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により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

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Taro-全員協議会【高エネ研南】

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起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

計画の今後の方向性

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

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一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

第3節 重点的な取り組み

資料 4 平成 29 年 1 月 27 日記者会見 土地区画整理事業に関する土地利活用意向調査の実施結果について 復興推進本部都市整備推進室 1 土地利活用意向調査の目的 市内 4 地区の土地区画整理事業は 平成 29 年度末を目標に全ての宅地引渡しが完了できるよう鋭意工事を進めております 地権者へ

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

01 【北海道】

大規模住宅団地の現状と活性化・再生の進め方

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

住まい まちづくりの基本目標と基本的施策の展開方向 1. 住まい まちづくりの理念と基本目標 だれもが安心して住み続けたいと感じる魅力ある とだ の住まい まちづくり を政策の基本理念とし これを実現するために次の 3 つを基本目標として総合的な施策を図るものとします 基本目標 -Ⅰ 多様なニーズに

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

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8 月 : 新大阪駅周辺地域について 都市再生緊急整備地域の候補となる地域として公表 10 月 : 第 3 回大阪港ベイエリアに関する意見交換会 を開催 11 月 : 旧成人病センター跡地等に関するマーケットリサーチ結果の公表 ( 予定 ) グランドデザイン 大阪都市圏 の推進 淀川沿川の広域連携型

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資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

基本指針の概要 1 基本指針改定の趣旨近年 地域社会における社会的課題が多様化 複雑化する中 行政 企業 NPO 自治会などが互いに協力して課題解決に取り組み 地域社会をより住み良いものとしていくことが今後ますます重要となっています このため 従前の NPO 活動に関する基本指針 の基本的な考え方を

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

計画書

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

スライド 1

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様式 重点項目 産業を担う人材確保対策の推進 雇用情勢の改善を背景に 就職相談者の減少が見込まれる中にあっても 本県産業の持続的な発展を図るため 優れた人材を確保していく必要があることから 県内外の学生や若年者をはじめとした幅広い世代 UI ターン希望者に対するきめ細かな支援により 人材確保を図りま

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H300124,27説明資料(茎崎)

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

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地域子育て支援拠点事業について

相模原市住宅基本計画 概要版

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

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いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

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参加者メリット

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2-3(2) 学校の教育力の向上 1. 学習環境の整備 子どもに質の高い教育を提供していくために 学びの森 を設置 運営する 学びの森 では専門的な指導員を配置し 1 教職員の研修体制の充実 2 学校と地域の連携協力の推進 3 児童生徒 保護者との教育相談を進める ティームティーチングによる学習支援

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

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姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

持続可能な自治会活動に向けた男女共同参画の推進について(概要)


設計 工事スケジュール 2009年11月 実施設計開始 2011年3月 準備工事開始 2011年3月 東日本大震災 2011年4月 着工 2011年6月 BCP対応方針検討 工事中断 2011年8月 変更基本設計開始 2011年11月 変更実施設計開始 2012年5月 ホテル レジデンス棟再着工 2

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4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

第3章 指導・監査等の実施

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

(2) 小学校区別人口特性 2010 年の校区別総人口は 学校区の順に多い 2010 年の校区別人口密度は の順に高くなっており 学校区の殆どの区域と 学校区の一部区域は DID 地区となっている 2040 年の推計人口は 学校区で 2010 年人口を上回る若しくは横ばいの見込みであるが その他の殆

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発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

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2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

地域住宅計画 計画の名称千葉市地域 (3 期 ) 都道府県名千葉県作成主体名計画期間平成 27 年度 ~ 31 年度 千葉市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 千葉市は千葉県のほぼ中央部に位置し 人口は約 96 万人 世帯数は約 42 万世帯の地域で地域面積は k m2である 本市では

県産材の需要拡大の推進について(枠組み)

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

( 新 ) 藤沢都市計画住宅市街地の開発整備の方針 平成年月 神奈川県 藤沢 住宅 -1

気あるまちづくり コンパクトなまちづくり 子育てに優しいまちづくり推進の起爆剤とする また 町内子育てママの活躍の場を支援することで 周辺地域に子育て世代にやさしい遠賀町をアピールすることができる 遠賀町定住促進計画策定の中でまとめたアンケートでは 今後 遠賀町の定住促進のために充実させるべき行政サ

このような団塊の世代が高齢期を迎えようとする中 高齢者も他の世代とともに地域を支えていくという考え方を基本として 団塊の世代を含む高齢者の活躍が期待されているところです 地域活動に関するアンケート ( 平成 20 年 3 月大阪市 ) によると 地域活動に 既に参加 または 今後参加したい と考えて

報道発表資料(新宿駅屋内地図オープンデータ)


つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

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6 市町村と連携した就職促進セミナー ( 総括 コーディネート ) 就職活動の進め方 履歴書の書き方 面接対策 等をテーマにしたセミナーを市町村等実施地区の関係者と協力 連携して実施 ( 県内 15 地区 ) 7 新入社員向け職場定着促進セミナー ( 総括 コーディネート ) 概ね入社後 1 年の若

はじめに

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

平成17年度予算案事業本部・局別記者発表日程表(案)

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

多摩ニュータウン地域再生ガイドライン|第4章 多摩ニュータウンが目指す将来像

栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

Transcription:

事例 15 きたきゅうしゅうし 福岡県北九州市 地図 基礎データ 人口 960,817 人 (H29.12 月時点 ) 計画の策定状況 地方版総合戦略等 地域再生計画 ( 生涯活躍のまち形成事業 ) H27.10 月 H28.12 月 交付金等 地方創生先行型交付金 地方創生加速化交付金 地方創生推進交付金 地方創生拠点整備交付金 その他の補助金等 地域再生推進法人 コンセプト 法人格法人名指定時期 ( 未定 ) 介護医療システム維持とアクティブシニアの活躍の場の醸成を通じた移住施策 お試し居住住居 ( イメージ ) モデルエリア洞南地区での説明会 主な KPI 等 主な KPI 関連指標 目標設定時の足元値 最新値目標値測定方法 北九州市への 50 歳以上の転入者増加数 0 人 (H28.4) 198 人 (H29.3) 448 人 (H33.3) 福岡県 人口移動調査 により把握 50 歳以上の 北九州市すまいるクラブ ( 北九州市への移住希望者の会員制度 ) 登録件数 0 件 (H28.10) 159 件 (H30.3) 220 件 (H33.3) 市が管理する登録名簿により把握 指標設定のポイント : 北九州市へ移住を検討されている方に対し 相談窓口やお試し居住 移住希望者会員制度 移住セミナー 就職支援 住宅補助など 各種支援制度を利用してもらうことにより 市への転入者増加を目指している 1

1. 官と民の役割分担について 1-1. 事業主体の概要 役割 市内全域において アクティブシニアの定住 移住を促進するための事業を進めるとともに 市内の複数地区において 北九州市版生涯活躍のまち を体現するようなモデルエリアを形成して取組を進めることとしており 市がコーディネートを行いつつ 民間事業者と連携しながら事業を進めている 1-2. 官の役割 ( 担当部局 ) 企画調整局地方創生推進室が中心となっているほか 雇用政策課 先進的介護システム推進室 長寿社会対策課 住宅計画課や関連する部署と連携して取組を進めている 市としては 北九州市版生涯活躍のまち の形成のため 地域ごとの特性に応じた事業活動や住民活動が活発化するよう 環境整備や仕組みづくり等の側面支援を通じて 市全体への波及を目指している 具体的には 中高年齢者の社会活動への参加推進においては シニア ハローワーク戸畑との連携により職業紹介等の就労支援を行うほか 社会活動への参加を促すプログラムを提供する また 民間賃貸住宅に入居を希望される高齢者等が安心して住宅を探すことができる環境の整備等を行うほか 医療や介護が必要になっても住み慣れた地域で継続して生活できるサービス提供の体制づくりを推進する さらに 市内 首都圏において 移住希望者に対する相談窓口を設置するなど 様々な媒体を通じた情報提供を積極的に行うことで移住 定住を促進している 1-4. 今後のスケジュール 1-3. 地方公共団体が 取組を開始した経緯 事業主体との連携を開始した経緯 北九州市では高齢化が顕著であり 平成 28 年 3 月 31 日時点で 29.0% と全国の政令市の中で最も高い状況にあり 今後もその状況は続く見込みである 全国に先駆けて高齢化が進んだ結果 充実した医療機関や病床数 恵まれた介護施設 高齢者のいきがい活動を支援するメニューなど 高齢の方が暮らしやすい環境の整備が市内において進んだ そういった環境整備が進展している状況を活かし 医療 介護などの分野で長年に渡りノウハウを蓄積してきた民間事業者と連携しながら 北九州市版生涯活躍のまち への取組を進めている 2

2. エリア設定について 2-1. エリアを設定した経緯 市としては 北九州市版生涯活躍のまち の推進のため 民間企業による事業活動や住民活動が活発化するよう 環境整備や仕組みづくり等の側面支援を行っている 市内の複数地区において 北九州市版生涯活躍のまち を体現するような 地域の特徴に応じたモデルエリアを形成していくこととしている 2-2. 設定エリアの特色 守恒周辺地区 黒崎周辺地区 洞南四地区 一枝周辺地区 山路松尾 高尾周辺地区及び八幡駅周辺地区の 6 地区をモデルエリアとする 各地区の特徴は以下のとおりである 1 守恒周辺地区北九州市小倉南区守恒を中心とする地区 周辺は 土地区画整理事業によって誕生した住宅地で 分譲団地や賃貸マンション等が多い 生涯学習 社会活動関連では 市民を対象とした公開講座を実施している北九州市立大学のほか 約 50 のクラブが活動している市民センターがある 医療 介護は 199 床を有する病院や 住宅型有料老人ホーム等が所在する 2 黒崎周辺地区北九州市八幡西区黒崎を中心とする地区 商業集積地である黒崎駅に近接するエリアで 地区内には大型ショッピングモールが所在し 工場が立地する臨海部にも近い 生涯学習 社会活動関連では 約 50 のクラブが活動している市民センターのほか 生涯学習や交流 高齢者の活動支援等を行う拠点が集約された施設が近接する 医療 介護は 500 床以上を有する病院があるほか 訪問診療を実施している診療所も少なくない 4 一枝周辺地区北九州市戸畑区一枝を中心とする地区 大学や高校 大規模公園などが所在する文教エリア 生涯学習 社会活動関連では 九州工業大学や西南女子学院大学が近い 約 40 のクラブが活動している市民センターも所在する 医療 介護は 医療モールや サービス付き高齢者向け住宅内ケアステーション等がある 5 山路松尾 高尾周辺地区北九州市小倉北区高尾 八幡東区山路松尾を中心とした地区で 緑豊かな住宅街 生涯学習 社会活動関連では 九州歯科大学や西南女子学院大学が近く 約 40 のクラブが活動している市民センターも所在する 医療 介護は 120 床を有する病院や在宅支援センター 住宅型有料老人ホーム ケアハウス グループホーム デイサービス施設等が立地する 6 八幡駅周辺地区北九州市八幡東区の八幡駅周辺を中心とした地区 新日鐵八幡製鐵所の社宅が多く立地していた住宅街であり 17.3ha の広さを有する大規模公園がある 生涯学習 社会活動関連では 例えば 地域公開講座を開講している九州国際大学や JICA 九州国際センター 響ホール等が立地する 八幡東地域のスポーツレクリェーションの中心大規模公園には プールやテニスコート 野球場等が整備されている 医療 介護については 約 440 床を有する病院等が立地する 3 洞南四地区北九州市八幡西区穴生 竹末 引野 相生町などの周辺地域 かつては新日鐵八幡製鐵所の社宅が多く立地し 現在では住宅街となっている 生涯学習 社会活動関連では 例えば 生涯学習の拠点として地域活動リーダーを養成する年長者研修大学校の 穴生学舎 のほか 約 55 のクラブが活動している市民センター等が所在する 医療 介護は 約 40 床を有する病院や 地域の介護施設と密に連携している診療所 特別養護老人ホーム サービス付き高齢者住宅等が立地する 3

3. 特徴的な取組について 3-1. 特徴的な取組の概要 住むなら北九州市! プロジェクト北九州市への移住を促進するため 以下の取組を通じて 移住前から移住後まで 移住者に寄り添った支援を提供している 住むなら北九州市! 応援団体登録制度 市が行う定住 移住促進に向けた取組に賛同し 自らも北九州市への定住 移住促進に向けた取組をする団体を 住むなら北九州市! 応援団体 として認定 引越関係 金融 保険関係 等の計 10 分類で 55 団体を登録 (H30.3 月時点 ) 官民一体となって北九州市への定住 移住促進に取り組んでいる 北九州市すまいるクラブ 移住希望者に対する会員制度 ( メンバーシップ ) 応援団体による様々な会員特典 ( 例えば 引越費用の割引や北九州市の魅力を体験できるツアー実施等 ) を提供するほか 移住に関する情報を定期的に発信することで移住 定住を支援する お試し居住 北九州市での暮らしを実感してもらう制度 お試し滞在用住居を用意し 希望に合った訪問先をコーディネートするなど 実際の生活体験や企業見学 地域活動見学を体験してもらう 移住相談員 ( 首都圏 ) 移住コーディネーター ( 北九州市 ) の配置 首都圏の移住希望者の相談等に対応するため 有楽町にある東京事務所に移住相談員を設置 また 北九州市では 移住コーディネーターが お試し居住等で市を訪問した移住希望者の相談等に対応している ポイントとなる点やその他の参考情報 メインターゲットとしている首都圏 ( 移住元 ) と北九州市 ( 移住先 ) の両方に移住窓口を設置して 移住前から移住後まで 切れ目のないきめ細かい支援を実施している 北九州市自体は事業者や地域住民の活動を側面支援をする役割を担うこととしているため 事業者 地域住民の円滑な活動の実施と移住希望者への効果的な情報提供の両面に配慮した取組を実施している 住むなら北九州市! プロジェクト 概要 4

4. 課題について 4-1. これまでに直面した課題 1 移住希望者への情報支援について平成 27 年度に市が実施した移住ニーズ調査では 北九州市へ移住する際に知りたい情報 として 4 割以上が 移住の支援に関する情報 を選択しており 移住を考えている個人から北九州市ならではの移住支援情報が求められている状況ではあった しかし 移住希望者への各種支援等の情報を 市や市内企業 団体が個別に発信しており 情報発信先についても特定 組織化されておらず 市への移住のニーズがあることを把握しつつも 移住希望者の方へ 的確な情報を提供する仕組みがなかった 2 民間事業者との連携について民間事業者と連携して 北九州市全体で定住 移住促進に取り組む体制が構築されていなかったため 各企業が実施する移住希望者への支援と市が実施する支援策とを一体的に実施することができていなかった 4-3. 現在直面している課題 全市的な取組としての就業支援 住まい探し支援 移住相談窓口の設置などの定住 移住促進については 環境が整備され具体的な支援体制の構築なども進んできていることから 実績も増加傾向にある 一方 各モデルエリアにおける事業の推進は 市がコーディネートの役割を担いながらも 民間事業者が主体となり行うため 各民間事業者によりスケジュール感やニーズ課題は様々であり 結果として各エリアにおける進捗状況に差が生じている 4-4. 現在直面している課題への対応方針 モデルエリアの実情に応じて 進捗状況に違いがあることは仕方がないものの 定期的に民間事業者等と会合を重ね 各事業者が有している課題 ニーズを把握しながら 方向性や事業の進め方について情報共有しながら進めることとしている 4-2. 直面した課題に対しての対応 1 移住希望者会員登録制度 北九州市すまいるクラブ を創設し 引越費用や不動産仲介手数料などの会員特典や 住宅補助 就職支援 市勢概要など 移住に役立つ情報をまとめて提供する仕組みを構築することで 移住希望者へ効果的に情報を提供することにつながっている また 定期的に移住セミナーやイベント 応援団体の情報をメールや郵送で案内することで きめ細かい対応も行っている 2 市が行う定住 移住促進に向けた取組に賛同し 自らも北九州市への定住 移住促進に向けた取組をする団体を 住むなら北九州市! 応援団体 として認定 平成 30 年 3 月時点までに 引越関係 金融 保険関係 等の計 10 分類で 55 団体を登録している こういった取組を通じて 官民一体となって北九州市への定住 移住促進に取り組む体制の構築を図っている ポイントとなる点やその他の参考情報 移住希望者のニーズを把握したことで 現状の取組内容に関する課題を的確に認識することができ 課題解決に資する取組を実施することが可能になっている 移住希望者支援については 民間事業者と市との連携が図られていないケースがあったため 住むなら北九州市! 応援団体 のような枠組みを利用して 市と事業者が連携する体制を構築している 事業者としては 企業 PR になるとともに 市内への移住促進につながることで 地域内での企業活動の活性化にもつながることになり 市と協力するインセンティブとなっている 取組を進める中で地域ごとに課題が生じるケースも十分に想定されるため 定期的な認識共有 課題共有を行い 地域の実情に応じた対応を目指している 5