ニュースリリース 中小企業の雇用 賃金に関する調査結果 ( 全国中小企業動向調査 2013 年 月期特別調査 ) 年 4 月 8 日株式会社日本政策金融公庫総合研究所 3 割の企業で正社員は増加 3 社に 1 社で給与水準は上昇 従業員数 2013 年 12 月において

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目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

2. 有期契約労働者を雇用しているか 設問 1 パート アルバイト 契約社員 嘱託 派遣社員などの有期契約労働者を雇用していますか 選択肢 1 雇用している 2 雇用していないが 今後雇用する予定 3 雇用していないが 以前雇用していた 4 雇用しておらず 今後も雇用しない予定 全体


News Release 2018 年 8 月 1 日 香川県内民間企業の 2018 年夏季ボーナス支給見込み アンケート調査結果について 百十四銀行 ( 頭取綾田裕次郎 ) では 香川県内に本社または主工場をもつ民間企業 640 社を対象として 2018 年夏季ボーナスの支給予想について アンケー

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< 業種別 > D.I. 2 製造業主要判断 D.I. の推移 製造業 30/ /9 見込 /12 予想 < 製造業 > 当期 は 24.5( 前期比 +0.8) と景況感は横ばいであった

製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

以前 製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

2. 中途採用をしたことがあるか 中途採用をしたことがある企業は 全体の 95% で あった 調査対象を 右表の 7 つの業種グループに 分類してそれぞれの傾向を分析すると 建設業 運 輸業 サービス業ではすべての企業が中途採用をし たことがあると回答した その他の業種グループで も 9 割前後の企

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 20 年 300, , ,080 48, , ,954 60, , ,246 32,505 平

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 17 年 313, , ,854 50, , ,534 61, , ,321 36,193 平

第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

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1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

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14, , , , , , ,

平成10年7月8日

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

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平成 22 年度エネルギー消費統計結果概要 経済産業省資源エネルギー庁平成 24 年 4 月 エネルギー種別に見ると 最終エネルギー消費総量の 37.5% が燃料 54.8% が電力 7.4% が熱となっています 調査の対象となった非製造業 製造業 ( 石油等消費動態統計対象事業所を除く ) 業務部

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宮崎労働局 宮崎労働局発表平成 26 年 8 月 29 日解禁 報道関係者各位 雇用失業情勢 ( 平成 26 年 7 月分 ) Press Release 照会先 宮崎労働局職業安定部 部 長 上村有輝 職業安定課長 森山成人 労働市場情報官 多田真理子 ( 代表電話 )0985(38)8823 平

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

<4D F736F F D CD CC88DB8E9D814188C092E882D682CC8EE682E DD82C98AD682B782E98BD98B7D B F578C768C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

製造業3. 東北の産業構造 ( 製造業 ) (1) 製造業 1 概況 製造品出荷額等は 16 兆 7,600 億円で前年比 6.2% の増加 平成 26 年の東北地域の製造品出荷額等は 16 兆 7,600 億円で前年比 6.2% と3 年連続の増加となった また 全国に占める割合は5.5% と前年

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Ⅰ 調査目的 中小企業で外国人労働者を雇用する例が広くみられるようになっている 背景には生産年齢人口の減少だけではなく 海外展開や訪日観光客の受け入れといった中小企業経営の国際化もある 人手不足への対応として導入が進んだ外国人労働者であるが しだいに企業の成長や事業展開に欠かせなくなってきていると考

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記者配布資料大阪経済記者クラブ会員各位 平成 30 年 5 月 9 日 中堅 中小企業の経営課題に関するアンケート調査 結果について お問合先 大阪商工会議所経済産業部 ( 山田 西田 ) TEL: 調査概要 調査目的 : 中堅 中小 小規模企業の業況や経営課題 賃上げ 補助

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平成 21 年第 1 回 ( 平成 21 年 2 月 1 日実施 ) 鳥取県企業経営者見通し調査報告 目次ヘ ーシ 御利用にあたって 1 1 業界の景気判断 3 2 自己企業の売上高判断 5 3 自己企業の経常利益判断 7 4 生産数量の判断 9 5 在庫水準の判断 10 6 生産設備の規模判断 1

企業物流短期動向調査 ( 日通総研短観 ) 調査結果 ( 抜粋 ) (2008 年 12 月調査 ) 2009 年 1 月 株式会社日通総合研究所 ホームページはこちら

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自動的に反映させないのは133 社 ( 支払原資を社内で準備している189 社の70.4%) で そのうち算定基礎は賃金改定とは連動しないのが123 社 (133 社の92.5%) となっている 製造業では 改定結果を算定基礎に自動的に反映させるのは26 社 ( 支払原資を社内で準備している103

目次 平成 30 年 6 月環境経済観測調査地域別統計表 ページ 表 A 地域別対象企業数及び回答率 1 表 1-1 我が国の環境ビジネス全体の業況 主業別 2 表 1-2 発展していると考える環境ビジネス 4 表 2-1(1) 現在行っている環境ビジネス数 主業別 6 表 2-1(2) 現在行って

波及効果の具体的計算方法 直接効果の推計 1 ( 需要増加額の推計 ) 合計額 ( 単位 : 百万円 ) 開催運営費 10.0 来場者支出額 90.0 飲食費 0.6 交通輸送費 3.0 広報関連経費 1.5 施設 機器レンタル料 1.0 アルバイト人件費 1.6 警備料 2.3 宿泊費

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⑤資料4~8高卒状況の推移(更新)_

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ニュースリリース 中小企業の雇用 賃金に関する調査結果 ( 全国中小企業動向調査 2013 年 10-12 月期特別調査 ) 2 0 1 4 年 4 月 8 日株式会社日本政策金融公庫総合研究所 3 割の企業で正社員は増加 3 社に 1 社で給与水準は上昇 従業員数 2013 年 12 月において 正社員が前年同月比で 増加 と回答した企業の割合は 31.5% となった 一方 減少 は 17.1% となった 正社員の 増加 割合は 契約社員 派遣社員の15.1% パート アルバイトの18.6% を上回る 今後 1 年間に正社員が 増加 すると回答した企業割合は 36.0% となった 一方 減少 は5.0% となった 給与水準 2013 年 12 月において 正社員の給与水準が前年同月比で 上昇 と回答した企業割合は 34.1% となった 1 年後の正社員の給与水準が 上昇 するとの割合は 33.9% となった 賞与 2013 年の賞与が前年比で 増加 と回答した企業割合は 29.3% となった 一方 減少 は14.7% となった 賃金総額 2013 年 12 月において 賃金総額が前年同月比で 増加 と回答した企業割合は 46.0% となった 1 年後の賃金総額が 増加 するとの割合は 43.7% となった < お問い合わせ先 > 日本政策金融公庫総合研究所中小企業研究第一グループ Tel:03-3270-1703( 担当 : 渡辺 神谷 ) 100-0004 東京都千代田区大手町 1-9-4 大手町フィナンシャルシティノースタワー

[ 調査の実施要領 ] 調 査 時 点 2013 年 12 月中 下旬 調 査 対 象 当公庫 ( 中小企業事業 ) 取引先 12,581 社 有効回答数 6,229 社 [ 回答率 49.5 %] < 業種構成 > 調査対象有効回答数 製 造 業 5,210 社 2,704 社 鉱 業 30 社 17 社 建 設 業 876 社 480 社 運送業 ( 除水運 ) 678 社 362 社 水 運 業 163 社 79 社 倉 庫 業 89 社 54 社 情 報 通 信 業 242 社 102 社 ガ ス 供 給 業 16 社 10 社 不 動 産 業 848 社 371 社 宿泊 飲食サービス業 472 社 200 社 卸 売 業 1,761 社 858 社 小 売 業 962 社 435 社 サ ー ビ ス 業 1,234 社 557 社 ( 構成比 43.4 % ) ( 同 0.3 % ) ( 同 7.7 % ) ( 同 5.8 % ) ( 同 1.3 % ) ( 同 0.9 % ) ( 同 1.6 % ) ( 同 0.2 % ) ( 同 6.0 % ) ( 同 3.2 % ) ( 同 13.8 % ) ( 同 7.0 % ) ( 同 8.9 % ) ( 参 考 ) 資本金 100 万 円 未 満 35 社 ( 構成比 0.6 % ) 同 100 万 ~ 300 万円未満 79 社 ( 同 1.3 % ) 同 300 万 ~ 1,000 万円未満 485 社 ( 同 7.8 % ) 同 1,000 万 ~5,000 万円未満 4,115 社 ( 同 66.1 % ) 同 5,000 万 ~ 1 億円未満 1,162 社 ( 同 18.7 % ) 同 1 億 ~ 3 億円未満 276 社 ( 同 4.4 % ) 同 3 億 円 以 上 77 社 ( 同 1.2 % )

1 従業員数 2013 年 12 月における従業員数を前年同月と比べると 正社員では 変わらない と回答した企業割合が51.4% と最も高く 増加 が31.5% 減少 が17.1% となった 今後 1 年間に正社員が 増加 すると回答した企業割合は 36.0% となった 一方 減少 は5.0% となった 契約社員 派遣社員 パート アルバイトが前年同月比で 増加 した企業割合は それぞれ15.1% 18.6% となった 業況判断 (2013 年 10-12 月期 ) 別に増減のをみると 業況が 好転 した企業の40.6% が 増加 と回答した 悪化 した企業では 増加 が26.6% となった一方 減少 も25.7% みられる 今後 1 年間のをみると いずれも 増加 割合が増え 減少 割合が減っている 図 -1 1 2 3 従業員数の増減 正社員 (n=6,174) (n=6,081) 契約社員 派遣社員 (n=4,562) (n=4,386) (n=5,242) ) (n=5,020) 8.3 15.1 パート アルバイト 18.6 15.0 31.5 36.0 70.6 72.4 51.4 54.8 増加変わらない減少 76.5 76.4 17.1 5.0 4.2 増加変わらない減少 10.8 4.5 8.1 ( 注 ) は 2013 年 12 月の人数を は 2014 年 12 月の人数の見込みを それぞれ前年同月比で尋ねたもの 8.5 6.1 9.1 < 参考 1> 業況判断別の増減 ( 正社員 ) 1 好転 (n=2,010) (n=1,976) 2 変わらず 3 悪化 (n=2,776) (n=2,738) (n=1,205) 40.6 45.9 44.5 47.1 増加変わらない減少 27.4 32.7 57.3 14.8 3.5 3.5 (n=1,191) 27.6 56.2 10.5 5.7 ( 注 )2013 年 10-12 月期の自社の業況が 前年同期比で 好転 変わらず 悪化 の別に集計 < 参考 2> 正社員数の増減との関係 59.6 15.2 3.7 3.9 26.6 47.7 25.7 ( 単位 : 社 ( 上段 ) %( 下段 )) 増加変わらない減少 1,049 754 49 61 1,913 増加 17.3 12.4 0.8 1.0 31.6 実 723 2,148 107 125 3,103 変わらない績 11.9 35.4 1.8 2.1 51.2 409 424 145 68 1,046 減少 6.7 7.0 2.4 1.1 17.3 2,181 3,326 301 254 6,062 36.0 54.9 5.0 4.2 10 ( 注 ) ともに回答のあった先について集計している - 1 -

正社員数の増減を業種別にみると 製造業では ほぼすべての業種で 増加 割合が 減少 割合を上回った 増加 割合は 業務用機械 (40.7%) 化学工業 (39.8%) 電気機械 (38.6%) 木材 木製品 (37.9%) などで高くなった 非製造業では すべての業種で 増加 割合が 減少 割合を上回った 増加 割合は 建設業 (40.8%) 情報通信業 (37.3%) 小売業 (33.7%) などで高くなった 図 -2 正社員数の増減 (2013 年 12 月 前年同月比 )( 業種別 ) 製造業 (n=2,690) 32.2 49.3 18.6 非製造業 (n=3,484) 31.0 53.0 16.0 飲食料品繊維 繊維製品木材 木製品紙 紙加工品化学工業プラスチック製品窯業 土石鉄鋼非鉄金属金属製品はん用機械生産用機械業務用機械電子部品 デバイス電気機械輸送用機械印刷 同関連その他製造業 26.1 25.8 21.3 37.9 39.8 35.6 29.2 32.4 34.0 30.3 25.4 ( 参考 ) 業況判断 DI 29.2 49.9 20.9 0.8 26.9 35.9 40.7 38.6 35.9 30.1 51.6 55.3 55.9 50.8 50.5 44.2 48.3 44.1 59.0 48.4 50.7 47.6 40.2 43.0 53.1 44.1 22.2 13.8 18.3 16.1 20.2 23.4 11.8 12.6 17.6 19.0 23.7 16.5 15.3 21.3 21.1 22.5 16.8 7.1 43.7 3.6 6.8 7.9 28.3 33.6 33.7 21.2 14.8 24.0 13.0 26.7 12.8 16.8 11.0 9.1 建設業 運送業 ( 除水運 ) 水運業 倉庫業 情報通信業 不動産業 宿泊 飲食サービス業 卸売業 小売業 サービス業 13.4 21.8 22.6 ( 参考 ) 業況判断 DI 40.8 44.4 14.9 30.9 31.5 37.3 32.8 30.6 33.7 32.2 44.2 67.9 60.4 38.2 79.8 48.5 54.1 52.1 49.6 24.3 24.5 17.0 18.7 10.3 15.3 14.2 18.1 6.8 10.4 15.9 10.7 21.7 16.1 18.5 15.5 2.9 11.5 ( 注 ) 業況判断 DI は 2013 年 10-12 月期の自社の業況が前年同期比で 好転 企業割合 - 悪化 企業割合 ( 季節調整値 ) - 2 -

従業員数が増加した理由をみると 正社員では 将来の人手不足に備えるため との回答割合が 47.3% と最も高くなった 次いで 受注 販売が増加したため (36.3%) 受注 販売が今後増加するのため (28.9%) となっている 契約社員 派遣社員 パート アルバイトでは いずれも 受注 販売が増加したため が最も高くなった 減少した理由は 正社員では 退職者 転職者があったが 人員補充できなかったため が 64.6% と最も高くなった 契約社員 派遣社員では 受注 販売が減少したため (28.1%) 非正社員を正社員に登用したため (26.3%) などが パート アルバイトでは 退職者 転職者があったが 人員補充できなかったため (33.8%) 受注 販売が減少したため (24.3%) などが高くなった 図 -3 増減の理由 1 増加した理由 2 減少した理由 47.3 36.3 28.9 16.7 15.2 13.3 12.9 10.1 3.4 0.2 7.8 16.6 47.5 23.7 3.0 8.4 10.1 4.4 4.4 0.3 16.3 14.7 20.7 43.3 22.8 3.5 9.0 15.8 4.1 2.7 0.5 14.2 12.3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 将来の人手不足に備えるため受注 販売が増加したため受注 販売が今後増加するのため技能を継承するため非正社員を正社員に登用したため新事業 新分野に進出したため工場 店舗 営業所等を新設したため新技術 設備導入に対応するため定年を延長したため海外事業の一部または全部を国内に移転したため正社員の業務を非正社員に置き換えたためその他 (%) 正社員 (n=1,870) 契約社員 派遣社員 (n=632) パート アルバイト (n=885) 64.6 17.2 9.9 9.5 8.0 7.8 5.6 4.8 3.9 0.8 12.6 21.6 28.1 9.1 5.0 8.2 7.6 8.2 2.0 1.2 26.3 15.0 33.8 24.3 9.1 8.4 11.0 9.3 7.6 0.8 1.1 13.3 17.1 0 10 20 30 40 50 60 70 80 退職者 転職者があったが 人員補充できなかったため受注 販売が減尐したためもともと人員が過剰だったため求める人材が市場に見当たらなかったため正社員の業務を非正社員に置き換えたため事業を縮小したため受注 販売が今後減尐するのため設備増強や業務の効率化により人手を補えたため定年を延長したため国内事業の一部または全部を海外へ移転したため非正社員を正社員に登用したためその他 (%) 正社員 (n=999) 契約社員 派遣社員 (n=342) パート アルバイト (n=526) ( 注 )2013 年 12 月における従業員数の前年同月比増減の理由を尋ねたもの 複数回答 ( 最大 5 つまで ) のため は 100% を超える - 3 -

2 給与水準 2013 年 12 月の正社員の給与水準を前年同月と比べると ほとんど変わらない と回答した企業割合が64.2% と最も高く 上昇 は 34.1% となった 1 年後の給与水準が 上昇 すると回答した企業割合は 33.9% となった 4 割強の企業が との両方 またはいずれかで給与水準が 上昇 と回答している 一方 半数以上の企業が ともに給与水準は ほとんど変わらない と回答している 業種別にをみると 製造業では 生産用機械 (47.6%) 非鉄金属 (44.7%) など金属 機械関連業種で上昇回答の割合が高い 非製造業では 倉庫業 (41.2%) 情報通信業 (4%) 建設業 (39.5%) などで高くなった 図 -4 正社員の給与水準 (2013 年 12 月 前年同月比 ) < 参考 2> 正社員の給与水準の ( 業種別 ) 上昇ほとんど変わらない低下 (n=6,000) (n=5,853) < 参考 1> 上昇ほとんど変わらない低下 34.1 33.9 給与水準のとの関係 64.2 64.9 ( 注 ) 正社員の基本給についての質問 は 2013 年 12 月の給与水準を は 2014 年 12 月の給与水準の見込みをそれぞれ前年同月比で尋ねたもの 定期昇給 昇格 降格による上昇 低下を除いての回答である 実 績 上昇 ほとんど変わらない 低下 上昇 ほとんど変わらない 1.7 1.2 ( 単位 : 社 ( 上段 ) %( 下段 )) 低下 1,441 519 7 1,967 24.7 8.9 0.1 33.7 526 3,211 37 3,774 9.0 0.6 64.6 16 56 25 97 0.3 1.0 0.4 1.7 1,983 3,786 69 5,838 34.0 64.9 1.2 10 ( 注 ) ともに回答のあった先について集計している 飲食料品繊維 繊維製品木材 木製品紙 紙加工品化学工業プラスチック製品窯業 土石鉄鋼非鉄金属金属製品はん用機械生産用機械業務用機械電子部品 デバイス電気機械輸送用機械印刷 同関連その他製造業建設業運送業 ( 除水運 ) 水運業倉庫業情報通信業不動産業宿泊 飲食サービス業卸売業小売業サービス業 30.8 29.9 37.6 31.9 36.8 38.0 34.3 43.1 44.7 39.5 43.8 47.6 40.7 23.7 38.9 38.7 24.2 36.1 39.5 15.3 23.4 41.2 4 22.3 27.8 37.2 32.9 35.8 上昇 平均 34.1 68.1 67.4 62.4 68.1 59.6 60.1 65.7 51.1 58.3 54.7 50.2 54.2 71.2 59.5 59.7 74.2 63.9 59.2 82.4 75.3 58.8 75.3 71.1 61.2 65.9 63.1 1.1 2.8 3.5 1.8 1.8 4.3 2.2 1.5 2.2 5.1 5.1 1.6 1.6 1.6 1.3 2.3 1.3 5.0 2.4 1.0 1.6 1.2 1.1-4 -

3 賞与 2013 年の賞与を前年と比べると ほとんど変わらない と回答した企業割合が56.0% と最も高く 増加 が29.3% 減少 が 14.7% となった 業況判断 (2013 年 10-12 月期 ) 別にみると 業況が 好転 した企業の49.6% が 増加 と回答している 悪化 した企業では 増加 が11.1% となった一方 減少 は35.1% となっている 業種別にみると すべての業種で 増加 割合が 減少 割合を上回った 増加 割合は 製造業では 窯業 土石 (44.1%) 木材 木製品 (42.9%) など 非製造業では 倉庫業 (39.2%) 建設業 (36.8%) などで高くなっている 図 -5 2013 年の賞与 ( 前年比 ) 全産業 (n=5,871) < 参考 1> 業況判断別 好転 (n=1,920) 変わらず (n=2,646) 悪化 (n=1,138) 11.1 22.3 49.6 53.9 65.6 43.9 35.1 29.3 56.0 14.7 ( 注 )2013 年の賞与 ( 支給月数 ) の前年比増減を尋ねたもの 6.5 12.1 ( 注 )2013 年 10-12 月期の自社の業況が 前年同期比で 好転 変わらず 悪化 の別に集計 < 参考 2>2013 年の賞与 ( 業種別 ) 飲食料品繊維 繊維製品木材 木製品紙 紙加工品化学工業プラスチック製品窯業 土石鉄鋼非鉄金属金属製品はん用機械生産用機械業務用機械電子部品 デバイス電気機械輸送用機械印刷 同関連その他製造業建設業運送業 ( 除水運 ) 水運業倉庫業情報通信業不動産業宿泊 飲食サービス業卸売業小売業サービス業 21.6 21.6 42.9 26.9 28.3 28.8 44.1 40.4 40.4 31.9 31.6 36.3 27.1 31.6 33.3 35.8 26.7 31.1 36.8 19.5 17.3 39.2 28.9 16.9 30.8 30.2 23.6 30.7 59.5 59.7 5 55.9 54.0 44.9 45.0 44.7 51.0 39.7 42.6 59.3 43.9 46.8 48.8 51.7 54.4 54.9 63.4 72.0 52.9 51.5 78.2 56.6 56.0 59.8 58.7 増加 平均 29.3 19.0 18.7 7.1 17.2 17.7 16.3 11.0 14.7 14.9 17.2 28.7 21.1 13.6 24.6 19.8 15.4 21.6 14.6 8.3 17.1 10.7 7.8 19.6 4.9 12.6 13.8 16.6 10.6 減少 平均 14.7-5 -

4 賃金総額 2013 年 12 月の賃金総額を前年同月と比べると 増加 と回答した企業割合が46.0% と最も高くなった ほとんど変わらない は 43.8% 減少 は10.1% となった 1 年後の賃金総額が 増加 すると回答した企業割合は 43.7% となった 減少 は4.3% となっている 5 割強の企業が との両方 またはいずれかで賃金総額が 増加 と回答している 業種別にをみると すべての業種で 増加 割合が 減少 割合を上回った 増加 割合は 木材 木製品 (57.6%) 輸送用機械 生産用機械 (57.3%) 情報通信業 (54.5%) などで高くなった 図 -6 賃金総額 (2013 年 12 月 前年同月比 ) < 参考 2> 賃金総額の増減 ( 業種別 ) (n=5,989) (n=5,887) 46.0 43.7 43.8 52.0 10.1 ( 注 ) 賃金総額 は 従業員全員の基本給 残業手当 社会保険料等を含む人件費の総額 は 2013 年 12 月の賃金総額を は 2014 年 12 月の賃金総額の見込みをそれぞれ前年同月比で尋ねたもの < 参考 1> 実 績 増加 ほとんど変わらない 減少 賃金総額の増減との関係 増加 ほとんど変わらない 4.3 ( 単位 : 社 ( 上段 ) %( 下段 )) 減少 1,969 679 44 2,692 33.5 11.6 0.7 45.8 464 2,066 57 2,587 7.9 35.2 1.0 44.0 135 308 154 597 2.3 5.2 2.6 10.2 2,568 3,053 255 5,876 43.7 52.0 4.3 10 ( 注 ) ともに回答のあった先について集計している 飲食料品繊維 繊維製品木材 木製品紙 紙加工品化学工業プラスチック製品窯業 土石鉄鋼非鉄金属金属製品はん用機械生産用機械業務用機械電子部品 デバイス電気機械輸送用機械印刷 同関連その他製造業建設業運送業 ( 除水運 ) 水運業倉庫業情報通信業不動産業宿泊 飲食サービス業卸売業小売業サービス業 46.3 39.5 57.6 39.8 40.7 47.9 48.6 52.3 51.1 53.9 51.8 57.3 46.6 42.4 53.9 57.3 28.3 53.3 50.7 37.3 37.3 52.0 54.5 31.2 48.2 47.4 41.1 45.2 増加 平均 46.0 41.2 49.0 37.6 43.0 46.9 43.6 47.1 39.4 31.9 34.1 32.1 32.0 37.9 32.2 36.7 37.1 36.4 42.0 48.6 57.3 4 31.3 63.5 45.1 43.3 51.2 44.6 12.4 11.6 4.7 17.2 12.4 8.6 4.3 8.3 17.0 12.0 16.1 10.7 15.5 25.4 9.4 5.6 16.7 10.3 7.2 14.2 5.3 8.0 14.1 5.3 6.7 9.3 7.7 10.2-6 -