平成 27 年共同研究の成果について ポイント 以下 1~3 については 平成 27 年 7 月 ~11 月の動向です 1 北極海航路を横断した船舶の航行数 北極海航路( ロシア側 ) を横断した船舶は24 航行 ( 前年は31 航行 ) 前年の航行数はノルウェーの研究機関 CHNLの分析結果 2

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平成 30 年 3 月 23 日 衛星 AIS データの活用による 2017 年 ( 平成 29 年 ) の北極海航路の航行実態 ~ 貨物船 タンカーのトランジット航行数 ( アジア - 欧州間 ) が増加 ~ 国土交通省北海道開発局 国土交通省国土技術政策総合研究所 ( 国総研 ) 国立研究開発法

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国土技術政策総合研究所 研究資料

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船舶プロダクト検討について 背景 船舶の情報はユーザーの注目が高く その情報は主に AIS( 後述 ) や衛星画像 ログ情報等から得られる そして海象 気象情報との連携や統計情報等の大量データから得られる情報等から新しい価値の創出も期待できる このことからコアサービスから提供するプロダクト検討の一環

国土技術政策総合研究所 研究資料

土木学会論文集 B3( 海洋開発 Vol. ), 73, No., I_5-I_3, 17. 極海に進出した. こうした活動により北極圏の情報が拡大し, 北極にむかう活動は海棲哺乳類やトナカイの狩猟目的から, 次第に毛皮 木材などの交易を目的とするものに移行していった. 大航海時代に入り, 航海術の

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Study on Feasibility of the Northern Sea Route

5 ii) 実燃費方式 (499GT 貨物船 749GT 貨物船 5000kl 積みタンカー以外の船舶 ) (a) 新造船 6 申請船の CO2 排出量 (EEDI 値から求めた CO2 排出量 ) と比較船 (1990~2010 年に建造され かつ 航路及び船の大きさが申請船と同等のものに限る )

港則法 海上交通安全法改正に伴う AIS の目的地入力について >JP FNB >JP TYO >JP CHB >JP KWS >JP ANE >JP YOK >JP KZU >JP YOS 第三管区海上保安本部

資料 3-1 国際コンテナ戦略港湾政策について 平成 30 年 11 月 6 日関税 外国為替等審議会関税分科会国土交通省港湾局

今後の北極域研究船の在り方の検討結果について

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平成 23 年航空輸送統計 ( 暦年 ) の概況について 平成 2 4 年 3 月 2 8 日国土交通省総合政策局情報政策本部情報政策課交通統計室担当 : 川口 (28742) ( 要旨 ) 1. 国内定期航空輸送実績 平成 23 年 (1 月 ~12 月 ) における国内定期航空輸送の旅客数は 7

日本海側拠点港の対象 < 対象港湾 > 日本海側に存在する国際拠点港湾及び重要港湾 26 港 < 対象機能 > 1. 輸送モード 国際海上コンテナ 国際フェリー 国際 RORO 船 外航クルーズ( 定点クルーズ 背後観光地クルーズ ) 国際定期旅客 2. 貨物 原木 その他の貨物 資料 : 国土交通


3月内部評価 見直し(案)

目次 1. 事業の概要 1 (1) 事業の目的 1 (2) 事業の経緯 5 (3) 事業の概要 6 2. 投資額及び整備期間 7 (1) 投資額 ( 事業費 ) 7 (2) コスト縮減結果 7 (3) 整備期間 7 3. 事業の必要性等 8 (1) 本整備事業による効果 8 (2) 定量的な効果 9

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北極域研究船の建造(新規)

外航コンテナの国内フィーダ輸送実績(20年度報告)

既存の船舶に関する情報 1

【論文】

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国土技術政策総合研究所 研究資料

船の種類 船の種類 船の種類 ( 使用目的で分類 ) 商船 ( 積載物の運搬で利益を得る船, 貨物船, 客船 ) 商船の分類 ( 積荷で分類 ) (1) 客船 (2) 貨物船 一般貨物船 (General Cargo Ships)

Ⅰ. 世界海運とわが国海運の輸送活動 1. 主要資源の対外依存度 わが国は エネルギー資源のほぼ全量を海外に依存し 衣食住の面で欠くことのでき ない多くの資源を輸入に頼っている わが国海運は こうした海外からの貿易物質の安定輸送に大きな役割を果たしている 石 炭 100% 原 油 99.6% 天然ガ

( 外航 ) 就航船舶運航便数船名航路寄港地積荷運航会社代理店船種 大連 - 青島 - 福山 - 高松 - 水島 ( 月 )- 広島 - 大連 - 青島 上海 - 福山 - 水島 ( 火 )- 高松 - 岩国 - 上海 上海 - 福山 - 水島 ( 金 )- 広島 - 徳山 - 上海 化学薬品石材

東京湾海上交通センター 利用の手引き

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喫水d m 全長Loa m , 1, 15, 2, 25, 図 1 5, 1, 15, 2, 25, 15, 2, 25, 図 3 クルーズ船のd クルーズ船のLoa Air Draftm 4 型幅B m

我が国が重点的に取り組むべき 北極に関する課題と施策 第三期海洋基本計画の策定に向けて考慮すべき施策の要素 2017 年 11 月 北極の未来に関する研究会 ( 事務局 ) 日本財団政策研究大学院大学笹川平和財団海洋政策研究所 1

常陸那珂港区に新たな 国際フィーダーサービスが開始されました 常陸那珂港区において 7月1日 日 に新たな国際フィーダーサービスが開始されました このサービスは 世界最大のコンテナ運航会社であるマースクラインによる国際フィーダー サービスで 現在就航している井本商運 のフィーダー船を利用し 常陸那珂

東南アジア航路 韓中航路 日韓航路等において スペース交換 航路の合理化 新航路の共同開設などについて加盟船社同士が協調することで 競争力の回復を図ることを目的としている KSP は 2017 年 11 月の第 1 弾では東南アジア航路で 3 隻 釜山 - 博多 門司航路で 4 隻の撤退 2018

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内容 1. 調査概要 2. 内航船の騒音実態調査 3. Janssen 法による騒音予測プログラム 4. 騒音対策の検討 5. まとめ 2

資料 2-2(1) 小樽港本港地区 臨港道路整備事業 再評価原案準備書説明資料 平成 21 年度北海道開発局

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北極海航路への期待は 北極海航路が欧州とアジアを直結する貨物輸送 4 の回廊としての意味にとどまらず 航路の沿岸ないし 航路周辺海域の海底に埋蔵する石油ガス あるいは石炭 金属鉱物資源の開発 生産への期待でもある 本稿では 沖合の海上油田 ガス田への拠点 5 としての港湾機能については その必要に応

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目次 1 錨地 Web 概要 錨地 Webとは 申請者の錨地指定方法 NACCS 申請による錨地指定 窓口での錨地指定 NACCS 申請と窓口での停泊可能チェックの違い NACCS

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沖縄を中心とした我が国のクルーズ市場は今後も成長していくと考えて差し支えないだろ う 日本におけるクルーズ船 未利用者 の選好クルーズ市場のさらなる活性化のためには 新規乗客の開拓が必要である そこで クルーズ船の潜在需要である未利用者がクルーズ船に何を求めているのか分析した結果を紹介したい クルー

Microsoft Word IHO S-66 日本語版(表紙・目次).docx

克文 3 加納敏幸 4 佐藤圭二 4 所属 :1 国立研究開発法人海洋研究開発機構 2 国立大学法人名古屋大学大学院環境学研究科 3 国立大学法人東京大学大気海洋研究所 4 国立研究開発法人海上技術安全研究所 5 国立大学法人愛媛大学沿岸環境科学研究センター ( 国立研究開発法人海洋研究開発機構招聘

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

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ERINA REPORT

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項 目

海上安全管理 (Marine Safety Management) 海上安全 + 安全管理 海上安全 船 - 操船者 - 環境 の相互連環システムに視点をおいた安全施策 安全管理 安全性を高めるために関係者のモチベーション醸成とコンセンサス形成を図ること 井上欣三著 海上安全管理 研究 (2006

寄附研究部門開設期間内の達成目標 黄砂の発生 輸送過程と地球温暖化 地球温暖化にともなう北極海航路の開拓 戦略的コマーシャルロジスティックスとモーダルシフト 大気物質循環モデルを利用した係留船舶の陸上に対する影響評価 マイクロ波リモートセンシングによる道路雪氷モニタリング 衛星および地上計測による大

施し米国の専門家がレビューしたものであり, 北極圏で産出される鉱物資源 ( 原油,LNG) 及び木材の NSR 輸送による輸出に関するフィージビリティを確認している. これに続くShip & Ocean Foundation[2] 3) は, 造船技術者を中心とした体系的な研究として先駆的業績と言え

第 Ⅰ 部 第 2 章 2章 赤線に囲まれた海域のうち 公海に限る第3 西アフリカ ( ギニア湾 ) における海賊等事案発生状況 2014 年のギニア湾における海賊等事案発生件数は41 件であり 2013 年 (51 件 ) に引き続き減少傾向となっている そのうち 18 件はナイジェリア海域で発生

No.14-1 近畿地方整備局事業評価監視委員会平成 25 年度第 2 回 ほっこう わかやましもつ和歌山下津港 北港地区航路 泊地整備事業 事後評価 平成 25 年 10 月近畿地方整備局

2017 年訪日外客数 ( 総数 ) 出典 : 日本政府観光局 (JNTO) 総数 2,295, ,035, ,205, ,578, ,294, ,346, ,681, ,477

研究紀要 第5号

伏木富山港における大型クルーズ船受入機能強化等 基盤整備調査 調査成果報告書 別添 3 調査主体 富山県 対象地域 富山県高岡市 対象となる基盤整備分野 港湾. 調査の背景と目的伏木富山港は 平成 3 年 月に日本海側拠点港の 外航クルーズ ( 背後観光地クルーズ ) に選定されたほか その他の機能

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N ews Release 主な市場の動向 ( 対前年同月比 :2016 年 12 月との比較 対前年比 :2016 年間との比較 ) 韓国 対前年同月比 +31.3% 対前年比 +58.4% LCC の新規就航や増便等により個人旅行を中心に引き続き増加 対前年同月比 対前年比ともに大幅な伸びとなっ

NITAS の基本機能 1. 経路探索条件の設定 (1) 交通モードの設定 交通モードの設定 とは どのような交通手段のネットワークを用いて経路探索を行うかを設定するものです NITASの交通モードは 大きく 人流 ( 旅客移動 ) 物流( 貨物移動 ) に分かれ それぞれのネットワークを用いた経路


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271124【議運】レジュメ


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平成16年度外務省事後評価実施計画策定について



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Transcription:

平成 27 年共同研究の成果について ポイント 以下 1~3 については 平成 27 年 7 月 ~11 月の動向です 1 北極海航路を横断した船舶の航行数 北極海航路( ロシア側 ) を横断した船舶は24 航行 ( 前年は31 航行 ) 前年の航行数はノルウェーの研究機関 CHNLの分析結果 2 北東アジアから北極海航路への船舶航行数 北東アジア海域から北極海航路内に入った( またはその逆 ) 船舶の航行数は123 航行 このうち 津軽海峡を利用したのは少なくとも19 航行 宗谷海峡を利用したのは少なくとも 30 航行 ➂ 新たな船舶の航行を把握 ロシア側航路において 前年には確認できかったコンテナ船の航行があった 今回の成果により 多くの船舶が北海道沿岸に接する宗谷海峡や津軽海峡を経由していることが明らかとなりました 北海道開発局は 引き続き共同研究の枠組みに参加しながら 北海道港湾の利用の可能性を検討する基礎資料として 最新動向を継続的に把握していく予定です

別添 平成 27 年 12 月 24 日 平成 27 年の北極海航路航行状況について 1 研究の内容 JAXA( 宇宙航空研究開発機構 ) 国土技術政策総合研究所 北海道開発局及び青森県による共同研究の一環として 北極海航路 ( 図 1) の航行時期である平成 27 年 7 月 ~11 月において北極海航路を航行した船舶についてJAXAによる衛星 AIS データに基づき分析した 1-1 北極海横断航行数衛星 AIS データ ( 平成 27 年 7~11 月 ) により 北極海航路 ( ロシア側 ) 1) の東西両方の境界を横断した船舶の航行数を把握した 北極海横断航行数は 24 航行であり 同様な分析を行ったノルウエーの研究機関 CHNL(Centre for High North Logistics) による平成 26 年の横断実績 31 隻と比較すると 減少した結果となった また 船種毎の航行実績は以下のとおりであり 24 の航行船舶の内訳リストを表 1に示す 貨物船等 ( バルク船 タンカー コンテナ船等 ):19 航行 (22 航行 ) 客船 :1 航行 (3 航行 ) その他 :4 航行 (6 航行 ) なお ( ) 内は平成 26 年の CHNL による分析結果である 1-2 北極海航路から北東アジアへの船舶航行ルート北極海航路 ( ロシア側 ) を横断または北極海航路 ( ロシア側 ) 内の港湾から出港し 北東アジア海域まで達した船舶 ( あるいは北東アジア海域から北極海航路内に入った船舶 ) については 123 航行であり このうち津軽海峡を航行した船舶は少なくとも 19 航行 宗谷海峡を航行した船舶を少なくとも 30 航行確認できた なお 123 航行の船種別内訳は以下のとおりである 貨物船等 ( バルク船 タンカー コンテナ船等 ):86 航行客船 :2 航行その他 :35 航行 1-3 特徴的な船舶の航行実績北極海航路 ( ロシア側 ) において 昨年は確認できなかったコンテナ船の航行を 2 航行確認した Lloyd s List Intelligence 社 2) が提供している寄港実績デ 1

ータによると これらは 中国からスウェーデン ( 図 2) ドイツから韓国への航行であることが確認できた また クルーズ船についても確認され 北極海航路 ( ロシア側 ) の他 北極海航路 ( カナダ側 ) において クルーズ船 2 隻 (2014 年は 1 隻のみ ) が観測された ( 図 3) 平成 28 年においてはさらに大型となる 7 万トンクラスのクルーズ船の北極海航路 ( カナダ側 ) の航行 (8 月 ~9 月 ) が公表されている なお 北極海航路のクルーズではないが 当船は同年 4 月には青森港 小樽港への寄港が予定されている 1-4 北極海地域での航行の可視化衛星 AIS データを利用することで 平成 27 年 7 月 ~11 月の北極海航路 ( ロシア側 ) を対象に 航行状況と海氷位置が把握できる概観図 ( アイスクラス 3) 毎に横軸の月日 縦軸に東経をプロットしており 各プロット一つ一つが衛星 AIS データで捕捉された船舶の位置 日付を示している ) を作成することができた ( 図 4) 夏季においてアイスクラスを有していない船舶の航行も確認した 本情報により定時性をはじめとした船舶の航行実態が詳細に把握でき 今後の北極海航路の利用判断等に有効に活用されることが期待される 2. 終わりに衛星 AIS データは北極海ならびにその周辺地域での船舶航行に関し 航行実績や海氷状況の双方の把握が可能であり 海氷の状況に応じた船速の変化等の有益な分析が可能である これらの情報は 北極海航路の関係者 ( 研究者 船舶運航者等 ) 等によって今後有効に活用されることが期待される このようなモニタリングは引き続き行う予定であり 今後も成果が得られた場合には随時公表していく予定である 本研究の概要やこれまでの成果等については下記 URL( 国総研 HP 内 ) をご参照ください (http://www.ysk.nilim.go.jp/kakubu/kouwan/keikaku/ais.htm) 1) 本分析では北極海航路 ( ロシア側 ) はノバヤゼムリヤ島からウランゲリ島周辺海域までとしている これはノルウエーの研究機関 CHNL(Centre for High North Logistics) による範囲と同じである 2) 英国の船舶情報サービス会社 3) 船舶が氷海を航行するために必要な砕氷 耐氷性能を証明する公的な等級 アイスクラスを備えた船舶の建造費は一般の船舶よりも高いとされている 本研究では砕氷船の他 1AS,1A,1B,1C に区分している 2

カナダ 図 1 北極海を通過する航路の概要 種別 船種 航行方向 北極海航路入域日北極海航路出域日 ( 年月日 ) ( 年月日 ) コンテナ船 西向き 150731 150812 コンテナ積載対応貨物船 西向き 150802 150811 コンテナ積載対応貨物船 東向き 150805 150815 タンカー ( 化学品 油兼用 ) 東向き 150811 150826 冷蔵貨物船 西向き 150814 150825 コンテナ積載対応貨物船 西向き 150814 150830 RORO 船 東向き 150902 150920 タンカー ( 化学品 油兼用 ) 西向き 150909 151004 冷蔵貨物船 東向き 150905 150913 貨物船 コンテナ積載対応貨物船 東向き 150912 150919 プロダクトタンカー 西向き 150917 150926 一般貨物船 西向き 150920 151003 コンテナ積載対応貨物船 西向き 150930 151014 コンテナ積載対応貨物船 西向き 151002 151011 プロダクトタンカー 東向き 151003 151017 一般貨物船 西向き 151007 151030 コンテナ船 東向き 151022 151102 一般貨物船 西向き 151023 151111 プロダクトタンカー 西向き 151025 151110 客船 クルーズ船 東向き 150821 150903 重量物運搬船 ( 半潜水式 ) 東向き 150827 150903 その他 重量物運搬船 ( 半潜水式 ) 西向き 150915 150930 重量物運搬船 ( 半潜水式 ) 西向き 150925 151010 タグ / サプライ船 西向き 151011 151024 表 1 北極海航路 ( ロシア側 ) を横断した航行の一覧 3

スウェーデン着 中国発 全体図 図 2 14,000GT 級貨物船 ( コンテナ積載対応 ) 図 3 10,000GT 級クラスクルーズ船 4

経度 240 232 ハ ンクーハ ー 220 砕氷船 1AS 1A 1B,1C 無し 不明 おおよその海氷位置 200 191 ヘ ーリンク 海峡 180 170 ヘ ウ ェック 160 140 140 サニコフ海峡 東経 ( 度 ) 120 100 102 ヒ ルキツキー海峡 80 73 ヤマル半島 60 58 カラケ ート 40 33 ムルマンスク 経度 20 東経 30 度 ( ムルマンスク西部 ) からベーリング海峡を表示 ( 一部を除く ) 航海中 (Status 0 ) のログのみ表示し 錨泊や係留中等のログは含まない 0 7/1 7/8 7/15 7/22 7/29 8/5 8/12 8/19 8/26 9/2 9/9 日付 240 232 ハ ンクーハ ー 220 砕氷船 1AS 1A 1B,1C 無し 不明 おおよその海氷位置 200 191 ヘ ーリンク 海峡 180 170 ヘ ウ ェック 160 140 140 サニコフ海峡 東経 ( 度 ) 120 100 102 ヒ ルキツキー海峡 80 73 ヤマル半島 60 58 カラケ ート 40 33 ムルマンスク 20 東経 30 度 ( ムルマンスク西部 ) からベーリング海峡を表示 ( 一部を除く ) 航海中 (Status 0 ) のログのみ表示し 錨泊や係留中等のログは含まない 0 9/16 9/23 9/30 10/7 10/14 10/21 10/28 11/4 11/11 11/18 11/25 図 4 北極海船舶航行の概観図 ( 平成 27 年実績 36 隻対象 ) ( 北極海ロシア側航路のみを対象としている ) 日付 5