資料 3 ー 1 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 環境省市場メカニズム室
平成 27 年度 環境貢献型の商品開発 販売促進支援事業 の概要 1 クレジットを活用した個別商品の開発や販売促進 ( 環境貢献型商品開発 販売促進支援 ) 2 特定地域協議会による商品開発 販促支援 ( 特定地域協議会運営支援 ) に対して補助金を交付 地域社会 ( クレジット創出者 ) クレジット メーカー 小売店等 バイオマス利用 太陽光発電 環境貢献型の商品開発 販売促進 < クレジットを付与した農産物の例 > 温室効果ガス排出削減によるクレジットの創出 地域経済の活性化 資金 民間資金の還流 消費者 目的 意義 都市部から地域への資金環流を促進 地域の環境保全 地域の知名度向上等による地域活性化 2
平成 27 年度 環境貢献型の商品開発 販売促進支援事業 の概要 事業内容 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 補助対象 環境貢献型商品の開発 補助対象者 商品開発を行う民間団体等 補助額 1 商品あたり 50 万円 ( 上限 ) の定額補助 成果 採択件数 :655( 商品 ) 特定地域協議会運営支援事業 補助対象 特定地域協議会による環境貢献型商品開発 販促支援事業案件の支援 ( 商品開発 販促等 ) 補助対象者 特定地域協議会として支援を行う民間団体等 補助額 1 支援あたり 10 万円の定額補助 (1 団体あたりの上限は 1,000 万円 ) 成果 採択件数 :15( 協議会 ) 3
( 補足 ) 特定地域協議会運営支援事業 (10 万補助 1 団体の上限 1000 万円 ) 特定地域協議会とは 特定地域協議会運営支援事業として採択された事業者 団体 特定地域協議会は 環境貢献型の商品 サービス開発や販売促進の実施を希望する民間企業等に技術的支援や情報提供等を行います 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業の実施 ( 予定 ) 者 <50 万補助 > 特定地域協議会 商品開発 販促の支援 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 の案件 1 件あたり最大 10 万円の補助 環境貢献型商品開発 販売促進事業への応募申請や 事業を進めるにあたっては 特定地域協議会に相談することもできます 4
カーボン オフセット宣言 カーボン オフセット宣言 とは 個別のカーボン オフセットの取組内容を 社会全体に幅広く情報提供することを支援する仕組みです 本仕組みでは カーボン オフセットの取組内容を実施者により情報提供 ( 自己宣言 ) いただくとともに 環境省でこれらの内容をウェブサイトを通じて公表いたします これによって カーボン オフセットの取組の透明性 信頼性の向上や 個別の取組内容の PR を目指します 申請者 規約への同意 (web 上 ) 申請フォームへの入力 必要書類 ( 無効化証明書等 ) の送付 申請 環境省 事務局 申請書類チェック ( 記載内容確認 ) クレジットの無効化情報の確認 公開 カーボン オフセット宣言ウェブサイト カーボン オフセット宣言 株式会社詳細クレジットを活用した 商品 http://www.j-cof.go.jp/sengen/ 取組概要 クレジット情報 環境省設置 対象取組 ウェブサイト カーボン オフセットガイドライン に即したカーボン オフセットの取組 ( カーボン オフセットガイドライン http://www.env.go.jp/press/files/jp/26732.pdf ) 無効化情報等を環境省が確認した取組を 環境省設置のウェブサイトで公表 取組内容の透明性 信頼性向上に利用可能 原則としてクレジットの無効化量が t-co2 単位の取組しか登録できません ただし オフセット プロバイダープログラム参加者がクレジットの無効化 管理を行っている場合のみ無効化量を kg-co2 単位とする取組の登録が可能です 5
6 カーボン オフセット宣言 HP http://www.j-cof.go.jp/sengen/ 補助金交付対象商品も多数掲載 ( 約 600 件まで増加予定 )
商品事例 (1) 木のおもちゃ ( 乳幼児用 知育用等 ) : 株式会社山のくじら舎 地域の環境を守るために地域の資源をもれなく活かす を理念 四国地域へのクレジット販売収益の還元を行うとともに 木材加工業者や林業 木材産業業界の活性化を通じて地域の雇用を創出し 地域の活性化を図る 地元の高知県 J-VER を使用 7
商品事例 (2) はちみつ 東山ハニー : 一般社団法人ハニーファーム 同法人は ミツバチを通して自然の偉大さ 豊かさ 優しさを伝え 人間都合で考えないミツバチ目線の生き方を提案する環境教育 街作り を行っている 名古屋市千種区の東山動植物公園 長久手市の愛 地球博記念公園 豊田市の里山の三箇所に計約 60 箱の巣箱を置き ミツバチを飼育 森林吸収や太陽光発電により創出された地元 J- クレジット等を利用し ハチミツをカーボン オフセット 8
商品事例 (3) 北海いか かに さけせん (3 種 ): 北海道フードフロンティア 北海道内のクレジットを利用しオフセットすることで 北海道内各地域の森林保全を進め 地球温暖化対策を促進することを目的とする 北海道産品について 北海道外への販売を強化するため 流通事業者と協力し インターネット店を含め道外の店舗にて販売 森林吸収から創出された J ー VER 等を利用し オフセットを実施 9
平成 28 年度環境貢献型商品 開発 販売促進支援事業 ( 予定 ) について 10
背景 目的 消費者は自主的に環境にやさしい商品を選択( アンケート調査結果 : 約 8 割 ) 消費者のニーズにマッチした商品を供給するため 排出削減プロジェクト等によるクレジットを活用 クレジットを創出する地域社会への資金還流を促進 ( ポテンシャルとして年間約 40 億円が地域に還流 ) 事業スキーム (1) 直接補助 クレジット制度を活用した地域経済の循環促進事業 ( 一部農林水産省連携事業 ) 国 ( 補助率 )1/2 補助金 実施期間 : 平成 27~28 年度 (2) 委託対象 : 民間団体実施期間 : 平成 21 年度 ~ 民間団体等 事業概要 平成 28 年度予算案平成 25 27 年度予算年度要求額 474 百万円 (850 百万円百万円億円 ) (1) 環境貢献型の商品開発 販売促進支援事業 (100 百万円 )( 農林水産省連携事業 ) 各地域における商品開発の相談窓口 マッチングを担う特定地域協議会の取組を支援し 更なる商品化を促進 (2) J- クレジット及びカーボン オフセット制度運用等業務 (374 百万円 ) 両制度に係る委員会の運営 認証取得の技術的支援 Web 等を通じた情報提供により 制度の円滑な運用と信頼性を確保 期待される効果 地域の環境保全及び温室効果ガス削減 吸収プロジェクトへの投資の促進 毎年 6 万 t-co2 のカーボン オフセットの実施等を目指すことによる地域経済の循環促進及び知名度拡大による地域活性化 地域社会 ( クレジット創出者 ) クレジット メーカー 小売店等 J-クレジット制度の円滑な運用 J-クレジットの創出支援 バイオマス利用 太陽光発電 環境貢献型の商品開発 販売促進への補助 商品化の技術的支援 カーボン オフセット制度の円滑な運用 <クレジットを付与した農産物の例 > 温室効果ガスの排出削減 地域経済の循環の拡大 地域活性化と排出削減の同時達成 民間資金の還流 消費者 積極的な購入
平成 28 年度環境貢献型商品開発 販売促進支援事業スキーム案 補助金事業の対象 H28.2.22 時点 今後変更が生じる可能性があります 環境省 ( 予算 :1 億円 ) 1 申請 ( 支援予定の商品数及び支援内容 ) 特定地域協議会 2 交付 ( 補助率 1/2) 補助対象 : 事業者が商品開発を促進するためにかかった経費 ( 補助率 1/2) ( 例 ) オフセット商品の開発促進のための説明会やイベントにかかった経費等 環境貢献型商品の開発や販売促進を行おうとする事業者のサポートを実施 ( オフセット商品にする際の手順等の事業者へのフォロー オフセット商品の宣伝等 ) 商品開発 販売促進支援 商品商品商品商品 商品 商品 12