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必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

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Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

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44 大分県

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

北野中学校 30 周年第 1 学年共通道徳学習指導案 人はなぜ働くのか. 日 時 平成 18 年 11 月 24 日 生 徒 札幌市立北野中学校第 1 学年 指導者 教諭 筒井 久保村 石塚 川村 1. 主題名 人はなぜ働くのか 4-(5) 勤労と奉仕の精神 2. 主題設定の理由 人のためにならない

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

英語教育改善プラン

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

家庭における教育

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

< 先生方へ > 長崎県学力向上推進協議会では 子どもに確かな学力をつけていくためには 何 が大切か また 学力の向上を阻害している要因は何かなどについて 検討を重ね ています その中から次のようなことが指摘されました 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である 2 食事や睡

Microsoft Word 【第3版】小学校・中学校・高等学校における共通項目の比較 25.3

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

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農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について

系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

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2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

45 宮崎県


愛媛県学力向上5か年計画

西ブロック学校関係者評価委員会 Ⅰ 活動の記録 1 6 月 17 日 ( 火 ) 第 1 回学校関係者評価委員会 15:30~ 栗沢中学校 2 7 月 16 日 ( 水 ) 学校視察 上幌向中学校 授業参観日 非行防止教室 3 9 月 5 日 ( 金 ) 学校視察 豊中学校 学校祭 1 日目 4 9

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

小中一貫教育モデル校区20のQ&A

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17 石川県 事業計画書

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報道関係各位 2012 年 1 月 25 日 株式会社ベネッセコーポレーション 代表取締役社長福島保 高校受験調査 ~ 高校 1 年生は自らの高校受験をどのように振り返っているのか ~ 高校受験を通じて やればできると自信がついた 71% 一方で もっと勉強しておけばよかった 65% 株式会社ベネッ

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小中連携による豊かな人権感覚と

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市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

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各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

第4章 道徳

①CSの概要

英語教育改善プラン

学校評価保護者アンケート集計結果 2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

本年度の調査結果を更に詳しく分析するため 本道の課題となっている質問紙の項目について 継続して成果を上げている福井県 秋田県 広島県と比較した結果を示しています ( 全国を 100 とした場合の全道及び他県の状況をレーダーチャートで示したもの ) 1 福井県との比較 (~P51) 継続的に成果を上げ

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

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資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

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英語教育改善プラン

資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

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2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明 計 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収

江戸川区安全・安心まちづくり運動大綱


生徒指導の役割連携_四.indd

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Taro (結合)3・4ファイ

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会 生活・総合的な学習の時間専門部会(第7回)議事録・配付資料 [資料7]

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

インターネット白書2002

Microsoft Word - 理論編 最終版(230221)

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1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

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解答類型

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

基礎的 はんよう汎用的能力は 分野や職種にかかわらず 社会的 職業的自立に向け て必要な基盤となる能力であると考える 例えば 企業が新規学卒者に期待する力は 就職の段階で 即戦力 といえる状態にまで学校教育を通じて育成することを求めているわけではなく 一般的には コミュニケーション能力 熱意 意欲

かたがみ79PDF用

消費者教育のヒント集&事例集

教育実践研究論文集 第 6 巻 平成 30 年度教育学部プロジェクト推進支援事業 附属学校改革専門委員会 第 3 期中期目標中期計画 ; 平成 年度中間報告 小規模 複式教育に資する教育実習カリキュラムの開発 ( 経過報告 ) 附属学校改革専門委員会 : 田代高章 ( 教育学部 ) 阿部真一( 教職

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

人間関係を深めるとともに, 児童が自己の生き方についての考えを深め, 家庭や地域社会との連携を図りながら, 集団宿泊活動やボランティア活動, 自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない その際, 特に児童が基本的な生活習慣, 社会生活上の

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1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

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生きる力と絆の埼玉教育プラン 基本目標 施策 教育に関する 3 つの達成目標 の推進 現状と課題 近年 子どもたちの学習意欲 学力 体力の低下 規範意識の欠如などが指摘されています このため 学校 家庭 地域が連携して教育活動を展開し 知 徳 体の基礎を確実に身に付けさせる必要があります 施策の方向

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

表1

人権教育の推進のためのイメージ図

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

沖縄県教育庁提出資料 1

ICTを軸にした小中連携

平成 30 年 5 月 14 日 教職員育成課 横浜市教育委員会 東京大学中原淳研究室共同研究 ( 平成 29 年度 ) ~ 教員の 働き方 や 意識 に関する質問紙調査の結果から ~ < 内容 > 1 研究の目的 調査の概要 (1) 研究の目的 (2) 調査の概要 2 調査結果から見えてきたこと

スライド 1

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

61.8%

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

Transcription:

平成 22 年度キャリア教育実践セミナーについて ( 報告 ) 平成 22 年度第 2 回キャリア教育推進会議 キャリア教育実践セミナーについて 山口県教育委員会 1 第 1 回キャリア教育推進会議より (1) キャリア教育は家庭とのあり方 家庭との関係が切っても切れないのではないか 小中高それぞれにおいてキャリア育成のプログラムが作られ 努力されているが そのことが家庭との関係でどれだけうまく連携がとられているのか あるいは 家庭の方でもそういったことを日々の生活の中で子どもたちに教えられているのか そこに少し問題はないだろうかと思った 生活をする中の子どもの生きる力を育むために私たち大人も工夫しないと小中高の中で在り方や生き方を考える教育につながらないのではないか 大人の方の工夫や知恵が必要なのではないか 2 第 1 回キャリア教育推進会議より (2) これまでの教育に加えキャリア教育という新しい教育が入ってきて 地域社会全体の中で若者たちを育てる時期にきているのではないか 教育とは教えることと育てること 特に意識をつける 気持ちをもつ 夢をもつ 頑張ろうと思うことが大切である また 気持ちをもつことだけでなく社会を知る等の活動が大切になってくるのではないか 教育の中では 教 も 育 も非常に大切であり より良いキャリア教育を山口から実践できればと考えている 3 キャリア教育実践セミナーの目的 発達段階に応じた系統的 計画的なキャリア教育の推進を図る 今後のキャリア教育の推進について 学校 家庭 地域 産業界等がともに協議し 連携の強化を図る 4 日時 会場 参加者数 ( 西部 ) 日時 会場 参加者数 ( 東部 ) 日時 :8 月 4 日 ( 水 ) 10:00~16:30 会場 : 下関市川中公民館本館 参加者数 教員等 : 小学校 47 人 中学校 23 人 高校 特別支援学校 35 人 市町教育委員会指導主事等 15 人産業界関係者等 :6 人保護者 :19 人西部合計 :145 人 5 日時 :8 月 6 日 ( 金 ) 10:00~16:30 会場 : 岩国市周東パストラルホール 参加者数 教員等 : 小学校 68 人 中学校 46 人 高校 特別支援学校 37 人 市町教育委員会指導主事等 17 人産業界関係者等 :5 人保護者 :31 人東部合計 :204 人西部 東部参加者総数 :349 人 6 1

内 容 所管説明 <10:05~10:45> 午前の部 ( 教員対象 ) 所管説明 <10:05~10:45> 校種別協議( 小 中 高等学校等別 ) <11:00~12:00> 午後の部 ( 教員 保護者 産業界関係者等対象 ) 実践発表( 小 中 高各 1 校 ) <13:10~14:10> パネルディスカッション <14:10~15:10> グループ協議 <15:25~16:25> 県教委担当者の説明内容 キャリア教育の推進 キャリア教育が求められる背景 キャリア教育の国の動向 本県のキャリア教育について 教育活動全体を通じての取組 7 8 校種別協議 <11:00~12:00> 協議題 各学校におけるキャリア教育への取組について 同じ校種( 特別支援学校を含む ) の教員 1グループ 8 人 ~10 人で協議 西部小学校 6 中学校 3 高校 4 計 13グループ 東部小学校 8 中学校 6 高校 4 計 18グループ 内容 各校での取組の資料交換 キャリア教育についての情報交換 意見交換 校種別協議 9 10 校種別協議から ( 小学校 ) 全体を通して 各教科とキャリア教育との関連付けを図り 全教育活動でキャリア教育を実践している 日常の授業との関連を深化させることが大切である 校種別協議から ( 中学校 ) 全体を通して 推進委員会を設置し 全体計画を作成し 実践している 学年や分掌ごとに反省 評価を実施している 具体的な活動例 地域へ出たり 働く人とふれあったりする学習 ものづくりや栽培などの体験活動 ( 農作業や竹細工など ) 地域との交流 ( 梨作りの体験 牛を育てる農家との交流 ホタルを生かした町作りなど ) 学校 OB 地元の起業家などゲストティーチャーを招いての講話 課題 今後に向けて 各学校の実態に合わせて目標を設定し 教員がきちんと視点 具体的な活動例 1 年職業調べ 職業講話 身近な人へのインタビュー将来の希望 自分を知る活動等 2 年職場体験学習 職場体験学習発表会 立志式 グループの絆を深めるフレンドシップセミナー等 3 年将来設計の学習 キャリアカウンセリング 進学説明会等 課題 今後に向けて 子どもたちに大人の仕事が見えない世の中になっているのではないか だからこそキャリア教育への取組が大切である をもって指導することが大切である 11 12 2

校種別協議から ( 高校 ) 全体を通して キャリア教育の推進方法は 進路部がイニシアティブをとり 学校全体で取り組んでいる学校が多い 具体的な活動例 インターンシップは 2 年次に 3 日間各事業所で行っている インターンシップ終了後は まずクラス内で発表会を行い その後 近隣の学校と 3 校合同で全体発表会を行う予定である キャリアセミナー を実施し ハローワークの方の講演やパネルディスカッションなどを行っている 毎年卒業生を 6 名招いて ようこそ先輩 を継続している 課題 今後に向けて 生徒のコミュニケーション能力の向上が課題である インターンシップ等の取組をどう継続的に生かしていくか 13 実践発表 ( 小 中 高各 1 校 ) 西部 <13:10~14:10 各校 20 分の発表 > 実践発表校宇部市立上宇部小学校 夢に向かって ~ ゲストティーチャーに学ぼう ~ 萩市立萩東中学校 夢と知恵を育み 自分探しの旅 を扶ける生き方支援 山口県立宇部西高等学校 高等学校におけるキャリア教育の在り方に関する調査研究のまとめ 14 実践発表 ( 小 中 高各 1 校 ) 東部 <13:10~14:10 各校 20 分の発表 > 実践発表校 柳井市立柳井小学校 夢や目標をもち 共に高まり合う児童の育成 山口市立鴻南中学校 夢プロジェクト Ⅳ について山口県立岩国総合高等学校 見つけよう夢見つめよう未来 15 パネルディスカッション <14:10~15:10> テーマ 学校と家庭 地域 産業界等との連携協力にむけて コーディネーター 有識者 (1) パネリスト 産業界関係者 (2) PTA 関係者 (1) 学校関係者 (1) アンケートより 教師以外の立場の人の話が聞けて 目から鱗が落ちることが多々あった 企業の求める人材 職場体験学習で学校に望むことなどの話も聞けてよかった 様々な立場での貴重な意見が聞けてよかった 16 パネルディスカッション 17 パネルディスカッションから ( 西部 ) まとめそれぞれの立場で 子どもたちを育てるという論点で取り組んではいるものの うまく噛み合っていない現状があるのではないか そのような現状を解きほぐすために 本日のような協議 議論の場をいくつも作っていくことが肝要である 子どもたちのことを中心に考え 保護者や地域 学校の教員も入り議論する場がキャリア教育を進める連携の要となる 18 3

パネルディスカッションから ( 東部 ) まとめ近年 キャリア教育 という言葉が学校に入ってきたものの まだ発展途上である より良いものにしていくために 大いに知恵を絞る必要があり 学校の教員だけではなく 保護者や産業界の方々の参画を得て また 小 中 高等学校 大学という学校種別を越えて取り組むことが大切である よりよいキャリア教育をこの山口県から発信していきたい 19 グループ協議 <15:25~16:25> 協議題 学校と家庭 地域 産業界等との連携協力にむけて 小 中 高 特別支援学校の教員及び PTA や産業界の方 1 グループ 10 人 ~12 人で協議 西部計 13 グループ東部計 18 グループ 内容 各校の連携 ( 学校間 家庭 地域 産業界等と ) の取組 成果 課題 学校 家庭 産業界それぞれの立場からの要望など 20 グループ協議 21 グループ協議から 学校 仕事をしている人の姿をしっかり見せていく 地元の良さを見せていく 様々な大人の人の生き方を見せていくことが必要である 保護者 夢イコール仕事 職業につくことではない ということに共感した 子どもたちにあらゆる経験を積ませてやることがキャリア教育なのではないか 機会あるごとに 地域の人と触れ合わせるようにしている 産業界 大人は 楽しく生き生きと仕事をすることが大切 苦しいなと思うことでも 楽しい にしていく 22 アンケートまとめ (1) 平成 22 年度キャリア教育実践セミナーアンケート結果 0.0% 全体 45.3% 51.7% 3.0% 所管説明 31.3% 61.6% 0.5% 6.6% 1.4% 校種別協議 52.5% 36.9% 9.2% 実践発表 55.1% 41.7% 2.8% ハ ネルテ ィスカッション 62.9% 33.2% 3.5% グループ協議 67.2% 31.6% 0.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% よかったどちらかといえばよかったあまりよくなかったよくなかった 23 アンケートまとめ (2) 学校 異校種やPTA 産業界の方々からの御意見を聞くことができて 大変参考になった このような会に担当者だけでなく 他の先生方にも参加していただき キャリア教育についてのこれからの指導や進め方を共通理解できるといい 保護者 キャリア教育というと進路学習 働くとは というイメージがあったが どう生きていくのかという幅広いものであるという認識がもてた 産業界 夢 とは職業だけではない 何をなすべきか考える そのための手段として職業の位置付けが大事 公 を意識する社会人を学校 家庭 職場で育てましょう 24 4

キャリア教育実践セミナーについて 御清聴ありがとうございました 25 5