参考資料 5 各地区実証実験の概要 銀座地区 P1 高山地区 P3 豊田地区 P5 神戸地区 P7 奈良地区 P9
銀座地区自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験概要及びモニター体験状況 実証実験期間 平成 1 年 月 10 日 ( 火 )~3 月 6 日 ( 金 ) 5 日間 実証実験エリア 銀座通り (1 丁目 ~8 丁目 )[ 約 0.9km] 晴海通り ( 数寄屋通り ~ 三原通り )[ 約 0.3km] 参加民間企業等 ( 株 ) 横須賀テレコムリサーチパーク 代表 ソフトバンクテレコム ( 株 ) ノキア ジャパン ( 株 ) ( 株 ) ウィルコム 情報提供画面 基本サービス 提供サービス 施設情報提供 3 経路探索 4 移動案内 5 注意喚起 6 緊急情報 応用サービス 観光 店舗情報提供 多言語案内 システム概要 携帯端末 UC+ マルチレシーバ ( 視覚障害者は IC タグリーダ付き白杖を使用 ) 携帯電話 (ucodeqr を読取可能なもの ) 位置特定インフラ 電波マーカー 赤外線マーカー IC タグ QR コードタグ 実証実験状況 移動案内画面 店舗情報画面 乗車案内情報画面 多言語案内 ( 英語 ) モニター体験状況 ( 車いす使用者 ) 運営状況 ( 端末貸出 ) 移動案内画面店舗情報画面乗車案内情報画面 体験者数 車いす使用者 1 視覚障害者 6 聴覚障害者 外国人 8 健常者 865 計 90 1
銀座地区自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験結果 ( アンケート結果抜粋 ) 移動案内の有用性 妥当性について ナビゲーションサービスで迷わずに地区間 ( 新宿都庁地区 ~ 銀座地区間 ) の移動はできましたか 移動案内の有用性 妥当性は 一定の評価を得た 一般 n=80 無回答 5% ナビゲーションサービスに関する主な改善要望では ナビの案内タイミングが遅い ナビの精度が低い 電車内での案内 ホーム ~ 改札のシームレスな案内が欲しい との意見が多い 外国人 n=1 4. 移動していない 39% 3. 移動できなかった 3% 無回答 0% 1. 迷わず移動できた 8%. 少し迷ったが移動できた 5% 地区間移動をした人の中で 迷わず移動できた と回答した人は 5 割 少し迷ったが移動できた と回答した人も合わせると 約 95% が移動できたとの回答となった ナビゲーションサービスに関する改善要望 0% 5% 10% 15% 0% 5% 30% 35% UCが重い 4% UCの操作性が悪い UCとリーダーの一体化 イヤホンの使い易さ向上 7% 7% 機能の使い方がわからない 1% ランドマークとなっているビル名などがわからない 5% ナビの精度が低い 14% ナビの案内が遅い ずれる 1% 4. 移動していない 55% 1. 迷わず移動できた 地区間移動をした人の中 17% で 迷わず移動できた と. 少し迷った回答した人は 約 4 割 少が移動できたし迷ったが移動できた と 17% 回答した人も合わせると 約 75% が移動できたとの回答となった ナビの案内 ( 説明 ) がわかりにくい音声が不適切である ( 低い 高い 小さい 大きい ) 現在位置が分からない 自分の向いている方向が分からない天候などに応じ 地上地下の案内を使い分けてほしい次の案内までの距離 次に向かう方向など早めの指示がほしい電車内での案内 ホーム~ 改札のシームレスな案内がほしい 1% % 6% 6% 8% 11% 3. 移動できなかった 11% その他 31%
飛騨高山 自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験概要及びモニター体験状況 実証実験期間 平成 1 年 月 14 日 ( 土 )~3 月 1 日 ( 日 ) 16 日間 実証実験エリア JR 高山駅東側周辺約 0.3km のエリア 情報提供画面 参加民間企業等 ( 株 ) 横須賀テレコムリサーチパーク 代表 ソフトバンクテレコム ( 株 ) ノキア ジャパン ( 株 ) ( 株 ) ウィルコム ( 株 ) エヌ ティ ティ ドコモ 基本サービス 施設情報提供 3 経路探索 4 移動案内 5 注意喚起 6 緊急情報 施設情報提供 提供サービス 応用サービス 観光 店舗情報提供 多言語案内 観光 店舗情報提供 多言語案内 位置特定インフラ 電波マーカー システム概要 携帯端末 UC+ マルチレシーバ 携帯電話 (Nokia N95)+ マルチレシーバ 携帯端末 携帯電話 (P906i+ アクティブストラップ ) 位置特定インフラ 電波マーカー 実証実験状況 UC 移動案内画面 観光情報画面 店舗情報画面 携帯電話 NTT 現在位置情報画面 施設情報画面 携帯電話ノキア 現在位置情報画面 モニター体験状況 ( 車いす使用者 ) 車いす使用者体験者数 5 視覚障害者 0 聴覚障害者 1 運営状況 外国人 健常者 16 33 計 345 3
飛騨高山 自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験結果 ( アンケート結果抜粋 ) 情報提供手法の有効性 アンケート質問 : 本実験では まちを歩いているだけで 自動的に情報が飛び込んでくるプッシュ型の情報提供を行いました この情報提供方法は便利だと思いましたか? 携帯電話 (docomo) ユビキタスコミュニケータ 一般 便利ではあまり便ない利ではな 1% い 9% n=98 ある程度便利だと思う 7% とても便利だった 18% 一般 n=158 あまり便利ではない 8% ある程度便利だと思う 63% 便利ではない 1% とても便利だった 8% 外国人あまり便利ではない 8% n=13 ある程度便利だと思う 31% 便利ではない 0% とても便利だった 61% プッシュ型の情報提供手法について 9 割以上が利便性を感じている プッシュ型の情報提供は 有効であるとの評価を得られた 情報提供による行動の変化 アンケート質問 : 本実験で提供した 観光施設などの情報をみることにより 立ち寄りたいと思った ( 立ち寄った ) 施設や店舗はありましたか? 一般 n=94 携帯電話 (docomo) 立ち寄りたいと思わなかった 0% 立ち寄りたいと思った 58% 立ち寄ってみた % ユビキタスコミュニケータ 外国人 n=13 立ち寄りたいと思わなかった 3% 立ち寄りたいと思った 3% 立ち寄ってみた 39% 立ち寄って買物をした 15% n=3 携帯電話 (Nokia) 立ち寄りたいと思わなかった 30% 立ちよって買物をした 3% 立ち寄りたいと思った 54% 立ち寄ってみた 13% 情報提供より行動変化が期待できる回答は約 7 割 ~8 割となる 施設情報 店舗情報の提供は 回遊性の向上 来訪意欲の向上の効果が確認された 集客効果に期待 4
豊田地区自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験概要及びモニター体験状況 実証実験期間平成 1 年 月 9 日 ( 月 )~ 月 日 ( 日 ) 14 日間実証実験エリア豊田市駅及び新豊田駅周辺 ( 約 750m 約 150m) 新豊田駅 みちナビとよた 参加民間企業等 ( 株 ) 横須賀テレコムリサーチパーク 代表 ソフトバンクテレコム ( 株 ) ノキア ジャパン ( 株 ) ( 株 ) ウィルコム 基本サービス 施設情報提供 3 経路探索 4 移動案内 5 注意喚起 6 緊急情報 提供サービス 応用サービス 交番 コインロッカーの位置情報提供 店舗情報および割引クーポンの提供 システム概要 携帯端末 UC+ マルチレシーバ 携帯電話 (Nokia N95)+ マルチレシーバ 位置特定インフラ 電波マーカー 豊田市駅 コモスクエア 情報提供画面 実証実験状況 モニター体験状況 運営状況 移動案内画面 店舗情報画面 体験者数 車いす使用者 6 視覚障害者 聴覚障害者 7 外国人 0 健常者 199 計 14 5
豊田地区自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験結果 ( アンケート結果抜粋 ) 情報提供内容の表現方法について 画面表示 ( 地図 / 図形 / 文字等の見やすさ 理解のしやすさ ) はわかりやすかったですか [ 有効回答数 197/14] 文字の拡大表示機能を提供しています この機能は有用だと思いましたか [ 有効回答数 7/14(50 歳以上 )] 3 あまりわかりやすくなかった, 4 4 わかりにくいと思う, 1 1 わかりやすかった, 4 7 割以上が わかりやすかった 概ねわかりやすかった と評価 ただし振動については 区別が難しいとの意見 4 あまり必要ない, 1 3 普通, 10 5 不要, 0 1 非常に有用, 9 8 割以上が 非常に有用 有用だと思う と有用性を評価 概ねわかりやすかった, 101 提供される経路案内について 提供される経路案内によって 目的地に自力で到達することができましたか [ 有効回答数 197/14] 有用だと思う, 3 今回の実験エリアにおいて 道案内機能は有用だと思いますか [ 有効回答数 197/14] 3 到達できなかった, 13 少し迷ったが到達できた, 98 空白, 1 問題なく到達できた, 84 9 割以上の人が 自力で目的地まで到達することができたと回答 車いす使用者 聴覚障害者 視覚障害者も概ね自力で到着できている 4 あまり必要ない, 19 3 普通, 53 空白, 1 5 不要, 1 1 非常に有用, 35 6 割以上が 非常に有用 有用 と有用性を評価 車いす使用者 聴覚障害者 視覚障害者の回答 車いす使用者 聴覚障害者 1 問題なく到達できた 少し迷ったが到達できた 視覚障害者 0 0 3 4 3 到達できなかった 1 0 有用, 87 6
神戸自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験概要及びモニター体験状況 実証実験期間 平成 1 年 月 6 日 ( 月 )~ 月 6 日 ( 木 ) 火曜日を除く 18 日間 実証実験エリア 三宮周辺地区と神戸空港の 地点 ( 約 km ) 神戸空港地区 参加民間企業等 基本サービス 提供サービス 応用サービス システム概要 ( 株 ) 横須賀テレコムリサーチパーク 代表 ソフトバンクテレコム ( 株 ) ノキア ジャパン ( 株 ) ( 株 ) ウィルコム 施設情報提供 3 経路探索 4 移動案内 5 注意喚起 6 緊急情報 観光 店舗情報提供 多言語案内 携帯端末 UC+ マルチレシーバ 位置特定インフラ 電波マーカー 三宮周辺地区 ( 株 ) ナビタイムジャパン 代表 KDDI( 株 ) ( 株 )KDDI 研究所 施設情報提供 3 経路探索 4 移動案内 5 注意喚起 店舗情報提供 携帯端末 携帯電話 位置特定インフラ IMES 情報提供画面 実証実験状況 UC 移動案内画面 現在位置情報画面 店舗情報画面 携帯電話 モニター体験状況 ( 視覚障害者 ) 運営状況 移動案内 現在位置情報画面 ( 地上 ) 移動案内 現在位置情報画面 ( 地下 ) 体験者数 車いす使用者 9 視覚障害者 30 聴覚障害者 外国人 15 ベビーカー 9 健常者 415 計 480 7
神戸自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験結果 ( アンケート結果抜粋 ) ナビゲーションサービスの総合的検証 地下から地上へのシームレスな経路案内の有効性 個人の特性 ( 障害等 ) に応じた案内情報の適切性 1 屋内から屋外 屋外から屋内へ移動時の 地図の切替などのタイミングは適切でしたか? 携帯電話 一般 一般 n=185 n=0 切替が何度も発生して解りづらい 3% その他 17% いつ地図が切り替わったか解らない 19% タイミングが早い場合と遅い場合がある 8% とても適切だった 1% タイミング 概ね適切だった 16% タイミングが遅い 35% が早い 1% ユビキタスコミュニケータ 切替が何度も発生して解りづらい 3% タイミングが早い場合と遅い場合がある 9% いつ地図が切り替わったか解らない 0% その他 7% タイミングが遅い 1% とても適切だった 5% 概ね適切だった 4% タイミングが早い % 1 携帯電話では 適切と回答した人は全体の約 0% であった ( IMES 電波の受信処理が遅いためタイミングが遅いとの意見が多い ) ユビキタスコミュニケータでは 適切と回答した人は全体の約 50% であった 携帯電話では 各属性とも約 70~80% が適しているとの回答で 適切性については一定の評価を得た ユビキタスコミュニケータでは 各属性とも約 70~80% が適しているとの回答で 適切性については一定の評価を得た 1 両端末とも 地上 地下の地図が切り替わるタイミングを適切に調整することが 今後の課題となる 適切性については 両端末とも一定の評価は得たが 検索条件を個人の属性や天候など細かく設定できることが望まれている 本実験で案内された経路 ( 最短経路 バリアフリー経路 ) は あなたが移動するのに適した経路でしたか? 携帯電話 ユビキタスコミュニケータ 一般 n=197 ベビーカー n=9 利用しなかった % あまり適していなかった 19% とても適していた 13% 概ね適していた 66% あまり適していなかった % 利用しなかった 11% 概ね適していた 67% 一般 n=15 利用しなかった 7% あまり適していなかった 16% 概ね適していた 67% とても適していた 10% 利用しなかった 0% あまり適していなかった 33% 車いす n=6 とても適していた 17% 概ね適していた 50% 8
奈良自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験概要及びモニター体験状況 実証実験期間平成 1 年 1 月 0 日 ( 火 )~ 月 8 日 ( 日 ) 0 日間実証実験エリア奈良公園周辺 平城宮跡 西の京の3 地区からなる約 6.4km のエリア ( 平城宮跡は今年度は実験対象外 ) 参加民間企業等 基本サービス 提供サービス 応用サービス システム概要 ( 社 ) 奈良市観光協会 施設情報提供 3 経路探索 4 移動案内 5 注意喚起 観光 店舗情報提供 多言語案内 携帯端末 UC+ マルチレシーバ 携帯電話 (GPS 機能 ワンセグ受信機能搭載 ) 位置特定インフラ 電波マーカー IC タグ QR コードタグ km 西の京エリア 奈良公園エリア 地図データ C 008 ZENRIN 情報提供画面 実証実験状況 UC 移動案内画面 現在位置情報画面 観光情報画面 携帯電話 モニター体験状況 ( 外国人観光客 ) 運営状況 ( 端末貸出 ) 経路探索情報画面 バス停情報画面 観光情報画面 体験者数 車いす使用者 1 視覚障害者 0 聴覚障害者 6 外国人 34 健常者 353 計 405 9
奈良自律移動支援プロジェクト実証実験 実証実験結果 ( アンケート結果抜粋 ) 情報提供の充実性の検証提供情報 ( 観光 バリアフリー ) の充実性の検証 実験結果では 80% 近くの人が奈良の特色を一定程度知ることができた 提供情報により行動変化が期待できる人は 80% を超える 提供された情報で奈良地区の特色を知ることができましたか 全く知ることはできなかった 1.1% あまり知ることはできなかった 13.6% 属性 : 全体験者母数 :n=405 未回答.8% 十分に知ることができた 10.% ある程度知ることができた 7.% 観光情報 目的地への移動案内情報 路線バスに関する情報 トイレ等の施設情報 商店街での店舗情報 リアルタイム情報 その他 0.0% 0.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 3.9% どの情報に興味を持ちましたか 1.9% 19.5% 17.7% 13.% 51.7% 7.4% 本実験で提供している 観光施設や店舗の情報をご覧になることにより それらの施設に立ち寄りたいと思いましたか 情報を見ても立ち寄りたいと思わなかった 8.8% 情報を見た施設に立ち寄ってみたいと思った ( 実際には立ち寄らなかった ) 53.7% 未回答 7.1% 情報を見た施設に実際に立ち寄ってみた 30.4% 属性 : 全体験者母数 :n=405 エリア間移動に関する提供情報の有用性の検証複数エリアを移動する際に提供する情報の有用性の検証 バス情報を踏まえた経路案内を提供することにより バスを利用して移動を促す事は一定の評価を得ることができた バスで移動する際に提供された情報は役に立ちましたか あまり役に立たなかった 7.6% 全く役に立たなかった 6.7% とても役に立った 9.4% バスで移動する際に提供された情報は役に立ちましたか (UC) あまり役に立たなかった 13.3% 全く役に立たなかった 13.3% とても役に立った 11.1% バスで移動する際に提供された情報は役に立ちましたか ( 携帯電話 ) あまり役に立たなかった 4.1% 全く役に立たなかった.7% とても役に立った 40.5% 属性 : 路線バス利用者母数 :n=119 ( 回答者数 ) ある程度役に立った 56.3% 属性 : 路線バス利用者 (UC) 母数 :n=45 ある程度役に立った 6.% ある程度役に立った 5.7% 属性 : 路線バス利用者 ( 携帯電話 ) 母数 :n=74 10