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中古マンション ( 近畿二府四県 ) 成約登録 新規登録状況 ( 専有面積 :~35 m2 ) 成約登録 ( 近畿圏全域 ) 成約 推移 推移 2, % 1,8 1,6 1,4 1, % 1, % 1 2

3. 耐震化対策の対象とする府有建築物 表 1 の建物用途の分類に示される 旧耐震基準に基づきされた特定建築物及び準特定建築物 のうち 現行の耐震基準と同等の耐震性能を有しない建築物 4. 耐震化の目標 (1) 計画期間平成 28 から平成 37 までの 10 年間 (2) 耐震化率平成 32 まで

2/18 各分類の耐震性能等はホームページ本文をご参照ください 大阪府 河内長野市 南花台 集会所 (32) 未診断 貝塚市 津田北町 1 新耐震 岸和田市 春木

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Y69- 大阪 -46 職業別 昭 Y69- 大阪 音別 昭 河内版 Y69- 大阪 音別 昭 和泉版 Y69- 大阪 音別 昭 摂津版 Y69-

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不在者投票請求用紙●



四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

お問い合わせ先 レセプトの記載について ( 共通 国 後期分 ) 大阪府国民健康団体連合会 業務管理部 管理課 第 係 大阪市中央区常盤町 丁目 3 番 8 号 TEL ( 直通 ) ( 共通 社分 ) 大阪府社会診療報酬支払基金 審査企画部 企画調整第一課 530

総務課 局内総合調整 情報公開 個人情報保護 閲覧窓口 人事課 服務 人事 ( 採用含む ) 給与 会計課 契約 支出 物品管理 営繕 資格審査 ( 物品 ) 厚生課 職員の福利厚

第2表 普及計画

市街地再開発事業の今後の展開に関する検討会 の目的 目的 行政における再開発実務担当者の 1 問題意識の共有 2 情報交換と継承 3 専門家との交流 4 地方の声を集約する場として活用 目的 1 問題意識の共有 Step1 Step2 各自治体で抱える再開発ビルの再生に 各担当者の自由な発想による活

2/20 各分類の耐震性能等はホームページ本文をご参照ください 大阪府 泉大津市 和泉市 助松 101 新耐震 管理事務所 (101E) 未診断 集会所 (41W) 泉南市 泉南一丘 郵便局 未診断

届出番号 届出届出届出 1 政党等の名称社会民主党 2 政党等の名称国民怒りの声 3 政党等の名称おおさか維新の会 4 政党等の名称公明党番号番号番号 整理整理整理整理名簿登載者名得票数名簿登載者名得票数名簿登載者名得票数番号番号番号番号よこやま信一長沢ひろあき浜田まさよし熊野せいし谷あい正明あきの

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地域住宅計画 計画の名称千葉市地域 (3 期 ) 都道府県名千葉県作成主体名計画期間平成 27 年度 ~ 31 年度 千葉市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 千葉市は千葉県のほぼ中央部に位置し 人口は約 96 万人 世帯数は約 42 万世帯の地域で地域面積は k m2である 本市では

本社工場 ( ガス化 ) 1,000 36,100 株式会社広島リサイクルセンター 久井工場 ( 材料リサイクル ) ,900 池田市クリーンセンター 110 7,500 池田市クリーンセンター ,000 ダイシン加茂エコロジーセンター ,662 大阪府吹田市

< > 特別県営住宅 1 棟 県営住宅 2 棟の合計 3 棟である 県営住宅はほぼ満室の状態であるが 特別県営住宅は入居率が 53.3% である 特別県営住宅の間取りは 3LDK であり 約 60 m2と約 70 m2の広さのものがある 特別県営住宅は外観が県営住宅とほとんど変わらず 面積が若干広い

地域区分 測定点名称 地域区分 測定点名称 地域区分 測定点名称 1 府環境情報センター (3) 19 府立修徳学院 (4) 堺市及び 37 高石消防署高師浜出張所 (1) 2 堀江小学校 東大阪地域 20 東大阪市西保健センター その周辺地域 38 藤井寺市役所 大阪市中心部 3 勝山中学校 21

照会に関する手数料は不要です 4 照会手順について 照会書等の作成ウェブサイトに掲載している 相続放棄 限定承認の申述の有無等についての照会書 及び 目録 を利用するなどして必要事項を記入し, 上記 1の管轄区域に応じて送付してください 記入の際, 戸籍 ( 日本国籍を有しない方については, 住民票

設 機能の見直しハード面の効率化財源確保1-3. 再配置パターン ( 手法 ) の考え方 再配置計画の検討に向けて 公共施設の再配置を う場合の基本的なパターン ( 手法 ) について整理し それらの効果についても確認していきます 施設の再配置にあたっては 厳しい財政状況の中 人口が減少傾向にあるこ

お問合せ先及び電子申請申込先一覧 申込みされる府営住宅を所管している指定管理者あてにお問合せください 区分指定管理者名 A 豊中市内 池田市内 吹田市内 箕面市内の府営住宅 大阪府住宅供給公社 大阪ガスセキュリティサービス株式会社共同体千里管理センター B 高槻市内 茨木市内 摂津市内 島本町内の府

②鳥取県地域住宅計画3期(当初)

イメージ図 ( 医療施設の場合 ) イメージ図 ( 誘導施設 : 地域医療支援病院の場合 ) 5 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 108 条並びに都市再生特別措置法施行令第 35 条 第 36 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令

2007(H19) 標準財政規模に対する比率 (%) 人口一人あたり ( 千円 ) 歳入合計 地方税地方交付税 国庫支出金 地方債積立金地方債本年発現在高現在高行額 債務負実質債将来負積立金地方債 担行為務額額 担額 現在高現在高 債務負実質債将来負担行為務額担額額 島本町

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

地域住宅計画 計画の名称地域住宅計画都道府県名三重県作成主体名計画期間平成 17 年度 ~ 22 年度 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 当該地域は 三重県の南部に位置し 人口約 25,000 人 世帯数約 8,400 世帯の地域である は伊勢志摩国立公園の玄関口として 観光及び水産業を中心に発展

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本土 ( 沖縄県を除く ) 保険期間 60か月 48か月 37か月 36か月 35か月 34か月 33か月 32か月 31か月 30か月 29か月 28か月 27か月 26か月 25か月 24か月 23か月 22か月 21か月 20か月 合 自家用 A B 営 業 用 用 C D 自 家 用 用 4

自治体では妊娠週数の記入漏れ等での確認ができていないことが考えられ 状況を把握する必要がある 妊婦訪問は 出生数に対する訪問割合をみると全国の 2.4 より 大阪府は 2.2 と低かった 政令市では東大阪市 3.3 堺市 2.6 が高く 高槻市と豊中市は大阪府の半分の 1.1 と低かった 大阪府保健

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高校コード一覧表 大阪

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2


目 次 Ⅰ 調査の概要 1 Ⅱ 利用上の注意 8 Ⅲ 用語の解説 10 Ⅳ 結果の概要 事業所に関する集計 1 概況 12 2 全国における大阪府の状況 13 3 市町村別の状況 13 4 産業別の状況 15 5 経営組織別の状況 17 6 従業者規模別の状況 18 7 産業別の売上高 19 企業等

相模原市住宅基本計画 概要版

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平成21年度第1回

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大阪府営門真住宅まちづくり基本構想 平成 25 年 6 月 大阪府 門真市

大阪府岸和田市 関西リサイプラスチック製容器クル環境事包装業協同組合 ,400 大阪府岸和田市 関西リサイクル環境事業協同組合 大阪府池田市池田市クリーンセンター ,700 石切工場 85 12,600 大阪府池田市池田市クリーンセンター ,600 大阪府池田

寝屋川保健所地域保健課寝屋川市八坂町 相談方法来所 TEL FAX 月 - 金 ( 祝日除く ) 9:00-17:45 守口保健所地域保健課守口市梅園町 相談方法来所 TEL FAX 月 - 金 ( 祝日除く ) 9:00-17

「賃貸等不動産の時価等の開示に関する会計基準」について

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新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

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住まい まちづくりの基本目標と基本的施策の展開方向 1. 住まい まちづくりの理念と基本目標 だれもが安心して住み続けたいと感じる魅力ある とだ の住まい まちづくり を政策の基本理念とし これを実現するために次の 3 つを基本目標として総合的な施策を図るものとします 基本目標 -Ⅰ 多様なニーズに

3章.xdw

8 月 : 新大阪駅周辺地域について 都市再生緊急整備地域の候補となる地域として公表 10 月 : 第 3 回大阪港ベイエリアに関する意見交換会 を開催 11 月 : 旧成人病センター跡地等に関するマーケットリサーチ結果の公表 ( 予定 ) グランドデザイン 大阪都市圏 の推進 淀川沿川の広域連携型

地域住宅計画 計画の名称地域住宅計画 (Ⅲ 期 ) 都道府県名鳥取県作成主体名計画期間平成 28 年度 ~ 32 年度 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 1 の概要は鳥取県西部に位置する地方商業都市で 北側に日本海 東側に秀峰大山と自然豊かなまちである 気象に関しては 降雨日数 曇天日数が多い山陰

団地別利用可能方式一覧 ( ) 市此花区 高見フローラルタウン五番街 N,K 市此花区市此花区市此花区 高見フローラルタウン四番街酉島リバーサイドヒルなぎさ街フローラルタウン千鳥橋 N,K N,K K,N,O (55 号棟の (16,18,19 号棟の 市此花区 パークシティーふれあいのまち N,K

上野会クリニック 大阪市住吉区 (06) ,000 泉尾病院 大阪市大正区 (06) ,000 金城外科脳神経外科 大阪市大正区 (06) ,000 たいしょう生協診療所 大阪市大正区 (06) ,000

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4-(1)-ウ①

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表 区域の区分 区域の区分第一種区域第二種区域第三種区域第四種区域 該当地域 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) 第 2 章の規定により定められた第一種低層住居専用地域及び第二種低層住居専用地域都市計画法第 2 章の規定により定められた第一種中高層住居専用地域 第二種

平成 31 年度大阪府公立高等学校特別入学者選抜の志願者数 ( 平成 31 年 2 月 14 日午後 4 時 ( 締切数 )) ( 注 ) * : 同一選抜において複数学科等で入学者選抜を実施する高等学校においては 第 1 志望で不合格となっても 第 2 志望で合格となる場合があるため 学校全体の志

[ 図表 35: 見直しのイメージ ] 質の高い施設 安心安全で コストの最適化 施設を安心安全に利用するため 点検 診断を実施し その結果に基づき 必要な対策を適切な時期に着実かつ効率的 効果的に実施します また これらの取組を通じて得られた施設の状態や対策履歴等の情報を記録し 次の点検 診断等に

平成 27 年 2 月改定 次世代自動車充電インフラ設置に係るビジョン 平成 25 年 3 月 大阪府 1

法と条例の関係 調査契機 調査対象物質 土壌汚染対策法 有害物質使用特定施設の使用廃止 ( 法第 3 条 ) 土壌汚染による健康被害が生ずるおそれがある場合 ( 法第 5 条 ) m2以上の土地の形質の変更 ( 法第 4 条第 1 項 条例第 81 条の 5) で 土地の利用履歴調査 ( 条例第 8

地域住宅計画 計画の名称地域都道府県名大阪府作成主体名計画期間平成 21 年度 ~ 24 年度 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 は東西 16km 南北 4.8km 面積は 43.99k m2を有し 大阪市中心部 和歌山市中心部よりそれぞれ約 30km の位置にある 市域では寺社仏閣の歴史的資源

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資料6-6 事務処理特例制度を活用した人事権移譲の動き

(1) 離島以外地域 ( 沖縄県を除く ) に適する基準料率 そ2 48か月 ~37か月契約 保 険 期 間 48か月 47か月 46か月 45か月 44か月 43か月 42か月 41か月 40か月 39か月 38か月 37か月 乗合及びけん引旅客 乗 乗 普けん通引貨及普通物貨び物 A B C D

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地域住宅計画 計画の名称鳥取市地域都道府県名鳥取県作成主体名計画期間平成 22 年度 ~ 26 年度 鳥取市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 1 鳥取市の概要鳥取市は鳥取県東部に位置する県庁所在地で 平成 16 年 11 月 1 日に国府町 福部村 河原町 用瀬町 佐治村 気高町 鹿野町 青谷町

地域住宅計画 計画の名称高岡地域 (H27-31) 都道府県名富山県作成主体名高岡市 計画期間 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 平成 27 年度 ~ 31 年度 高岡地域は富山県の西部に位置し 人口約 17 万 6 千人 世帯数約 6 万 6 千世帯 (H26.12 月住民基本台帳 ) の地域で


地域住宅計画の名称 大崎地域住宅計画第 Ⅲ 期 ( 第 2 回変更 ) 作成主体 大崎市 計画期間 平成 28 年度 ~ 平成 32 年度 1. 地域の住宅施策の経緯及び現況 大崎市は, 市西部の奥羽山脈を源とする鳴瀬川, 江合川が東流する肥沃な耕土として形成された大崎平野に位置し, 田園と水資源豊

栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

5 池田市 134, ,956 12, % 146,956 12, % 6 吹田市 137, ,643 14, % 147,599 10, % 7 泉大津市 124, ,424 11, % 1

資料 2 発達障がい児者支援に係る 市町村の取組状況等 平成 27 年 8 月とりまとめ 大阪府福祉部障がい福祉室地域生活支援課

出雲市 都市建設部 建築住宅課 出雲市公営住宅等 長寿命化計画

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団地別利用可能方式一覧 ( ) 市此花区 市西区 市西区 市西区 市港区 市港区 市港区 市大正区 市大正区 市大正区 市天王寺区 市浪速区 市浪速区 市浪速区 市西淀川区 市西淀川区 パークシティーふれあいのまち N,K 西長堀 N,U 信濃橋 N 北堀江 N N,U 磯路公園 N N,K サンラ

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

この大地震の発生が想定される今 被害を最小限にするため行政機関は阪神 淡路大震災の反 省を踏まえた対策を実施しています 大阪府下でも 上町 有馬高槻 生駒等の各断層がある一方 大和川 淀川などの大きな河川 に沿って発達してきた地形を考えると 地震の影響は大きなものとなります ( 図 3 参照 ) 近

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大阪府営住宅ストック活用事業計画 平成年月 1 趣旨 大阪府営住宅ストック総合活用計画 に基づき 大阪府営住宅ストック活用事業計画 を策定し や等の個別事業の実施方針 対象団地等を明らかにし 事業を計画的に進めます なお 本計画については 住宅市場等の社会情勢を踏まえつつ また市町との協議や各事業の進捗状況により 必要に応じて見直しを行います 2 事業推進の考え方 大阪府営住宅ストック総合活用計画 では 具体的な推進方策 を示しましたが 住宅ストックを個別の住戸 住棟だけでなく 団地という単位でとらえ 再編 整備 機能向上 維持保全の観点から 事業推進の考え方を示します (1) 再編 整備今後 高い確率で発生が予想される大地震に備え 耐震化を進めるとともに 地域のまちづくりに活用するため 団地の再編や整備を行います は 早期に耐震化が図れることから対象を拡大し は まちづくりに対する市町の意向をもとに実施します また 大規模団地は や等を複合的に行い 地域のまちづくりに活用します 一方で 耐震化が困難な住棟や 需要の低い団地内にある一部の住棟や住戸は用途廃止を行い 新たな土地利用への転換や空室の活用等により地域課題の解消や地域力の向上に努めます 府営住宅ストックをまちづくりに活用するにあたっては 府と市町の関係部局が連携する会議を設け 事業方針のほか により生み出した土地や空室等の活用方法について 個別に具体的な協議を進めます さらに主体的にまちづくりを行う市町とは 移管についても 個別に具体的な協議を進めていきます (2) 機能向上による機能更新だけではなく 既存住宅についてもバリアフリー化を図る等 団地の機能向上に努めます 特に 改善事業によるバリアフリー化は 敷地内の主要な通路の段差解消や 住棟内でのエレベーター設置 そして住戸内での対応と団地全体で進めます また 誰もが安心して暮らせるために MAI ハウス 等の車いす常用者世帯向け住宅の供給も引き続き行います (3) 維持保全今ある住宅ストックを長く十分に活用するため 予防保全や入居者の安全確保の観点から 計画的な修繕を行い 適切な維持保全に努めます 1

3 個別事業の実施方針事業推進の考え方を踏まえ 再編 整備 機能向上 維持保全にかかる各事業の進め方を示します (1) 再編 整備 事業 耐震化を早期に進めていくため 高層住宅に加え 新たに中層住宅も対象にを実施します H23-32 想定事業量 12,000 戸 事業は 入居者が住みながら事業を実施することを基本とします 中層住宅で を行う場合は 入居者の利便性向上のため エレベーターの設置等も合わせて検討していきます 従来の PC アウトフレーム工法ではが困難であった塔状の高層住宅についても 制振工法等の特殊工法を検討し 耐震化を図ります 建替事業 まちづくりの観点から地元市町と協議し 連携してにより土地を生み出すなど 必要な場合にを実施します なお すでに建替事業に着手し事業を継続する必要があるもの すでに市町とまちづくり等に関して連携を図りながら計画しているものについては 引き続きを進めていきます H23-32 想定事業量 12,000 戸 人口減少社会の到来により 将来的にを縮減していく方針です 加えて 耐震化を進めることが喫緊の課題である中 は 従前のではなく 入居者の居住の安定を確保する上で必要なを基本とし 耐震化をさらに進めていきます また においては 将来の単身世帯の増加等も踏まえ 小規模住戸の確保も検討します の対象は 耐震性の低いものとし 耐震性を満たすものは機能向上を図りつつ 長期間活用します なお 今計画期間内においては 老朽化を理由としたは行いません 複合事業 市と連携し まちづくりの検討をモデル的に進めている大規模団地については 建替事業や事業等を複合的に組み合わせ実施します H23-32 対象団地大規模団地 5 団地 2

具体的なまちづくりについての計画は 地域住民のニーズも反映し 地域力の 向上に資するものとするため 市と十分に協議を行い 確定していきます 用途廃止 の施工性等により耐震化を図ることが困難な住棟については 用途廃止します また 入居者を募集しても応募倍率が 1 倍未満となるような需要が低い団地について 団地規模 空室の状況等を勘案し その団地内にある一部の住棟や住戸を用途廃止します H23-32 想定事業量約 5,000 戸 用途廃止にあたっては 同一団地や近隣団地への移転を中心に 入居者の居住の安定を確保しつつ 空室の集約等により行います 用途廃止した後は 市町と連携し 地域のために必要となる新たな土地利用へ転換する等 地域課題の解消 地域力の向上に努めます なお 対象となる住棟のうち 耐震性が低いものから用途廃止に着手します (2) 機能向上 団地内バリアフリー化事業 団地敷地内の主要な通路や住棟のアプローチ等の段差解消等を引き続き実施します H23-32 想定事業量 17 団地 事業やエレベーター設置事業の進捗と整合を図り 計画的に進めます 中層エレベーター設置事業 エレベーターがない中層住宅において 耐用年数や団地の状況を勘案し 引き続きエレベーターを設置していきます H23-32 想定事業量約 2,800 階段 用途廃止に伴い移転先となる住棟や の対象となる住棟については 各事業の進捗状況にあわせ 優先的に実施します これまでの階段室型のエレベーター設置を引き続き行うとともに 新しい工法の検討を進めていきます 中層エレベーター設置事業の事業量については 中層住宅のうち現時点でエレベーターが設置されていない階段で 物理的に設置可能と想定される概数であり 今後 必要な事業量を精査します 3

住戸内バリアフリー化事業 平成元年からバリアフリーを標準仕様とした住宅をしてきましたが それ以前にしたものについては住戸内のバリアフリー化がなされていないため 改善事業を引き続き実施します H23-32 想定事業量 12,000 戸 誰もが安心して暮らせる 住みやすい良質なストックとなるよう事業を進めていくため 高齢者がお住まいの住戸だけではなく 新たに空室においても事業を実施します 本事業は 団地の1 2 階及びエレベーター停止階とその上下階の住戸を対象とします 中層エレベーター設置事業と併せて 用途廃止に伴い移転先となる住戸や の対象となる住棟にある住戸については 優先的に実施します 車いす常用者世帯向け住宅の供給 建替事業において 車いす常用者世帯向けのハーフメイド方式による MAI ハウス を確保するとともに 既存住宅において 車いす常用者世帯向け改善 事業 を実施します H23-32 想定事業量 MAI ハウス車いす常用者世帯向け改善事業 220 戸 40 戸 MAI ハウス は 建替事業の進捗や入居者の状況を踏まえつつ 確保して いきます 車いす常用者世帯向け改善事業 は バルコニーからのアプローチも可能な 1 階の空室を活用して実施します (3) 維持保全 計画修繕 PDCAサイクルにより進捗や効果検証等を適宜行い 適切な周期に基づき修繕を実施することで 入居者の安全を確保するとともに 長寿命化を図り ライフサイクルコストの低減に努めます 実施に当たっては 特定に事業が集中しないよう適切に対象団地を選定し 事業費の平準化を図るとともに 定期点検や改善事業に合わせて修繕を実施することでコスト縮減を図ります また 古い住宅には浴槽がない等 住宅の基本的な性能が十分に備わっていないものもあり 性能向上に努めるとともに 省エネ等 社会的要請に応えるためにも 事業を実施していきます 4

4 団地別事業実施計画 ( 案 ) 個別事業の実施方針を踏まえ 計画期間 ( 平成 23 ~ 平成 32 ) 内に着手予定している再編 整備 ( 団地内の一部の住棟や住戸の用途廃止 ( 以下 という )) について その候補団地と着手予定時期を実施計画 ( 案 ) として 別表に示します 今後 本実施計画 ( 案 ) をもとに 地元市町と地域のまちづくりの観点から十分協議を行い 事業手法を確定していきます また 今後の社会情勢等によっても見直すことがあり 毎の予算の定めるところにより事業を実施していきます 別表 凡例 : 各事業の対象となる団地 継 : 建替事業の継続団地 ( 原則同意済み団地 ) 複合 : 複合事業 ( 建替 など ) は 平成 23 年 3 月 31 日時点に現存している住戸の数であり 各事業の対象や事業完了後のではありません 市区町名 北区大淀 105 高層 S48 西淀川区歌島 297 高層 S49 ~ S61 淀川区 東三国 366 高層 S43 ~ S44 東淀川区 下新庄鉄筋 88 中層 S32 継 旭区 橋寺 0 - - 継 中央区 寺山 216 中層 S24 ~ S26 継 大 阪 市 城東区今福南 377 中層 高層 S46 ~ S62 此花区千鳥橋 110 中層 S40 ~ S41 継 生野区南生野 97 高層 S46 住吉区西長居 48 中層 S28 ~ S30 継 東住吉区矢田部 632 中層 S33 ~ S34 継 瓜破東 68 中層 S35 ~ S36 継 平野区 高野大橋 344 中層 S37 ~ S38 継 瓜破国塚 110 中層 S38 継 瓜破 959 中層 S34 ~ S36 継 5

市区町名 新千里北 1,312 中層 S40 ~ S41 複合 豊中市 新千里東 671 中層 S40 継 新千里南 1,025 中層 S42 ~ S43 複合 西緑丘 140 中層 S48 池田市 池田鉄筋 0 - - 継 岸部第 1 720 高層 S44 吹田山田西 384 中層 高層 S54 千里佐竹台 233 中層 S36 ~ S38 継 千里高野台 1,195 中層 S37 ~ S38 継 吹田市 千里藤白台 1,054 中層 S38 ~ S39 継千里古江台 (4 丁目 ) 中層 S38 継 1,402 千里古江台 (5 丁目 ) 中層 S39 ~ H15 千里青山台 485 中層 S39 千里竹見台 385 中層 S41 継 千里桃山台 1,040 中層 S41 ~ S42 複合 茨木市 茨木松ケ本 209 高層 S55 摂津市 摂津南別府 639 高層 S46 ~ S47 高槻 72 中層 S27 継 高槻市 高槻芝生 1,188 中層 高層 S37 ~ S38 継 高槻深沢 425 簡耐 中層 S38 ~ S39 継 高槻氷室 80 中層 S48 東大阪市 鴻池第 2 580 中層 S38 ~ S40 継 東鴻池第 2 250 高層 S51 牧野北 1,300 中層 S43 継 枚方市 枚方田ノ口 1,270 中層 S43 ~ S49 継 牧野東 0 - - 継 寝屋川市 寝屋川中木田 121 高層 S48 寝屋川河北 302 中層 高層 S52 寺方 30 木造 S27 継 守口市 守口佐太中 305 高層 S46 守口錦通 288 高層 S49 6

市区町名 門真 2,364 中層 S41 ~ S42 複合 門真市 門真下馬伏 244 中層 高層 S49 門真三ツ島 443 中層 高層 S53 四條畷市清滝 690 中層 S45 大東市 大東寺川 700 高層 S48 大東朋来 1,379 中層 高層 S50 ~ S63 八尾 72 中層 S29 継 八尾高砂 866 中層 S40 ~ S41 八尾市 久宝寺 239 中層 高層 S45 ~ S46 八尾二俣 161 高層 S48 八尾北久宝寺 241 高層 S50 松原市 松原一津屋 532 高層 S46 継 松原立部 551 中層 高層 S45 羽曳野市古市 696 簡耐 S40 継 富田林市 河内長野市 富田林北大伴 285 簡耐 S38 ~ S39 継楠風台 380 中層 S44 千代田台 532 中層 S41 貴望ケ丘 470 中層 S43 柏原市 柏原河原 393 高層 S47 大阪狭山市 狭山 1,440 中層 S44 ~ S45 浅香山 928 中層 高層 S51 ~ S61 金岡 512 中層 S29 継 金岡東第 1 465 中層 S41 ~ S42 継 金岡東第 2 520 中層 S40 ~ S43 継 堺 市 北区 金岡東第 3 764 中層 S40 ~ S41 金岡東第 4 386 中層 S41 ~ S42 継 金岡東第 5 881 簡耐 中層 S42 継 百舌鳥梅町 581 高層 S45 堺白鷺東 384 高層 S50 堺区堺戎島 705 高層 S45 ~ S46 7

0. 市区町名 中区 八田荘 2,486 中層 S41 ~ S43 複合 宮山台第 2 220 中層 S42 宮山台第 4 701 中層 S41 ~ S44 竹城台第 3 555 中層 S42 竹城台第 4 555 中層 S42 高倉台第 3 479 中層 高層 S45 ~ S46 高倉台センター 313 高層 S46 三原台第 1 1,605 中層 S44 ~ S45 堺 市 南区 若松台第 2 762 中層 S43 ~ S47 晴美台第 4 804 中層 高層 S46 槇塚台第 1 1,128 中層 高層 S46 桃山台 2 丁 180 中層 S46 桃山台 3 丁 210 高層 S46 S49 泉北ニュータウン再生府市等連携協議会において策定する 泉北ニュータウン公的賃貸住宅再生計画 を踏まえて確定します 原山台 3 丁 1,064 中層 高層 S47 原山台 4 丁 85 高層 S47 原山台 5 丁 1,013 中層 高層 S47 ~ S48 御池台 2 丁 170 中層 S53 赤坂台 3 丁 1,253 中層 高層 S47 ~ S48 新檜尾台 3 丁 300 中層 S52 城山台 2 丁 688 中層 高層 S51 ~ S52 高石市 高石加茂 105 高層 S51 泉大津市 泉大津要池 708 高層 S47 和泉市 和泉寺田 72 簡耐 S39 継 久米田第 2 116 簡耐 中層 S38 継 春木旭 296 高層 S45 岸和田市 岸和田田治米 720 中層 S45 ~ S46 岸和田土生 601 高層 S47 岸和田天神山 580 中層 S53 ~ S55 貝塚橋本 453 簡耐 中層 S38 ~ S39 継 貝塚市 貝塚三ツ松 1,376 中層 S44 貝塚三ツ松第 2 450 中層 S47 8

市区町名 泉佐野市 佐野台 436 中層 S40 継 泉佐野見出 220 中層 S46 泉南市前畑 450 中層 S46 阪南市東鳥取石田 1,200 中層 S44 ~ S48 岬町岬深日 120 中層 S47 耐震化が困難であり 団地全てを用途廃止とします なお 前計画での候補団地としていた 箕面 ( :272 戸 : 中層 :S28) 上大和川 ( :256 戸 : 中層 :S33,34) については 現行の耐震基準を満たしていることから 今回の計画では の候補団地としていませんが 優先的に修繕を実施するなど 適切な維持保全に努めます 9