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安芸市土地開発公社

土地開発公社の経営の健全化に

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資料 1-1 静岡市土地開発公社の業務について 1 土地開発公社とは 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 昭和 47 年法律第 66 号 ) という公法に基づ き 地方公共団体の全額出資により設置された公法人である 公有地の拡大の推進に関する法律 (1) 設立目的 = 地域の秩序ある整備を図るために

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(車線等)

平成 28 年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率に関する審査意見書 春日井市監査委員

田川市水道事業会計

( 別紙 ) 保育士修学資金貸付制度実施要綱 第 1 目的この制度は 指定保育士養成施設に在学し 保育士資格の取得を目指す学生に対し修学資金を貸し付け もってこれらの者の修学を容易にすることにより 質の高い保育士の養成確保に資することを目的とする 第 2 貸付事業の実施主体保育士修学資金 ( 以下

(仮称)霧島市土地開発公社解散プラン

事務連絡 平成 29 年 4 月 3 日 各都道府県財政担当課各都道府県市区町村担当課各指定都市財政担当課 御中 総務省自治財政局公営企業課 平成 29 年度における東日本大震災に係る地方公営企業施設の災害復旧事業等に対する地方財政措置等について 東日本大震災に係る災害復旧事業等については 平成 2

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特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成

1 制度の概要 (1) 金融機関の破綻処理に係る施策の実施体制金融庁は 預金保険法 ( 昭和 46 年法律第 34 号 以下 法 という ) 等の規定に基づき 金融機関の破綻処理等のための施策を 預金保険機構及び株式会社整理回収機構 ( 以下 整理回収機構 という ) を通じて実施してきている (2

土地開発公社を巡る40 年間-〝抜本的改革″の背景と成果

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

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平成 24 年 6 月 1 日 滝川市 滝川市土地開発公社

平成 30 年 (2018 年 )9 月 20 日 財政局 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率等の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 に基づき 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を算定いたしましたのでお知らせします 健全化判断比率については すべての

平成 27 年度高浜町の健全化判断比率及び資金不足比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 が平成 21 年 4 月から全面施行され この法律により地方公共団体は 4 つの健全化判断比率 ( 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 ) と公営企業ごとの資金不足比率を議会に報

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

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鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

別添 1 当初の事業目的から公園事業用地に変更した事例 根拠条項 : 公拡法第 9 条第 1 項第 1 号 先行取得者 : 東京都足立区 経緯 当初 鉄道事業を円滑に進めるための代替地として取得 鉄道事業の用地取得が完了し 代替地に供されることがなくなったため 公園事業用地に用途を変更 [ 従前写真

国立大学法人富山大学 PPP/PFI 手法導入優先的検討要項

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平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

平成 28 年度決算に基づく福井市健全化 判断比率及び資金不足比率審査意見書 福井市監査委員

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

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函館市工業団地土地の貸付け実施要綱

地方公共団体財政健全化法

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Taro-★【2月Ver】01~05. ⑲計

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法第 7 条第 1 項に規程する説明書類 平成 22 年 5 月 14 日東京みらい農業協同組合当 JA は 農業者の協同組織金融機関として 健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して 必要な資金を円滑に供給していくこと を

平成22年2月●日

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

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概算要求基準等の推移

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スライド 1

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57 みやこ町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 9.49% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

14 中間市 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 7.65% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地

Ⅰ 平成 24 年度高鍋町財務書類の公表について 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示された 基準モデル

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☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

豊橋市 PPP/PFI 手法導入優先的検討方針 効率的かつ効果的な公共施設等の整備等を進めることを目的として 多様なPPP/P FI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) に基づき 公共施設等の整備等に多様なPPP/PFI 手

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3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

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( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

第2 質疑応答

区分 平成 29 事業年度 予算額 決算額 差額 備考 運営費交付金 2,815 2,815 - 国庫補助金 26,679 26,679 - 社会福祉振興助成費補助金 給付費補助金 26,071 26,071 - 利子補給金 3,617 3,617 - 福祉医療貸付事業福祉医療貸

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

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健全化比率及び資金不足比率の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 により 藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率につい て 以下のとおり算定しました これは 平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき 毎年度 監査委 員の審査に付した上で 議会に報告及び公表するものです 本市

主な評価指標 主な定量的指標 : 設定なし 評価の視点 : 中期計画における所期の目標を達成しているかどうか等 評定と根拠 評定 : B 根拠 : 中期計画における所期の目標を達成していると認められるため 課題と対応 中期計画及び年度計画の実施状況 ( 主要な業務実績 ) 並びに当該事業年度における

長は 特措法第 39 条第 1 項に規定する地域福利増進事業等を実施しようとする区域内の土地の土地所有者等の探索に必要な限度で その保有する同項に規定する土地所有者等関連情報を その保有に当たって特定された利用の目的以外の目的のために内部で利用することができることとなります ( 特措法第 39 条第

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行政苦情救済推進会議の意見を踏まえたあっせん

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担い手経営発展支援金融対策事業実施要綱 平成 28 年 1 月 20 日 27 経営第 2598 号農林水産事務次官依命通知最終改正平成 31 年 2 月 7 日 30 経営第 2277 号 第 1 目的我が国の農業においては 環太平洋パートナーシップ協定及び日 E U 経済連携協定 ( 以下 TP

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律

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平成 31 事業年度 自平成 31 年 4 月 1 日 (2019 年 4 月 1 日 ) 至平成 32 年 3 月 31 日 (2020 年 3 月 31 日 ) 第 15 期 事業計画 ( 案 ) 本州四国連絡高速道路株式会社 - 0 -

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

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生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑

別紙 2 レコード内容及び作成要領 ( 抄 ) 1 漢字を使用する場合 ⑵ 受給者レコード 項番項目名表現形式 項目長 PIC REAL 位置 記録要領 別添 住宅の新築 購入又は増改築の区分により 次の番号を記録する 租税特別措置法第 41 条第 1 項又は第 6 項に規定する住宅借入金等を有する

このガイドラインは 財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する留意事項 ( 制定 発出時点において最適と考えられる法令解釈 運用等 ) を示したものである 第一章 総則 1-1 財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令 ( 平成 19 年

個人住民税の特別徴収税額決定通知書(納税義務者用)の記載内容に係る秘匿措置の促進(概要)

鯖監査第  号

H28_1 saiketutaido(元データ)

平成11年度

様式第 4-( 日本工業規格 A 列 4 番 ) 第 号 平成年月日 殿 国土交通大臣 印 平成年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金 ( 地域公共交通バリア解消促進等事業 ) 交付決定通知書 平成年月日付け第号で申請のあった 平成年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金 ( 地域公共交通バリア解

地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

災害弔慰金の支給等に関する法律施行令(昭和四十八年十二月二十六日政令第三百七十四号)内閣は 災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律(昭和四十八年法律第八十二号)第三条第一項 第五条 第八条第一項から第三項まで 第九条第二項 第十条第二項 第十一条第一項 第十二条及び第十三条の規定に基づ

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

第 2 章 12 宅地造成事業 12. 宅地造成事業 Ⅰ 概要及び沿革宅地造成事業とは 地域の計画的開発と既成都市の再開発を目的とする事業であり 臨海土地造成事業 内陸工業用地等造成事業 流通業務団地造成事業 都市開発事業 ( 土地区画整理事業 市街地再開発事業 ) 及び住宅用地造成事業の各事業を総

1 北九州市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 20 年度 171.8% 平成 21 年度 173.5% 平成 22 年度 平成 23 年度 166.9% 166.0% 166.9% 平成 24 年度 170.3% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め

様式 2-2 平成 27 年度耐震対策緊急促進事業補助金交付 申請 決定 額表 事業主体名 ( 単位 : 千 ) 都道府県名 市町村名 耐震診断 補強設計 耐震改修対象建築物の名称 補助金額 摘要 ( 備考 ) 1 本表は別に 2 部作成し 提出すること 2 本表は 事業ごとに作成すること

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

豊橋市公金管理指針 第 1 総則 1 趣旨この指針は 本市の公金の適正な管理に関し必要な事項を定めるものとする 2 定義この指針において 公金 とは 歳計現金 歳入歳出外現金 基金に属する現金 公営企業会計 ( 水道事業会計 下水道事業会計及び病院事業会計をいう 以下同じ ) に属する現金及び一時借

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原則として通知日から1 年程度の履行期限を設定した上で 別添 2 不耕作農地に関する意向確認について 文書 ( 以下 意向確認文書 という ) を速やかに送付し 返送された意向確認文書の別紙により貸付相手方の意思を確認し 次に掲げる態様毎に対応するものとする ( 注 ) なお 耕作を行う意思表示をし

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第三セクター等のあり方に関する研究会 ( 第 3 回 ) 資料 2 土地開発公社の現状と課題 平成 25 年 9 月 17 日総務省地域力創造グループ地域振興室

土地開発公社について 1 根拠法公有地の拡大の推進に関する法律 ( 昭和 47 年法律第 66 号 ) 2 設立目的地域の秩序ある整備を図るために必要な公有地となるべき土地等の取得及び造成その他の管理等を行うこと ( 第 10 条第 1 項 ) 3 設立団体地方公共団体 (100% 出資 )( 第 13 条第 1 項 ) 4 設立団体数 931 団体 ( 平成 24 年 4 月 1 日現在 ) 都道府県公社 39 団体指定都市公社 17 団体市区町村公社 875 団体 1

土地開発公社について 5 土地開発公社の果たす役割 1 地方公共団体等の依頼に基づく公共用地等の先行取得及び地方公共団体等が再取得するまでの間の当該用地の管理 ( 第 17 条第 1 項第 1 号 ) 地価高騰に備えた土地の先行取得 国庫補助金の対象になる土地の先行取得 民間の金融機関からの資金借り入れによる機動的な土地取得 先買い 制度の対象となる都市計画区域内の土地取得 2 土地開発公社が自ら行う住宅用地 工業用地 流通業務団地等の造成事業 ( 第 17 条第 1 項第 2 号 ) 3 地方公共団体の委託に基づく 土地の取得のあっせん 調査等 ( 第 17 条第 2 項第 2 号 ) 用地取得ノウハウの活用 2

公有地の先買い制度 公有地の拡大の推進に関する法律における土地の先買い制度 ( 公拡法第 4 条 第 5 条 ) ( ) 3

土地開発公社数の推移 平成 24 年 4 月 1 日現在の土地開発公社数は 931 前年度 ( 平成 23 年 4 月 1 日現在 ) から 40 減 ( 解散 ) 4

土地取得総額の推移 億円 5

土地取得総面積の推移 ha 6

土地保有総額の推移 億円 7

保有土地 ( 保有期間別 ) の経年推移 ( 金額 ) 億円 8

保有土地 ( 保有期間別 ) の経年推移 ( 面積 ) ha 9

種類別にみた長期保有土地の状況 ( 平成 23 年度 ) 10

土地開発公社の抜本的改革 第三セクター等の抜本的改革の推進等について ( 平成 21 年 6 月 23 日付け自治財政局長通知 ) を踏まえ 平成 21 年 8 月 26 日に地域振興室長より地方公共団体に通知を発出 業務運営の見直し 原則としてすべての公社について検討を行った上で抜本的改革を集中的かつ積極的に行う 公社を通じた土地取得の必要性の整理 必要性が認められない場合は業務の一部廃止 公社の解散を検討 保有土地の処分計画の作成 特定土地の把握及び処分の推進 存続業務の一部廃止解散 用地取得業務のあり方 明確な買取りの見通しをもった土地取得の徹底 工業用地等の造成事業については 事業の見通しを慎重に検討 その他適切な運営の徹底 経営状況の適切な把握 平成 17 年改正経理基準要綱の適用 ( 土地の適正な評価 財務諸表への反映 ) 特定土地 2 号業務に係る土地の強制評価減 第三セクター等改革推進債の活用が可能 借入先の金融機関等との十分な協議 公社借入金の償還により地方公共団体が弁済を受けることができない債権を得る場合は 債権を放棄 ( 業務の一部廃止の場合も債権放棄が望ましい ) 業務の一部廃止の場合 1 号業務の場合は特定土地を含む業務の細目毎 2 号業務の場合は全体を廃止 廃止する業務に係る定款の規定を削除 公社は廃止する業務に係る土地を保有できなくなるので 地方公共団体に譲渡 必要書類 : 三セク債許可申請に必要な書類に加え以下の書類を提出 土地処分計画 解散又は定款変更に係る設立団体の議会の議決証明書 11

第 2 次土地開発公社経営健全化対策の概要 第 2 次土地開発公社経営健全化対策の実施期間 : 平成 17 年度 ~ 平成 24 年度 ( 平成 17 年度 18 年度 20 年度に健全化指定 ) 公社経営健全化団体の種別対象土地 : 設立 出資団体の債務保証等が付された保有地 < 第 1 種公社経営健全化団体 > 101 団体 対象土地の状況が次のいずれかに該当する公社の設立 出資団体 1 対象土地の簿価総額 0.5 標準財政規模 2 保有期間 5 年以上の対象土地の簿価総額 0.2 標準財政規模 財政措置 Ⅰ. 地方債 公共用地先行取得等事業債原則 : 公社取得後 2 年以内の用地の取得を対象特例 : 公社取得後 2 年以上経過した用地の取得も対象 公社への無利子貸付に係る地方債原則 : 充当率県 70% 市町村 75% 特例 : 充当率県 市町村 100% 支援措置 Ⅰ,Ⅱ < 第 2 種公社経営健全化団体 > 84 団体 対象土地の状況が次のいずれかに該当する公社の設立 出資団体 対象土地の簿価総額 1 おおむね0.25 標準財政規模 保有期間 5 年以上の対象土地の簿価総額 2 標準財政規模 おおむね0.1 支援措置 Ⅰ < 第 3 種公社経営健全化団体 > 60 団体 次のいずれかに該当する公社の設立 出資団体 設立 出資団体による遊休保有土地の取得及び用途の変更等により当該土地の有効利用を図ろうとする公社 供用済土地 土地売却未収金又は 5 年以上保有土地を有する公社 Ⅱ. 特別交付税 公共用地先行取得等事業債に係る利子支払額の 1/2 に相当する額 ( 上限 2%) 無利子貸付に係る資金調達に係る利子の 1/4 に相当する額 ( 上限 1%) 対象土地の保有に係る資金について利子補給する場合 利子補給に要した費用の 1/4 に相当する額 ( 上限 1%) その他の健全化策 供用済土地の取得に係る地方債供用済土地を取得する場合であっても 起債対象とする 貸付による有効利用を目的とした土地の取得に係る地方債貸付により有効利用を図ることを目的として 対象土地を取得する場合 起債対象とする 18 年度から起債に関して協議制に移行したことにより 従来は公社経営健全化団体についてのみ認められた以下の起債について いずれの自治体も同意等基準に基づく起債が原則可能となっている 12

第 2 次土地開発公社経営健全化対策の結果 健全化基準 (1 及び 2) 1 対象土地の簿価総額標準財政規模 25% (A) 2 削減目標 保有期間 5 年以上の対象土地の簿価総額標準財政規模 1 に代えて (A) を 25% 以上低下 10% (B) 2 に代えて (B) を 10% 以上低下 13

概要 第 3 次土地開発公社経営健全化対策の概要 土地開発公社の業務を継続しながらその経営の抜本的健全化を図る地方公共団体であって 経営健全化計画を策定し 平成 25 年 8 月 31 日までに公社経営健全化団体としての指定を受けるものに対して 地方財政措置を講じる ( 土地開発公社経営健全化対策について 平成 25 年 2 月 28 日付け総務副大臣通知 ) 計画期間 : 原則として平成 25 年度から平成 29 年度まで 対象団体 対象土地 : 設立 出資団体の債務保証等が付された保有土地 < 第 1 種公社経営健全化団体 > 支援措置 Ⅰ,Ⅱ 対象土地の状況が次のいずれかに該当する公社の設立 出資団体対象土地の簿価総額 1 0.4 標準財政規模 2 保有期間 5 年以上の対象土地の簿価総額 0.2 標準財政規模 財政措置 Ⅰ. 地方債 公共用地先行取得等事業債原則 : 公社取得後 2 年以内の用地の取得を対象特例 : 公社取得後 2 年以上経過した用地の取得も対象 公社への無利子貸付に係る地方債原則 : 充当率 75% 特例 : 充当率 100% < 第 2 種公社経営健全化団体 > 支援措置 Ⅰ Ⅱ. 特別交付税 対象土地の状況が次のいずれかに該当する公社の設立 出資団体 1 対象土地の簿価総額 0.2 標準財政規模保有期間 5 年以上の対象土地の簿価総額 2 0.1 標準財政規模 公共用地先行取得等事業債に係る利子支払額の 1/2 に相当する額 ( 上限 2%) 無利子貸付に係る資金調達に係る利子の 1/4 に相当する額 ( 上限 1%) 対象土地の保有に係る資金について利子補給する場合 利子補給に要した費用の 1/4 に相当する額 ( 上限 1%) 健全化の目標 目標年度 ( 原則平成 29 年度 ) までに 原則として次の 1~3 のすべてを達成すること 1 債務保証等対象土地の簿価総額を標準財政規模で除した数値を 0.2 以下とすること 2 保有期間が 5 年以上の債務保証等対象土地の簿価総額を標準財政規模で除した数値を 0.1 以下とすること 3 計画策定後可及的速やかに 供用済土地及び設立 出資団体への土地売却未収金を解消すること 14

第 3 次土地開発公社経営健全化対策の指定状況 精査中 対象となる土地開発公社の設立団体が 平成 25 年 6 月 30 日までに都道府県に申請 都道府県は 8 月 31 日までに土地開発公社経営健全化団体を指定 15