地域再生計画 1 地域再生計画の名称たまの版地方創生人財育成プロジェクト 2 地域再生計画の作成主体の名称玉野市 3 地域再生計画の区域玉野市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状本市の人口は 1975 年の約 80,000 人をピークに減少が続いており 近年では毎年約 700 人ずつ減

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

県立水俣高等学校と地域や企業 国内外の大学等との連携を促進し 教育環境の充実 魅力的な原体験の場を創出することで 高校の魅力化を図り 市内外からの進学者の増加を図りながら 地域を担う人材を育成する さらに 自ら仕事を創り 新たな働き方を実践する人材等と交流 連携することで 将来的に水俣地域のみならず

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

事業 KPI 次世代がん治療法 BNCT 地方創生戦略事業 BNCT を目的とした来阪人口 BNCT 普及発展による雇用者数 年月 申請時 400 人 H29.3 初年度 450 人 H 年目 500 人 10 人 H 年目 700 人 20 人 H 地域再生を図

までの人口が 26,740 人であったのに対し 平成 27 年の国勢調査では 5 年前の同世帯である 30 歳から 44 歳までの人口が 24,397 人と 2,343 人 もの大幅な流出が発生している 160, , , ,000 80,000 門真市の人口の推移

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

奥尻町人口ビジョン

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

PowerPoint プレゼンテーション

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

( 課題 ) 一方で 男子のJ1 J2リーグでの実績がある選手以外は 女子の日本代表の選手であっても 競技活動と兼ねて仕事を持ち 所謂 セミプロ選手 として生計を維持していることは珍しいことではなく 下位リーグではより多くの選手が生活基盤の確立に困難を伴っている 競技活動を引退後 セカンドキャリアと

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

0-1表紙

4 県民コンサートの入場者数は平成 28 年 7 月の開催時点 ( 図 1) 群馬県人口の推移 推計 ( 図 2) 群馬県人口の推移 推計 ( 資料 ) 表 1 と同じ 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち

3つの人口増戦略 とは 人口の自然減と社会減に歯止めをかける 定住人口増戦略 主体的に行動する市民を増やし まちの元気を生み出す 活動人口増戦略 燕を訪れる人や市外にいても燕を応援してくれる人を増やす 交流 応援人口増戦略 である 平成 27 年 ( 2015 年 )9 月に策定した 燕市まち ひと

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

施策吊

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01 【北海道】

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Microsoft PowerPoint 第2回創生会議用資料(送付用)[1]

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

地域交流センター利用者数 57,000 人 4,000 人 4,000 人 4,000 人 休日滞在人口率地域交流センター利用者数 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 10% 10% 80% 0.11 倍 0.11 倍 0.54 倍 4,000

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

第 1 部 施策編 4

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局


数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

不動産学会 空き家.key

持続可能な自治会活動に向けた男女共同参画の推進について(概要)

図 1 小松市の産業の付加価値額 ( 中分類 )(2012 年 ) 図 2 は 石川県と福井県の繊維工業の取引関係を 見える化 したものです これより 両県の繊維工業の企業間取引は 県境を越えてなされていることがわかります このように 行政区域を越えた産業の広がりやサプライチェーンを把握することで

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

岡山市人口ビジョン

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地域再生計画 1. 地域再生計画の名称 石鎚山系の魅力発信及び持続可能な資源とする事業 2. 地域再生計画の作成主体の名称 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町 3. 地域再生計画の区域 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町の全域 4. 地域再生計画の目標

政策評価書3-3(4)

TSRマネジメントレポート2014表紙

第6次延岡市長期総合計画校了.indd

受入は 観光入込客数を確保していくうえで 重要な位置づけの 1 つとなっ ている 図表 1 指宿市の観光客入込数の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 図表 2 指宿市の宿泊客内訳の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 2

様式 重点項目 産業を担う人材確保対策の推進 雇用情勢の改善を背景に 就職相談者の減少が見込まれる中にあっても 本県産業の持続的な発展を図るため 優れた人材を確保していく必要があることから 県内外の学生や若年者をはじめとした幅広い世代 UI ターン希望者に対するきめ細かな支援により 人材確保を図りま

スライド 1

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

平成 26 年度若年技能者人材育成支援等事業推進計画書 I 事業の目的 内容 1 目的 若者のものづくり離れ 技能離れが見られる中 若者が進んで技能者を目指す環境 整備を図るため ものづくりマイスター制度 を活用し 技能競技大会の競技課題 等を活用しながら 広く若年技能者への実技指導を行い 効果的な

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PowerPoint プレゼンテーション

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20 21 The Hachijuni Bank, LTD.

2013年7月3日


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自己点検・評価表

4-(1)-ウ①

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

北見市総合計画.indd

Microsoft PowerPoint 記者発表資料別添(セット)

ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

北秋田市人口ビジョン ( 素案 ) 平成 27 年 6 月 北秋田市

検定 2 級又は 3 級の課題を基に 熟練技能者をインストラクターとした実技指導を行います 実施時期 : 平成 31 年 6 月から平成 32 年 2 月まで 実施 ( 予定 ) 職種 : 園芸装飾 フラワー装飾など (3) 熟練技能者の派遣によるものづくり体験教室の実施ものづくりマイスターの対象に

茨木市待機児童解消保育所等整備計画 ( 平成 30~32(2020) 年度 ) 平成 30 年 12 月 茨木市

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目 次 1 章策定の趣旨 1 1 これまで経緯 1 2 さらなる行財政改革の必要性 1 2 章行財政改革の基本的な考え方 2 1 推進期間 2 2 基本方針 2 3 重点項目 2 (1) 事務 事業の効率化の推進 3 (2) 定員管理の適正化及び人材育成の推進 4 (3) 民間活力の活用 4 (4)

山梨県地域医療再生計画 ( 峡南医療圏 : 救急 在宅医療に重点化 ) 現状 社保鰍沢病院 (158 床 ) 常勤医 9 名 実施後 社保鰍沢病院 峡南病院 (40 床 ) 3 名 市川三郷町立病院 (100 床 ) 7 名 峡南病院 救急の重点化 県下で最も過疎 高齢化が進行 飯富病院 (87 床

取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

高千穂町人口ビジョン 目次 Ⅰ 高千穂町人口ビジョンの位置付け Ⅱ 対象期間 Ⅲ 人口の現状分析と将来展望 本町の人口問題に対す

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

資料 4 小学校区別人口推計 ( 簡易推計 ) 本推計は 2005 年及び 2010 年の国勢調査のデータを基に 簡略な方法で推計されています 調査対象となる母集団が小さいため 実際には様々な偶発的要因に左右されやすい面がありますが 将来の人口を見る一つの目安として参考にしてください 豊岡市 -1-

パターン 2 出生率 : と同様 移動率 :2015 年以降ゼロ ( 転入転出が均衡 ) ( 人 ) 2,800 2,600 との比較 ( 総人口 ) 2,400 2,200 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 1,792 1,925 とパターン 2 の差 H72(2060)

別添

た取組を進めることで 国際的評価の獲得と 国内外での知名度及びイメージ向上を図り 交流人口の増加につなげる さらには 自動車で2 3 時間圏内となる関西圏そして首都圏で効果的なシティプロモーションを実施して交流人口の掘り起こしも行い こうした 美星の星空 の磨き上げにより 観光形態を 日帰り 通過型

平成27年版高齢社会白書(全体版)

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称たまの版地方創生人財育成プロジェクト 2 地域再生計画の作成主体の名称玉野市 3 地域再生計画の区域玉野市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状本市の人口は 1975 年の約 80,000 人をピークに減少が続いており 近年では毎年約 700 人ずつ減少している (2016 年 11 月末人口 61,321 人 ) また 1990 年以降においては 生産年齢人口の比率が低下しており 2010 年には 60% を割り込み 今後は 2055 年に 50% を下回ると推計されている 年齢別では男女とも 20 歳代での転出超過数が多く 若年者の転出増加による地域活力の低下が大きな懸念となっている 年齢 3 区分人口の推移 15 歳未満 15~64 歳 65 歳以上 年少人口比率 ( 右軸 ) 生産年齢人口比率 ( 右軸 ) 高齢人口比率 ( 右軸 ) ( 千人 ) (%) 100 推計値 80 70 50 0 7.1 8.5 60 4.1 4.8 5.8 9.8 3.6 11.3 13.4 15.3 50 17.0 19.2 21.6 22.1 40 41.8 46.2 52.8 49.8 50.8 51.0 21.2 50.6 19.9 49.3 18.6 30 47.5 18.0 45.1 16.8 41.9 15.6 38.1 14.7 34.0 13.8 20 31.2 29.3 27.4 25.3 22.4 22.7 20.4 18.5 20.6 16.7 14.9 10 18.6 18.4 16.5 16.8 16.9 12.7 10.5 9.3 8.2 7.3 6.3 5.5 4.8 4.2 3.8 3.5 3.2 2.8 2.4 2.1 0 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050 2055 2060 ( 年 ) 資料 : 総務省 国勢調査 国立社会保障 人口問題研究所 日本の地域別将来推計人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) 1

( 人 ) 4,000 社会動態の推移 (1980 年度 -2013 年度 ) 転入者数転出者数社会増加数 3,000 2,000 1,000 0-1,000-2,000-3,000-4,000 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 資料 : 総務省 住民基本台帳に基づく人口 人口動態及び世帯数 2013 ( 年度 ) 最近の年齢別社会動態 (2012 年 -2013 年平均 ) ( 人 ) 350 転入 転出 300 250 200 150 100 50 0 0 4 5 9 10 14 15 19 20 24 25 29 30 34 35 39 40 44 45 49 50 54 55 59 60 64 65 69 70 74 75 歳以上 資料 : 総務省 住民基本台帳人口移動報告 4-2 地域の課題本市は 造船業を基幹産業とした ものづくり玉野 といわれる企業城下町であるにもかかわらず 市内には工業高校が存在しない そのため 工業系企業への就職者不足が深刻化しており 長年にわたり市内の機械系工業企業団体等から 工業系学科新設の 2

要望が市に寄せられていた また 若者に対しては 地域の産業や企業について情報が不足していたことから 地元定着 就職が進んでいない状況であった 4-3 目標こうした背景から ものづくり玉野 を支える人材不足と人口減少に歯止めをかける方策と 子供や保護者のニーズに応じた高校教育の改編を検討する中で 地元企業の即戦力として活躍できる優秀な人材を育成することを目的に 市立玉野商業高校において商業教育の一層の充実とともに 平成 30 年 4 月開設を目標に工業系学科を新設し 学校及び地域 ( 地元企業 ) と連携 協働して 地域資源を活かした教育活動の充実により 地元で活躍する人材育成に取り組むこととした 本計画では 学科新設による人材の育成と若者の地元定着 就職を推進するため 企業からの協力により 工業系学科新設に関わる準備事業及び工業系学科実習施設の整備を推進する また 学校及び地域 ( 地元企業 ) と連携 協働し 地元就職を目指す学生に 地元企業とのマッチアップや技術取得に向けた支援 小中学生の頃から地元の仕事や会社について理解を深めることを目的とした工場見学等を推進する さらに 近年 瀬戸内国際芸術祭の開催等により本市の玄関口である宇野港へ外国人観光客が増加していることから 英語教育の充実を推進し 学生が生きた英語の実践の場として外国人観光客を対象とした地域イベント等で外国人観光客へのおもてなし活動を展開するなど 地域資源を活かした教育活動の充実を図り 地域で活躍する人材を輩出する 数値目標 事業 たまの版地方創生人財育成プロジェクト KPI 地元工業系企業就職者数 市内高校進学率 宇野港周辺観光客数 年月 申請時 - 58.3% 98,000 人 H29.3 初年度 - 58.5% 101,000 人 H30.3 2 年目 - 59.0% 105,000 人 H31.3 3 年目 - 59.5% 109,000 人 H32.3 4 年目 30 人 60.0% - H33.3 5 年目 30 人 62.0% - H34.3 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 3

5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : たまの版地方創生人財育成プロジェクト ( 工業系学科新設準備事業 工業系学科実習施設準備事業 たまのっ子地域活躍支援事業 ) (2) 事業区分 : 人材の育成 確保 (3) 事業の目的 内容 ( 目的 ) 近年 本市の人口は 毎年約 700 人ずつ減少しており 特に男女ともに 20 歳代での転出超過数が多く 多くの若者が市外に流出している状況にある また 地元企業では 若者の就職応募者が少ないといった人材不足の解消が喫緊の課題となっている そこで 地元企業からの強力なバックアップを得て 市立玉野商業高校において 平成 30 年 4 月開設を目標に工業系機械学科を新設し 地元企業の即戦力として かつ地域で活躍する優秀な人材を育成する さらに 学校及び地域 ( 地元企業 ) と連携 協働し 地元就職を目指す学生へ企業とのマッチアップや技術取得 人材研修に対する支援を行い 若者の地元就職や定住の促進を図る また 地域資源を活かした教育活動の推進により 地域で活躍する人材の輩出を図り 人口減少に歯止めをかける ( 事業の内容 ) 1 工業系学科新設準備事業市立玉野商業高校において 平成 30 年 4 月に工業系学科を新設するため 設立準備室を設置する なお 準備室には 新学科新設に向けたカリキュラムの編成や企業の実習施設で行う授業内容等を検討するため 工業学科の教諭を配置する また 工業系学科設置により 商業高学校からの校名変更が必要であることから 校名変更にかかる諸準備 ( 校名募集 看板変更 校旗作成等 ) を進める 2 工業系学科実習施設準備事業工業系学科設置にあたり 授業実施に係る備品及び民間企業構内に設置する工業系学科実習施設での機械器具や備品等を整備する 3たまのっ子地域活躍支援事業学校及び地域 ( 地元企業 ) と連携して 地元就職を目指す高校生及び大学生をはじめとした一般市民に対しては 地元企業とのマッチアップや就職後即戦 4

力となるための技術取得 ( 資格取得 ) に対する支援 ( 就職セミナー及び技術 資格講座の開催 ) を行う 企業に対しては 就職後の定着や技術向上を目指した研修開催に対する支援 ( 対象 : 市内中小企業, 補助率 1/2) 雇用を確保するための設備導入を行った場合の支援 ( 対象 : 市内中小企業, 補助率 1/3) を行い 若者の地元就職 定住の促進を図る また 児童 生徒が夢や将来の目標を具体的に持てるよう 市内のスポーツ団体や文化団体及び小中学校が開催する社会で活躍している人材を招いての講演会への支援や 地元の産業や企業について理解を深めることを目的とした 小中学生の職業体験 見学の推進を図る さらに 小中高等学校へ英語指導助手 ( 外国人 ) 講師等の派遣やホームステイによる英語教育の推進を図る中 地域貢献活動を目的とした実践的な活動を取り入れることとする 特に近年 瀬戸内国際芸術祭の開催等によって 宇野港周辺から近隣の島々へ本市を経由して多くの外国人観光客が訪れているため 本市が実施している大型旅客船寄港歓迎イベントや移住者等が出店するマルシェ等 外国人観光客を対象とした地域イベントにて学生が生きた英語を活用し 外国人観光客へのおもてなし活動 ( 歓迎イベントへの参加 外国人観光客へのイベント情報の提供や港周辺のまち案内 ) を実施することにより まちの魅力向上や生徒自身がまちの魅力を認識することによる郷土愛の醸成を図るなど 地域資源を活かした教育活動の充実により 地域で活躍する人材の育成を図る ( 各年度の事業の内容 ) 1 工業系学科新設準備事業初年度 ) 平成 30 年 4 月の新学科開設に向け 準備室を設置し カリキュラムの編成及び校名変更等にかかる諸準備を行う ( 単年度事業 ) 2 工業系学科実習施設準備事業初年度 ) 平成 30 年 4 月の新学科開設に向け 授業で必要な備品や実習施設で必要な機械器具等の整備を行う 2 年目 ) 新学科開設により 実習施設で必要な機械器具等の整備 ( 借上 ) を行う 3 年目 ) 新学科開設により 実習施設で必要な機械器具等の整備 ( 借上 ) を行う 3たまのっ子地域活躍支援事業以下の事業の実施にあたっては 各年度の事業終了後に検証を行い 翌年度以降の取組に反映することとする 初年度 ) 地元就職を希望する学生とのマッチアップや技術取得に関するセミナーや講座の開発 実施 各支援制度の設計及び補助地元企業の体験学習や見学会の推進のため 企業への協力依頼及び実施 講演会等への補助 5

実践的な英語教育の充実による外国人観光客へのおもてなし活動の構築及び補助 2 年目 ) 前年事業の結果等をもとに各種事業の改良 計画の主旨に基づく事業の実施 3 年目 ) 前年事業の結果等をもとに各種事業の改良 計画の主旨に基づく事業の実施 (4) 地方版総合戦略における位置づけ本市の たまの創生総合戦略 においては 教育の質的向上を図る 就業機会の拡大や雇用のミスマッチの解消により 市内就業を促進する を施策の1つとして定めている また 数値目標として 市内就業率 ( 実績値 H22 年度 50.8% 目標値 H31 年度 52.1%) 市内就業者数( 実績値 H22 年度 29,094 人 目標値 H31 年度 27,334 人 ) を定めており 本プロジェクトはこの目標達成に直接寄与するものである (5) 事業の実施状況による客観的な指標 ( 重要業績評価 (KPI)) KPI 地元工業系市内高校宇野港周辺観光企業就職者数進学率客数 年月 申請時 - 58.3% 98,000 人 H29.3 初年度 - 58.5% 101,000 人 H30.3 2 年目 - 59.0% 105,000 人 H31.3 3 年目 - 59.5% 109,000 人 H32.3 4 年目 30 人 60.0% - H33.3 5 年目 30 人 62.0% - H34.3 (6) 事業費 ( 単位 : 千円 ) 工業系学科新設準備事業 年度 H29 事業費計 12,000 給料 5,197 区分 職員手当等 3,537 共済費 1,266 印刷製本費 300 委託料 500 備品購入費 1,200 6

( 単位 : 千円 ) 工業系学科実習施設準備事業区分たまのっ子教育支援事業区分 年度 H29 H30 H31 合計 事業費計 40,000 8,448 8,448 56,896 備品購入費 40,000 0 0 40,000 使用料及び賃借料 0 8,448 8,448 16,896 ( 単位 : 千円 ) 年度 H29 H30 H31 合計 事業費計 30,971 30,971 30,971 92,913 委託料 16,270 16,270 16,270 48,810 負担金 補助 11,226 11,226 11,226 33,678 及び交付金 報酬 1,941 1,941 1,941 5,823 共済費 6 6 6 18 需用費 273 273 273 819 旅費 782 782 782 2,346 交際費 140 140 140 420 役務費 333 333 333 999 (7) 申請時点での寄附の見込み 年度 H29 法人名製造業 合計 見込み額 ( 千円 ) 65,000 65,000 (8) 事業評価の方法 (PDCA サイクル ) ( 評価の手法 ) 学識経験者 金融機関 報道関係機関 各種団体 公募による一般市民等から構成した たまの創生総合戦略懇談会 を設置済みであり 当懇談会において 目標の達成状況を検証しながら 次年度以降の取組方針を決定する ( 評価の時期 内容 ) 効果検証時期: 毎年 6 月 たまの創生総合戦略懇談会にて効果検証を行い 提言を踏まえ施策の見直しを行う ( 公表の方法 ) 目標の達成状況については 検証後速やかに本市ホームページに掲載する 7

(9) 事業期間 平成 29 年 4 月 ~ 平成 32 年 3 月 5-3 その他の事業 該当なし 6 計画期間地域再生計画認定の日から平成 32 年 3 月 31 日まで 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況にかかる評価の手法学識経験者 金融機関 報道関係機関 各種団体 公募による一般市民等から構成した たまの創生総合戦略懇談会 を設置済みであり 当懇談会において 目標の達成状況を検証しながら 次年度以降の取組方針を決定する 7-2 目標の達成状況にかかる評価の時期及び評価を行う内容 効果検証時期: 毎年 6 月 たまの創生総合戦略懇談会にて効果検証を行い 提言を踏まえ施策の見直しを行う 7-3 目標の達成状況にかかる評価の公表の手法目標の達成状況については 検証後速やかに本市ホームページに掲載する 8