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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

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【授業 1】

解答類型

第1学年国語科学習指導案

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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Taro-5年研究のまとめ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

から抜粋 ) を用意する その中から自分の興味のある資料を選択させ 主体的に文章が書けるようにする その後 書き上げた文章が説得力のある文章であるか 友だち同士で読み比べたり 校内の先生方に読んでいただいたりしながら 自分の文章を評価してもらうようにする そのことにより 児童が文章を書き換えることで

Taro-【HP用】指導案.jtd

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Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

国語科学習指導案

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

第1学年国語科学習指導案

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

4 単元の評価規準 < 評価方法 > 国語への話す 聞く能力関心 意欲 態度和の文化について事柄が明確に伝わ調べてプレゼンするるように, 資料の形という目的を意識し式を工夫して説明して文章を読み, 進んている で調べたり, 資料の <ワークシート5~ 提示の仕方を工夫し 7, 観察 > て話したりし

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

社会科学習指導案

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

第○学年○組 国語科学習指導案

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

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第 5 学年国語科学習指導案 ( 東京書籍版 ) 1 本単元で付けたい力資料から必要な情報を引用して 自分の考えを記述する力 2 単元 ( 題材 ) 名 かきえもん への道 ~ よびかける文章を書こう の巻 ~ ( 資料を読んで考えたことを書こう 東京書籍 5 年上 ) 3 単元目標 資料を基に 興

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

4. 単元の実際 習得 (1) 三部構成のモデル文 ゲームなんてやめなさい を提示し 子どもの意識とのズレを生む 実践を行った4 年生のクラス 38 名全員が何らかのゲームをもっていることを確認し 子どもがゲームについて感じている楽しさを十分掘り起こす その上で はじめ なか おわり の形式で書かれ

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

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詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

自己紹介をしよう

2 単元の目標 二つの文章を読み比べて, 事柄の取り上げ方や説明の仕方の工夫を見つけようとしている 国語への関心 意欲 態度 文章を読み比べて, 図表と文章との関係を考えながら, 書き手の工夫に着目して読むことができる 読むことイ 二つの文章を読み比べて考えたことを発表し合い, 一人一人の着眼点や感

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

第1学年国語科学習指導案

国語科学習指導案様式(案)

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

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4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第○学年 ○○科指導計画

H27 国語

(Microsoft Word - \216O\214\264\216s\227\247 \216\205\215\350\217\2541.doc)

第4学年算数科学習指導案

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

【単元吊】「段落のつながりに気をつけて読もう《[ツバメがすむ町]

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いろいろな衣装を知ろう

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

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第1学年国語科学習指導案

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

指導観学習を進めるにあたって, 教師が宿泊体験学習に関する新聞記事を書き, 視覚化しておくことで, 児童に本単元の具体的なゴールイメージを持たせたい その際, 完成した新聞を廊下に掲示し, 全校のみんなに見てもらうことを伝え, 相手意識を持って学習に取り組もうとする意欲を持たせたい そして, 新聞は

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

第 6 学年 2 組国語科学習指導案平成 29 年 2 月 1 日 ( 水 )2 校時単元名 : ぼくのわたしのプロフェッショナルとは プロフェッショナルたち 単元について 指導者渡邉圭 本単元は, 小学校学習指導要領国語科第 5 学年及び第 6 学年 C 読むこと の指導事項 オ本や文章を読んで考

指導方法等の改善計画について

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

第(  )学年 国語科「         」年間指導計画

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

Transcription:

j 国語科第 4 学年学習指導案単元わたしの考える ゆめのロボット 名 ~ ゆめのロボット を作る 東京書籍 ~ 本単元で育成する資質 能力 単元について I: 考え 基礎知識 インタビュー記事やロボットに関する文章を読んで わたしのゆめのロボット 説明文を書くとともに, 説明文 着るロボット と読み比べながら, 文章構成など自の説明文を校正する 表現力 課題発見解決力 協働する力 C: つながり お互いの説明文を相互評価し合い, 読み手にわかりやすい構成やよりよい表現になるように対話を通して改善する お互いに書いた ゆめのロボット を読み合い, 感想を交換する 授業者鬼頭衛 平成 9 年 月 日 木 男子 人女子 8 人 E: 応用 ひろがり 計 39 名 書いた説明文を集め, ゆめのロボット 説明文集にし, 図書室などに置いてもらい, 他の学年にも発信する 児童の実態 説明文教材 くらしの中の和と洋 では, 教科書に書かれている 住 以外の 食 衣 を調べ, 構成を意識して説明文を書く活動を行った 日々, 作文 日記の課題に取り組んでおり, 様々なテーマの作文を書く力は付いてきている 児童アンケートにおいて 自の思いや考えを読む人に伝わるように書くことができる と答えた児童は,7% である また, 作文する時に友だちと話し合うと作文がよくなったり, 考えが広がり新しい考えがうかんだりする と答えた児童は,77% である 研究に関わる資質 能力と目標 資質 能力 国語科 既習の情報に関連付け, 整理したり再構成したりして適切に表現することができる 表現力, 課題発見解決力 異なる意見や他者の考えを受け入れながら課題を解決することができる 協働する力 インタビュー記事やロボットに関する文章でかったことや考えていることを整理し, 意欲的に説明文を書こうとしている 関心 意欲 態度 自の考えが明確でよりよい表現になるよう構成や表現を工夫し, 改善しながら書き直すことができる B 書くこと オ 書き手の思いや考えが明確に伝わる構成や表現になっているかどうかについて助言し合うことができる B 書くこと カ 筆者の研究するロボットや ゆめのロボット はどんなものかを捉えるために, 中心となる筆者の考えや願いを読み取ることができる C 読むこと イ 〇指示語や接続語が文と文との意味のつながりに果たす役割を理解し使っている 伝国イ ク 教材について インタビュー記事と説明文に書かれていることを基にして, 自でも ゆめのロボット について考える単元になっている インタビュー記事と説明文二つの情報をもとに自の考えをもち文章にまとめることができる 筆者の考えをもとに ゆめのロボット について考え自の考えをまとめる言語活動例が載せられている 作品を読み解いたことを活かして自と関連付けることができる 指導のポイント 単元の評価規準 国語への関心 意欲 態度書く能力読む能力言語についての知識 理解 技能 インタビュー記事やロボットに関する文章でかったことや考えていることを整理し, 意欲的に説明文を書こうとしている 指導のポイントは, 以下の 4 つである 工業大学の教授から, 将来的なロボット研究に関わり, 小学生の考える 夢のロボット について考えを聞かせてほしい という依頼を受けるという課題設定を仕組み, わたしのゆめロボット説明文 に関心をもたせ書く活動に意欲をもたせる インタビュー記事やロボットに関する文章を読み, 筆者の考えや願い, 伝えたいこと を捉えさせ, わたしのゆめロボット説明文 を書かせる 3 説明文 着るロボット を作る と わたしのゆめロボット説明文 を読み比べ, 構成 書き方 の工夫を見付け, 自の説明文を改善する さらに, 友達と対話を通して わたしのゆめロボット説明文 を相互評価させる 4 わたしのゆめロボット説明文 を仕上げ, ゆめのロボット 説明文集を作る 自の考えが明確でよりよい表現になるよう構成や表現を工夫, 改善しながら書き直している オ 書き手の思いや考えが明確に伝わる構成や表現になっているかどうかについて助言し合っている カ 〇筆者の研究するロボットや ゆめのロボット がどんなものかを捉えるために, 中心となる筆者の考えや願いを読み取っている イ 〇指示語や接続語が文と文との意味のつながりに果たす役割を理解し使っている イ ク

3 単元計画 全 時間 次 第一次 時 3 学習活動 単元全体の課題の発見 単元全体の課題 わたしのゆめロボット 説明文 を書くことに対して関心をもつ 工業大学の教授から依頼を受け, わたしのゆめロボット 説明文に関心をもつ わたしのゆめロボット 説明文を書くために, どのようなことを学ぶ必要があるか考え, 見通しをもつ 解決に向けた学習課題の発見 自がこれから書く説明文の課題を実感した上で, これまでに学んだ作文の学習を想起し, 伝えたいことを明確にすること 学習課題, 伝えるために構成を工夫すること 学習課題, かりやすく書くこと 学習課題 3 を学ぶという学習の見通しをもつ 学習課題 の解決 3 インタビュー記事やロボットに関する文章を読み, 筆者の考えや願いや伝えたいことを捉える 筆者は, どのような考えでロボットを作っているか, どのような願いがあるのか等について析する ロボットに関する文章を読み, どのような種類のロボットが現在作られたり, 使われたりしているかを知る 4 4 わたしのゆめロボット説明文 を書く 学習課題,3 の再発見 評価関書読言評価規準 方法 教授さんからの依頼だなんて, わくわくするな しかもロボットってすごいな わたしのゆめロボット 説明文を書いて紹介したいな! 工業大学の教授からの依頼を視聴し, わたしのゆめロボット 説明文を書くことに興味をもっている 児童観察 わたしのゆめロボット 説明文を書こうと思ったけど, 知っていることだけを使ったのでは, 書けそうにないな 何を どう書けば いいのか, 詳しく知りたいな! わたしのゆめロボット 説明文を書くためには, 何を どのように書けば 良いのか考えている 文章を読んで わたしのゆめロボット 説明文に書くことを見つけるぞ! どんなロボットがあるのかな? ロボットの専門家はどんなことを考えているのかな? 知りたいな! ゆめのロボット に対する中心となる筆者の考えや願いについてまとめ, それを基に, 自の考える ゆめのロボット について考えをまとめている いろいろなロボットの素晴らしさ, ロボットに込められた思いがわかったぞ! 今まで知っていたこととかなり違うな わたしのゆめロボット 説明文に書きたいことがはっきりしたぞ! 書いてみよう! 筆者の研究する 着るロボット はどんなものか, 筆者の考えや願いを読んで, 自の考えを説明文に書いている わたしのゆめロボット 説明文を書いてみたけど, 書きたいことがうまく伝わっていない気がする せっかくならうまく伝えたいな やっぱり どう書けばよいか 考える必要があるな!

6 7 学習課題,3 の解決 説明文 着るロボット を作る と わたしのゆめロボット説明文 を読み比べ, 構成 書き方 の工夫を見付け, 自の説明文を改善する 二つの文章を比較し, 文章構成や書き方の工夫を見付ける 見付けた文章構成や書き方の工夫を基に, 自の説明文に加筆 修正する 自の わたしのゆめロボット 説明文には何が足りないのか? かりやすい説明文と比べて, どんな工夫が必要か見つけるぞ! 今までの作文の勉強では, 書く内容 構成 書き方 が大切だと習ったぞ 書く内容 はもう決まっているから, 構成 書き方 に注目してくらべてみよう! 教科書の説明文と自の説明文を 内容 と 構成 の二つの側面で比較し, 自の考えが明確に伝わるよりよい表現になるような構成や表現の工夫を見付けている 自の考えが明確でよりよい表現になるような構成や表現の工夫を生かし, 説明文を書き直している 構成 書き方 を工夫して書いてみたら, 前よりはうまく書けた気がするな 本当にうまく書けたか他の人に見てもらおう! 第二次 8 9 6 友達と わたしのゆめロボット説明文 を相互評価する 友達とお互いの説明文を相互評価し, アドバイスシート等にアドバイスし合い, それを基に説明文を再校正する 本時 / 友達と相互評価し合ったことを基に, 自の考えが明確に伝わるよりよい表現になるよう構成や表現を工夫, 改善しながら書き直している 自だけでは気付かなかった改善点が見つかってよかった! みんなのアイディアを生かして仕上げるぞ! 単元全体の課題の解決 0 7 わたしのゆめロボット説明文 を仕上げる 文章構成や表現方法を工夫し, 個々で説明文を完成させるとともに, 書いた説明文を読み合い, 目的に応じた文章構成になっているか等を助言し合い, 加筆, 修正を行う 説明文の内容や文章構成の工夫を活かしながら, 友達のアドバイス等を基に説明文を書いている 指示語や接続語が文と文との意味のつながりに果たす役割を理解し使っている イ ク 勉強したことを生かしてかりやすく書けたぞ! 最初の説明文よりずいぶんかりやすくなったな 書く内容 をしっかり文章を読んでまとめたり, 構成 書き方 を工夫したりすることって大切だな 第三次 8 出来上がった説明文を交流するとともに, 説明文を文集にして図書室等に置いてもらい, 他の学年に向けて発信し, 学習を振り返る 9 今回学んだ説明文の書き方が使える他の場面がないか考え, 今後学んだことを使っていこうとする意欲を高める 説明的文章を書く時の内容や文章構成の仕方を理解し, 次に活かすことを自覚している 作品, 児童観察 みんないろいろな内容を, いろいろな工夫を使って書いているな! 書く内容 構成 書き方 に注意すればかりやすく書けるんだ これって, 総合的な学習の時間とか, 委員会のお知らせとか書く時にも使えそう! 勉強したことを早く使って書きたいな! 4 本時の展開 本時 9/ 本時の目標友達と相互評価し合ったことを基に, 自の考えが明確に伝わるよりよい表現になるよう構成や表現を工夫改善しながら書き直すことができる 書くことオ

本時の展開 課題の設定 学習課題 指導上の留意点 児童への手立て 本時のめあてを確認する 単元のゴールを確認し, これまでの学習を活かして, 自達の説明文を更によくするという見通しをもたせる 評価規準 観点 評価方法 友達からもらったアドバイスをもとに, 自が書いた説明文の構成や書き方をよりよくしよう 交流 情報の収集 0 グループで確認し, 再校正の見通しをもたせる 前時同様,3 人グループを作り 人につき 3 で確認をさせる 友達に付箋に書いてもらったことについての質問や確認をする 前時に伝えきれなかったことや気付いたことをお互い伝えるようにさせる 整理 析 まとめ 振り返り 3 もらった助言から自己選択 し, 説明文を修正する 4 本時のまとめ, 振り返りを する A さんから 三段落は, どんなロボットか, 四段落は, そのロボットは, どんなことに使えるかを書いた方がいいよ というアドバイスをもらった 説明文のどこをどのように変えると良いかについての助言シートを基に修正させる 助言シートの中の修正に使う付箋を自で選択し, 説明文を修正するようにする わかりやすい構成, 書き方か 思いや考えが明確か を論点に助言シートの内容を評価し, 活かす助言を選ばせる A さんのアドバイスは, 中の構成のことだ 中の構成がわかりやすいことは大切だから A さんのアドバイスを参考にしよう 文末等の書き方の工夫にのみ着目している児童については, 構成の工夫によってかりやすくなることを学習した時のワークシートを振り返らせ, 構成の工夫の効果にも着目させる 修正する部について, 助言を生かして変えた場合と, 変えなかった場合をそれぞれメモ書きし, メモを比べさせて修正するかどうか判断させる 〇単元のゴールとつなげて, 助言し合うことで表現が深まった 説明文がよりよくなった という視点で振り返らせる 友達と相互評価し合ったことを基に, 自の考えが明確に伝わるよりよい表現になるよう構成や表現を工夫, 改善しながら書き直している 書く能力 アドバイスシート, ワーク シート, 児童観察

板書計画わたしの考える ゆめのロボット 課題友達からもらったアドバイスをもとに 自が書いた説明文の構成や表現をより良くしよう < 言葉のつけくわえ = 消して, なおす 3 下げる 上げる 4 入れかえる作文見直し記号まとめ 振り返りよりよくなった所次に使える所