0.98 万 11/30 2.0% -12.6% -8.7% 12/2 0.3% 0.6% 12/6 経常収支 3Q -135 億 11 億 -155 億 1.50% 12/7 GDP 前年比 3Q 2.5% 1.8% 3.3% 12/8-6.75 億 -15.1 億 -12.27 億 12/9-1.0% -0.8% 12/13 NAB 企業信頼感指数 5 12/15 1.75 万 3.91 万 0.98 万 12/20 RBA 議事録 5 1/6-5.5 億 12.3 億 -15.1 億 1/9.5% 7.0% -12.6% 1/10 1/17 0.3% 0.9% -0.8% 1/19 1 万 1.35 万 3.91 万 5.8% - 1 -
1/25 CPI 前年比 Q 1.3% 1/27 PPI 前年比 Q 0.7% 輸入物価前期比 Q -1.0% 2/2 20 億 12.3 億 - 7.0% 2/6 2/7 要人発言 8/9 スティーブンス RBA 総裁は 2-3% の範囲内に設定しているインフレ目標を変更する考えはない 8/16 RBA GDP の伸び率は強かった 1Q からは鈍化する可能性 9/5 ターンブル首相 =EU 離脱を決めた英国との通商関係について 極めて強力な 貿易協定の妥結に向けた交渉を期待している 9/12 ケント RBA 総裁補佐賃金の伸びとインフレが徐々に加速する良い展望がある 9/22 ロウ RBA 新総裁今年の2 回の利下げ 豪ドル安 コモディティー価格の落ち着きが経済を支援している 10/18 RBA 次回会合では第 3 四半期 CPI 統計や新たな経済予想が判断材料となる 11/1 ロウ RBA 総裁徐々にインフレ率が目標値に達成する 11/17 ロウ RBA 総裁 7-9 月期の CPI はインフレ率が低下していないことを示唆 11/22 ケント RBA 総裁補鉱山事業が盛んな地域の状況は改善している 1/1 ターンブル首相日本は何十年にもわたる大切な友人である 1/23 トランプ大統領 TPP を離脱 現在 A$/ 85.96(85.57) ALLORD571.3(5681.5) A$/YEN 前回からのレンジ (1/2-1/31) 85.38-87.08 向こう 1 週間の予想レンジ 83-88 <A$/US$ 日足 > <A$/YEN 日足 > - 2 -
CPI 予想下回るがは据え置きか ( ポイント ) *CPI は予想より低下し一時豪ドルが下落 *RBA は住宅価格の上昇もありは据え置く見通し * 今週は中国の製造業 PMI の発表あり米豪首脳電話会談があった * 雇用統計は改善 * 原油以外の資源価格が上昇してきた *3Q GDP は前期比マイナス成長となった * 首相支持率は低下継続 *RBA 声明 RBA 四半期報告 RBA 議事録ともに成長 インフレの安定を強調 *RBA は豪ドル高に神経質 *S&P は格下げを示唆している * フォードは豪での生産を終了 トヨタは来年終了する * デフレの要因は賃金の伸び悩みと小売業の競争激化による価格下落 * リバランスの動きはあるが サービス産業が資源産業の落ち込みを十分吸収しているわけでもない *15 か年インフラ計画を発表 * 人口 200 万人に到達 ( 推移 ) 為替は小幅高 株価は下落 トピックス ( 市況 ) 雇用統計の改善で通貨番付で首位に立っていたが 先週は Q CPI が予想を下回り 首位 を NZ ドルに譲った (CPI) - 3 -
Q CPI は コアインフレを示すトリム平均の伸びが予想を下回った トリム平均は前期比 上昇と 伸び率は予想の を下回った 全体の CPI は 上昇 ( 予想 0.7% 上昇 ) もう一つのコアインフレ指標である CPI 加重中央値は 上昇 ( 同 上昇 ) 前年同期比では 全体の CPI は 上昇 ( 同 上昇 ) CPI トリム平均は 上昇と 予想と一致した CPI 加重中央値は 上昇 ( 同 1.% 上昇 ) たばこ価格は前期比 7.% 上昇し 自動車燃料コストは 6.7% 上昇 一方 海外旅行 宿泊コストは 2.6% 低下し 清涼飲料やジュースの価格は 3.2% 下げた ( ) CPI はインフレターゲットの 2-3% を下回っているものの ロウ RBA 総裁は東海岸の住宅価格のさらなる高騰を回避するため 物価の伸び鈍化を容認する可能性を示唆している 同総裁の追加利下げを避けたいとの考えを後押ししているのは が 1 年近く 6% 未満で推移し 主要商品価格が予想外に上昇していることからだ 2 月 7 日に RBA はを決定する ( 海外焦点 ) 今週は中国が春節休暇であるが 2 月 1 日 ( 水 ) には製造業 PMI が発表され豪ドル相場 に影響しよう ( 米豪首脳電話会談 ) ターンブル首相は トランプ米新大統領と就任後初めてとなる電話会談を行い 両国間の連携を強化していくことで一致した 両国首脳は過激派組織イスラム国の打破や アジア太平洋地域を含む世界情勢不安の改善に向けて連携していくことで一致した また 違法移民の阻止も両国共通の関心であると確認した トランプ大統領はさらに 昨年オバマ前大統領と豪との間で取り決められた難民の再移住について 新政権下も引き続き有効であると保証したと伝えられている ( 需給 ) 動意なし - -
( テクニカル ) ボリバン上限で再度跳ね返される 1 月 19 日にボリバン上限越えとなり反落 ただボリバン中位から再びボリバン上限 そして下落 29 日 1 月 25 日の上昇ラインがサポート 1 月 27 日 30 日の下降ラインが上値抵抗 5 日線上向き 週足 7 日週からボリバン上限を大きく上抜き 6 週連続陽線となったが 12 日週に長い上ヒゲを残し 上昇基調に変化が出た ただ 26 日週から再び 5 週連続陽線 12 日週の高値や週のボリバン上限が上値抵抗 26 日週 -1 月 2 日週の上昇ラインは下抜けるか 6 月 20 日週 -9 月 12 日週の上昇ラインがサポート 月足は 16 年 6 月は大きくボリバン下限を下抜いた 長い下ヒゲを残したこともあり 7 月は陽線 それ以降は強かったが に上ヒゲの長い陰線を出した サポートは 16 年 6 月 11 月 08 年 -16 年 6 月の上昇ライン 15 年 6 月 の下降ラインを上抜く 15 年 5 月 6 月の下降ラインが上値抵抗 年足は 2009 年 -12 年の上昇ラインを下抜いている 8 年 -9 年の上昇ラインがサポート 1 年 -15 年の下降ラインが上値抵抗 16 年は陰線だが下ヒゲが大きく伸びた 今年は陽線スタート *********************************** ( オセアニア余話 ) ワイン 2016 年ワイン輸出は 22 億 2000 万豪ドルと 前年比 7% 増加した 業界団体ワイン オーストラリアが明らかにした 最大市場である中国向けは 0% と大幅に増加 比較的高いワインの輸出が予想外に伸びた 中国政府が進める反腐敗運動の影響で中国国内のぜいたく品消費は落ち込んでいるが 豪国内トップレベルの ペンフォールズ など 高級ワインの販売は好調だったという キャンベラのある輸出業者は 中国人の間では フランスの超高級ワインよりもずっと値ごろ感のあるオーストラリアワインが好まれつつあるようだ ペンフォールズはフランスの高級ワインと比べるとずっと安い と語った 2015 年に発効した中豪自由貿易協定 (FTA) で関税が引き下げられたことも中国向け輸出を押し上げた ワイン オーストラリアによると 30-50 豪ドルの価格帯のワインの輸出が特に伸びているという - 5 -