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第3節 重点的な取り組み

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

このような団塊の世代が高齢期を迎えようとする中 高齢者も他の世代とともに地域を支えていくという考え方を基本として 団塊の世代を含む高齢者の活躍が期待されているところです 地域活動に関するアンケート ( 平成 20 年 3 月大阪市 ) によると 地域活動に 既に参加 または 今後参加したい と考えて

資料 3 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画策定資料 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画施策評価報告書 平成 29 年 7 月

計画の今後の方向性

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介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

スライド 1

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

〔社団法人 小野市シルバー人材センターの設立にかかる事前協議資料〕


神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

施策吊

一雇用によらない臨時的かつ短期的な就業又はその他の軽易な業務に係る就 業機会の確保 提供事業 社会参加のための支援 ( 公益目的事業 ) 1 就業開拓提供等事業 (1) 受託事業 ( 一般 ) 高齢者の生きがいの充実と福祉の増進を図るとともに 活力ある地域づくりに寄与することを目的に 高齢者にふさわ

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

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(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念

地域子育て支援拠点事業について

Microsoft Word - 02_福利厚生会260910

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平成 30 年度 提言書 テーマ 福祉 環境のまち部会新見市版ボランティアポイント制度の導入 ともに支え合うあたたかいまちづくり ~ポイント制で地域活性化 ~ 1. はじめに国立社会保障 人口問題研究所の推計によれば 日本全体で人口が減少していく時代が到来したことを示しており この傾向は本市も例外で

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

都市部の高齢化対策に関する検討会資料

藤沢型地域包括ケアシステムの推進について 平成 30 年 2 月藤沢市議会定例会厚生環境常任委員会資料 1 ⅠⅠ 中長期を見据えた検討体制の見直し 1 これまでの経過等について現在, 国では 地域共生社会 の実現に向け, 様々な改革が進められており, 平成 30 年 4 月に施行される社会福祉法の一

はじめに

25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱


高齢者のボランティアなどの社会活動 に関するアンケート報告 高齢者のボランティア活動など地域における社会活動について 県民の皆さんの関心やその意識傾向を把握するために 高齢者のボランティアなどの社会活動 についてのアンケートを実施しました アンケートにご協力いただきました e- モニターの皆さまにお

施策の方向 2 生活機能 身体機能を維持するための高齢者の健康づくり 年齢を重ねても できるだけ長く自立した活力ある生活を営むためには 高齢者の生きがいづくりや社会参加の支援とともに 要支援 要介護状態の主な原因疾患であるロコモティブシンドローム ( 運動器症候群 ) や 脳血管疾患 認知症などの予

01 【北海道】

案 参考資料 1 健康長寿笑顔のまち 京都推進プラン ( 計画期間 : 平成 30 年 ~34 年度 ) 身体活動 運動分野抜粋案 1

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

平成 27 年度事業報告 公益社団法人愛媛県シルバー人材センター連合会 1. 概要平成 27 年度の国内経済については 積極的な経済政策と金融政策が打ち出され 緩やかな回復基調で推移した しかし 年度後半には 中国経済の減速や原油安による先行き不安等によって経済状況は停滞した シルバー人材センター事

居宅介護支援事業者向け説明会

通所型サービスの例 ( 典型例として整理したもの ) 現行の通所介護相当 市場 ( 地域支援事業の外 ) で提供されるサービス Ⅰ 通所介護 Ⅱ 通所介護 Ⅲ 通所型サービス A ( 緩和したによるサービス ) Ⅳ 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) Ⅴ 通所型サービス C ( 短期集中

事業内容

経営課題 1 主な経営課題について 現状 データ 区民モニター : あなたにとって住民同士の つながり や きずな があると感じますか ( 単位 :%) 年代別 問 6 1. 感じる 2. ある程度感じる 3. あまり感じない 4. 感じない無回答 全体

平成  年度事業報告

〔社団法人 小野市シルバー人材センターの設立にかかる事前協議資料〕

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

スライド 1

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高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

平成25年度 高齢期に向けた「備え」に関する意識調査結果(概要版)2

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

Microsoft PowerPoint 訪問サービス事業所向け研修会資料

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

中長期計画の策定について

キーワード 住民参加の介護予防 シルバーリハビリ体操指導士 シルバーリハビリ体操 フリフリグッパー体操 住民主体の介護予防事業及び認知症対策の推進 茨城県利根町 この事例の特徴 茨城県立健康プラザが 地域支援事業開始前より介護予防を推進するために開催してきたシルバーリハビリ体操指導士養成講習会を修了

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平成  年度事業報告

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

敬老館利用者 ( 個人 団体 ) アンケート集計結果 アンケート実施期間 平成 22 年 1 月 4 日 ~1 月 15 日 配付数 個人利用者 1,000 枚 ( 各館に 100 枚を送付 ) 団体利用者 292 枚 ( 来館した団体に配付 ) 回収数 930 枚 回答率 71.9% 1 回答者の

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

平成30年版高齢社会白書(全体版)

地域包括ケアシステム

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医療 回復支援 在宅 見附市の地域包括ケアシステム 介護体制と支援の拡大 資料 1 病院 ( 救急 基幹病院等 ) 早期退院 回復期 ( 市外 ) リハビリ病院 見附市立病院 保健福祉センター 特養ほか 医療 救急 手術など高度医療 集中リハビリ 早期回復 見附市医療の里 老健施設ケアプラザ見附 か

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

(2) 利用状況 ( 入所者数 ) 施設名 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 特別養護老人ホーム浅草 特別養護老人ホーム千束 特別養護老人ホーム谷中 特別養護老人ホーム三ノ輪 78 8


障害福祉計画資料 3 障害福祉サービスの目標 1 成果目標 柱 No. 事業 単位 2020 年度 解説 3 暮らしを支えるサービスの充実 3 1 福祉施設の入所者の地域生活への移行 目標値 年度末までに地域生活へ移行する施設入所者数 ( 移行率 ) 年度末時点の施設入所者数

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平成23年度の具体的な行動計画(アクションプラン)策定調書

取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

活動状況調査

高齢者の皆さんの 安心 を支えます いくつになっても 毎日をいきいきと過ごしたい 神戸市では 高齢者の皆さんのこうした願いをサポートする支援メニューをさまざまな形で用意しています 心配なことはありませんか 困っていることはありませんか わたしたちがお手伝いします お気軽にお問い合わせください 生きが

2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

政策評価書3-3(4)

資料1 第1回会議のポイントについて

基本目標 1( 日常生活 ) 地域住民みんながつながり支えあう 心豊かなコミュニティづくり 核家族化や少子高齢化の進行に伴いさまざまな課題が顕著に現われるなか ライフスタイルの多様化や 携帯端末の普及などによる人と人とのつながり方の多様化もあり みなさんが生活する家庭や地域社会におけるつながりが希薄

資料 2 東区まちづくり推進事業の検証結果について ( 平成 29 年度第 2 回東区まちづくり懇話会 ) 開催概要 開催日時 : 平成 29 年 9 月 15( 金 ) 午前 9 時 30 分 場 所 : 東区役所 3 階すこやかホール 熊本市東区役所

指定管理者制度の導入に係る当面の方針

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

Microsoft Word 施策の推進方策(Ⅰ-1-2健康寿命の延伸_

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3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

更に 県内各地に誕生した傾聴ボランティア団体の活動がより活発になるようネットワーク形成 に向けて 当団体が中心となってとりまとめを行っている 3 活動の特徴 (1) 活動の中で見られた工夫や活動が上手く進んだポイント 電話相談 傾聴茶話会 傾聴サロンまで 被災者のニーズに応じた対応が可能な仕組みの構

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平成 29 年度事業報告 1. 事業概要 北広島市シルバー人材センターは 昨年 設立 30 周年 の記念の年で 多くの会員の皆様のご協力のもと 記念式典 祝賀会 記念誌発行 など各事業を終えることができました 30 年を迎えた意義を十分に認識し更なる発展に努めてまいります センターでは 会員の経験や

区(支部)社協会費関係相談記録

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指定管理者制度の導入に係る当面の方針

はじめに 介護保険制度の改正に伴い 要支援に認定された高齢者への介護サービスのうち 訪問介護 通所介護は 市町村ごとに実施されることになり 平成 27 年 4 月から 3 年の間に移行されることになりました 要支援高齢者は増加傾向にあり この方々の介護や生活を支えることは喫緊の課題です このことに鑑

(1) 政府の方針 (2) 近年の法改正の動向 (3) 国の高齢者雇用施策の概要 2 神奈川県の取組 (1) シニア ジョブ スタイル かながわ (2) 神奈川生涯現役促進協議会の取組 (3) 第 10 次神奈川県職業能力開発計画 (4) 経済団体への要請 (5) シルバーベンチャーの創出促進 (6

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- 目次 - Ⅰ 計画策定の趣旨等 1 Ⅱ 船橋市における自殺の現状 2 Ⅲ 船橋市の自殺対策における取組 3 Ⅳ 船橋市の自殺対策推進体制 6

区(支部)社協会費関係相談記録

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取


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Ⅳ 生きがいづくり活動の促進 Ⅳ 生きがいづくり活動の促進 1 高齢者の積極的な社会参加 高齢者の活動の場の提供及び住民主体による活動への支援 家に閉じこもりがちな高齢者は 活動性の低下に伴い 筋力の衰えや関節の動きが悪くなるなど 廃用症候群の症状を引き起こし 認知症及び要介護状態に陥る可能性が高くなると言われます このような生活の改善を図るため 高齢者が趣味活動等を通じて 積極的に社会参加し 生きがいを持った日々を過ごせるよう 活動の場の提供及び整備の支援を行います 具体的には 市内に住む 歳以上の高齢者が利用できる老人福祉センター及び老人憩の家において 地域行事を取り込んだ様々なサービスを提供します また 社会及び地域貢献を目的として地域毎に設立される老人クラブの自主的な活動を支援するとともに 地域における介護予防の拠点として 住民主体による高齢者ふれあいサロンの活動を支援します 第 77 期では 新たな拠点の整備や 高齢者ふれあいサロン等へのリハビリテ 高齢者ふれあいサロン等へのリハビリテーションの専門職を希望に応じて派遣する等 住民主体の介護予防を推進します 実施する事業 サービス ア 老人福祉センター 老人憩の家 ふれあいセンター イ 老人クラブ ウ シルバー作品展 ( 文化的活動支援 ) 158

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進高総論積極総論総論総論総論論総論総論ア老人福祉センター 老人憩の家 ふれあいセンター 高齢者の健康の増進 教養の向上 レクリエーション等の活動の場の確保を図 り 生きがい活動を推進するため 老人福祉センター箇所 老人憩の家箇 所及びふれあいセンター 老人福祉センター及び老人憩の家は 浴等による交流の場を提供しています 箇所を設置 運営します 歳以上の方が利用できる施設で 入 ふれあいセンターは 利用者の年齢制限はなく 多世代交流の場としての役割 を果たしています 延利用者数 延利用者数 4, 2, 施設数の推移 6, 4, 2, 施設数の推移 243,747 1 施設 1 日平均 48 人 老人福祉センター 老人憩の家 223,418 28,461 1 施設 1 日平均 47 人 1 施設 1 日平均 44 人 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度見込み 17 箇所 17 箇所 16 箇所 ふれあいセンター 485,569 477,32 1 施設 1 日平均 99 人 1 施設 1 日平均 97 人 52, 1 施設 1 日平均 75 人 ( ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度見込み 16 箇所 16 箇所 2 箇所 H から地区公民館をふれあいセンターに移管した 箇所については H ~ H の半年間分の利用者数を含んでいない 総参加159 的な社会齢者の

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進 3 現状と課題 老人福祉センター及び老人憩の家については 施設の老朽化や交通の不便な施設等での利用者の伸び悩みが課題となっています ふれあいセンターについては 平成年度から新たに地区公民館箇所をふれあいセンターとして運営を始めています 今後 ふれあいセンターへ移行した施設を含めた利用者数の動向を注視し 利用者数の増加に向けた取り組みとして 地域住民の自主的な学習活動による研修室の利用だけでなく 地域コミュニティ活動の拠点 多世代交流の場として より地域のニーズに則した活用を推進していく必要があります 即 4 今後の方針 老人福祉センター及び老人憩の家については 公共施設マネジメントにより 歳以上の方に限らず 全ての市民を対象とした心身の健康の増進のための役割を担う場として ふれあいセンターや地区公民館等との統廃合を検討するとともに 今まで以上のサービスの質の向上や経費の縮減を図っていきます ふれあいセンターについても 地域の公共団体の代表等で構成する ふれあいセンター運営委員会 等が指定管理者として施設を運営することで 地域住民の自主的な活動を推進し 効率的な運営を行っていきます 16

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進高総論積極総論総論総論総論論総論総論イ老人クラブ 高齢者の生きがいと健康づくりのため 地域で趣味活動や社会奉仕活動を行う 老人クラブを支援します 加入 3, 者数 2, 19,25 18,786 17,384 1, クラフ 数 351 クラフ 数 341 クラフ 数 319 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度見込み 3 現状と課題 老人クラブの活性化は 高齢者の積極的な社会参加の推進につながるため 老 人クラブに対してはクラブの活動や研修に対する助成 公園清掃活動等 ( 老人社 会奉仕団活動 ) に対する助成を行っています しかし クラブ内での後継者不足 会員の高齢化 高齢者自身の価値観の多様化及び地域における連帯感の希薄化な どにより クラブ数 加入者数ともに年々減少しています クラブ内の後継者確保に向けた取組みが必要となります クラブ内の後継者確保に向けた取り組みが必要となります 4 今後の方針 高齢者の生きがいづくりや社会参加に果たす老人クラブの役割は大きいため 今後も市老人クラブ連合会に対して 組織強化の取り組みなどへの支援措置を行今後も市老人クラブ連合会に対して 組織強化の取組みなどへの支援措置を行い います 年度ごとの老人クラブ加入者数の見込み ( 単位 : 人 ) 平成 3 年度 平成 31 年度 平成 32 年度 加入者数 的な社会齢者の

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進 ウシルバー作品展 ( 文化的活動支援 ) 高齢者の生きがいづくりのため シルバー作品展 を開催し 創作活動等の発表の機会を提供しています また 若い世代を含めた体験型のイベントを併せて行うことにより 世代間交流の場としても事業を展開し 一般市民の敬老精神の高揚を図っています 延出展者数 7 35 54 576 55 496 56 552 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度見込み 計画実績 3 現状と課題 シルバー作品展については 市民に対する高齢者の作品の発表の場としてだけでなく 作品展期間中 小学生等を対象に ものづくり体験コーナー を開催しています その結果 文化的活動を通じた世代間交流の場として 高齢者の生きがいづくり 社会参加の促進につながっています 今後も シルバー作品展 等 高齢者の創作活動の発表の場を継続して設ける必要があります 4 今後の方針 今後も シルバー作品展 等 高齢者の創作活動の発表の場を継続して設け るとともに 世代間交流の場を企画 提供し 様々な面から高齢者自身が生きが いを感じられるように引き続き支援します 年度ごとの延出展者数の見込み ( 単位 : 人 ) 平成 3 年度 平成 31 年度 平成 32 年度 延出展者数 162

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進高総論積極総論総論総論総論論総論総論社会活動参加への環境整備 第 77 期では 高齢者を対象とする高齢者交通費助成事業を引き続き実施し 高齢者の外出支援や生きがいづくりの支援に努めます 高齢者の社会参加を促進するため 年度中に対象年齢に達する年齢以上の方に バス 電車 タクシー又は船舶利用券のうち いずれか つを年 回 円相 当分交付します 2 現状と課題 平成 年度の交付率見込みは % と例年並みです 今後 団塊世代の方々が対象者になることにより 対象者の大幅な増加が考え られます 3 今後の方針 高齢者の外出支援や生きがいづくりという本事業の目的を達成できるよう事 業の周知を図るとともに 利便性の向上に努めます 年度ごとの交付率の見込 ( 単位 :%) 平成 3 年度 平成 31 年度 平成 32 年度 交付率 ア高齢者交通費助成事業 的な社会齢者の

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進 地域で活動するボランティアの育成 高齢者が主体的に社会参加できるよう これまで培った経験や知識 能力を活かし 地域における介護支援などのボランティア活動に参加することは 心身の健康の保持増進や社会貢献の活躍の場の拡大につながります 通所型の介護予防事業での活動や 地域の老人会 自主的グループへの支援を行う介護予防ボランティアを育成しています また 地域の介護予防の場として開催している 高齢者ふれあいサロン事業 を牽引するサポーターを養成し 地域の人材交流を含めた壮年期からの参加を促進していきます 第 77 期では このようなサロン事業などでの活動実績をポイントとして評価し 買い物券または交付金に充てる地域支援ボランティアポイント制度を推進していきます 併せて シニア世代の活躍の場づくりを支援していきます 実施する事業 サービス ア 介護予防ボランティア育成支援 ( 地域活動支援事業 ) イ 高齢者ふれあいサロンサポーター養成 ( 生活 介護支援サポーター養成事業 ) ウ 地域支援ボランティアポイント制度 ( 地域活動支援事業 ) 164

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進高総論積極総論総論総論総論論総論総論ア介護予防ボランティア育成支援 ( 地域活動支援事業 ) 総地域における介護予防活動を支援するために 介護予防に関するボランティア等の人材を育成し 高齢者の介護予防事業で活動していただくあじさいサポーター 及び自主グループ等に介護予防体操を紹介するシルバー元気応援サポーターへの活動支援を行います ( 回 ) 3,8 3,865 計画延べ 4, 3, 実績活 3, 2,339 2,251 2,112 動 2, 人数 1, 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度見込み参加3 現状と課題ボランティア養成講座修了後の登録者数は増加傾向にありますが 登録者をボランティア活動へとつなげる必要があります 4 今後の方針各事業所や各団体との連絡調整を図り ボランティア活動場所の拡大に取り組みます また ボランティアへの研修内容を充実させ 活動を支援していきます 年度ごとの活動延べ人数の見込み年度ごとの延べ活動人数の見込み ( 単位 : 人 ) 平成 3 年度平成 31 年度平成 32 年度延べ活動人数 3,761 3,875 3,993 165 的な社会齢者の

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進 イ生活 介護支援サポーター養成事業 市民自らが地域の身近な場所で実施する高齢者ふれあいサロンの担い手や介護施設でのボランティア 在宅高齢者に対するボランティアを行う 生活 介護支援サポーター の育成及び支援を行うことで 元気な高齢者が役割を持ち ボランティア活動を通してサポーター自身の生きがいづくりや健康増進を図り 介護予防を目指します 新規養成者数 2 1 17 17 17 158 148 151 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度見込み 計画 実績 3 現状と課題 高齢者ふれあいサロンの担い手であるサロンサポーターを養成するとともに 介護施設で活動をしていただく介護施設ボランティアを養成しています 平成 26 年度には 在宅高齢者に対してボランティア活動を行う 在宅ボランティアの養成を実施しました 元気な高齢者が 地域で支援を必要とする高齢者の支え手となる仕組みづくりを行い 地域で社会参加できる機会を増やしていく必要があります 4 今後の方針 今後も サポーターの養成を継続し ボランティア活動を通じ 高齢者を支える側とし て役割を担うことにより 介護予防を図ります また 住民主体型訪問サービスの検討にあたっては 住民ボランティアの養成 が必要です その担い手の育成については 生活支援体制整備事業と連携して進 めていきます 年度ごとの新規養成者数の見込み ( 単位 : 人 ) 平成 3 年度 平成 31 年度 平成 32 年度 新規養成者数 166

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進高総論積極総論総論総論総論論総論総論ウ地域支援ボランティアポイント制度 ( 地域活動支援事業 ) 高齢者がボランティア活動を通し 積極的に地域に貢献することを推奨 支援す るため 本市が実施する 生活 介護支援サポーター養成講座 を受講し ボランティ アとして登録後 市内で実施している高齢者ふれあいサロンや介護施設 在宅での ボランティア活動を行うことによりスタンプを集めていただくと 年間最大 5, 円相 当の買物券または交付金を受け取ることができます 登録者数 1, 5 3 現状と課題 地域に貢献することにより 元気でいきいきとした高齢者を増やすため 事 業の周知を図っています 引き続き 周知を行いながら 各事業所等と連携を図る必要があります 4 今後の方針 ポイント制度の対象となるボランティア活動の拡大に取り組みます また 対象者の年齢を歳以上から歳以上に引き下げ 更なる対象者 の増加に取り組みます 年度ごとの登録者数 ( 累計 ) の見込み ( 単位 : 人 ) 平成 3 年度 平成 31 年度 平成 32 年度 登録者数 83 88 93 715 622 811 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度見込み 計画 実績 総参加167 的な社会齢者の

Ⅳ 生きがいづくり活動の促進 (4) 就労機会の確保高齢者の就業を通じた生きがいの充実や社会参加を推進するため 高齢者の 意欲と能力に応じた就労機会の確保に努めます ア高齢者の就労支援 高齢者にふさわしい臨時的かつ短期的又は軽易な仕事を会員に提供する 長崎 市シルバー人材センター を支援することで 高齢者の就労促進を図ります 2, 就業 1, 延人数 18,824 18,658 18,48 39 377 361 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度見込み 就業延人数 受注額 ( 百万円 ) ( 百万円 ) 5 4 3 2 1 受注額 長崎市シルバー人材センターについては 就業延人数 受注額ともに地域経済の影響を受け 減少しているものの 高齢者の就労提供の場として機能しています また 会員の技能習得のための取り組みとして パソコン 除草 剪定などに関する講習会が開催されています 3 現状と課題 業務の確保を含めた未就業者対策が課題となっています 4 今後の方針 シルバー人材センターにおいて 毎月 4 回実施している就業相談及び就業開拓員による企業等への訪問を継続するとともに 本市としても積極的に支援します 168

論総論総論総論積極総論総論総論総論Ⅳ 生きがいづくり活動の促進高イ高齢者の就労機会の拡充 総元気な高齢者の就労機会の拡充により 働くことを希望する高齢者が就業できる環境づくりを推進していきます 2 現状と課題平均寿命が延びる中 団塊の世代も含め高齢者の約割の元気高齢者が 不足する地域の担い手や減少する生産年齢人口を補い 地域の活力維持に貢献するための取り組みが必要になってきます 3 今後の方針参生活援助サービス従事者養成研修により元気な高齢者の介護分野での活用を加進めるとともに ながさき生涯現役応援センターとも連携し 高齢者のライフスタイルやニーズに合わせた就業先の確保など 元気な高齢者の就労を支援します 169 的な社会齢者の