研修の手引

Similar documents
目次 Ⅰ 福島県教育委員会経験者研修 Ⅰ 実施要項 1 Ⅱ 高等学校経験者研修 Ⅰ 研修概要 1 研修体系 2 研修の目的 研修の内容等 4 研修の計画及び実施 運営等 4 5 研修の留意点 4 表 1 高等学校経験者研修 Ⅰ の流れ 5 表 2 高等学校経験者研修 Ⅰ 提出書類一覧 5 Ⅲ 高等学

目次 Ⅰ 福島県教育委員会経験者研修 Ⅱ 実施要項 1 Ⅱ 高等学校経験者研修 Ⅱ における評価及び研修計画作成要領 3 Ⅲ 経験者研修 Ⅱ 運営要項 ( 高等学校 ) ( 資料 1) 経験者研修 Ⅱの在職期間の計算方法等について ( 資料 2) 経験者研修 Ⅱの在職期間の計算方法等にかかわる特殊な

目 次 Ⅰ 福島県教育委員会経験者研修 Ⅱ 実施要項 1 Ⅱ 小 中学校経験者研修 Ⅱ における評価及び研修計画作成要領 3 Ⅲ 経験者研修 Ⅱ 運営要項 ( 小 中学校 ) 5 ( 資料 1) 経験者研修 Ⅱの在職期間の計算方法等について 8 ( 資料 2) 経験者研修 Ⅱの在職期間の計算方法等に

3 年次休暇の計算例 (1) 昨年 4/1~12/31 までとして勤務 ( 年休取得なし ) = 前年からの繰越し 15 1 今年もとして下記の期間に任用された場合 ( 年次休暇 3 使用 ) < 年次休暇の付与数 > = ( 当初の ) + ( 更新後の

1 大学等を卒業して小学校教諭普通免許状を取得する ( 免許法別表第 1) 基礎資格 種類 基礎資格 専修 修士の学位 ( 大学 ( 短期大学を除く ) の専攻科又は大学院に1 年以上在学し,30 単位以上修得した場合を含む ) 一種 学士の学位 ( 学校教育法第 102 条第 2 項により大学院へ

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

Taro-平成30年度 幼児教育に関す

<4D F736F F D20905F8CCB8E F582CC8D8297EE8ED AA8B788BC682C98AD682B782E98FF097E181698B6388C4816A81698B6388C494D48D8693FC82E8816A2E646F63>

目 次 1 実施要項 授業実践研究 3 3 提出書類等について 研修についての問い合わせ先について 4 共通様式 1 欠席届 5 共通様式 2 一部延期願 5 共通様式 3 改姓届 5 様式 1 授業実践研究の概要 6 様式 2 授業実践研究の( 中間まとめ まとめ ) 6

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

求められる整理編

資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

平成30年度学校組織マネジメント指導者養成研修 実施要項

英語教育改善プラン

英語教育改善プラン

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

44 大分県

初任者研修について 初任者研修関係資料 平成 9 年度初任者研修に関する滋賀県総合教育センターの取り組み 初任者研修前期の取り組みと後期の予定 後期の取り組み 課題研究 について 成果と課題 授業研修 (4/4 6) 工業高等学校での現地研修 (7/5) 宿泊研修 (7/30 3 8/) うみのこ

平成19年高知大学免許法認定講習受講申込書

kihonhousin6.doc

<4D F736F F D208BB388E788CF88F589EF89EF8B638E9197BF955C8E C4816A2E646F6378>

育児休業Q&A

教育公務員特例法等の一部を改正する法律について

①H28公表資料p.1~2

Ⅰ 校外における研修の留意点 1 校外における研修のコマ数の考え ア ) 午前 午後の講座は 0.5 日 (0.5 コマ ) イ ) 全日の講座は 1.0 日 (1.0 コマ ) 2 校外における研修として選択できない講座研修講座の対象者が限定されている場合ア ) 初任者研修センター等研修 ( 初任

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

5 所要資格 基礎 免許 在職年数 有することを必要とする学校の免許状高等学校教諭普通免許状 1 基礎免許取得後 当該免許で良好な成績で勤務したことを必要とする最低在職年数以下に掲げる高等学校等における教員経験 高等学校 3 年 中等教育学校の後期課程 特別支援学校の高等部 基礎免許取得後 大学等に

<4D F736F F D208B6388C491E F8D E7390EC8E F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98FF097E182CC88EA959489FC90B381698B6388C4816A2E646F63>

札幌市教育研究推進事業のあらまし Ⅰ. 札教研事業とは 1. 経緯 札幌市教育研究推進事業( 札教研事業 ) は 札幌市教育研究協議会 ( 昭和 25 年 5 月創設 ) いわゆる 札教研 の研究 研修活動部分を引き継ぐ形で 平成 19 年度より新たに教育委員会の事業として推進されて今日に至る 2.

教員採用の在り方等に関する点検結果について(平成20年8月29日現在の状況)各都道府県・政令指定都市教育委員会の報告内容 群馬県

Taro-更新講習実施要項0315

別紙(例 様式3)案

2019 年度 コース履修の手引 教職コース 司書教諭コース 学芸員コース

資料7 新学習指導要領関係資料

管理職等育成プログラム(完成版8月28日)

目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

Microsoft Word - H29市町村職員の勤務条件等の状況

英語教育改善プラン

45 宮崎県

英語教育改善プラン

筑紫野市学童保育連絡協議会学童クラブ指導員就業規則

しい支障が生じることとなったこととする 3 前条の規定は 育児休業の期間の延長の請求について準用する ( 育児休業の期間中の休暇等の取扱い ) 第 5 条育児休業をしている職員に対しては 職員就業規程第 37 条の規定による年次有給休暇並びに就業規程第 39 条の規定による公民権行使等休暇 事故休暇

< F2D5F95E28F958E9197BF2E6A7464>

9/12 回 講義 演習 いじめの理解と対応 講義 実習 学校環境衛生活動及び医薬品等の管理 10/17 講義 特別支援教育の理解と養護教諭の役割 ( 水 ) 講義 演習 発達段階を踏まえた児童生徒理解 10/12 回 講義 演習 保健室における情報活用と情報管理 協議 自己課題研修の検討 3 10

県立学校職員 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 15 条の2 第 1 項第 5 号の規定に基づき 山形県教育委員会における職員 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 7 条に規定する校長及び教員等 ) の標準職務遂行

八王子市学校サポーター事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 八王子市立小 中学校 ( 以下 学校 という ) に在籍する特別な支援が必要な児童 生徒に対して学校生活における適切な支援を行うため 学校サポーターを必要に応じて学校に配置し 本市における特別支援教育の充実を図ることを目的とする

平成19年高知大学免許法認定講習受講申込書

4教員の研修自主研修職責の遂行に努めなければならない 期せられるとともに, 養成と研修の充実が図られなければならない 方途その他研修に関する計画を樹立し, その実施に努めなければならない 職務研修行うものとする 下記は, 学校管理職合格セミナー 2016 年 12 月号で解説している条文です 平成

<4D F736F F D B993BF8BB388E782C98AD682B782E98D5A93E08CA48F432E646F63>

00_公文


教職課程を開設している学部・学科の専任教員数及び授業科目等_2018

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

【資料2】社会教育主事講習の見直しについて【派遣社会教育主事制度とその現状】

教職員の事故 1 負傷事故 前の対策 安全点検日 1 日常的に器具 器材の安全点検をする 毎月 1 0 日 事故発生 2 危険を予測して授業の安全面に配慮する 1 負傷者の応急処置をする 養護教諭等 状況把握 1 応急処置をする 命にかかわる 2 場合によっては救急車 番手配を 物は躊躇

Taro-07_学校体育・健康教育(学

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

Microsoft PowerPoint _羅針盤原稿_(中原作成)3.pptx

< F2D318BB388E789DB92F682CC8AC7979D F >

Taro (結合)3・4ファイ

会計年度任用職員の勤務時間 休暇等に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第一条この条例は 会計年度任用職員 ( 以下 職員 という ) の勤務時間 休暇等に関し必要な事項を定めるものとする ( 勤務日数及び勤務時間 ) 第二条職員の勤務日数ならびに勤務日の割振りは職務の性質に応じて任命権者が定める

Microsoft Word - 例規集(A4判).docx

評価者研修テキスト資料編 ( 平成 31 年 4 月改正 ) ~ 県立学校用 ~ 埼玉県立学校職員の人事評価に関する規則 62 埼玉県立学校職員の人事評価実施要領 65 様式 1( 自己評価シート ) 79 様式 2( 最終評価シート ) 126 様式 3( 人事評価報告書 人事評価結果一覧 ) 1

香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

平成23年度 「課題別研修受講者推薦依頼表」の作成の手引き 【学校用】

< F2D8BCE96B18E9E8AD481438B7889C993998B4B92F F3132>

Q&A

(3) 育児短時間勤務をしている職員が休職又は停職の処分を受けたことにより 当該育児短時間勤務の承認が効力を失つた後 当該休職又は停職の期間が終了したこと (4) 育児短時間勤務をしている職員が当該職員の負傷 疾病又は身体上若しくは精神上の障害により当該育児短時間勤務に係る子を養育することができない

報酬改定(処遇改善加算・処遇改善特別加算)

Microsoft Word docx

( 育児又は介護を行う職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限 ) 第 9 条略 4 前 3 項の規定は, 第 16 条第 1 項に規定する日常生活を営むのに支障がある者を介護する職員について準用する この場合において, 第 1 項中 小学校就学の始期に達するまでの子のある職員 ( 職員の配偶者で当該子の

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成)

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

<95CA8E E786C73>

第 3 提出期限について要綱第 6 条第 1 項の規定による申請書及び添付書類 ( 以下 申請書等 という ) の提出期限は 次のとおりとする ただし 北海道教育委員会教育長及び教育局長 ( 以下 教育長等 という ) がやむを得ない理由があると認める場合は この限りではない (1) 北海道立の高等

4 副校長 教頭の長時間業務改善への取組 学校内施設 ( 校舎等 ) の鍵の開閉は 副校長 教頭のみが行うこととせず 全教職員等で協力して行います ( 警備員が配置されている学校においては そのシステムを適切に活用します ) 児童生徒の登校時間については 学校と県教育委員会 市町村教育委員会が連携し

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

聖籠町職員の育児休業等に関する条例及び聖籠町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例をここに公布する

5 2 性格 について 2 性格 に 指標は 人事評価に用いるものではない と明記しているが 人事評価に用いられないことを 県教育委員会としてどのように担保するのか 教育公務員特例法等の一部を改正する法律等の施行について (28 文科初第 1803 号 H ) の第二 留意事項 1 指標

小免プログラムでは本学学生としての本業が疎かになることのないよう,1 年間の履修は20 単位程度とし,2 年次から4 年次までの3 年間で単位を修得することを原則としている この要項にある出願条件を満たし, 本学の選考 ( 面接 ) に合格した学生は本学との提携により聖徳大学の通信教育部の科目等履修

Microsoft Word - 調査書等中学校先生記入用紙.docx

Microsoft Word doc

○職員の勤務時間、休暇等に関する条例

公式WEBサイト_取得できる免許・資格(H27入学生~)Ver_02

<4D F736F F D AD8F6F A F8B5A945C81458C6F8CB182C9899E82B682BD8F888BF689FC915082CC82E682AD82A082E982B28EBF96E282C982C282A282C42E646F6378>

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

第 2 部 東京都発達障害教育推進計画の 具体的な展開 第 1 章小 中学校における取組 第 2 章高等学校における取組 第 3 章教員の専門性向上 第 4 章総合支援体制の充実 13

平成23年度船橋市立船橋高等学校第一学年入学者選抜要項

<4D F736F F D F89A1956C8E7388EA94CA F582CC8B8B975E82C98AD682B782E98FF097E18B7982D189A1956C8E7388EA94CA904582CC94438AFA F582CC8DCC97708B7982D18B8B975E82CC93C197E182C98AD682B782E98FF097E182CC88EA9

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

平成30年度大阪成蹊大学・大阪成蹊短期大学 免許状更新受講申込書

8. 受講環境条件動作保証している受講環境は 以下のとおりです 動作保証していない受講環境で受講を開始した場合には 動作に不具合が発生しても対応いたしかねる場合がありますので 予めご承知おきください Windows 端末 ( パソコン タブレット端末 ) OS Windows 7 Windows 8

Microsoft Word - 沖縄県サービス管理責任者フォローアップ研修事業指定事務取扱要領

2 次 2 次 率 2 次 2 次 大阪教育 ( 教育 - 小中 - 保健体育 ) 69 ( 教育 - 中等 - 保健体育 ) 奈良教育 ( 教育 - 教科 - 英語 ( 中 )) 55.0 山口 ( 教育 - 学校 - 国語 ) 50.0 ( 教育 - 学校 - 英語 ) 52.5 福岡教育 (

スライド 1

17 石川県 事業計画書

Transcription:

平成 1 年度 経験者研修 Ⅰ の手引 小 中学校教諭 福島県教育センター

目次 Ⅰ 福島県教育委員会小 中学校経験者研修 Ⅰ 実施要項 1 Ⅱ 小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修概要 1 研修体系 2 研修の目的 研修の内容等 4 研修の計画及び実施 運営等 5 研修の留意点 表 1 小 中学校経験者研修 Ⅰの流れ 表 2 小 中学校経験者研修 Ⅰ 提出書類一覧 4 4 5 6 6 Ⅲ 小 中学校経験者研修 Ⅰ 各種様式 ( 様式 1) 小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修計画書 ( 様式 2) 小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修報告書 7 7 7 ( 様式 -1) 小 中学校経験者研修 Ⅰ 評価表 校長用 7 ( 様式 -2) 小 中学校経験者研修 Ⅰ 評価表 研修対象教員 7 各種様式は福島県教育センター Web サイトに掲載されているので ダウンロードして提 出書類を作成すること

Ⅰ 福島県教育委員会小 中学校経験者研修 Ⅰ 実施要項 福島県教育委員会 1 目的経験者研修 Ⅰ は 在職期間が 5 年に達した教諭に対して 福島県公立学校教職員現職教育計画に基づき 1 年間の研修を実施し 各教科における授業の改善や道徳教育 総合的な学習の時間及び特別活動の指導 生徒指導 人権教育や健康教育などの研修を深めるとともに 教職員の服務と勤務について研修を行い その資質の向上を図ることを目的とする 2 基本方針本県における課題と教員に求められる資質や能力を踏まえ 経験者研修 Ⅰ の対象となる教員 ( 以下 研修対象教員 という ) 一人一人の専門性の向上や得意分野を伸ばすなど 研修者のニーズに応じた実効ある研修を実施する 対象 (1) 研修対象教員は 次のとおりとする 1 福島県公立学校の教員で 国立 公立又は私立の学校の教諭としての経験も含め 採用後 5 年 ( 期限付き等での教職経験を除く ) を経過した者 2 前年度までの該当者で 未受講の者 (2) 在職期間は 次のとおりとする 1 国立 公立又は私立の学校の教諭として在職した期間 ( 臨時的に任用された期間を除く ) を通算した期間とする 2 在職期間のうちに次に掲げる期間が引き続き 1 年以上あるときは その期間の年数 (1 年未満の端数があるときは これを切り捨てた年数 ) を当該在職期間から除算する ア休職又は停職により現実に職務を執ることを要しない期間イ職員団体の役員として専ら従事した期間ウ育児休業をした期間エ私立の学校の教諭等として在職した期間について ア又はウの期間に準ずるものとして任命権者が認める期間オその他 ( ア ) 地方公共団体において定められた条例等の規定に基づき 負傷又は疾病による療養のため休暇を取得した期間 ( イ ) 国外勤務を命ぜられた配偶者に随伴するために配偶者同行休業を取得した期間 () 次の者は経験者研修 Ⅰ の対象としないものとする 1 臨時的に任用された者 2 他の任命権者が実施する当該経験者研修に相当する研修を受けた者 任期を定めて採用された者 4 研修内容研修対象教員は 校外における研修を 日間 校内における研修を 5 日間 合計 8 日間の研修を受ける (1) 校外研修 1 全体研修本研修の意義について理解し 今日的な教育課題の解決や教育公務員として資質の向上につながる研修等 2 教科指導等研修授業の改善及び指導力の向上を目指した実践的研修等 人権教育に関する研修 4 健康教育に関する研修 5 放射線 防災教育に関する研修 6 特別支援教育に関する研修 1

(2) 校内研修 1 授業研究 教材研究等を通した実践的研修等 2 学級経営 ホームルーム経営や学校組織運営に関する研修等 その他の研修 5 実施方法 (1) 県教育委員会は 研修後の研修対象教員の能力 適性等について評価を行うための評価の項目及び基準等 ( 以下 評価基準 という ) を作成する (2) 校長は (1) の評価基準に基づいて 事前に個々の研修対象教員の能力 適性等を把握し それを基に年間の研修計画を作成する ( 評価と研修の一体化 ) () 校長が作成した個々の研修対象教員の研修計画は 市町村立小 中 特別支援学校においては市町村教育委員会に 県立学校においては県教育委員会に提出する (4) 当該教育委員会は 校長より提出された研修計画について 内容等の確認を行い 必要があれば調整等を行う (5) 校長は 研修終了時に 個々の研修対象教員の能力 適性及び研修成果等を再び評価し 研修報告書とともに当該教育委員会に報告する (6) 校長は (5) により報告した結果を以後の研修に反映させ 研修対象教員の継続的 発展的な指導力向上に努める 6 指導体制 (1) 校長 副校長及び教頭は 研修対象教員の研修実施に当たり 適宜適切な指導及び助言を行う (2) 当該教育委員会は 校内研修等の実施に当たり 必要に応じて指導主事 管理主事及び社会教育主事等を派遣するなど研修の円滑な実施を図るとともに 適切な指導及び助言を行う 7 校内体制 (1) 校長は 研修対象教員が教育センター等における研修を受けるに当たり 授業等に支障が生じないよう配慮する (2) 校長は 研修の実施に当たり 学校の協力体制を確立する 8 提出書類校長は 研修を実施するに当たり 以下の書類を当該教育委員会に提出するものとする (1) 研修実施前 1 研修計画書 (2) 研修終了後 1 研修対象教員に係る評価 ( 評価表 校長用 ) 2 研修報告書 9 補則この要項の実施に関して必要な事項は別に定める 附則 1 この要項は 平成 20 年 4 1 日から施行する 2 この要項は 平成 21 年 4 1 日から施行する この要項は 平成 0 年 4 1 日から施行する 2

Ⅱ 小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修概要 1 研修体系 < 校長 副校長及び教頭による講義 > 1 日 校長として教職 5 年経験者に望むこと 望ましい人間関係をつくる学級経営の在り方 各教科の基礎学力向上を図る授業の改善 服務と勤務 ( 自校の実態を踏まえて ) 校内研修 < 授業研究 > 日 小 中学校経験者研修 Ⅰ 5 日間 校外研修 日間 教科 道徳科 特別活動等 < 研修会等への参加 > 1 日 先進校での研修 教育事務所の認める範囲内で実施する 福島県小学校教育研究協議会 ( 小教研県大会 ) 福島 県中学校教育研究協議会 ( 中教研県大会 ) 等 1 日 とは 5~6 時間相当とする 午前や午後のみ は該当しない < 教育センターに宿泊して実施する研修 > 教科別研修 外国語活動 外国語の授業 ( 小 ) 教職員の服務と勤務 教員自身のメンタルヘルス 健康教育 人権教育 放射線 防災教育 ( 小学校は全員 中学校は関係教科 ) 5 年経験教員に期待すること 2 研修の目的 小学校 在職期間が 5 年に達した教諭に対して 福島県公立学校教職員現職教育計画に基づき 1 年間の研修を実施し 各教科における授業の改善や道徳教育 総合的な学習の時間及び特別活動の指導 生徒指導 人権教育 健康教育などの研修を深めるとともに 教職員の服務と勤務について研修を行い その資質の向上を図ることを目的とする 中学校 在職期間が 5 年に達した教諭に対して 福島県公立学校教職員現職教育計画に基づき 1 年間の研修を実施し 各教科における授業の改善や道徳教育 総合的な学習の時間及び特別活動の指導 生徒指導 人権教育 健康教育などの研修を深めるとともに 教職員の服務と勤務について研修を行い その資質の向上を図ることを目的とする 特に教育センターの研修においては 国語 社会 数学 理科 音楽 美術 保健体育 家庭 外国語について 中 高を通した教科の指導力を高めるために 中 高合同の教科研修の場を設ける

研修の内容等 (1) 校内研修 4 から12 の期間で5 日間 勤務校で計画し 実施する研修 1 校長 副校長及び教頭による講義 (1 日 ) 内容例 校長として教職 5 年経験者に望むこと 望ましい人間関係をつくる学級経営の在り方 各教科の基礎学力向上を図る授業の改善 服務と勤務等 2 授業研究 ( 日 ) 教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間及び特別活動等の授業実践を通して行う研修 日がすべて教科 すべて道徳科等とならないようにする 研修会等への参加 (1 日 ) 先進校での研修等 教育事務所の認める範囲内で実施する研修福島県小学校教育研究協議会 ( 小教研県大会 ) 福島県中学校教育研究協議会( 中教研県大会 ) への参加等 授業参観 事後研究会を行う研修会とする 5~6 時間の参加により 1 日とみなす 午前 午後のみの参加となる場合は該当しない (2) 校外研修教育センターに宿泊して実施する研修 内容例 < 全体研修 > 1 日 教職員の服務と勤務 外国語活動 外国語の授業 ( 小 ) 教員自身のメンタルヘルス 人権教育日 健康教育 放射線 防災教育 ( 小 ) 間 5 年経験教員に期待すること < 教科指導研修 > 2 日 授業の改善と指導力向上を目指した実践的研修 ( 中学校は 高等学校との連携を含む ) 放射線 防災教育 ( 中 ) 中学校は 高校と合同で2 班に分かれての研修となるため 教科によって期日が異なる 期日 日程 内容等の詳細に関しては 教育センター Webサイトに研修講座要項が掲載されているので 年度当初に確認する 4 研修の計画及び実施 運営等 研修の流れ 期日等は 表 1 表 2 を参照 (1) 研修計画書の提出について 1 研修対象教員が勤務する学校の校長は 研修計画書 ( 様式 1) の原本並びに写し 2 部を 指定期日までに市町村教育委員会に提出する 2 市町村教育委員会は 研修計画書 ( 様式 1) の原本並びに写し 1 部を指定期日までに教育事務所に提出する 教育事務所は 研修計画書 ( 様式 1) の原本を 指定期日までに教育センターに提出する (2) 研修の実施について 1 校長 副校長及び教頭は 研修対象教員の研修実施に当たり 適宜適切な指導及び助言を行う 2 校外における研修は 教育センターが計画して実施する () 研修報告書 研修評価表の提出について 1 研修対象教員が勤務する学校の校長は 研修報告書 ( 様式 2) 評価表 ( 様式 -1) の原本並びに写し 2 部を 指定期日までに市町村教育委員会に提出する 4

2 市町村教育委員会は 研修報告書 ( 様式 2) 評価表 ( 様式 -1) の原本並びに写し 1 部を 指定期日までに教育事務所に提出する 教育事務所は 研修報告書 ( 様式 2) 評価表 ( 様式 -1) の原本を 指定期日までに教育センターに提出する 研修対象教員の自己評価 校長による評価は 以下の 5 段階を基準として行う 評定基準 5 指導力及び職務遂行能力は たいへん高い水準にある 4 指導力及び職務遂行能力は 一般的な水準を上回っている 指導力及び職務遂行能力は 一般的な水準を満たしている 2 指導力及び職務遂行能力は 一般的な水準を満たしておらず 努力が必要である 1 指導力及び職務遂行能力は 最低限の程度を満たしておらず かなりの努力が必要である 5 研修の留意点 (1) 研修対象教員にかかわること 1 教育センター研修における教科希望調査について ( 小学校研修対象教員 ) 小学校の研修対象教員は 教育センターでの宿泊研修において 教科 Ⅰ と 教科 Ⅱ を選択して研修に臨むこととなる 該当する教員の実態と希望を基に 校長の判断で希望教科を決める 教科 Ⅰ は 国語 社会 算数 理科の中から 教科 Ⅱ は 生活 音楽 図画工作 家庭 体育の中からそれぞれ 1 教科ずつ選択する 研修教科希望調査は 前年度の 11 ごろに第 1 回を実施し 当該年度の 4 に第 2 回の希望調査を実施する 11 の希望と 4 の希望は同一であることを原則とする 研修教科希望に係る事例 学校が ある教科の研究指定を受けたので 研究指定教科に変更したい 経験者研修 Ⅰ の趣旨と合致しないため変更対象にはならない 前任校では小学校 4 年を受け持っていたが 異動で低学年を担当することになった 原則として 教科の変更は認められないが 早期であれば変更が可能な場合がある どの教科であっても この機会に力量アップを図りたいという視点に立って臨めば 研修の効果は十分に期待できる (2) 研修対象教員が勤務する各学校にかかわること 1 各種計画書及び報告書の作成にあたっては 所定の様式により 実施期日 実施内容について具体的に記述する 2 研修対象教員は 研修が終了次第 評価表 ( 様式 -2) を作成し 校長に提出する 授業研究については 勤務校において適切に計画し実施する 4 やむを得ない事情により当該年度に経験者研修 Ⅰ を受けられない場合は 市町村教育委員会を通じて教育事務所長に報告する その場合 該当者は次年度以降に受講する また 未受講研修がある場合は 次年度以降に改めて作成した計画書を提出した上で研修を実施し その終了をもって経験者研修 Ⅰ が完了したことになる したがって 評価表と報告書の提出は研修が完了した年度末となる 不明な点については 必ず市町村教育委員会 教育事務所に問い合わせる 5 校外における研修において やむを得ず 欠席 遅刻 早退等 研修対象教員に関する変更があった場合は 変更しなければならない事由が発生した時点で 校長は教育事務所へ連絡し 後日 市町村教育委員会を通じて 変更願 ( 別冊の 研修講座案内 を参照 ) を教育センター所長あてに提出する () 全体にかかわること 1 勤務校 教育センターの研修については 福島県公立学校教職員現職教育計画 に示された基本研修の内容を参照し 研修内容の重複をさけるとともに 一貫性を持たせて成果が上がるようにする 5

表 1 小 中学校経験者研修 Ⅰ の流れ 年段階各学校 ( 校長 ) 各市町村教育委員会各教育事務所教育センター 前年度中の研修準備段階 Ⅰ 事務手続スタート 研 修 前 年 度 11 2 研 修 計 画 構 想 次年度の経験 Ⅰ 研修対象教員の確認 研修計画 の構想 10 中旬 10 中旬 照会 照会 11 中旬 11 中旬 回答 回答 初旬 初旬 照会 照会 次年度の経験 Ⅰ 研修対象教員の照会 1 次年度の経験 Ⅰ 研修対象教員名簿作成 研修手引 評価表 等の様式の We b 公開 次年度の経験 Ⅰ 研修対象教員の照会 2 研 修 年 度 4 12 2 研修計画書等の作成 研修実施 報告書等の提出 Ⅱ 研修計画等 研修年度の研修準備段階 4 初旬 4 初旬 今年度の経験 Ⅰ 研修 回答 回答 対象教員の確認 研修計画書 の作 成開始 4 第 週末まで 4 第 4 週末まで 5 第 1 週末まで 研修計画書 の作成 ( 部 ) Ⅳ Ⅲ 研修実施 校内研修 研修報告等 研修報告書 評価表 の作成 ( 各 部 ) 1 第 4 週末まで 研修計画書 の受領 ( 部 ) 研修報告書 評価表 の受領 ( 各 部 ) 研修実施段階 研修終了段階 研修計画書 の受領 (2 部 ) 2 第 1 週末まで 2 第 2 週末まで 研修報告書 評価表 の受領 ( 各 2 部 ) 4 初旬今年度の経験 Ⅰ 研修対象教員名簿作成 研修計画書 の受領 (1 部 ) 宿泊研修 研修報告書 評価表 の受領 ( 各 1 部 ) Ⅴ 終了 表 2 小 中学校経験者研修 Ⅰ 提出書類一覧提出者提出先提出期限提出部数提出書類 実施校校長 市町村教育委員会教育長 教育事務所長 市町村教育委員会教育長 教育事務所長 教育センター所長 年度当初 4 初旬 年度末 1 第 4 週末 年度当初 年度当初 1 部研修対象教員照会に対する回答 部小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修報告書 部小 中学校経験者研修 Ⅰ 評価表 校長用 提出様式 所定様式 4 第 週末 部小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修計画書様式 1 4 初旬 4 第 4 週末 年度末 2 第 1 週末 4 初旬 5 第 1 週末 年度末 2 第 2 週末 様式 2 様式 -1 1 部研修対象教員照会に対する回答所定様式 2 部小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修計画書 2 部小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修報告書 2 部小 中学校経験者研修 Ⅰ 評価表 校長用 1 部 1 部 1 部 1 部 研修対象教員照会に対する回答 小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修計画書 様式 2 様式 1 小 中学校経験者研修 Ⅰ 研修報告書様式 2 小 中学校経験者研修 Ⅰ 評価表 校長用 様式 1 様式 -1 所定様式 様式 -1 1 実施校校長が作成する提出書類等は 原本 1 部 副本 2 部の計 部とし 市町村教育委員会及び教育事務所は副本を保存し教育センターへ原本を提出する 2 提出書類等は 福島県教育センター Web サイトよりダウンロードして作成する 6

Ⅲ 小 中学校経験者研修 Ⅰ 各種様式 7