( 単位 : 人 ) 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2020 年度 2025 年度 ( 平成 24 年度 ) ( 平成 25 年度 ) ( 平成 26 年度 ) 総人口対前年度比高齢者人口対前年度比うち65 歳 ~74 歳対前年度比うち75 歳 ~8

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計画の今後の方向性

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高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

スライド 1

区分

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を


介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) 第 1 表第 1 号被保険者のいる世帯数 ( 単位 : 世帯 ) 前年度末現在当年度中増当年度中減当年度末現在 23,856,459 1,319, ,241 24,261,177 第 2 表第 1 号被保険者数 ( 単位 : 人 ) 年齢区分 前年度

2 居宅サービス事業所の状況

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PowerPoint プレゼンテーション

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

Microsoft Word - 3

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです



第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

資料 3 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画策定資料 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画施策評価報告書 平成 29 年 7 月

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Microsoft Word - ●【本編】おおた高齢者施策推進プラン180313 《最終校正》

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念

事務連絡

4 小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能型居宅介護 通い を中心として 利用者の様態や希望などに応じ 随時 訪問 や 泊まり を組み合わせてサービスを提供することにより 在宅生活の継続を支援するサービスです 介護予防小規模対機能型居宅介護は 介護予防を目的とした小規模多機能型居宅介護で 要支

3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

第 6 期ひろしま高齢者プランにおける介護サービス基盤整備について 介護保険課 1 目指す方向 高齢者が介護や支援が必要になっても, できる限り住み慣れた地域で自立した生活が継続できるよう, 必要に応じ適切なサービスが提供できる地域包括ケアに対応した介護サービス基盤が, 市町の方針や地域の実情に応じ

6 基本理念及び基本目標 第 11 節 (1) 基本理念 すべての人が人間として尊ばれ 生きがいを持ち 心豊かに 安全に安心して暮らせる長寿社会の実現 (2) 基本目標 1 生涯をいきいきと暮らせる健康づくり ~ 健康寿命の延伸を目指して~ 2 社会参加と生きがいづくりの推進 3 地域における自立し

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

第1章 計画の基本的考え方 態を改善して地域社会への参加等を通じ 生きがいや役割を持てるようにすることが 重要です 4 住まい 持ち家や賃貸住宅だけでなく 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など 多様な形態の住まいを含みます 生活の基盤である住まいは 高齢者のプライバシー と尊厳が十分に守ら

板橋区版 AIP の構築に向けた取組に関する検討報告書 < 概要版 > 平成 28 年 2 月 板橋区

Ⅱ 各論第 2 章 各 論 第 2 章 介護と医療 関係機関の連携 第 1 節 介護と医療 関係機関の連携 1 連携のための関係機関のネットワークづくり 現状 課題 平成 19 年度に内閣府が公表した 高齢者の健康に関する意識調査 によると 多くの高齢者が要介護状態になっても 可能な限り住み慣れた地

地域包括ケアシステムの構築に向けた取組み 平成 30 年 3 月 30 日 ( 金 ) 厚生労働省老健局振興課

栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

スライド 1

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

Microsoft Word - 22™²“¸−TŠv†i‘C’³1124†j.doc

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

様式第九(附則第二条関係)

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

第 2 章高齢者を取り巻く状況 1. 人口構成と高齢化の状況 本市の総人口をみると 平成 24 年は 53,334 人 平成 29 年は 53,952 人と年々増加しています また 年齢 3 区分別にみると 0~14 歳の年少人口及び 15~64 歳の生産年齢人口は減少傾向にあるのに対し 65 歳以

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

都市部の高齢化対策に関する検討会資料

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

PowerPoint プレゼンテーション

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Microsoft PowerPoint - H27県集団指導(宮古島市)

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8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

01 表紙 老人保健課 - コピー

Microsoft PowerPoint - 地域密着型サービスについて(長岡市)

Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版

Taro-素案(全体版)

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【1117修正原稿】説明会資料

人口構造の変化 1

PowerPoint プレゼンテーション

はじめに 国立社会保障 人口問題研究所の将来人口推計によれば 現在 わが国の4人に1人以上が高齢者 65歳以上の方 7人に1人 が75歳以上の方となっており 世界でも類を見ない超高齢社会 を迎えております 今後も 高齢化は着実に進むと予測されてお り 特にすべての団塊の世代の方が75歳以上に達する2

Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

高齢者サービスのしおり

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

居宅介護支援事業者向け説明会

サービス推計に必要な調査項目(案)

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

6. 介護給付費等の過誤処理について

あおもり高齢者すこやか自立プラン2015について

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予


< 国が示す新しい総合事業の構成例 > ( 以下はサービスの典型例を示しているため, 市町村はこれらの例を踏まえて, 地域の実情に応じたサービス容を検討 ) 1 訪問介護 訪問型サービス ( 第 1 号訪問事業 ) 現行の訪問介護相当 多様なサービス 2 訪問型サービス A( 緩和した基準によるサー

請求事業者保険者付費明者細)給欄象地特例対請求額集計欄様式第二 ( 附則第二条関係 ) 居宅サービス 地域密着型サービス介護給付費明細書 ( 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハ 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハ 福祉用具貸与 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 夜間対応型訪問介護 地域密着

1 中間のまとめの目的

認知症高齢者の日常生活自立度 Ⅱ 以上の高齢者及び 認知症 施策推進 5 か年計画 ( オレンジプラン ) の公表について 認知症施策検討プロジェクトチームが 平成 24 年 6 月 18 日にとりまとめた 今後の認知症施策の方向性について ( 介護保険最新情報 Vol.291 参照 ) や 同年

第3節 重点的な取り組み

【最終版】医療経営学会議配付資料 pptx

第 2 部 地域包括ケアシステムの構築 第 2 部地域包括ケアシステムの構築

平成 27 年度介護保険制度改正について ( 保険料 ) 第 1 号保険料の多段階化 軽減強化 (から ) 第 6 期保険料については 国の標準段階が 6 段階から 9 段階 ( 第 1 段階 第 2 段階の統合 ) に見直されますが 横浜市においては 第 5 期同様に第 1 段階 第 2 段階を区

Transcription:

第 2 章 伊達市の概況 第 1 高齢者を取り巻く現状 1 伊達市の人口 高齢化率の推移 本市の人口は年々減少傾向にありますが 65 歳以上の高齢者人口は増加を続け 2025 年には高齢化率 (65 歳以上の高齢者が占める割合 ) が39.1% になると予測されています 今後団塊の世代 (1947 年 ~1949 年生まれ ) が後期高齢者となる2025 年には 75 歳以上の高齢者の増加がさらに進むと予想されます 人口実績と人口の推移 ( 単位棒グラフ : 人線グラフ :%) 40,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 1,753 1,841 1,902 1,968 2,073 2,106 4,096 4,195 4,223 4,291 2,676 4,334 4,378 3,103 4,469 5,515 5,604 5,763 5,866 5,873 4,845 5,913 5,693 4,692 20,661 20,259 19,721 19,225 18,717 18,612 17,292 16,223 4,176 4,112 4,011 3,980 3,874 3,805 3,706 3,452 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2020 年度 2025 年度 ( 平成 24 年度 ) ( 平成 25 年度 ) ( 平成 26 年度 ) 0~14 歳 15~64 歳 65~74 歳 75~84 歳 85 歳以上高齢化率 45.0% 40.0% 35.0% 30.0% 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% 5.0% 0.0% 住民基本台帳人口 ( 各年度 3 月 31 日現在 ) 見込み 2020 年度以降伊達市まち ひと しごと創生人口ビジョン 総合戦略推計人口 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 高齢者人口 (65 歳以上 ) の推移 5,515 5,604 5,763 5,866 5,873 5,913 5,693 4,096 4,195 4,223 4,291 4,334 4,378 4,469 1,753 1,841 1,902 1,968 2,073 2,106 2,676 ( 単位 : 人 ) 4,692 4,846 3,103 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2020 年度 2025 年度 ( 平成 24 年度 ) ( 平成 25 年度 ) ( 平成 26 年度 ) 65~74 歳 75~84 歳 85 歳以上 住民基本台帳人口 ( 各年度 3 月 31 日現在 ) 見込み 2020 年度以降国立社会保障 人口問題研究所推計人口 4

( 単位 : 人 ) 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2020 年度 2025 年度 ( 平成 24 年度 ) ( 平成 25 年度 ) ( 平成 26 年度 ) 総人口対前年度比高齢者人口対前年度比うち65 歳 ~74 歳対前年度比うち75 歳 ~84 歳対前年度比うち85 歳以上対前年度比高齢化率 対前年度増減 36,201 36,011 35,620 35,330 34,871 102.4% 102.1% 102.0% 4,096 4,195 4,223 4,291 1,753 99.5% 98.9% 99.2% 98.7% 99.8% 11,364 11,640 11,888 12,125 12,280 12,397 12,838 12,640 5,515 5,604 5,763 5,866 5,873 101.6% 102.8% 101.8% 100.1% 100.7% 1,841 1,902 1,968 4,334 2,073 105.0% 103.3% 103.5% 105.3% 101.6% 34,814 33,836 32,315 101.3% 101.0% 105.9% 104.2% 5,913 5,693 4,692 4,378 4,469 4,845 102.4% 100.7% 101.6% 101.0% 101.0% 104.1% 112.9% 2,106 2,676 3,103 31.4% 32.3% 33.4% 34.3% 35.2% 35.6% 37.9% 95.8% 91.5% 97.1% 80.0% 136.0% 157.7% 39.1% 0.9 1.1 0.9 0.9 0.4 3.6 4.8 住民基本台帳人口 ( 各年度 3 月 31 日現在 ) 見込み 2020 年度以降伊達市まち ひと しごと創生人口ビジョン 総合戦略推計人口 2 一人暮らし高齢者 高齢者のみ世帯の推移 2016 年度 時点で一人暮らしの高齢者 (65 歳以上 ) は 1,963 人 高齢者 (75 歳以上 ) のみ世帯は 1,536 人で年々増加しており 今後も増加を続けると見込まれます ( 単位 : 人 ) 3,000 2,500 2,000 1,500 一人暮らし 高齢者夫婦 1,821 1,867 1,916 1,963 1,307 1,348 1,445 1,536 2,167 1,956 2,743 2,452 1,000 500 0 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2020 年度 2025 年度 ( 平成 25 年度 ) ( 平成 26 年度 ) 2016 年度 まで実績値 2020 年度以降伊達市高齢者世帯確認調査推計 5

3 認定者数の推移 ( 介護度別人数 ) 本市の要支援 要介護認定者数は 第 6 期計画の最終年度である には 2,292 人 要介護認定率は 18.5% と見込んでいます から介護予防 日常生活支援総合事業が始まったことにより 2018 年度 ( 平成 30 年度 ) から 2020 年度は減少となっていますが 団塊の世代が 75 歳となる 2025 年には認定者が増加していくものと思われます 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 ( 単位 : 人 %) 21.0% 要支援 1 要支援 2 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 認定率 215 20.0% 225 187 179 194 200 174 160 174 171 189 188 194 293 251 263 258 262 172 181 191 19.0% 253 254 256 355 357 404 419 539 18.0% 423 434 457 302 337 361 332 280 278 280 320 15.0% 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2025 年度 ( 平成 26 年度 ) ( 平成 30 年度 ) ( 平成 31 年度 ) 厚生労働省 介護保険事業状況報告 月報 ( 年度末実績 ) 見込み 2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 以降 見える化 システム による伊達市の推計値 4 年齢階層別認定率 要支援 要介護認定率を年齢階層別に見ると 75 歳を超えると高くなっています 本市では 75 歳以上の高齢者数の増加がさらに進むと予想されていることから 今後も 要支援 要介護認定者が増加していくものと考えられます 第 1 号被保険者 516 527 525 529 356 374 389 379 333 336 338 378 3.5% 7.1% 14.0% 要支援 1 要支援 2 要介護 1 要介護 2 第 2 号被保険者 1 8 11 513 506 499 23.1% 52.3% 65~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80~84 歳 85 歳以上 要介護 3 要介護 4 要介護 5 ( 単位 :%) 60.0% 40.0% 20.0% 65~69 歳 10 17 17 8 7 9 11 79 70~74 歳 27 31 38 33 13 11 7 160 75~79 歳 69 54 73 49 39 11 21 316 80~84 歳 95 87 130 85 52 34 39 522 85 歳以上 159 192 256 220 138 108 108 1,181 40~64 歳 9 9 1 8 47 計 361 389 525 404 258 174 194 2,305 549 17.0% 16.0% 0.0% 国民健康保険団体連合会受給者台帳人数 (2017 年 ( 平成 29 年 )3 月末 ) 計 第 1 号被保険者 : 原則として伊達市に住所を有する 65 歳以上の方第 2 号被保険者 : 原則として伊達市に住所を有する 40 歳以上 65 歳未満の医療保険に加入している方介護予防 日常生活支援総合事業 : 介護保険法の改正により 2015 年 ( 平成 27 年 )4 月に施行された事業 6

第 2 第 6 期計画の実績 総括 1 高齢者施策 地域支援事業の実施状況 (1) 実施事業 第 6 期計画における高齢者施策は 基本理念を 住み慣れた地域で健やかに安心して自分 らしく生活できる地域づくり とし 3 つの基本目標を定めて実施しました ( 各事業の実績については 資料編に掲載しています ) 基本目標 1 介護予防 健康づくりの推進 事業区分高齢者施策 地域支援事業 事業内容 生活管理指導等短期宿泊事業 すこやか高齢者把握事業 通所型介護予防事業 訪問型介護予防事業 介護予防講座 介護予防講習会 ( 大滝区のみ ) 介護予防地域住民等支援グループ活動事業 プール利用型介護予防事業 ( シニアらくらくトレーニング ) 一次予防事業 二次予防事業評価事業 地域リハビリテーション活動支援事業 ボランティアの育成 支援 アクティビティ( 音楽活動 ) 事業 その他 第 2 次健康づくり伊達 21の推進 生涯学習 スポーツの推進 基本目標 2 高齢者の生きがいづくりの推進 事業区分 高齢者施策 地域支援事業 老人クラブ運営費補助金 高齢者はつらつ交流事業助成金 ボランティアの育成 支援 ( 再掲 ) 事業内容 長寿祝金支給事業 介護予防地域住民等支援グループ活動事業 ( 再掲 ) その他 雇用の促進 生涯学習 スポーツの推進 ( 再掲 ) 基本目標 3 安心して暮らせるための環境づくりの推進 事業区分 高齢者施策 事業内容 高齢者緊急通報サービス事業 救急医療情報キット ( 安心キット ) 配付事業 寝たきり高齢者等移送サービス 事業 養護老人ホーム ケアハウス 介護付き有料老人 一人暮らし高齢者等訪問 電話ホーム 高齢者向け住宅 サービス事業 事業者協力による高齢者等地域見守り活動 ( もしかしてネット ) の推進 民生委員等と連携した高齢者世 日常生活用具給付事業帯の見守り支援 一次予防事業 :65 歳以上の元気な高齢者を対象とした 生活機能の維持又は向上を図るための事業二次予防事業 : 要介護状態 要支援状態にはないが そのおそれがあると考えられる 65 歳以上の高齢者を対象にした 介護が必要な状態とならないようにできる限り予防するための事業 7

事業区分 高齢者施策 は大滝区のみ事業内容 LSA( 生活援助員 ) による地 高齢者生活援助事業域見守り事業の実施 生き生きデイサービス事業 高齢者入浴サービス事業 高齢者福祉バス助成事業 高齢者等外出支援サービス事業 地域支援事業 その他 生活支援コーディネーターの配 置に向けた準備 ボランティアの育成 支援 ( 再掲 ) 食の自立支援事業 認知症の知識の普及啓発事業 認知症サポーター養成事業 認知症ケアパスの作成 普及 認知症地域支援推進員の配置 認知症高齢者を支える地域ネッ トワークの活用 支え合い連携手帳 ( 地域連携パス ) の普及 認知症初期集中支援チームの設 地域包括支援センターの機能強化 地域ケア会議の充実 シルバーハウジング事業 認知症介護者の集い 家族介護教室事業 家族介護用品支給事業 家族介護慰労事業 家族介護交流事業 介護マークの普及促進 日常生活自立支援事業の普及と 利用促進 置に向けた準備の推進 在宅医療 介護連携推進協議会 の設置 災害時の援護体制の推進 成年後見制度利用支援事業 高齢者虐待防止 詐欺被害防止 (2) 事業費の状況 区分 計画 2015 年度 実績 計画比 計画 2016 年度 実績 計画比 ( 単位 : 円 ) 計画 高齢者施策 ( 一般会計 ) 地域支援事業費 介護予防事業 262,667,000 62,000,000 8,000,000 256,009,940 59,219,566 4,931,179 97.5% 95.5% 61.6% 305,079,000 62,000,000 8,000,000 299,191,411 56,558,589 6,209,675 98.1% 91.2% 77.6% 279,334,000 71,157,000 11,241,000 包括的支援事業 任意事業 54,000,000 54,288,387 100.5% 54,000,000 50,348,914 93.2% 59,916,000 包括的支援事業 任意事業 40,500,000 13,500,000 39,088,831 15,199,556 96.5% 40,500,000 39,331,056 97.1% 45,881,000 112.6% 13,500,000 11,017,858 81.6% 14,035,000 介護予防事業は 二次予防把握事業の縮小や 二次予防対象者向けの通所 訪問介護予防事業への参加率が低かったことから 計画よりも実績が少ない結果となりました 任意事業は 2015 年度 をもって 食の自立支援事業 が廃止となったことに伴い 計画よりも大幅に実績が減りました この事業は 市が主体となり配食サービスを行う事業ですが 同程度の金額でサービスを提供する民間事業者が充実したことから廃止となりました 支え合い連携手帳 : 認知症専門医療機関 地域医療機関 薬局 介護関連施設等が認知症の方の病状 生活状況や介護状況 服薬状況などの情報を記入し 情報共有や連携を図るための手帳 8

(3) 施策の総括 基本目標 1 介護予防 健康づくりの推進地域や個人の特性に応じた多様な介護予防事業の展開として 地区毎に開催する介護予防教室や健康カラオケを活用した伊達はつらつ元気塾事業を実施しました また 介護予防に取り組む自主活動グループの立ち上げ支援等 様々な通いの場づくりに取り組みました グループの数は今後も増加する予定のため 介護予防事業費の増加が見込まれます 一方で 二次予防対象者のうち通所型 訪問型介護予防事業の参加希望者が少なく より専門的な指導に課題が残りました 2017 年 ( 平成 29 年 )4 月から介護予防 日常生活支援総合事業に移行したことに伴い これまで以上に伊達市の実情に合わせた介護予防事業の展開が求められると考えます 基本目標 2 高齢者の生きがいづくりの推進高齢者の生きがいづくり 仲間づくりの推進として 介護予防グループや老人クラブへの支援を行いました 社会参加活動のひとつとしては 地域で健康カラオケを実践する音楽健康指導士 ( 準 2 級 ) の資格取得支援を実施しました また 介護予防に取り組んだり世話人として活動するとポイントが付与される 伊達はつらつポイント事業を より開始しました 今後も就労をはじめとした高齢者の活躍の場の確保や環境整備が重要と考えます 基本目標 3 安心して暮らせるための環境づくりの推進地域包括ケアシステムの構築に向け 高齢者が地域で生活する上で重要な 医療と介護 生活支援 について協議の場を設け 市の現状や課題 解決策を検討しました 医療と介護では 在宅医療や看取りについての講演会を市内 10ヶ所で開催し 市民への普及啓発を行いました また 高齢者の生活を支える様々な職種を対象とした多職種勉強会を開催し 多職種間で顔の見える関係づくりに取り組みました 生活支援では 公助や共助に加えて 互助 の重要性についての市民向け説明会や講演会を開催しました には 生活支援コーディネーターを配置し地区毎の課題を話し合う地域づくり座談会を3 地区で開催しました 認知症施策のひとつとして 認知症疾患医療センター 2 機関 認知症地域支援推進員と 認知症ガイドブック( ケアパス ) を作成し 市民への普及啓発を行いました また 2017 年 ( 平成 29 年 )7 月からは認知症の方を地域で見守るためのツールとして 認知症の方に反射シール等を給付する認知症高齢者見守り事業を新たに開始しました 地域包括ケアシステムの構築に向けては 今後も継続して事業を展開していくことが重要であると考えます 健康カラオケ : カラオケの画面に流れる映像や歌 音楽に合わせて体操や脳トレなどを行うもの互助 : 住民同士の支え合い 助け合い ボランティアや NPO 法人の活動など 9

2 介護施策の実施状況 (1) 介護サービスの利用状況 ア. 居宅サービス訪問入浴介護については 計画に対し実績の方が上回っていますが 利用者数は6 名と少なく見込んでいたため計画の範囲以内と考えています 居宅療養管理指導については 2016 年度 より近隣の医療機関が訪問診療を始めたことによる増加となっています 通所介護については 計画に対し実績が下回っておりますが 2016 年 ( 平成 28 年 ) 4 月から定員 18 名以下の小規模通所介護が地域密着型に移行したことが要因となっています また 短期入所療養介護の増加に伴う要因としては 特別養護老人ホームや老人保健施設に入所予定の方が 施設に入所するまでの間に介護療養型医療施設の短期入所を利用したことによる増加と考えられます 1 訪問介護 区分 2015 年度 2016 年度 計画 実績 計画比 計画 実績 計画比 計画 回数 22,783 22,100 97.0% 23,467 20,994 89.5% 24,171 2 訪問入浴介護 回数 365 548 150.1% 365 535 146.6% 365 3 訪問看護 回数 4,344 3,843 88.5% 4,474 3,439 76.9% 4,609 4 訪問リハヒ リテーション 回数 3,196 2,664 83.4% 3,291 3,194 97.1% 3,390 5 居宅療養管理指導 人数 157 176 112.1% 172 607 352.9% 190 6 通所介護 回数 23,449 22,545 96.1% 25,929 9,032 34.8% 28,670 7 通所リハヒ リテーション 8 短期入所生活介護 回数 14,296 13,633 95.4% 14,439 日数 7,894 6,097 77.2% 8,052 15,916 110.2% 14,583 6,713 83.4% 8,213 9 短期入所療養介護 日数 301 467 155.1% 316 510 161.4% 331 10 特定施設入居者生活介護 人数 864 897 103.8% 888 990 111.5% 912 11 福祉用具貸与 人数 3,142 3,378 107.5% 3,237 3,702 114.4% 3,334 12 特定福祉用具購入 人数 119 84 70.6% 125 84 67.2% 131 13 住宅改修 人数 102 92 90.2% 102 91 89.2% 102 14 居宅介護支援 人数 8,221 7,155 87.0% 8,976 6,882 76.7% 9,800 10

イ. 地域密着型サービス小規模多機能型居宅介護については 開設時期が遅れたことにより実績が伸びませんでした 地域密着型通所介護は 計画では見込んでいませんでしたが 2016 年 ( 平成 28 年 ) 4 月より定員 18 名以下の小規模通所介護が地域密着型へ移行したことから実績として計上されています 定期巡回型随時対応は 市内に提供する事業所は無く住所地特例者による実績となっています 1 2 3 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 認知症対応型共同生活介護 区分 2015 年度 計画 実績 計画比 計画 回数 1,763 1,406 79.8% 回数 85 38 回数 1,176 1,078 91.7% 1,176 2016 年度 実績 計画比 1,799 1,360 75.6% 44.7% 946 80.4% 計画 1,835 284 1,176 4 定期巡回随時対応 回数 115 0 5 6 認知症対応型共同生活介護 ( 短期入所 ) 介護老人福祉施設入所者生活介護 回数 5 0 回数 348 324 93.1% 348 341 98.0% 348 7 地域密着型通所介護 回数 14,811 ウ. 施設サービス介護老人保健施設サービスについては 市内施設利用 住所地特例者の利用を見込んで計画しましたが 利用者が伸びなかったことにより 計画と比べ低い実績となっています 施設サービス全体としては 計画比 94.6% とほぼ計画どおりとなっています 1 介護老人福祉施設 2 介護老人保健施設 区分 2015 年度 2016 年度 計画 実績 計画比 計画 実績 計画比 人数 2,820 2,789 98.9% 2,940 2,912 99.0% 計画 3,060 人数 2,400 2,164 90.2% 2,520 2,180 86.5% 2,520 3 介護療養型医療施設 人数 900 875 97.2% 900 926 105.8% 900 地域密着型サービス : 今後増加が見込まれる認知症高齢者や 中重度の要介護高齢者等ができる限り住み慣れた地域での生活が継続できるように 2006 年 ( 平成 18 年 )4 月の介護保険制度改正により創設されたサービス体系で保険者が事業者の指定 監督を行う 11

エ. 介護予防サービス介護予防通所介護については 機能訓練に特化した通所介護事業所の新設や定員増により計画を大幅に上回る実績となりました 介護予防居宅療養管理指導は居宅サービスと同じく近隣医療機関が訪問診療を開始したことによる増加となりました 1 介護予防訪問介護 区分 2015 年度 2016 年度 計画 実績 計画比 計画 実績 計画比 計画 回数 1,943 1,874 96.4% 2,079 2,002 96.3% 2 介護予防訪問入浴介護 回数 0 0 3 介護予防訪問看護 回数 575 418 72.7% 632 484 76.6% 695 4 5 介護予防訪問リハヒ リテーション 介護予防居宅療養管理指導 回数 458 404 88.2% 458 505 110.3% 458 人数 84 62 73.8% 86 110 127.9% 88 6 介護予防通所介護 回数 1,256 2,055 163.6% 1,287 2,495 193.9% 7 8 9 10 11 12 介護予防通所リハヒ リテーション 介護予防短期入所生活介護 介護予防短期入所療養介護 介護予防特定施設入居者生活介護 介護予防福祉用具貸与 特定介護予防福祉用具購入 回数 1,983 1,606 81.0% 2,003 1,680 83.9% 2,023 日数日数 65 14 32 14 49.2% 100.0% 65 16 28 12 43.1% 75.0% 65 18 人数 300 290 96.7% 312 255 81.7% 324 人数 1,121 1,033 92.1% 1,233 1,360 110.3% 人数 66 50 75.8% 79 50 63.3% 56 13 介護予防住宅改修 14 介護予防支援 人数 80 71 88.8% 89 69 77.5% 97 人数 5,207 5,339 102.5% 5,503 6,044 109.8% 5,816 オ. 地域密着型介護予防サービス 計画では利用者を見込みましたが実績はありませんでした 1 2 3 介護予防認知症対応型通所介護 介護予防小規模多機能型居宅介護 介護予防認知症対応型共同生活介護 区分 人数 0 0 人数 2015 年度 計画 実績 計画比 人数 12 0 2016 年度 計画 実績 計画比 計画 15 0 48 12 0 12 12

(2) 事業費の状況 ア. 居宅サービス 訪問入浴 居宅療養管理指導 短期入所療養介護については利用状況と同じく計画より も実績が上回っています 特定施設入所者生活介護については 住所地特例者の有料老人ホーム等への入居が一因 となっており 2016 年 ( 平成 28 年 )4 月から制度改正により有料老人ホーム サービス付 き高齢者向け住宅が住所地特例の対象施設となったことから計画を上回る実績となりまし た 通所介護については 2016 年 ( 平成 28 年 )4 月から定員 18 名以下の小規模通所介護が地 域密着型になったことで低い実績となりましたが 地域密着型通所介護の実績と合わせる と計画比は 82.5% となっています ( 単位 : 円 ) 2015 年度 h 2016 年度 計画実績計画比計画実績計画比計画 1 訪問介護 72,530,000 75,572,370 104.2% 74,561,000 71,998,310 96.6% 76,798,000 2 訪問入浴介護 4,115,000 6,201,789 150.7% 4,107,000 6,104,275 148.6% 4,107,000 3 訪問看護 30,047,000 26,070,700 86.8% 30,888,000 22,795,691 73.8% 31,815,000 4 訪問リハヒ リテーション 17,245,000 14,467,381 83.9% 17,727,000 17,697,112 99.8% 18,259,000 5 居宅療養管理指導 709,000 1,009,616 142.4% 779,000 3,057,208 392.5% 857,000 6 通所介護 181,755,000 162,326,560 89.3% 201,786,000 61,402,395 30.4% 225,703,000 7 通所リハヒ リテーション 103,622,000 99,572,993 96.1% 104,455,000 107,058,641 102.5% 105,500,000 8 短期入所生活介護 55,546,000 40,382,274 72.7% 56,547,000 44,544,014 78.8% 57,678,000 9 短期入所療養介護 2,606,000 4,303,133 165.1% 2,731,000 4,572,537 167.4% 2,868,000 10 特定施設入居者生活介護 147,584,000 151,995,935 103.0% 153,056,000 170,294,917 111.3% 158,294,000 11 福祉用具貸与 29,464,000 32,586,783 110.6% 30,348,000 35,406,107 116.7% 31,258,000 12 特定福祉用具購入 4,050,000 2,946,219 72.7% 4,253,000 2,202,304 51.8% 4,466,000 13 住宅改修 7,714,000 6,636,414 86.0% 7,714,000 5,894,761 76.4% 7,714,000 14 居宅介護支援 97,819,000 96,476,298 98.6% 104,730,000 95,556,771 91.2% 112,346,000 計 754,806,000 720,548,465 95.5% 793,682,000 648,585,043 81.7% 837,663,000 住所地特例 : 社会保険制度において 被保険者が住所地以外の市町村に所在する介護保険施設等に入所又は入居をすることで施設等の所在市町村に住所を変更した場合 住所を移す前の市町村が引き続き保険者となる特例措置 13

イ. 地域密着型サービス地域密着型通所介護については 制度の改正により18 人以下の小規模通所介護が地域密着型になったことによる増加となっています 小規模多機能型居宅介護については事業所開設が予定よりも遅れたことで計画よりも下回っています 1 2 3 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 認知症対応型共同生活介護 h ( 単位 : 円 ) 2015 年度 2016 年度 計画 実績 計画比 計画 実績 計画比 計画 16,805,000 15,200,276 90.5% 17,108,000 14,469,979 84.6% 17,450,000 2,561,000 151,389 5.9% 8,505,000 288,948,000 260,756,544 90.2% 288,408,000 223,034,634 77.3% 288,534,000 4 定期巡回随時対応 210,837 0 5 6 認知症対応型共同生活介護 ( 短期入所 ) 介護老人福祉施設入所者生活介護 40,545 0 67,512,000 68,613,031 101.6% 68,575,000 75,402,577 110.0% 68,747,000 7 地域密着型通所介護 104,980,060 計 373,265,000 344,821,233 92.4% 376,652,000 418,038,639 111.0% 383,236,000 ウ. 施設サービス 介護施設サービスについては ほぼ計画どおりとなりました h ( 単位 : 円 ) 2015 年度 2016 年度 計画 実績 計画比 計画 実績 計画比 計画 1 介護老人福祉施設 623,698,000 592,534,539 95.0% 646,889,000 632,304,778 97.7% 672,944,000 2 介護老人保健施設 612,717,000 552,327,381 90.1% 635,956,000 548,882,571 86.3% 636,761,000 3 介護療養型医療施設 308,744,000 297,030,253 96.2% 311,633,000 311,422,817 99.9% 313,427,000 計 1,545,159,000 1,441,892,173 93.3% 1,594,478,000 1,492,610,166 93.6% 1,623,132,000 14

エ. 介護予防サービス 介護予防通所リハビリテーションの実績が計画を下回ったのは 訪問リハビリテーショ ンの利用者が増加したことによる減少となっています 介護予防通所介護については 機 能訓練に特化した通所介護の利用者が増えたことによるものです h ( 単位 : 円 ) 2015 年度 2016 年度 計画 実績 計画比 計画 実績 計画比 計画 1 介護予防訪問介護 35,473,000 30,576,611 86.2% 38,405,000 32,941,961 85.8% 2 介護予防訪問入浴介護 0 0 3 介護予防訪問看護 3,651,000 2,365,500 64.8% 4,028,000 2,710,281 67.3% 4,453,000 4 5 介護予防訪問リハヒ リテーション 介護予防居宅療養管理指導 2,295,000 1,961,376 85.5% 2,291,000 2,429,304 106.0% 2,291,000 541,000 409,275 75.7% 550,000 559,768 101.8% 561,000 6 介護予防通所介護 7 8 9 10 11 12 介護予防通所リハヒ リテーション 介護予防短期入所生活介護 介護予防短期入所療養介護 介護予防特定施設入居者生活介護 介護予防福祉用具貸与 特定介護予防福祉用具購入 40,056,000 52,450,426 130.9% 41,944,000 63,243,314 150.8% 70,924,000 46,262,365 65.2% 73,182,000 48,965,747 66.9% 75,658,000 1,560,000 917,276 58.8% 1,557,000 824,391 52.9% 1,557,000 356,000 505,728 142.1% 408,000 491,499 120.5% 470,000 28,007,000 21,711,877 77.5% 29,371,000 19,489,078 66.4% 30,788,000 4,787,000 3,979,737 83.1% 5,735,000 5,253,837 91.6% 6,870,000 1,491,000 1,288,987 86.5% 1,789,000 1,237,014 69.1% 2,147,000 13 介護予防住宅改修 6,343,000 7,022,052 110.7% 6,978,000 6,075,082 87.1% 7,675,000 14 介護予防支援 21,617,000 23,417,636 108.3% 22,855,000 26,657,846 116.6% 24,212,000 計 217,101,000 192,868,846 88.8% 229,093,000 210,879,122 92.0% 156,682,000 オ. 地域密着型介護予防サービス 計画では利用者を見込みましたが実績はありませんでした 1 2 3 介護予防認知症対応型通所介護 介護予防小規模多機能型居宅介護 介護予防認知症対応型共同生活介護 h ( 単位 : 円 ) 2015 年度 2016 年度 計画 実績 計画比 計画 実績 計画比 計画 0 0 1,349,000 0 1,347,000 195,000 0 646,000 0 1,347,000 計 1,349,000 0 1,542,000 0 1,993,000 15

(3) 施策の総括 第 6 期伊達市高齢者保健福祉計画 介護保険事業計画は 住み慣れた地域で健やかに安心して自分らしく生活できる地域づくり を基本理念に 介護保険第 1 号被保険者の3 年間の保険料率を確定するために3 年間の人口 被保険者 認定者及び介護事業費 介護予防事業費を見込み 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 中に策定しました 実績としては 伊達市における総人口 被保険者 介護認定者については 多少の誤差はありますがほぼ計画の範囲以内となりました 介護給付費 介護予防給付費についても実績の計画比は 2015 年度 95.7% 2016 年度 95.0% となり計画どおりとなっています 今後も少子高齢化が進み 65 歳以上の高齢者の急速な増加とともに 要介護者の増加が見込まれますが 介護予防 認知症予防の推進に努め 要介護状態になる前の高齢者を対象にした介護予防事業等の継続的 効率的な実施が必要と考えます また 地域包括ケアシステムの構築に向け サービスを利用しやすい環境を整備し 保険料 利用料に見合った介護サービス提供に努めていきます 16

第 3 高齢者施策の課題 1 高齢化と認定者数の増加 伊達市の高齢化率は2016 年度 で35.2% となっており 団塊世代の多くが75 歳を迎える2025 年度には39.1% になると推計され 今後も増加傾向が続くことが予想されます また 高齢者は75 歳を過ぎると急激に身体能力が低下する傾向が見られることから 2025 年度以降は認定者数の増加と共に重度化が懸念されます このような中で 高齢者一人世帯や高齢者のみの世帯も同様に増加していくと思われ 高齢者一人ひとりが自立して生き生きと暮らすための支援を行っていくことが必要です そのために 高齢者の多様なニーズに応える地域に合ったサービスが重要となってきます 2 介護保険事業費の増加 2016 年度 までは サービスの種類によって伸び率にばらつきが見られますが 高齢化とともに総事業費も増加しています 特に本市では すべての認定者のうち要支援 1 要支援 2 要介護 1の軽度認定者の占める割合が多く 予防給付費の伸びが著しい現状となっています 軽度認定者は機能回復等により自立の可能性が高いだけではなく 重症化を防ぐことで住み慣れた地域での生活をより長く継続することが可能となります 今後 健康づくりや介護予防 自立支援 重症化防止に向けた取り組みがますます重要になります 3 地域包括ケアシステムの構築に向けて (1) 自立を支援するための介護予防と介護保険サービス 第 5 期計画以降に創られた 歩いて通える介護予防の場 である介護予防グループは 現在参加する方々の介護予防活動となることに加え 介護保険サービスを利用し機能回復した要支援 要介護認定者の受け皿としての役割が期待されます 地域特性や各グループの特色を生かしながら リハビリテーション専門職等の関係機関と連携し より効果的な活動となるように支援する体制づくりが必要です また 機能回復等による自立や重症化防止においては 市民の意識 意欲はもちろん ケアプラン作成をはじめ各サービス事業者の支援の在り方が重要となります このため よりよい支援について各専門分野からの意見が得られ 効果的な支援につながるよう地域ケア会議の充実を図る必要があります ケアプラン : 介護保険制度で受けられるサービスの内容や日時などが有効に行えるように立てた計画のこと地域ケア会議 : 地域包括ケアシステムの構築に向けて 地域の実情に沿ったネットワークを構築したり 課題を把握し 解決する手段を導き出すための会議 高齢者の自立支援に資するケアマネジメントを支援する働きも持つ 17

(2) 支え合いを大切にする地域づくり 高齢者が在宅生活を続ける上での困りごとは 買い物 移動手段 除雪等様々であり これらは地区毎にも異なることがわかりました 在宅生活を続ける上での困りごとや地区の現状を細やかに把握し 課題解決に向けて地域と協力しながら取り組むための体制づくりが必要となります また 課題解決に向けては 地域の支え合いの力を大切にするだけではなく 新たなサービスの創出も含め ボランティア NPO 法人 民間企業等と協力しながら進めることが求められます (3) 在宅医療と介護の連携体制の強化 在宅医療と介護の連携の課題として 情報共有 連携体制の整備 個人のスキルアップ 地域住民への普及啓発 の4つが出されました 医療ニーズと介護ニーズを併せ持つ高齢者が安心して在宅生活を続けるためには 在宅医療と介護の連携は今後さらに重要となり 在宅医療 介護連携支援センターとともに 連携の課題解決に向けた具体的な取り組みが必要となります (4) 認知症の方やその家族を見守る地域づくり 認知症は 早期に発見し治療につなげることが非常に重要であることから 知識の普及啓発や受診につなげるための支援体制の整備が大切です また 若年性認知症の方は 就労や社会参加等の様々な分野の支援が必要です 認知症の方が地域で暮らし続けるためには 家族だけではなく 地域住民や介護事業所をはじめ配達業者やコンビニエンスストア 商店等の民間事業者との連携や協力が非常に重要であり 地域全体で見守る体制づくりの強化が求められます 在宅医療 介護連携支援センター : 医療ニーズや介護ニーズを持つ高齢者を支援する関係機関や関係者が相互にスムーズな連携を行い 適切なサービスを提供するための相談機関 18