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国土交通省自動車交通局プレスリリース

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Microsoft Word パブコメ【NA】(別紙1).doc

車両の規制値 ) に示す協定規則第 51 号と同様の規制値とします なお 規制値は フェーズ 1 フェーズ 2 と 2 段階で強化されます ロ. 追加騒音規定 (ASEP) 要件 新たな加速走行騒音試験法の試験条件から外れたエンジン回転数で走行する場合に不適当な騒音の上昇を抑えることを目的として 乗

着座させた場合における人体模型のH 点 ( 股関節点 ) の位置又はこれに相当する座席上 に設定した設計基準点をいう ) が前車軸中心線から後方に 1.1 メートルの線より後方 に位置するものに限る 改正概要 適用範囲の拡大 現行 車両総重量 2.5 トンを超える貨物自動車については 歩行者頭部 保

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別添42前部霧灯の技術基準

A: 中心光度の 98% の光度となるレンズ 部分 B: 直接光が図面上入射するレンズ部分 照明部の大きさとは 別に定めるもののほか 自動車の前方又は後方に向けて照射又は表示する灯火器又は指示装置にあっては車両中心面に直角な鉛直面への投影面積とし 自動車の側方に向けて照射又は表示する灯火又は指示装置

術基準 に規定する市街地加速走行騒音有効防止後付消音器の基準に適合する消音器に交換した自動車のうち 二輪自動車及び使用の過程にある二輪自動車を改造した側車付二輪自動車にあってはイに定める基準 二輪自動車以外のものにあってはウに定める基準を適用するものとする 騒音の自動車の種別大きさ 乗車定員 11

第 7 章新規検査及び予備検査 (2)( 1)1 の表中 車両の後部に原動機を有するもの とあるのは 原動機本体の前端を通り 車両中心線に垂直な平面と車両中心線との交点が 最も前方の車軸中心又は最も後方の車軸中心を含み 車両中心線に垂直な二つの平面と車両中心線とのそれぞれの交点の中心より後方にある自

別紙 1. 背景 道路運送車両の保安基準等の一部を改正する省令等について ( 概要 ) 自動車の安全基準等について 国際的な整合性を図り自動車の安全性等を確保するた め 我が国は国際連合の 車両等の型式認定相互承認協定 ( 以下 相互承認協定 とい う ) に平成 10 年に加入し 現在 相互承認協

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第 7 章新規検査 予備検査 継続検査又は構造等変更検査 の後端との水平距離が であること の後端との水平距離が であること モノコック構造の車体を有する自動車の例 第 7 章及び第 8 章において共通 セミトレーラの例 その他の車体後面の構造部を有する例 ( 道路維持作業用自動車であって追突の衝撃

日整連第  -   号

配慮事項 1 鉛の使用量 ( バッテリーに使用されているものを除く ) が可能な限り削減されていること 2 資源有効利用促進法の判断の基準を踏まえ 製品の長寿命化及び省資源化又は部品の再使用若しくは材料の再生利用のための設計上の工夫がなされていること 特に 希少金属類の減量化や再生利用のための設計上

本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装

Taro-(HP)281025【駆動補助機付自転車】広報資料

自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令に規定する国土交通大臣が告示で定める方法 ( 平成十八年三月十七日国土交通省告示第三百五十号 ) (10 15モード燃費値及びJC08モード燃費値の算定方法) 第一条自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令 ( 昭和 54 年通商産業省 運輸省令第

ドライブレコーダーにより記録すべき情報及びドライブレコーダーの性能要件を定める告示 ( 平成 28 年 11 月 17 日国土交通省告示 1346 号 ) ( 総則 ) 第一条一般貸切旅客自動車運送事業者が 旅客自動車運送事業運輸規則 ( 昭和 31 年運輸省令第 44 号 ) 第 38 条第 1

平成 28 年度第 2 回車両安全対策検討会平成 28 年 12 月 9 日 安全 - 資料 9 自動運転に係る国際基準の検討状況

国土技術政策総合研究所 研究資料

平成 30 年 1 月現在禁無断転載 複製 7 平成 29 年度の税制改正の概要について エコカー減税 ( 自動車重量税 自動車取得税 ) の概要 適用期間 自動車取得税( 取得税 ): 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 自動車重量税( 重量税 ): 平成 29

1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

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- 2 - 号標及びこれ を 国土交通省令で定める位置は 自動車の前面及び後面であつて 自動車登録番号標 に 表示は 自動車の運行中自動車登録番号が判読できるように 自動車登録番号標を自動車の前面及び後面の見やすい位置に確実に取り付けることによつて行うもの を 識別に支障が生じないものとして告示で定

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平成 30 年度 自動車局税制改正要望の概要 平成 29 年 8 月 国土交通省自動車局

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車載式故障診断装置 (OBD) に関する制度と運用の現状 資料 4

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【資料8】車両安全対策の事後効果評価rev4

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エコカー減税グリーン化特例(自動車税 軽自動車税)(自動車税 軽自動車税)環境性能割車体課税の見直し ( 自動車重量税 自動車取得税 自動車税 軽自動車税 ) トラック バス タクシーについては 営自格差 を堅持するとともに 一部見直しを行った上で エコカー減税 グリーン化特例を 2 年間延長 また

( おさらい ) 自動運転とは レベルレベル1 レベル2 レベル3 レベル4 定義 加速 操舵 制動のいずれかの操作をシステムが行う 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度にシステムが行う ( 自動運転中であっても 運転責任はドライバーにある ) 加速 操舵 制動をすべてシステムが行い システムが要

自動運転に係る国際基準の動向

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1 踏切事故 とは国土交通省鉄道局の資料( 鉄軌道輸送の安全にかかわる情報 の 用語の説明 ) によれば 踏切障害に伴う列車衝突事故 列車脱線事故及び列車火災事故並びに踏切障害事故 をいいます 2 3 出典 : 国土交通省鉄道局 鉄軌道輸送の安全にかかわる情報

< 軽量車 ( 車両総重量.5t 以下のバス トラック )> 天然ガス自動車 30 規制適合又はポスト新長期規制からOx0% 低減 ガガソソリリンンハ自イ動ブ車リッド自動車 平成 30 年排出ガス基準 50% 低減達成車又は平成 7 年排出ガス基準 75% 低減達成車 ( ) かつ 平成 7 年度燃

東京都道路交通規則第 8 条第 6 号積雪又は凍結により明らかにすべると認められる状態にある道路において 自動車又は原動機付自転車を運転するときは タイヤチェーンを取り付ける等してすべり止めの措置を講ずること 茨城県道路交通法施行細則第 13 条第 4 号積雪又は凍結している道路において自動車 (

03 【資料1】自動走行をめぐる最近の動向と今後の調査検討事項

資料 7-1 特殊車両の通行に関する指導取締要領の一部改正について 国土交通省関東地方整備局道路部交通対策課 1 (1) 特殊車両通行許可制度 2

平成 29 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 29 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 29 年 4 月岐阜県 エコカー減税 及び 中古車の取得に係る課税標準の特例措置 の対象範囲を平成 32 年度燃費基準の下で見直し 政策インセンティブ機能を強化した上で

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平成 31 年度の軽自動車税の税率について 平成 31 年度の軽自動車税は下記のとおりとなりますのでご確認ください 原動機付自転車 小型特殊自動車 二輪の小型自動車 軽二輪 区分 税率 原動機付自転車 小型特殊自動車 50cc 以下 90cc 以下 125cc 以下三輪以上のもの ( ミニカー )

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平成 31 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 31 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 31 年 4 月岐阜県 エコカー減税 について 環境インセンティブ機能を強化する観点から 軽減割合等の見直しを行いました なお 平成 31 年 4 月 1 日から平成

独立行政法人の組織の見直しについて

湯河原町訓令第  号

1-1 交通死亡事故全体の推移 10 年前と比較し の死者は 40.7% 65 歳以上の死者は 24.0% それぞれ減少 死者に占める 65 歳以上の割合は 24 年以降増加 27 年中死者の半数以上 (54.6%) を 65 歳以上が占める 10 年前と比較し 人口当たり死者数は 65 歳以上のい

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. 改正概要 (1) ディーゼル重量車関係 ( 細目告示第 41 条 第 119 条 第 197 条関係 ) 適用対象 軽油を燃料とする車両総重量が.5 トンを超える普通自動車及び小型自動車 ( 乗車定員 10 人以下のものを除く ) 改正概要 1 NOx の規制値を現行の平均値 0.7g/kWh

資料 四輪車の加速走行騒音規制について ( 乗用車 小型車 ) 現行加速走行騒音試験法の課題 新加速走行騒音試験法の概要 国内走行実態との比較による新加速走行騒音試験法の検証 1


初任運転者に対する指導内容 ( 座学 ) 菰野東部交通株式会社 指導教育の内容 事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項 道路運送法その他の法令に基づき運転者が遵守すべき事項及び交通ルール等を理解させるとともに 事業用自動車を安全に運転するための基本的な心構えをしゅうとくさせる ( 事業用自動車に

( カ ) 車軸自動昇降装置付きの自動車にあっては 車軸を上昇させた状態とする イ測定方法 ( ア ) 測定する自動車について 左側又は右側の前後車輪の最外側輪の外側面を傾斜角度測定機の車輪止めに接して傾斜させたとき 反対側の全ての車輪が当該測定機の踏板を離れる瞬間において踏板が水平面となす角度 (

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資料 5 自動車検査場における OBD 検査に関する実証実験について 平成 30 年 4 月 ( 独 ) 自動車技術総合機構軽自動車検査協会 Copyright National Agency for Automobile and Land Transport Technology 1

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通行禁止道路 について 道路標識又は道路標示によるもの 対象にするもの 車両通行止め道路 根拠規定道路標識 道路標示 ( 例 ) 道路交通法第 8 条第 1 項 自転車及び歩行者用道路 標識 302 同法第 8 条第 1 項 標識 325 の 3 歩行者用道路 同法第 8 条第 1 項 標識 325

( 参考 ) 新エコカー減税 ( 自動車重量税 自動車取得税 ) の概要 ( 平成 24 年度改正 ) 乗用車等 ( 乗用車 車両総重量 2.5t 以下のバス トラック ) 対象 要件等 プラグインハイブリッド自動車クリーンディーゼル乗用車 ( 平成 21 年排ガス規制適合の乗用車 ) ガソリン自動

日整連第  -   号

(2) 自動車騒音及び道路交通振動対策に係る法体系自動車騒音及び道路交通振動対策に係る法律としては 昭和 42 年に制定された公害対策基本法 ( 平成 5 年より環境基本法 ) に基づく施策を実施するため 昭和 4 3 年に騒音規制法 昭和 51 年に振動規制法が制定された 自動車騒音に係る環境基準

「3.調査の結果、不正事案等があった場合には、その詳細」の補足

ともに 警報を発するものをいう 第三放水型ヘッド等の構造及び性能規則第十三条の四第二項に規定する放水型ヘッド等の構造及び性能は 次に定めるところによる 一放水型ヘッド等の構造は 次によること ( 一 ) 耐久性を有すること ( 二 ) 保守点検及び付属部品の取替えが容易に行えること ( 三 ) 腐食

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額をいう 以下この項において同じ )が 当該徴収期間の満了の日までに必要となる当該公社管理道路に係る第四項各号に掲げる費用の額の合計額から当該徴収期間の満了の日までに得ることとなる当該公社管理道路に係る第三項に規定する収入の額の合計額に相当する額を控除した額を超えない額とすること 二公社管理道路のう

租税特別措置法 ( 自動車重量税関係 ) の改正 701

自動車の車体課税の見直しについて 平成 23 年 11 月 15 日 国土交通副大臣松原仁 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

様式第 50 号 ( 第 3 条関係 / 障害者等 ) 市税減免 ( 免除 ) 申請書 ( 軽自動車税継続用 ) にかほ市長 殿 平成年月日 納税義務者 住所 氏名 身体障害者等 軽自動車等運転者 申請軽自動車等 個人 ( 法人 ) 番号 ( 電話 - - ) 下記の軽自動車について 軽自動車税の減

自動車税 納税義務者 ( 法 123) 1 自動車の所有者に課税します ( 所有者課税 ) なお 割賦販売などで売主が自動車の所有権を留保している場合は 買主を自動車の所有者とみなして課税します 2 国または地方公共団体等が所有する自動車の貸与を受けてその自動車を使用する場合は その使用者が納税義務

一般乗合旅客自動車運送事業者 ( 以下 乗合事業者 という ) が一般乗合旅客自動車運送事業 ( 以下 乗合事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 以下 乗合車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合において 350 キログラム以上の貨物を運送する場合における一般貨物自動車運

( 参考 ) エコカー減税 ( 自動車重量税 自動車取得税 ) の概要 ( 平成 26 年度改正 ) 乗用車等 ( 乗用車 車両総重量 2.5t 以下のバス トラック ) 対象 要件等 プラグインハイブリッド自動車クリーンディーゼル乗用車 ( 平成 21 年排ガス規制適合の乗用車 ) 燃費性能 (

J I S J A S O 廃止提案書 1. 対象規格 JASO M 304:02 ( 自動車用発泡体 ) 2. 廃止の背景と理由この規格は自動車用の断熱 防音 防振及びクッション用材料の性能 試験方法を標準化する趣旨で 1969 年に制定され 以後 4 回の改正が行われた なお 本年度の定期見直し

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自動車取得税の 税率の特例 ( 法附則第 12 条の 2 の 2 第 12 条の 2 の 3 第 12 条の 2 の 5) 電気自動車 ( 燃料電池自動車を含む ) 天然ガス自動車 対象車両新車中古車 平成 30 年排出ガス規制適合又は平成 21 年排出ガス規制 NOx10% 以上低減 プラグインハ

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三菱ふそう車をお買い上げいただきありがとうございます 本書は,Truckonnect,Remote Truck 及びデジタルタコグラフを安全に正しく使用していただくため, 正しい取扱い及び万一のときの処置について説明してあります 取扱い及び万一のときの処置を誤りますと思わぬ故障や事故の原因となります

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表 1 乗用自動車のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製 造事業者等の判断の基準等 ( 平成 25 年経済産業省 国土交通省告示第 2 号 ) に定められた燃費基準における各車種の燃費試験法一覧 乗用自動車小型バス 路線バス 一般バス 2015 年度基準 JC08 JC08 JE0

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1. この税額表は 4 月 1 日から翌年 2 月末日までの間に新規登録 ( 中古新規含む ) をする自動の自動税の税額を 自家用 営業用別 登録の月別にまとめたものです 新規登録 ( 中古新規含む ) の際は 登録手続きと同時に証紙代金収納計器 ( 自動会議所に備え付けてあります ) により自動税

非認証輸入自動車等の 加速走行騒音試験業務 実施要領 一般財団法人日本自動車研究所 - 1-

1 基本的な整備内容 道路標識 専用通行帯 (327 の 4) の設置 ( 架空標識の場合の例 ) 自 転 車 ピクトグラム ( 自転車マーク等 ) の設置 始点部および中間部 道路標示 専用通行帯 (109 の 6) の設置 ( 過度な表示は行わない ) 専 用 道路標示 車両通行帯 (109)

ご購入時の注意 OBDⅡ アダプターのご購入前に下記内容を必ずご確認ください 適合表に記載のない車種には取付けできません 国産車に OBD Ⅱアダプターを取付ける場合は OBD2-R3/OBD2-R2/OBD2-R1 をご使用ください 輸入車用 OBD Ⅱアダプター OBD2-IM は使用しないでく

屋内消火栓設備の基準 ( 第 4.2.(3). オ ) を準用すること (2) 高架水槽を用いる加圧送水装置は 屋内消火栓設備の基準 ( 第 4.2.(4). ア イ及びウ ) を準用するほか (1). ア イ及びウの例によること (3) 圧力水槽を用いる加圧送水装置は 屋内消火栓設備の基準 ( 第

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第31回きんさい祭開催に伴う交通規制は、昨年(別紙)と同様の規制が予定されています

- 2 - 改正後改正前別表第一(第二条関係)別表第一(第二条関係)案内標識案内標識(略)(略)警戒標識警戒標識(略)(略)規制標識規制標識種類番号表示する意味設置場所種類番号表示する意味設置場所(略)(略)交通法第八条第一項の大型自動二輪車及び普交通法第八条第一項の大型自動二輪車及び普道路標識によ

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道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 等の一部改正について 1. 背景我が国の安全 環境基準のレベルを維持しつつ 自動車基準の国際調和 認証の相互承認の推進のため 平成 10 年に国連の 車両等の型式認定相互承認協定 ( 以下 相互承認協定 という ) に加入し その後 相互承認協定に基づく規則 ( 以下 協定規則 という ) について段階的に採用を進めているところです 今般 乗用車の制動装置に係る協定規則 ( 第 13H 号 ) などの改訂が 国連欧州経済委員会 (UN/ECE) 自動車基準調和世界フォーラム (WP29) 第 154 回会合において採択されており 今後 協定に定める規則改正手続きを経て 平成 24 年 4 月 13 日に当該改正案が発効される予定となっています また 貨物自動車の事故実態を踏まえ 安全上の観点から当該車両に備えられる衝突被害軽減制動制御装置の技術基準の検討を行ってきました これを受け 以下のとおり 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 ( 平成 14 年国土交通省告示第 619 号 ) ( 以下 細目告示 という ) 等を改正することとする 2. 改正概要 (1) 協定規則改訂に伴う改正 1 制動装置に係る基準の改正 ( 細目告示別添 12) 乗用車の制動装置に係る協定規則( 第 13H 号 ) の改訂に伴い 以下のとおり改正する 適用範囲 専ら乗用の用に供する自動車 ( 乗車定員 10 人以上の自動車 二輪自動車 側車付二輪自動車 三輪自動車 カタピラ及びそりを有する軽自動車 最高速度 25km/h 以下の自動車並びに被牽引自動車を除く ) 及び協定規則第 13 H 号を適用する車両総重量 3.5t 以下の貨物自動車に備える制動装置に適用する ( 従前より変更なし ) 改正概要 ブレーキの制御を行う複合電子システムについて 警告信号により動作状態を運転者に表示する場合 定期技術検査時において 複合電子システムの電源投入時に警告信号を目視で確認することにより 正しい動作作動を検証する方法を明確化する 横滑り防止装置 (ESC) とシステムを共有している関連システムの作動を表すために ESC 動作不良警告表示を点滅モードで使用できることを明確化する ブレーキアシストシステム (BAS) において カテゴリー Cの定義及び要件を削除し カテゴリー A Bの定義を明確化する BASの試験方法について アンチロックブレーキシステム (ABS) 作動踏力測定方法及び測定変数を変更する 適用時期 平成 24 年 4 月 13 日より適用する 2 オフセット前面衝突時の乗員保護に係る基準の改正 ( 細目告示第 22 条 第 100 条 ) オフセット前面衝突時の乗員保護に係る協定規則 ( 第 94 号 ) の改正に伴い 以下のとおり改正する

適用範囲 自動車 ( 次に掲げるものは除く ) の車枠及び車体に適用する ( 従前より変更なし ) 専ら乗用の用に供する乗車定員 10 人以上の自動車 専ら乗用の用に供する乗車定員 10 人以上の自動車の形状に類する自動車 車両総重量 2.5tを超える自動車 車両総重量 2.5tを超える自動車の形状に類する自動車 二輪自動車 側車付二輪自動車 カタピラ及びそりを有する軽自動車 大型特殊自動車 小型特殊自動車 被牽引自動車 改正概要 サンバイザー等に表示されるエアバッグを備えた助手席に後向きの年少者用補助乗車装置を装着しないようにする警告表示ラベルの様式を変更する 加えて 警告表示ラベルは 明瞭に視認することができるよう損傷が目立たないものであり サンバイザー等から容易に取り除くことができないものであるよう耐性要件を追加する < 改正後の表示 > 適用時期 電力により作動する原動機を有する自動車新型車 : 平成 26 年 6 月 23 日以降に新たに型式の指定を受ける型式指定自動車継続生産車 : 平成 28 年 6 月 23 日以降に製作される自動車 ( 平成 26 年 6 月 23 日以降に新たに型式の指定を受ける型式指定自動車を除く ) 電力により作動する原動機を有する自動車以外の自動車新型車 : 平成 25 年 6 月 23 日以降に新たに型式の指定を受ける型式指定自動車 継続生産車は 当分の間 本改正規定について適用しないこととします 3 年少者用補助乗車装置取付具に係る基準の改正 ( 細目告示第 32 条 第 110 条 第 188 条 ) 座席ベルト取付装置に係る協定規則 ( 第 14 号 ) の改正に伴い 以下のとおり改正する 適用範囲 自動車に備えられた年少者用補助乗車装置取付具に適用する 改正概要

ISOFIX 取付装置 1 とともに 年少者用補助乗車装置取付具である IS OFIX トップテザー取付装置 2 について 現行 当該取付装置がカバーの下にある場合にあっては 当該カバーに ISOFIX トップテザー取付装置が備えられている旨の識別表示を施すことを求めているが これに加え I SOFIX トップテザー取付装置より車室後方の空間に備えられており かつ 年少者用補助乗車装置の ISOFIX トップテザー取付具と接続することが可能となるフック等 ( 以下 フック等 という ) について ISOF IX トップテザー取付装置として使用するものを明確にするため 以下のいずれかの要件に適合することを求める 1 回転防止装置及び車両又は座席構造部から延びた 2 個の取付部で構成される取付装置をいう 2 年少者用補助乗車装置の上部に備える取付具を取り付けるために設計された自動車に備える取付装置をいう 全てのフック等が ISOFIX トップテザー取付装置として使用することができるよう設計すること 又は ISOFIX トップテザー取付装置として使用するフック等には ISOFIX トップデザー取付装置であることを判断できるように表示を行うこと < 識別表示 > 又は ISOFIX トップテザー取付装置として使用できないフック等には ISOFIX トップデザー取付装置ではないことを判断できるように表示を行うこと 次の全ての条件を満たす自動車については 後部座席に備える年少者用補助乗車装置取付具が一個であることを警告表示ラベルによって表示することにより 年少者用補助乗車装置取付具の装備を一個でよいこととする 乗降口が 2 個以下であること 動力伝達装置 ( トランスミッション構成部品 ) 又は緩衝装置 ( サスペンション構成部品 ) により後部座席への年少者用補助乗車装置取付具の取付が妨げられる構造であること 原動機最大出力 (kw) を 1000 倍した値を車両重量に 75kg を加えた値で除した値が 140 を超えること 原動機最大出力 (kw) が 200kW を超えること 適用時期 新型車 : 平成 25 年 4 月 13 日以降に新たに型式の指定を受ける型式指定自動車 継続生産車は 当分の間 本改正規定について適用しないこととします (2) その他の改正 1 窓ガラスに係る基準の改正 ( 細目告示第 39 条 第 117 条 第 195 条関係 ) 従前 運転者の視野の確保に支障がないものとして定めている範囲における前面及び側面 ( 告示で定める部分 ) 窓ガラスに貼付できるものを以下のとおり追加する 適用範囲

自動車 ( 被牽引自動車を除く ) に備える前面及び側面 ( 告示で定める部分 ) 窓ガラスに適用する ( 従前より変更なし ) 改正概要 運転者の視野の確保に支障がない範囲において 湿度センサー等を前面窓ガラスに貼付できることとする 側面ガラスに貼付することができる盗難防止装置が備えられていることを表示する標識について 自動車部品等の盗難防止装置においても同様の表示が可能なよう明確化する 適用時期 公布日より適用する 2 衝突被害軽減制動制御装置 ( 細目告示第 15 条 第 93 条 細目告示別添 113 関係 ) 貨物自動車の全事故に占める追突事故の割合が高く 乗用車と比較して死亡事故率が高い現状を踏まえ 衝突被害軽減制動制御装置の技術基準を導入する 適用範囲 次の自動車に適用する (1) 貨物の運送の用に供する普通自動車 ( 第 5 輪荷重を有する牽引自動車及び被牽引自動車を除く ) であって 車両総重量が8tを超えるもの (2) 貨物の運送の用に供する普通自動車 ( 第 5 輪荷重を有する牽引自動車に限る ) であって車両総重量が 13tを超えるもの 改正概要 貨物自動車の事故実態を踏まえ 安全上の観点から衝突被害軽減制動制御装置の基準を導入する ( 技術基準の概要については 別添参照 ) 適用時期 以下の表のとおり 衝突被害軽減制動制御装置について義務付けを行うこととし 適用時期に至るまでは当該装置を備える場合の要件とする 新型生産車 : 対象適用時期貨物の運送の用に供する自動車 ( 牽引自動車及び被牽引自動車を除く ) であっ平成 26 年 11 月 1 日以降の新型車て 車両総重量が 22tを超えるもの から適用貨物の運送の用に供する牽引自動車のうち 車両総重量が 13t を超えるもの 貨物の運送の用に供する自動車 ( 牽引自動車及び被牽引自動車を除く ) であっ平成 28 年 11 月 1 日以降の新型車て 車両総重量が 20tを超え 22t 以下のから適用もの 継続生産車 : 対象適用時期 貨物の運送の用に供する自動車 ( 牽引自動車及び被牽引自動車を除く ) であって 車両総重量が 22tを超えるもの 貨物の運送の用に供する牽引自動車のう 平成 29 年 9 月 1 日以降の製作車から適用 平成 30 年 9 月 1 日以降の製作車

ち 車両総重量が 13tを超えるもの 貨物の運送の用に供する自動車 ( 牽引自動車及び被牽引自動車を除く ) であって 車両総重量が 20tを超え 22t 以下のもの から適用 平成 30 年 11 月 1 日以降の製作車から適用 貨物の運送の用に供する普通自動車 ( 第 5 輪荷重を有する牽引自動車及び被牽引自動車を除く ) であって車両総重量が8tを超え 20t 以下のものについては 当分の間 当該装置を備える場合の要件とする 3 その他の灯火に係る基準の改正 ( 細目告示第 62 条 第 140 条 第 218 条関係 ) (1) その他の灯火として備えることができる灯火を以下のとおり明確化する 適用範囲 自動車に適用する 改正概要 右左折 進路変更 加速 減速などの指示灯火については 保安基準に規定されているもの以外は 自動車 ( 緊急自動車を除く ) に装備できないことを明確化する 保安基準に規定されている灯火の性能を損なうおそれのある灯火は 自動車に備えることができないことを明確化する 適用時期 公布日より適用する 4 非常点滅表示灯の改正 ( 細目告示別添 52 関係 ) 非常点滅表示灯を点灯する際の基準を以下のとおり明確化する 適用範囲 じんかい車等に適用する 改正概要 非常点滅表示灯については 他の操作装置と独立して手動で操作できるものとされていますが じんかい車等については 作業安全上の観点から 当該作業に係る操作装置と連動する機能を追加してもよいことを明確化する 適用時期 公布日より適用する

別添 衝突被害軽減制動制御装置の技術基準の概要 性能要件の概要 操舵回避限界が制動回避限界よりも小さい場合に 衝突を回避することができないと判断した時点で制動制御を開始し 平均減速度 3.3m/S 2 以上又は最大減速度 4.0m /S 2 以上の減速度を発生させること 衝突のおそれがあると判断する時点から衝突を回避することができないと判断する時点までに制動制御を行ってもよい 衝突のおそれがあると判断する時点よりも前に制動制御を作動してはならない 制動制御の作動を運転者に知らせる報知は 衝突が避けられないと判断し制動制御を開始する 0.8 秒以上前に行うこと 衝突のおそれがあることを運転者に知らせ衝突回避行動を促す衝突警報は 衝突のおそれがあると判断し制動制御を行う 0.8 秒以上前に行うこと 報知及び衝突警報は音及び表示により行うこと 表示は 日中容易に確認できる明るさを有し 赤色又は橙色であり 運転者が容易に確認できる位置にあること 制動制御が作動している間に 運転者が本装置の制動力を上回る制動力を発生させる制動操作を行った場合は 当該制動操作に従うものとする アンチロックブレーキシステムを装着要件とする ( 参考 ) 制動回避限界 : 運転者の制動により装置搭載車と前方障害物との衝突を回避することができる最短の相対速度ごとの衝突予測時間 操舵回避限界 : 運転者の操舵により装置搭載車と前方障害物との衝突を回避することができる最短の相対速度ごとの衝突予測時間 4. 試験方法の概要 (1) 停止した前方障害物との衝突時作動試験 前方障害物検知装置としてミリ波レーダを使用する場合には レーダ反射断面積が 15dBsm 以下のリフレクタ2 個を用い それ以外の場合には 普通自動車相当の障害物を用いる 最高速度から5km/hを引いた値(V max -5)±2km/h( ただし 上限は 80km/hとする ) により 前方障害物に衝突するまで走行し 試験自動車の速度 減速度及び前方障害物との距離を測定し 報知及び衝突警報の開始時点を確認する 計測値により 平均減速度 3.3m/s 2 以上又は最大減速度 4.0m/s 2 以上の減速度を発生させること (2) 走行路外側の障害物に対する作動確認試験 走行路外側障害物は 普通自動車とする 走行路外側障害物の 60m 以上手前から 速度 40±2km/h で定常走行させ 走行路外側障害物を通過するまで走行し 通行時に本装置が作動しないことを確認する