事業内容

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Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

居宅介護支援事業者向け説明会

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加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

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リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

通所型サービスの例 ( 典型例として整理したもの ) 現行の通所介護相当 市場 ( 地域支援事業の外 ) で提供されるサービス Ⅰ 通所介護 Ⅱ 通所介護 Ⅲ 通所型サービス A ( 緩和したによるサービス ) Ⅳ 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) Ⅴ 通所型サービス C ( 短期集中


点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

利用者基本情報 基本情報 作成担当者 : 相談日年月日 ( ) 来 所 電話 その他 ( ) 初回 再来 ( 前 / ) 本人の現況在宅 入院又は入所中 ( ) フリガナ 本人氏名 男 女 M T S 年月日生 ( ) 歳 Tel ( ) 住 所 Fax ( ) 日常生活 障害高齢者の日常生活自立度

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

介護老人保健施設 契約書

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

資料編

居宅介護支援事業所に係る特定事業所集中減算の取り扱いについて

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

介護予防ケアマネジメントについて


区分

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

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基本チェックリストの概要 総合事業の実施に伴い 要介護 要支援認定申請に加え 基本チェックリストを活用する流れが設けられました 基本チェックリストは 従来のような二次予防事業対象者の把握のためという活用方法ではなく 相談窓口において 必ずしも認定を受けなくても 必要なサービスが利用できるよう 本人の

Microsoft Word - H27.4OK(DC料金表)

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Microsoft Word 栄マネ加算.doc

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場に結び付けていきます 利用者のための目標設定がポイント 利用者自身がその生活課題に気付き 状況が改善されたときのイメージをもつことが必要です 利用者が主体的になれるよう支援します 非現実的な目標ではなく 実現可能で具体的な目標設定を行ない 利用者が実際に行動に移せるよう支援します 一定期間取り組ん

点検項目点検事項点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

生活援助通所サービス 一体型 1 単位の中で要介護者と要支援者とで一緒にサービスを提供する場合 サービス区分 通所型サービス Ⅰ A 型 通所型サービス Ⅱ A 型 通所型サービス Ⅰ B 型 通所型サービス Ⅱ B 型 サービス提供時間 3 時間以上 5 時間未満 / 回 1,400 単位 / 月

サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

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サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

2 認定有効期間の開始日が 29 年 4 月 1 日からの要支援者について 次のようなケ ースが想定されるが 介護予防サービス計画 と 介護予防ケアマネジメン ト どちらを作成することになるのか 1 月により 総合事業のみの場合と 予防給付 + 総合事業の場合があるケース ( 通常は 訪問サービス又

過去 3 年の間に請求した介護給付費について にチェックをしてください 下線は 平成 30 年度改正 (4) 当該計画で定めた指定介護予防通所リハビリテーションの実施期間中に指定介護予防通所リハビリテーションの提供を終了した日前 1 月以内にリハビリテーション会議を開催し リハビリテーションの目標の

書類点検等における通所介護事業所への主な指摘事項について

< 国が示す新しい総合事業の構成例 > ( 以下はサービスの典型例を示しているため, 市町村はこれらの例を踏まえて, 地域の実情に応じたサービス容を検討 ) 1 訪問介護 訪問型サービス ( 第 1 号訪問事業 ) 現行の訪問介護相当 多様なサービス 2 訪問型サービス A( 緩和した基準によるサー

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改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

医療 回復支援 在宅 見附市の地域包括ケアシステム 介護体制と支援の拡大 資料 1 病院 ( 救急 基幹病院等 ) 早期退院 回復期 ( 市外 ) リハビリ病院 見附市立病院 保健福祉センター 特養ほか 医療 救急 手術など高度医療 集中リハビリ 早期回復 見附市医療の里 老健施設ケアプラザ見附 か

軽度者に対する対象外種目の 福祉用具貸与取扱いの手引き 平成 25 年 4 月 綾瀬市福祉部高齢介護課

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

< 集計分析結果 > ( 単純集計版 ) 在宅介護実態調査の集計結果 ~ 第 7 期介護保険事業計画の策定に向けて ~ 平成 29 年 9 月 <5 万人以上 10 万人未満 >

西和賀町 高齢者実態調査結果報告書 平成 29 年 3 月 岩手県西和賀町

Microsoft PowerPoint 訪問サービス事業所向け研修会資料

杉戸町高齢者実態調査

保監第   号 

新総合事業移行に係る延岡市 Q&A( 平成 29 年 1 月 4 日版 ) 1/1 ページ 利用回数 問 1 現在 家族や本人の希望により 要支援 1で週に2~3 回 要支援 2で週 3 回利用している方が数名いる 移行後は利用回数を減らす等の対応を行うべきか 答介護予防支援又は介護予防ケアマネジメ

Microsoft PowerPoint - 矢庭第3日(第6章ケアマネジメントのプロセス)

通所リハビリテーションとは 介護保険で認定を受けられた要支援 要介護の方を対象に機能訓練 歩行訓練や日常生活訓練 脳への刺激で認知症予防などを目的に リハビリテーション ( 以下 リハビリ ) を行う通いのサービスです 通所リハビリテーション ( 以下 通所リハビリ ) は 利用者様が可能な限り自宅

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

計画の今後の方向性

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訪問介護事業所の役割 1 訪問介護計画や手順書への記載居宅サービス計画に通院介助及び院内介助の必要性が位置付けられている場合に限り 訪問介護サービスとして 介助が必要な利用者が 自宅から病院 受診手続きから診察 薬の受け取り 帰宅までの一連の行為を円滑に行うために訪問介護員が行うべき援助内容を訪問介

Taro-指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準

( 通所リハビリテーション ) 名称 ( 運営主体 ) 医療法人井上病院 (( 医 ) 井上病院 ) 文書による指摘事項はありません 平成 27 年度指導結果 文書指摘の内容 実施日 平成 27 年 12 月 16 日 五十音順 北高崎通所リハビリセンター ( 医 ) 三六会北高崎クリニック ) 介

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

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03-0減算(表紙)

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介護予防 日常生活支援総合事業について 以下 総合事業 と標記します 総合事業の主旨 1 効果的な介護予防ケアマネジメントと自立支援に向けたサービス展開により 要支援状態からの自立促進や重度化予防の推進を図ります 2ケアマネジメントの中で 利用者本人が目標を立て その達成に向けてサービスを利用しなが

A-2-(1)-1 利用者の自律 自立生活のための支援を行っている A-2-(1)-2 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と

個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱについて

Microsoft Word - 29伊丹市介護サポーターポイント事業助成金交付要綱.doc

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

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平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

ファーストケアチーム 事業実施マニュアル 阿南市保健福祉部福祉事務所 介護 ながいき課 平成 28 年 6 月作成

平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長

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2 居宅サービス事業所の状況

訪問リハビリテーションに関する調査の概要

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

生活機能向上連携加算チェック表 事業所番号 : 事業所名 : サービス種類 : 認知症対応型通所介護 項目 ( 算定要件 ) 新たに加算を算定する場合には 適否の 印は予定で可 適否 1 指定訪問リハビリテーション事業所又は指定通所リハビリテーション事業所若しくはリハビリテーションを実施している医療

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

要支援 介護保険負担額 (1 割月額 ) 介護保険負担額 (2 割月額 ) 要支援 1 1,843 円 要支援 1 3,686 円 要支援 2 3,779 円 要支援 2 7,557 円 サービス加算について (2 割負担の方は約 2 倍の料金となります ) 項目金額単位適用 内容 運動機能向上加算

介護予防のための生活機能評価 に関するマニュアル 目次 [ 概要 ] 2 [ 本文 ] 1 はじめに 介護予防にかかわるこれまでの経過と取り組み 介護予防の重要性 12 2 生活機能評価 の目的および位置付け 生活機能評価 の目的 生活機能評価

1 暫定ケアプランの取扱いについて 資料 5-2 (1) 暫定ケアプランを作成する場合の例ア被保険者が新規に要介護等認定の申請を行い, 認定結果が出るまでの間にサービスを利用する場合イ要介護等認定者が区分変更申請を行い, 認定結果が出るまでの間にサービスを利用する場合ウ要介護等認定者が更新申請を行い

横浜市介護予防 日常生活支援総合事業費単位数サービスコード表 ( 平成 28 年 1 月版 ) 要支援者については 平成 28 年 1 月以降に認定の更新等により要支援認定を受けた方についてのみ 総合事業のサービスコードを使用します ( 認定の更新等までは 従前の介護予防訪問介護 介護予防通所介護の

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通所リハビリテーション

介護保険制度における通院等乗降介助の適用範囲の拡大(概要-行政苦情救済推進会議の意見を踏まえた通知-

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平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

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Transcription:

1. 事業の名称第一号訪問事業 ( 短期集中予防サービス ) 1. 事業目的 内容要支援者及び第一号事業対象者 ( 以下 要支援者等 という ) に対して 3~6カ月の短期間で専門職がその者の居宅を訪問し 生活上の問題 課題及びその背景 原因を総合的に把握し 必要な相談 指導等を実施し 問題解決 原因の解消を図り 自立した生活を目指すものである 相談 指導内容は以下の通り 運動器機能向上: 歩行 玄関の昇降 トイレ 入浴等の日常生活上の動作の改善の為の指導又は動線確保の為のアドバイス ( マッサージや施術は含まれない ) 閉じこもり予防: 閉じこもりによる活動意欲 筋力の低下等の予防の為に 教室や地域の趣味活動へ繋げることや その人にあった出かけ方のアドバイス うつ予防: 意欲低下 眠れない 疲れやすい 楽しく思えない等の相談や その人にあったストレス解消方法 リラックス方法のアドバイス 認知予防: 物忘れや記憶力の低下等の気になる症状をチェックし 脳を活発に働かせるための過し方の指導や 認知症に関する情報の提供 口腔機能向上: 固い物が食べづらい むせやすい 口が乾く 等の高齢期の症状の改善を目指し 口の手入れ 唾液腺マッサージ 舌体操等の指導 栄養改善: 低栄養や偏りのある食生活の改善等を目指し 食事のバランス 食材の選び方 食べ方等について指導及び おいしく食べることや食事の準備等を含む日常生活における 食べること の自立に向けた支援 1. 根拠法令等介護保険法第 115 条の45 第 1 項第 1 号イ地域支援事業実施要綱 ( 国 ) 別記 1- 第 2 事業内容 -1 総合事業 -(1) 介護予防 生活支援サービス事業 -イ各論-( ア ) 訪問型サービス-4 橿原市第一号事業実施要綱別表 -2 第一号訪問事業費 ( 短期集中予防サービス ) 橿原市第一号事業の人員 ( 中略 ) を定める要綱第 35 条の2~ 第 35 条の4 1. 対象者要支援者等のうち 介護予防ケアマネジメントで事業の利用が適当であると判断された者であって次のいずれかに該当する者 1) 通所が困難な場合 2) 訪問で行うことが効果的と判断する場合 3) 通所が可能なのもであっても訪問と併用することが効果的と判断する場合 1. 担当職種理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 保健師 歯科衛生士 管理栄養士 1. 事業実施期間及び場所年間を通じて実施橿原市内一円 ( ただし 対象者の居宅に限る ) 1. 利用頻度ケアマネジメントにより必要と認められた頻度 1. 提供時間 1 回あたり45~60 分程度 (PT/OT/ST については40 分 ) 1. 費用報償費 ( 利用者負担は無し )

1. サービス利用の流れ 1 相談 受付 Ⅰ: 対象者の把握 抽出退院直後のみならず 傷病直後や一時的な体調不良後 ( 夏バテ等 ) や意欲低下も含み 短期間に集中して関与することで自立への効果が見込める者が対象者となる よって 日ごろの総合相談支援業務 ( 実態把握 ) の中で随時対象者を抽出する 2 チェックリスト実施 2 要介護認定申請 3 事業該当 3 要支援認定 4 アセスメント Ⅰ: 課題 ( 問題 ) の原因 背景を明らかにする 閉じこもりがち という課題の場合には なぜ閉じこもりがちになっているのか 課題となっている原因 背景の分析が必要である これにより 支援内容の方向性が決まる ( 下記例参照 ) Ⅱ: 自立に対する本人の意思 意欲を確認する 最終的な目標は自立である アセスメントの段階で利用者には3ヶ月で自立するという意思 意欲があるか確認し そのことについて合意がなされている必要がある 例 1: 歩行が不安定で転倒に対する不安が強いので閉じこもりがちになっている 運動器機能向上例 2: 玄関の段差が大きく昇降が困難で閉じこもりがちになっている 運動器機能向上 + 住環境の整備例 3: 社会参加の機会が無く意欲低下があり閉じこもりがちになっている 閉じこもり予防 +うつ予防例 4: 精神疾患( 通院治療中 ) で閉じこもりがちになっている 疾患に対する支援は医療の範囲 5 判定会議 Ⅰ: 関係者 ( 市 包括 ) による判定会議で判定する 包括支援センターにて判定会議 ( ケース会議 ) を行う ここでは課題 目標と訪問である必要性の確認を行い 訪問型 C の対象者とするか判定する Ⅱ: 提供サービスの確認頻度が週 3 回や 期間が2ヶ月間であっても良い また 訪問型 C だけでなく 他のサービスについても検討する Ⅲ: 終了後の生活や社会資源について確認する 最終目標について 終了後の自立した生活像が具体的に描けているか 継続した自立生活が送れるか 社会資源に繋がっているかを確認する

6 サービス担当者会議 Ⅰ: 構成員について 構成員については包括 訪問担当者 通所担当者 ( 併用する場合 ) を最低限の構成員とする 利用者の課題や目標等によって様々な職種の参加が考えられる Ⅱ: 目標 ( 終了後の生活像 ) を共有する 担当者全員が最終的な目標 ( 終了後の生活像 ) を共有する必要がある Ⅲ: 目標達成のための手段を検討する 目標達成に向けた段階的な目標 ( 短期目標 ) 及びその期間を設定し 支援内容を検討する この短期目標の積み重ねが 最終的な目標の達成に繋がることを意識する Ⅳ: セルフケアを意識する 提供されるサービスを利用するだけでなく 家族や本人が日々の生活で意識して行うべき事や取り組むべき事についても具体的に提示し セルフケアとして位置づける 7 サービスの利用開始 Ⅰ: 運動器機能向上について家での動作訓練だけでなく 動き方の工夫や住環境の工夫等のアドバイスも含まれるが マッサージや施術は行わない Ⅱ: うつ 閉じこもり予防について社会資源に繋げることを意識すること 単なる見守りではない 頻度に応じて適切な時期に モニタリングを行う 87~9 回目 Ⅰ: 本人の意識 取り組み状況について確認する 本人の満足度や訓練の取り組み状況について確認する このとき 他のサービスや セルフケアとして位置づけている内容についても その取り組み状況を確認する Ⅱ: 支援内容と進捗状況 ( 目標達成度 ) について確認する 6サービス担当者会議 で検討した支援内容と短期目標の進捗状況 ( 目標達成度 ) を確認する Ⅲ: 今後の方針について検討する 進捗状況 ( 目標達成度 ) により今後の支援内容等を検討する 検討する内容としては支援内容や目標設定の妥当性 セルフケアの取り組み状況等が考えられる 目標達成できているかどうかに関わらず 随時検討し見直しを行う

モニタリング ( 週 1 回 の場合を除く ) 98 週目 Ⅰ: 取り組み状況や進捗状況 目標達成度について確認する 8と同様に取り組み状況や進捗状況等について確認する Ⅱ: 終了後を見据えた具体的な支援を検討する 最終的な目標を見据え 具体的な支援等を検討する このとき セルフケアについても再度検討する必要がある ( 下記例参照 ) 例 1) 目標 : まで一人で行くことが出来るようになる 課題 : 道のりの中で坂道がある 訓練 : 坂道を登ったり下ったりする 例 2) 目標 : に参加する 1~12(13) 週目 支援 : 家族や訪問指導員等と体験で参加してみる 最終のモニタリング ( 評価 ) 6 サービス担当者会議 と同 じ構成員で行う 1012(13) 週目 11 終了 Ⅰ: 目標達成度等について確認する 8 9と同様に目標達成度や取り組み状況等について確認する Ⅱ: 終了可能かどうかを検討する 訪問型 C を終了して 社会資源へ繋げられるか 目標として設定した自立した生活が可能かどうか検討する 目標達成できないようであれば他のサービスに繋げる 訪問型 C を延長する等検討する 但し 今後はセルフケアや社会資源の活用 一般介護予防事業で目標を達成することが可能であれば訪問型 C を終了する また 訪問型 C の延長は 期間を延長することで目標を達成できる場合に限られる このとき 延長期間は全て最大の3ヶ月とするのではなく 必要とする月数を検討すること 目標の見直しも行う Ⅲ: 終了可能でなかった場合 その原因について検討する 設定した目標と期間は妥当であったか 支援内容は適切であったか 本人の取り組み状況はどうだったのか等 その原因について検討する 11 継続

モニタリング 1220 週目前後 8 or 9 と同様に本人の意識 取り組み状況や訓練の進捗状況 目標達成度の 確認を行い 終了に向けた支援や終了基準の検討を行う 13(14)~26 週目 最終のモニタリング ( 評価 ) 6 サービス担当者会議 と 同じ構成員で行う 1326 週目 Ⅰ: 目標達成度について確認する 10と同様に目標達成度について確認する Ⅱ: 終了可能かどうかを検討する 10と同様に社会資源へ繋げられるか 目標として設定した自立した生活が可能かどうか検討する Ⅲ: 終了可能でなかった場合 その原因について検討し 情報を蓄積させる 10と同様に目標達成できなかった原因について検討する 検討した原因については 今後のアセスメントやサービス内容の決定に際し活用できるため その詳細内容を蓄積させていく必要がある * 目標達成できた場合も 何が効果的であったのか等の検討 評価を行い 情報を蓄積すること!