金山地区 1 あなたの暮らしお助け隊 テーマ 1 生活支援 1 活動のねらい 目的 誰もが自立した生活をおくることができるよう 生活の中でちょっとした困りごとを助ける 特に ひとり暮らし高齢者や買い物に行けない人 寝たきりの人や高齢夫婦世帯などを支援する 2 活動の概要 外食産業 商店とボランティアの連携を強めて 配食サービスを月に 1 回以上できるように充実する また 配食サービスが必要な人は 食事 洗濯 掃除などの家事についても支援が必要であり ニーズを把握し 利用希望者の登録を進め 利用したいときにサービスとして提供できる環境をつくる サービスとして責任を持って行うことができるグループ (NPO) を育てて 外出支援 送迎や買い物代行を進める シルバー人材センターの活用し 日曜大工や草刈り ごみ出しなどの生活支援サービスを提供するようにする 熟年クラブによる年末の粗大ごみの搬出をするボランティア活動を充実する 商店と他の団体等の連携による生活支援サービスを確保する 3 行政の役割 介護保険制度によるヘルパー派遣で賄えないサービスや 介護保険を利用することができない人に対する生活支援を行うグループを支援する 外出支援などを行う NPOに対して 福祉車両への改造などの支援策を検討する 現在行っている配食サービスの頻度と料金など 今後のあり方について検討する 障がい者の作業所を創設し 障がい者が自立した生活が出来るよう支援する 生活支援サービス 活動のガイドライン ルールを明確にする 個人情報保護の視点から配慮が必要である 生活支援が必要な人についての調査を行うこと 生活支援の種類に応じて 特別なことを行うボランティアや 簡単ないろいろな支援を行うボランティアを育成すること
金山地区 2 地域サロン実行部隊 テーマ 2 サロン 交流の場づくり 1 活動のねらい 目的 高齢者の健康づくりや生きがいづくりを目的に実施しているサロン活動の充実を図ること また これまで社協で行ってきたサロン事業を地域住民が主体性をもって取組むようにすることを目的とする 高齢者だけではなく 地域の子どもや若い人たちがかかわりを持つことで 世代間の交流を図り 互いの理解を深める 介護保険制度の見直しに伴い求められる介護予防 ( 転倒防止や閉じこもり防止など ) についても サロン活動の中で補えるようにする 2 活動の概要 エリアが小さい ( 身近な場所 ) ほど参加しやすいため 小規模の地域単位で取り組みを進め 各地域で自主的に運営できることを目指す 活動内容としては 1フリフリグッパー体操 ( 脳の若返り ボケ防止 ) など健康づくり 介護予防 2 若い人や子どもに昔の話を聞かせたり 趣味や特技を伝えるなどの世代間の交流 3 高齢者や子どもたちとのふれあいなど 活動場所としては 地域の公民館や空き家 空き店舗 土日の学校や空き教室 空き保育園などを活用する 活動主体としては 全体のサロン活動を推進する新しい組織を立ち上げる また 福祉委員や熟年クラブ おひさまハウス ( 母親の集まり ) など既存の組織は連携して その活動を支援する 民謡や手品など様々な趣味 サークル活動があるため そのグループの把握を行い サロンの場で披露してもらうなり 教えてもらうようにする 3 行政の役割 行政もしくは社協がきっかけづくりとして モデル事業でスタートする ボランティア意識の啓発を図り 活動への参加を促す 実行部隊 ( リーダー ) 養成講座を開催し 終了時 サロン実行部隊の任命を行う モデル的に実施し 意見交換を定期的に行いながら 全域に広げていく 移動手段がない人のための送迎の問題がある 中心となって実施してくれるリーダーの確保 担い手を育てることが必要である
金山地区 3 テーマ3 サロン 交流の場づくり よってこ屋 ( 集合交流の場 ) 1 活動のねらい 目的 商工会の地域交流事業である よってこ屋 の活用を図ったり 新たに交流の場をつくるなどで 子どもから高齢者まで みんなが気軽に寄って 交流できる場を充実することを目的とする 2 活動の概要 よってこ屋 にたたみスペースを作ったり ちょっとお茶を飲める場所を整備するなどして 施設の拡充を図る よってこ屋 に次ぐ 新たな場所を確保する たとえば 空き店舗や空き家空き保育園 学校の空き教室などの活用や公民館の常時開放などを行う 活動内容としては 1 誰もが気軽に集まり 話をしたりする 2おひさまハウス ひなたぼっこ ほほえみ家族などが行う ワンデイカフェ のように 一時的な喫茶店を開く 3 自閉症児を抱える家族との交流を行う 4 高齢者による子育ての悩みを話し合う場 親世代の交流の場 5 障害者との交流など 活動したい人やグループが一時的に場所を借りて 自由に活動できるようにする 託児 宅老などはそれなりの専門的な知識や経験が必要であるため よってこ屋 で行うのは難しいが ちょっと買い物に行ってくるから見ていて ということならできるようにする 3 行政の役割 施設の維持管理に対する費用を補助する 新たな場の提供 確保を支援する 公民館など施設を常時開放していくことになるのであれば 管理者の確保が必要になる
金山地区 4 テーマ 4 外出支援 移送タクシー & あなたの足になり隊 1 活動のねらい 目的 車を運転できない高齢者や身体障害者など外出の際に介助を必要とする人など 誰もが安心 して出かけられるようにするための移動手段を確保する 2 活動の概要 通院や買物などへの外出を支援する 1これまでせっかく実施されてきた いこまいカー を継続するための改善策を検討する例 1) 利用対象者を 車のない高齢者や障害者 から 60 歳以上であれば だれでも利用できる ように変更して 利用者は増えたが 実際に必要とする人に十分にサービスが行かなくなった 本当に必要とする人に提供されるように改善する 例 2) 現在は無料であるが 1 回 100 円などの受益者負担を検討する いこまいカー の有料化をはかり 事業費負担を軽くする 例 3)NPO 法人による事業運営を図る 介護の資格をもって 障害者の介助もできるようにする 2その他の外出支援の方法として 車と時間のある人を登録して ボランティアで行う 商工会のポイントサービスの中に送迎サービスを取り入れる 介護の資格を持って障害者の介助を行う 3 行政の役割 合併したばかりであり 旧町村単位で サービスにも差があるので 下呂市全体の公共交通施策の在り方を明確に示すことが必要である 全額事業費を負担するのではなく 一部 受益者負担も視野に入れた公共交通事業に対する事業費の助成を行う 外出支援事業を行う担い手の育成 確保が必要である
金山地区 5 買い物お助け隊 テーマ 5 買い物の支援 1 活動のねらい 目的 高齢や障害があるなどで 買い物 外出がなかなかできない人や世帯に対して 買い物の手伝いをするとともに 切符の購入や粗大ごみの搬出など簡単な生活の支援も行う 商店が買い物の手伝いを担っていくことにより まちの活気を少しでも再生する 2 活動の概要 商工会やそれぞれの商店が高齢社会 地域福祉に貢献できることを考え サービスの一環として買い物の支援を行う また 買い物の支援だけではなく 高齢者など生活の支援を求めている人にとって魅力ある商品 サービスの提供にも努める 具体的には 商店が対象世帯にカタログを配布し 買い物支援を受けたい利用者の登録を行い 電話などで注文をもらったら配達する また 配達やご用聞きをこまめに行い 安否確認を行ったり 他の用事 ( ちょっとした生活の支援 ) について 他の団体 組織と連携して 助けたりする 配布するカタログの中には 商品の紹介のみならず 配食サービスや草刈 日曜大工 移送サービス等のサービスも掲載する 3 行政の役割 カタログ作成を支援する 移動手段はないが 多少歩くことは苦ではない人などに対して 身近な場所で 一日スーパー を開くことができるように 空き教室や公共施設の活用を支援する 商店が買い物支援を行うことを生き残りのための手段として捉え 努力すること かつての移動スーパーが復活できる可能性があり 様々な買い物支援の形を検討すること
金山地区 6 テーマ 6 防災 防犯活動 防災 防犯のための地域の見守り活動 1 活動のねらい 目的 小さな地域の中での気軽に声をかける関係をつくるとともに 協力体制をつくり ひとり暮 らし高齢者などの日常における安否確認や 防災や防犯に対する地域の力を高める 2 活動の概要 地域でひとり暮らし高齢者などの日常の安否確認や簡単な生活支援による見守り活動を行うとともに 災害時に助けをほしい人を把握する 安否確認については 電話を利用した安否確認 もしもしおばさん 元気な高齢者による訪問などの活動を充実する さらに 災害時などにおいて地域住民で協力して支援することができるように 班などの地区において救助のネットワーク 体制づくりを行う このため 自主防災組織や婦人消防クラブを充実するとともに 災害ボランティアを育てる また 高齢者を対象とした防災訓練を行うことや 日赤奉仕団などによる炊き出し訓練するなど 災害時に役に立つような訓練を充実する 子どもの登下校時において PTAや婦人会 老人会 元気な高齢者が子ども見守り活動を進めるとともに 生活学校による遊具の点検活動などを進める 3 行政の役割 災害時に備えたボランティアの育成を行う 防犯 防災に対して備えるように 住民の意識を啓発する 避難所を的確に開設することができるような体制づくりや準備をすすめる 昼間で高齢者のみが地域にいる場合を考えた災害への備え