2 学 2 組 国語科学習指導案 6 月 15 日 ( 金 ) 5 校時指導者教諭小澤百合子場所 2 2 組教室授業テーマ話合い活動を通して 二つの文章の相違を表にまとめ 二つの文章のよさをとらえることができる授業 1 単元名二つのせつめいをくらべよう ふろしきは どんなぬの 2 単元の目標 説明の違いに興味を持って 進んで二つの文章を読もうとしている ( 関心 意欲 態度 ) 二つの説明の文章の 説明の仕方の違いを考えながら読み それぞれに書かれている内容を正 しく読み取ることができる ( 読むこと ) 伝えたい物の特徴を ふさわしい言葉を用いて書くことができる ( 書くこと ) 主語と述語の照応に注意して文章を読み取り カードに書くことができる ( 伝国 ) 3 これまでの学びと単元について ( 男子 15 名 女子 15 名 計 30 名 ) (1) 児童観 5 月に実施した意識調査の結果 国語の勉強が楽しいと感じる児童は90% だったが 話合い活動で満足感を得られている児童は80% だった 児童は 5 月の たんぽぽ で時を表す言葉と順序に気をつけて内容の大体を読み取る学習をしている しかし 個人差が大きく 全員が内容を理解したかというと十分でない 同じく5 月 まよい犬をさがせ で大事なところを落とさずに聞き 短い言葉でメモを取ることを学習してきた 書くことが苦手な児童は 近くの児童と相談しながら学習を進めてきた 授業中 自分の考えを進んで発言する児童は多いが 自分から進んで発言しようとしない児童も見られるため 全体で話し合う前にペアやグループで話し合う場を設定したり ネームプレートやハンドサインで自分の立場を明らかにしたりしながら学び合いを行ってきた (2) 教材観本教材は カードと本の文章との 主に二つの文章で構成されている 前者は 三項目からなる箇条書きの文章であり 後者は 始め 中 終わり で構成された文章である 二つの文章の同じところや違うところを見つける学習活動を通して 内容を読み取る力を身につけさせるとともに 場面や用途により説明の仕方が違ってくるということに気付かせていくのに適した教材と考える また 本単元はのような学習と関連し 発展していく < 本単元の学びと単元について> 一 いろいろなふね 歯がぬけたらどうするの 書かれている事を正確に読み取る 自分ならどうするかを考える 二 ふろしきは どんなぬの カードと本の文章という二つの文章を読み比べ それぞれの説明の違いに気づく
三 ほけんだより を読みくらべよう 二つの ほけんだより を読み比べ それぞれの事柄の取り上げ方や説明の工夫を読み取る (3) 指導観一では 単元全体の学習計画を 二つの文章の大切なところを見つけて お気に入りの道具のひみつカード をつくろう とし 単元のゴールを お気に入りの道具のひみつカードを1 生に紹介する ことを明確に示すことで 児童に単元の見通しを持たせるとともに 学習への意欲も持たせたい 二では 二つの文章を読み比べ 相手や目的に応じた説明の仕方について考える 読み比べをするために 二つの文章を視写させたり 同じ内容の文にサイドラインを引かせたりしていく そして 二つの文章のよさを話し合い 表にまとめ お店に置くなら 見やすくてすぐ読める箇条書きがいいということを見つけ 三のカードづくりにつなげる 三では ランドセルについてカードの書き方を練習し その後 自分で選んだ道具についてカードを書き 1 生に紹介させていきたい 本時では 二つの文章のよさを読み取るために 話合い活動を通して表にまとめ 学び合いを深めていきたい 4 めざす子どもを育てるためにの3つの場面での具体的な手立てにより 主体的な学び合いを充実させていきたい 本時までに高めておきたい力 漢字の読み書きの力 本文をすらすら読む力 視点 1 問いづくり 単元を通して お気に入りの道具ひみつカードをつくろう という課題を持たせ 意欲を持って読ませる 3 活用 場面( 言語活動 ) を意識した問いづくり < 目的意識を持った言語活動の設定 > お気に入りの道具ひみつカードをつくるという言語活動を設定することにより 文章を詳しく読んでみたいという意欲につなげる 視点 2 ともに思考する場づくり 単元を通して 二つの文章の内容を正しく理解するためのふろしきコーナーや自分の考えをより確かなものにする話し合いの場を設定する 2 学び合いの場づくりの工夫 <グループ 全体での話し合い> グループで二つの文章のよさについて話し合い 全体での話し合いでさらに深めさせる 視点 3 学び合いの価値づけ 単元を通して わかったことや感想を書く活動を位置づける 3 学習を振り返る場の工夫 < 感想を書き伝え合う> 学習で分かったことや感想を書かせ 発表させる
5 単元の計画 ( 総時数 12 時間本時 7/12 ) 時めあて学び合いの支援主な評価 一 1 学習の見通しを立てよう 題名や写真からふろしきの関心を高め 学習への意欲を持たせる 関学習課題をつかみ 二つの文章を比べて読もうとしている 2 3 カードと本を正しく書 視写した文章を音読し 正しく視写でき 読二つの文章を視写し 違いを読み き写して 音読しよう ているかどうか確認したうえで 二つの文 取ることができる 章の違いを考えさせる 4 カードと本の同じとこ カードと本の文章とが比較できるように 読二つの文章の 同じことが書かれ 二つの文章を拡大して掲示する ているところを見つけることができ 二 る 5 カードと本の違うとこ 文の数を数えて表に書かせ 違いを考え 読二つの文章の 違うことが書かれ 発表させる ているところを見つけることができ 6 一文の文字の数を数えて表に書かせ 違 る いを考え 発表させる 7 カードと本のいいとこ 二つの文のよさをグループで話し合い 読二つの文章の違いとその理由を考 本 表にまとめさせる え それぞれの文章のよさを読み取 時 ることができる 8 道具ひみつカード を ペアやグループで相談させる 読文章の中の大事な言葉に線を引い 9 つくろう 既習事項を生かして書かせる たり 大事な言葉を書き抜いたりす 10 ることができる 三 11 書ランドセルについての文章を読 み 特徴が伝わるようにカードに書 くことができる 書自分が選んだ道具の特徴が伝わる ようにカードに書くことができる 12 二つの文章の説明の仕 ペアやグループで感想を伝え合わせる 読同じ対象を伝える文章にも 目的 四 方の違いを考えることが に応じて違う形式があることを読み できたか 振り返ろう 取ることができる 6 本時の学習本時 7/12 (1) 本時の目標 二つの文章を読み比べ それぞれのよさをとらえることができる ( 読むこと ) < 授業の充実のために> 7 ペア学習やグループ学習を取り入れる目的を明確にもっている
(2) 学習過程段学習活動 内容階 時間 ( 分 ) めざす子どもを育てる視点との関連 指導上の留意点評価 ( 方法 ) 問いづくり 1 本時のめあてを確認する めカードと本のいいところは 何かな 2 カードと本を音読する 2 3 目的意識を持った言語活動の設定お気に入りの道具ひみつカードをつくるという言語活動を設定することにより 文章を詳しく読んでみたいという意欲につなげる カードと本をそれぞれ音読させることで こ れまでの学習を振り返り 前時に書いたいいと ころを確認し 課題への見通しを持たせる ともに思考する場づくり 3 カードと本のよさを考える (1) グループで考える (2) 全体で話し合う カードはすっきり読みやすい見やすい 本はくわしいよくわかる 25 グループ 全体での話合いグループでカードと本のよさを話し合い 全体の話合いでさらに深めさせる 黒板の表を見ながら カードと本のよさを具体的に考えさせる グループで話し合う場合に 司会者カード を使い 話合いがスムーズに進められるようにする 出された意見は なぜそのように考えたのかを本文を基にして 再び全体で考えさせる 本の文章がカードに短くまとめられているこ とをおさえる 学び合いの価値づけ 4 学習を振り返り 本時のまとめをする まカードは 見やすい 本は くわしい 5 時の予告をする 10 5 児童の言葉を使って まとめをしていく 分かったことや感想を書く 学習で分かったことや感想を書かせ 学習の振り返りをする 書いたものを発表させ 全体で振り返ることで 本時の学習を価値づける の時間から お気に入りの道具ひみつカードをつくることを伝え 1 生に紹介するには どちらの説明文がいいか考えさせる 読む相手によって書き方が違ってくることを おさえる 二つの文章を読み比べ それぞれのよさをと らえることができたか ( ワークシート 発表 )
7 板書計画ふろしきはどんなぬのカード本 めカードと本のいいところは 何かな カード本 みじかくて読み せつめいがよくわかる やすい いいところが いろいろ書いている すぐわかる すっきり くわしい まカードは 見やすい 本は くわしい