目次 I. 基本的なレポート オプション II. 個別のレポート III. レポートの統計情報 IV. まとめ AdWords のレポート機能の変更内容 総合ガイド はじめに AdWords のレポート機能が これまで以上にすばやく簡単にご利用いただけるようになります 現在 [ レポート ] タブのレポート センターのみで利用できるレポートも [ キャンペーン ] タブに移行されるため AdWords の詳細な統計情報はさらにアクセスしやすく使いやすいものになります 間もなくレポート センターは完全に廃止され [ キャンペーン ] タブだけで キャンペーンの管理 掲載結果の分析 レポートのダウンロードといった操作を行えるようになります このガイドでは [ キャンペーン ] タブの新しいレポート機能について詳しくご説明します 現在レポート センターで使える各オプションが [ キャンペーン ] タブのどこで使えるようになるのかをご紹介します このドキュメントでは 移行に伴う変更をすべて網羅していますので 記載されている変更点が実際にはまだ行われていない可能性があります [ キャンペーン ] タブで見つからないオプションについては 現時点ではレポート センターを使用して該当する機能やレポートにアクセスすることができます レポート センターの主要機能すべてが [ キャンペーン ] タブで利用可能になるまでは レポート センターで作成したレポートが削除されることはありません それでは 詳しく見ていきましょう 1. 基本的なレポート オプション このセクションでは 一般的なレポート操作を [ キャンペーン ] タブで実行する方法について説明します データをフィルタする フィルタは レポート内のデータの範囲を絞り込むのに役立ちます たとえば アカウント内のキーワード数が多い場合 費用フィルタを設定して 費用のかなりの部分を占めるキーワードに絞り込むことができます 移行前 移行後 レポート センターでは レポートを作成するときに選択できるフィルタが限定されています [ キャンペーン ] タブには もっと幅広いフィルタが用意されています 利用可能なフィルタを確認するには データ表の上にある [ フィルタ ] ボタンをクリックしてください データ表をレポートとしてダウンロードする場合 適用しているすべてのフィルタもレポートに含まれます 設定したフィルタは 後で簡単にアクセスできるように保存しておくことも可能です キャンペーンと広告グループを選択する アカウント内の一部のキャンペーンや広告グループに注目したレポートが必要になることがあります レポート センターでは レポートを作成するときに 特定のキャンペーンと広告グループを選択できます [ キャンペーン ] タブでは [ キャンペーン ] フィルタや [ 広告グループ ] フィルタを設定して データ表に表示するキャンペーンや広告グループを指定できます 期間を選択する レポート センターと [ キャンペーン ]
タブのどちらを使用する場合でも 期間を自由に設定してレポートを作成できます また AdWords で用意されている期間の中から選択することもできます 移行前 移行後 レポート センターの既定の期間のほとんどは [ キャンペーン ] タブでもご利用いただけますが 次の期間はご利用いただけません 今週 ( 月曜日から本日まで ) 過去 2 週間 ( 日曜日まで ) 過去 14 日間 過去 30 日間 同様のレポートを作成する [ 同様のものを作成 ] を利用すると 過去に作成したレポートの一部を変更して レポートをすばやく作成できます 移行前 移行後 レポート センターの場合 このリンクでは 最近作成した 15 件のレポートのみをご利用いただけます 一方 [ キャンペーン ] タブの [ 同様のものを作成 ] では [ キャンペーン ] タブで最近生成した 100 件のレポートをご利用いただけます レポートは [ コントロール パネルとライブラリ ] の [ レポート ] セクションに保存されます ([ コントロール パネルとライブラリ ] には タブの左側にあるキャンペーン リストの下部からアクセスできます ) レポートの横にある [ 同様のものを作成 ] をクリックすると 自動的にレポートのダウンロード パネルが表示され そこでレポートの設定を変更したり 同様のレポートを生成したりすることができます レポートをテンプレートとして保存する レポート センターでは 過去の設定が入力された状態からレポートをすばやく作成できるように レポート テンプレートを作成するオプションをご利用いただけます 移行前 移行後 [ キャンペーン ] タブでは 各レポートはそもそもテンプレートとして機能するため テンプレートと通常のレポートを区別する必要はなくなります [ コントロール パネルとライブラリ ] 内の [ 同様のものを作成 ] を使用するだけで 以前にダウンロードしたのと同様のレポートを作成できます たとえば既存のレポートのメールと頻度の設定を変更する場合 変更後の設定で改めてレポートを作成する必要はなく 既存のレポートの設定をこの
パネルで直接編集できます レポートをスケジュール設定する 定期的にアカウントの掲載結果に関する情報を受け取る必要がある場合 レポートが毎日 毎週 または毎月自動的に作成されるよう設定することができます 移行前 移行後 [ キャンペーン ] タブでは レポートの作成時にレポートを作成する頻度を選択できます ダウンロード パネル内の [ レポートのメール送信とスケジュール設定 ] をクリックすると スケジュール設定オプションが表示されます さらに レポートのスケジュールはいつでも変更できます レポートのスケジュールを変更するには [ コントロール パネルとライブラリ ] の [ レポート ] セクションにアクセスして レポートの [ 頻度 ] 列の設定を変更するだけです 移行前 移行後 たとえば スケジュール設定済みのレポートの作成を停止するためには そのレポートを完全に削除する代わりに [ 頻度 ] 列の値を [ なし ] に変更します これにより 今後レポートを手動で生成する場合に備えて 手元にレポートを保管しておくことができます レポートをメールで送信する 他のユーザーがアカウント全体に直接アクセスできるようにしなくても レポートを共有できます 移行前 移行後 レポート センターでは 新しいレポートを作成するときに レポートの送信先のメール アドレスを追加できます ただし 個々のレポートがどのメール アドレスに送信されているかを簡単に確認することはできません たとえば 退職する同僚がいる場合に その同僚をすべてのレポートから簡単に削除できる方法はありません レポートの安全性を確保するため [ キャンペーン ] タブで設定したレポートの送信先メール アドレスの管理が アカウントでの他のユーザー アクセスの管理に関連付けられるようになりました レポートを作成するときに アカウントの他のユーザーにそのレポートをメールで送信することができます AdWords にログインしていないユーザーに直接レポートを送信するには [ アカウント ] タブをクリックして [ アカウントのアクセス ] を選択し そのユーザーをメール専用ユーザーとして追加します メール専用ユーザーは アカウントへのアクセスが制限されます レポートをダウンロードする アカウント内のレポートはオンラインで直接ダウンロードするか メールで受け取ることができます 移行前 移行後
レポート センターでは 最近作成した 15 件のレポートのみが保存されるのに対して [ コントロール パネルとライブラリ ] の [ レポート ] セクションでは [ キャンペーン ] タブのすべてのレポートが表示されます レポートをダウンロードするには 目的のレポートの [ 今すぐ作成 ] をクリックします レポート センターから届くメールには レポートを添付することができます ただし 大規模なアカウントの場合 メールの受信トレイに対して添付ファイルが大きくなりすぎることがあります この問題を回避するため [ キャンペーン ] タブから送信されるレポート メールではファイルの添付ではなく レポートへのリンクを記載しています このメールのリンクをクリックすると レポートをダウンロードできます 2. 個別のレポート このセクションでは [ キャンペーン ] タブで利用できる各レポート タイプについて説明します 掲載結果データをダウンロードするためにわざわざレポート センターにアクセスすることなく [ キャンペーン ] タブでデータ表をレポートとしてダウンロードできるようになりました 表をレポートとしてエクスポートするには 表の上にあるツールバーの をクリックしてダウンロード パネルを開きます アカウント レポート アカウントの掲載結果レポートでは アカウント全体の統計情報の概要が表示されるため AdWords での全体的な掲載結果の概要をすばやく確認できます 移行前 移行後 [ キャンペーン ] タブでは さまざまな方法でアカウント全体のデータを表示できます ページの左側で [ すべてのキャンペーン ] を選択して 表の下部にある [ 合計 ] 行を確認します [ 多次元分析 ] タブに移動して 選択した項目別にアカウント データを整理します たとえば ネットワークまたはデバイス別にアカウント データを表示することができます このタブはデフォルトでは表示されません このタブを有効にするには 最後のタブの横にあるメニューをクリックし [ 多次元分析 ] チェックボックスをオンにします キャンペーン レポート キャンペーン レポートには 個々のキャンペーンの掲載結果が表示されます 移行前 移行後
[ キャンペーン ] タブ内でキャンペーン レポートをダウンロードするには [ キャンペーン ] サブタブにキャンペーンのリストを表示します データ表に特定のキャンペーンのみを表示するには [ キャンペーン ] フィルタを設定します キャンペーンをレポートとしてダウンロードするには 表の上にあるツールバーの をクリックします 広告グループ レポート 広告グループごとに統計情報を表示するには [ 広告グループ ] タブにアクセスして データ表を広告グループ レポートとしてダウンロードします 移行前 移行後 表に特定の広告グループのみを表示するには キャンペーンの表の場合と同様に 今度は [ 広告グループ ] フィルタを設定します プレースメント / キーワード レポート レポート センターのプレースメント / キーワード レポートは キーワードと手動プレースメントの両方の掲載結果データを 1 つのレポートにまとめたものです [ キャンペーン ] タブでは キーワードとプレースメントのレポートを個別に作成できます 移行前 移行後 キーワード レポートをダウンロードするには [ キーワード ] タブのデータ表の上にあるツールバーのダウンロード ボタンをクリックします 同様に プレースメント レポートをダウンロードするには [ ネットワーク ] タブの手動プレースメントの表の上にあるツールバーのダウンロード ボタンをクリックします
広告レポート 広告レポートをご利用いただくと アカウント内の広告の掲載結果を簡単に比較分析できます このレポートは 効果的なメッセージ戦略を特定する場合に特に役立ちます 移行前 移行後 レポート センターでは 選択した広告タイプの広告の掲載結果レポートを作成できます たとえば イメージ広告とディスプレイ広告両方を対象とした 1 つのレポートを作成することも テキスト広告のみに的を絞ったレポートを作成することも可能です [ キャンペーン ] タブでは [ 広告 ] タブに移動すると 統計情報を広告タイプで並べ替えることができます この操作を行うには 表の上にあるツールバーの [ 表示項目 ] ボタンをクリックし [ 広告タイプ ] 列を追加します モバイル広告 ローカル ビジネス広告 動画広告 およびリッチメディア広告が持つそれぞれの機能は 既存の広告フォーマットの機能の一部として統合している最中のため データ表でこれらのフォーマットに基づく列を追加または削除することはできません URL レポート URL レポートには リンク先 URL の掲載結果が表示されます [ キャンペーン ] タブでこのレポートをダウンロードするには オプションの [ 多次元分析 ] タブにアクセスし [ 表示 ] メニューで [ リンク先 URL] を選択します ここで レポートの対象をアカウント内の特定のキャンペーンや広告グループで使用されているリンク先 URL に限定する場合 [ キャンペーン ] フィルタや [ 広告グループ ] フィルタを設定します 表をレポートとしてダウンロードするには ツールバーのダウンロード ボタンをクリックします 配信先の掲載結果レポート 配信先の掲載結果レポートには 広告が表示される Google ディスプレイ ネットワーク上のドメインまたは URL が表示されます レポート センターでは 配信先の掲載結果レポートを作成するときに ドメイン データまたは URL データのどちらを表示するかを選択できます ドメイン単位でのレポート : 移行前 移行後
[ キャンペーン ] タブでは [ ネットワーク ] タブで自動プレースメントのドメインをご確認いただけます データをレポートとしてエクスポートするには 表の自動プレースメントの横にある [ 詳細を表示 ] をクリックし ツールバーのダウンロード ボタンをクリックします URL 単位でのレポート 移行前 移行後 URL を表示するには 自動プレースメントまたは手動プレースメントの表の上にある [URL リストを表示 ] ボタンをクリックします 個々のドメインを選択すると 関心のあるドメインのみの URL の詳細を簡単に確認できます データをレポートとしてエクスポートするには 詳細ページの [ ダウンロード ] ボタンをクリックします [ キャンペーン ] タブで直接レポートを表示することで レポート内のデータにさらにすばやく対処していただけます 追加や除外など 変更したいプレースメントを決定した後 プレースメントの表の上部にある各種ボタンを使用すると すぐに変更を加えることができます ユーザー属性レポート ユーザー属性レポートをご利用いただくと Google ディスプレイ ネットワーク上のサイト運営者のサイトに表示される広告を見たユーザーの統計情報を把握できます レポート センターでは ユーザー属性レポートのデータをキャンペーン単位または広告グループ単位で集計できます [ キャンペーン ] タブでは オプションの [ 多次元分析 ] タブでアカウント全体のユーザー属性データを確認できます [ 表示 ] メニューをクリックし [ ユーザー層 ] を選択します 1 つのキャンペーンまたは広告グループに絞り込むには [ キャンペーン ] フィルタや [ 広告グループ ] フィルタを設定します 表をレポートとしてダウンロードするには ツールバーのダウンロード ボタンをクリックします 地域別レポート 地域別レポートをご利用いただくと サイトへの AdWords トラフィックが多い国や地域の掲載結果を分析できます
ユーザー属性データと同様 地域データはオプションの [ 多次元分析 ] タブでご確認いただけます 国 地域 大都市圏 および都市ごとの統計情報はレポート センターでは属性列として設定できますが このタブではそれぞれ個別に表示されるようになりました 検索クエリ レポート 検索クエリ レポートには 実際に広告が表示された検索クエリごとに掲載結果の統計情報が表示されます このレポート内のデータは 高い成果が見込める追加の検索キーワードの候補や 関連性が低い除外キーワードの候補を的確に特定する際に役立ちます 移行前 移行後 [ キャンペーン ] タブでこのデータを表示するには [ キーワード ] タブの [ 検索クエリを表示 ] メニューをクリックします また 特定のキーワードの検索キーワードのみを表示することもできます この操作を行うには 対象のキーワードのチェックボックスをオンにし [ 検索クエリを表示 ] メニューの [ 選択 ] をクリックします データをレポートとしてエクスポートするには 検索クエリを表示しているページで [ ダウンロード ] ボタンをクリックします [ キャンペーン ] タブで直接検索クエリ レポートを表示することで このデータにすばやく対処していただけます つまり 追加または除外するクエリを選択してから 表の上部にあるボタンを使用するだけで すぐに変更を加えることができます リーチとフリークエンシーのレポート リーチとフリークエンシーのレポートをご利用いただくと 広告を見たユーザーの数とユーザーが広告を見た頻度を把握できます レポート センターでは リーチとフリークエンシーのレポート内のデータをキャンペーン単位または広告グループ単位で集計できます [ キャンペーン ] タブでは [ 多次元分析 ] タブでリーチとフリークエンシーのデータを確認できます 1 つのキャンペーンまたは広告グループに絞り込むと より詳細な統計情報を表示およびダウンロードできます クライアント センター (MCC) のレポート クライアント センターをご利用の場合 引き続きアカウント内の [ クライアント レポート ] タブを使用して すべてのクライアント アカウントのレポートを作成できます 個別のクライアント アカウントにアクセスすると [ キャンペーン ] タブにすべてのレポート オプションが見つかります テレビ レポート テレビ キャンペーン用のレポートを作成する場合は 引き続きレポート センターのテレビ固有のレポート オプションをご利用いただけます ただし その他すべてのレポートは [ キャンペーン ] タブ以外ではご利用いただけません 3. レポートの統計情報 レポート センターでは レポートごとにさまざまな統計情報列を選べますが これらの統計情報の大部分は [ キャンペーン ] タブでもご利用いただけます [ キャンペーン ] タブの [ 分割 ] [ フィルタ ] [ 表示項目 ] のオプションを使用して 表とレポート内のデータを自由にカスタマイズできます キャンペーン / 広告グループのステータス レポート センターのレポートには キャンペーンや広告グループの掲載状況の列を手動で選択することができます 移行前 移行後
[ キャンペーン ] タブでは データ表にこれらのステータスがデフォルトで含まれているため レポートにも自動的に表示されます 表の最初の列は 項目がアクティブなのか 一時停止されているのか 削除済みなのかを示します この情報は レポートの [ 設定 ] 列に記載されます [ ステータス ] 列には 状況を最もよく表すメッセージが表示されます たとえば キーワードが一時停止中の広告グループに含まれている場合 [ ステータス ] 列に [ 広告グループ停止中 ] というメッセージが表示されます 1 日の予算を示す列 レポート センターの [1 日の予算 ] 列は [ キャンペーン ] タブのキーワード プレースメント および広告のレポートでは利用できません [ キャンペーン ] タブでは [ キャンペーン ] サブタブにキャンペーンのリストを表示したときに レポート センターの [1 日の予算 ] 列に対応する [ 予算 ] 列が表示されるため キャンペーン レポートを作成するときにこの情報を確認できます ただし この列は [ キーワード ] タブ [ 広告 ] タブ および [ ネットワーク ] タブには用意されていないため それらのタブからダウンロードしたレポートにはこの列が表示されません 広告配信 広告配信に関する統計情報を利用すると Google ディスプレイ ネットワークや検索パートナー サイトでキャンペーンがどのような成果を上げているかを確認できます 移行前 移行後 レポート センターでこの情報を表示するには [ 広告掲載 ] 列と [ 広告配信 : 検索パートナー ] 列を表示するよう指定します [ キャンペーン ] タブでは 表に [ ネットワーク情報 ] 列を追加すると同じ情報を表示できます この操作を行うには 表の上にあるツールバーの [ 表示項目 ] ボタンをクリックし [ ネットワーク情報 ] チェックボックスをオンにします また ツールバーの [ 分割 ] ボタンをクリックして [ ネットワーク ] を選択すると 表にはネットワーク別の統計情報が表示されます 表に適用された分割項目は レポートでは列として含まれます FirstPageCPC( クリック単価 ) FirstPageCPC は 検索結果の最初のページに広告を表示するのに必要な入札単価の目安となります 移行前 移行後
レポート センターでは キーワード レポートに手動で [FirstPageBid] 列を含めることができます [ キャンペーン ] タブでは キーワードが [FirstPageBid を下回る ] というステータスの場合 検索結果の最初のページに広告を配置する際に必要な単価の目安が自動的に表示されます ただし この統計情報はそれ以外のキーワードではご利用いただけなくなります 掲載順位設定を示す列 キャンペーンで掲載順位設定機能を有効にすると 検索結果ページでキーワードが希望の掲載順位で表示されるように指定できます 掲載順位設定はキーワードの表示回数に大きく影響することがあるため キーワードの統計情報を分析するときは これらの掲載順位設定に注意を払うことが重要です 移行前 移行後 レポート センターでは キーワード レポートに手動で [ 最上位の掲載順位設定 ] 列と [ 最下位の掲載順位設定 ] 列を含めることができます [ キャンペーン ] タブでは 対象のキャンペーンで掲載順位設定を有効にしていれば 掲載順位設定が自動的にキーワードの表とレポートに表示されます インプレッション シェア インプレッション シェアの統計情報では ターゲットとする市場で表示可能な合計回数のうち 実際に広告が表示された割合が表示されます このデータは Google.com や検索パートナー サイトで実行されているキャンペーンに利用でき キャンペーン単位でもアカウント全体に対してでも表示できます 移行前 移行後 レポート センターでは インプレッション シェアの統計情報は アカウント レポートとキャンペーン レポートのオプションの列としてご利用いただけます [ キャンペーン ] タブでは キャンペーンのリストを表示しているときに その統計情報を表示項目としてご利用いただけます 表をキャンペーン レポートとしてダウンロードした場合 [ 合計 ] 行をご覧いただくと アカウント全体のインプレッション シェア データを確認できます コンバージョン タイプ データ AdWords コンバージョン トラッキングを使用すると サイトに追加するコンバージョン コードのスニペットごとに異なるコンバージョン タイプを指定できます つまり 売り上げ ニュースレターの購読申し込み 問い合わせや資料請求のフォーム送信などをトラッキングしている場合 それぞれわかりやすいコンバージョン タイプを設定して 各アクションが達成された回数を簡単に集計できます
レポート センターでは ほとんどのレポートでコンバージョン タイプ列を利用できます [ キャンペーン ] タブでは データ表にコンバージョン タイプの項目を表示できます レポート センターと [ キャンペーン ] タブのどちらを使用する場合も コンバージョン タイプとともに表示できるのは一部のコンバージョンの統計情報のみであることにご注意ください 1 つのクリックに対して複数のコンバージョン タイプを関連付けることができるため クリック数 表示回数 平均掲載順位などの統計情報をコンバージョン タイプ データとともに表示することはできません コンバージョン値データ 手動か自動かに関わらず コンバージョン値をトラッキングする場合 キャンペーンのコンバージョン値を分析するのに役立つ列が数多くあります レポート センターの次に示す主要なコンバージョン列は [ キャンペーン ] タブでもご利用いただけます 合計のコンバージョン値 値 / コンバージョン コンバージョン値 / 費用 [ コンバージョン値 / クリック ] など その他のコンバージョン値の統計情報はご利用いただけません 無効なクリック データ [ 無効なクリック ] 列や [ 無効なクリックの割合 ] 列を利用すると 無効なクリックとして分類され アカウントから自動的に除外されたクリックの数や割合を確認できます なお これらのクリックに対する請求は行われず 費用やクリック率 (CTR) など その他のアカウントの統計情報に影響することもありません レポート センターでは 無効なクリックに関するこれらの列をキャンペーン レポートとアカウント レポートでご利用いただけます [ キャンペーン ] タブでは [ キャンペーン ] サブタブのデータ表にこれらの列を含めることができます インタラクション データ レポート センターのインタラクションの列では ディスプレイ広告をクリックする前のユーザーによる広告の操作状況が表示されます 移行前 移行後 マウスオーバー インタラクション 動画の再生などに関する列は [ キャンペーン ] タブではご利用いただけません ただし AdWords の広告では 広告設定オプションによってこれまで以上に豊富な広告オプションが利用できるようになり それとともに ユーザーはさらに多くのインタラクションを行えるようになりました それらの各拡張機能の統計情報は [ キャンペーン ] タブで [ 広告設定オプション ] タブを表示するよう設定するとご利用いただけます また データ表に分割項目を適用することによって 一部のインタラクション データを表示することもでき たとえば電話番号指定オプションを使用している場合 URL のクリック数と電話の通話回数を比較することができます ローカル ビジネス広告のインタラクションの列 ローカル ビジネス広告のインタラクションの統計情報には 顧客によるこれらの広告の操作状況が表示されます たとえば ユーザーが地図上のポイントから情報ウィンドウを表示した回数 店舗までの行き方を調べた回数 ストリート ビューで店舗を確認した回数を確認できます
移行前 移行後 ローカル ビジネス広告は住所指定オプションに移行中であるため ローカル広告で利用できる統計情報は変化しています 住所指定オプションの統計情報は [ キャンペーン ] タブで [ 広告設定オプション ] タブを有効にすると表示できます 以前の動画に関する掲載結果 以前の動画に関する掲載結果には Click-to-Play 動画広告 ( ディスプレイ広告ビルダー機能に組み込まれている広告フォーマット ) のデータが表示されます この広告フォーマットはもう存在しないため [ 以前の動画に関する掲載結果 ] 列は [ キャンペーン ] タブではご利用いただけません 4. まとめ ここまでご説明したとおり AdWords の基本的なレポート機能は変わっていません レポート センターからご利用いただいていた便利な統計情報が [ キャンペーン ] タブに統合されるため 掲載結果データはさらにアクセスしやすく 使いやすいものになります 変更内容についてご不明な点がありましたら AdWords ヘルプセンターで次の記事をご確認ください : http://adwords.google.com/support/aw/bin/answer.py?hl=ja&answer=177116 この記事は定期的に更新されますので 問題が発生した場合は最初にこちらの記事をご覧ください 今回の変更により 間もなく新しい方法でのデータ分析が可能になります たとえば 今後は [ 多次元分析 ] タブ内の分割オプションをご利用いただくと さらにお客様の関心に沿った方法で掲載結果を分析できるようになります たとえば Google.com での費用やコンバージョンの平均が地域ごとにどのように異なるのか また Google ディスプレイ ネットワークのサイト上の広告が表示されるユーザーのユーザー層が曜日によってどのように異なるのかを確認できるようになります AdWords では 深い分析ができる役立つ統計情報を常に提供しています また 今回の変更により レポートから得られる価値がさらに高まるものと考えております 今回の変更についてのご意見や今後のレポート管理機能に対するご提案がございましたら ぜひ次の URL からお寄せください :https://survey.googleratings.com/wix/p4080007.aspx?sr=web 今後とも AdWords をよろしくお願い申し上げます