上田市都市計画マスタープラン地域別構想 上田中央地域(案)

Similar documents
7-1 上田中央地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 中心市街地に集積された都市機能 風格ある景観 潤いある近郊農地多彩な交流と活力がみなぎるまち ( 基本目標 ) 市の中心市街地にふさわしい多様な都市機能を備えた 市民や来訪者が行き 交う賑わいと交流にあふれる中核拠点づくりを目指します 上田城跡

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

スライド 1

7-7 丸子地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水辺 里山 人きらめき 産業活力が満ちた依田川流域のまち ( 基本目標 ) 製造業の集積が高い地域であることから 職住近接のゆとりある生活空間の創出をめざすとともに 地域内外の交流促進や日常生活のための道路交通環境整備を進めます 依田川 内村川周辺に

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

Taro-全員協議会【高エネ研南】

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

<4D F736F F D AE8A4F8D4C8D9095A CC8A FF38BB52E646F63>




Microsoft PowerPoint PPT

< C55F8E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E E FB906A2E786477>

都市再生整備計画の目標及び計画期間 都道府県名 茨城県 市町村名 坂東市 ( 旧猿島町 ) 地区名 猿島地区 面積 800 ha 計画期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 交付期間 平成 16 年度 ~ 平成 20 年度 目標 地域資源を活用した交流人口の拡大と良好な居住環境を形成するまちづ

2

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

PowerPoint プレゼンテーション

また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

4 施策別計画 4 施策別計画 施策別計画の見方 施策の方向性を示しています 関連する施策と連携の内容を示して 取組の目標を示しています います なお 市民協働や人権 行政 施策の必要性を示しています の効率化などを内容とする まちづ 取組の現状と課題を示しています くりを進めるための基盤 である施

スライド 1

News Release 2014 年 3 月 24 日 伊丹市と新関西国際空港株式会社が 伊丹市域におけるまちづくりの推進 について合意 伊丹市と新関西国際空港株式会社は 伊丹市域の生活環境の改善 地域コミュニティの再生等を図るためのまちづくりを連携して推進するため 2014 年 3 月 24 日

計画書

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

<4D F736F F D E E96914F955D89BF82CC906982DF95FB2E646F63>

目 次 1 背景 目的 1 2 計画の位置付け 2 (1) 計画の位置付け 2 3 現状の問題と課題 3 (1) 現状の問題 3 (2) 課題 3 4 市街化調整区域における土地利用方針 5 (1) ゾーンにおける土地利用方針 6 (2) 各ゾーンのイメージ 10 5 土地利用現況図 11 6 土地

Microsoft PowerPoint - 04-検討プロセス及び検討体制

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

2 自然条件 (2) 歴史的条件

渋川市都市計画マスタープラン意見シート

都市づくりの目標 2 多彩な地域資源の有効活用と相乗効果による 人々の交流を育む都市 目標に向けた方針 1 恵まれた地域資源を大切にする都市づくり (1) 基本方針 豊かな自然環境の保全と活用菅平と美ヶ原の 2 つの高原をはじめ市域の約 7 割を覆う山林 千曲川やその支流の河川のほか ため池群や農地

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

Microsoft Word - 10.問題Ⅳ-1-用

3 検討プロセス 3-1 県計画案を策定するねらい 沖縄 21 世紀ビジョン基本計画を着実に実施していくための総合的な交通体系のビジョンを示した 沖縄県総合交通体系基本計画 において 県土の均衡ある発展を支える利便性の高い公共交通ネットワークの構築が位置づけられている 同計画を踏まえ 県では 南北骨

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

都市計画_外面_大分

2. 住民アンケート調査 以下の既往のアンケート調査から 都市計画及びまちづくりに関する住民ニーズや方向性等を以下の とおり把握 解析する (1) 第 2 次長久手町土地利用計画策定にあたってのアンケート調査 1 調査の概要 調査対象は 町内在住住民及び市街化調整区域の土地所有者とし それぞれ 2,

<4D F736F F F696E74202D2095E58F CC81698E518D6C8E9197BF816A816997F08E6A92C789C1816A8251>

大規模住宅団地の現状と活性化・再生の進め方

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

Microsoft Word 案件2(確定版).doc

本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

中井町緑の基本計画(概要版)

参考資料 ( 美祢都市計画区域 ) 目次 1. 区域区分の二次検討 25 23

1.UR 都市機構における再開発共同事業者エントリー制度の概要 1 参考資料 1

再販入札⇒先着順物件調書

Ⅴ.( 仮称 ) 登大路バスターミナル整備計画 3-3. 平面図 (1) 地上部 1 階平面図 33

パンフレット表面 v170621のコピー

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

( 新 ) 藤沢都市計画住宅市街地の開発整備の方針 平成年月 神奈川県 藤沢 住宅 -1

Microsoft Word - 01_計画書180111修正版

Microsoft Word - H180119コンパクトシティ説明用_仙台市_.doc

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

平成 24 年 3 月改訂 茅ヶ崎海岸グランドプラン 西浜駐車場跡地北側に位置する茅ヶ崎警察署職員公舎が取り壊され 平成 23 年 3 月には グランドプランで駐車場機能の確保として位置づけのあった県営茅ヶ崎西浜駐車場が閉鎖された これを受け 海岸利用者のための駐車場を維持し かつ国道 134 号南

第 1 部 施策編 4

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

東京都市計画第一種市街地再開発事業前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業位置図 東京停車場線 W W 江戸橋 JCT 日本橋茅場町 都 道 一石橋 5.0 特別区道中日第 号線 江戸橋 15.

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

地区計画パンフレットP.1

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

目 次 1 市街化調整区域における地区計画ガイドラインの策定の経緯 1 第 Ⅰ 章市街化調整区域における土地利用の基本的な考え方 2 第 Ⅱ 章市街化調整区域における地区計画の導入 2 2 市街化調整区域における地区計画の基本事項 3 1 共通事項 3 2 地区計画整備計画に関する事項 3 (1)

( 様式 -2a 調査概要 ) Ⅰ 調査概要 1 調査名称 : 平成 26 年度神埼市総合都市交通体系調査 2 報告書目次 1. 業務概要 (1) 都市計画道路見直しの必要性 (2) 都市計画道路見直しのスキーム (3) 検討結果の分類 2. 路線の抽出 (1) 都市計画道路の整理 抽出 (2) 検

<303195F18D908E9197BF2E786C73>

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

表1-表4-2

<819A819A94928E E738C7689E F E6169>

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

Microsoft Word - 00 パブコメ表紙.docx

Microsoft PowerPoint - ☆PTポイント・概要(セット)


スライド 1

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

三ケ島工業団地周辺地区 第一回勉強会

平成18年度標準調査票

<4D F736F F D2081A195BD90AC E C >

<4E6F2E C196D889AE926E88E62E786477>

PowerPoint プレゼンテーション

平成 26 年度公共事業事後評価調書 1. 事業説明シート (1) ( 区分 ) 国補 県単 事業名道路事業 [ 国道橋りょう改築事業 ( 国補 )] 事業箇所南巨摩郡身延町波高島 ~ 下山地区名国道 300 号 ( 波高島バイパス ) 事業主体山梨県 (1) 事業着手年度 H12 年度 (2) 事

第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

<8E738A5889BB92B290AE8BE688E E C E6169>

(100817)

<8ED089EF8E91967B90AE94F5918D8D878CF095748BE0955D89BF88CF88F589EF2E786477>

8. ピンポイント渋滞対策について 資料 8

目次 1 運用基準策定の目的 1 2 市街化調整区域の地区計画の類型 2 3 市街化調整区域の地区計画の基本事項 3 4 地区計画の技術的な基準 4 5 都市計画の提案制度のフロー 7 6 地区計画と開発行為の手続きフロー 8 7 市街化調整区域における地区計画の運用基準の見直し 9

伊勢市道路整備プログラムの作成について

生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑

市街化区域及び市街化調整区域の区域区分の見直し方針案 小野市 1 区域区分見直しの基本的な考え方区域区分見直しの考え方は 都市計画運用指針 を踏まえ 次のとおりとする (1) 目標年次におけるフレームの設定区域区分の見直しについては 都市計画区域マスタープラン 市町マスタープラン等に示された都市の将

平成16年版 真島のわかる社労士

Transcription:

8. 都市づくりの実現に向けて 8-1 協働によるまちづくりの推進 (1) 市民 企業 行政 の役割分担まちづくりは 公共空間の整備だけではなく 民有地の整備が大きな比重を占めます したがって 行政だけの取組にとどまらず 市民や企業の理解と協力は不可欠であり 市民や企業の創意工夫の視点が必要となってきています 特に まちづくりに関わる市民や地域 NPOなどの市民団体 事業者 行政などすべての主体でまちづくりの目標や課題を共有し 対等なパートナーとして役割分担や連携 協力を行いながらまちづくりを推進していくことが必要です 連携 協力 市民 より良いまちづくりを行うことで 生活をする市民が最も恩恵を受けます 市民はま 企業 企業は まちづくりルールへの協力等の地域環境の向上 まちづくりへの参加や施 行政 行政は 市民主体のまちづくりに対して積極的な支援 援助を行い 国 県 周辺市 役割分担 ちづくりの主役として積極的 主体的に参加することが求められます 策提案等 社会貢献や積極的な取組が求められます 町村及び関係機関との調整 連携を行い 円滑で効率の良い計画の推進に努めます (2) 協働によるまちづくりの仕組の構築 1 多様な市民層の参加機会の充実市民や地域 NPOなどの市民団体 企業などが参画できるまちづくりのためには積極的に市民などの意見を反映していく必要があります また 各種計画づくり 地域のまちづくりを進めるにあたっては 高齢者 障がい者 若年層 子どもなどを含めたすべての市民ニーズを適確に把握し 反映するよう努めるとともに賑わいや交流 生活 歴史や文化 自然などについて各市民層の視点を十分に活かせるよう積極的な参加を図ります 2 協働のまちづくりのための組織 市民の皆様と行政との協働によるまちづくりを進めていくために 現在ある住民意見を代表する組織や まちづくり団体等と協働して取り組みます 地域レベル: 地域協議会を活かしたまちづくりの展開 地域協議会は 地方自治法第 138 条の 4 第 3 項の規定により 市の附属機関として条例で位置付けられています その役割は 地域住民等の意見や要望を集約して行政に反映させ 地域の重要事項のに意見を述べ 住民と行政との協働を進めながら住民自治の充実を図ることとなっています 地域のまちづくりの課題などを地域協議会で協議し 方向性を集約する組織として位置づけることで 具体的なまちづくりの展開へと円滑につなげていく役割が期待されます 127

地区レベル : 振興会 自治会 まちづくり団体を活かしたまちづくりの展開 地区レベルのまちづくりでは まちの将来像を検討するため 振興会や自治会 まちづくり団体など 現在ある住民組織を活かして地区の課題の整理やまちの将来像を検討していきます 幅広い人材の活用 市民やまちづくり活動組織などが主体として行うこと 行政と連携して取り組むことなどを明らかにして できることからまちづくりの実践を行います まちづくり活動組織だけでできないことは 行政からの人的支援 技術的支援などを行いながら 協働により実践していきます まちづくり 福祉 環境などさまざまな分野で活動するNPOなどと連携を図ります そのため 幅広い活動を支えるボランティア団体等について まちづくりのさまざまな場面で活動できるよう取り組みます 人材の活用 活動組織 行政 市民企業 NPO ホ ランティア団体 大学など 参加 連携 地域レベル : 地域協議会 地域の課題 方向性の集約 地域別都市づくり方針の実現化など 参加 連携 地区レベル : 振興会 自治会 個別地区の取組 まちづくりルール 生活道路 公園などの検討 合意形成など 支援 提案 まちづくり情報の提供 専門家の派遣 アドバイス 活動 計画づくりへの人的 技術的支援 128

8-2 に関する当面の課題への取組 上田市の都市づくりに重要なに関する当面の課題について 今後の取組の概要を示します 区分 対象地域 地区 おおむねの目標年次 (1) 区域の見直し 真田地域 武石地域 丸子地域 ( 山林 ) 平成 28 年度 (2) 用途地域の見直し 上田中心市街地等 ( 用途地域 ) 平成 29 年度 (3) 制度の活用 特定用途制限地域 ( 例 ) 上塩尻地区 神川地区 必要なところから 地区計画 上田城南地域 神科 豊殿地域 塩田地域 随時 住民協定等 ( 例 ) 川西地域 武石地域など (4) 道路の見直し 上田地域 丸子地域 平成 27 年度 おおむねの目標年次はあくまで参考です 地域住民意向や等の状況により異なります (1) 区域の見直し区域の見直しについては 平成 27 年度からそれぞれの地域の皆様に区域指定の必要性や 指定した場合の効果と義務などについて説明する機会を持ち 制度を活用したまちづくりについてご理解をいただきながら取り組んでいきます 住民協議 ( 地域協議会 自治会 地域住民等 ) 区 域の見直し (2) 用途地域の見直し用途地域の見直しを図る区域については 建築の制限を強化する方向での変更を予定することから 平成 27 年度より土地利用の現況 将来的な方針について 関係する自治会や地域の皆様へ説明し ご意向を踏まえながら取り組む必要があります 説明会等 ( 自治会 関係土地建物所有者 等 ) 用途地域の 見直し 129

(3) 制度の活用制度については 景観や生活環境の保全などを基本に活用を図ります 特に重点土地利用規制 誘導区域については地域の皆様と問題意識を共有しながら早めに検討を開始し それぞれの地域に相応しいルールづくりを協働で進めていく必要があります 地域協議会や自治会等のまちづくりに対する意向を把握し 住民や土地建物所有者などに説明し ご理解を得ながら取り組んでいきます 制度 の活用 地域と協働して検討 ( 地域協議会 自治会 住民 土地建物所有者等 ) (4) 道路の見直し道路の見直しについては 平成 27 年度から対象路線に関係する地域協議会や自治会に見直しの必要性について説明し 関係する沿線の土地建物所有者の皆様のご理解をいただきながら取り組んでいきます 道 路の見直し 説明会等 ( 地域協議会 自治会 関係土地建物所有者 等 ) 130

8-3 都市施設整備の着手時期 (1) 道路 概ねの着手時期 実施内容 短期 中期 長期 H27 まで H32 まで H33 以降 国道 18 号上田バイパス ( 第 2 期工区 ) 国道 254 号 ( 改良 ) 国道 254 号 ( バイパス整備 ) 国道 152 号丸子バイパス 国道 144 号上野バイパス 上田都市環状道路 ( 小島 - 柳沢区間 ) 上田都市環状道路 ( 鈴子バイパス ) 道路中常田新町線 ( 主要地方道小諸上田線 ) 道路北天神町古吉町線 ( 主要地方道長野上田線 ) 県道芦田大屋停車場線 県道別所丸子線 道路上田駅川原柳線 ( 都心環状道路 ) 道路諏訪部伊勢山線 ( 第 3 期 ) 道路上堀大屋線 ( 仮称 ) 川原柳常田線 市道櫓下泉平線 市道上田橋下堀線 市道上田橋中島線 市道五反田新屋線 市道黒坪長島線 市道小島手塚線 市道石井東郷橋線 市道中丸子 22 号線 市道箱畳線 市道原野地 2 号線 事業着手予定 事業着手済 131

(2) 下水道 概ねの着手時期 実施内容 短期 中期 長期 H27 まで H32 まで H33 以降 ( 管渠 ) 上田処理区 ( 管渠 ) 南部処理区 ( 管渠 ) 別所温泉処理区 ( 管渠 ) 中塩田処理区 ( 管渠 ) 神川東処理区 ( 管渠 ) 丸子処理区 ( 管渠 ) 西内処理区 ( 管渠 ) 菅平処理区 ( 管渠 ) 真田処理区 ( 処理場 ) 上田処理区 ( 処理場 ) 南部処理区 ( 処理場 ) 丸子処理区 ( 処理場 ) 別所温泉処理区 ( 処理場 ) 西内処理区 ( 処理場 ) 菅平処理区 ( 処理場 ) 真田処理区 管渠の耐震化 処理場の耐震化 ( 処理場 ) 農業集落排水事業 処理場の統合 ( 農業集落排水 農業集落排水 ) 処理場の統合 ( 農業集落排水 公共下水道 ) 事業着手予定 事業着手済 更新予定 法制度化及び関係機関との協議が必要 (3) 公園 実施内容 サントミューゼ一帯の市民緑地広場 信州国際音楽村公園 概ねの着手時期 短期 中期 長期 H27 まで H32 まで H33 以降 事業着手予定 事業着手済 132

8-4 参考 に関する数値目標 ( 総合計画より ) 項目 H23.3 当初値 H28.3 目標値 目標値設定の目安 道路 完成延長 67,340m 72,000m 都市環状道路 1 路線 環状道路等へのアクセス道路 3 路線 渋滞緩和に向けた広域道路 1 路線計 5 路線 地区計画等の 指定箇所数 1 箇所 2 箇所 土地利用規制 誘導のルールを導入する地区計 1 箇所 景観協定締結 数 7 件 10 件 上田地域 1 丸子地域 1 真田 武石地域のうち 1 計 3 箇所 都市公園数 54 公園 58 公園 上田地域 3 丸子地域 1 計 4 公園 市道改良延長 954,661m 1,000,000m H18.4 現在の市道延長の 58% の改良率 1,819,073m 58%=1,055,062m 下水道水洗化 率 87.6% 92.0% 利用人口 / 使用可能人口 ( 供用開始告示済区域内人口 ) =97.3% 目標値は第一次上田総合計画後期基本計画 ( 平成 24 年 3 月策定 ) によるもの 133