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Ⅵ 魚類急性毒性試験

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ViP キット 1/2MS(BA NAA 2,4-D) をお買い上げ頂き 誠にありがとうございます 以下の内容物をまず最初にお確かめください ViP キット 1/2MS(BA NAA 2,4-D) をお買い上げ頂き 誠にありがとうございます ( 本紙 ) ViP キットのご使用方法 (Try 以外共通 ) A4 2 枚 1 結束タイ 1 袋 2800mL 柄付き計量器 1 3プラコップ大 (420mL ) 3 4100mLコスメスプレー 1 5プラコップ小 (60mL) 1 袋 6 紙皿 1 袋 1 2 3 4 5 6 10 12 14 7 8 9 11 13 15 16 7 ポリエチレン袋 1 8 スプーン 2 9 マドラー 2 10 次亜塩素酸カルシウム剤 (10g) 小袋 1 11 ステイック砂糖 (5g) 5 を封入した袋 1 12vipSupporter 4mL 瓶 1 13sirViP G 20g の小袋と透明小さじ クリップを同封した袋 1 14 剃刀の小袋 1( 両刃 1 と片刃 2) 15eViP 培地 1/2MS ゲランガム 1.4 ショ糖 20 500mL 分小袋 5 とクリップ 1 を封入した袋 1 16pgrViP タブレット下記各 2 を封入した袋 1 BA 0.2mg NAA 0.2mg 2,4-D 0.2mg 破損 欠品 取り違えなど 瑕疵がありましたならば ヴィトロプランツ (075-606-1861 claim@vitroplantslab.com) まで ご連絡ください 直ちに同等品とお取り替えいたします ただし 熱シールされた袋を 1 つでも開封 破損した場合はお取り替えしないことがあります お気をつけ下さい

ViP キットシリーズ共通概要 : どこでも無菌培養! のオールインワンキット ( 培養棚 インキュベータなどの人工気象装置は含みません ) 98 以上の熱湯が得られるならどこでも滅菌培地が作成でき 外植体を置床できます 沸いた湯があれば 培地作成 & 分注は 1 分 冷却固化は 1 時間 置床 1 分のスピード! 少量の継代なら隙間時間で可能 培養容器もカミソリもワンセット もちろん初代培養も可能です 植物成長調節物質 (PGR 植物ホルモン ) も付録 多数相手の学生実習 野外遺伝資源探索 ラン播種やニンジンのカルス化などの趣味や学習にも便利 evip 培地や sirvip msvip pgrvip シリーズのお試し版としてもどうぞ 下図は ViP キット内容物での作業概要です ( 湯沸かしポット ピンセット ハサミおよび外植体以外 ) ハオルチア アジサイ コチョウラン ヤクスギ カンパニュラ 本キットの操作概略 ( 詳しくは別紙をご覧下さい ) 培地作成 : 培地粉末を熱湯を注げば ph まで調整済みの滅菌された固形培地ができます! 砂糖 pgrvip ( 植物ホルモン剤 ) evip 培地粉末を容器に入れ 必要あれば 植物ホルモンや糖濃度調整 熱湯を注いで溶解 ( ダマはできません ) し 完全に溶けたらポリ袋に分注 わかりやすいように着色された培地を使用しております 同梱の培地は着色されておりません 冷えて固まれば 滅菌済み培地作成完了 待ち時間が必要です 外植体の置床 : 作成した培地に植物を植えます 浸漬液に浸けて容器に入れ 噴霧液をスプレーするだけ! 植物材料を外植体 ( 容器に植える形状 ) に調整 外植体を 浸漬液 に浸漬 外植体を培地に置床 培養容器内に 噴霧液 を噴霧 : 浸漬液噴霧液の組成 作成方法は別紙をご覧下さい 結束タイを用いて培養容器を封じて培養

ViP キットご使用方法 (Try 以外共通 ) 最初は本マニュアルの Ⅰ から順番に番号順に操作して下さい 操作内容把握後は 作成量を変更する 培養容器を変更する 培地作成と外植体除菌を別に行うなど適宜アレンジして下さい 本キット以外に用意するもの : 98 以上の熱湯 500mL 常温の水 500mL( 水道水や蒸留水などの清浄なもの ) 植える植物 Ⅰ( 塩素液作成 ): 10 次亜塩素酸カルシウム 3 粒 ( 割れ 欠けのないもの ) を 3 の 420mL プラコップに入れ 水道水を 300mL 入れる 粒崩壊に時間がかかるので この操作は Ⅵ の外植体置床 ( 植物を培養容器に入れること ) の 30 分以上前に行う 光で分解するので 保存時はなるべく暗いところに置き作成後 3 日以内に使用すること 屋外では作成後すぐに使用すること Ⅲ 記載の培地作成直前 直後に行うと待ち時間が少ない 急ぐ場合は粒を棒等で砕く 10 9 3 10 の粒の崩壊を確認した後 攪拌 Ⅴ へ Ⅱ( 培養容器作成 ): 5 プラコップの内側に 7 のポリエチレン袋を装着する 試験管 フラスコなどの従来の培養容器や 他のプラスティック容器も使用可能 ただし 培養育成時の微生物再汚染の少なさや適度な通気などの面で同梱のポリ袋 (HEIKO 600シリーズ ) の使用をヴィトロプランツは推奨 Ⅲ( 培地作成 分注 ): 11 5 4 わかりやすいように一部着色された容器を使用 同梱の容器は無着色 4 のコスメスプレーに 7 のポリ袋をかぶせてから 5 のコップに入れると入れやすい コスメスプレーに塩素液が入っていても問題はない なお 培地が 500mL ならば 8~16 容器 ( 容器あたり 30~60mL) 程度がよい 16 7 12 4 7 5 Ⅲ へ 15eViP 培地 1 袋 12vipSupporter1 滴 ( 約 0.05mL) 必要があれば 11 砂糖 ( 1 本 5 g を入れる毎に培地 500mL 中のショ糖濃度 10g/L 上昇 ) や 16pgrViP タブレット ( 下記表参照 ) を 2 の 800mL 計量容器に入れ 500mL 量の熱湯で溶解する その後 Ⅱ で作成した培養容器に分注し 冷却固化する 15 アドバイス 2 8 でよく攪拌 98 以上の熱湯 わかりやすいように着色された培地を使用 同梱の培地は無着色 作業の遅延 果物ジュース投入 ( 無保証 ) など培地温度の大幅な低下 ( 目安 70 以下 ) を招いた場合は 電子レンジ 鍋などで再加熱し煮沸して下さい 電子レンジ加熱が便利 ( 吹きこぼれ注意 ) 冷却固化すれば 置床可 目安 30 分 ~2 時間 置床方法は裏面参照 煮沸しながらの分注も可 Ⅵ へ evip 培地 1 袋 (500mL) 分に入れる 16pgrViP タブレットと培地内植物ホルモン (PGR) 濃度の対応表 タブレット PGR 濃度 (mg/l) * ショ糖濃度 (g/l) * 種類 (mg) 増加 増加 無添加 +0 +0.0 0.05 +0.1 * +2.6 0.2 +0.4 +2.6 * 1 +2 +2.6 * 例えば1mg1 錠を500mLのショ糖濃度 20g/Lの培地に添加した時 PGR( 植物ホルモン ) は2mg/Lに ショ糖は22.6g/Lの濃度になります この程度の培地中ショ糖濃度増加は植物の成長にはほとんど影響せず 無視できます 多剤を投入されたときは 添付の砂糖で調整して下さい BA は芽の数を増やし 再分化を促進 NAA は発根と再分化を促進 1/2MS(BA NAA 2,4-D) のみ同封 2,4-D はカルス化 ( 脱分化 ) を強力に促進 1/2MS(BA NAA 2,4-D) のみ同封 BA と NAA を低濃度 (0.05~0.2mg/L) で組合わせると成長と再分化を促進 ( 同封の pgr タブレットで行うときは 少量の熱湯に溶かし一部のみ入れるなどする ) ( 上記は一般論です ) 植物を直ちに植えない場合 培養容器を解放した状態で数日以上 仮封状態で 2 週間以上の貯蔵が可能です ( 仮封とは培養容器の開口部をラップで覆ったり 培養袋の口を折り曲げただけなどの状態を指します 乾燥等による変質に注意 ) 長期貯蔵は容器を密封した場合に可能です

ViP キットご使用方法 (Try 以外共通 ) 最初は本マニュアルの Ⅰ( 本面の裏に記載 ) から順番に 番号順に操作して下さい Ⅳ sirvip G 液作成 ( 植物を植える直前に行うこと!) 3 の 420mL プラコップに 13sirViP G を付属の透明小さじすり切り 1 杯 ( 約 1g) 水道水を 8 さじ 1 杯 ( 約 10mL) を入れ コップを回して コップ底に固まりがおおよそ無くなる程度まで攪拌する 13 3 ( 溶解しません 黄白濁液 水と混合後 8 時間以内に使用すること ) Ⅴ 植えられる植物に合わせた浸漬液と噴霧液を作成します ( よくわからない場合は B セット をお選びください ) A セット B セットでは微生物汚染が激しい時に 対象植物例 健全な傷の無いものを用いることが重要 生育旺盛な季節に培養するとうまくいくことが多い 地下茎や球根 花茎や枝など 浸漬液 ( 浸漬時間 ) 外植体表面すべてが液に馴染むことが重要 ( 植物が液を撥じく場合はなじむまで待つ ) 微細種子などでは培地に播種後の噴霧も可 ⅣsirViP G 液そのまま ( 数時間 ~ 数日浸漬 ) 長期浸漬でも薬害は少ない 8 噴霧液 容器内全面を濡らすことが重要 容器内の余剰液は噴霧後に捨てても良い 塩素液そのまま Ⅴ へ B セットまず最初は B セットで! 無菌播種 ( ランを含む ) 健康な成長中の若い葉や茎 花茎や萌芽無菌 無菌の継代培養 ( 除菌重視 ) ⅣsirViP G 液そのまま 塩素液そのまま C セット B セットでは薬害が強い時 d セットでは微生物汚染が多い時に ⅣsirViP G 液そのまま ⅣsirViP G 液に水道水約 160mL Ⅰ 塩素液約 20~30mL (8さじ3 杯 ) をこの順で加える d セット 継代培養時の標準除菌 & 置床方法 切り出した形成層など植物内部組織や未開朔内未熟種子など無菌 無菌の継代培養 ( 通常 ) 同右の液 ⅣsirViP G 液に水道水約 160mL Ⅰ 塩素液約 20~30mL (8さじ3 杯 ) をこの順で加える e セット 切り出した形成層など植物内部組織や未開朔内未熟種子など無菌 無菌の継代培養 ( 薬害軽減重視 ) 同右の液 ⅣsirViP G 液に水道水約 180mL Ⅰ 塩素液約 10mL (8さじ1 杯 ) をこの順で加える f セット 茎頂 葯 胚珠など無菌とみなせる微細な組織 同右の液 ( なし ~ 数時間浸漬 ) A セット B セットなら 培養容器内の微生物汚染も高率で取り除けます 詳しくは sirvip G の説明書 (http://vitroplantslab.jp/manualpdf/sirvipgmanual.pdf) や除染データ集 (http://vitroplantslab.jp/manualpdf/eliminatedata.pdf) をご覧下さい ⅣsirViP G 液に水道水約 190mL Ⅰ 塩素液約 5mL (8さじ0.5 杯 ) をこの順で加える

ViP キットご使用方法 ( 外植体の除菌と置床 ) Ⅵ 外植体の置床 :Ⅲ で作成した培地に V で作成した浸漬液と噴霧液用いて植物を植えます 浸漬液に浸けて容器に入れ 噴霧液をスプレーするだけ! Ⅶ 植物材料を外植体 ( 容器に植える形状 ) に調整 外植体を Ⅲで作成した培地に浸漬液に浸漬外植体を置床 ( 浸漬時間はV 参照 表面が全部 濡れれば良く 浸る必要はない ) 培養器を直射日光の当たらない 明るい窓際などで培養します 少し特殊な組織での操作応用例 4 コスメスプレーで培養容器内に噴霧液を噴霧 1 結束タイを用いて培養容器を封じて培養 コチョウランの完熟し開いた朔から採取した種子の休眠打破操作と播種を同時に行うときの例 適当な容器に種子粉を掻き出して入れる 未熟種子を播種する場合は 朔の内部種子を培地表面に直接ばらまいた後 d セットの浸漬液と噴霧液をこの順で噴霧して容器を封じる ( 高濃度の塩素処理はやってはならないことがある ) 5 10 10 次亜塩素酸カルシウム約 30~45 粒 (3g) を 5 プラコップ (50mL) に入れ水道水で満たす 静置して粒が全て崩壊したら攪拌し さらに静置 上に澄んだ黄色液ができたらその部分をシリンジやスポイトで採取する 種子粉を入れた容器中で黄色液を出し入れすることで種子とよく混合しなるべく多くの種子をシリンジ中に吸い込んでからシリンジを立てて 5 分静置 種子が下部に沈殿するのでその部分を培地表面に 1~2 滴づつ落とす その後 コスメスプレーで B セットの浸漬液と噴霧液をこの順で噴霧して容器を封じる 無菌播種をする場合は 浸漬液に浸漬前に別途 休眠打破などの必要があることがあります 上の例で上げた コチョウランの完熟種子では 最初の濃厚次亜塩素酸カルシウム溶液への浸漬処理が休眠打破処理にあたります ハイターやアンチホルミンの 5~10 倍液でも問題ありません 未熟種子では休眠していませんので通常は必要ありません 休眠打破には ジベレリン浸漬や超音波洗浄 種皮の機械的な傷付け 高濃度の塩水中での貯蔵 流水さらしなどが有効なものもあります 茎頂 根端部などの微細組織 ( 例はカーネーション茎頂茎頂摘出 培養共に比較的容易かつ栽培も容易で練習に適します ) 培容器内全面に噴霧液を十メス先で培地を切るような感じ別紙 Vの fセット の分噴霧し 容器内に溜まっで培地上に茎頂部を乗せる た液を捨てる ( よく見れば肉眼で乗ったことが確認できる ) 噴霧液を用意する この時 培地面を指で押さえるなどしてなるべく液をその後 すぐに容器を封ずる 残さないようにする ( 噴霧はしない ) 洗濯ばさみより出た根元部分を切り捨てる 肉眼と素手で取り除ける葉を全て取り除く 茎頂部 洗濯ばさみに茎頂部に面を合わせて夾み 下部の茎は洗濯ばさみ面に合わせて切り落とす ( 洗濯ばさみが強すぎて茎が潰れる場合は 夾み面に茎径程度の縦穴を開けておく ) ランの種子や 茎頂 胚珠 葯のような微細な組織では 噴霧するのみで 組織表面全面が充分に液濡れします 実体顕微鏡下で茎頂を摘出し従って 培地に外植茎頂部 ( 直径 0.1~0.4mm 程度 ) 体を置床後 置床前を切り取ってメス先上に乗せる に浸漬液を噴霧しても問題ありません

オートクレーブレス クリーンベンチレス事例集 本キットで可能であることを示しません また 同一の組み合わせにおける同様の結果の保証はいたしません 601 602 604 ショ糖2 ショ糖4 容器の大きさの影響 カーネーション 糖濃度の影響 カーネーション 正常 ハイパーハイドリシティ 正常 ハイパーハイドリシティ ボトルフラワー事例 左 evip培地msゲランガム1.4ショ糖20 右 evip培地msゲランガム1.4ショ糖40 培地量40mL ヘイコーポリ 602 カップは2オンス evip培地msゲランガム1.4ショ糖40 培地量40mL ヘイコーポリ ポリエチレン袋 601:0.06 80 120mm 602:0.06 90 170mm 604:0.06 70 100mm 立ち木枝 無菌増殖 ベニカナメ ヒラドツツジ ヤクスギ 胚軸切り出し カルス ダイズ ロベリア ペチュニア ナデシコ ニチニチソウ アゲラタム 鉢花茎 増殖 コチョウラン 無菌播種 レタス シュンギク ニンジン ダイコン マリーゴールド ヒュウガナツ 熱シールミス以外の微生物汚染は非常に少ない 写真は置床1ヶ月程度後の部分 カルス化 紙コップでセルトレイを支え 積み重ねて培養 通常温室内の栽培ベンチでの培養風景 小植物再分化 外植体置床 置床後 塩素液噴霧して熱シール 各容器の蓋は開いたまま すぐ使用可能 培地貯蔵 1 2月以内程度 花茎sirViPG浸漬 温室内での培養事例 evip培地作成 分注 植物はハオルチア花茎 当該の同一温室内で全操作 オートクレーブ クリーンベンチ 清潔な培養棚の全てが不要 具体的な培地種類 花茎齢 部位 品種などは守秘事項につき お問い合わせ頂いてもお答えできません 容器作成 50穴セルトレイ ポリエチレン袋 花茎調整 sirvip液浸漬 塩素液浸漬 花茎除菌