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第 3 章 間知ブロック積み擁壁の標準図 133

はじめに 宅地造成等規制法が昭和 36 年に制定されてからおよそ半世紀を経過しました この間 平成 18 年には同法制定以来初めての抜本改正が行われています この改正は 阪神 淡路大震災 ( 平成 7 年 ) 新潟県中越地震 ( 平成 16 年 ) などで被災例が多かった大規模盛土造成地に対応するの

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6 章擁壁工 6.1 プレキャスト擁壁工 6.2 補強土壁工 ( テールアルメ工 多数アンカー工 ) 6.3 ジオテキスタイル工 6.4 場所打擁壁工 場所打擁壁 (1) 場所打擁壁 (2) 1-6-1

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目次 章設計条件 適用基準 形式 形状寸法 地盤条件 使用材料 土砂 載荷荷重 その他荷重 浮力 土圧 水圧 基礎の条件..

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第1章  総     説

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(1) 1.1

目次 1章 設計条件 1.1 一般事項 適用基準 1.3 形式 形状寸法 1.5 使用材料 土砂 1.7 載荷荷重 雪荷重 1.9 その他荷重 水位 1.11 浮力 土圧 1.13 水圧 基礎の

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第 3 章切土, 盛土, 大規模盛土, のり面保護工, 自然斜面等 3.1 切土 1. 切土のり面勾配 切土のり面勾配は, のり高及びのり面の土質等に応じて適切に設定するものとします その設定にあたっては, 切土するのり面の土質の確認を前提として, 表.3-1 を標準とします 崖の高さが 5m 以下

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第 3 章擁 壁

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第 10 防油堤の構造等に関する運用基準 ( 昭和 52 年 11 月 14 日消防危第 162 号 ) 屋外タンク貯蔵所に設ける鉄筋コンクリート 盛土等による防油堤の構造は 次の 基準によるものとする なお 既設防油堤を改修する場合においても同様とする 1 荷重防油堤は 次に掲げる荷重に対し安定で

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総目次 [ 本文 ] 1. 総則 宅地造成工事の際に必要な調査等 軟弱地盤対策 法面 擁壁 排水施設 工事施工中の防災措置 施工管理 検査

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66 σ σ (8.1) σ = 0 0 σd = 0 (8.2) (8.2) (8.1) E ρ d = 0... d = 0 (8.3) d 1 NN K K 8.1 d σd σd M = σd = E 2 d (8.4) ρ 2 d = I M = EI ρ 1 ρ = M EI ρ EI

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4. 粘土の圧密 4.1 圧密試験 沈下量 問 1 以下の問いに答えよ 1) 図中の括弧内に入る適切な語句を答えよ 2) C v( 圧密係数 ) を 圧密試験の結果から求める方法には 圧密度 U=90% の時間 t 90 から求める ( 5 ) 法と 一次圧密理論曲線を描いて作成される ( 6 )

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第 5 章 擁壁工 第 1 節総説 1.1 適用の範囲 本章は擁壁の設計に適用するが, ここに定めていない事項については表 に記す関係図書等を参考にするものとする. 擁壁は, 道路土工- 擁壁工指針 により設計することを原則とし, その他の関係図書はこれを補完するように利用する. 表 -

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GEH-1011ARS-K GEH-1011BRS-K 1. 地震入力 参考 1-1. 設計基準 使用ワッシャー 準拠基準は以下による M10 Φ 30 内径 11 t2 建築設備耐震設計 施工指針 (2005 年版 ): 日本建築センター FH = KH M G KH: 設計用水平震度 KH =

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砂防えん堤設計計算

6. 現況堤防の安全性に関する検討方法および条件 6.1 浸透問題に関する検討方法および条件 検討方法 現況堤防の安全性に関する検討は 河川堤防の構造検討の手引き( 平成 14 年 7 月 ): 財団法人国土技術研究センター に準拠して実施する 安全性の照査 1) 堤防のモデル化 (1)

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1. 擁壁構造設計について

Transcription:

第 8 章練積み造擁壁の標準構造図 8.1 標準構造図の種類練積み造擁壁の種類としては 擁壁の背面の状態 ( 切土か盛土 ) によって切土タイプと盛土タイプの2 種類があります 表 8-1 参照過去に造成が行われている場合及び切土と盛土を同時に行う場合には 盛土タイプを使用してください 8.2 標準構造図使用上の注意点 1) 設置地盤の地耐力が表 8-1 の値以上にしてください 軟弱地盤や 過去に埋立てを行 っている地盤等については 地盤改良等を行い地耐力を確認してください 2) 地表面載荷重は 5kN/ m2 (0.5tf/ m2 ) とし 擁壁背面は水平にしてください 3) 間知石を使用する場合は 控え長さが 30cm 以上にしてください 4) 間知石ブロックを使用する場合は 重量 強度 使用実績等を調べて 間知石と同等 以上であることを確認してください 5) コンクリートの設計基準強度は 18N/mm 2 (180kgf/cm 2 ) 以上にしてください 6) 練積み造擁壁の上にフェンス等を設置しないでください 7) 隣地沿いに切土で設置する場合 上載荷重の制限を隣地所有者等に説明し承諾を受け てください 表 8-1 練積み造擁壁の標準構造図の種類と地耐力 勾配高さ θ 65 65 <θ 70 70 <θ 75 許容地耐力 2.0m 盛土 P.38 P.37 P.36 切土 P.41 P.40 P.39 75kN/ m2 3.0m 盛土 P.38 P.37 P.36 切土 P.41 P.40 P.39 75kN/ m2 4.0m 盛土 P.38 P.37 切土 P.41 P.40 100kN/ m2 5.0m 盛土 P.38 切土 P.41 125kN/ m2 34

練積み造擁壁の隅角部補強 160mm 伸縮目地 t 1 上端厚 560mm a a L 160mm 擁壁の高さ (m) 3.0 以下 3.0 を超える 切盛の区別 盛土切土 上端厚 t 1(mm) 下端厚 t 2(mm) 幅 a(cm) 伸縮目地 L(m) 560 通常と同じ ( ただし 通常が 560 未満の場合 560) 50 60 2.0 以上で擁壁の見かけ高さ程度 擁壁高 h(m) 横鉄筋 縦鉄筋 鉄筋径 - ピッチ ( mm ) 鉄筋径 - ピッチ ( mm ) 3.0 以下 D13-@250 D13-@400 4.0 以下 D16-@250 D16-@400 5.0 以下 D19-@250 D19-@400 横鉄筋 t 1 縦鉄筋 L h 横鉄筋 25D a t 1 560 縦鉄筋 t 2 35

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第 9 章鉄筋コンクリート造等擁壁の標準構造図 9.1 標準構造図の種類標準構造図としては 表 9-1 に示したように 鉄筋コンクリート擁壁として L 型 逆 T 型 の 2 種類 無筋コンクリート擁壁として重力式を作成しました 9.2 標準構造図使用上の注意点 1) 標準構造図は 各構造図に示した条件を満足する場合だけに使用してください 2) 地盤反力が 150kN/ m2 (15tf/ m2 ) を超える場合は 平板載荷試験又はボーリング調査等により地耐力を確認できる資料を提出してください 3) 地表面載荷重は 10kN/ m2 (1tf/ m2 ) とし 擁壁背面は水平にしてください 4) 軟弱地盤や 過去に埋立てを行っている地盤等については 地盤改良等を行い地耐力の確認を行ってください 地盤改良等を行った場合でも 標準構造図の均しコンクリート 基礎砕石は施行してください 5) 擁壁の天端にフェンスを設けるときは ネットフェンス等 風荷重を受けない構造としてください 表 9-1 鉄筋コンクリート擁壁等の標準構造図の種類と地耐力 (kn/ m2 ) 透水マットの場合 ( ) 内は砕石等の場合 擁壁の高さ重力式擁壁 L 型擁壁逆 T 型擁壁 1.0m 70(70) P.45 80(80) P.49 50(50) P.58 1.5m 90(90) P.46 100(100) P.50 60(60) P.59 2.0m 110(110) P.47 120(120) P.51 80(80) P.60 2.5m 120(130) P.48 130(140) P.52 90(90) P.61 3.0m 150(160) P.53 110(120) P.62 3.5m 170(190) P.54 130(140) P.63 4.0m 190(200) P.55 150(160) P.64 4.5m 210(230) P.56 170(180) P.65 5.0m 230(250) P.57 190(200) P.66 42

鉄筋コンクリート擁壁標準断面図 透水層 ( 栗石 砕石等 ) 300 不透水性の土で埋戻し充分突き固める 300 50 300 300 H 透水層は栗石 砂利または砕石を使用し均一に突固め裏面全面に設ける 水抜穴は内径 75mm 以上の硬質塩化ビニールパイプその他これに類する耐水材料を用いたもので 3 m2に一箇所以上を千鳥に設ける 200 止水コンクリート ( 厚さ 50~100mm 程度 ) 50 0.15H かつ 35cm 以上 200 透水層 ( 透水マット ) 300 3000 以下 透水マット ( 擁壁裏面全面に設置 ) 3000 を超え 5000 以下 300 透水マット ( 擁壁裏面全面に設置 ) 500 以上 砂利 砕石等 ( 擁壁の全長にわたって設置 ) 止水コンクリート ( 厚さ 50~100mm 程度 ) 50 0.15H かつ 35cm 以上 200 0.15H かつ 35cm 以上 200 高さ 3m 以下の場合 高さ 3m を超え 5m 以下 透水マットの設置方法 43

鉄筋コンクリート擁壁の隅角部補強 隅角部補強を要する箇所は 隅角部の角度が 60 度 ~120 度の範囲とします コーナー補強筋は 竪壁の配力筋と同径 同ピッチとしてください (a) 立体図 (b) 平面図 擁壁の見かけ高さ 3.0m 以下のとき a=50cm 擁壁の見かけ高さ 3.0m を越えるとき a=60cm 伸縮目地を設ける場合の目地の位置(L) は 擁壁の見かけ高さ程度かつ 2.0m 以上とする 44

地耐力 ( 砂質土 ) 70(7.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 内部摩擦角 23(2.3) kn/m 3 (tf/m 3 ) 18(180) N/mm 2 (kgf/cm 2 ) 大地震 中地震を考慮していない 45

地耐力 ( 砂質土 ) 90(9.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 内部摩擦角 23(2.3) kn/m 3 (tf/m 3 ) 18(180) N/mm 2 (kgf/cm 2 ) 大地震 中地震を考慮していない 46

地耐力 ( 砂質土 ) 110(11.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 内部摩擦角 23(2.3) kn/m 3 (tf/m 3 ) 18(180) N/mm 2 (kgf/cm 2 ) 大地震 中地震を考慮していない 47

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 120(12.0): 透水マット 130(13.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 23(2.3) kn/m 3 (tf/m 3 ) 18(180) N/mm 2 (kgf/cm 2 ) 大地震 中地震を考慮している 48

地耐力 ( 砂質土 ) 80(8.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 内部摩擦角 大地震 中地震を考慮していない 49

地耐力 ( 砂質土 ) 100(10.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 内部摩擦角 大地震 中地震を考慮していない 50

地耐力 ( 砂質土 ) 120(12.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28) 内部摩擦角 大地震 中地震を考慮していない 51

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 130(13.0): 透水マット 140(14.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 52

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 150(15.0): 透水マット 160(16.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 53

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 170(17.0): 透水マット 190(19.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 54

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 190(19.0): 透水マット 200(20.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 55

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 210(21.0): 透水マット 230(23.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 56

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 230(23.0): 透水マット 250(25.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 57

地耐力 ( 砂質土 ) 50(5.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 内部摩擦角 大地震 中地震を考慮していない 58

地耐力 ( 砂質土 ) 60(6.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 内部摩擦角 大地震 中地震を考慮していない 59

地耐力 ( 砂質土 ) 80(8.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 内部摩擦角 大地震 中地震を考慮していない 60

地耐力 ( 砂質土 ) 90(9.0) kn/m 2 (tf/m 2 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 内部摩擦角 大地震 中地震を考慮している 61

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 110(11.0): 透水マット 120(12.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 62

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 130(13.0): 透水マット 140(14.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 63

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 150(15.0): 透水マット 160(16.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 64

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 170(17.0): 透水マット 180(18.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 65

地耐力 ( 砂質土 ) 背面土の体積重量鉄筋コンクリートの体積重量コンクリートの設計基準強度 (σ 28 ) 190(19.0): 透水マット 200(20.0): 砕石等内部摩擦角 kn/m 2 (tf/m 2 ) 大地震 中地震を考慮している 66