テスト設計コンテスト

Similar documents
テスト設計コンテスト

テスト設計コンテスト フロア展示資料

トレーニングのプレゼンテーション

要旨 SLP を用いて要求仕様書を書くと レビューを効率的に行うことができます SLP の簡易な文法に従って記述するだけで 主語のもれや 場合分けのもれに気づくことができます SLP が自動生成する状態遷移表を活用することで 論理的な整合性の誤りを効率的に発見することができます 2

Microsoft PowerPoint - B3-3_差替版.ppt [互換モード]

変更の影響範囲を特定するための 「標準調査プロセス」の提案 2014年ソフトウェア品質管理研究会(30SQiP-A)

智美塾 ゆもつよメソッドのアーキテクチャ

HIGIS 3/プレゼンテーション資料/J_GrayA.ppt

<4D F736F F F696E74202D20835C CC967B8EBF2E B8CDD8AB B83685D>

日経ビジネス Center 2

目次 テスト分析 HAYST 法の分析 FV 表マインドマップお客様の視点 : 暗黙知効果これから

テスト設計コンテスト掲示資料_あまがさきてすとくらぶ


Microsoft PowerPoint - ETEC-CLASS1資料 pptx

目次 ペトリネットの概要 適用事例

Microsoft PowerPoint - Tsuzuki.ppt

Microsoft PowerPoint - Wmodel( ) - 配布用.pptx

スライド 1

1. 契約ごとに 1 つのファイルを作成する場合 作成する電子的控除証明書等の種類に応じてラジオボタンを選択してください 画面に入力して 1 件ずつ作成する を選択し 生命保険会社等の名称 生命保険会社等の法人番号及び証明日を入力してください 法人番号は任意項目です 1 メイン画面 ❸ ❹ ❸ 契約

JaSST'17 Tohoku_基調講演

2008年度 設計手法標準化アンケート 集計結果

短納期開発現場への XDDP 導入手法

Microsoft Word - ModelAnalys操作マニュアル_

ソフトウェアテストプロセスに関する一考察 - V ⇒ W ⇒ V3 -

トレーニングのプレゼンテーション

個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実 1

品質 生産性目標の測定量 品質 生産性の測定量は何があるの? 点検のタイミンク 種類 要件定義 設計 製作 試験 全体 見積り 概算 正式 生産性 規模に対する工数実績 (Hr/KL) 規模に対する工期実績 ( 日 /KL) 規模に対する工数実績 (Hr/KL) 規模に対する工期実績 ( 日 /KL

J-Payment クレジットカード 決済システム接続仕様書

RaQuest MindManager

PowerPoint プレゼンテーション

No_05_A4.ai

<4D F736F F F696E74202D DD8D8782ED82B98B5A8F7082F B582BD835C F E707074>

改訂履歴 日付バージョン記載ページ改訂内容 V2.1 - 初版を発行しました V3.1 P5 ドキュメントラベルが新規追加された事を追記 P7 P8 新しくなったラベルのツリー表示説明を追記 新しくなったラベルの作成 削除操作を追記 P9 ラベルのグループ

乳酸菌と発酵 Kin's Vol.7

QA

WINET情報

こどもの救急ガイドブック.indd

要求仕様管理テンプレート仕様書

目次 リリースノートについて... 1 リリースノートの内容... 1 フィードバックについて 主な機能強化 サービス課題管理機能 スコープ管理機能 サービス課題管理機能 スコープ管理機能 プロジ

Agenda 1. 本コースで学習したこと 2. 挑戦 3. テスト対象アプリケーションソフト 4. テスト分析 - マインドマップ 5. テスト実施内容 1. 同値分割 境界地分析 2. All-Pair 法 3. 状態遷移 4. CFD 法 5. シナリオテスト 6. まとめ 2

PowerPoint プレゼンテーション

スライド 1

項目記載事項必須 1.4 非機能性 更新業務仕様書の 3-4 非機能要件 を踏まえ 提案するシステムに関して 基本的な考え方や方針 アピールポイント等を簡潔かつ明瞭に記述すること 3-4 非機能要件 の (1) から (4) に区分し すべての項目について記述すること 1.5 他システム連携 更新業

NEXCESS基礎コース01 組込みソフトウェア開発技術の基礎 ソフトウェア開発プロセス編

<4D F736F F F696E74202D D4C82F08A B582BD A A F2E707074>

Microsoft PowerPoint - 04_01_text_UML_03-Sequence-Com.ppt

管理サイト操作マニュアル Version.1.1. デジアナコミュニケーションズ株式会社

- 改訂履歴 - 版数 改訂内容 改訂日 初版 平成 21 年 6 月 1 日 第 2 版 動作環境の追加およびログイン画面の変更 平成 23 年 4 月 1 日 第 3 版 よくある質問の追加 平成 24 年 4 月 1 日 第 4 版 詳細設定手順の追加 平成 25 年 6 月 10 日 第 5

manaba course 出席機能 操作マニュアル

スライド 1

クラス図とシーケンス図の整合性確保 マニュアル

目次 1. ログイン 報告 ユーザ 病院 使用場所 通知先 材料データベース... 7 ご注意ください...12 JAN コードから材料データを返します マネージャーの情報変更 報告 CS

USDM Quick Start Guide 2014 年 1 月 第 1.0 版 第 29 年度 (2013 年度 ) SQiP 研究会第 6 分科会 D グループ

SEC セミナー (2012 年 12 月 21 日 ) 定量的品質管理 実践的取組み 定量的品質管理 手法の企業での取り組み事例 1 品質 生産性目標の設定方法 2 現場で定着させるテクニック ~ 品質管理を効果的に実践するには ~ 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社業務プロセス改善推進

ID010-2

- 1 -

%

2

テスト分析・テスト設計入門

アンケートの準備 集計方法... 3 アンケート作成の流れ... 3 アンケート集計の流れ... 5 テストの一括取り込み 再利用の方法... 7 テストの一括取り込み方法... 7 テストの再利用の方法... 9 テストのオプション設定活用の場面 学生が同じ課題へレポートを複数回提出し

RaQuest スタートアップ マニュアル

Microsoft Word - WebClass Ver 9.08f 主な追加機能・修正点.docx

Y001〜044 『三国史記』 「地理志」 の高句麗地名漢字:おもに日本語との比較による考証.pwd

オペレーション メテオ       魅力性テスト チーム

JaSST'16 Tokai 特別講演

テスト要求分析チュートリアル テスト設計コンテスト実行委員

メンバーの紹介 日本科学技術連盟ソフトウェア品質管理研究会 2010 年度第 6 分科会 B グループ リーダー関野浩之 アズビル株式会社 ( 発表者 ) 大坪智治 株式会社インテック 外谷地茂 キヤノンITソリューションズ株式会社 メンバーの特徴 開発案件のほとんどが派生開発 ( 組み込み系 :1

操作マニュアル 廃止届出登録 第 8 版 2019 年 7 月 22 日

テスト設計コンテスト フロア展示資料

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - ID026.ppt

E01 前年度一括申告情報を取り込むには 前年度一括申告情報 (CSV Excel ファイル ) 取込 ボタンをクリックして前年度一括申告データを読込ます CSV データは 各都道府県医師会に日本医師会より提供されています 項目があっていれば独自に用意したファイルを読み取ることも可能です ( 注 )

スライド 1

HULFT 技術サポートサイト お問い合わせ入力操作説明

Test.SSF Skill Standards Version 1.0

お届け日時指定導入に伴う変更点 お届け日時指定機能を有効化 ( 上記 1) した時点で 注文レポートの項目 データが変更 代金引換を有効にしている場合 項目の位置が変更になります 1. 現行レポートから 3 項目が削除 delivery-start-date/delivery-end-date/de

変更された状態 同様に価格のセルを書式設定する場合は 金額のセルをすべて選択し 書式 のプルダウンメニューか ら 会計 を選択する すると が追加され 金額としての書式が設定される 金額に と が追加 会計 を設定 2.2. テーブルの設定 ここでは 書式設定された表をテーブルとして Excel に

Kazasu アンケート機能 操作マニュアル 1

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D F193B994AD955C D9E82DD835C EC091D492B28DB8816A2E646F63>

PowerPoint プレゼンテーション

授業計画書

Microsoft Word - ESxR_Trialreport_2007.doc

第1回 ソフトウェア工学とは

タグの設定方法 手順 1: カスタム HTML タグ からタグを設定する まず タグタイプを選択する際に カスタム HTML を選びます タグの設定画面が開くので HTML 欄にウェブアンテナで発行されたタグを直接貼り付けて保存すれば設定が完了します このとき document.write をサポー

Microsoft Word - (修正案)代理店向けeラーニング利用マニュアル(D-Web用).doc

大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継

PowerPoint プレゼンテーション

過去問セミナーTM

研究報告書レイアウト例(当該年度が最終年度ではない研究班の場合)

1. はじめに近年 下水処理場 ( 設備 ) の維持管理では 管理職員の減少と高齢化 施設の老朽化 自然災害リスクの増大等の課題が増大している 日本下水道事業団 ( 以下 JS) においては 人的 物的および資金的資源の有効活用 アセットマネジメント手法を最大限に活用したリスク評価に基づく健全な施設

A4-3

目次 1. 履修カルテシステム利用にあたって 動作環境 アクセス URL システムの使い方 教職課程履修カルテ WEB システムへのログイン 各画面共通構造 について 情報一覧

目次 LinQ MobileSNS について...3 ログイン...4 メインメニュー...6 お知らせ スタッフルーム サロン日誌 プロフィール スタッフ携帯 スケジュール 共通機能

Microsoft PowerPoint - VSTeP ppt [互換モード]

食品表示食品表示検索サイト操作マニュアル

Microsoft PowerPoint - ソフトウェア解説-ワーク2_ P.ppt [互換モード]

見通しのよいテストの段階的詳細化の手法

プログラマブル LED 制御モジュール アプリ操作説明書 プログラマブル LED 制御モジュール設定アプリ操作説明書 適用モジュール 改訂番号 エレラボドットコム 1

i コンピテンシ ディクショナリ を 活用した品質エンジニアの育成 その 2 独立行政法人情報処理推進機構 HRD イニシアティブセンター 奥村有紀子

Transcription:

でこパン 462 1/2X 1/8 チーム紹介だよ チーム名 いしえもんリーダー あずにゃん ODA 発表者 ばやしこ いいだぬき でこパン 462 は入社 2 年目 ~4 年目のテスト経験の浅いひよっこチーム 普段の業務ではシステムテストを担当している 今回はテスト設計技術向上のため コンテスト参加を決めた

でこパン 462 2/8 テスト設計の流れ 次は機能観点の説明! 話題沸騰ポット (GOMA-1015 型 ) 要求仕様書第 6 版 話題沸騰ポット (GOMA-1015 型 ) 要求仕様書第 7 版 テストアーキテクチャ全体俯瞰図 機能アーキテクチャ 非機能アーキテクチャ システム全体俯瞰図 でこパン 462 チームが担当する 総合テスト の範囲 成果物 IN OUT IN テスト要求分析 テストアーキテクチャ設計 テスト詳細設計 テスト実装 テスト実施 OUT IN OUT QA シート 機能 USDM 状態遷移図 / 状態遷移表 非機能要求分析 ( マインドマップ 非機能テスト一覧 ) 因子水準表 機能テスト詳細設計 非機能テスト詳細設計 テスト要求分析の流れ テストアーキテクチャ設計 テスト詳細設計 2 因子水準表 テスト設計 テスト設計 1 テストベース読み込み 状態遷移図状態遷移表 機能 USDM テスト要求分析 テストアーキテクチャ設計 テスト詳細設計 テスト要求分析 テストアーキテクチャ設計 テスト詳細設計 3 QA シート 非機能マインドマップ 非機能テスト一覧 < テスト要求分析全体像 > 目的に沿ったアーキテクチャをそれぞれ作成! 1 下流工程に生かす 2 全体を把握できる テストアーキテクチャ全体俯瞰図 機能アーキテクチャ 非機能アーキテクチャ システム全体俯瞰図 要求分析 ~ アーキテクチャ設計で洗い出したテスト条件を元に テスト詳細設計を行う 機能 USDM 機能アーキテクチャ 因子水準表 非機能アーキテクチャ 因子水準表 機能テスト詳細設計 非機能テスト詳細設計

でこパン462 3/8 要求分析 機能観点 次は非機能観点に進むですよ 1.テストベースの理解 メンバー各自でテストベースを読み込んだ後 わからない点や疑問に思った点を テスト設計 実施は 機能USDM を元に行う!! ディスカッション 解決しなかった疑問点は QAシート に記載して管理 疑問点を QAシートに 記入 SEから回答をもらい 疑問点を解消 2.機能USDMの作成 QAシートで 挙がってきた 仕様を追記 機能USDM 仕様理解作業の結果 状態遷移図 各要求仕様に項番を付与 下流工程とのトレーサビリティを確保 多くの不明点が挙がり 要求仕様書外の仕様が出た 要求 仕様書 + QAシートで テスト設計 実施において 要求仕様書だけでは不十分!! 状態遷移表 状態 イベントで 不明点や無効な組み合わせが 出てきた 洗い出された 仕様 3.状態遷移図 状態遷移表の作成 ポットの振る舞いが複雑であることがわかった 状態遷移図 を作成!! ツールを活用 これで状態の仕様を俯瞰 把握しやすくなった また 振る舞いの漏れを失くすため 状態遷移図を元に 状態遷移表 を作成!! 挙がった不明点は仕様確定後 機能USDM に追加

でこパン462 4/8 要求分析 非機能観点 機能分析により 要求仕様書から 仕様や機能に関するテスト観点 を洗い出すことができた 次はアーキテクチャ設計だ 因子水準表 状態遷移図 状態遷移表 テストベース 読み込み 因子水準表 機能USDM 因子と水準を洗い出し 因子水準表を作成した QAシート 非機能 マインドマップ 非機能テスト一覧 ユーザ視点 や 実際の使用環境 など テスト観点や要求に不足があるぞ 非機能要求分析 マインドマップA マインドマップB A.思いついたもの AとBを合体 整理した から洗い出し 非機能マインドマップ を作成!! 整理した非機能マインドマップをテストタイプと紐付け 非機能一覧 を作成 B.品質特性から 洗い出し テストタイプから 観点を抽出 追加

でこパン 462 テストアーキテクチャ 5/8 テストアーキテクチャ全体俯瞰図 システム全体俯瞰図 課題 話題沸騰ポットの動作や状態が複雑 このため メンバー間で仕様認識のズレが生じやすい テスト要求分析で多くの観点を洗い出すことが出来た そこで 今度は洗い出した観点を整理するために 全体を俯瞰出来る図を作成した システム全体を俯瞰できる図を作成! システムの動作と全体像をチーム全員で共有できるようにした 機能テスト + 非機能要求分析で出した各テストタイプ 上記をテストタイプ毎にまとめ 総合テストで実施するテスト全体の俯瞰図を作成! 次は機能 非機能のアーキテクチャ設計! テストアーキテクチャ設計では さらにテスト条件の精査を行い テスト実施が行いやすい単位にまとめていった

でこパン462 機能アーキテクチャ 6/8 要求分析で作成した 機能USDM を更に整理し 同時に確認できるテスト条件をまとめた 同時に確認できる テスト条件を関連IDで紐付け 続いて機能テスト詳細設計 テスト条件をまとめること で 実装及び実施工程での 無駄を省いた 実施対象外のため除外 非機能アーキテクチャ① 非機能アーキテクチャ 非機能アーキテクチャ② 非機能アーキテクチャを元に テスト実施順を3パターン作成した 非機能一覧 のテスト条件を表形式で整理し 状況に合わせたテスト実施が出来るように配慮 非機能アーキテクチャ を作成 ①優先度の高いテスト条件から実施 ② 非機能のテスト条件毎にIDを付与 テスト詳細設計とのトレーサビリティ を確保 ②優先度の高いテストタイプから実施 ① テスト条件の 精査 ③テスト条件 テストタイプ共に優先度が高いものから実施 また 優先度 を付与し アーキテクチャに記載した ①テスト条件毎に3段階で付与 表記 ②テストタイプ毎に優先度の平均値を算出 付与した優先度は テストの実施順決定に使用 状況に合わせて テスト実施順を調整 決定する ① ②を合わせた テスト実施順

でこパン462 7/8 機能テスト詳細設計 要求分析で作成した 機能USDM ベースのテストで 要求仕様の確認を行うことにした 機能テスト詳細設計 機能テストではUSDM ベースのテストを行うが それだけでは 機能間の組み合わせテス トを十分に行うことが出 来ない テストの 漏れ 抜けに 繋がる可能 性!! 新たに 状態 操作テスト のテストケースを 作成 実施することにした テスト条件から テストケースに 落とし込む 状態 操作表 因子と水準からオールペア法でテストケースを作成

でこパン 462 8/8 非機能テスト詳細設計 性能テスト テスト条件 PER-001 沸騰にかかる時間が適切であること 沸騰にかかる時間とは? 適切な時間とは? PER-001 沸騰ボタンを押下してから 沸騰完了のブザーが鳴るまでの時間が 20 分以内であること 2 因子と水準の分析 温度 水量 PER-002 保温温度に達する時間が適切であること PER-003 給湯するのにかかる時間が適切であること 常温 水道 60 90 98 水位メータが 1 つ点灯する 水位メータが 2 つ点灯する 水位メータが 3 つ点灯する 水位メータが 4 つ点灯する テスト条件からテストケース作成 ID: PER-001 テスト条件 : 沸騰にかかる時間が適切であること期待結果 : 沸騰ボタンを押下してから 沸騰完了のブザーが鳴るまでの時間が 20 分以内であることテストパターン : 温度 ( 常温 水道 60 90 98 ) その他条件 : 水量 ( 水位メータが 4 つ点灯する ) 非機能テスト詳細設計 非機能テストの詳細設計は テストタイプ毎に テスト条件からテストケースを作成した また ユーザビリティテストについては アンケート形式でテスト実施することにした テストケース毎に ID を付与 テスト実装とのトレーサビリティを確保