人間関係形成能力育成プログラム 1年 Ⅰ ふれあいプログラム よりよい人間関係づくり 中学校生活スタートに向けて

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2年生学級活動(性に関する指導)指導案

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

北野中学校 30 周年第 1 学年共通道徳学習指導案 人はなぜ働くのか. 日 時 平成 18 年 11 月 24 日 生 徒 札幌市立北野中学校第 1 学年 指導者 教諭 筒井 久保村 石塚 川村 1. 主題名 人はなぜ働くのか 4-(5) 勤労と奉仕の精神 2. 主題設定の理由 人のためにならない

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

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はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

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PowerPoint プレゼンテーション

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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1 対象児童 省略 2 児童の実態 省略 発達障害 情緒障害通級指導教室自立活動学習指導案 コミュニケーションに課題のある児童の指導 平成 30 年 11 月 6 日 ( 火 ) 第 5 校時 3 指導観これまでに通級指導教室では 落ち着いた環境の中で 精神的安定を図り 本来持っている能力を発揮し

○数学科 2年 連立方程式

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

○ ○ 科 学 習 指 導 案

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

20情報【授業】

いろいろな衣装を知ろう

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3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

解答類型

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主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

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項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指


中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済

平成 年度言語活動の充実促進モデル校事業の研究より 豊かな表現力を培う 各教科等における言語活動の充実 伝え合う力 の育成

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第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

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3 4 エクササイズの時には以下の点を観察し, 必要に応じて援助する 生徒の表情や参加の仕方 グループ内のコミュニケーションと雰囲気教師自身も楽しむ態度で臨む リーダーとして説明や指示をしたり生徒の様子を観察したりしながらも, 共感的 受容的態度で接する 場合によってはエクササイズの実演をするなど,

M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

生活単元学習指導案 日時 : 平成 27 年 11 月 17 日 ( 火 ) 授業者 : 谷麻紗美 1. 単元名 校内販売を成功させよう 2. 単元について本学級は平成 27 年度より設置された特別支援学級 ( 知的 ) である 現在 1 年生の男子 3 名が在籍しており 障害の程度はさまざまである

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領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

第○学年 ○○科指導計画

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

<小学校 生活科>

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

Microsoft Word - 研究の概要他(西小) 最終

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単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

第3学年 総合的な学習の時間 学習指導案

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 三角形を辺や角に目をつけて分類整理して それぞれの性質を見つけよう 二等辺三角形や正三角形のかき方やつくり方を知ろう 二等辺三角形や正三角形の角を比べよう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか (

宮城県総合教育センター

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

筝で社会に貢献しよう !

(1)

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

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Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

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教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 6 報告文を書いて発表しよう


第 2 学年 1 組国語科学習指導案 指導者平方舜 1. 単元名二千五百年前からのメッセージ - 孔子の言葉 - 2. 単元について (1) 単元観本題材に用いられる 論語 は古代中国の思想家 孔子とその弟子たちの言行を記録したものである 簡潔な文章で書かれていて 抽象的なメッセージが多く それゆえ

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

( 発表できたのは, クラス 36 人中,13 人 その内訳は, 男子 10 人, 女子 3 人であった ) また, 次から次へ, 止まらずに子どもたちだけで, 論戦を繰り広げる姿に圧倒された 本当に英語の力 ( 読む, 聞く, 話す, 書く ) がなければできないこと 日頃から, その力をつけさせ

生徒用プリント ( 裏 ) 入力した内容はすべて記録されている!! 印 : 授業で学んだこと 管理者のパソコンには どのパソコンから いつ どのような書き込みがされたか記録されています 占いだけではなく メールや掲示板の内容も同じように記録されています もし 悪意のある管理者から個人情報が洩れたらど

生徒用プリント ( 裏 ) メールで意図は伝わるか??? 90% が伝わると考えているが 実際は 50% 月刊誌 人格 社会心理学会ジャーナル に発表された研究によると 電子メールのメッセージの意味合いを正しく捉えている可能性は 50% しかないという結果が出ている この研究では 人は受信する電子メ

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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人間関係形成能力育成プログラム 1年 Ⅰ ふれあいプログラム よりよい人間関係づくり 中学校生活スタートに向けて

人間関係形成能力育成プログラム Ⅰ-Ⅰ よりよい人間関係づくり ~ 中学校生活スタートに向けて ~ ステップ 1 新しい友達との交流 Ⅰ( 学級 ) ねらい : 新しい学級での人間関係づくり ( 班づくり ) 内容 : 他者紹介 自己紹介カード ステップ 2 新しい友達との交流 Ⅱ( 学級 ) ねらい : 新しい学級での人間関係づくり内容 : 自己紹介ゲーム 友達ビンゴ ステップ 3 新しい友達との交流 Ⅲ( 学年 ) ねらい : 新しい環境への適応内容 : 集団レクレーション 構成的グループエンカウンター ステップ 4 クラスの目標を決めよう ねらい : 理想のクラス像からクラスの目標を考え 団結力を高める内容 : 付せん紙を使い どんなクラスにしたいかを話し合い クラスの目標を決める 日常での実践 今日の MVP ねらい : 友達との人間関係づくり内容 : 帰りの会において 班ごとに今日のMVPを決め 理由を付けて発表する

人間関係形成能力育成プログラム Ⅰ-Ⅰ ふれあいプログラム よりよい人間関係づくり ~ 中学校生活スタートに向けて ~ 指導計画 学級活動 4 時間 帰りの会 学習過程 活動時間 ねらい 活動内容 学級活動 1 学級活動 学級の人間関係づくりを行 新しい友達との交流( 学級 ) ( ステップ1) い 新しい環境 新しい学級 クラスで 他者紹介を行った後 自 へ適応する 己紹介カードをつくる 学級活動 2 学級活動 友達との自己紹介ゲームを 新しい友達との交流 Ⅱ( 学級 ) ( ステップ2) 通してクラスの友達との関係 友達ビンゴ ビンゴカードに友達 を広げたり深めたりする の名前を書き合い ビンゴを行う 学級活動 3 学級活動 学年全体で人間関係づくり 新しい友達との交流( 学年 ) ( ステップ3) 学年 を行い 和やかな雰囲気で中 学年全体で エンカウンターを通し 学校生活をスタートする て新しい友達との交流を行う 学級活動 4 学級活動 理想のクラス像からクラス クラスの目標を決めよう ( ステップ4) の目標を考え クラスの団結 班毎に付せん紙を使って どんなク 力を高める ラスにしたいかを話し合い その後全体でクラスの目標を決める 日常での実践 帰りの会 お互いの努力を認め合い 今日の MVP 友達との人間関係を深める 1 日を振り返り 友達の頑張りを認め今日の MVP を決める 班毎に理 由を付けて発表し合う - 1 -

展開 1 学級活動ステップ1 新しい友達との交流( 学級 ) 1 ねらい 学級の人間関係づくりを行い 新しい環境 新しい学級へ適応する 2 準 備 ワークシート 自己紹介カード 3 本時の展開 時 学 習 活 動 指導上の留意点 支援 間 アイスブレーキング 導 1 ひたすらジャンケンをする 5 和やかな雰囲気で活動に入れるように たくさんの友達とジャンケンをし 勝 分 する 入 った回数を競う 展 開 2 自己紹介カード を書く 簡単な項目にし 記入しやすいように ワークシート 自己紹介カード に自 1 してあるが どうしても書きづらい部分 分の紹介を書く 5 は未記入でもよいこととする 分 3 他者紹介 をする 活動内容を理解させてから始める *4 人 1 班になる 1 班になり まずは隣と2 人で 自己紹 2 教師が例を示す 介カード を基に自己紹介をする 2 男子 2 人 女子 2 人のペアを基本とす ( 時間は1 人 3 分 ) 分 る 2 次に4 人の班で それぞれペアを組ん 教師が3 分経過したら合図をし 全体 だ友達について 自己紹介で聴いたこ で進めていく とを基に 前の2 人に紹介をする 3 紹介された生徒が 最後に付け足すことがあれば付け足しをし あいさつをする 4お互いが紹介をし その後同様に次の 2 人が紹介をする 4 感想を発表し合う 班全員が一言ずつ感想を発表できるよ 班で 一人一人が感想を発表する うにさせる 終 その後 班ごとに代表が感想を発表す 8 る 分 末 自己紹介カード を掲示する - 2 -

2 学級活動ステップ2 新しい友達との交流( 学級 Ⅱ) 友達ビンゴ 1 ねらい 友達との自己紹介ゲームを通してクラスの友達との関係を広げたり深めたりする 2 準 備 ワークシート ネームプレート 3 本時の展開 時 学 習 活 動 指導上の留意点 支援 間 アイスブレーキング 導 1 あとだしジャンケンをする 和やかな雰囲気で活動に入れるように 教師の指示通りの出し方でジャンケン する 入 をする 1 教師の ジャンケンポイ のかけ声の 0 後に 分 教師の ポイ という声のあと続けて 教師の出したものとあいこにする 何度も出し続ける 教師の出したものに勝つように出す 教師の出したものに負けるように出す 2 友達ビンゴを行う ルールの説明を聞く 学習形態を班にして行う ワークシートの空欄に友達からサイン 活動内容を理解させてから始める 展 をもらい そのシートを使いビンゴを 本時はなるべく多くの生徒とかかわる 行う サインをもらう際 自己紹介を ことができるように配慮する 開 行う 時間を区切り 1あいさつをした後 ジャンケンをして 3 男女別 勝った人は負けた人からサインをもら 0 違うグループの人 う 分 同じ誕生月の人 2なるべく多くの人からサインをもらい などと ジャンケンをする人を限定 ワークシートの空欄を埋めるようにす する る 3ネームプレートを使いビンゴを行う 4 感想を発表する 一言ずつ全員に感想を発表させる 終 班ごとに感想を発表し合う 1 0 末 分 - 3 -

3 学級活動ステップ3 新しい友達との交流( 学年 ) 1 ねらい 学年全体で人間関係づくりのための活動を行い 和やかな雰囲気で中学校生活をスタートする 2 準 備 笛 備 考 スクールカウンセラーとのチームティーチング * 中学におけるスクールカウンセラーの役割 紹介を兼ね スクールカウンセラーが授業を進める 学年の教員は T 2として生徒を指導する 3 本時の展開 時 学 習 活 動 指導上の留意点 支援 間 1 中学校生活について話を聞く 中学校生活の様子や 当面の行事予定 導 中学校生活で大切なこと 1 などを話し 安心した中学校生活のスタ ( 基本的な生活 学校の特色など ) 0 ートがきれるようにする 入 今後の予定 分 2 みんな集まれ 笛の音の回数を聞き その回数と同じ人数でグループをつくる クラス 男女に関係なく 笛の回数と同じ人数で集まる 展 開 3 バースデーリング 活動内容をしっかり理解させてから始 クラス毎に 言葉を交わすことなく める ( 一切話してはいけない ) 生年月日の順に並ぶ 間違えを責めることがないようにする 誕生日が1 月 1 日の人 ( いない場合は 1 番近い人 ) から順番に円を描くよう 並んでいく 最後が12 月 31 日生まれになる (1 月 1 日生まれのとなりにくる ) 3 クラスで並び順を確認をする 0 分 4 ジャンケンボーリング 活動内容を理解させてから始める 1クラス対抗で行う 活動に消極的な生徒には声をかける 2ジャンケンで勝ったら 次の列へ進み 最後まで勝ち抜くと得点となる 3 得点 順位を発表する お互いに拍手で終わりにする 終 5 感想を出し合う 1 発表をしっかり聴き 拍手で終わるよ 末 クラスの代表生徒が感想を発表する 0 うにする 分 - 4 -

4 学級活動ステップ4 クラスの目標を決めよう 1 ねらい 理想のクラス像からクラスの目標を考え クラスの団結力を高める 2 準 備 ワークシート (A 3に拡大 ) 付せん紙 3 本時の展開 時 学 習 活 動 指導上の留意点 支援 間 1 自分が理想とするクラスを考え こん 自分が理想とするクラスを具体的に書 導 なクラスにしたいということを 付せん 1 かせる 紙に書く 0 付せん紙は1 人 3 枚とする 入 分 2 班でクラスの目標を話し合う 班で自分の書いた付せん紙を基に ど 話している生徒の意見を最後までしっ んなクラスにしたいかを話し合う かり聴くことを指導する 展 付せん紙を貼りながら その理由を話 す 開 付せん紙を内容ごとに並べ直す 付せん紙を見ながら自分たちの理想と 理想のクラスに近づくための目標を考 3 するクラス像をイメージできるようにす える 5 る 理想とするクラス像から そのクラス 分 付せん紙に書かれた内容を達成するた に近づくための方法を考える めの方法を目標とさせる 班でクラスの目標を出す 3 クラスの目標を決める 教師からの願い等を話す 班で決めた目標を発表し合う 目標の最初の文字で合い言葉をつくる 出された目標の中からクラスの目標を など アイディアを出し意欲づけとする 決める ( 教師主導で進める ) 4 教師の話を聴く 終 目標達成のための意欲を高める 教師の話を聴き クラスの団結力が高 クラスの目標を達成するために どの 5 められるようにする 末 ようなことに気をつけたらよいかを知 分 クラスの目標を達成するために協力し る 合うことを確認する - 5 -

5 日常での実践 今日の MVP 1 ねらい お互いの努力を認め合い 友達との人間関係を深める 2 準 備 ワークシート : 3 実 践 帰りの会 活動内容 1 日を振り返り 友達の頑張りを認め今日の MVP を決める 班毎に理由を付けて発表し合う 導入 展 開 終末 ワークシート : 今日の MVP を配布する 活動内容を理解させる みんなの努力や頑張りを認め合うことまた その中から今日の MVP として 1 人決めること * あまり気がつかないようなよさにも目を向けられるよう指導する 班で 今日の MVP を決める ( 班 ) 1 日を振り返り 特に活躍したと思う生徒を一人ずつ出させる 理由を説明しながら発表し合い 班の 今日の MVP を1 人決める 班ごとに 今日の MVP を発表する 今日 1 日を振り返り 今日の MVP を出し合う ワークシート 今日の MVP に記入をする 日直が各班の 今日の MVP を記入する * いつも同じ生徒とならないよう 多面的によさを見られるように指導する 掃除 当番活動 人の手助けとなるようなこと * あまり名前が挙がらない生徒については 教師からの推薦による MVP を入れるなど 配慮をする 教師の話を聴く よさを広げ クラスの目標を達成させよう等 2 日目 3 日目以降 同様に進める 1 週間続けて実施する 今週の MVP を発表する 実態に合わせ 今月の MVP など継続していく - 6 -

学級活動ステップ 1 新しい友達との交流 ( 学級 ) 資料 みんなよろしく! 名 前 自己紹介カード 平成年月日生まれ 小学校出身 好きなもの 私はこんな中学生 好きな食べ物 性格 好きなスポーツ 趣味 好きなテレビ番組 特技 好きな教科 将来の夢 みんなに一言 似顔絵 - 7 -

学級活動ステップ 2 新しい友達との交流 Ⅱ( 学級 ) 資料 友達ビンゴ たくさんの友達からサインをもらいましょう このプリントがビンゴカードになります 感 想 - 8 -

学級活動ステップ 4 クラスの目標を決めよう 資料 クラスの目標を決めよう! こんなクラスにしたい 年組名前 そのためにはどんなことができるかな? メモ ( 班で話し合ったことを書こう ) クラスの目標 感 想 - 9 -

学級活動ステップ 4 クラスの目標を決めよう 資料 理想の 年組班 クラスの目標を決めよう! - 10 -

日常での実践 月今日の MVP 1 年組 月日 ( ) 1 班 2 班 3 班 4 班 5 班 6 班 月日 ( ) 1 班 2 班 3 班 4 班 5 班 6 班 月日 ( ) 1 班 2 班 3 班 4 班 5 班 6 班 月日 ( ) 1 班 2 班 3 班 4 班 5 班 6 班 - 11 -

日常での実践 月 今週の MVP 1 年組 - 12 -