<4D F736F F F696E74202D F B8817A93648AC E096BE8E9197BF E >

Similar documents
<4D F736F F F696E74202D E9197BF A8F B AF C982C282A282C42E B8CDD8AB B83685D>

                                  資料 ○

経営理念 宇宙と空を活かし 安全で豊かな社会を実現します 私たちは 先導的な技術開発を行い 幅広い英知と共に生み出した成果を 人類社会に展開します 宇宙航空研究開発を通して社会への新たな価値提供のために JAXAは 2003年10月の発足以来 宇宙航空分野の基礎研究から開発 利用に至るまで一貫して行

Microsoft Word - H5-611 送信タイミング等.doc

動電話端末 の定義を追加 IP 移動電話端末が具備すべき機能として 基本的機能 ( 発信 応答 終了 ) 自動再発信の機能 送信タイミング 位置登録制御 緊急通報機能等について規定を整備 ( 移動電話端末とほぼ同様の項目 ) (2)IP 移動電話端末に係る新たな技術基準適合認定の整備 ( 諮問対象外

諮問第 30 号説明資料 無線従事者規則の一部を改正する省令案について - 営利法人による無線従事者の認定講習課程の実施等について - 1 改正の理由 無線従事者制度における受益者の利便性の向上等を図るため 以下のとおり 無線従事者規則の見直しを行うこととした (1) 災害発生時における特例規定の制

2. 測位衛星のシステム提供者 ( プロバイダー ) 間の国際協力の重要性現在 全地球規模 ( 全球型 ) のグローバルな衛星測位システム (GNSS) として 米国の GPS 欧州の GALILEO ロシアの GLONASS 中国の北斗の 4 システムが整備される予定である また 地域型のシステム

電波法施行規則等の一部改正案の概要

することが困難又は不合理である無線設備の技術的条件 ( 平成 5 年郵政省告示 第 123 号 ) 等を廃止する告示案 < 訓令案 > (15) 電波法関係審査基準 ( 平成 13 年総務省訓令第 67 号 ) の一部を変更する訓令案 2 意見公募の趣旨 目的 背景 別添の報道資料の 1 背景 のと

2018年1月1日以降に公示されたの電波法関係主要告示等

Microsoft Word 総務省への要望書の定期的提出に関する規定

資料 1 電波監理審議会会長会見用資料 平成 26 年 12 月 10 日 無線設備規則及び特定無線設備規則の技術基準適合証明等に関する規則の の一部を改正する省令案について ( 平成 26 年 12 月 10 日諮問第 38 号 ) [60MHz 帯デジタル同報系防災行政無線の低廉化等に伴う制度整

Microsoft Word - 02 報道資料本文.doc

無線局の定期検査制度の見直し ~ 登録検査等事業者制度の導入 ~ 平成 23 年 6 月 総務省総合通信基盤局電波環境課

電波に関する問題意識(原座長提出資料)

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF312D DA18CE382CC8C9F93A28E968D802E707074>

PowerPoint プレゼンテーション

衛星通信システム委員会報告 ( 案 ) に対する意見及びその考え方 別添 意見委員会の考え方 ( 案 ) 1. 報告書全体への意見準天頂衛星 みちびき は測位精度の向上を始め情報通信分野での活躍など 一般市民をはじめ多様な産報告 ( 案 ) に賛成のご意見として承ります 業界に恩恵を与える衛星プロジ

平成25年度電波の利用状況調査の評価について

Microsoft PowerPoint - 日本測量者連盟講演.pptx

Microsoft Word - 01 議事要旨(第6回).doc

資料 25-2 実用準天頂衛星システム 開発 整備の状況について 平成 27 年 6 月 17 日 内閣府宇宙戦略室

センチメータ級補強の利用 : 情報化施工 従来法 座標計算測量丁張り設置施工検測を繰り返して整形品質 出来型管理 図面情報 人間が図面情報を丁張りに移す 人間が丁張りを見ながら建機を操作 建機が作った地形を人間が計測 出来型情報 設計図から座標計算 測量 丁張り 設置 施工 検測 品質 出来型管理

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

国土籍第 376 号平成 29 年 3 月 23 日 マルチ GNSS 測量マニュアル - 近代化 GPS Galileo 等の活用 - 平成 29 年 4 月 国土交通省土地 建設産業局地籍整備課

<4D F736F F D E838B8AC888D596B390FC8BC782CC88DA93AE94CD88CD82CC8A6791E52E646F6378>

我が国の測位衛星システムの 全体構成に関するケーススタディ 2011 年 2 月 10 日 内閣官房宇宙開発戦略本部事務局

1. 電波防護に関する規制 の現状について

Microsoft PowerPoint - 第9条統一見解(改正版)_rev pptx

1. 実現を目指すサービスのイメージ 高齢者や障害者 ベビーカー利用者など 誰もがストレス無く自由に活動できるユニバーサル社会の構築のため あらゆる人々が自由にかつ自立的に移動できる環境の整備が必要 ICT を活用した歩行者移動支援サービスでは 個人の身体状況やニーズに応じて移動を支援する様々な情報

測量士補 重要事項 はじめに GNSS測量の基礎

<4D F736F F F696E74202D20322D32305F8F B AF4C312D E28BAD904D8D8682CC474C4F4E CE899E205B8CDD8AB783828

電波法関係審査基準 ( 平成 13 年 1 月 6 日総務省訓令第 67 号 ) の一部を改正する訓令案新旧対照表 ( 下線部は変更箇所を示す ) 改正案 現行 別紙 2 ( 第 5 条関係 ) 無線局の目的別審査基準 別紙 2 ( 第 5 条関係 ) 無線局の目的別審査基準 第 1 ( 略 ) 第

別添 3 意見公募要領 1 意見公募対象 集 電波法施行規則等の一部を改正する省令案及び関係告示の制定 改正案に対する意見募 2 意見公募の趣旨 目的 背景令和元年 5 月 17 日に公布された電波法の一部を改正する法律において 適合表示無線設備ではない小電力無線設備の実験等利用に関する特例の整備等

電波利用の安全性の確保 電波防護に関する規制の現状 我が国の電波利用は質 量ともに飛躍的に発展 安心して電波を利用できる環境の整備がますます重要 基地局や放送局 携帯電話端末などの無線設備から発射される電波について 安全基準 ( 電波防護指針 ) を定め それに基づき電波法令により安全性を確保 なお

Microsoft PowerPoint NTTDATA

11

7. 衛星測位分野の国際動向 (2) 測位衛星システムに係る国際関係の経緯 1980 年頃から 米ソ 2 大国による軍事目的の測位衛星システムの開発 導入がスタート ( 米国 :GPS ソ連 ( 当時 ): グロナス ) 米ソ 2 大国による測位衛星システム整備に加え 欧州や中国による協力関係構築の

Microsoft PowerPoint - 24p-29p(宮川)GEONET-GNSS時代の幕開け-

準天頂衛星を利用したオートステアリングシステムの精度向上

PowerPoint プレゼンテーション

報道資料

電波型式を決める規則 電波型式は アルファベット 数字 ( 例外もあります ) アルファベット の 3 文字で構成され それぞれの 文字の意味は 次の表のとおりです 第 1 文字第 2 文字第 3 文字 主搬送波の変調の型式主搬送波を変調する信号の性質伝送情報の型式 無変調 N 変調信号無し 0 無

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

「IP電話をはじめ各種電話サービスからの119番通報における発信位置情報通知システムに関する調査研究」の募集に関する公告

別紙 1 人命救助等における GPS 位置情報の取扱いに 関するとりまとめ 緊急時等における位置情報の取扱いに関する検討会 平成 25 年 7 月

することを可能とするとともに 投資対象についても 株式以外の有価証券を対象に加えることとする ただし 指標連動型 ETF( 現物拠出 現物交換型 ETF 及び 金銭拠出 現物交換型 ETFのうち指標に連動するもの ) について 満たすべき要件を設けることとする 具体的には 1 現物拠出型 ETFにつ

IS-QZSS サブメータ級測位補強サービス / 災害 危機管理通報サービス編 (IS-QZSS-L1S-001) の構成 Page 1 Quasi-Zenith Satellite System Services Inc. 2015

第6次案H25報道各位

平成30年基幹放送局の再免許の実施

講演 みちびき による民間利用実証の 状況について - 民間利用実証推進状況中間報告と今後の利用実証計画 - 講師 : 財団法人衛星測位利用推進センター 利用推進本部副本部長小笠原均様

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

社会保障 税一体改革大綱(平成24 年2月17 日閣議決定)社会保障 税一体改革における年金制度改革と残された課題 < 一体改革で成立した法律 > 年金機能強化法 ( 平成 24 年 8 月 10 日成立 ) 基礎年金国庫負担 2 分の1の恒久化 : 平成 26 年 4 月 ~ 受給資格期間の短縮

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

平成 30 年度事業報告 一般財団法人自治体衛星通信機構 当機構は 地方公共団体等において通信衛星を共同利用するための設備を設置し 運用することによって 防災情報及び行政情報の伝送を行うネットワークの整備促進を図り もって地域社会における情報通信の高度化及び地域の振興に寄与することを目的として平成

平成 30 年 12 月 21 日 衛星基幹放送の新規参入等に係る放送法関係審査基準の一部を改正する訓令案についての意見募集 総務省は 衛星基幹放送業務の認定に係る公募の実施に向け 放送法関係審査基準 ( 平成 23 年 6 月 29 日総務省訓令第 30 号 ) の一部を改正する訓令案を作成しまし

Microsoft Word - Œ½ŠßfiŽ‡Ì‹Ä.doc

屋内 3 次元 測位 + 地図 総合技術開発 現状 屋内 3 次元測位統一的な測位手法 情報交換手順がなく 共通の位置情報基盤が効率的に整備されない 技術開発 屋内外のシームレス測位の実用化 (1) 都市部での衛星測位の適用範囲拡大 (2) パブリックタグ 屋内測位の標準仕様策定 効果 3 次元屋内

既存の高越ガス設備の耐震性向上対策について

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

電気通信事業法の技術基準 1( 端末設備 ) ( 目的 ) 第一条この法律は 電気通信事業の公共性にかんがみ その運営を適正かつ合理的なものとするとともに その公正な競争を促進することにより 電気通信役務の円滑な提供を確保するとともにその利用者の利益を保護し もつて電気通信の健全な発達及び国民の利便

Microsoft PowerPoint - 【政務官PT用】委託費概要.ppt

ともに 警報を発するものをいう 第三放水型ヘッド等の構造及び性能規則第十三条の四第二項に規定する放水型ヘッド等の構造及び性能は 次に定めるところによる 一放水型ヘッド等の構造は 次によること ( 一 ) 耐久性を有すること ( 二 ) 保守点検及び付属部品の取替えが容易に行えること ( 三 ) 腐食

諮問の背景 概要 1 背景 データ通信を中心とした携帯電話サービスの急速な需要拡大による 携帯電話番号の不足 ( 枯渇 ) 対策が必要 あらゆる モノ がインターネットに接続される IoT(Internet of Things) 時代において 需要がさらに増大すると見込まれる M2M(Machine

宇宙政策委員会基本政策部会中間取りまとめ 1. 現状認識平成 20 年の宇宙基本法の制定により 我が国宇宙政策は これまでの 科学技術 ( 研究開発 ) 主導を脱し 科学技術 産業振興 安全保障 の三本柱から成る総合的国家戦略へと局面展開を遂げた さらに 平成 25 年 1 月に策定された現行の 宇

Microsoft PowerPoint - SPACシンポ発表原稿 [互換モード]

2

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

第39回宇宙産業・科学技術基盤部会 

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

資料 H3ロケットの開発状況について

第40回宇宙産業・科学技術基盤部会

( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

意見公募要領 1 意見公募対象 放送法施行規則の一部を改正する省令案 日本放送協会のインターネット活用業務の実施基準の認可に関するガイドライン案 日本放送協会の子会社等の事業運営の在り方に関するガイドライン案 2 意見公募の趣旨 目的 背景令和元年 6 月 5 日に公布された 放送法の一部を改正する

Microsoft PowerPoint - 03 【別紙1】実施計画案概要v5 - コピー.pptx

Microsoft Word - STD-T93−TŠv.doc

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D AF92CA904D B BF8BE0955C C8E86817B C8E86816A5F E646F63>

開 会 それでは 定刻少し前でございますけれども ただいまから情報通信行 政 郵政行政審議会電気通信事業部会 第 46 回を開催いたします 本日は委員 8 名中 6 名が出席されておられますので 定足数を満たしております 会議に先立ちまして 総務省において人事異動があったということでございますので

3. 電子申請手順 3-2. 申請データの新規作成 ここでは 固定局の場合の再免許申請の入力手順について説明します まず 再免許申請に必要な無線局再免許申請書 無線局事項書及び工事設計書の入力の順番と階層構造を以下に記します 再免許申請では 工事設計書の提出は省略可能なため 本ガイドブックでは説明を

特定基地局の開設計画に係る認定申請の受付結果について 1 第 4 世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定申請を 本年 9 月 26 日 ( 金 ) から同年 10 月 27 日 ( 月 ) までの間 受け付けたところ 3 件の申請がありました < 申請者 (50 音順 )> 株

Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

< F2D322E89FC90B38FC897DF8FF095B62E6A746463>

Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

スライド 1

欠であり 運輸交通分野を中心に膨大なインフラ投資が必要になると見込まれる これらのインフラ整備にあたっては 案件ごとにマスタープランから工事まで段階を踏んで検討 建設が進められるが 対象地の地形などを確認 把握するため 検討段階に応じた精度の地図が必要となる 現在 同国では基本的な測地基準点網が整備

防衛省提出資料

タイトル

小型衛星から構成される衛星コンステレーションによる衛星通信システムの技術的条件 の検討開始について 1 概要 衛星搭載機器の小型軽量化や衛星打上げ費用の低廉化により 小型の人工衛星の実用化が比較的容易になった 中 低軌道に打ち上げた多数の小型衛星を連携させて一体的に運用する 衛星コンステレーション

【資料1-4】電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」周知啓発用資料について

目次 1 目的 1 2 医療機関及び行政機関等との協力関係の確保 1 3 事業主体 1 (1) ドクターヘリ 1 (2) 防災消防ヘリ 1 4 定義 1 (1) ドクターヘリ基地病院 1 (2) 地域救急医療体制支援病院 1 (3) ヘリ救急搬送体制支援病院 2 (4) 出動区分 2 5 ドクターヘ

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

平成19年度・地球工学研究所の知的財産に関する報告会 - 資料集

(2) 電子計算機処理の制限に係る規定ア電子計算機処理に係る個人情報の提供の制限の改正 ( 条例第 10 条第 2 項関係 ) 電子計算機処理に係る個人情報を国等に提供しようとする際の千葉市情報公開 個人情報保護審議会 ( 以下 審議会 といいます ) への諮問を不要とし 審議会には事後に報告するも

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

UWB(Ultra Wide Band: 超広帯域 ) 無線システムについて UWB 無線システムの概要 UWB 無線システムとは : 非常に広い帯域幅にわたって電力を拡散させて 数百 Mbps 規模の高速通信を可能とする無線システム 電力 (W/MHz)

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

PowerPoint プレゼンテーション

安全保障会議 ( 現行 ) の概要 ( 構成 ) 委員長 : 内閣官房長官 委 安全保障会議 ( 構成 ) 議長 : 内閣総理大臣 事態対処専門委員会 内閣総理大臣の諮問に基づき 以下の事項を審議 国防の基本方針 防衛計画の大綱 対処基本方針 武力攻撃事態 / 周辺事態等への対処 / 自衛隊法第 3

Transcription:

資料 電波監理審議会会長会見用資料 平成 28 年 12 月 14 日 電波法施行規則等の一部を改正する省令案について ( 平成 28 年 12 月 14 日諮問第 24 号 ) [ 実用準天頂衛星システムの導入に伴う制度整備 ] ( 連絡先 ) 電波監理審議会について総務省総合通信基盤局総務課 ( 渡邊課長補佐 濱元係長 ) 電話 :03-5253-5829 諮問内容について総務省総合通信基盤局電波部基幹 衛星移動通信課 ( 畠山課長補佐 伊東専門職 ) 電話 :03-5253-5901

1 諮問の背景 電波法施行規則等の一部を改正する省令案について - 実用準天頂衛星システムの制度化に向けて - 諮問第 24 号説明資料 平成 23 年 9 月に 実用準天頂衛星システム事業の推進の基本的な考え方 が閣議決定され 我が国として実用準天頂衛星システムの整備に可及的速やかに取り組むこととする 具体的には 2010 年代後半を目途にまずは 4 機体制を整備する 将来的には 持続測位が可能となる 7 機体制を目指すこととする とされ 平成 29 年度春の打ち上げ開始に向け 内閣府が主体となって実用準天頂衛星システムの開発 整備が進められている こうした状況を受け 実用準天頂衛星システムの導入に向け 平成 27 年 6 月より情報通信審議会において技術的条件を検討し 本年 6 月に答申を受けたところ 同答申のうち S 帯 (2GHz 帯 ) を利用した 衛星安否確認サービス の導入を図るため電波法施行規則 無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の一部改正を行うものである 2 改正概要 (1) 災害対策携帯移動衛星通信 の定義準天頂衛星システムのうち S 帯 (2GHz 帯 ) を利用した 衛星安否確認サービス を 防災対策携帯移動衛星通信 と定義し 当該通信を行う携帯移動地球局を特定無線局の対象とする無線局に含めること ( 施行規則第 15 条の 2 第 1 項第 8 号 第 15 条の 3 第 8 号 設備規則第 3 条第 10 号 ) (2) 災害対策携帯移動衛星通信 を行う携帯移動地球局の技術的条件を規定 ( 設備規則第 49 条 24 の 4) (3) 災害対策携帯移動衛星通信 を行う携帯移動地球局の無線設備について人体における比吸収率を規定 ( 設備規則第 14 条の 2) (4) 特定無線設備の対象に 災害対策携帯移動衛星通信 を行う携帯移動地球局の無線設備を追加 ( 証明規則第 2 条第 1 項第 30 号の 4 別表第一号及び様式 7 号 ) 3 施行期日 答申を受けた場合は 速やかに関係省令を改正予定 ( 公布日の施行を予定 ) 1

実用準天頂衛星システムについて 平成 23 年 9 月に 実用準天頂衛星システム事業の推進の基本的な考え方 が閣議決定され 我が国として実用準天頂衛星システムの整備に可及的速やかに取り組むこととする 具体的には 2010 年代後半を目途にまずは 4 機体制を整備する 将来的には 持続測位が可能となる 7 機体制を目指すこととする とされ 平成 29 年度春の打ち上げ開始に向け 内閣府が主体となって実用準天頂衛星システムの開発 整備が進められている こうした状況を受け これら準天頂衛星システムの導入に向け 平成 27 年 6 月より情報通信審議会において技術的条件を検討し 本年 6 月に答申を受けたところ 実用準天頂衛星は L 帯 (1.5GHz 帯 ) を利用した 衛星測位及び災害 危機管理通報サービス と S 帯 (2GHz 帯 ) を利用した 衛星安否確認サービス の二つのシステムで構成される 本件諮問はこのうち S 帯 (2GHz 帯 ) を利用した 衛星安否確認サービス の導入を図るため電波法施行規則 無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の一部改正を行うものである 準天頂衛星は 複数の衛星が約 8 時間交代で常に日本の真上に衛星が滞在するような準天頂軌道に配置される 内閣府が整備する実用準天頂衛星システム (4 機体制 ) は 3 機の準天頂衛星と 1 機の静止軌道衛星により構成される 宇宙基本計画 ( 関係部分抜粋 ) ( 平成 28 年 4 月 1 日閣議決定 ) 4. 我が国の宇宙政策に関する具体的アプローチ (2) 具体的取組 ⅰ) 衛星測位 準天頂衛星初号機 みちびき の設計寿命が到来する平成 32 年度以降も確実に 4 機体制を維持すべく 平成 27 年度からみちびき後継機の検討に着手する また 安全保障分野での重要性 ユーザーの利便性 産業誘発効果 運用の効率性等に係る総合的な検証を行いつつ 持続測位が可能となる 7 機体制の確立のために必要となる追加 3 機については 平成 29 年度をめどに開発に着手し 平成 35 年度をめどに運用を開始する その際 開発 運用コストの縮減と平準化を図る あわせて 米国 GPS との連携強化の在り方についても検討を行い 必要な措置を講じる ( 内閣府 ) 3 号機 ( 静止衛星 ) 東経 127 度 宇宙基本計画工程表 ( 準天頂衛星システムの開発 整備 平成 27 年 12 月 8 日宇宙開発戦略本部決定 ) ( 参考資料 ) 1,2,4 号機 ( 準天頂軌道 ) 2

3 実用準天頂衛星システムのサービス概要 衛星測位サービス (L 帯 (1.5GHz 帯 ) を使用 ) GPS による測位を補完する測位補完サービスと 補強信号を用いて GPS による測位よりも高精度な測位を実現する測位補強サービスの機能を具備利用可能な衛星数の増加により測位精度が向上 測位用の L 帯 (1.5GHz 帯 ) の補強信号の一部として 災害発生等の緊急時に 気象警報等のメッセージ ( コード情報 ) を 特定のエリアのユーザ端末に対して一斉に配信するサービス 災害 危機管理通報サービス (L 帯 (1.5GHz 帯 ) を使用 ) 一般国民のナビゲーション機器等 ( 受信機 ) 対応 GPS 受信機器等 ( 受信のみ ) 衛星安否確認サービス (S 帯 (2GHz 帯 ) を使用 静止衛星のみ ) 災害時等において 避難所 学校 病院等において収集された安否関係や救援物資等の情報を内閣府が準天頂衛星を介して収集し 防災機関へ提供

実用準天頂衛星システムの導入に係る省令改正の概要 1 災害対策携帯移動衛星通信 の定義 ( 設備規則第 3 条第 10 号 ) 実用準天頂衛星システムの S 帯 (2GHz 帯 ) を利用した 衛星安否確認サービス を 防災対策携帯移動衛星通信 として以下のとおり定義する 防災対策携帯移動衛星通信 とは 公共業務を行うことを目的として開設された携帯基地地球局と携帯移動地球局との間で 主に防災対策のために行われる無線通信及びその無線通信を制御するために行われる無線通信をいう 2 特定無線局の対象とする無線局として 災害対策携帯移動衛星通信 を行う携帯移動地球局を追加 ( 施行規則第 15 条の 2 第 1 項第 8 号 第 15 条の 3 第 8 号 ) 実用準天頂衛星システムのS 帯 (2GHz 帯 ) を利用した 衛星安否確認サービス の端末設備を特定無線局 ( 包括免許 ) の対象に追加する 既存の特定無線局としては 携帯電話等の他 衛星携帯電話は Nスター インマルサットGSPS イリジウム スラヤ等が対象となっている 3 災害対策携帯移動衛星通信 を行う携帯移動地球局の技術的条件を規定 ( 設備規則第 49 条 24 の 4) 使用周波数帯 : 送信 2000-2005MHz 受信 2190-2195 MHz 一般的条件 : 携帯移動地球局の送信装置が自動的に識別されるものであること 使用する周波数は 携帯基地地球局の制御信号により自動的に選択されるものであること 4 災害対策携帯移動衛星通信 を行う携帯移動地球局の無線設備について人体における比吸収率を規定 ( 設備規則第 14 条の 2) 既存のインマルサット GSPS イリジウム等と同等の許容値 ( 四肢以外 2W/kg 四肢 4W/kg) とする 5 災害対策携帯移動衛星通信 を行う携帯移動地球局の無線設備を登録証明機関による技術基準適合 証明の対象に追加 ( 証明規則第 2 条第 1 項第 30 号の4 別表第 1 号及び様式第 7 号 ) 既存のインマルサットGSPS イリジウム等と同様に技術基準適合証明の対象に追加することにより 無線局免許手続き簡素化を図る 4