新名神高速道路の早期供用と供用に併せたアクセス道路等の財源確保に関する要望 平成 28 年 1 月 25 日 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県
新名神高速道路は 関西圏と中部圏 首都圏をつなぐ新たな国土軸として我が国の成長 国際競争力の強化に資する高速自動車国道です また 中国自動車道 名神高速道路における慢性的な渋滞を抜本的に解消し 巨大地震発生時等における代替ネットワークの確保に大きく貢献するとともに 東西二極の一極を担う関西の広域交通インフラとして 産業 経済活動の発展に必要不可欠な路線です 加えて 高速道路整備に併せたインターチェンジアクセス道路などの周辺道路の整備は 円滑な自動車交通の確保 物流の効率化など道路そのものの整備効果のみならず 高速道路のインパクトを最大限に活かした地域づくりや都市づくり等の地域活性化にもつながります さらに沿線の市町においても この新名神高速道路の開通に期待を寄せており 物流拠点や研究開発拠点の整備 観光産業の活性化 まちづくりの具体化など 地域創生に向けた取り組みを進めております こうした新名神高速道路及び同アクセス道路のストック効果を早期に発現し 関西のみならず我が国の成長をより確かなものとするために 次の事項について格段の配慮がなされるよう強く要望いたします
一 新名神高速道路については目標とする供用に向け着実な整備促進を図ること 平成 28 年度 : 城陽 ~ 八幡 高槻 ~ 神戸 間平成 35 年度 : 大津 ~ 城陽 八幡 ~ 高槻 間 一 新名神高速道路のインターチェンジアクセス道路やスマートインターチェンジなど 必要な道路整備を計画的かつ着実に進めるため 十分かつ安定的な財源を確保すること
滋賀県知事 大津市長 三日月大造 京都府知事 城陽市長 山田啓二 越 大阪府知事 直美 奥田敏晴八幡市長堀口文昭京田辺市長 茨木市長 松井一郎 木本保平 宇治田原町長 石井明三 西谷信夫 池田市長 高槻市長 倉田 薫 兵庫県知事 井戸敏三 枚方市長 濱田剛史 神戸市長 久元喜造 箕面市長 伏見 隆 宝塚市長 中川智子 豊能町長 倉田哲郎 田中龍一 川西市長 猪名川町長 大塩民生 福田長治
新名神 速道路及び IC アクセス道路整備効果 首都圏 中部圏 関西圏をつなぐ新たな国土軸 新名神高速道路 の早期完成を! アジアのゲートウェイを担う関西圏を目指し 新名神による新たな対流が促進 慢性的な渋滞 中国 動 道 名神 速道路では 慢性的な渋滞が発生しています 中国道は日本全国の渋滞ワーストランキング第 4 位 ( 西宮山口 JCT~ 宝塚 IC H26 年 ) 名神は GW お盆の交通量日本一 ( 草津 JCT 付近 ) 都圏と関 圏をつなぐ新たな国 軸 阪神高速 : 北神戸線 琵琶湖 高槻 - 神 H28 年度供用予定 八幡 - 高槻 H35 年度供用予定 城陽 - 八幡 H28 年度供用予定 大津 - 城陽 H35 年度供用予定 - 大津 H19 年度供 中国道 : 下り中国道 : 上り名神 : 上り 平日日交通量及び渋滞発生状況 ( 平成 25 年実績 ) 中国道 ( 下り線 ) 宝塚 IC 付近名神 ( 上り線 ) 天王山付近名神 ( 上り線 ) 京都東 IC 付近 京都駅 京都東 IC 草津 JCT 神 JCT 新名神高速道路 名神 大山崎 JCT 神戸 JCT 西宮山口 JCT 宝塚 SA 宝塚北 SIC 川西 IC 宝塚 IC 大阪国際空港 茨木北 PA 箕面 IC 茨木北 IC 新名神高速道路 吹田 JCT 高槻 IC 八幡 IC 城陽 IC 城陽 SIC 宇治田原 IC 大津 JCT 大津 SA 新名神大津 SIC 宮 JCT 宝塚 IC 吹田 JCT~ 神戸 JCT 92,000 台 / 日 653 回 中国道 吹田 JCT 大山崎 JCT~ 吹田 JCT 115,000 台 / 日 299 回 大規模災害時のリダンダンシー確保 阪神 淡路 震災時には 期間 (3 ヶ月間 ) に渡り 交通の大動脈が機能停止しました 3 ヶ 間は 応急復旧が完了し 通 め解除までの期間 神 空港 各 IC アクセス道路の整備 新大阪駅 [4 府県合計 H28 必要額 250 億円 ] 八幡インター線 ( 京都府 ) 高槻 IC アクセス ( 大阪府 ), 大阪駅 川 インター線 ( 兵庫県 ) をはじめ 17 路線 新名神整備効果を最大限に発揮 アクセス道路の整備は 円滑な交通だけでなく 地域の活性化にも大阪湾つながります スマート IC の整備推進 新名神大津 SIC 城陽 SIC [ 準備段階調査中 ] 宝塚北 SIC[ 事業中 (H28 年度供 予定 )] スマート IC を玄関とした新たな地域づくり 企業誘致 観光振興 防災 強化など様々な効果が期待されています 通 不能 通 不能
新名神 速道路及び IC アクセス道路周辺開発状況 新名神沿線には 開発プロジェクトが進捗しており 新名神の供用に向けて企業立地やまちづくりが加速! 新名神のストック効果が 関西のみならずわが国の成長に大きく寄与! 川西市インターチェンジ周辺土地利用計画 企業用地ゾーン ( 人口 ) ( 世帯数 ) ( 人口 ) ( 世帯数 ) (H27.10 月時点 ) (H27.11 月時点 ) 2473 13296 プロジェクト対応ゾーン新規機能型 川西 IC 744 4409 事業地区 城陽 IC 城陽 JCT 猪名川町産業拠点地区 12 川 市インターチェンジ周辺 地利 計画 (500ha) 調整区域の環境を守りながら 地域を活性化する計画を策定 (H27.3) プロジェクト対応ゾーン ( 新規機能型 ) では 間活 を前提に スポーツや観光 産業振興などの 地利 をめざす 13 猪名川町産業拠点地区 (45ha) 大規模町有地において 間活 による産業団地を誘致 [ 優先交渉事業者にプロロジスが決定 (H27.12)] 宝塚 SA イメージパース 14SA SIC を活用したまちづくり宝塚市北部の地域ブランド 宝塚花の 開発を推進するなど SA SIC を活用した地域活性化をめざす 15 11 箕面森町 水と緑の健康都市 (314ha) H27.7 から企業用地ゾーンの販売開始 20 区画中 16 区画で契約 H29 年度から 地引渡し予定 神戸 14 宝塚北 13 12 川西 箕面 茨木北 彩都ライフサイエンスパーク 10 彩都 国際文化公園都市 (743ha) 関 イノベーション国際戦略特区に研究機関が集結 ( 全区画の事業者が決定 ) 人口 世帯数も順調に増加 9 高槻 8 八幡 7 6 城陽 宇治田原 5 久世荒内 寺田塚本地区 (20ha) 業 流通系の企業が進出 本郵便 本郵便輸送 の 地決定 (H26.12) 6 企業の 地決定 (H27.12) 2 新名神大津 大津 1 甲賀地域の工業団地新名神開通に伴い 県下最大の工業地域に変貌 場整備延べ 積の伸び率は 滋賀県域全体と比較した場合 約 1.2 倍となっており 順調に増加 2SIC を活用した地域の活性化新名神大津 SIC の整備により周辺開発が進み 物流 産業 観光など地域が活性化 ビジネスチャンスを創出 赤松台約 220 万m2 上津台約 173 万m2 15 神 リサーチパーク (497ha) 速道路ネットワークの整備に伴い物流業 製造業等の企業進出が増加 定着人口も着実に増加 医薬品専 物流センター 本ロジスティクスセンター (H27.10 完成 ) 鹿の子台約 104 万m2 9 高槻市成合南地区 (10ha) 間活 を利 しながら産業系の 地利 を推進 平成 29 年度の事業認可を目指す 7 八幡周辺工業団地 (34ha) 4 業団地が 地し全て完売し 約 120 社が操業中 8 枚方市域企業団 (200ha) 7 団地 約 200ha 約 190 社の企業が 新名神供用に期待 6 大住工業地域 (15ha) 事業 援プロジェクトチームを 上げ 企業 地を促進物流拠点 プロロジスパーク (16ha) 交通結節点近くという好 地を活かし 型物流施設の開発計画を決定 (H27.4) 平成 30 年度完成を 指す 3 宇治田原工業団地 (71ha) 71ha の敷地に 50 社以上の企業が 地し ( 全区画 地済み ) 新名神供用に期待 4 城陽市東部丘陵地 (420ha) 商業 流通などの 地利 を図る H35 年度 部 地利 開始
各インターチェンジアクセス道路の状況 H28 年度供 H 35 年度供 宝塚北 SIC 箕面 IC 高槻 IC 宇治田原 IC 県 ) 塩瀬宝塚線 府 ) 宇治田原インター線 市 )( 仮 ) 宝塚北インター線 城陽市東部丘陵地 宇治田原町役場 宝塚北 SIC 宝塚 SA 宝塚市 宇治田原 IC 府 ) 国道 307 号 猪名川町 川 市インターチェンジ周辺 地利 計画 市 町 ) 石道上野線 川 IC 川 IC 県 ) 川 インター線 茨 北 IC 大阪府 ) 内 野道線 八幡周辺工業団地 八幡 IC 城陽 IC 京都府 ) 八幡インター線内 野道線 国道 24 号 久世荒内 寺田塚本地区 名神高速道路 市 ) 幹 1068 号線 新名神大津 SIC JCT 県 ) 南郷桐生草津線 草津 JCT 大津 JCT 大住工業団地 県 ) 大津信楽線 枚方家具団地 八幡 IC 城陽 IC 市 ) 幹 2020 号線 市 ) 幹 1066 号線 猪名川町産業拠点地区 市 ) 矢問畦野線 川西市 第二京阪道路 京奈和道 市 ) 幹 2028 号線 新名神大津 SIC 県 ) 宇治田原大石東線 県 ) 国道 422 号