ゆとりとみどり振興局造園工事共通仕様書

Similar documents
6. 移植及び支給品の植付け工事における植栽樹木等が 工事完成引渡し後 1 年以内に枯死又は形姿不良となった場合は 原則として下記のとおり取り扱うものとする (1) 各樹種別に枯死した数量が植栽数量の 15% を超えた分については 受注者の責により当初植え付けた樹木と同等又はそれ以上の規格のものと植

3 再生資材等の利用 (1) 再生骨材等の利用工事現場から 40km の範囲内に再資源化施設がある場合は 工事目的物に要求される品質等を考慮したうえで 原則として 再生骨材を利用する (2) 再生加熱アスファルト混合物の利用工事現場から 40km 及び運搬時間 1.5 時間の範囲内に再生加熱アスファ

土木工事共通仕様書新旧対照表 現行条文 ( 平成 29 年版 ) 新条文 ( 平成 30 年版 ) 新条文 改定理由 編章節条項 項以下 編章節条 ( 項目見出し ) 現行条文 編章節条項 項以下 編章節条 ( 項目見出し ) 第 1 編 共通編 第

(\220\335\214v\217\221: :1)

許可方針

茨木市では 緑あふれる魅力あるまちづくりを進めるため 民有地での緑化について その費用の一部を補助しています 生垣を設置 壁面を緑化 道路に面して新たに生垣を設置する 道路にはみ出している生垣を改良する [ 生垣緑化 ] 道路 壁面 擁壁 フェンス 市街化区域で 道路から眺望できる建築物や擁壁の壁面

<4D F736F F F696E74202D B78EF596BD89BB82CC8EE888F882AB C8E86816A F4390B3205B8CDD8AB B83685D>

立川市雨水浸透施設設置基準 1. 目的この設置基準は 立川市雨水浸透施設設置補助金交付要綱 ( 以下 要綱 という ) の雨水浸透施設の設置にあたり 必要な事項を定めることを目的とする 2. 用語の定義補助対象の雨水浸透施設とは 雨水浸透ます 及び 雨水浸透管 とし 雨水浸透施設の設置に伴い発生する

8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 (

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

Microsoft Word - 特記例

鎌倉市道路占用、掘削及び復旧工事に関する運用基準

*17

発注者支援業務(工事監督支援業務)のポイント

レベル 0: 公園緑地整備 改修 数量総括表 P.1 レベル 1 レベル 2 レベル 3 レベル 4 規格 1 規格 2 数量 計算値設計地 単位 備考 ( 工事区分 ) ( 工種 ) ( 種別 ) ( 細別 ) 施設整備雨水排水設備工作業土工 m3 作業土工埋戻発生土小規模 5

樹木等管理業務委託仕様書 平成 30 年 4 月 焼津市

<4D F736F F D B985F95B6817A5F F82E482AB82DD82E782A A82B08D9E82DD95E28F4395FB964082F A282BD837C A815B838B91CE8DF482C982C282A282C42E646F63>


別紙道路緑化技術基準第 1 章総則 1-1 基準の目的本基準は 道路禄化の一般的技術的基準を定め その合理的な計画 設計 施工 管理を行うのに資することを目的とする 1-2 適用の範囲本基準は 道路法の道路において 緑化を図る場合に適用する 1-3 用語の定義 1 道路緑化道路機能の向上と環境保全を

設内訳書 工事名 平成 30 年度西条街路樹維持工事 ( 当初 ) 事業区分 道路維持 修繕 工事区分 道路維持 工事区分 工種 種別 細別 増減 道路維持 増減 植栽維持工 剪定工 樹木 芝生管理工 [ 歩道及び交通島 ] 樹木剪定高木夏期剪定幹周 60c m 未満 樹木剪定高木夏期剪定幹周 60

< F2D30318C9A927A8D488E968AD68C5790CF8E5A8AEE8F808F FC92E82E6A7464>

工事施工記録写真作成方法 平成 31 年 4 月 名古屋市緑政土木局

津市道路路面復旧基準 津市建設部

最低毎年 1 回の寄植え剪定対応が必要となり維持管理コストの増大につながっている 国道 254 号東池袋地区 低木及び雑草 繁茂状況 国道 17 号坂下地区 イチョウの落葉状況 抜本的な対策としては 繁茂の早い樹種や落ち葉の多い木を撤去し 繁茂の遅い樹種や落ち葉の少ない木へ樹種自体を更新する事が最良


別紙 1 提出書類一覧様式番号 様式 1 様式 2-1 様式 2-2 様式 3 様式 4 様式名 施工体制確認調査報告書積算内訳書内訳明細書工程計画配置予定技術者名簿 次に該当する場合は 様式 4を提出する必要はありません 一般競争入札の場合 ( 開札後に提出のある 配置予定技術者の資格 工事経歴報

< F90DD8C768F91288EF796D8816A2E786477>

法 34 条 7 号 既存工場と密接な関連を有する事業の建築物等の用に供する建築行為 提案基準 13 既存工場の事業の質的改善 提案基準 25 工業系ゾーンに位置づけられた区域内の工場 及び提案基準 32 研究施設 における工場又は研究施設の規模及び敷地計画 法 34 条 7 号 立地基準編第 2

<4D F736F F D2093B998488E7B90DD8AEE967B B835E8DEC90AC977697CC2E646F63>

Microsoft Word - 宅地造成・区画形質変更の手引

< F2D926E89BA968490DD95A882CC8E968CCC96688E7E91CE8DF49776>

6 章擁壁工 6.1 プレキャスト擁壁工 6.2 補強土壁工 ( テールアルメ工 多数アンカー工 ) 6.3 ジオテキスタイル工 6.4 場所打擁壁工 場所打擁壁 (1) 場所打擁壁 (2) 1-6-1

12新旧対照表(工事完成図書の電子納品要領).docx

KEN0109_施工技術の動向-三.indd

                            技管第  号

10.2 道路占用規則関係 ( 太田市に関して ) 当該様式は 参考例として掲載しております 申請の際には 所管にて必ず確認を行ってください 111

埋戻しに使用する材料の標準仕様書 平成 25 年 9 月 ( 改訂 ) 上越市

浄化槽工事写真の撮り方 ( 例 ) (H 更新 )

【道路台帳整備の対象となる指定道路】

4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

見積整理

3 平面駐車場の緑化事例 写真1 外周部の緑化例 写真2 駐車場内部の高木の植栽例 写真3 駐車広場の高木の植栽例 写真4 車止め後部の緑化例 写真5 駐車場部の芝生舗装例 写真7 駐車場部の緑化例 写真6 駐車場部の緑化例 写真8 駐車場部と車道部の緑化例 樹木医 環境造園家 豊田幸夫

国土技術政策総合研究所 研究資料

<4D F736F F F696E74202D A957A A81798CBB8FEA8C9F8FD8826F A DB91B6817A2E505054>

<4D F736F F D BC792B792CA E093B98D5C91A28AEE8F80816A967B95B62E646F63>

<4D F736F F D2093B E FF090528DB88AEE8F802E646F63>

Microsoft Word - 平成30年度空港独自施工パッケージ標準単価表_tanka_H30.4

国土技術政策総合研究所 研究資料

切管調書 H25 工事 区間及び詳細図 No 切管 φ 150 mm 定尺長 = 5.00 m 甲乙有効長番号単位重量 = 8.67 kg/m (1) 1 乙切 0.5 切管番号原管形式甲切管乙切管 (m) 残管切断 (1) 2 乙切 0.5 組合せ (m) (1) (2) (3) (m) 箇所数

<4D F736F F D2093B998488AEE8F8089FC92E88CE32E646F63>

<4D F736F F D A B28DB88BA492CA816988C4816A>

< F2D81798E9197BF817C A95BD90AC E >

第 6 章舗装工第 1. 舗装切断工 平成 27 年度 (4 月改正 ) 国土交通省土木工事標準積算基準書 Ⅳ-3-3 舗装版切断工 によるものとする 第 2. 路盤工 平成 24 年度国土交通省土木工事標準積算基準書 Ⅳ-1-1 路盤工 によるものとする 1. 機種の選定路盤工の機種選定にあたって

LED 道路 トンネル照明の設置に関する補完資料 Ⅰ LED 道路照明 ( 連続照明 ) の設置について 道路照明のうち連続照明の設計については 道路照明施設設置基準 同解説に基づき 性能指標 ( 規定値 ) 及び推奨値 ( 以下 性能指標等 という ) から所定の計算方法により設置間隔等を算出し

整 理 番 号 2 件 名 上野動物園案内図印刷委託 ( 単価契約 ) 履 行 場 所 恩賜上野動物園 ( 台東区上野公園 983) 園内案内図の印刷 ( 日本語版 英語版 韓国版 中国語簡体字版 中国語繁体字版 ) デザイン レイアウト等は含まない 業種印刷 希望申請件 又は印刷委託を当協会から受

水道修繕跡舗装復旧工事 ( 単価契約 ) 南部地区 ( その 2) 単価表 打換工 A,B,C 打換工 D,E,F 打換工 G,H,I 平成 30 年度舗装切断工 人力取壊し積込工 運搬 処分不陸整正工 ( 路盤工 ) 路盤材 乳剤散布 目地工 人力舗装施工舗装切断工 機械取壊し積込工 運搬 処分不

資料 1 3 小規模附属物点検要領 ( 案 ) の制定について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

別紙 1 事故データベースへ登録する事故報告書の提出対象事故について 事故の定義は以下のとおりとする 事故の分類 事故の定義 労働災害 ( 工事作業が起因して 工事関係者が死傷した事故 ) もらい事故 ( 第三者の行為が起因して 工事関係者が死傷した事故 ) 死傷公衆災害 ( 工事作業が起因して 当

通行禁止道路 について 道路標識又は道路標示によるもの 対象にするもの 車両通行止め道路 根拠規定道路標識 道路標示 ( 例 ) 道路交通法第 8 条第 1 項 自転車及び歩行者用道路 標識 302 同法第 8 条第 1 項 標識 325 の 3 歩行者用道路 同法第 8 条第 1 項 標識 325

018QMR 品質計画書作成規程161101

目 次 Ⅰ. 下水道土木工事施工管理基準及び規格値 1. 目的 1 2. 適用 1 3. 構成 1 4. 管理の実施 1 5. 管理項目及び方法 2 6. 規格値 2 7. その他 2 表 -1 出来形管理基準及び規格値 ( 管渠工事 ) 3 表 -2 出来形管理基準及び規格値 ( 処理場 ポンプ場

Microsoft Word _ハイウェイ緑の里プロジェクト(様式第1号~10号).doc

様式 1 号 ( 外構部の木質化対策支援事業助成金交付規程第 6 関係 ) 全国木材協同組合連合会会長松原正和殿 外構実証事業申請書 下記のとおり外構実証事業に申請します (1) 申請者情報会社住所 事業担当者連絡先 建設業を生業とすることの証明 ( 右のいずれかについて )( 注 ) 会社名代表者

橋梁定期点検業務積算基準書_平成30年4月_広島県

秋田国道維持出張所 道路占用許可申請 ( 道路法第 32 条 ) の手引き ( 案 ) ~ 自家用看板 投光器 日除け編 ~ Ⅰ. 道路占用許可申請時提出書類 道路占用許可申請時 次に揚げる書類の提出が必要です 提出部数は申請書のみ 1 部 ( 複写式のため ) とし その他については全て 2 部添

鎌倉市風致地区条例による

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

土木工事標準積算基準書1

Microsoft Word - 01通知.doc

テーマ : コンクリート舗装工事の効率化に貢献する技術 〇技術公募の対象とする技術 コンクリート舗装に関する新設工事あるいは補修工事の効率化に資する技術であること 施工管理の効率化に資する技術であること 国土交通省 土木工事施工管理基準及び規格値 の出来形の規格値を満たすこと 舗装の構造に関する技術

SK (最終161108).xlsx

第 3 章認定品の利用推進に関する基本方針 ( 認定品の周知 ) 第 6 認定品の製品情報については, 環境生活部環境政策課ホームページ等を参考とするものとする ( 認定品の使用 ) 第 7 工事等において, 認定品を積極的に使用するものとし, 資材の名称, 規格 寸法等の必要項目を設計図書 ( 条

<4D F736F F D20905F8CCB8E73836F838A A815B93B AE94F5837D836A B FC92E894C5816A202E646F6378>

Microsoft Word - HP掲載資料 docx

(Microsoft Word - \220V\261\275\314\247\331\304\216\216\214\261.docx)

事 業 計 画 書

防犯灯 防犯カメラと併せて設置し 次の1~3すべてに該当する防犯灯が補助対象となります 1 防犯カメラの視認性を向上させる照度 ( 防犯カメラから4メートル先の歩行者の行動などが認識できる明るさがあること 0.24ルクス以上 ) を確保できるもの 2 防犯カメラと同一の支柱に設置 3 光源を防犯カメ

<4D F736F F D EC8CB4816A937996D F593998B5A8F708CA48B8694AD955C89EF985F95B62E646F63>

c7b

別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

アスベスト対策に関する行政評価・監視_事前調査結果等の適切な掲示の確保

< AAF95F18C668DDA A819A C8EAE88EA8EAE817A2E786C73>

<92A0955B>

PowerPoint プレゼンテーション

表紙1_4

202000歩掛関係(151001) END.xls

第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

<4D F736F F D2091E682548FCD96688CEC8DF28D482889FC92E88DEC8BC6816A2E646F63>

第 1 章道路台帳作成業務積算基準 ( 平成 28 年 10 月 1 日以降適用全面改訂 ) 第 1 節道路台帳作成業務積算基準 1-1 適用範囲 この積算基準は 山形県道路台帳作成要領に基づき 道路法第 28 条に規定する道路台帳を新規に作成または補正する業務に適用する 1-2 道路台帳作成業務費

様式及び記入例 (3) 点検結果一覧表 ( その 1) 半田市橋梁点検 補修設計業務 橋梁諸元 定期点検結果 整理番号 橋梁 ID 橋梁名 橋梁形式 径間 長根橋 ( 上流側 ) PC 単純プレテンホロー桁橋 1 橋種 PC 橋 有効 橋長 幅員 橋面積 (m) (m) (m2) 供

資料 7-1 特殊車両の通行に関する指導取締要領の一部改正について 国土交通省関東地方整備局道路部交通対策課 1 (1) 特殊車両通行許可制度 2

維持管理水準書(金沢自然公園)

市場単価 2,500 Market unit price コンクリート工事 ( 施工費のみ )1 Placing concrete (labor only) ( コンクリート打設手間 コンクリートポンプ圧送 ) ( 単位 : 円 /m 3 ) (Concrete placing works, Con

様式 - 工監 1 ( 第 18 号様式 ) ( 記号 ) 第 号 平成 年 月 日 ( 受注者 ) ( 工事監督員 ) 様 ( 支出負担行為担当者 ) 印 工事監督員の指定について ( 工事番号 ) 上記建設工事に係る工事監督員を次のとおり指定したので通知します 工事監督員 所 属 職 氏 名 職


歩掛参考見積募集要領 次のとおり歩掛参考見積を募集します 平成 27 年 7 月 8 日 独立行政法人水資源機構木津川ダム総合管理所所長青山太洋 1. 目的この歩掛参考見積の募集は木津川ダム総合管理所で予定している工事の積算の参考とするための作業歩掛を募集するものです 2. 参考見積書提出の資格 (

Microsoft Word - 05 業務仕様書

擁壁 法面保護工下水道 カルバート道路水路関連河川 環境貯留システム通信関連特殊工法参考資料3

Transcription:

第 7 章道路植栽工事 第 1 節適用 1. 本章は 舗装工事 道路維持工事及び道路補修工事における各工種について適用するものとする 2. 本章に特に定めのない事項については 第 Ⅰ 編 共通編 第 Ⅱ 編 材料編 第 Ⅲ 編 公園工事共通編 の当該項目の規定によるものとする 第 2 節適用すべき諸基準 1. 請負者は 設計図書において特に定めのない事項については 下記の基準類によらなければならない ただし 基準類と設計図書に相違がある場合は 原則として設計図書の規定に従うものとし 疑義が ある場合は監督職員に確認をもとめなければならない なお 各基準類に改訂等がある場合は 最も新しいものによること 日本公園緑地協会都市公園技術標準解説書 ( 改訂第 2 版 ) ( 平成 16 年 10 月 4 日 ) 国土交通省 公共用緑化樹木等品質寸法規格基準 ( 案 ) の解説 ( 平成 20 年 12 月 18 日 ) 日本道路協会 道路土工 - 施工指針 ( 昭和 61 年 11 月 ) 日本道路協会 道路緑化技術基準 同解説 ( 昭和 63 年 12 月 ) 第 3 節枯補償 1. 本編第 3 章第 3 節 枯補償 の規定によるものとする 第 4 節舗装工事 : 道路植栽工 ( 道路植栽工 ) Ⅲ-7-4-1 一般事項 1. 本節は 道路付属施設工として道路植栽工 その他これらに類する工種について定めるものとする Ⅲ-7-4-2 材料 1. 本節で使用する材料は 各項に記載のない場合 第 3 章 植栽工 の規定によるものとする Ⅲ-7-4-3 植樹帯盛土 1. 植樹帯盛土は 設計図書によるものとする Ⅲ-7-4-4 植樹 1. 請負者は街路樹の植栽にあたっては 下記の事項に基づき施工しなければならない (1) 植栽は原則として本編第 3 章 植栽工 の規定と併せて 次の (2) (3) に基づき施工しなければならない (2) 植穴は植栽当日に施工することを原則とするが やむを得ず植え付けが後日になる場合は 最小限の範囲として監督職員の承諾を得るとともに 昼夜間を含む安全対策を施し できるだけ速やかに植栽を終えなければならない (3) 街路樹植付けの仕上げ高さは監督職員の指示によるものとし 原則として水鉢は設けないものと Ⅲ-132

する Ⅲ-7-4-5 地被類植え付け 1. 請負者は張芝並びに地被類植付けについては 本編第 3 章 植栽工 の規定によらなければならない Ⅲ-7-4-6 支柱設置 1. 請負者は 支柱設置については 本編第 3 章 Ⅲ-3-4-3 樹木植栽 10 項の規定によらなければならない なお 支柱の設置方向は監督職員と協議することとし 番線の結束場所は歩行者の通行側の反対側としなければならない Ⅲ-7-4-7 樹名板工 1. 請負者は 樹名板取付けについては 原則として本編第 3 章 Ⅲ-3-5-8 樹名板工 の規定によらなければならない 2. 樹名板の取付け枚数は設計図書によることとし 設置場所及び表示面の方向は監督職員の承諾を得なければならない なお 樹名板の設置は概ね表 Ⅲ-7-1 を標準とする 区分 表 Ⅲ-7-1 樹木名札の設置基準 ( 参考 ) 設置基準 高木 低木 地被 1 樹種 5 本ごとに 1 枚ずつ 1 樹種 50m ごとに左右両側各 1 枚ずつ 連続植樹帯は 1 樹種 50m ごとに左右両側各 1 枚ずつ単独桝は同樹種について 5 ヶ所に 1 枚 (5 ヶ所未満は 1 枚 ) とする Ⅲ-7-4-8 マルチング材敷均し 1. 請負者は 樹木植付け後 マルチング材を厚さ 5cm に均一に敷均さなければならない 2. 請負者は 街路樹のマルチングには難燃性加工を施したマルチ材 ( バーグ又はチップ ) を使用することとし 予め監督職員の承諾を得なければならない 3. マルチングの数量は 本編第 3 章 Ⅲ-3-4-7 樹木養生工 の表 Ⅲ-3-4 に加え 単独桝については 表 Ⅲ-7-2 に基づき施工しなければならない 表 Ⅲ-7-2 マルチング数量表高木 ( 街路単独桝用 ) 1 本当り 形式 B-1 B-2 B-3 l 45.0 75.0 90.0 備考 ( 単独桝タイプ ) Ⅰ 型 Ⅱ 型 Ⅲ 型 Ⅲ-133

4. マルチングを行う場合の客土仕上げ高は 原則として植樹桝縁石天端より 5cm 下がりまでとする Ⅲ-7-4-9 作業残土処理工 1. 請負者は作業残土の処理については 本仕様書第 Ⅰ 編第 2 章 Ⅰ-2-3-6 残土処理工 の規定によらなければならない 第 5 節道路修繕工事 : 道路付属施設工 ( 道路植栽工 ) 1. 本節における工種の施工は 本編第 4 節 舗装工事 : 道路付属施設工 ( 道路植栽工 ) の規定による ものとする 第 6 節道路維持工事 : 植栽維持工 ( 樹木 芝生管理工 ) Ⅲ-7-6-1 一般事項 1. 本節は 植栽維持工として樹木 芝生管理工に関する工種について定めるものとする Ⅲ-7-6-2 材料 1. 本節で使用する材料は 本編第 3 章 植栽工 の規定によるものとする Ⅲ-7-6-3 樹木剪定 1. 請負者は 樹木剪定については 本編第 3 章第 6 節 樹木整枝工 の規定によらなければならない Ⅲ-7-6-4 寄植剪定 1. 請負者は 寄植剪定については 本編第 3 章第 6 節 樹木整枝工 の規定によらなければならない Ⅲ-7-6-5 地被刈込 ( 芝刈 ) 1. 請負者は 地被刈込は 機械又は手刈りにより行うが 刈込は均一に 刈り残しのないよう また樹木等を損傷しないよう丁寧に行わなければならない 2. 請負者は 地被刈込の作業時期については 監督職員の指示によらなければならない 3. 請負者は 縁切りの作業にあたっては 下記の規定によらなければならない (1) 構造物等に接する境界部分は 縁切りを行うこととする... (2) 他の地被 低木等に接する部分については 芝等のほふく茎や地下茎に侵害されないよう その部分で芝等の縁切りを行うとともに 剪除した茎葉は速やかに処分すること (3) 樹冠下部及び低木等の植込み内に侵入した芝等は 取除くこと 4. 請負者は 刈り取った屑は 芝生上に残さないように袋詰めにし 監督職員の指示する場所に搬入しなければならない Ⅲ-7-6-6 除草 1. 請負者は 抜根除草の作業にあたっては 下記の事項によらなければならない (1) 抜根除草は 植込地 植桝内の雑草類を 根 ( 根株 ) を残さないように抜き取るものである (2) 作業中は 樹木類 ( 地被等を含む ) を傷めないように十分注意しながら行い その抜き跡は凹凸のないように付近の土で埋戻しを行わなければならない (3) 抜き取った雑草類は 袋詰めにし 監督職員の指示する場所に搬入しなければならない Ⅲ-134

2. 請負者は 草刈りの作業にあたっては 下記の事項によらなければならない (1) 草刈りは 植込地 植桝等に繁茂している雑草類を かま その他の用具を用いて 地際より丁寧に刈り取るものである (2) 作業にあたっては 樹木類に傷をつけないよう十分に注意するとともに 人 動物 車両等に損傷を与えないよう作業場所周辺の安全確保及び危険防止の対策を講じなければならない 特に 動力草刈機を用いる時は 周囲の安全を確認するとともに 刈りくず 異物等が周辺に飛散しないよう十分注意しなければならない (3) 刈り取った雑草類の処分は 袋詰めにし 監督職員の指示する場所に搬入することとする Ⅲ-7-6-7 補植 1. 請負者は 街路樹の補植にあたっては 以下の事項に基づき施工しなければならない (1) 補植は原則として本章第 4 節 Ⅲ-7-4-4 植樹 の規定によるとともに 併せて次の (2) に基づき施工しなければならない (2) 補植にあたって既存植樹桝の土の高さを調査し 状況に応じて植栽後の仕上がり高さが植樹桝縁石天端より 5cm 下りになるよう 植樹桝内の土砂をすき取らなければならない ただし すき取りはできる限り植栽の直前となるよう努め 植栽までの間は昼夜間を含む安全対策を施し 速やかに植栽を終えなければならない Ⅲ-7-6-8 支柱 1. 支柱の設置にあたっては 本節 Ⅲ-7-4-6 支柱設置 の規定によるものとする 2. 請負者は 既存樹木における支柱の撤去にあたっては 次の事項によらなければならない (1) 支柱を撤去する場所 時期及び交換の有無は 監督職員の指示による なお 交換の指示を受けた場合の支柱設置については 本節 Ⅲ-7-4-6 支柱設置 の規定による (2) 撤去した支柱等は 本編第 1 章 Ⅲ-1-8-8 運搬処理工 の規定に基づき適正に処分しなければならない Ⅲ-7-6-9 施肥 1. 請負者は 施肥については本編第 3 章 Ⅲ-3-7-4 樹木地被育成工 3 項の規定によらなければならない Ⅲ-7-6-10 潅水 1. 請負者は 潅水については 本編第 3 章 Ⅲ-3-7-4 樹木地被育成工 1 項の規定によらなければならない Ⅲ-7-6-11 防除 1. 請負者は 害虫防除については 本編第 3 章 Ⅲ-3-7-5 防除 の規定によらなければならない Ⅲ-7-6-12 移植 1. 請負者は 移植については 本編第 3 章第 5 節 移植工 の規定によらなければならない Ⅲ-135

Ⅲ-7-6-13 樹勢調査 巡視点検 1. 請負者は 樹勢調査並びに巡視点検については 本編第 3 章 Ⅲ-3-7-2 樹木調査工 の規定によらなければならない Ⅲ-7-6-14 樹勢回復 1. 請負者は 樹勢回復並びに樹木修復については 本編第 3 章 Ⅲ-3-6-5 樹勢回復工 の規定によらなければならない Ⅲ-7-6-15 樹木撤去 ( 高木伐採 中低木伐採 枯損木処理 ) 1. 請負者は 樹木撤去にあたっては 下記の事項によらなければならない (1) 樹木掘り上げに際しては 根を残さないように特に注意して施工しなければならない また 街路樹の場合は植桝縁石 歩道縁石 舗装等を損傷しないように注意すること 万一損傷を与える可能性がある場合は 事前に監督職員と協議すること (2) 掘り上げ完了後 掘り穴は直ちに危険防止のため 設計図書の記載に基づき現場発生土及び山土にて埋め戻さなければならない 設計図書に記載のない場合は 監督職員の指示を受けなければならない なお 埋戻し後の地盤高さ及び締固めの方法については 監督職員の指示によるものとする (3) 撤去樹木及び支柱は本編第 3 章 Ⅲ-3-6-6 剪定枝 刈込枝等の処分 並びに本節 Ⅲ-7-6 -8 支柱 の規定により 速やかに運搬処分しなければならない なお 生木を現場で切断しなければならない場合は その方法について監督職員の指示により施工しなければならない Ⅲ-7-6-16 障害樹処理 1. 請負者は 障害樹処理にあたっては 下記の事項によらなければならない (1) 障害樹処理は 監督職員の指示する樹木に対する諸作業を行うものである 諸作業とは 街路樹が通行の妨げや危険な状態にある枝等の剪定作業等をいい 原則として次に該当する項目とし 本作業による発生枝等の運搬も含む また 道路管理者 ( 建設局等 ) との共同作業も含むものとする 街路樹により信号や標識等の視認障害となっている枝等の剪除 建築物等に近接している街路樹の枝等の剪除 街路樹の枯枝 折枝等の剪除 街路樹が原因による道路舗装もち上げによる根切り等の作業 その他 樹木が人 車両等の通行に支障となっている場合の障害除去 (2) 作業にあたっては 下記のものを準備しなければならない 普通トラック (2t 積 ) 運転手 造園工 普通作業員 1 台 各 1 名 剪定鋏等作業に必要な道具 安全対策に必要な用具 その他 (3) 作業は 緊急を要する場合があるので 本市の要請に対して速やかに対処できるように作業体制を 整えておかなければならない Ⅲ-136

(4) 作業に伴い発生した剪定枝等は 本編第 3 章 Ⅲ-3-6-6 剪定枝 刈込枝等の処分 の規定に基づき適正に処分しなければならない (5) 作業終了時に当日の作業内容 作業時間等を監督職員に報告し 確認を受けなければならない 2. 請負者は 根上りにおける根切り作業にあたっては 下記の事項によらなければならない (1) 作業は 本市所管の街路樹の根により 歩道上の舗装面の隆起や亀裂等が発生し 通行の支障となっている場所を 舗装撤去 根切り 仮復旧という手順で作業を行い 歩道面の安全確保をはかるものである (2) 作業にあたっては 監督職員の指示に従い実施箇所 実施範囲 実施内容を十分確認のうえ作業を行うものとし 作業に必要な材料 道具等は事前に準備しておかなければならない なお 仮復旧については 埋戻し土を十分に締め固めた後 常温アスファルト合材を敷均し後 タンパ (60~100 kg ) により転圧を行うものとする (3) 道路管理者 ( 建設局等 ) との共同作業にあっては 監督職員の指示に従い 連携を取りながら実施すること Ⅲ-7-6-17 落葉除去 1. 請負者は落葉除去の作業にあたっては 下記の事項によらなければならない (1) 落葉除去は 本市所管内の街路を対象とし 枝葉の除去等 落葉に関する諸作業を行うもので 監督職員の指示に基づき 速やかに着手し 効率的な作業を行わなければならない (2) 作業において 下記のものを準備しなければならない 普通トラック (2t 積 ) 1 台 運転手 普通作業員 軽作業員各 1 名 ほうき等作業に必要な道具 安全対策に必要な用具 その他なお 作業にあたって落葉清掃機を貸与することがある 落葉清掃機を貸与する場合 作業従事者は 普通作業員に代えて特殊作業員を充てるものとする (3) 作業は 緊急を要する場合があるので 本市の要請に対して速やかに対処できるよう常に作業体制を整えておかねければならない (4) 作業に伴い発生した枝葉等は 本市指定地へ速やかに運搬処分することを原則とする (5) 作業終了後には 当日の作業内容 作業時間等を監督職員に報告し 確認を受けなければならない (6) 落葉清掃機を本市が貸与した場合は 適切な保守点検に努めなければならない なお 落葉清掃機の運転燃料等は 請負者の負担とする Ⅲ-7-6-18 土砂すきとり 1. 請負者は 植桝内土砂すき取りの作業にあたっては 下記の事項によらなければならない (1) 土砂すき取りは 植桝内に堆積した土砂をすき取り 処分するもので 作業の時期及び場所は監督職員の指示によるものとする (2) 土砂すき取りは 樹根及び植桝を損傷しないように注意し 植栽桝からこぼれた出た土は清掃しなければならない Ⅲ-137

(3) 土砂すき取りの仕上げ面は 原則として歩道から 3cm 下がりを標準とする (4) 作業にあたっては 人 動物 車両等に損傷を与えぬよう安全確保に注意して行わなければならない (5) 土砂の処分は 監督職員の指示によるものとする Ⅲ-7-6-19 作業残土処理 1. 請負者は作業残土の処理については 本仕様書第 Ⅰ 編 Ⅰ-2-3-6 残土処理工 の規定によらなければならない Ⅲ-7-6-20 植樹帯清掃 1. 請負者は 清掃の作業にあたっては 下記の事項によらなければならない (1) 清掃は 植込地 植桝部分に堆積または投棄された塵埃 瓦礫類を除去収集するものである (2) 作業中は 樹木類 ( 地被等を含む ) を傷つけないよう十分に注意するとともに 安全確保及び危険防止の対策を講じなければならない (3) 収集された塵埃 瓦礫類の処分は 監督職員の指示によるものとする Ⅲ-7-6-21 発生木材処分 1. 請負者は 発生木材処分については 本編第 3 章 Ⅲ-3-6-6 剪定枝 刈込枝等の処分 並びに本節 Ⅲ-7-6-8 支柱 の規定によらなければならない Ⅲ-7-6-22 舗装復旧 1. 請負者は作業にあたっては 監督職員の指示に従い実施箇所 実施範囲 実施内容を十分確認のうえ作業を行わなければならない 2. 請負者は 作業に必要な材料 道具等は事前に準備しておかなければならない 3. 請負者は 仮復旧については 埋戻し土を十分に締め固めた後 常温アスファルト合材を敷均し後 タンパ等により転圧を行わなければならない Ⅲ-138