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以下も届出対象になる Paget 病 ボウエン病 菌状息肉症 セザリー病 悪性組織球症 レットレル ジーベ病 ( ランゲルハンス細胞性組織球症 ) ハンド - シュラー - クリスチャン病 H 鎖病 ( 重鎖病 ): アルファ重鎖病 ガンマ重鎖病 ミュー重鎖病 マクログロブリン血症 ( ワルデンスト

付表 食道癌登録数 ( 自施設初回治療 癌腫 ): 施設 UICC-TNM 分類治療前ステージ別付表 食道癌登録数 ( 自施設初回治療 癌腫 原発巣切除 ): 施設 UICC-TNM 分類術後病理学的ステージ別付表 食道癌登録数 ( 自施設初回治療 癌腫 UIC

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付表 登録数 : 施設 部位別 総数 1 総数 口腔咽頭 食道 胃 結腸 直腸 ( 大腸 ) 肝臓 胆嚢胆管 膵臓 喉頭 肺 骨軟部 皮膚 乳房

院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

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1. 来院経路別件数 非紹介 30 他疾患経過 10 自主受診観察 紹介 20 他施設紹介 合計 患者数 割合 12.1% 15.7% 72.2% 100.0% 27.8% 72.2% 100.0% 来院経路別がん登録患者数 がん患者がどのような経路によって自施設を受診し

1)表紙14年v0

付表 登録数 : 施設 部位別 総数 1 総数 口腔咽頭 食道 胃 結腸 直腸 ( 大腸 ) 肝臓 胆嚢胆管 膵臓 喉頭 肺 骨軟部 皮膚 乳房 全体

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表 1. 罹患数, 罹患割合 (%), 粗罹患率, 年齢調整罹患率および累積罹患率 ; 部位別, 性別 A. 上皮内がんを除く ; 部位別, 性別 B. 上皮内がんを含む 表 2. 年齢階級別罹患数, 罹患割合 (%); 部位別, 性別 A. 上皮内がんを除く B. 上皮内がんを含む 表 3. 年齢

院内がん登録集計報告

          

山梨県地域がん登録の状況

5. 乳がん 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専門 乳房切除 乳房温存 乳房再建 冷凍凝固摘出術 1 乳腺 内分泌外科 ( 外科 ) 形成外科 2 2 あり あり なし あり なし なし あり なし なし あり なし なし 6. 脳腫瘍 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専

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1. 部位別登録数年次推移 表は 部位別に登録数の推移を示しました 2015 年の登録数は 1294 件であり 2014 年と比較して 96 件増加しました 部位別の登録数は 多い順に大腸 前立腺 胃 膀胱 肺となりました また 増加件数が多い順に 皮膚で 24 件の増加 次いで膀胱 23 件の増加

< 高知県立幡多けんみん病院 年院内がん登録 ( 詳細 )> 性 ~9 ~9 ~9 ~9 ~9 ~9 ~9 9~ 総計件数比率 口腔 咽頭食道胃結腸直腸肝臓胆嚢 胆管膵臓喉頭肺骨 軟部皮膚乳房子宮頸部子宮体部卵巣前立腺膀胱腎 他の尿路 女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男女男

密封小線源治療 子宮頸癌 体癌 膣癌 食道癌など 放射線治療科 放射免疫療法 ( ゼヴァリン ) 低悪性度 B 細胞リンパ腫マントル細胞リンパ腫 血液 腫瘍内科 放射線内用療法 ( ストロンチウム -89) 有痛性の転移性骨腫瘍放射線治療科 ( ヨード -131) 甲状腺がん 研究所 滋賀県立総合病

部位別 施設名 総数 がん診療連携拠点病院院内がん登録 2014 年集計 口腔咽頭 食道胃結腸直腸大腸肝臓 胆嚢胆管 膵臓喉頭肺 埼玉県立がんセンター 3, さいたま赤十字病院 1,456-2

福島県のがん死亡の年次推移 福島県におけるがん死亡数は 女とも増加傾向にある ( 表 12) 一方 は 女とも減少傾向にあり 全国とほとんど同じ傾向にある 2012 年の全のを全国と比較すると 性では高く 女性では低くなっている 別にみると 性では膵臓 女性では大腸 膵臓 子宮でわずかな増加がみられ

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

原発不明がん はじめに がんが最初に発生した場所を 原発部位 その病巣を 原発巣 と呼びます また 原発巣のがん細胞が リンパの流れや血液の流れを介して別の場所に生着した結果つくられる病巣を 転移巣 と呼びます 通常は がんがどこから発生しているのかがはっきりしている場合が多いので その原発部位によ

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

33 NCCN Guidelines Version NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) 非ホジキンリンパ腫 2015 年第 2 版 NCCN.or

外来在宅化学療法の実際

H27栃木県のがんH27.indd

7. 脊髄腫瘍 : 専門とするがん : グループ指定により対応しているがん : 診療を実施していないがん 別紙 に入力したが反映されています 治療の実施 ( : 実施可 / : 実施不可 ) / 昨年の ( / ) 集学的治療 標準的治療の提供体制 : : グループ指定により対応 ( 地域がん診療病

目 次 統計の説明 部位( 中分類 ) 別男女別腫瘍数 1 部位別腫瘍数 < 総数グラフ> 2 部位別腫瘍数 < 男性グラフ> 3 部位別腫瘍数 < 女性グラフ> 4 部位( 中分類 ) 別年齢階層別腫瘍数 5 部位( 中分類 ) 別来院経路別腫瘍数 6 来院経路別腫瘍数 <グラフ> 7 部位( 中

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1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( / ) 上記外来の名称 ストマ外来 対象となるストーマの種類 コロストーマとウロストーマ 4 大腸がん 腎がん 膀胱がん ストーマ管理 ( 腎ろう, 膀胱ろう含む ) ろう孔管理 (PEG 含む ) 尿失禁の管理 ストーマ外

目次 全部位の概要 - 部位別登録数 - 年齢階級 部位別登録数 - 来院経路 部位別登録数 - 患者住所 部位別登録数 - 症例区分 部位別登録数 - 発見経緯 部位別登録数 部位別詳細

頭頚部がん1部[ ].indd

表紙

目 次 統計の説明 部位( 中分類 ) 別男女別腫瘍数 1 部位別腫瘍数 < 総数グラフ> 2 部位別腫瘍数 < 男性グラフ> 3 部位別腫瘍数 < 女性グラフ> 4 部位( 中分類 ) 別年齢階層別腫瘍数 5 部位( 中分類 ) 別来院経路別腫瘍数 6 来院経路別腫瘍数 <グラフ> 7 部位( 中

Microsoft Word - 全国がん登録Q&A編集 docx

32 子宮頸癌 子宮体癌 卵巣癌での進行期分類の相違点 進行期分類の相違点 結果 考察 1 子宮頚癌ではリンパ節転移の有無を病期判定に用いない 子宮頚癌では0 期とⅠa 期では上皮内に癌がとどまっているため リンパ節転移は一般に起こらないが それ以上進行するとリンパ節転移が出現する しかし 治療方法

A 2010 年山梨県がん罹患数 ( 全体 )( 件 ) ( 上皮内がんを除く ) 罹患数 ( 全部位 ) 5,6 6 男性 :3,339 女性 :2,327 * 祖父江班モニタリング集計表から作成 * 集計による主ながんを表示

8 整形外科 骨肉腫 9 脳神経外科 8 0 皮膚科 皮膚腫瘍 初発中枢神経系原発悪性リンパ腫 神経膠腫 脳腫瘍 膠芽腫 頭蓋内原発胚細胞腫 膠芽腫 小児神経膠腫 /4 別紙 5( 臨床試験 治験 )

1. 年次推移と部位別 四国がんセンター 1-1. の年次推移 診断年 21 年 * 214 年 12 月末時点での登録件数の集計 211 年 212 年 213 年 214 年 全体男性女性 症例区分 8を除く 全体男性女性男女比 件数 (%) 件数 (%) 件数 (%) 件数 (%) 件数 (%

094 小細胞肺がんとはどのような肺がんですか んの 1 つです 小細胞肺がんは, 肺がんの約 15% を占めていて, 肺がんの組 織型のなかでは 3 番目に多いものです たばことの関係が強いが 小細胞肺がんは, ほかの組織型と比べて進行が速く転移しやすいため, 手術 可能な時期に発見されることは少

院内がん登録について 院内がん登録とは がん ( 悪性腫瘍 ) の診断 治療 予後に関する情報を収集 整理 蓄積し 集計 解析をすることです 登録により収集された情報は 以下の目的に使用されます 診療支援 研修のための資料 がんに関する統計資料 予後調査 生存率の計測このほかにも 島根県地域がん登録

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206 年実施卒後教育プログラム ( 日泌総会 ) 領域等タイトル日時単位 日泌総会卒後 日泌総会卒後 2 日泌総会卒後 3 日泌総会卒後 4 日泌総会卒後 8 日泌総会卒後 9 日泌総会卒後 0 日泌総会卒後 日泌総会卒後 2 日泌総会卒後 3 日泌総会卒後 4 日泌総会卒後 5 日泌総会卒後 6

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学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 佐藤雄哉 論文審査担当者 主査田中真二 副査三宅智 明石巧 論文題目 Relationship between expression of IGFBP7 and clinicopathological variables in gastric cancer (

虎ノ門医学セミナー

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病理剖検登録の手引き_剖検情報

2. 転移するのですか? 悪性ですか? 移行上皮癌は 悪性の腫瘍です 通常はゆっくりと膀胱の内部で進行しますが リンパ節や肺 骨などにも転移します 特に リンパ節転移はよく見られますので 膀胱だけでなく リンパ節の検査も行うことが重要です また 移行上皮癌の細胞は尿中に浮遊していますので 診断材料や

表紙等

1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後 予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) という臨床研究について説明したものです この文書と私の説明のな かで わかりにくいと

1981 年 男 全部位 C00-C , , , , ,086.5 口腔 咽頭 C00-C

目 次 統計の説明 部位( 中分類 ) 別男女別腫瘍数 1 部位別腫瘍数 < 総数グラフ> 2 部位別腫瘍数 < 男性グラフ> 3 部位別腫瘍数 < 女性グラフ> 4 部位( 中分類 ) 別年齢階層別腫瘍数 5 部位( 中分類 ) 別来院経路別腫瘍数 6 来院経路別腫瘍数 <グラフ> 7 部位( 中

今日の内容 1. がん対策 ( 山梨県がん対策推進条例及び山梨県がん対策推進計画 ) 2. がんデータ ( 死亡者数 罹患率など ) 3. がん検診

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目次 1 全部位の概要 1-1, 部位別登録数 1-2, 年齢階級 部位別登録数 6 1-3, 来院経路 部位別登録数 8 1-4, 患者住所 部位別登録数 9 1-, 症例区分 部位別登録数 1 1-6, 発見経緯 部位別登録数 11 2 部位別詳細 2-1, 胃 , 大腸 14 2-

「             」  説明および同意書

和歌山県地域がん登録事業報告書

目 次 第 1 はじめに 1 収集項目と定義 (1) 収集項目 1 ア診断区分 1 イ症例区分 1 ウ治療前ステージ 2 エ術後病理学的ステージ 2 オ進展度 2 カ治療の有無 2 (2) 収集項目の定義とルール 3 ア年齢 3 イ診断日 3 ウ部位区分 4 エ症例区分 8 の取扱い 5 オ治療前ス

各医療機関が専門とするがんに対する診療機能 1. 肺がん 治療の実施 (: 実施可 / : 実施不可 ) / 昨年の ( / ) 当該疾患を専門としている 開胸 胸腔鏡下 定位 小線源治療 1 呼吸器内科 8 2 呼吸器外科 3 3 腫瘍内科 放射線治療科 1 グループ指定を受ける施設との連携 昨年

70% の患者は 20 歳未満で 30 歳以上の患者はまれです 症状は 病巣部位の間欠的な痛みや腫れが特徴です 間欠的な痛みの場合や 骨盤などに発症し かなり大きくならないと触れにくい場合は 診断が遅れることがあります 時に発熱を伴うこともあります 胸部に発症するとがん性胸水を伴う胸膜浸潤を合併する

平成29年度沖縄県がん登録事業報告 背表紙印字

がんの診療の流れ この図は がんの 受診 から 経過観察 への流れです 大まかでも 流れがみえると心にゆとりが生まれます ゆとりは 医師とのコミュニケーションを後押ししてくれるでしょう あなたらしく過ごすためにお役立てください がんの疑い 体調がおかしいな と思ったまま 放っておかないでください な

限局性前立腺がんとは がんが前立腺内にのみ存在するものをいい 周辺組織やリンパ節への局所進展あるいは骨や肺などに遠隔転移があるものは当てはまりません がんの治療において 放射線療法は治療選択肢の1つですが 従来から行われてきた放射線外部照射では周辺臓器への障害を考えると がんを根治する ( 手術と同

地域公開講演会 2007.3.24

スライド 1

目次 1 全部位の概要 1-1, 部位別登録数 5 1-2, 年齢階級 部位別登録数 6 1-3, 来院経路 部位別登録数 8 1-4, 患者住所 部位別登録数 9 1-5, 症例区分 部位別登録数 1 1-6, 発見経緯 部位別登録数 11 2 部位別詳細 2-1, 胃 , 大腸 14

遠隔転移 M0: 領域リンパ節以外の転移を認めない M1: 領域リンパ節以外の転移を認める 病期 (Stage) 胃がんの治療について胃がんの治療は 病期によって異なります 胃癌治療ガイドラインによる日常診療で推奨される治療選択アルゴリズム (2014 年日本胃癌学会編 : 胃癌治療ガイドライン第

前立腺癌は男性特有の癌で 米国においては癌死亡者数の第 2 位 ( 約 20%) を占めてい ます 日本でも前立腺癌の罹患率 死亡者数は急激に上昇しており 現在は重篤な男性悪性腫瘍疾患の1つとなって図 1 います 図 1 初期段階の前立腺癌は男性ホルモン ( アンドロゲン ) に反応し増殖します そ


胃がんの内視鏡的治療 ( 切除 ) とは胃カメラを使ってがんを切除する方法です. 消化器内科 胃がん 治癒 胃がん切除

診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認

配偶子凍結終了時 妊孕能温存施設より直接 妊孕能温存支援施設 ( がん治療施設 ) へ連絡がん治療担当医の先生へ妊孕能温存施設より妊孕能温存治療の終了報告 治療内容をご連絡します 次回がん治療の為の患者受診日が未定の場合は受診日を御指示下さい 原疾患治療期間中 妊孕能温存施設より患者の方々へ連絡 定

表 PET 検査を実施する有床施設の病床数分布 病床数 表 PET 装置の種類と設置台数 割 5 床以上 床 8. PET CT 装置 床 6.5 PET 専用装置 床.5 9 床 ポジトロン CT 組みわせ型 SPECT 装置

愛媛大学医学部附属病院 医療機関名 愛媛大学医学部附属病院 施設基本情報 所在地 愛媛大学医学部附属病院 病床数 628 床 ( 一般 :588 床 [ 含 ICU:22 床 PHCU:16 床 ] 精神 :40 床 ) がん診療連携拠点病院指定日 データ収集期間

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6 月 25 日胸腺腫 胸腺がん患者の情報交換会 & 勉強会質疑 応答 奥村教授にお聞きしたいこと 奥村教授の話 1 特徴 (1) 胸腺腫 胸腺がん カルチノイドの違いについて 胸腺腫はがんの種類か 病理学的には胸腺腫はがんではなくて正常と区別つかず機能を残したまま腫瘍化したもの 一部 転移するもの

乳癌かな?!と思ったら

【資料4】遡り調査について

はじめに 近年 がんに対する治療の進歩によって 多くの患者さんが がん を克服することができるようになっています しかし がん治療の内容によっては 造精機能 ( 精子をつくる機能のことです ) が低下し 妊娠しにくくなったり 妊娠できなくなることがあります また 手術の内容によっては術後に性交障害を

4 月 20 日 2 胃癌の内視鏡診断と治療 GIO: 胃癌の内視鏡診断と内視鏡治療について理解する SBO: 1. 胃癌の肉眼的分類を列記できる 2. 胃癌の内視鏡的診断を説明できる 3. 内視鏡治療の適応基準とその根拠を理解する 4. 内視鏡治療の方法 合併症を理解する 4 月 27 日 1 胃

Microsoft Word 〈追加修正〉平成27年度沖縄県がん登録事業報告書(平成23年罹患集計)

子宮頸がん 1. 子宮頸がんについて 子宮頸がんは子宮頸部に発生するがんです ( 図 1) 約 80% は扁平上皮がんであり 残りは腺がんですが 腺がんは扁平上皮がんよりも予後が悪いといわれています 図 1 子宮頸がんの発生部位 ヒトパピローマウイルス (HPV) 感染は子宮頸がんのリスク因子です

1 BNCT の内容 特長 Q1-1 BNCT とは? A1-1 原子炉や加速器から発生する中性子と反応しやすいホウ素薬剤をがん細胞に取り込ませ 中性子とホウ素薬剤との反応を利用して 正常細胞にあまり損傷を与えず がん細胞を選択的に破壊する治療法です この治療法は がん細胞と正常細胞が混在している悪

耐性菌届出基準

第58回日本臨床細胞学会 Self Assessment Slide

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食道癌登録 入力マニュアル 一般社団法人 National Clinical Database Ver

目 次 第 はじめに 収集項目と定義 () 収集項目 - ア診断区分イ症例区分ウ治療前ステージエ術後病理学的ステージオ進展度カ治療の有無 () 収集項目の定義とルール -5 ア年齢イ診断日ウ部位区分エ症例区分 8 の取扱いオ治療前ステージカ術後病理学的ステージキ治療に関する集計の分類定義 第 集計結

2018 年 3 月 15 日 株式会社千早ティー スリー 代表取締役谷口仁志 平成 30 年度診療報酬改定における重症度 医療 看護必要度関連の変更について 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます さて 平成 30 年度診療報酬改定における施設基準等が 3 月 5 日に公開され 重症度

Transcription:

届出項目の記入のための早見表 平成 29 年 6 月 ( 宮城県対がん協会がん登録室 ) 項目名 内容 区分 備考 ( 届出マニュアルのページ ) 1. 病院等の名称 テキスト入力 22 ページ 2. 診療録番号 テキスト入力 ( 全半角 16 文字以内 ) 23 ページ 患者を識別するための 1 患者 1 件の不変コード 3. カナ氏名 テキスト入力 ( シ メイそれぞれ 24 ページ 全角カナ 10 文字以内 ) 4. 氏名 テキスト入力 ( 氏 名それぞれ全角 10 文字以内 ) (Shift_JIS で表現可能な範囲 ) 25 ページ 日本語文字以外の氏名の場合 アルファベット カタカナ可 氏 名の順 ミドルネーム 通称は備考欄に 外字を置き換えた場合や置き換えが難しい場合は に置き換え 備考欄に元の文字の参考情報を 氏名不詳は全角ハイフン(-) のみ 5. 性別 1. 男性 2. 女性 26 ページ 生物学的な性別が異なるときは備考欄に 6. 生年月日 0. 西暦 1. 明治 2. 大正 3. 昭和 4. 平成 27 ページ不明の場合は 9999 年 99 月 99 日 年 月 日 7. 診断時住所 テキスト入力 ( 全半角 40 文字以内 ) 28 ページ 当該がんの診断時の住所 届出時の最新住所と異なるときは備考欄に 住所不明 不詳 不定は 住所不明 で 腫瘍の種類 8. 側性 1. 右 2. 左 3. 両側 7. 側性なし 9. 不明 29 ページ 両側 を用いるのは 1 両側卵巣 2 両側腎臓 3 両側網膜の場合のみ ( それ以外は左右それぞれで届出 ) 側性不明 正中に原発のときは 不明 に 側性がある臓器については 29 ページ 9. 原発部位 プルダウンメニューの選択肢から選択 ( まず 大分類 から選択し その後 詳細分類 を選択 ) 30 ページ 付録 [3] 診断名ではなくがんの原発の部位を( 詳しく ) わからないときは 付録 [3] を参照 転移性のがんのときは原発の部位を 悪性リンパ腫 白血病 骨軟部腫瘍 褐色細胞腫 悪性黒色腫などは病名に部位が含まれないので特に注意を ( 白血病の原発部位はすべて 骨髄 に ) 該当するものが選択肢にないときは 最も近いものを選び 正確な情報を備考欄に記載 その他 補足する情報があれば備考欄に 院内がん登録情報からの届出のときは局在コード (ICD-O-3) とテキスト情報を用いて登録 10. 病理診断 プルダウンメニューの選択肢から選択 ( 組織型 性状 を選択) 31 ページ 付録 [2] 細胞診 生検 手術の摘出標本の病理診断の結果をもとに記載 複数の検査結果が利用できるときは 手術 生検 細胞診の順番に詳しいので この順番に優先して記載 1

手術前に化学療法等の治療を開始し 手術後の摘出標本 でがんの組織型に影響が出ることが想定されるときは 治 療前に得られた情報をもとに記載 該当するものが選択肢にないときは 最も近いものを選 び 正確な情報を備考欄に記載 その他 補足する情報があれば備考欄に 院内がん登録情報からの届出のときは形態コード (ICD-O-3) とテキスト情報を用いて登録 診断情報 11. 診断施設 1. 自施設診断 2. 他施設診断 33 ページ 当該がんの初回治療前の診断において がんを診断する根拠となった検査を行った施設 がんと診断した検査を 他施設での検査も含めて自系列に並べたときに 最も確かな検査を行った施設最も確かな検査以下のうち最も数字の小さい検査とする 1. 原発巣の組織診陽性 ( 病理組織診によるがんの診断 ) 2. 転移巣の組織診陽性 ( 病理組織診によるがんの診断 ) 3. 細胞診 ( 病理組織診ではがんの診断無し ) 4. 部位特異的腫瘍マーカー ( によるがんの診断 以下の 4 疾患のみ ) 1 肝細胞癌での AFP 高値 2 絨毛癌での HCG 高値 3 神経芽細胞種での VMA 高値 4ワルデンストレームマクログロブリン血症での免疫グロブリン高値 5. 臨床検査 ( 画像診断も含む )( によるがんの診断 ) 6. 臨床診断 (1~5 を伴わないものによるがんの診断 ) 9. 不明 最も確かな検査が複数回行われているときは より早い日に行われた検査を行った施設 自施設受診後の依頼検査( 他施設に検査を依頼し その結果を返してもらう ) は 自施設検査として扱う ( 例 ) 2016/3/1 前医で内視鏡検査 1 生検 2( 胃がんの診断 ) 2016/3/11 紹介受診 ( 初診 ) 2016/3/12 腹部 CT 検査 3( リンパ節転移疑い ) 2016/3/19 内視鏡検査 4 生検 5( 胃がんの診断 ) 2016/4/1 手術 ( 摘出標本 6で胃がん ) 初回治療は 4/1 で 検査 1~6のうち 初回治療前の検査は1~5 このうち 1 3 4は臨床検査 2 5は原発巣の組織診陽性に該当 最も確かな検査は 原発巣の組織診陽性の2 5で このうち 最も早いのは2の生検 よって 診断施設は前医 なお 13. 診断根拠 については 患者の全経過を通じてなので 検査 1~6のすべてが対象となり 最も確かな検査は2 5 6で 10. 病理診断 には 6を優先して記載 2

12. 治療施設 1. 自施設で初回治療をせず 他施設に紹介またはその後の経過不明 2. 自施設で初回治療を開始 3. 他施設で初回治療を開始後に 自施設に受診して初回治療を継続 4. 他施設で初回治療を終了後に 自施設に受診 8. その他 34 ページ 初回治療を行った施設を判断するための項目初回治療の定義 ( 18 ページ ) 当該がんに関する最初の診断に引き続き行われた当該がんの縮小 切除を意図した治療のうち 治療計画等に記載されたもの 経過観察が計画された場合あるいは治療前に死亡された場合は経過観察という行為を初回治療とする 初回治療の範囲が不明確な場合 病状が進行 再発するまでに施行されるか あるいはおよそ4カ月以内に施行されたものを初回治療とする 造血器腫瘍以外の初回治療の定義 1. 診療録にがん治療計画が記載されている場合 その治療計画の完了までを初回治療とみなす 2. 診療録に記載がない場合でも施設における標準的ながん治療計画が存在する場合 その治療計画の完了までを初回治療とみなす 3. 上記 1~2 以外の場合 がんの進展 期待した治療効果が得られなかったと判断された あるいは治療効果がなく別の治療を開始した時点までに行われた治療を初回治療とみなす なお がんの進展や治療効果の有無等の記載がなく 検討している治療が診断から 4 カ月以上経過して開始された治療については 初回治療に含めない 4. 患者がすべての治療を拒否している場合 あるいは医師が治療せず 経過観察を選択している場合 初回治療をしない あるいは 経過観察 という行為を初回治療と扱う 経過観察期間中に がんの増大傾向を認めたため治療が開始された場合 経過観察後に行われた治療は初回治療には含めない つまり 経過観察のみを初回治療とする 造血器腫瘍の初回治療の定義 1. 初回寛解導入までに用いられたすべての治療 および初回寛解を維持するために用いられたすべての治療を初回治療とする 2. 初回寛解後の再燃に対して行われた治療は初回治療とはしない 上記のとおり 初回治療 には 経過観察を選択した場合も含まれる 死体解剖で初めて診断された場合は 8. その他 とする 3

13. 診断根拠 1. 原発巣の組織診 2. 転移巣の組織診 3. 細胞診 4. 部位特異的腫瘍マーカー 5. 臨床検査 6. 臨床診断 9. 不明 35 ページ 自施設 他施設に関わらず 患者の全経過を通じて 当該がんの診断の根拠となった最も確かな検査 (2 ページ参照 ) 喀痰 尿検査 膣分泌物などによる剥離細胞診 ファイバースコープなどによる擦過 / 吸引細胞診 洗浄細胞診は細胞診 白血病等で 骨髄を検体とする検査の結果は組織診陽性に含め 末梢血を検体とする検査の結果は細胞診陽性に含める 14. 診断日 0. 西暦 4. 平成 年 月 日 ( 必ず記載 ) 36 ページ 当該がんの初回治療前の診断のために行った検査のうち がんと診断する根拠となった最も確かな検査 (2 ページ参照 ) を行った日 11. 診断施設 が 1. 自施設診断 のときは自施設診断日 2. 他施設診断 のときは当該腫瘍初診日 ( 当該がんの診断や治療のために初めて患者が自施設を受診した日 ) とする いずれも自施設情報のみで決定できるため必ず記載 自施設受診後の依頼検査( 他施設に検査を依頼し その結果を返してもらう ) は 自施設検査として扱う 生前に存在が疑われていなかったがんが死体解剖により初めて診断された場合は 死亡日を自施設診断日とする 15. 発見経緯 1. がん検診 健康診断 人間ドックでの発見例 3. 他疾患の経過観察中の偶然発見 4. 剖検発見 8. その他 9. 不明 37 ページ 自施設 他施設を問わず 当該がんに関して初めて医療機関を受診した際の状況を判断するための項目 いったん医療機関を受診後 がん の診断がなされず 経過観察となった場合 がんと診断されたタイミングでの受診状況で判断する あるがん( 第 1 がん ) のフォローアップ中に異時性のがん ( 第 2 がん ) が発見された場合 3. 他疾患の経過観察中の偶然発見 とする 剖検発見には Ai( オートプシー イメージング : 死亡時画像診断 ) で診断された場合を含む 何らかの症状があり 病院を受診した場合 8. その他 とする がんが疑われて受診したが その際の検査では確証が得られず 経過観察 その後の受診で がんが診断された場合 その時点から新たなエピソードが開始となったと考えて 3. 他疾患の経過観察中の偶然発見 とする 4

進行度 16. 進展度 治療前 400. 上皮内 410. 限局 420. 所属リンパ節転移 430. 隣接臓器浸潤 440. 遠隔転移 777. 該当せず 499. 不明 38 ページ 治療前に得られたエビデンス( 各種の検査結果 ) に基づき決定 進展度について 19 ページ 1 上皮内 組織の基底膜下にがん細胞が入りこんでいない状態 ただし 大腸癌の場合は 基底膜を越えていても粘膜内にとどまっていれば上皮内とする 2 限局 がんが発生元の器官に限定して存在する状態 3 所属リンパ節転移 がんの発生元の器官と直結したリンパ路をもつリンパ節への転移が認められる状態 4 隣接臓器浸潤 がんが発生元の器官と隣接する器官の境界を越えて進展した状態 5 遠隔転移 がん細胞が発生元の器官から離れて身体の他の部位に移動し 新しい病巣において増殖を始めている状態 リンパ行性転移 血行性転移 播種性転移が含まれる がんの発生元の器官と直結したリンパ路をもたないリンパ節への転移は遠隔転移とする ただし 卵巣癌の腹膜播種転移は隣接臓器浸潤とする 進展度の総則 21 ページ 原発巣が不明の場合 また 15. 発見経緯 が 4. 剖検発見 の場合 499. 不明 とする 白血病及び多発性骨髄種を除く すべての組織型に適用 ( 白血病及び多発性骨髄腫は 777. 該当せず とする ) 死体解剖の情報は 病理組織学的検索で得られた知見と同等に適用する 複数の区分に該当する場合 より高い進展度の区分を選択する 判断に疑いの余地がある場合 より進展度の低い区分を選択する 初回の 16. 進展度 治療前 17. 進展度 術後病理学的 が確定した後で 例えば転移が診断された場合でも 16 と 17 はともに修正を行わない 進展度の例外 20 ページ 悪性リンパ腫及びカポジ肉腫は異なる定義を適用 悪性リンパ腫 限局:1つのリンパ節領域 限局性の 1 つのリンパ節外臓器又は部位 隣接臓器浸潤: 限局と遠隔転移の定義を満たさない 遠隔転移: リンパ節外臓器のびまん性又は多発性侵襲 孤立性のリンパ節外臓器及び遠隔リンパ節侵襲 カポジ肉腫 限局: 粘膜 皮膚 内臓のいずれか1つに病変 隣接臓器浸潤: 粘膜 皮膚 内臓のいずれか 2 つに病変 遠隔転移: 粘膜 皮膚 内臓のすべてに病変 5

17. 進展度 術後病理学的 400. 上皮内 410. 限局 420. 所属リンパ節転移 430. 隣接臓器浸潤 440. 遠隔転移 660. 手術なし 術前治療後 777. 該当せず 499. 不明 初回治療 18. 外科的 1. 自施設で施行 19. 鏡視下 1. 自施設で施行 39 ページ 治療前に得られた情報( 16. 進展度 治療前 ) に 手術や病理組織学的検査で得られた知見を補足 修正して決定 自施設で手術を行わなかった場合 または 手術の前に初回の治療が開始された場合 660. 手術なし 術前治療後 とする 他は 16. 進展度 治療前 の 進展度について 等を参照 40 ページ 外科的治療の有無 各種治療の有無等についての共通事項 当該がんに関する最初の診断に引き続き行われた当該がんの縮小 切除を意図した外科的治療のうち 診療計画等に記載されたものとする 症状の緩和を目的に行われた治療は含まない 初回治療の定義については 3 ページ 12. 治療施設 を参照 12. 治療施設 が 1. 自施設で初回治療をせず 他施設に紹介またはその後の経過不明 4. 他施設で初回治療を終了後に 自施設に受診 8. その他 の場合 2. 自施設で施行なし とする 肉眼的視野下の外科的手技による病巣切除を外科的治療と定義する 光学機器による視野を用いた 鏡視下治療 及び 内視鏡的治療 による病巣切除は含まない 切除の手段としてレーザー等を用いた手術 開頭手術における光学機器による視野を用いた病巣切除術は外科的治療に含める 前立腺癌の HoLEP 手術など内視鏡的視野を用いた場合は内視鏡的治療に含める 41 ページ 鏡視下治療の有無 18. 外科的 の 各種治療の有無等についての共通事項 を確認すること 自然開口部( 口腔 鼻孔 ( 腔 ) 尿道口 肛門 膣口 乳管等 ) 以外を介して挿入された光学機器の視野を用いた病巣切除術を鏡視下治療と定義 胸腔鏡 腹腔鏡による手術の他 皮膚等に切開を加えてカメラを挿入し その視野を用いて行われる手術 ( 補助下手術 ) は鏡視下治療に含める 開頭手術における光学機器による視野を用いた病巣切除術は外科的治療に含める 自然開口部以外を介した光学機器による視野を用いて行われるロボット手術は鏡視下治療に含める 経管腔的内視鏡手術(NOTES: Natural Orifice Translumenal Endoscopic Surgery) は鏡視下治療に含める ( つづく ) 6

20. 内視鏡的 1. 自施設で施行 21. 観血的治療の範囲 1. 原発巣切除 4. 姑息的な観血的治療 6. 観血的治療なし 9. 不明 22. 放射線治療 1. 自施設で施行 23. 化学療法 1. 自施設で施行 ( つづき ) 自然開口部経由であっても 管腔壁( 消化管 尿路 産道等 ) に侵入路を切開等の手技で作成 挿入する場合 鏡視下治療に含める 42 ページ 内視鏡的治療の有無 6 ページ 18. 外科的 の 各種治療の有無等についての共通事項 を確認すること 自然開口部( 口腔 鼻孔 ( 腔 ) 尿道口 肛門 膣口 乳管等 ) を介して挿入された光学機器 ( 内視鏡 ) の視野を用いた病巣切除術を内視鏡的治療と定義 自然開口部経由であっても 管腔壁( 消化管 尿路 産道等 ) に侵入路を切開等の手技で作成 挿入する場合 鏡視下治療に含める 43 ページ 外科的 鏡視下 内視鏡的治療の範囲 自施設での初回治療として行った外科的 鏡視下 内視鏡的治療の総合的な結果を記載 6 ページ 18. 外科的 の 各種治療の有無等についての共通事項 を確認すること 内視鏡的な治療を最初に行ったが その後外科的な追加切除が行われた場合 外科的治療の結果を記載 自施設で外科的 鏡視下 内視鏡的治療のいずれも行われていない場合 6. 観血的治療なし とする 原発巣 転移巣を切除し 腫瘍遺残のない場合 1. 原発巣切除 とする 原発巣の切除を伴わない転移巣切除の場合は 4. 姑息的な観血的治療 とする 44 ページ 放射線療法の有無 6 ページ 18. 外科的 の 各種治療の有無等についての共通事項 を確認すること X 線検査やガンマ線等の電磁放射線あるいは陽子線治療や重イオン線等の粒子放射線によって 腫瘍の縮小又は消失をはかる治療と定義 甲状腺 I-131 内用療法等の内照射療法は放射線療法に含める 分子標的薬と放射線同位元素を組み合わせて両方の作用により 腫瘍の縮小 消失を目的とする治療は 23. 化学療法 と 22. 放射線治療 のいずれにも含める 45 ページ 化学療法の有無 6 ページ 18. 外科的 の 各種治療の有無等についての共通事項 を確認すること 薬剤による細胞毒性( 抗悪性腫瘍薬 一部の抗菌薬 一部のステロイド製剤 ) や細胞増殖阻害 ( 分子標的薬 ) によって 腫瘍の縮小 消失をはかる治療を その投与経路は問わず 化学療法と定義 ただし 内分泌療法に含まれるものを除く ( つづく ) 7

24. 内分泌療法 1. 自施設で施行 25. その他治療 1. 自施設で施行 26. 死亡日 0. 西暦 4. 平成 年 月 日備考テキスト入力 ( 全半角 128 文字以内 ) ( つづき ) 血管塞栓術も併用した肝動脈化学塞栓療法(TACE: Transcatheter Arterial Chemoembolization) のような併用療法の場合 23. 化学療法 と 25. その他の治療 の両方に含める 血液腫瘍によるステロイド単剤療法は内分泌療法に含める 甲状腺 I-131 内用療法等の内照射療法は放射線療法に含める 免疫療法は 腫瘍細胞に対する宿主の生物学的応答の修飾によって腫瘍の縮小 消失の効果をもたらすものとして 25. その他の治療 に含める 46 ページ 内分泌療法の有無 6 ページ 18. 外科的 の 各種治療の有無等についての共通事項 を確認すること 特定のホルモン分泌を抑制することで腫瘍の増殖を阻止する目的で薬剤又はホルモン分泌器官の切除により 腫瘍の縮小又は消失をはかる治療と定義 エストロゲン依存性腫瘍に対する卵巣摘出術 前立腺癌に対する精巣摘出術を含める 血液腫瘍によるステロイド単剤療法は内分泌療法に含める 47 ページ その他の治療の有無 6 ページ 18. 外科的 の 各種治療の有無等についての共通事項 を確認すること 外科的治療 鏡視下治療 内視鏡的治療 放射線療法 化学療法 内分泌療法のいずれにも該当しない機序で 腫瘍の縮小又は消失をはかる治療と定義 免疫療法は 腫瘍細胞に対する宿主の生物学的応答の修飾によって腫瘍の縮小 消失の効果をもたらすものとして 25. その他の治療 に含める 血管塞栓術 光線焼灼術( レーザー ) 電磁波焼灼術(RFA 等 ) エタノール注入療法(PEIT) 等が含まれる 48 ページ 届出の対象が 届出前に当該病院で死亡したときのみ記入 当該病院等で死亡していないときは空欄 49 ページ 同一人物の照合に役立つ情報を記入 名前: ミドルネーム 通称 外字を異体字や に置き換えた場合の元の文字の参考情報 性別: 生物学的な性別が異なるとき 住所: 診断後の住所の移動 ( 届出住所とは異なる住所 ) 原発部位 病理診断の詳細な情報 紹介元 紹介先の医療機関名 既往のがん 8