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計画の今後の方向性

問 3 あなたの家族構成は ひとり暮らし世帯 7.5% 夫婦のみの世帯 29.3% 2 世代同居世帯 48.3% 3 世代同居世帯 13.3% 1.0% 0.6% 家族構成は 2 世代同居世帯 が 48.3% と最も比率が高く 以下 夫婦のみの世帯

高齢者一般調査集計結果概要

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

【最終版】医療経営学会議配付資料 pptx

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一人暮らし高齢者に関する意識調査結果 <概要版>2

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神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 経済状況に関する事項


第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

Microsoft Word - 3

第2章 調査結果の概要 3 食生活

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民


調査実施の背景 目的 超高齢社会である我が国では 65 歳以上の高齢者の総人口に占める割合は 24.1% 1 で 3,000 万人を超過 2 しました また 要介護 ' 要支援 ( 認定者数も増加し 直近の実績では 万人となっています 今後 益々介護を必要とされる方が増えることも予想され


3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予


< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

西和賀町 高齢者実態調査結果報告書 平成 29 年 3 月 岩手県西和賀町

スライド 1

平成30年版高齢社会白書(全体版)

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

Microsoft Word - 最終報告書.doc

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

高齢者の健康及び長寿医療制度アンケート調査のご協力のお願い

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

第3節 重点的な取り組み


資料 1( 調査票 ) 在宅介護実態調査調査票 被保険者番号 A 票の聞き取りを行った相手の方は どなたですか ( 複数選択可 ) 1. 調査対象者本人 2. 主な介護者となっている家族 親族 3. 主な介護者以外の家族 親族 4. 調査対象者のケアマネジャー 5. その他 A 票 認定調査員が 概

スライド 1

ボランティア行動等実態調査【速報】


第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

サービス付き高齢者向け住宅の登録制度の概要 バリアフリー化や居住者への生活支援の実施等の基準を満たす住宅について都道府県等が登録を実施 サービス付き高齢者向け住宅の登録制度は 高齢者の居住の安定確保に関する法律 ( 高齢者住まい法 ) の改正により 平成 23 年 10 月に創設 料金やサービス内容

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

Microsoft Word - 一般ALL_最終).doc

< 集計分析結果 > ( 単純集計版 ) 在宅介護実態調査の集計結果 ~ 第 7 期介護保険事業計画の策定に向けて ~ 平成 29 年 9 月 <5 万人以上 10 万人未満 >

高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大

Microsoft Word - 【第2章】主な調査結果260624

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

第1章 計画の基本的考え方 態を改善して地域社会への参加等を通じ 生きがいや役割を持てるようにすることが 重要です 4 住まい 持ち家や賃貸住宅だけでなく 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など 多様な形態の住まいを含みます 生活の基盤である住まいは 高齢者のプライバシー と尊厳が十分に守ら

満足度調査 単純集計結果

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

=平成22年度調査結果の概要===============

Microsoft Word - 資料表紙3.doc

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

外国人との共生・交流社会づくり推進指針(仮称)素案

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平成18年度標準調査票

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区分今後の施策のこと地域福祉に関わる機関や団体 しくみのこと 設問内容 市の福祉に関する情報の入手方法 行政と地域住民の関係について 民生委員 児童委員の活動内容 あなたの地区の民生委員 児童委員について 備前市社会福祉協議会 について 備前市社会福祉協議会が発行している広報紙 社協だより について

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

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在宅要介護高齢者口腔ケア推進事業

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スライド 1

医療的ケア児について

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

調査結果の概要 ( ) 内のページ数は本プレスリリースの詳細ページ 1 1. シニア層が分譲型シニア向け住宅 2 に望む内容 クラスターは 共用施設 & 健康サービス志向タイプ が 3 割と最も多い (p3 4) 共用施設& 健康サービス志向タイプ は現在の生活利便性の低さに不満 (p5) 介護サー

Microsoft Word - 深谷市(地福)報告書090501修正

在宅生活への円滑な移行に向けて

問 3 問 2 で と回答した方は 上記対策で何を見て知ったか ( 複数回答可 ) % 問 4 問 2で と回答した方は 下記対策で利用したいまたは既に利用しているものは 問 4 何か ( 複数回答可 ) 特定健診 特定保健指導対策 10 (41.9%) がん ( 婦人

PowerPoint プレゼンテーション

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

資料編

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

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金山地区 1 福祉のまちづくり会議 金山地区 あなたの暮らしお助け隊 テーマ 1 生活支援 1 活動のねらい 目的 誰もが自立した生活をおくることができるよう 生活の中でちょっとした困りごとを助ける 特に ひとり暮らし高齢者や買い物に行けない人 寝たきりの人や高齢夫婦世帯などを支援する 2 活動の概

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

1 がんに対する印象 認識について (1) がんに対する印象 問 1 あなたは, がんについてどのような印象を持っていますか この中から 1 つだけお答えください こわいと思わない( 小計 ) 22.4% 24.6% こわいと思わない 12.1% 13.6% どちらかといえばこわいと思わない 10.

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

Microsoft Word - ●【本編】おおた高齢者施策推進プラン180313 《最終校正》

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第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

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同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

附帯調査

Microsoft PowerPoint - 9-2桜川市(2)

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2016 年顧客満足度調査集計結果 全体 全体の集計 目次 年顧客満足度調査集計結果 全体 1 ページ 株式会社ニチイ学館 年顧客満足度評価集計表 全体 2ページ 年利用者回答結果一覧 全体 3ページ サービス名 年利用者回答詳細結果 全体 4

2017介護保険制度改正.pptx

区分

Transcription:

高齢者の生活 介護等に関する県民調査 調査結果報告書 概要版 平成 26 年 3 月 奈良県

高齢者の生きがいづくりの推進 1. 健やかな老いの実現 1. 健康な状態の人ほど 生活が充実している 一般高齢者 健康状態からみた生活の充実度 健康でこれといった病気はない (N=245) 加齢に伴う衰えはあるが 同じ年代の人からすると元気 (N=220) ちょっとした持病はあるが 生活に支障はない (N=482) 持病があり 生活に支障が生じている (N=48) 50.6% 30.9% 29.9% 18.8% 40.0% 3.3% 60.5% 57.5% 3.6% 7.9% 62.5% 14.6% 1.2% 0.0% 1.5% 2.1% 4.9% 5.0% 3.3% 2.1% 充実しているどちらかといえば充実しているどちらかといえば充実していない充実していない無回答 2. 健診 ( 検診 ) を受けている人ほど 健康で元気な傾向がある 若年者 健康状態と健診 ( 検診 ) の受診状況との関係 健康でこれといった病気はない (N=373) 65.7% 18.0% 15.8% 0.5% 加齢に伴う衰えはあるが 同じ年代の人からすると元気 (N=176) 61.4% 21.0% 16.5% 1.1% ちょっとした持病はあるが 生活に支障はない (N=288) 66.0% 19.8% 13.9% 0.3% 持病があり 生活に支障が生じている (N=40) 45.0% 20.0% 30.0% 5.0% 定期的に受診している不定期に受診している受診したことはない無回答 一般高齢者 健康でこれといった病気はない (N=245) 56.3% 17.1% 22.0% 4.5% 加齢に伴う衰えはあるが 同じ年代の人からすると元気 (N=220) 53.2% 24.5% 19.1% 3.2% ちょっとした持病はあるが 生活に支障はない (N=482) 58.9% 18.9% 15.4% 6.8% 持病があり 生活に支障が生じている (N=48) 50.0% 10.4% 29.2% 10.4% 定期的に受診している不定期に受診している受診したことはない無回答 - 1 -

3. 高齢者は若年者に比べて 習慣的に運動を行っている人が多い 習慣的な運動の有無 若年者 (N=978) 35.1% 61.6% 3.4% 高齢者 (N=1,024) 51.0% 41.1% 7.9% 行っている行っていない無回答 4. 高齢者は若年者に比べて 健康維持のためにしていることや心がけていることが多い 健康維持のためにしていることや心がけていること 0% 20% 40% 60% 80% 定期的に主治医の診察を受けている 健康に関する教室などに参加している 市町村が実施する介護予防教室等に参加している 専門職の健康相談を受けている ウォーキングなどの運動 体操をしている 生きがいや趣味をもっている 友だちと楽しく話す 地域の行事に参加している 食事の栄養バランスに気をつけている 休息や睡眠をとるようにしている ストレスをためないようにしている 食事のあとで歯をきれいにしている 入浴を心がけている 規則正しい生活を心がけている 健康についての情報を新聞やテレビ等で取り入れている 特にない 1.9% 6.2% 0.2% 2.5% 3.4% 5.3% 7.5% 3.1% 5.4% 8.0% 0.9% 39.4% 30.0% 47.9% 29.3% 50.2% 30.9% 46.3% 29.8% 39.5% 51.4% 38.2% 45.8% 28.4% 35.5% 27.0% 45.9% 31.2% 52.8% 36.1% 56.9% 23.5% 42.2% 67.3% 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) 健康維持のため 定期的な主治医の受診 規則正しい生活 入浴の心がけ 食事の栄養バラ ンスへの留意 生きがいや趣味を保持 運動や体操を行っている高齢者が多い - 2 -

2 社会参加の促進 1. ボランティア活動に参加している人ほど 生活が充実している 若年者 生活の充実度とボランティア活動への参加 現在ボランティアに参加している (N=107) 今後ボランティアに参加してみたい (N=391) ボランティアには参加したくない (N=420) 24.3% 19.3% 35.5% 55.1% 7.5% 0.0% 1.9% 62.4% 62.4% 9.2% 13.1% 3.6% 3.6% 0.5% 1.7% 充実しているどちらかといえば充実しているどちらかといえば充実していない充実していない無回答 一般高齢者 現在ボランティアに参加している (N=172) 今後ボランティアに参加してみたい (N=204) ボランティアには参加したくない (N=439) 39.5% 33.8% 32.1% 48.3% 4.7% 1.7% 5.8% 61.8% 2.0% 0.0% 2.5% 55.8% 7.5% 1.8% 2.7% 充実しているどちらかといえば充実しているどちらかといえば充実していない充実していない無回答 2. 外出頻度の高い人ほど 生活が充実しており 要介護認定者はその傾向が顕著である 一般高齢者 生活の充実度と外出の頻度 1 日に 1 回は外出する (N=552) 40.4% 51.6% 5.3% 1.1% 1.6% 1 週間に数回程度 外出する (N=396) 29.0% 60.9% 6.8% 1.0% 2.3% めったにしない (N=27) 40.7% 44.4% 7.4% 3.7% 3.7% まったくしない (N=3) 100.0% 充実しているどちらかといえば充実しているどちらかといえば充実していない充実していない無回答 要介護認定者 1 日に 1 回は外出する (N=115) 22.6% 53.9% 13.9% 4.3% 5.2% 1 週間に数回程度 外出する (N=442) 11.8% 53.4% 21.3% 10.6% 2.9% めったにしない (N=162) 7.4% 43.8% 24.1% 15.4% 9.3% まったくしない (N=78) 7.7% 29.5% 21.8% 25.6% 15.4% 充実しているどちらかといえば充実しているどちらかといえば充実していない充実していない無回答 - 3 -

3. 地域の高齢者の支え合い 自治会など地域の世話役に経験や技術を活かしたい高齢者が 多い どんな場面で経験や技術を活かしたいか 0% 10% 20% 30% 40% 50% 地域の高齢者の支え合い地域の子どもの見守りや世話自治会など地域の世話役地域の防犯 防災活動 交通安全の活動専門技術を後進に指導生涯学習や趣味の講師地域の人の健康づくり 健康管理 2.8% 4.6% 24.5% 13.6% 17.9% 19.9% 19.0% 14.2% 23.3% 18.3% 12.3% 13.7% 30.2% 29.6% 35.3% 38.7% 若年者 (N=464) 一般高齢者 (N=372) 4. 地域の行事や活動として清掃などの美化活動に約 5 割の人が参加している一方 参加し たことがない人が約 2 割いる 近年参加したことがある地域行事等の種類 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 地域のお祭りや運動会地域の自主防災 防犯活動 交通安全活動地域の清掃などの美化活動地域の敬老行事子どもや高齢者の見守り活動自治会や老人クラブなどの世話参加したことがない 2.4% 5.3% 6.6% 9.3% 1.4% 3.0% 16.1% 16.6% 16.6% 17.6% 22.7% 19.6% 30.7% 41.3% 50.9% 50.6% 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) - 4 -

地域包括ケアシステムの構築 1. 自宅で最期を迎えたいと考えている高齢者が多い 最期を迎えたい場所 今回 一般高齢者 (N=1,024) 57.1% 10.4% 3.3% 0.9% 19.4% 8.9% 前回 一般高齢者 (N=3,259) 56.2% 15.0% 2.9% 0.6% 17.4% 7.9% 今回 要介護認定者 (N=852) 57.9% 11.2% 4.2% 0.5% 15.8% 10.4% 前回 要介護認定者 (N=2,450) 55.7% 8.6% 3.2% 0.2% 18.0% 14.2% 自宅病院介護施設わからない無回答 2. 地域包括ケアシステムの認知度は低い 地域包括ケアシステムの認知度 若年者 (N=978) 2.2% 9.7% 26.3% 58.1% 0.5% 3.2% 一般高齢者 (N=1,024) 4.8% 14.8% 38.8% 35.0% 0.4% 6.3% 要介護認定者 (N=852) 6.9% 23.2% 25.4% 33.0% 1.8% 9.7% 施設入所者 (N=372) 1.6% 8.3% 15.6% 60.2% 4.8% 9.4% 事業者 (N=1,623) 46.8% 31.9% 14.4% 2.3% 4.6% 0.0% 従事者 (N=2,784) 25.3% 32.2% 32.9% 7.6% 0.1% 1.8% 医師 (N=492) 24.2% 23.4% 39.6% 8.9% 0.8% 3.0% 民生委員 (N=372) 29.0% 26.1% 29.6% 9.9% 0.8% 4.6% 知っており 構築に向けてできることは協力したい言葉は聞いたことはあるが詳しくはわからない 知っている知らない 聞いたことがない無回答 介護する側は 地域包括ケアシステムについてある程度の認知度はあるが 県民の認知度は 低い - 5 -

3. 地域包括ケアシステムの構築には 市町村 地域包括支援センターの人員不足 業務過 多 システムの周知や理解不足 社会資源の不足など課題が多い 地域包括ケアシステム構築で感じる課題 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 圏域設定が難しい 圏域内あるいは管轄区域内に社会資源が乏しい 医療と介護の連携が進まない 市町村及び地域包括支援センターの人員が不足している 市町村及び地域包括支援センターが担う他の業務が多すぎる 市町村の財源が不足している 地域包括ケアシステムとは 具体的に何をどうすればいいのかがわからない 地域包括ケアシステムに対する関係者への周知や理解が不十分 地域包括ケアシステムに対する高齢者への周知や理解が不十分 地域包括ケアシステムに対する高齢者以外の地域住民への周知や理解が不十分 地域包括ケアシステムに対する民間事業者への周知や理解が不十分 7.7% 4.8% 33.3% 40.3% 35.9% 27.4% 51.3% 51.6% 56.4% 59.7% 20.5% 21.0% 35.9% 22.6% 41.0% 64.5% 28.2% 45.2% 28.2% 48.4% 15.4% 27.4% 2.6% 11.3% 市町村 (N=39) 地域包括支援センター (N=62) 市町村と地域包括支援センターとを比較すると 市町村では 医療と介護の連携 具体的に何をどうすればいいのかといったことを課題として感じており 地域包括支援センターでは 地域包括ケアシステムに対する周知や理解が不十分であることを課題として感じている傾向がうかがえる - 6 -

3 地域包括支援センターの機能強化 1. 地域包括支援センターの認知度は上がってきている地域包括支援センターの認知度 今回 若年者 (N=978) 8.8% 30.7% 55.9% 4.6% 前回 若年者 (N=2,030) 4.4% 25.1% 67.4% 3.1% 今回 一般高齢者 (N=1,024) 9.5% 45.2% 39.6% 5.7% 前回 一般高齢者 (N=3,259) 6.8% 34.4% 46.2% 12.7% 今回 要介護認定者 (N=852) 46.5% 18.8% 27.8% 6.9% 前回 要介護認定者 (N=2,450) 29.1% 19.3% 41.6% 10.0% 今回 施設入所者 (N=372) 21.2% 12.6% 58.6% 7.5% 前回 施設入所者 (N=136) 6.6% 8.8% 72.8% 11.8% 地域包括支援センターのことは知っており 利用している または利用したことがある地域包括支援センターのことは知っているが 利用したことがない知らない無回答 地域包括支援センターを知っている人は 前回調査に比べ 若年者で 10.0 ポイント 一般 高齢者で 13.5 ポイント 要介護認定者で 16.9 ポイント 施設入所者で 18.4 ポイント多い しかし 最も認知度が高い要介護認定者でも約 65% に止まっている 2. 民生委員は 地域包括支援センターや市町村の高齢福祉部門と連携を強める必要がある と認識している 連携を強めたい機関窓口 民生委員 (N=372) 貴市町村の高齢福祉部門貴市町村の高齢福祉以外の福祉部門 ( 障害 生活保護等 ) 貴市町村の福祉以外の部門 ( 公営住宅等 ) 他市町村の高齢福祉部門 他市町村の高齢福祉以外の福祉部門 他市町村の福祉以外の部門 地域包括支援センター 介護サービス事業所 介護保険施設 居宅介護支援事業所 ケアマネジャー 在宅介護支援センター 社会福祉協議会 医療機関 NPO ボランティア等の民間機関 民生委員 福祉委員 民間事業者 ( 郵便局 新聞 宅配業者等 ) 警察 4.8% 3.0% 0.5% 0.8% 7.3% 4.8% 3.8% 特にない 0.3% 0% 20% 40% 60% 80% 9.9% 16.1% 13.7% 18.0% 24.7% 32.5% 29.8% 31.7% 38.2% 43.5% 64.2% 70.7% - 7 -

3. 地域包括支援センターは相談相手としては認識されていない 若年者 介護や保健 医療等に関することでの相談相手 一般高齢者 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 家族や親せき 知人 友人 かかりつけ医 地域の役員など 介護保険の事業者 地域包括支援センター 在宅介護支援センター 市町村役場 特にいない 1.6% 2.3% 4.7% 5.8% 2.2% 2.6% 22.9% 17.2% 13.1% 13.3% 19.4% 15.1% 17.6% 40.3% 34.9% 33.3% 31.9% 47.8% 19.6% 5.2% 4.3% 5.8% 10.1% 4.7% 3.7% 18.4% 1.7% 1.4% 11.7% 12.6% 27.1% 30.1% 26.8% 26.6% 44.5% 40.7% 今回 (N=978) 前回 (N=2,030) 今回 (N=1,024) 前回 (N=3,259) 若年者 一般高齢者ともに 地域包括支援センターを相談相手として認識していないという 状況は 前回調査からほとんど変化していないといえる - 8 -

4 医療と介護の連携強化 1. 介護が必要になったとき 自宅で介護を受けたい人が多い 介護が必要になった時どのようにしたいか 0% 10% 20% 30% 40% 50% 自宅で 家族中心に介護を受けたい 自宅で 家族の介護と介護保険サービス等を組みあわせて介護を受けたい 家族に頼らずに介護保険サービス等を利用して 自宅で介護を受けたい 有料老人ホームやケア付き高齢者住宅に住み替えて介護を受けたい 特別養護老人ホームなど介護保険施設に入所して介護を受けたい 医療機関に入院して介護を受けたい 介護を受けたくない 無回答 5.7% 12.2% 21.0% 13.8% 13.2% 4.8% 9.3% 8.3% 5.2% 6.3% 4.0% 1.9% 4.7% 1.3% 6.7% 18.8% 30.2% 32.7% 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) 若年者 一般高齢者とも約 6 割の人が 自宅で介護を受けたいと考えている 2. 在宅医療を行っている診療所は約 5 割あるが 在宅療養支援診療所は 約 2 割に止まっ ている 医師 (N=492) 在宅医療の実施状況 無回答 0.2% 医師 (N=492) 在宅療養支援診療所かどうか 無回答 1.2% 在宅療養診療所 ( 機能強化型である ) である 5.1% 在宅療養診療所 ( 機能強化型ではない ) である 13.2% 行っていない 44.3% 行っている 55.5% 在宅療養支援診療所ではない 80.5% 注 ) 在宅療養支援診療所とは 他の病院 診療所等と連携を図りつつ 24 時間往診 訪問看護等を提供す る診療所のことをいう - 9 -

3. 介護する側は 医療機関から要介護者の疾患のケアや健康に関する情報の提供を望んで いる 医療機関から提供を受けたい情報 利用者の障害 慢性疾患など健康に関する情報 79.9% 75.4% 利用者の疾患のケアに関する情報 利用者の家族や周囲の人から得られる支援ニーズに関する情報 医療費の支払状況など 利用者の経済状態に関する情報 11.5% 10.2% 40.7% 37.6% 82.3% 79.9% 1.5% 1.7% 特にない 1.7% 2.4% サービス事業所 (N=1,623) 介護サービス従事者 (N=2,784) 医療機関からの 利用者の疾患のケア 障害 慢性疾患など健康に関する情報の提供を望む サービス事業所 介護サービス従事者が多い 4. 要介護者の医療的ニーズに応えるために 医療機関との協力体制の充実や介護者による限定的な医療行為を許可する新資格の設置が求められている サービス事業所 医療的ニーズに応えるために有効だと思う対策 (N=1,623) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 限定的な医療行為を許可する新しい資格の設置 39.6% 看護職員の配置基準を増やす 20.9% 医療機関との協力体制の充実 63.3% 3.1% - 10 -

5 介護家族への支援強化 1. 介護を行う上で 身体的 精神的 時間的な負担が大きい 要介護認定者の家族 (N=704) 主な介護者が 介護を行う上で困っていること 介護の方法がわからない 介護サービスを効率よく利用する方法がわからない利用したいサービスが使えない または 使いたいときに使えない介護サービスを利用させたいが本人が嫌がる介護施設に入所させたいが 本人が消極的である介護施設に入所させたいが 希望する施設に空きがない一生懸命介護しているのに他の家族の理解が得られない相談者や悩みを聞いてくれる人がいない本人を支えることができないなど 体力的に介護が困難自分自身も高齢となり 介護が困難 夜間 深夜の介護負担が重い介護サービスを利用しても精神的 体力的負担は大きい気持ちや身体を休める機会がない 自分自身のための時間がもてない 1 割負担など利用料金の負担が重く 十分にサービスが利用できない仕事と介護の両立が難しく 収入が減った 訪問診療をしてくれる医師がみつからない医療機関への通院の付き添いが困難 ( 仕事のため時間がつくれない ) 医療機関への通院の付き添いが困難 ( 体力的に介助が困難 ) 医療機関への通院の付き添いが困難 ( 自動車がない 運転できない ) 医療器具の使い方がわからない 特にない 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 0.3% 4.8% 5.1% 4.3% 7.1% 6.1% 8.5% 8.4% 8.2% 11.6% 11.5% 11.6% 10.5% 9.9% 11.9% 12.2% 13.8% 15.5% 15.3% 16.9% 19.5% 23.3% 22.2% 自身も高齢になり介護が困難 自分の時間がもてない 気持ちや身体を休める機会がないと いったことで困っている介護者が多い - 11 -

2. 介護サービスを利用することで 精神的にも身体的にも介護者の負担が軽減されている 介護サービスの利用による主な介護者の生活の変化居宅サービス施設サービス 要介護認定者の家族 (N=704) 施設入所者の家族 (N=372) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 身体的に楽になった 33.9% 身体的にきつくなった 2.3% 精神的に楽になった 40.2% 精神的にきつくなった 2.6% 時間に余裕ができた 24.1% 時間に余裕がなくなった経済的に楽になった 2.3% 2.4% 経済的にきつくなった特にない 9.5% 5.8% 11.6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 51.9% 1.6% 55.6% 2.2% 38.7% 1.3% 3.2% 16.7% 1.9% 1.6% 介護サービスの利用によって 精神的 身体的に楽になり 時間に余裕ができたという介護 者が多い 施設サービスの利用は居宅サービスの利用に比べ 経済的な負担が大きい 3. 介護者は 介護に関する相談体制や介護保険以外の高齢福祉サービスの充実 経済的支 援を望んでいる 行政が介護について取り組むべき支援 要介護認定者の家族 0% 10% 20% 30% 40% 50% 家族で介護するための方法や助言を相談できる体制を充実する 介護予防に関する助言や指導をする 保健師などによる介護している家族の健康管理や健康指導をする 介護保険以外の高齢福祉サービスの充実をする 経済的な支援をする 認知症に関する相談相手や情報を提供する 高齢者虐待に関する相談相手や情報を提供する 介護をしている人の苦労や認知症について住民が理解できるよう啓発する 特にない 2.1% 2.9% 3.1% 3.1% 5.1% 5.9% 17.8% 16.6% 19.0% 17.6% 20.2% 17.0% 20.9% 18.6% 34.8% 31.0% 28.3% 27.4% 27.4% 40.6% 今回 (N=704) 前回 (N=2,332) - 12 -

6 暮らしのサポートの充実 1. 高齢者のみで暮らす世帯が多い 家族構成 一般高齢者 要介護認定者 (N=1,024) (N=852) 無回答 4.8% 2.5% 三世代世帯 11.5% ひとり暮らし 5.0% 無回答 9.2% 5.2% ひとり暮らし 10.7% 核家族 ( 二世代世帯 ) 27.2% 夫婦のみ 48.9% 三世代世帯 17.3% 核家族 ( 二世代世帯 ) 29.2% 夫婦のみ 28.5% 一般高齢者の約半数以上は高齢者のみの世帯 ( 夫婦のみ又はひとり暮らし ) である また 要介護認定者の約 10% はひとり暮らしの世帯である 2. 高齢者の約半数は 家事について将来に不安を感じている 一般高齢者 (N=1,024) 将来的な家事の不安 要介護認定者 (N=852) 食事の準備 一般高齢者 50.6% 32.8% 16.6% 食事の準備 要介護認定者 42.1% 28.8% 29.1% 洗濯 一般高齢者 洗濯 要介護認定者 40.6% 50.8% 40.4% 20.2% 29.0% 18.9% 掃除 一般高齢者 掃除 要介護認定者 44.7% 52.2% 37.0% 18.1% 29.7% 18.3% 日常の買い物 一般高齢者 日常の買い物 要介護認定者 49.7% 55.3% 33.5% 15.0% 感じる 感じない 無回答 29.7% 16.8% - 13 -

3. 身近なところにあればよいサービスとして 緊急時の通報 配食や食事の提供などを望 む人が多い また 要介護認定者では外出支援を望む人が多い 身近なところにあればよいサービス 0% 10% 20% 30% 40% ( 介護保険外の ) 外出支援 ( 介護保険外の ) 家事代行配食や食事の提供安否確認サービス緊急時の通報システム生活に関する相談特にない 1.3% 1.0% 2.0% 5.1% 12.5% 23.2% 17.6% 10.6% 12.3% 26.3% 19.7% 17.6% 13.5% 12.3% 10.4% 25.7% 14.6% 8.9% 9.9% 24.8% 22.1% 31.8% 36.0% 34.7% 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) 要介護認定者 (N=852) 4. 民生委員が高齢者支援を行うにあたり 介護サービスの情報や個人情報 緊急時対応に 関する情報の提供を望んでいる 民生委員 (N=372) 高齢者支援活動を行ううえで提供を受けたい情報 医療に関する情報 介護保険 介護サービスに関する情報 見守り対象者やその家族に関する個人情報 相談窓口に関する情報 緊急時 災害時の対応に関する情報 認知症に関する情報 地域で活動するボランティア団体等に関する情報 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 2.4% 16.9% 26.6% 30.6% 32.3% 46.5% 44.6% 62.4% - 14 -

7 認知症高齢者への対応の充実 1. 認知症による何らかの障害が疑われる高齢者 (CPS レベル 2~6) は 要介護認定者 の約半数 施設入所者の約 8 割と推測される 認知症レベルの推計 CPSレベル 一般高齢者要介護認定者施設入所者回答数構成比回答数構成比回答数構成比 0レベル 930 90.8% 237 27.8% 42 11.3% 1レベル 52 5.1% 185 21.7% 33 8.9% 2レベル 12 1.2% 147 17.3% 62 16.7% 3レベル 3 0.3% 105 12.3% 58 15.6% 4レベル 1 0.1% 44 5.2% 47 12.6% 5レベル 3 0.3% 60 7.0% 60 16.1% 6レベル 1 0.1% 28 3.3% 58 15.6% 無回答 22 2.1% 46 5.4% 12 3.2% 合計 1,024 100.0% 852 100.0% 372 100.0% 一般高齢者 (N=1,024) 要介護認定者 (N=852) 4レベル 3レベル 0.1% 0.3% 2 レベル 1.2% 1 レベル 5.1% 5 レベル 0.3% 6レベル 0.1% 無回答 2.1% 0 レベル 90.8% 6 レベル 3.3% 5 レベル 7.0% 4 レベル 5.2% 3 レベル 12.3% 無回答 5.4% 0 レベル 27.8% 2 レベル 17.3% 1 レベル 21.7% 施設入所者 (N=372) 6 レベル 15.6% 無回答 3.2% 0 レベル 11.3% 1 レベル 8.9% 5 レベル 16.1% 2 レベル 16.7% 4 レベル 12.6% 3 レベル 15.6% 認知機能の障害程度を推計したところ 要介護認定者では 1~2 レベル 施設入所者では 2 ~6 レベルが多い傾向にある 注 )CPS(Cognitive Performance Scale: 認知機能の障害程度の評価を行う指標 ) 評価区分は 0 レベル ( 障害なし ) 1 レベル ( 境界域 ) 2 レベル ( 軽度 ) 3 レベル ( 中等度 ) 4 レベル ( やや重度 ) 5 レベル ( 重度 ) 6 レベル ( 最重度 ) に分類される - 15 -

2. 認知症のために新聞などで情報を見ている以外は 特に何もしていない人が多い 認知症のためにしていること 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 新聞やテレビで認知症に関する情報を見ている 認知症に関する講演会やイベントなどに参加したことがある 専門の医療機関や相談窓口を探してある 5.2% 7.3% 3.8% 0.7% 43.9% 53.5% 認知症の人との接し方を習得している 8.8% 7.1% 1.3% 1.1% 特に何もしていない 31.2% 45.3% 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) 3. 認知症のある家族の介護において 目が離せないことやどのような対応をすればいいの かわからないといったことで困っている人が多い 要介護認定者の家族 認知症のある家族の介護で困ったこと (N=275) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% どこの病院に行けばよいかわからない または 専門的なケアが受けられない 13.5% だれに相談したらよいかわからない 10.5% 目が離せず 一日中離れられない 家事や買物もできない 27.3% 外出しても 帰ってくるか 事故に遇わないか心配 10.9% 本人が仕事を続けられなくなった 4.7% ふさわしい介護サービスがない または 足りない 9.8% 近所の人の理解が得られない 4.0% 特にない 9.5% 22.5% - 16 -

8 暮らしやすい住まいづくり まちづくりの推進 1. 約 8 割の人が 持ち家 ( 一戸建て ) に住んでいる 居住形態 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) 要介護認定者 (N=852) 80.1% 75.7% 84.2% 8.4% 持ち家 (1 戸建て ) 持ち家 ( 長屋建て ) 持ち家 ( 分譲マンション ) 借家 (1 戸建て ) 借家 ( 長屋建て ) 借家 ( マンション アパートなど ) 公営住宅 UR 賃貸住宅間借り有料老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅などに入居中無回答 社宅 寮 官舎など 医療機関へ入院中 2. 住居の維持管理やバリアフリーの未対応 生活環境の不便さで困っている人が多い 居住環境で困っていること 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 維持管理が大変 バリアフリーになっていない 狭い 日当たりや風通しが悪い 騒音がひどい 古くなって安全性に不安 家賃やローンが高い 公共機関が近くにない 商業施設が近くにない 医療機関や介護サービスが近くにない 交通の便が悪い 公園や緑地が近くにない 手軽に運動できる場がない 祭りや地域活動などが少なく 住民のつながりが弱い ボランティア活動が活発でない 知り合いが少なくなった 近くに頼りになる人がいない 特にない 28.6% 26.8% 32.5% 22.4% 20.3% 34.0% 5.6% 1.5% 3.2% 5.5% 2.1% 3.3% 16.3% 14.5% 13.5% 10.9% 3.7% 3.8% 18.1% 17.8% 30.3% 17.7% 14.2% 29.2% 8.2% 5.4% 13.7% 23.4% 17.8% 26.2% 9.0% 7.0% 9.3% 14.5% 7.1% 11.4% 11.3% 12.7% 14.3% 12.2% 10.4% 17.7% 7.8% 10.2% 27.3% 13.4% 9.2% 13.7% 2.1% 1.5% 2.7% 14.1% 11.3% 6.1% 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) 要介護認定者 (N=852) 要介護認定者では バリアフリーになっていない 公共機関 商業施設が近くにないといっ たことで不便を感じている - 17 -

3. 高齢者が暮らしやすいまちをつくるために 福祉や介護サービスの充実や情報提供 相 談窓口の整備が求められている 高齢者が暮らしやすいまちをつくるため行政が重点的に取り組むこと 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 高齢者が地域で活躍できる機会をつくる 地域の助け合い活動の重要性を啓発する 健康づくりや介護予防についての講座などを充実する 福祉や介護サービスなどの情報提供を充実する 身近で受けることができる福祉や介護サービスを充実する わかりやすく 利用しやすい相談窓口を整える 公共施設へのエレベーターの設置や まちのなかの段差解消などを行う 公共交通機関や移動の支援を充実させる 買い物の支援体制を整える 地域で活動する人や団体の育成を支援する 2.4% 2.2% 2.9% 2.4% 36.8% 27.8% 19.6% 21.5% 22.5% 22.8% 22.2% 15.1% 18.3% 15.6% 15.3% 12.1% 38.2% 28.5% 37.6% 33.1% 53.1% 39.7% 53.6% 38.4% 47.4% 36.7% 37.2% 32.3% 18.5% 13.3% 22.1% 11.0% 28.1% 19.7% 28.3% 18.0% 22.1% 12.5% 23.1% 12.9% 16.3% 12.1% 13.7% 11.8% 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) 要介護認定者 (N=852) 施設入所者の家族 (N=372) 若年者 一般高齢者 要介護認定者 施設入所者の家族すべてにおいて 身近で受けることができる福祉や介護サービスを充実し その情報提供も充実させ 利用しやすい相談窓口を整えるといったことを行政に求めている また 要介護認定者は 公共交通機関や移動支援の充実 買い物支援を求めている - 18 -

介護保険制度の着実な運営 介護人材の確保 9 介護保険制度の着実 円滑な運営 1. 介護保険制度や医療や介護に必要な費用 介護予防に関する情報が求められている 保健 医療 福祉 介護について必要としている情報 0% 10% 20% 30% 40% 50% 生きがいや健康づくり 介護予防に関する情報 自宅のバリアフリー化や高齢期に適した住みかえ先の情報 介護保険制度に関する情報 介護保険施設に関する情報 介護保険以外の福祉サービスに関する情報 認知症の人に対するケアや相談先などの情報 高齢者に対する虐待の相談先の情報 医療や介護に必要な費用に関する情報 特に必要ない 7.8% 7.6% 3.1% 0.9% 0.6% 1.5% 14.0% 17.9% 17.8% 21.4% 15.1% 16.3% 30.9% 29.5% 29.3% 33.9% 31.6% 29.0% 39.6% 44.7% 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) 2. 介護や医療等の情報は 本 新聞 テレビや 市町村や県の広報が主な入手手段である 介護や保健 医療等の情報入手手段 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 本や新聞の記事 テレビのニュース パンフレット 市町村や県の広報 市町村の窓口 老人クラブや地域での説明会など 家族や友人 知人からの話 地域包括支援センターや在宅介護支援センター かかりつけ医 介護保険の事業者 インターネット 民生委員 自治会 情報を得る機会がない 23.2% 23.4% 33.2% 38.6% 6.2% 5.5% 0.6% 5.1% 31.0% 27.1% 4.4% 4.2% 10.8% 15.6% 11.9% 4.6% 26.4% 5.6% 1.8% 3.8% 1.5% 1.0% 4.0% 2.7% 62.7% 59.1% 若年者 (N=978) 一般高齢者 (N=1,024) - 19 -

3. 事業所の収支状況をみると 約 60% では 黒字あるいは概ね均衡であるが約 25% は継続的な赤字である サービス事業所 事業所の月間の収支状況 (N=1,623) 無回答 4.9% 黒字である 20.9% 継続的な赤字である 25.6% 現在は赤字だが 近々黒字になる予定である 10.4% 概ね均衡 38.3% 4. 事業所は サービスの質の向上のためにケアカンファレンスの定期開催や研修実施に力を入れているところが多い サービス事業所 サービスの質の向上のため最も力を入れている取り組みの内容 (N=1,623) 0% 10% 20% 30% 40% ケアカンファレンスの定期的な開催 35.1% 利用者からの相談窓口の設置 10.7% サービス提供マニュアルの作成 7.8% 職員 スタッフの継続的な研修 OJT の実施 19.5% 事業者間での情報交換 交流への参加 11.7% 情報開示 第三者評価介護相談員の受け入れサービス利用者の満足度調査の実施サービス自己評価基準による定期的な検証特に何もしていない無回答 1.5% 1.2% 3.8% 1.8% 0.0% 3.6% 3.4% - 20 -

10 魅力ある介護職場づくり 介護人材の確保 1. 介護現場では職員が不足している サービス事業所 職員の過不足 (N=1,623) 過剰である 1.0% 無回答 1.8% 大変不足している 7.6% 不足している 21.8% 適当である 38.4% やや不足している 29.2% サービス事業所の約 6 割で 職員が不足している状況にある 2. 介護サービス従事者は 処遇面での満足度は低い 介護サービス従事者 従事者の職場等への満足度 (N=2,784) 収入 2.4% 15.6% 38.3% 27.8% 14.4% 1.4% 労働時間 4.0% 20.5% 50.4% 17.5% 6.1% 1.4% 福利厚生 3.2% 17.7% 49.1% 19.3% 8.0% 2.7% 仕事の内容 4.3% 24.9% 49.6% 16.1% 3.9% 1.3% 職場の人間関係 10.8% 33.8% 39.9% 10.4% 3.9% 1.3% 非常に満足満足普通やや不満非常に不満無回答 介護サービス従事者は 収入 労働時間 福利厚生といった処遇面での満足度は低いが 職 場の人間関係については不満が少ない - 21 -

3. 事業所は 職員定着のため様々な研修の充実や 処遇の改善に取り組んでいる サービス事業所 職員定着のための取組状況 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 資格取得のための金銭的な支援資格取得のための休暇取得の支援外部の研修への金銭的な参加支援外部の研修への休暇取得の支援業務として研修などに派遣勤務条件の改善給与面での改善キャリアアップのための人事制度の導入福利厚生面での改善事業所内での研修機会の確保 2.6% 4.8% 30.6% 26.4% 21.9% 23.4% 45.4% 42.3% 19.3% 24.0% 26.2% 21.3% 37.6% 36.2% 30.6% 24.5% 31.4% 27.5% 54.8% 57.7% 54.5% 55.2% 今回 (N=1,623) 前回 (N=1,365) 調査の概要 調査の目的 : 平成 26 年度に予定している 奈良県高齢者福祉計画及び第 6 期奈良県介護保険事業支援計画 策定の基礎資料とするとともに 高齢者が住み慣れた自宅で安心して暮らし続けるための 地域包括ケアシステム 構築の検討資料とする 調査期間 : 平成 25 年 10 月 8 日 ~10 月 28 日 (11 月 18 日回収分までを有効回収とした ) 調査対象 : 県内の9 種類の対象 16,664 件 内訳は 1 若年者 (40~64 歳 ) 265 歳以上の介護を要しない高齢者 ( 一般高齢者と表記 ) 3 要介護認定者とその家族 4 介護保険施設入所者 5サービス事業所 6 介護サービス従事者 7 医師 8 民生委員 9 市町村 地域包括支援センター 調査方法 : 郵送配付 郵送回収 6 介護サービス従事者 8 民生委員についてはそれぞれ事業所 民生児童委員協議会等を通じて直接配付 郵送回収 回収状況 : 有効回答数 8,598 件 有効回答率 51.6% - 22 -

高齢者の生活 介護等に関する県民調査調査結果報告書 ( 概要版 ) 平成 26 年 3 月編集 発行奈良県健康福祉部長寿社会課 630-8501 奈良県奈良市登大路町 30 電話 0742-27-8524