今年度は 創立 125 周年 です http://www.suginami-school.ed.jp/sugi3sho 平成 29 年度 12 月号立杉並第三小学校 166-3 高円寺南 1-15-13 TEL 3-3314-1564 FAX 3-3314-1449 杉三小の子供たち 2 学力 学習状況等の調査結果 より 校長 織茂直樹 今年度も 学力 学習状況等の調査を 1 学期に 3 種類 ( 全国 東京都 ) 実施しました 対象学年は区が 3~6 年生 都が 5 年生 国が 6 年生で 1 2 年生は実施していません 調査結果が出揃いましたので 学年ごとの全体的な特徴についてお知らせします 結果データの概要を別紙で添付しましたので そちらもご覧ください * 3 年生区のみ [ 国 算 ] 平均正答率では 国語が部分的に 算数が全体的に区を下回っています 学習状況の分布では 算数で 特定の内容でつまずきがある 割合が区の 2 倍以上となっているとともに 発展的な力が身に付いている 割合がゼロで 得意な児童が少なく 苦手な児童が大半を占めている実態となっています 4 年生区のみ [ 国 算 理 ] 平均正答率では 3 教科とも区の平均とほぼ同じかやや上回っています 特に国語ではほとんどの観点で上回っています 学習状況の分布では 3 教科とも 十分定着している 発展的な力が身に付いている を合計した割合が区より高くなっていますが 理科では 特定の内容でつまずきがある 割合が区より高く やや苦手な児童が多くなっています 経年変化で見ると 国語では得意な児童の割合が高くなっていますが 算数では苦手な児童の割合が増えてきています 5 年生区 [ 国 算 理 ] 都 [ 国 社 算 理 ] 区の調査で見ると 3 教科とも全体的に区の平均正答率を下回っています 都の調査では 社会が全体的に下回っていますが 国語 算数 理科では 観点によっては都とほぼ同じかやや上回っているものもあります 学習状況の分布は 区と比べると 学び残しが多い 特定の内容でつまずきがある 割合が高くなっており 算数 理科ではその割合が 5% 前後にもなっています 都と比べて も全体的に上位層の割合が低いですが 理科については区との比較ほど顕著ではありません 算数では 都と比較しても 中下位層の割合が高くなっています 社会も下位の割合が高いです 区の経年変化で見ると 国語は苦手な児童が減ってきていますが 算数 理科では苦手な児童が増えてきています 6 年生区 [ 国 算 ] 全国 [ 国 算 ] 区の調査で見ると 平均正答率は全体的にほぼ同じで 部分的に少しだけ上回ったり下回ったりしています 国の調査では ほぼすべての観点で 国 都の平均正答率を上回っています 学習状況の分布では 区と比べるとほぼ同じ比率ですが 国 都と比べると 上位層が多くなっています 経年変化を見ると 高学年になってからは 国語も算数も苦手な児童の割合に大きな変化はなく 得意な児童の割合が増えています 課題教科で見ると 算数 理科で学習内容が十分定着していない児童の割合が高くなっています また 区の調査からの児童の正答率が低い設問 無解答率が高い設問を抽出してみると 国語では ( 読解 ) 算数では 数学的な考え方 理科では 思考 表現 の分野が苦手であることが分かります 今後 重点的に授業の工夫改善を図っていく必要がある部分です * 調査結果のとおり 学力向上はの課題といえます しかし 先月号でお知らせしたように 意識調査 実態調査 の結果からは 児童の学習や生活に対する肯定的回答の割合が 区の平均を数多く上回るという結果も得られています この 前向きな姿勢 や 気立ての良さ は児童の強みです この強みは 学力向上への強みにもなるものだと思います 児童の潜在力を引き出せるよう 教員の指導力向上に努めていきます
12 月号学校だより 平成 29 年度学力 学習状況調査結果の概要 データ編 1 特定の課題に対する調査 (5 月 9 日 3~6 年生で実施 ) 学習指導要領に示される学習の目標や内容について 全校に共通する課題を中心に 調査実施の 前学年の実現状況を測る 1 平均正答率の状況 的 基本的な知識及びを用いて解答する内容の設問 発展的な力を用いて解答に挑戦する内容の設問 (1) 国語 児童に身に付けさせたい能力で設問を分類したもの 音声 事項 説明的文章 文学的文章 表現 学習内容の分野で設問を分類したもの 3 年 4 年 表現 表現 文学的文章 文学的文章 説明的文章 説明的文章 音声 事項 音声 事項 5 年 6 年 表現 表現 文学的文章 文学的文章 説明的文章 説明的文章 音声 事項 音声 事項 1
(2) 算数 数学的考え方 児童に身に付けさせたい能力で設問を分類したもの 学習内容の分野で設問を分類したもの 3 年 4 年 数学的考え方 数学的考え方 5 年 6 年 数学的考え方 数学的考え方 (3) 理科 4 年 5 年のみ実施 思考 表現 児童に身に付けさせたい能力で設問を分類したもの エネルギー 粒子 生命 地球 学習内容の分野で設問を分類したもの 4 年 5 年 地球 地球 生命 生命 粒子 思考 表現 粒子 思考 表現 エネルギー エネルギー 2
第 6 学年 第 5 学年 2 学習状況の評定の分布状況 学習の定着状況を 区の基準により5 段階で評定したもの 学び残しが多い 特定の内容でつまずきがある おおむね定着している = 全児童の 到達目標 ( 水準 ) 十分定着している 発展的な力が身に付いている 3 段階評価では = 1 = 2 = 3 に該当 (1) 国語.% 1.%.% 3.%.% 5.%.% 7.%.% 9.%.% 5.9% 7.1% 8.8% 7.1% 51.7% 57.1% 25.1% 25.% 8.5% 3.6% 5.5% 6.7% 12.4% 46.7% 47.6% 29.%.% 5.5% 6.7% 第 5 学年 6.5% 18.5% 41.5% 57.6% 27.% 6.4% 12.1% 第 6 学年 6.1% 4.9% 17.1% 22.% 41.4% 36.6% 31.8% 31.7% 3.6% 4.9% (2) 算数.% 1.%.% 3.%.% 5.%.% 7.%.% 9.%.% 5.7% 3.6% 21.3% 46.4% 37.1% 28.6% 31.8% 21.4% 4.1%.% 4.4% 3.3% 26.6% 23.3% 34.6% 36.7% 27.4% 23.3% 7.% 13.3% 第 5 学年 8.2% 23.5% 36.% 36.4% 25.% 7.3%.% 第 6 学年 7.9% 9.8% 26.6% 26.8% 35.1% 39.%.8% 9.8% 9.6% 14.6% (3) 理科 4 年 5 年のみ実施.% 1.%.% 3.%.% 5.%.% 7.%.% 9.%.%.%.% 5.3% 18.3% 37.6% 3.2% 8.5%.% 26.7% 36.7% 3.3% 12.1% 24.6% 29.9% 27.9% 5.5% 36.4% 18.2% 24.2%.%.% 3
3 評定の分布状況の経年変化 ~の分布状況を 同一学年の学年進行に沿って比較したもの 本調査はから実施しているので 経年変化の表示は ~ 第 6 学年となる 理科 は昨年度までのみで実施し 今年度から第 4 5 学年の2 学年実施となったため 経年変化は現第 5 学年のみ表示 % % 9% 9% % % 7% 7% % % 5% 5% % % 3% 3% % % 1% 1% % % 4 小学校年国語 4 小学校年算数 % % % 9% 9% 9% % % % 7% 7% 7% % % % 5% 5% 5% % % % 3% 3% 3% % 1% % 1% % 1% % % % 第 5 学年 第 5 学年 第 5 学年 5 小学校年国語 5 小学校年算数 5 年理科 % % 9% 9% % % 7% 7% % % 5% 5% % 3% % 3% % 1% % 1% % % 第 5 学年第 6 学年 第 5 学年第 6 学年 6 小学校年国語 6 小学校年算数 4
2 東京都 児童 生徒の学力向上を図るための調査 (7 月 6 日 5 年生のみ実施 ) 学習指導要領に示されている教科の目標や内容の実現状況及び読み解く力に関する定着状況を把握する 1 平均正答率の状況 A 教科の内容 学習指導要領に示されている目標や内容の実現状況を把握する設問 思考 判断 表現 の4つ ( 国語は5つ ) の観点に分類 B 読み解く力に関する内容 必要な情報を正確に読み取り 解釈しながら問題を解決する力の定着状況を把握する設問 取り出す力 読み取る力 解決する力 の3つの観点に分類 国語 社会 解決する力 A 教科の内容 解決する力 A 教科の内容 読み取る力 B 読み解く力 読み取る力 B 読み解く力 取り出す力 取り出す力 思考 判断 表現 東京都 算数 理科 解決する力 A 教科の内容 解決する力 A 教科の内容 読み取る力 B 読み解く力 読み取る力 B 読み解く力 取り出す力 取り出す力 思考 判断 表現 思考 判断 表現 5
理科 算数 社会 国語 2 正答数をもとにした学力段階の分布状況 (1) 四分位の分布状況 調査実施校の 1% に当たる抽出校の結果をもとに推計した層分けで 正答数を大きい順に並べ 人数比率 25% 刻みで 4 つの層に分けたもの 上位から順に A 層 B 層 C 層 D 層と呼称 % 1% % 3% % 5% % 7% % 9% % 都基準 25.% 25.% 25.% 25.% 国語 3.3% 39.4% 15.1% 社会 18.2% 算数 24.2% 29.3% 27.3% 理科 24.3% A 層 ( 上位 ) B 層 ( 中上位 ) C 層 ( 中下位 ) D 層 ( 下位 ) (2) 習得目標値 到達目標値と正答数分布 習得目標値 教科書の例題レベルの問題が解ける 到達目標値 教科書の練習問題レベルの問題が解ける % 1% % 3% % 5% % 7% % 9% % 都 27.5% 66.4% 6.1% 81.8% 3.% 都 39.4% 53.1% 7.5% 24.2% 72.8% 3.% 都 22.5% 57.6% 19.9% 54.6% 24.2% 都 45.3% 52.4% 2.3% 36.4% 63.6%.% 到達目標値まで達成習得目標値まで達成習得目標値未達成 6
3 全国 学力 学習状況調査 (4 月 18 日 6 年生のみ実施 ) 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析する 1 平均正答率の状況 A 主として 知識 に関する問題 身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容 実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識 B 主として 活用 に関する問題 知識 等を実生活の様々な場面に活用する力 様々な課題解決のための構想を立て実践し評価 改善する力 (1) 国語 A 主として知識 B 主として活用 記述式 短答式 短答式 選択式 選択式 全国東京都 (2) 算数 A 主として知識 B 主として活用 短答式 記述式 短答式 選択式 選択式 数学的な考え方 7
全国 ( 公立 2 正答数の分布状況 % (1) 国語 35% A 主として知識 3% 全国東京都 貴校 東京都 ( 公 全国 ( 公立 25% % 15% 1% 5% % % 問 1 問 2 問 3 問 4 問 5 問 6 問 7 問 8 問 9 問 1 問 11 問 12 問 13 問 14 問 15 問 35% B 主として活用 3% 貴校 東京都 ( 公 全国 ( 公立 25% % 15% 1% 5% % 問 1 問 2 問 3 問 4 問 5 問 6 問 7 問 8 問 9 問 % (2) 算数 35% A 主として知識 3% 貴校 東京都 ( 公 全国 ( 公立 25% % 15% 1% % 5% % 35% 問 1 問 2 問 3 問 4 問 5 問 6 問 7 問 8 問 9 問 1 問 11 問 12 問 13 問 14 問 15 問 B 主として活用 3% 貴校 東京都 ( 公 25% % 15% 1% 5% % 問 1 問 2 問 3 問 4 問 5 問 6 問 7 問 8 問 9 問 1 問 11 問 8