唐津市公共施設再配置計画 ( 案 ) 平成年月 唐津市

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() 施設毎の状況と課題公民館は旧耐震基準で建設された施設も多く 老朽化した施設については 大規模改修もしくは更新を検討する必要があります 図書館のうち近代図書館は新耐震基準で建設されていますが 相知図書館は旧耐震基準で建設され建築後 5 年経過しています 社会教育研修施設のうち 星賀わんぱくハウス

設 機能の見直しハード面の効率化財源確保1-3. 再配置パターン ( 手法 ) の考え方 再配置計画の検討に向けて 公共施設の再配置を う場合の基本的なパターン ( 手法 ) について整理し それらの効果についても確認していきます 施設の再配置にあたっては 厳しい財政状況の中 人口が減少傾向にあるこ

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青文字は、長谷川が修正したものです

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目次 第 1 章小牧市公共施設適正配置計画の概要 適正配置計画策定の主旨と位置付け 対象施設の範囲 計画期間... 2 第 2 章適正配置に向けた基本的な考え方 適正配置計画策定にあたっての考え方 施設ごとの今後の取組み

施設一覧表

番号 9001 名称西部保育園所管部署子ども 子育て課 大中 横田本町 6161 外 校区 小区 西条 中区 高岡西部 2, ( m2 ) うち市有地以外 ( m2 ) 延床面積 異動区分 延床面積 1, ( m2 ) 異動区分 新築 鉄骨 建築年度 築年数 建築年度 S51

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基本方針

1 課題出し 瀬戸内市まちづくり会議財政健全化部会経営改善計画策定作業の概要 事務局による課題出し ( 市長 担当の意見も反映 ) 部会委員から出された課題にも対応 課題に対する問題点の整理 わかりやすい記入用シートの作成 2 委員による改革案の作成 事務局提案の課題について 部会委員による改革案の

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イ使用年数基準で更新する施設 ( ア ) 使用年数基準の設定使用年数基準で更新する施設については 将来の更新需要を把握するためにも 更新するまでの使用年数を定める必要がありますが 現時点では 施設の寿命に関する技術的な知見がないことから 独自に設定する必要があります このため あらかじめ施設を 耐久

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資料 5 公共施設更新コスト試算 1 試算ケース ケース1: 旧耐震基準のうち 築 60 年以上は建替え それ以外は大規模改修 新耐震基準は老朽箇所修繕 耐用年数を 60 年と想定した場合 旧耐震基準の施設のうち 築 60 年以上の施設は 築 60 年が経過した施設から建替える 建替え対象以外の旧耐

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1 計画改訂の趣旨 (1) 趣旨 1 (2) 見直しのための考え方 2 (3) 対象期間 2 (4) 対象事業 2 2 教育 保育の 量の見込み 及び 確保方策 について (1) 就学前の推計児童数 3 (2) 教育 保育の 量の見込み 3 (3) 量の見込み に対する 確保方策 4 (4) 見直し

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2/9 学校 ( 幼稚園 ) 名久保小学校長江小学校土堂小学校 棟用途 棟面積第一次診断第二次診断改修改修後建築年月構造階数区分番号枝番 ( m2 ) 年度 Is 値年度 Is 値年度 普通 特別 管理教室棟 1 1 S8.1 R 3 2,950 旧基準 H H 屋内運動

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耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等

平成10年2月4日

各取組は PDCA サイクルを回し効果を評価し 目標が達成できない見通しとなったときは さらなる総量の縮減や取組 体制の強化等 基本方針等を見直します [ 図表 40] [ 図表 40:PDCA サイクル ] 計画修正 Action 計画修正 Action Plan Check 計画等修正 Acti

序章 公共施設再生計画策定にあたって 1 公共施設の現状と一般的な課題 1. 公共施設の老朽化問題とは 公共施設の老朽化問題とは どの様な問題なのでしょうか これは 昭和 30 年代から 50 年代にかけての高度経済成長期に 人口増加などの環境変化を踏まえ 住民福祉の向上を目指して短期間に急速に整備

(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1


目 次 1 個別計画策定の趣旨及び概要 1 (1) 策定の趣旨 1 (2) 概要 1 2 施設別財産状況 2 3 各種分析結果 5 (1) 築年数別状況 5 (2) 利用状況 6 (3)1 m2当たりの運営コスト状況 7 (4) 消防団員 1 人当たりの運営コスト状況 8 (5) 施設配置状況 9

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

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1 個別施設計画の基本的な考え方本計画は 公共施設等総合管理計画の内容を基本とし 同計画に示す類型のうち中分類を基本に現状の施設管理者を勘案して個別に策定した 計画の基本的考え方として 個別具体の方向性を示し 原則 長寿命化を推進し 鉄筋コンクリート造の建築物は目標供用年数を 80 年とし 長寿命化

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国土技術政策総合研究所 研究資料

唐津市内の景気動向 (2017 年 7 月 ) 平成 29 年 唐津地域経済研究所 ( 唐津市企画部企画政策課内 ) 唐津地域経済研究所は 唐津地域の経済動向を調査し 市の施策 案や 間事業者 NPO 等の事業展開をサポートすることを目的に設 しています 各種データを収集し 公表可能な情

03_【公共施設に関する調書】 1~17

豊洲移転時の収支試算の条件とパターン 収支試算の条件 平成 29 年度予算をベースとして推計 一般会計繰入金の対象範囲や水準は 据え置き 改修経費を 5 億円 / 年とした上で 5 年毎に 5 億円 / 年ずつ増加するものと仮定して試算 変更点 売上高割使用料は 5 年毎に 3% ずつ減少するものと



阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

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1 市川小学校 ( 体育館 )7 市川 2 丁目 RC m 市川小学校 ( 教室棟 )1-1 市川 2 丁目 RC 3 1,471 m 市川小学校 ( 教室棟 )1-4 市川 2 丁目 RC 3 1,690 m2 45

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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(3) 中規模改修工事費 建設年代別にm2単価を設定する 大規模改修後及び改築後は 水準別にm2単価を設定し 冷房設備ありの場合は別途m2単価を設定して加算する 表 中規模改修工事費 大規模改修前 大規模改修後 改築後 中規模改修建設年代改築後改築後大規模改修後円 / m2従来改築一般施

番号 7001 名称成美小所管部署教委 総務課 大中 基本情報教育系施設 教育法 高岡市立設置条例 京町 2241 外 校区 小区 成美 中区 志貴野 17, ( m2 ) うち市有地以外 ( m2 ) 延床面積 異動区分 延床面積 8, ( m2 ) 異動区分 新築 耐用年

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組織目標シート 平成 28 年度 部局 教育委員会事務局局長吉田久芳 1. 部局の使命 児童 生徒一人ひとりを大切にし 豊かな人間性と人間関係を築く力を育むとともに 自ら学び考え行動する子どもの育成を図る学校教育を推進する 市民生活が豊かで活力のあるものになるよう 市民が生涯を通して学習し学び続ける

広域利用の実態が異なる場合の考え方 保育整備計画との関係項目内容 6) 広域利用の実態が異なる場地域型保育事業の認可の際に行われる需給調整の判合の考え方断基準となること等から 学校就学前子どもの区分 ( 認定区分 ) ごと 地域子ども 子育て支援事業の事業ごとに教育 保育施設等及び地域子ども 子育て

図 維持管理の流れと診断の位置付け 1) 22 22

⑴ 政策目的 市街地再開発事業の推進により 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに コンパクトシティの推進及び密集市街地の解消を図る 新設 拡充又は延長を必要とする理由 ⑵ 施策の必要性 以下の施策の推進のため 本措置の延長により 民間事業者による早期かつ着実な保留床の取得を促

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< 小学校 > 学校名川越第一小川越小中央小仙波小武蔵野小新宿小大塚小泉小月越小今成小芳野小古谷小南古谷小牛子小高階小 施設の名称 ( 呼称 ) 構造 面積 建築年度 最低 Is 最低 CTU SD 教室棟 R3 2,156m2昭和 教室棟 R3 1,170m2昭和 39 管理 特別教室

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11 高須小学校 1 浜田小学校 13 野里小学校 14 大姶良小学校 15 南小学校 16 西俣小学校 17 高隈小学校 18 大黒小学校 19 西原台小学校 1 市成小学校 高尾小学校 3 百引小学校 4 平南小学校 5 串良小学校 6 細山田小学校 特別 11 S 旧 H1 0.5

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構造 用途 鉄筋コンクリート造鉄骨 鉄筋コンクリート造 高品質の場合 普通の品質の場合 高品質の場合 重量鉄骨 鉄骨造 普通の品質の場合 軽量鉄骨 ブロック造れんが造 木造 学校庁舎 Y 100 以上 Y 60 以上 Y 100 以上 Y 60 以上 Y 40 以上 Y 60 以上 Y 60 以上

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地域 図 施設一覧 ( 小学校 ) 建築年 中心地域 ( 西部 ) 島田第一小学校 6, 昭和 55 年 13 中心地域 ( 西部 ) 島田第二小学校 5, 昭和 55 年 8 中心地域 ( 南部 ) 島田第三小学校 5, 昭和 58 年 7 中心地域

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P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

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(2) 小学校区別人口特性 2010 年の校区別総人口は 学校区の順に多い 2010 年の校区別人口密度は の順に高くなっており 学校区の殆どの区域と 学校区の一部区域は DID 地区となっている 2040 年の推計人口は 学校区で 2010 年人口を上回る若しくは横ばいの見込みであるが その他の殆

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唐津市公共施設再配置計画 ( 案 ) 平成年月 唐津市

目 次 第 1 章計画の概要 1 計画の目的 2 計画の位置付け 3 計画期間 4 公共施設等総合管理計画上の削減目標 5 計画の対象範囲 6 再配置計画の基本方針 7 施設長寿命化の考え方 8 利用圏域毎の定義と考え方 第 2 章個別施設の方向性 第 1 節施設種別方針 1 庁舎等 2 衛生施設 3 義務教育施設 4 生涯学習施設 5 福祉施設 6 保健施設 7 観光 産業振興施設 8 その他 第 2 節地域別方針 1 唐津地域 2 浜玉地域 3 厳木地域 4 相知地域 5 北波多地域

6 肥前地域 7 鎮西地域 8 呼子地域 9 七山地域 第 3 章計画の管理方針 参考資料

第 1 章計画の概要 - 1 -

1 計画の目的本市の公共建築物は 昭和 40 年頃から昭和 55 年頃の15 年間にかけて右肩上がりで整備が進められ その後一旦は減少傾向に転じましたが押し並べて堅調に推移し 現在までに多くの施設を整備し 市民サービスの向上 都市機能の充実に努めてきました しかしながら 今後 高齢化と人口減少が進み 財政状況が厳しくなるものと見込まれる中 これらの公共建築物の建て替え時期が一斉に訪れる時代が到来し 本市が現在保有する公共建築物の全てを 同じ機能 規模で維持していくことが難しくなると予想されます このような背景から 平成 28 年 8 月に策定した 公共施設等総合管理計画 に掲げる方針に基づき 安定した行政サービスを維持 提供できるよう 具体的に公共施設の再編に取り組んでいかなければなりません 本計画は 本市が保有している公共建築物をただ削減していくためのものではなく 地域住民の利便性にも十分に配慮を行い ファシリティマネジメントの視点から 将来を見通した最適な施設配置及び効率的 効果的な維持管理を実現していくことを目的としています ファシリティマネジメント の定義 企業 団体等が保有又は使用する全施設資産及びそれらの利用環境を経営戦略 的視点から総合的かつ統括的に企画 管理 活用する経営活動 - 2 -

2 計画の位置付け 図表 1-1 本計画の位置づけ 3 計画期間 2018 年度 ~2047 年度までの 30 年間を計画期間として設定します 公共建築物の削減状況や取り巻く環境の変化に応じて 概ね 5 年毎に計画内容を見直すこととします 4 公共施設等総合管理計画上の削減目標公共建築物の更新周期を 60 年 大規模改修周期を 30 年とし 今後 60 年間の費用を試算した結果 投資総額 4,371.4 億円 平均投資年額 72.9 億円となりました この金額は 1 市 6 町 2 村による2 段階合併後の平成 17 年度から26 年度までの10 年間の公共建築物に対する平均投資年額 49 億円を大きく上回っており 差し引き約 24 億円 (33%) の超過投資となります - 3 -

図表 1-2 公共建築物の更新 改修費用の推計値の超過率の算定 また 公共建築物の構造別延べ床面積の状況を見ると 鉄筋コンクリート造等の非木造建築物が 92% を占め 木造建築物の占める割合は 8% と低い状況です 木造建築物の 34% を占める市営住宅の使用状況としては 公営住宅法に基づく耐用年数は30 年ですが ほとんどの木造住宅が 40 年を超えて使用されています 本市では公共建築物の維持補修等を対処療法的に行っていることから 全ての建築物を建設後一律 50 年で更新すると仮定した場合 公共施設等総合管理計画 期間内に更新対象となる延べ床面積は 44.6 万m2となります これらのことから 公共施設等総合管理計画 期間の平成 28 年度 ~ 平成 46 年度までの 19 年間においては 公共建築物の保有量を 14.7 万m2 (44.6 万m2の33% 相当 全体保有面積の18.5% 相当 ) 以上削減することを目標としています 項 目 図表 1-3 計画期間の公共建築物の削減目標の算定 更新 改修の対象床面積 ( m2 ) 推計平均削減目標面積等 ( m2 ) H26 年度末対象面積投資年額今後 19 年間 H26 年度末計画期間の目標処分予定 ( 基準面積 ) の超過率の更新対象総床面積床面積推計面積削減面積削減率 A B C = A-B D E F = D E G = F/C 公共建築物 797,921 1,086 796,835 33% 446,000 147,180 18.5% 5 計画の対象範囲本計画は 本市が保有している公共建築物全般を対象としていますが 倉庫等の小規模な建築物は除外しています また 具体的な再配置の実行プランについては 平成 28 年度に 公共施設白書 として整理を行った主要な公共建築物 ( 平成 29 年度末現在 新た - 4 -

に新設された施設は含み 除却 譲渡が決定している施設は除く ) を対象として作成し ます 図表 1-4 実行プラン対象施設分類一覧 施設大区分 施設小区分 対象施設数 本庁舎 1 庁舎等 市民センター庁舎 8 出張所 3 消防庁舎 6 火葬場 5 衛生施設 衛生処理場 2 ごみ処理場 2 中学校 18 義務教育施設 小学校 35 幼稚園 2 給食センター 6 公民館 25 図書館 2 社会教育研修施設 5 人権センター等 5 生涯学習施設 体育館 武道館 18 プール 5 グラウンド 3 球技場 4 市民会館 文化会館 4 歴史資料館 3 福祉施設 7 住生活支援施設 6 保育所 7 福祉施設 児童センター 3 放課後児童クラブ 8 老人憩の家 8 高齢者センター 5 保健施設 保健センター 6 病院 診療所 6 国民宿舎 1 観光施設 33 観光 産業振興施設 展示販売施設 7 都市交流施設 5 農林水産支援施設 3 合計 267 分類 新設 図表 1-5 公共施設白書作成から変更のあった施設 施設名称 唐津市東部学校給食センター 浜崎第 2 放課後児童健全育成施設 旧大島邸 - 5 -

除却 譲渡 浜玉給食センター 厳木学校給食センター 唐津市七山特産品等展示販売施設 鳴神の庄 国民宿舎いろは島 国民宿舎波戸岬 国民宿舎呼子ロッジ 6 再配置計画の基本方針適正な行政サービスの水準を維持しながら 公共建築物の保有量及び行政コストの最適化を図るため 公共建築物及び施設サービス機能の再配置に関する基本方針を次のとおり掲げ 第 2 章個別施設の方向性 では より具体的な方針を定めて推進します (1) 保有量の最適化 ( 効率的な機能配置によるライフサイクルコストの削減 ) 1 新規の公共建築物は 原則として整備しません 2 既存施設を更新する場合は 原則として複合施設とし 利用状況及び将来人口を見据えたうえで規模を決定します 3 民営化できる施設は 民営化を推進し 施設の更新を行いません (2) コストの最適化 ( 効率的な運営による行政コストの削減 ) 1 施設の維持管理は 長寿命化によるライフサイクルコストの削減と安全性を確保するため 事後保全型 から 予防保全型 への転換を図ります 2 利用休止した施設も含め 使用可能な施設は民間へ譲渡 貸付を行うなど 民間のノウハウを活用した維持管理費の削減及び地域活性化を推進します (3) 行政サービスの最適化 ( 施設サービスの集約化 重点化による財源確保 ) 1 既存施設についても効率的な行政運営ができるよう サービスの重点化及びサービス機能の集約による複合施設化を推進します (4) まちづくりの視点 ( 安心 安全で利便性や公平性に配慮した施設整備 ) 1 施設を建設する際は 土砂災害等の危険要因を考慮し 安全性や将来性など まちづくりの視点で推進します 2 市民センター ( 総合支所機能 ) は 利便性や公平性に配慮した地域コミュニティの拠点として 地域活性化や市民ニーズに対応したサービスを提供するため 多機能型の複合施設化を推進します - 6 -

7 施設長寿命化の考え方 施設の目標使用年数を次の通り設定し 故障や不具合などを未然に防ぐ 予防保全 を 推進します 1 目標使用年数設定の考え方 日本建築学会建築工事標準仕様書 (JASS5 鉄筋コンクリート工事 ) において定めている 鉄筋コンクリート造の構造体の耐久性を参考として 公共施設の目標使用年数を設定します 2 目標使用年数の設定 本市の定める市有施設の目標使用年数については おおむね以下のとおりとします 構造目標使用年数 鉄筋コンクリート造鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造 既存施設 築後 65 年 新築施設 築後 100 年 木造 個別判断 既存施設については 建築基準法に基づく耐震基準を満たしていることを前提とします 定める目標使用年数は目標値であり 実際の使用年数は劣化状況などによって増減する場合があります 木造 ( 木材 ) の目標値としては築後 30 年を目安としますが 構造としては 手入れを怠らなければ半永久的に使用可能でもあり 比較的簡易な施設から文化的施設まで広範囲に使用されているため 個別で判断します その他の構造や 建築基準法に基づく耐震基準を満たしていない施設は 減価償却資産の耐用年数を目安とします 目標使用年数に達していない施設であっても 既存ストックの活用の観点から改築が合理 的な場合は建替を行うこととします - 7 -

8 利用圏域毎の定義と考え方 各施設の利用者層などから利用圏域毎に施設を区分し その定義と考え方を示します 1 広域施設 ( 市域全体または市域を越えて利用されている施設 ) 各用途別に市域に一つから二つ程度の機能配置を基本に 単体での設置及び地域施設などの機能を含めた複合 併設化を検討します また 国 県及び隣接市町との共同設置なども検討します 2 市内 3 域施設 ( 東部 中部 西部の圏域で利用されている施設 ) 各用途別に利用圏域に一つから二つ程度の機能配置を基本に 単体での設置及び地域施設などの機能を含めた複合 併設化を検討します 東部 : 浜玉地域 厳木地域 相知地域 七山地域中部 : 唐津地域 北波多地域西部 : 肥前地域 鎮西地域 呼子地域ただし 目的によっては この圏域を超えることができます 3 地域施設 ( 地域区分又は中学校区分の圏域で利用されている施設 ) 各用途別に利用圏域に一つの機能配置を基本に 地域コミュニティの拠点形成に向けた複 合 併設化を検討します 4 生活圏域施設 ( 小学校区分の圏域で利用されている施設 ) 各用途別に利用圏域に一つの機能配置を基本に 複合 併設化を検討します 5 自治会圏域施設 ( 自治会の圏域で利用されている施設 ) 各用途別に利用圏域に一つの機能配置を基本に 複合 併設化を検討します なお 自治会で設置している類似公民館と同様の施設については 更新費用の公平性から自治会への無償譲渡を視野に入れ 原則として市の施設としての更新は行いません - 8 -

図表 1-6 地域区分等一覧 番号 地域区分 地域名 番号 中学校区分 校区名 番号 小学校区分 小学校区 所属地区名 1 鬼塚中 1 久里小双水 夕日 久里 中原 2 鬼塚小養母田鬼塚 養母田 山本 石志 千々賀 畑島 山田 橋本 2 鏡中 3 鏡山小 鏡 松南町 原 柏崎 半田 宇木 4 高島小 高島 5 東唐津小東唐津一丁目 東唐津二丁目 東唐津三丁目 東唐津四丁目 松南町 3 第五中 6 外町小 東町 船宮町 元石町 水主町 大石町 十人町 魚屋町 材木町 千代田町 栄町 和多田海士町 和多田百人町 和多田東百人町 和多田先石 和多田南先石 和多田用尺 7 成和小 和多田本村 和多田西山 和多田大土井 和多田天満町一丁目 和多田天満町二丁目 町田四丁目 町田五丁目 長谷 1 唐津 4 第一中 8 大志小 坊主町 山下町 桜馬場 朝日町 江川町 元旗町 西旗町 富士見町 南富士見町 西浜町菜畑 東城内 西城内 南城内 北城内 大名小路 木綿町 本町 中町 京町 高砂町 呉服町 米屋町 紺屋町 八百屋町 刀町 新町 平野町 弓鷹町 西寺町 新興町 9 長松小 5 西唐津中 10 西唐津小 7 佐志中 11 佐志小 熊原町 菜畑 町田一丁目 町田二丁目 町田三丁目 神田 見借 旭が丘 菜畑 二タ子 二タ子一丁目 二タ子二丁目 二タ子三丁目 西唐津一丁目 西唐津二丁目 西唐津三丁目 妙見町 藤崎通 海岸通 東大島町 西大島町 橋本町 桜町 八幡町 佐志浜町 佐志中里 佐志中通 佐志南 中瀬通 唐房一丁目 唐房二丁目 唐房三丁目 唐房四丁目 唐房五丁目 唐房六丁目 唐房七丁目 浦 鳩川 枝去木 湊町 相賀 屋形石 横野 中里 8 湊中 12 湊小神集島 13 竹木場小竹木場 菅牟田 熊ノ峰 重河内 唐ノ川 東山 14 大良小大良 後川内 梨川内 東山 6 高峰中 6 肥前 15 切木小万賀里川 仁田野尾 大浦 満越 中浦 杉野浦 湯野浦 切木 赤坂 2 浜玉 3 厳木 4 相知 9 浜玉中 10 厳木中 11 相知中 16 浜崎小 渕上 大江 浜崎 ( 虹の松原分校の通学区域を除く ) 横田下 横田上 東山田 山瀬 17 玉島小 谷口 岡口 五反田 南山 平原甲の内柳瀬の地域 18 平原小 平原甲の内柳瀬を除いた地域 平原乙及び鳥巣 19 厳木小 浦川内 広瀬 中島 牧瀬 厳木 ( 浪瀬及び箞木行政区を除く ) 広川 星領 鳥越 平之 瀬戸木場 天川 20 箞木小 21 相知小 5 北波多 12 北波多中 23 北波多小 6 肥前 7 鎮西 箞木 浪瀬 岩屋 厳木 ( 浪瀬及び箞木行政区 ) 本山 高倉 椋ノ木 楠の一部 相知 中山 牟田部 山崎 久保 千束 平山上 平山下 佐里 横枕 湯屋 田頭 楠の一部 町切 長部田 鷹取 22 伊岐佐小伊岐佐 黒岩 大野 徳須恵 大杉 岸山 稗田 志気 行合野 田中 竹有 山彦 下平野 上平野 成渕 24 入野小 入野 犬頭 星賀 梅崎 鶴牧 ( 鶴牧及び大鶴行政区 ) 向島 13 肥前中 25 納所小 納所 鶴牧 ( 菖津行政区 ) 26 田野小 田野 寺浦 新木場 上ケ倉 瓜ケ坂 14 馬渡中 27 馬渡小 馬渡島 15 加唐中 16 海青中 28 加唐小 加唐島 松島 29 名護屋小名護屋 串 波戸 野元 30 打上小 打上 横竹 石室 加倉 高野 岩野 八床 菖蒲 早田 野元 ( 鬼木地区の一部 ) 塩鶴 赤木 中野 丸田 うしお台 31 呼子小呼子 殿ノ浦 小友 大友 加部島 8 呼子 17 小川中 32 小川小小川島 9 七山 18 七山中 33 七山小白木 藤川 馬川 荒川 池原 木浦 仁部 滝川 - 9 -

第 2 章個別施設の方向性 - 10 -

第 1 節施設種別方針 各施設の今後の方向性の前提条件として 施設が使える間は使うこととし 建替時期 になった場合に適用することとします 1 庁舎等 (1) 対象施設 本庁舎 市民センター庁舎 出張所 消防庁舎 消防団詰所 (2) 今後の方向性各施設の今後の方向性及び再配置に向けた実行プランを 次のとおり設定します 本庁舎については 広域施設として市域に一つの機能配置を基本とします 市民センター庁舎については 唐津地域以外において 地域施設として地域区分毎に一つの機能配置を基本とし 地域住民が集まりやすい施設となるよう検討します ただし長期的には 地域の実情なども踏まえたうえで 利用圏域を超えた統廃合もあり得ます 出張所については 他の公共施設への機能集約を前提に施設の更新は行わないものとします 消防庁舎については 市内 3 域施設として利用圏域毎に二つの機能配置を基本とします 消防団詰所については 消防団の組織機構に応じ維持するものとし 部毎を基本として 団員数を加味した適正規模での配置とします 図表 2-1 実行プラン 番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 1 唐津市本庁舎 12,340 建替え 2 浜玉市民センター 2,063 建替え 3 厳木市民センター 1,940 建替え 4 相知市民センター 3,266 建替え 5 北波多市民センター 1,630 耐震改修 長寿命化 建替え 6 肥前市民センター 4,878 長寿命化 7 鎮西市民センター 3,483 長寿命化 建替え - 11 -

番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 8 呼子市民センター 1,787 耐震改修 長寿命化 建替え 9 七山市民センター 2,994 長寿命化 10 湊出張所 90 11 切木出張所 44 他の施設へ機能集約 12 打上出張所 26 他の施設へ機能集約 13 消防本部 3,236 長寿命化 建替え 14 消防署中部分署 750 長寿命化 15 消防東部分署 286 建替え 16 消防南部分署 274 建替え 17 消防西部分署 286 建替え 18 消防北部分署 286 建替え 実行プランにおける共通する考え方 基本方針の 長寿命化 については 基本的には目標使用年数まで使用するために必要な大規模改修工事を想定していますが 築後かなりの年数が経過している施設については 出来るかぎり目標使用年数まで使用するために必要なメンテナンスなどを行うことを想定しています 更新しない方針の施設については 長寿命化 を行わず 耐用年数を目処に今後の方針を検討することを想定しています 構造が木造の施設については 手入れを怠らなければ半永久に使用可能との考え方から 長寿命化 を行わなくても目標値の 30 年を目安に使用することを想定しています 離島には 災害時の避難場所として 小中学校または公民館のいずれか 1つの施設は最低限残すことを想定しています - 12 -

2 衛生施設 (1) 対象施設 火葬場 衛生処理場 ごみ処理場 (2) 今後の方向性各施設の今後の方向性及び再配置に向けた実行プランを 次のとおり設定します 火葬場については 当分の間は設備の更新を行うことで現状維持としますが 市内 3 域施設として利用圏域毎に一つの機能配置を基本とします なお 将来的には 広域施設として市域に一つの機能配置を基本とし 隣接市町と共同設置を行う場合は 別枠分として取り扱います 衛生処理場については バイオマス事業が実施されれば用途廃止する予定のため それまでの間は 現状維持とします ごみ処理場については 中間処理施設及び最終処分場の機能を広域施設として それぞれ市域に一つの機能配置を基本とします 図表 2-2 実行プラン 番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 19 大平山斎苑 2,377 長寿命化 20 浜玉斎場さくら苑 977 長寿命化 21 相知厳木斎場 695 長寿命化 22 肥前斎場 794 長寿命化 23 呼子町霊葬場 551 長寿命化 唐津中部衛生処理セ 24 ンター唐津北部衛生処理セ 25 ンター 2,139 バイオマス事業が実施されなければ長寿命化 3,874 26 東山不燃物処理場 11 用途廃止 27 唐津市清掃センター 7,151 中間処理施設は長寿命化 最終処分場は追加整備 バイオマス事業が実施されなければ長寿命化 - 13 -

3 義務教育施設 (1) 対象施設 中学校 小学校 幼稚園 給食センター 教員宿舎等 (2) 今後の方向性各施設の今後の方向性及び再配置に向けた実行プランを 次のとおり設定します 中学校については 唐津市立学校通学区域審議会 第 1 回答申 ( 平成 19 年 3 月 27 日 ) 及び第 2 回答申 ( 平成 19 年 11 月 29 日 ) に基づき 学校配置の適正化が進んでおり 今後も当該審議会の答申に基づき 小中一貫校による統廃合なども選択肢に入れて適正配置を検討します 小学校については 唐津市立学校通学区域審議会 第 1 回答申 ( 平成 19 年 3 月 27 日 ) に基づき 学校配置の適正化が進んでおり 今後も当該審議会の答申に基づき 小中一貫校による統廃合なども選択肢に入れて適正配置を検討します 幼稚園については 民営化も含め 速やかに方針を決定します 給食センターについては 浜玉 厳木 相知 北波多給食センターは 新設した東部給食センターに統合されており 今後は 肥前 鎮西 呼子給食センターを 1 箇所に機能集約し 広域施設として市域に二つの機能配置を基本としますが 将来的には 民営化 民間活用を検討します 教員宿舎等については 必要数を維持するものとし 閉校により不要となった施設は用途廃止を原則としますが 使えるものは地域の活性化を図るための活用を検討します 図表 2-3 実行プラン 番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 28 第一中学校 9,246 長寿命化 29 佐志中学校 7,967 長寿命化 30 高峰中学校 2,000 31 第五中学校 7,863 長寿命化 32 鏡中学校 6,670 長寿命化 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 - 14 -

番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 33 鬼塚中学校 6,226 34 西唐津中学校 7,132 長寿命化 35 湊中学校 4,623 長寿命化 36 浜玉中学校 8,924 37 厳木中学校 5,502 長寿命化 38 相知中学校 6,769 39 北波多中学校 4,917 長寿命化 40 肥前中学校 6,209 41 海青中学校 6,185 42 馬渡中学校 2,161 長寿命化 43 加唐中学校 1,886 長寿命化 44 小川中学校 1,160 長寿命化 45 七山中学校 3,558 長寿命化 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 46 大志小学校 5,961 長寿命化 47 東唐津小学校 3,297 48 外町小学校 7,153 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 49 成和小学校 5,984 長寿命化 50 長松小学校 9,066 51 西唐津小学校 7,668 52 高島小学校 1,759 53 竹木場小学校 4,159 54 佐志小学校 10,157 55 鏡山小学校 6,893 建替え 56 久里小学校 4,449 57 鬼塚小学校 4,758 長寿命化 58 大良小学校 3,653 長寿命化 59 湊小学校 4,953 長寿命化 60 浜崎小学校 6,194 長寿命化 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 - 15 -

番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 61 玉島小学校 3,178 長寿命化 62 平原小学校 2,893 長寿命化 63 厳木小学校 3,921 長寿命化 64 箞木小学校 3,651 長寿命化 65 相知小学校 4,934 長寿命化 66 伊岐佐小学校 2,528 長寿命化 67 北波多小学校 4,532 長寿命化 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置 68 入野小学校 4,049 長寿命化 69 入野小学校向島分校 916 長寿命化 70 田野小学校 4,492 長寿命化 71 納所小学校 3,671 長寿命化 72 切木小学校 3,183 長寿命化 73 名護屋小学校 4,735 長寿命化 74 打上小学校 3,799 長寿命化 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 通学区域審議会の答申に基づく適正配置 75 馬渡小学校 1,033 長寿命化 76 加唐小学校 905 長寿命化 77 加唐小学校松島分校 407 長寿命化 78 呼子小学校 5,084 長寿命化 79 小川小学校 3,146 長寿命化 通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置通学区域審議会の答申に基づく適正配置 80 七山小学校 1,962 長寿命化 81 唐津幼稚園 1,015 民営化も含め方針決定 82 厳木幼稚園 449 民営化 相知学校給食センタ 83 ー唐津市東部学校給食 84 センター北波多学校給食セン 85 ター肥前学校給食センタ 86 ー鎮西学校給食センタ 87 ー呼子学校給食センタ 88 ー 426 用途廃止 3,338 351 用途廃止 508 741 549 西部給食センター ( 仮 ) として統廃合を検討西部給食センター ( 仮 ) として統廃合を検討西部給食センター ( 仮 ) として統廃合を検討 - 16 -

4 生涯学習施設 (1) 対象施設公民館 集会施設 図書館 社会教育研修施設 人権センター等 体育館 武道館 プール グラウンド 球技場 市民会館 文化会館 歴史資料館 (2) 今後の方向性各施設の今後の方向性及び再配置に向けた実行プランを 次のとおり設定します 公民館については 唐津地域では 生活圏域施設として小学校区分毎に一つ 唐津地域以外では 地域施設として地域区分毎に一つの機能配置を基本とします なお 校区等の再編により複数となっている場合は 建て替え時期に合わせて他の公共施設への機能集約を含め統廃合に向けた住民の合意形成を推進するものとします また 地域の実情なども踏まえたうえで 利用圏域を超えた統廃合もあり得ます 集会施設については 自治会の圏域で利用されている施設は 市の施設としては更新しないものとし それ以上の圏域で利用されている施設は 公民館等への機能集約を検討します 図書館については 広域施設として市域に一つの機能配置を基本とします ただし 地域における図書サービス機能については 充実を図るものとします 社会教育研修施設については 公民館等への機能集約を検討し 老朽化している施設から用途廃止を検討します 人権センター等については 設置目的等も踏まえて 現在の配置を基本とします 体育館については 国体競技会場として使用可能な規模の施設は 市内 3 域施設として利用圏域に一つの機能配置を基本とします その他については 現在の配置を基本としますが 将来的には学校体育館に機能集約を検討します 武道館については 国体競技会場として使用可能な規模の施設は 広域施設として市域に一つの機能配置を基本とします その他については 現在の配置を基本としますが 利用が少ない施設は 用途廃止を検討します プールについては 学校プールに機能を集約し 将来的には広域施設として 市域に一つの機能配置を基本とし 閉校のプールを開放しているものは 用途廃止を検討します - 17 -

グラウンドについては 設置目的等も踏まえて 現在の配置を基本とします なお 自治会圏域の広場等については 自治会レベルでの維持管理が困難となった場合は 用途廃止を検討します 球技場については 国体競技会場として使用可能な規模の施設は 広域施設として市域に一つの機能配置を基本とします その他については 現在の配置を基本としますが 利用が少ない施設は 用途廃止を検討します 市民会館 文化会館については 将来的には 1,000 人規模の施設を広域施設として 市域に一つの機能配置を基本とします また 現有する複合施設のホール機能についても 300 人規模の施設を市域に一つ 100 人規模の施設を市域に一つの機能配置を基本とします 歴史資料館については 設置目的等も踏まえて 現在の配置を基本とします 番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 89 志道公民館 989 90 大成公民館 866 図表 2-4 実行プラン 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 大成公民館との統廃合を検討志道公民館との統廃合を検討 91 佐志公民館 1,001 長寿命化 92 長松公民館 1,280 長寿命化 93 竹木場公民館 893 建替え 94 高島公民館 439 長寿命化建替え 95 久里公民館 766 長寿命化建替え 96 鬼塚公民館 766 長寿命化建替え 97 湊公民館 887 長寿命化 98 神集島公民館 750 長寿命化建替え 99 大良公民館 988 長寿命化建替え 100 西唐津公民館 1,003 建替え 101 東唐津公民館 790 長寿命化 102 成和公民館 1,065 長寿命化 103 浜玉公民館 2,967 厳木コミュニティセ 104 ンター 2,036 浜玉市民センターへ機能集約厳木市民センターへ機能集約 - 18 -

番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 105 牟田部地区公民館 210 用途廃止 106 平山地区公民館 1,716 用途廃止 107 佐里地区公民館 1,594 用途廃止 108 北波多公民館 1,082 耐震改修 長寿命化 109 肥前公民館 1,569 長寿命化 110 鎮西公民館 1,855 耐震改修 長寿命化 111 打上公民館 780 鎮西公民館へ機能集約 北波多市民センターへ機能集約 鎮西市民センターへ機能集約 112 呼子公民館 1,920 建替え 113 七山公民館 1,618 長寿命化 114 唐津市近代図書館 4,384 長寿命化 115 唐津市相知図書館 536 唐津市勤労青少年ホ 116 ーム唐津市都市コミュニ 117 ティセンター 118 唐津市都市青年の家 1,480 唐津市星賀わんぱく 119 ハウス 図書サービス機能の移転を検討 1,143 用途廃止 2,438 長寿命化公民館として建替え 689 120 唐津市呼子子供の家 77 人権ふれあいセンタ 121 ー唐津 2,362 122 唐津同和教育集会所 159 人権ふれあいセンタ 123 ー相知 263 124 相知同和教育集会所 132 人権ふれあいセンタ 125 ー北波多 422 公民館等へ機能集約を検討 公民館等へ機能集約を検討耐震改修 長寿命化または建替え耐震改修 長寿命化または建替え耐震改修 長寿命化または建替え耐震改修 長寿命化または建替え耐震改修 長寿命化または建替え 公民館等へ機能集約を検討 126 唐津市文化体育館 8,799 長寿命化建替え 唐津市文化体育館分 127 館 770 128 松浦河畔公園洋弓場 107 唐津市東部少年武道 129 館 1,333 130 厳木本山体育館 1,385 唐津市文化体育館 ( 本館 ) へ機能集約 利用状況等によっては 用 131 厳木柔剣道場 280 途廃止も選択肢に入れ検討相知天徳の丘運動公 132 園 ( 体育館 弓道場 ) 2,191 長寿命化 133 相知牟田部体育館 567 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 学校体育館へ機能集約を検討 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 学校体育館へ機能集約を検討 - 19 -

番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 134 相知平山体育館 696 135 相知佐里体育館 688 相知浦の川スポーツ 136 センター 442 137 北波多社会体育館 2,051 138 肥前体育館 1,813 139 肥前武道場 1,168 肥前総合運動場相撲 140 場鎮西スポーツセンタ 141 ー ( 体育館 弓道場 相撲場 ) 275 142 スポーツランド石室 617 呼子スポーツセンタ 143 ー屋内競技場 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 学校体育館へ機能集約を検討 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 学校体育館へ機能集約を検討学校体育館へ機能集約を検討 学校体育館へ機能集約を検討学校体育館へ機能集約を検討利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 4,789 長寿命化 2,254 学校体育館へ機能集約を検討 学校体育館へ機能集約を検討 144 唐津市中瀬プール 273 耐震改修 長寿命化用途廃止 145 唐津市屋内プール 1,624 耐震改修 長寿命化建替え 唐津市厳木岩屋プー 146 ル 147 相知平山プール 16 用途廃止 148 相知佐里プール 22 用途廃止 149 唐津市陸上競技場 2,303 松浦河畔公園ラグビ 150 ー サッカー場肥前総合運動場多目 151 的運動場 790 用途廃止 耐震改修 長寿命化または建替え 72 長寿命化建替え 225 長寿命化 152 唐津市野球場 12,246 建替え 松浦河畔公園 ( 野球 153 場 庭球場 ) 北波多ゲートボール 154 センター肥前町屋内ゲートボ 155 ール場 371 864 891 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 156 唐津市民会館 7,936 建替え 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 157 唐津市民交流プラザ 1,504 長寿命化 唐津市相知交流文化 158 センター 3,278 長寿命化 159 唐津市肥前文化会館 2,355 用途廃止 160 唐津市古代の森会館 1,664 長寿命化 161 唐津市末盧館 721 長寿命化 - 20 -

番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 162 唐津市埋門ノ館 323 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 老朽度合いに応じ建替えを検討 - 21 -

5 福祉施設 (1) 対象施設福祉施設 住生活支援施設 保育所 児童センター 放課後児童クラブ 老人憩の家 高齢者センター (2) 今後の方向性各施設の今後の方向性及び再配置に向けた実行プランを 次のとおり設定します 福祉施設については 設置目的等も踏まえて 現在の配置を基本とし 利用状況を加味した適正規模での配置とします 住生活支援施設については 民営化 民間活用を基本とし 利用状況や費用対効果によっては 用途廃止も検討します 保育所については 民営化 民間活用を基本とします 児童センターについては 現在の配置を基本とし 建て替え時期に合わせて他の公共施設への機能集約を含め統廃合を検討します 放課後児童クラブについては 生活圏域施設として小学校区分毎に一つの機能配置を基本とし 空き教室への機能集約を検討します 老人憩の家については 設置目的等も踏まえて 現在の配置を基本とし 公民館等への機能集約を検討します 高齢者センターについては 設置目的等も踏まえて 現在の配置を基本とし 公民館等への機能集約を検討します ただし 自治会の圏域で利用されている施設は 市の施設としては更新しないものとします 番号 施設の名称 唐津市高齢者ふれあ 163 い会館障がい者支援センタ 164 ー唐津市浜玉町世代間 165 交流センター やすらぎ荘 延床面積 ( m2 ) 図表 2-5 実行プラン 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 5,081 長寿命化 2,338 長寿命化 743 老朽度合いに応じ建替えを検討 - 22 -

番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 唐津市ひれふりラン 166 ド ( ひれふりホール ) 1,542 長寿命化唐津市おうち温泉天 167 904 長寿命化徳の湯 唐津市肥前町福祉セ 168 ンター唐津市七山鳴神の丘 169 ふれあい館 1,000 707 170 唐津市双光園 1,169 寿光園 ( 養護老人ホー 171 ム ) 唐津市寿光園デイサ 172 ービスセンター唐津市高齢者生活福 173 祉センターひぜん荘唐津市高齢者生活福 174 祉センターちんぜい荘延寿荘 ( 養護老人ホー 175 ム ) 利用状況を加味した適正規模での配置を検討 民間活用を図りつつ 民営化も検討 2,148 民営化 民間活用を検討 421 民営化 民間活用を検討 1,561 1,441 民間活用を図りつつ 民営化も検討 民間活用を図りつつ 民営化も検討 3,052 民営化 民間活用を検討 176 若葉保育所 948 民間活用を検討 177 中島保育園 403 民営化 178 岩屋保育園 591 民営化 179 若竹保育所 292 民間活用を検討 180 切木保育所 517 民営化 181 高串保育所 698 民営化 老朽度合いに応じ建替えを検討 182 加唐島保育所 139 民営化 民間活用を検討 唐津市外町児童セン 183 ター ( 都市コミュニティ-センター内 ) 唐津市西唐津児童セ 184 ンター 427 長寿命化 315 185 高串児童館 268 長松放課後児童健全 186 育成施設西唐津放課後児童健 187 全育成施設鏡山第 1 放課後児童 188 健全育成施設鏡山第 2 放課後児童 189 健全育成施設浜崎第 1 放課後児童 190 健全育成施設浜崎第 2 放課後児童 191 健全育成施設相知放課後児童健全 192 育成施設 229 163 205 他の施設へ機能集約を検討他の施設へ機能集約を検討 454 長寿命化 67 418 231 小学校の教室に空きがあれば機能集約を検討 小学校の教室に空きがあれば機能集約を検討 他の施設へ機能集約を検討 小学校の教室に空きがあれば機能集約を検討小学校の教室に空きがあれば機能集約を検討 小学校の教室に空きがあれば機能集約を検討 小学校の教室に空きがあれば機能集約を検討 - 23 -

番号 施設の名称 納所放課後児童クラ 193 ブ唐津市厳木町老人憩 194 の家唐津市相知町老人憩 195 の家唐津市北波多老人憩 196 の家唐津市肥前町老人憩 197 の家唐津市馬渡島老人憩 198 の家唐津市加唐島老人憩 199 の家唐津市松島老人憩の 200 家唐津市小川島老人憩 201 の家 延床面積 ( m2 ) 472 267 470 158 168 144 98 114 298 202 切木高齢者センター 189 203 星賀高齢者センター 409 204 駄竹高齢者センター 149 205 向島高齢者センター 99 呼子町高齢者福祉セ 206 ンター 779 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 小学校の教室に空きがあれば機能集約を検討厳木市民センターへ機能集約公民館等へ機能集約を検討 公民館等へ機能集約を検討 公民館等へ機能集約を検討 北波多市民センターへ機能集約 公民館等へ機能集約を検討公民館等へ機能集約を検討 公民館等へ機能集約または自治会へ譲渡 公民館等へ機能集約または自治会へ譲渡公民館等へ機能集約または自治会へ譲渡 公民館等へ機能集約を検討 公民館等へ機能集約を検討 - 24 -

6 保健施設 (1) 対象施設 保健センター 病院 診療所 (2) 今後の方向性各施設の今後の方向性及び再配置に向けた実行プランを 次のとおり設定します 保健センターについては 将来的には広域施設として 市域に一つの機能配置を基本とします なお 廃止される地域についても これまでどおり健診や保健指導が実施できるよう 他の公共施設に適正に機能移転を行うものとします 病院については 広域施設として市域に一つの機能配置を基本とします 診療所については 設置目的等も踏まえて 現在の配置を基本とします なお 地域の一次医療を確保するために 普通財産を民間に貸し付けている場合は 市民センター等への機能集約を検討します 番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 図表 2-6 実行プラン 唐津地域総合保健医 207 療センター 2,912 新保健センターへ機能集約 唐津市ひれふりラン機能集約するが 健診など 208 2,907 ド ( 保健センター ) は地域内の施設で実施 209 厳木町保健センター 機能集約するが 健診など 683 は地域内の施設で実施 210 相知町保健センター 機能集約するが 健診など 769 は地域内の施設で実施 北波多総合保健セン機能集約するが 健診など 211 718 ターは地域内の施設で実施 212 肥前町保健センター 機能集約するが 健診など 564 は地域内の施設で実施 213 高島診療所 186 長寿命化 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 214 神集島診療所 270 長寿命化建替え 唐津市民病院きたは 215 た 5,385 長寿命化 216 加唐島診療所 247 長寿命化建替え 217 馬渡島診療所 260 長寿命化建替え 218 小川島診療所 247 長寿命化建替え - 25 -

7 観光 産業振興施設 (1) 対象施設 国民宿舎 観光施設 展示販売施設 都市交流施設 農林水産支援施設 (2) 今後の方向性各施設の今後の方向性及び再配置に向けた実行プランを 次のとおり設定します 国民宿舎については 民営化を基本とし 民営化できない場合は 用途廃止を検討します 観光施設については 文化財的な価値を有する施設は 現在の配置を基本とします また 文化財的な価値を有しない施設は 民営化 民間活用を基本とし 利用状況や費用対効果によっては 用途廃止も検討します ただし 地域振興に寄与している施設は 設置目的等も踏まえて 現在の配置を基本とします 展示販売施設については 民営化を基本とし 利用状況や費用対効果によっては 用途廃止も検討します ただし 買い物弱者を対象とした施設は 設置目的等も踏まえて 現在の配置を基本とします 都市交流施設については 民営化 民間活用を基本とし 利用状況や費用対効果によっては 用途廃止も検討します 農林水産支援施設については 設置目的毎に市域に一つの機能配置を基本とします ただし 自治会の圏域で利用されている施設は 市の施設としては更新しないものとします 番号 施設の名称 国民宿舎虹ノ松原ホ 219 テル 延床面積 ( m2 ) 4,069 図表 2-7 実行プラン 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 民営化できなければ用途廃止 220 唐津城 1,327 老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復 221 舞鶴公園エレベータ 214 長寿命化建替え 222 旧高取邸 1,459 老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復 唐津市西ノ門館 ( 出土 223 文化財管理 C) 763 長寿命化 - 26 -

番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 224 旧唐津銀行 907 老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復 225 小笠原記念館 182 老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復 唐津みなと交流セン 226 ター 227 宝当御休処 134 799 長寿命化 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 228 旧大島邸 470 老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復 浜崎祇園山囃子保存 229 会館浜崎祇園子供山笠常 230 設展示場 253 老朽度合いに応じ建替えを検討 32 長寿命化 231 厳木温泉佐用姫の湯 1,378 民間活用を図りつつ 民営化も検討 232 相知あじさい館 182 民間活用を図りつつ 民営化も検討 唐津市岸岳登山口休利用状況等によっては 用 233 150 憩施設途廃止も選択肢に入れ検討 234 ぼたんと緑の丘 298 民営化 民間活用を検討 235 ふれあい自然塾ひぜん唐津市鷹島肥前大橋 236 展望広場 237 向島観光休憩施設 22 927 民営化 民間活用を検討 166 民営化 民間活用を検討 238 玄海海中展望塔 535 民間活用を図りつつ 民営化も検討 239 波戸岬海浜の家 利用状況等によっては 用 136 途廃止も選択肢に入れ検討 唐津市名護屋城茶苑老朽度合いに応じ 240 276 海月 建替えを検討 名護屋城跡観光案内 241 所 10 242 ゆうすげの里整備事業 37 243 加唐島観光休憩施設 30 244 松島観光休憩施設 23 呼子小友人工海浜公 245 園 ( 祇園の浜休憩所 ) 呼子小友人工海浜公 246 園 ( 水光の浜休憩所 ) 114 208 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 247 呼子大綱引会館 413 長寿命化 248 鯨組主中尾家屋敷 1,068 老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復老朽度合いに応じ修復 249 呼子観光物産館 387 250 小川島離島待合所 51 251 鳴神温泉ななのゆ 1,613 民間活用を図りつつ 民営化も検討 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 - 27 -

番号 施設の名称 延床面積 ( m2 ) 252 観音の滝休憩施設 220 唐津市ふるさと会館 253 ( アルピノ ) 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 中期 (2028~2037) 長期 (2038~2047) 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 3,743 民営化を検討 254 唐津市水産会館 1,270 民営化を検討 唐津市厳木特産品等 255 展示販売施設 風のふるさと館 唐津市厳木岩屋ライ 256 フセンター唐津市北波多特産品 257 等展示販売施設 岸岳ふるさと館 452 民間活用を図りつつ 民営化も検討 598 長寿命化 264 258 唐津市桃山天下市 1,973 唐津市呼子台場都市 259 漁村交流施設 特産品等展示販売館 327 民間活用を図りつつ 民営化も検討 民間活用を図りつつ 民営化も検討 民間活用を図りつつ 民営化も検討 260 唐津市厳木緑風館 利用状況等によっては 用 466 途廃止も選択肢に入れ検討 唐津市ふれあいラン利用状況等によっては 用 261 254 ド馬渡途廃止も選択肢に入れ検討 唐津市呼子交流促進民間活用を図りつつ 262 795 施設民営化も検討 唐津市呼子台場都市民間活用を図りつつ 263 漁村交流施設 交流 914 民営化も検討館 264 唐津市ロフティ七山 584 民間活用を図りつつ 民営化も検討 唐津市水産業活性化 265 支援センター 1,135 長寿命化 266 種苗生産施設 水産業活性化支援センター 1,864 との一体的な整備を検討 唐津市肥前農産物加 267 工施設 ( ひぜん生き活きの里 ) 250 利用状況等によっては 用途廃止も選択肢に入れ検討 - 28 -

8 その他 (1) 対象施設 市営住宅 ボートレース事業施設 普通財産 (2) 今後の方向性各施設の今後の方向性を 次のとおり設定します 市営住宅については 唐津市公営住宅等長寿命化計画に基づき 地域の実情にあわせ保有量の適正化を検討します ボートレース事業施設については 企業会計に移行していることから 管理者の責任のもとで適正な資産管理を行うものとします 普通財産の施設については 原則として更新しないものとします また 閉校した学校施設 ( 現に行政財産又は教育財産として供用しているものを含む ) も同様とします - 29 -

第 2 節地域別方針 1 唐津地域 (1) 現状及び課題唐津地域には 地域区分や小学校区分などの様々な圏域で利用される施設がありますが 全市的に利用される施設として 唐津市本庁舎 唐津市近代図書館 唐津市民会館などといった施設も立地しています 唐津地域の人口は平成 27 年度においては77,308 人ですが 30 年後の平成 57 年度には 54,852 人と29% の減少が予測されています 唐津地域 老齢人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 計 H27 ( 人 ) H57 ( 人 ) H27 H57 (%) 19,925 18,502 7.1 46,112 29,731 35.5 11,271 6,619 41.3 77,308 54,852 29.0 唐津市論点データ集 の推計人口を使用しています (2) 地域特性を踏まえた今後の方向性 唐津地域は 地理的に見ると唐津市の中央部に位置し 行政 経済 交通 情報通信 教育 文化 医療福祉機能などさまざまな機能が集中しており 本市の都心部です ま - 30 -

た 観光客を迎える玄関口や市民の交流の場という役割も担っています 今後においても 唐津地域だけでなく周辺地域の住民もその都市機能の活用により利便性が享受できるよう検討が必要です このような中 唐津地域において 耐震性に問題があり 早期に建替えなどを検討する必要がある施設の再配置に向けた実行プランは 次のとおりです 番号 施設の名称 図表 2-8 実行プラン 延床面積 ( m2 ) 建築年度 耐震区分 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 1 唐津市本庁舎 12,340 1962 建替え 93 竹木場公民館 893 1974 建替え 100 西唐津公民館 1,003 1972 建替え 116 唐津市勤労青少年ホーム 1,143 1972 用途廃止 118 唐津市都市青年の家 1,480 1968 121 人権ふれあいセンター唐津 2,362 1975 122 唐津同和教育集会所 159 1973 127 唐津市文化体育館分館 770 1969 149 唐津市陸上競技場 2,303 1979 公民館等へ機能集約を検討耐震改修 長寿命化または建替え耐震改修 長寿命化または建替え唐津市文化体育館 ( 本館 ) へ機能集約耐震改修 長寿命化または建替え 156 唐津市民会館 7,936 1970 建替え 184 唐津市西唐津児童センター 315 1979 他の施設へ機能集約を検討 225 小笠原記念館 182 1956 老朽度合いに応じ修復 266 種苗生産施設 1,864 1984 水産業活性化支援センターとの一体的な整備を検討 - 31 -

2 浜玉地域 (1) 現状及び課題浜玉地域には 地域区分の圏域内で利用される浜玉市民センター 浜玉公民館といった施設の他にも 様々な圏域で利用される施設がありますが 全市的に利用される施設は特に立地していません 浜玉地域の人口は平成 27 年度においては 11,088 人ですが 30 年後の平成 57 年度には 10,388 人と6.3% の減少が予測されています 浜玉地域 老齢人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 計 H27 ( 人 ) H57 ( 人 ) H27 H57 (%) 2,855 3,208 12.4 6,482 5,823 10.2 1,751 1,357 22.5 11,088 10,388 6.3 唐津市論点データ集 の推計人口を使用しています (2) 地域特性を踏まえた今後の方向性浜玉地域は 地理的に見ると唐津市の東部に位置し 福岡都市圏へのアクセス性に優れた立地条件などから 人口減少が予測される唐津市において 減少の割合が1 番低い地域となっていますが 本地域の住民が 公共施設を利用する際の利便性を 現在より - 32 -

も更に向上させるため 市民センターを中心とした 地域コミュニティの拠点形成に向けた検討が必要です そうした中 浜玉地域において 耐震性に問題があり 早期に建替えなどを検討する必要がある施設の再配置に向けた実行プランは 次のとおりです 番号 施設の名称 図表 2-9 実行プラン 延床面積 ( m2 ) 建築年度 耐震区分 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 2 浜玉市民センター 2,063 1959 建替え 15 消防東部分署 286 1972 建替え - 33 -

3 厳木地域 (1) 現状及び課題厳木地域には 地域区分の圏域内で利用される厳木市民センター 厳木コミュニティーセンターといった施設の他にも 様々な圏域で利用される施設がありますが 全市的に利用される施設は特に立地していません 厳木地域の人口は平成 27 年度においては4,446 人ですが 30 年後の平成 57 年度には 1,665 人と62.6% の減少が予測されています 厳木地域 老齢人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 計 H27 ( 人 ) H57 ( 人 ) H27 H57 (%) 1,633 835 48.9 2,346 698 70.2 467 132 71.7 4,446 1,665 62.6 唐津市論点データ集 の推計人口を使用しています (2) 地域特性を踏まえた今後の方向性厳木地域は 地理的に見ると唐津市の南部に位置し 長崎自動車道に近く 佐賀方面だけでなく長崎方面や福岡都市圏へのアクセス性に優れている立地条件を有していますが 人口減少が予測される唐津市において 減少の割合が最も高い地域となっており - 34 -

本地域の住民が 公共施設を利用する際の利便性を 今後も維持するため 市民センターを中心とした 地域コミュニティの拠点形成に向けた検討が必要です そうした中 厳木地域において 耐震性に問題があり 早期に建替えなどを検討する必要がある施設の再配置に向けた実行プランは 次のとおりです 番号 施設の名称 図表 2-10 実行プラン 延床面積 ( m2 ) 建築年度 耐震区分 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 3 厳木市民センター 1,940 1965 建替え 16 消防南部分署 274 1972 建替え 82 厳木幼稚園 449 1969 民営化 178 岩屋保育園 591 1980 民営化 194 唐津市厳木町老人憩の家 267 1978 厳木市民センターへ機能集約 - 35 -

4 相知地域 (1) 現状及び課題相知地域には 地域区分の圏域内で利用される相知市民センターや 廃校を活用して設置された牟田部地区公民館 平山地区公民館 佐里地区公民館といった施設の他にも 様々な圏域で利用される施設がありますが 全市的に利用される施設は特に立地していません 相知地域の人口は平成 27 年度においては8,169 人ですが 30 年後の平成 57 年度には 4,869 人と40.4% の減少が予測されています 相知地域 老齢人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 計 H27 ( 人 ) H57 ( 人 ) H27 H57 (%) 2,729 1,964 28.0 4,420 2,377 46.2 1,020 528 48.2 8,169 4,869 40.4 唐津市論点データ集 の推計人口を使用しています (2) 地域特性を踏まえた今後の方向性 相知地域は 地理的に見ると唐津市の南部に位置し 佐賀市と連絡する国道 203 号 JR 唐津線の沿線を中心に 本地域の生活拠点が形成されており 人口減少が予測され - 36 -

る唐津市において 減少の割合は 3 番目に低い地域となっていますが 市全体での減少割合の34.2% よりは高く 本地域の住民が 公共施設を利用する際の利便性を 今後も維持するため 市民センターを中心とした 地域コミュニティの拠点形成に向けた検討が必要です そうした中 相知地域において 耐震性に問題があり 早期に建替えなどを検討する必要がある施設の再配置に向けた実行プランは 次のとおりです 番号 施設の名称 図表 2-11 実行プラン 延床面積 ( m2 ) 建築年度 耐震区分 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 4 相知市民センター 3,266 1962 建替え 83 相知学校給食センター 426 1977 用途廃止 105 牟田部地区公民館 210 1980 用途廃止 115 唐津市相知図書館 536 1980 123 人権ふれあいセンター相知 263 1976 124 相知同和教育集会所 132 1985 図書サービス機能の移転を検討耐震改修 長寿命化または建替え耐震改修 長寿命化または建替え 147 相知平山プール 16 1965 用途廃止 148 相知佐里プール 22 1976 用途廃止 195 唐津市相知町老人憩の家 470 1976 公民館等へ機能集約を検討 - 37 -

5 北波多地域 (1) 現状及び課題北波多地域には 地域区分の圏域内で利用される北波多市民センター 北波多公民館といった施設の他にも 様々な圏域で利用される施設がありますが 全市的に利用される施設としても 唐津市清掃センター 唐津市民病院といった施設が立地しています 北波多地域の人口は平成 27 年度においては 4,535 人ですが 30 年後の平成 57 年度には 2,503 人と44.8% の減少が予測されています 北波多地域 老齢人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 計 H27 ( 人 ) H57 ( 人 ) H27 H57 (%) 1,413 1,056 25.3 2,512 1,201 52.2 610 246 59.7 4,535 2,503 44.8 唐津市論点データ集 の推計人口を使用しています (2) 地域特性を踏まえた今後の方向性北波多地域は 地理的に見ると唐津市の中央部に位置し 西九州自動車道の ICが開通したことにより 福岡都市圏等へのアクセス性も良くなり 開発等も行われていますが 本地域においても 市全体での減少割合よりも高い割合での人口減少が予測されて - 38 -

おり 本地域の住民が 公共施設を利用する際の利便性を 今後も維持するため 市民センターを中心とした 地域コミュニティの拠点形成に向けた検討が必要です そうした中 北波多地域において 耐震性に問題があり 早期に建替えなどを検討する必要がある施設の再配置に向けた実行プランは 次のとおりです 番号 施設の名称 図表 2-12 実行プラン 延床面積 ( m2 ) 建築年度 耐震区分 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 108 北波多公民館 1,082 1975 耐震改修 長寿命化 125 人権ふれあいセンター北波多 422 1978 耐震改修 長寿命化または建替え 179 若竹保育所 292 1975 民間活用を検討 - 39 -

6 肥前地域 (1) 現状及び課題肥前地域には 地域区分の圏域内で利用される肥前市民センター 肥前公民館といった施設の他にも 様々な圏域で利用される施設がありますが 全市的に利用される施設は特に立地していません 肥前地域の人口は平成 27 年度においては7,503 人ですが 30 年後の平成 57 年度には 3,105 人と58.6% の減少が予測されています 肥前地域 老齢人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 計 H27 ( 人 ) H57 ( 人 ) H27 H57 (%) 2,511 1,473 41.3 4,157 1,358 67.3 835 274 67.2 7,503 3,105 58.6 唐津市論点データ集 の推計人口を使用しています (2) 地域特性を踏まえた今後の方向性肥前地域は 地理的に見ると唐津市の西部に位置し 三方を玄海国定公園に指定されたリアス式海岸に囲まれた半島状の地域で 周辺の上場大地では農畜産物が 沿岸部の漁港では海産物が豊富であるなど 市内でも一次産業が盛んな地域となっていますが - 40 -

人口減少が予測される唐津市において 減少の割合は 3 番目に高く 従事者の減少 高齢化が懸念されており 本地域の住民が 公共施設を利用する際の利便性を 今後も維持するため 市民センターを中心とした 地域コミュニティの拠点形成に向けた検討が必要です そうした中 肥前地域において 耐震性に問題があり 早期に建替えなどを検討する必要がある施設の再配置に向けた実行プランは 次のとおりです 番号 施設の名称 図表 2-13 実行プラン 延床面積 ( m2 ) 建築年度 耐震区分 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 11 切木出張所 44 1981 他の施設へ機能集約 17 消防西部分署 286 1972 建替え 86 肥前学校給食センター 508 1977 168 唐津市肥前町福祉センター 1,000 1970 西部給食センター ( 仮 ) として統廃合を検討利用状況を加味した適正規模での配置を検討 180 切木保育所 517 1974 民営化 185 高串児童館 268 1967 193 納所放課後児童クラブ 472 1972 他の施設へ機能集約を検討小学校の教室に空きがあれば機能集約を検討 - 41 -

7 鎮西地域 (1) 現状及び課題鎮西地域には 地域区分の圏域内で利用される鎮西市民センターや 離島を除く小学校の単位で設置された鎮西公民館 打上公民館といった施設の他にも 様々な圏域で利用される施設がありますが 全市的に利用される施設は特に立地していません 鎮西地域の人口は平成 27 年度においては5,967 人ですが 30 年後の平成 57 年度には 2,579 人と56.8% の減少が予測されています 鎮西地域 老齢人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 計 H27 ( 人 ) H57 ( 人 ) H27 H57 (%) 1,965 1,234 37.2 3,337 1,136 66.0 665 209 68.6 5,967 2,579 56.8 唐津市論点データ集 の推計人口を使用しています (2) 地域特性を踏まえた今後の方向性鎮西地域は 地理的に見ると唐津市の北部に位置し 周囲を玄海国定公園に囲まれた東松浦半島の北端の地域で 全国区の観光 交流資源である 名護屋城趾並びに陣跡 を有することから 本市の中でも代表的な観光地となっていますが 本地域においても - 42 -

市全体での減少割合よりも高い割合での人口減少が予測されており 本地域の住民が 公共施設を利用する際の利便性を 今後も維持するため 市民センターを中心とした 地域コミュニティの拠点形成に向けた検討が必要です そうした中 鎮西地域において 耐震性に問題があり 早期に建替えなどを検討する必要がある施設の再配置に向けた実行プランは 次のとおりです 番号 施設の名称 図表 2-14 実行プラン 延床面積 ( m2 ) 建築年度 耐震区分 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 110 鎮西公民館 1,855 1980 耐震改修 長寿命化 111 打上公民館 780 1981 鎮西公民館へ機能集約 182 加唐島保育所 139 1981 民営化 民間活用を検討 238 玄海海中展望塔 535 1974 民間活用を図りつつ 民営化も検討 - 43 -

8 呼子地域 (1) 現状及び課題呼子地域には 地域区分の圏域内で利用される呼子市民センター 呼子公民館といった施設の他にも 様々な圏域で利用される施設がありますが 全市的に利用される施設は特に立地していません 呼子地域の人口は平成 27 年度においては4,987 人ですが 30 年後の平成 57 年度には 2,175 人と56.4% の減少が予測されています 呼子地域 老齢人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 計 H27 ( 人 ) H57 ( 人 ) H27 H57 (%) 1,650 975 40.9 2,741 985 64.1 596 215 63.9 4,987 2,175 56.4 唐津市論点データ集 の推計人口を使用しています (2) 地域特性を踏まえた今後の方向性呼子地域は 地理的に見ると唐津市の北部に位置し 周囲を玄海国定公園に囲まれた東松浦半島の北端の地域で 全国区の観光 交流資源である 呼子朝市 を有することから 本市の中でも代表的な観光地となっていますが 本地域においても 市全体での減 - 44 -

少割合よりも高い割合での人口減少が予測されており 本地域の住民が 公共施設を利用する際の利便性を 今後も維持するため 市民センターを中心とした 地域コミュニティの拠点形成に向けた検討が必要です そうした中 呼子地域において 耐震性に問題があり 早期に建替えなどを検討する必要がある施設の再配置に向けた実行プランは 次のとおりです 番号 施設の名称 図表 2-15 実行プラン 延床面積 ( m2 ) 建築年度 耐震区分 施設毎の基本方針 短期 (2018~2027) 18 消防北部分署 286 1972 建替え 112 呼子公民館 1,920 1966 建替え 120 唐津市呼子子供の家 77 1981 公民館等へ機能集約を検討 - 45 -

9 七山地域 (1) 現状及び課題七山地域には 地域区分の圏域内で利用される七山市民センター 七山公民館といった施設の他にも 様々な圏域で利用される施設がありますが 全市的に利用される施設は特に立地していません 七山地域の人口は平成 27 年度においては 2,199 人ですが 30 年後の平成 57 年度には 876 人と60.2% の減少が予測されています 七山地域 老齢人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 計 H27 ( 人 ) H57 ( 人 ) H27 H57 (%) 807 434 46.2 1,122 367 67.3 270 75 72.2 2,199 876 60.2 唐津市論点データ集 の推計人口を使用しています (2) 地域特性を踏まえた今後の方向性七山地域は 地理的に見ると唐津市の東部に位置し 地域の約 7 割を山林が占めた地域で 平成 27 年度の人口は全地域の中で最も少なく 人口減少が予測される唐津市において 減少の割合は 2 番目に高く 30 年後には千人を下回ることが予測されており 本 - 46 -

地域の住民が 公共施設を利用する際の利便性を 今後も維持するため 市民センターを中心とした 地域コミュニティの拠点形成に向けた検討が必要です ただし 七山地域においては 耐震性に問題があり 早期に建替えなどを検討する必要がある施設は特にないため 既存施設の長寿命化を図りながら 長期的な視点で公共施設の再編を検討する必要があります - 47 -

第 3 章計画の管理方針 - 48 -

この章では再配置計画を着実に実践していくための必要な計画の管理方針などを示し ます 1 進行管理及び見直し本計画の上位計画である 公共施設等総合管理計画 では 毎年 年度末時点の延べ床面積の状況を調査し 削減状況を管理することにしており 本計画については 公共建築物の削減状況や取り巻く環境の変化に応じて 概ね5 年ごとに見直すこととします また 施設の再配置を着実に推進していくため Plan( 計画 ) Do( 実施 ) Check ( 点検 評価 ) Act( 改革 改善 ) の PDCA サイクルを機能させる仕組みやルールづくりを関連部署と連携のもとに進めます 2 計画の推進体制の確立 本計画を推進するにあたり 施設を所管する関係各課の協力の下 継続的に公共施設 の実態を把握する必要があります そのためには 組織を横断的に統括し 公共施設の - 49 -

適正配置を強力に進めるファシリティマネジメント部署を位置づけ 公共施設再編推進検討委員会 を随時開催し 公共施設の効率的な管理及び有効活用を推進します また その下部組織である 公共施設等総合管理計画策定幹事会 において 再配置事業の着実な実施に向けた横断的な協議を行うとともに 予算確保のため 予算編成部局との連携も強化します 公共施設の統廃合や維持管理 運営 譲渡等に際しては 市民をはじめ民間事業者との連携も不可欠であることから 積極的な情報提供に努め 情報の共有 合意形成を図り 行政サービスの最適化 維持管理 運営の効率化を進めます 3 予防保全型 の維持管理 今後 予防保全型 の維持管理を推進するため 建物や設備機器等の劣化の状況を定 期的に点検 診断するためのマニュアルの作成などに取組みます - 50 -

参考資料 日本建築学会建築工事標準仕様書 ( 抜粋 ) 構造体の耐久性 ( 鉄筋コンクリート ) 建築工事標準仕様書 (JASS5 日本建築学会発行 ) においては 鉄筋コンクリート造の構造体及び部材に要求される性能のうち 耐久性 1については 一般的な劣化作用を受ける構造体の計画供用期間 2の級 3として 4つの水準が定められています 各級に応じたコンクリートの耐久設計基準強度については下表のとおりです 計画供用期間の級 計画供用級別計画供用期間及び耐久設計基準強度 計画供用期間 ( 年 ) 4 耐久設計基準強度 5 (N/ mm2 ) 短期 30 18 標準 65 24 長期 100 30 超長期 200 36 6 1 耐久性は 一般的な劣化作用及び特殊な劣化作用に対して 計画供用期間中は構造体に鉄 筋腐食やコンクリートの重大な劣化が生じないものとする なお 非構造部材においては 構造部 材と同等の耐久性を有するか または容易に維持保全ができる構造詳細になっているものとする 2 計画供用期間とは 建築物の計画時又は設計時に 建築主または設計者が設定する 建築 物の予定供用期間のことである 3 軽量コンクリート 海水の作用を受けるコンクリート 凍結融解作用を受けるコンクリート エコ セメントを用いるコンクリート 再生骨材コンクリート及び無筋コンクリートの計画供用期間の級は 建築工事標準仕様書において それぞれ別に定めがある 4 およその年数である 5 耐久設計基準強度とは 構造体及び部材の計画供用期間に応ずる耐久性を確保するために 必要とするコンクリートの圧縮強度の基準値である 6 計画供用期間の級が超長期で かぶり厚さを 10 mm増やした場合は 30N/ mm2とすることができ る - 51 -

唐津市公共施設再配置計画 唐津市企画部公共施設再編推進室 847-8511 唐津市西城内 1-1 TEL0955-72-9115 FAX0955-72-9180 E-mail kikaku@city.karatsu.lg.jp - 52 -