2019 年 7 月 28 日 ( 日 ) 29 日 ( 月 ) 70 回 12 人の弟子たちの救い 12 人の弟子たちの救い 使徒 19:1~7 1. はじめに (1) 第三次伝道旅行が始まった 1 使 18:23~21:17( 紀元 53 年の春から 56 年の春 ) 2パウロは ひとりで出かけ

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* ユダヤ人の歴史家ヨセフスもまた同じような書き方をしている 5 テオピロは ルカの執筆活動を支援するパトロンであった可能性が高い 6 もしそうなら テオピロはローマ人クリスチャンであったと思われる (2)1~2 節は ルカの福音書の要約である 1 前の書 というのは ルカの福音書 のことである 2

2018 年 5 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) 14 回 ペテロの第 2 のメッセージ (2) ペテロの第 2 のメッセージ (2) 使徒 3:17~26 1. はじめに (1) ペンテコステの日に教会が誕生した 1ペテロの第 1 回目のメッセージにより 3,000 人ほどの人たち

創世記5 創世記2章4節b~25

創世記5 創世記2章4節b~25

2011 年 06 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )26 ローマ人への手紙 7:14~25 律法からの解放 (3) ロマ書 7 章クリスチャン 1. はじめに (1) 聖化 に関する 5 回目の学びである 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は

2013 年 3 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 51 回目 Ⅵ-054 山上の垂訓 山上の垂訓 054 マタ 5:1~2 ルカ 6:17~19 1. はじめに (1) 呼び名について 1マタ 5:1~8:1 は 通常 山上の垂訓 ( 説教 ) と呼ばれる 2しかし この名称は 説教

2012 年 1 月 22 日 ( 日 ) 23 日 ( 月 )54 ローマ人への手紙 15:4~13 希望から希望へ 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)14:1~15:13 は 雑多な問題を扱っている 1 超道徳

2017 年 10 月 8 日 ( 日 ) 9 日 ( 月 ) 15 回さらにすぐれた契約 さらにすぐれた契約 ヘブル 8:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし (2) ユダヤ教の 3 つの柱

2012 年 2 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )59 ローマ人への手紙総まとめ 総まとめ 1. はじめに (1) 執筆の意図 1 使徒としての使命 * 所々 かなり大胆に書いた (15:15) 2 使徒としての奉仕の原則 * 他人の土台の上に建てない (15:20) * これまで ロ

神学総合演習・聖霊降臨後最終主日                  2005/11/16

2016 年 10 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 7 回 フィラデルフィアの教会 フィラデルフィアにある教会 黙 3:7~13 1. はじめに (1) 黙示録の 3 区分 1 黙 1:19 は 黙示録を 3 区分している Rev 1:19 そこで あなたの見た事 今ある事 この後に起こ

6ユダヤ人は 人種的 宗教的理由によって サマリヤ人を軽蔑した * ユダヤの格言 私の目が サマリヤ人を見ることがないように 7サマリヤ人も ユダヤ人を軽蔑し 敵対した * ユダヤ人がエルサレムから下ることは許したが 上ることは許さなかった 8 現代もサマリヤ人の子孫たちが存在している ( 千名以下

2017 年 7 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 1 回 ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル 1:1~3 1. はじめに (1) 著者 1いくつかの名が上げられてきた * パウロ * ルカ ( パウロがヘブル語で書いたものを ルカがギリシア語に翻訳した ) * バ

2011 年 07 月 17 日 ( 日 ) 18 日 ( 月 )29 ローマ人への手紙 8:12~17 聖化の力 ( 聖霊 )(3) 養子の霊 1. はじめに (1) 聖化 に関する 8 回目の学びである 最終回 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は ク

* ペリシテ人の古代都市ガザは 前 93 年に破壊され 前 57 年に再建された * この道路は ガザの遺跡を通過し 新ガザに至る荒野の道である 5 ピリポは その命令に従順に従った 2.27b~28 節 Act 8:27b すると そこに エチオピヤ人の女王カンダケの高官で 女王の財産全部を管理し

(2) ケンクレヤにある教会に属していた 1コリントの南東 11 キロのところにある港町 2コリントの東の港としての役割を果たした アジア方面の交易のための港 * 西の港は カイオン 両港の間の距離は 8 キロ 3パウロは 第 2 回伝道旅行でここを訪れている 4 誓願が成就したのを記念して そこで

(2) ロマ 7:1~6 の要約 1 律法の大原則 * 律法は 人に対して権限を持つ * 律法は 死んだ人には権限を持たない 2 結婚関係の例話 * 夫が生きている間は 結婚の律法によって制約されている * それを破れば 姦淫の女と呼ばれる * 夫が死ねば 結婚の律法から解放される * 再婚しても

2011 年 10 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 )42 ローマ人への手紙 11:25~36 拒否の解決 (3) イスラエルの救い 1. はじめに (1)10 月 13 日 ( 木 ) の日没から仮庵の祭りが始まった 1 第 7 の月の 15 日 満月 2 満月を眺めながら イスラエル

2012 年 1 月 15 日 ( 日 ) 16 日 ( 月 )53 ローマ人への手紙 14:13~15:3 キリスト者の自由 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)12 章は 基本的には教会内の行動についての勧めであ

Rev 7:1 この後 私は見た 四人の御使いが地の四隅に立って 地の四方の風を堅く押さえ 地にも海にもどんな木にも 吹きつけないようにしていた (1) この後 私は見た 1 物事の時間的流れではなく ヨハネが見た幻の順番を示している 2この幻は 神の裁きが迫っていることを示唆している 3 地の四方

聖書 : ピリピ 3:1~3 説教題 : 神の御霊による礼拝 日時 :2017 年 2 月 26 日 ( 朝拝 ) ピリピ人への手紙第 3 章に入ります この手紙は全部で 4 章からなっていますので 今日から後半部に入ることになります パウロは 最後に 私の兄弟たち と始めます この手紙はまだ半分ま

2 イエスの戒めを守るなら イエスの愛に留まることになる (2) その教えを話した理由は 弟子たちが喜びに満たされるためである 1イエスは 自分が経験している喜びを弟子たちに与えようとしている 2イエスの喜びは 父なる神への従順 ( 喜ばせること ) によって生まれる 3ヘブ 12:2 Heb 12

に知恵と英知と知識とあらゆる仕事において 神の霊を満たした (2~3 節 ) (1) ユダ部族のフル その子ウリ その子ベツァルエル 1フルとはモーセの手を両側から支えた 2 人のうちのひとり ( 出 17 章 ) 2フルの孫がベツァルエルである (2) 神の霊を満たした 1 知恵 (wisdom)

このメッセージは メシアの義とパリサイ人の義について学ぼうとするものである Ⅰ. 真の信仰者の特徴 (5:13~16) 1. 地の塩 (13 節 ) あなたがたは 地の塩です もし塩が塩けをなくしたら 何によって塩けをつけるのでしょう もう何の役にも立たず 外に捨てられて 人々に踏みつけられるだけで

牧会の祈り

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2013 年 3 月 24 日 ( 日 ) 25 日 ( 月 ) 52 回目 Ⅵ-054 八福の教え 八福の教え 054 マタ 5:3~12 ルカ 6:20~26 1. はじめに (1) 文脈の重要性 1 文脈を無視して 山上の垂訓のある言葉を取り出すことが余りにも多い 2イエスは 神の国の福音をも

2 奇跡 3 父 4 聖書 4. メッセージのゴール (1) イエスを誰だと言うか (2) イエスを信じる者の幸いとは何か このメッセージは イエスの業と主張について考えようとするものである Ⅰ. イエスと父は一体である (19~29 節 ) 1. 行動において まことに まことに あなたがたに告げ

2017 年 6 月 11 日 ( 日 ) 12 日 ( 月 ) 39 回 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 黙 22:1~5 1. はじめに (1) 旧約聖書の預言のハイライトは メシア的王国である 1 黙示 20 章は メシア的王国が千年で終わることを啓

1 それは キリストにのみ適用される御名である (2) 旧約聖書では 御使いたちは 神の子たち と呼ばれた Job 38:7 そのとき 明けの星々が共に喜び歌い / 神の子たちはみな喜び叫んだ 1 新約聖書では 信者が 神の子たち と呼ばれる ( ヨハ 11:52) 2しかし 御子 ( ヒュイオス

2012 年 7 月 1 日 ( 日 ) 2 日 ( 月 ) 17 回目 Ⅴ-020~021 バプテスマのヨハネの登場 バプテスマのヨハネの登場 ルカ 3:1~2 マコ 1:2~6 1. はじめに (1) 文脈の確認 1バプテスマのヨハネの誕生 2イエスの誕生 3イエスの幼少期 (2) 今日の箇所は

2011年度 牧羊者 第Ⅳ巻

いでしょう (1)2 重の質問 1 弟子たちは いくつかのたとえ話とその解き明かしを聞いてきた 2ここでイエスは 弟子たちに考えるチャンスを与えている 3 弟子たちは 奥義としての王国 の性質について考え始める (2) イエスのたとえ話は 弟子たちが想像したものとは大いに異なる 1 種のたとえでは

(1) 千年王国の最後に サタンが底知れぬ所から再び解き放たれる 1 その理由は 再び人類を試すためである 2 神は 人類がいかに堕落しているかを証明される (2) 千年王国にも罪は存在する 1 千年王国が始まった時点では 未信者は存在しない 2 千年王国では ほぼ理想に近いような生活環境が実現する

2010 年 4 月 18 日 ( 日 ) 19 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京出エジプト記 19 出エジ 19 出エジプト記 14 章 15 節 ~15 章 21 節 紅海を渡る 1. 文脈の確認 (1) イスラエルの民は 430 年後にエジプトを脱出した (2) エジプト脱出の記録は

2017 年 8 月 13 日 ( 日 ) 14 日 ( 月 ) 7 回 第 2 の警告 (2) 第 2 の警告 (2) ヘブル 4:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と誤

このメッセージは 父なる神について考えようとするものである Ⅰ. 聖書が使用する比喩的言葉 1. 神という言葉について (1) ヘブル語でエロヒム ( エル ) ギリシア語でセオス 1 普通名詞 神々を指す言葉である 2 日本語の神も 多くの神々を指す言葉である 3 聖書の神は どういう神かを示す必

2017 年 7 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 ) 3 回 御使いに勝る御子 (2) 御使いに勝る御子 (2) ヘブル 2:1~9 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と

聖書に聞く会 ( 第 2 回 ) マルコによる福音書 1 章 1-8 節 2014 年 5 月 8 日 古本靖久 1 聖歌 60 番 ヨルダンのほとりヨハネはさけべり 2 お祈り 3 テキストの位置 今日の箇所はマルコ福音書のはじめの部分であり この福音書は何について書くのか決定づける所です 特に

3 仲介者としての祭司たちが存在していた (2) 新約時代の状態 1すべての信者が まことの聖所に入ることができる * 天の聖所で 神の臨在の前に出ることができる 2これは 万人祭司の教えである 3 訳文の比較 こういうわけですから 兄弟たち 私たちは イエスの血によって 大胆にまことの聖所に入るこ

Heb 11:7 信仰によって ノアは まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき 恐れかしこんで その家族の救いのために箱舟を造り その箱舟によって 世の罪を定め 信仰による義を相続する者となりました (1) ノアは 神から警告を受けた 1 創 6:17 Gen 6:17 わたしは今 いの

1 パンの家 という意味 農業生産の豊かな地 ダビデの町とも呼ばれた 2ガリラヤのベツレヘムと区別するために ユダヤのベツレヘムと書かれている 年代 200 軒の家 クリスチャンとイスラム教徒が平和に住んでいる 4 今日 パレスチナ自治区 2 万 2 千人 クリスチャンは迫害に会っている

* ダニエル書 3 捕囚期後 (3) * ハガイ書 * ゼカリヤ書 * マラキ書 (5) 預言者たちが語ったメッセージの要約 1 神の主権と聖なるご性質 2 契約の民イスラエルの不従順の罪 3 悔い改めへの招き 4 迫り来る神の裁きと捕囚 5イスラエルの民を攻撃する周辺国への裁き 6 捕囚からのレム

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Derek Prince Ministries Asia-Pacific THE TEACHING LEGACY OF DEREK PRINCE MINISTRIES ARCHIVE The Battlefield of the Mind - Derek

イエスさまの公的な活動は 2 年から 3 年と言われます その短い時間の中で人々に与えた影響は 考えられないほど大きいものでした ここに今日 わたしたちが集まって礼拝しているのも そのせいです けれどもその 2 年ないし 3 年のイエスさまの活動はずっと順調であったわけではありません イエスを愛し慕

Ⅰ. 管理人の不正の発覚 (1~2 節 ) 1.1 節 a Luk 16:1 イエスは 弟子たちにも こういう話をされた (1) イエスは 弟子たちに話している 1これは 弟子訓練のためのたとえ話である 2 聴衆が誰かを判断することが たとえ話の解釈のために重要である (2) その周りで パリサイ人

比喩:その他

な声で私に呼びかけるのが聞こえたあの初めの声が言った ここに上れ この後 必ず起こる事をあなたに示そう (1) ヨハネは 7 つの教会への手紙の啓示を聞いた後 天の御座の幻を見た 1 その後 私は見た とは 時間の流れを示す言葉である (2) 招きの言葉がかかった 1 一つの開いた門があった * ヨ

た 義認 の祝福を述べたものでしょうか しかしこの 1 節は 2 節の頭に なぜなら という言葉があるように 2 節と密接に関連しています ですから 2 節を見て行くことによって 1 節の意味を確かめることができます 2 節が述べていることは何でしょうか それは罪と死の原理からの解放です 私たちが


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2000 年は二日です ですからこちらも 遅い! と言えるほど 時は経っていないと言えます もちろん 1000 年イコール一日と言われているのではなく 一日のようだと言われていますので 単純計算できる話ではないのですが 先ほど引用した詩篇 90 篇 4 節では 私たちの時間のはかなさ 些細さという側

第二に 聖さを得るために 私たちはすべての人との平和を追い求めなければなりません 私たちの思いの内にある敵対心や闘争心などを放っておかず 平和的に生きるように努めなければなりません へブル書の著者は このことについて 非常に厳しく警告しています 私たちが神の聖さにあずかる者とならない限り 主を見るこ

From the Pulpit of the Japanese Baptist Church of North Texas July 8, 2018 信仰の勇者 ギデオン士師記 7:1-7 7:1 さてエルバアルと呼ばれるギデオンおよび彼と共にいたすべての民は朝早く起き ハロデの泉のほとりに陣を取っ

현장 전도를 위한 1단계 전도훈련교재 4

(1) 獣の形状 (1~2 節 ) (2) 獣の復活 (3~4 節 ) (3) 獣の支配 (5~8 節 ) (4) 励ましのことば (9~10 節 ) 3. 結論 : 反キリストはキリストの真似をする 反キリストの働きについて学ぶ Ⅰ. 獣の形状 (1~2 節 ) 1.1 節 Rev 13:1 また

ヘブル人への手紙1章

牧会の祈り

2016 年 12 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 16 回 ラッパの裁き 5 ラッパの裁き 5 黙 9:1~11 1. はじめに (1)6 章から 9 章までの流れ 16 章で 巻き物の封印が解かれる 最初の 6 つの封印 * ここから大患難時代が始まる 27 章は 挿入句である

牧会の祈り

としたこと それに対してイエスは 今は 止めないでほしい 正しい ことをすべて行うのは 我々にふさわしいことです ( マタイ 3 15) と 言って ヨハネから洗礼をお受けになったと伝えています しかしマルコ福音書は そういうことは何も伝えていません イエス は ユダヤの全地方から集まって来た大勢の

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一 マリヤへの恵みある教会に 何かというと 恵まれた女よ おめでとう と言う人がいました 女性のための聖書のクラスで 誰かが正しい答えを言ったら 恵まれた女よ おめでとう 感謝なことの証しをしたら 恵まれた女よ おめでとう 誰かが牧師に祈ってもらっている姿を見たら 恵まれた女よ おめでとう 彼女はい

存在する 弟子訓練は 人が思考 感情 行動において よりキリストに似た者となることを手助けするプロセスである このプロセスは 人が新しく生まれたときから始まり 残る生涯中続くものである このキリストを わたしたちは宣べ伝えており すべての人がキリストに結ばれて完全な者となるように 知恵を尽くしてすべ

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(3) まっすぐにしなさい 1 されば衰へたる手 弱りたる膝を強くし ( 文語訳 ) 2ギリシア語の アノルソオウ である 上げる まっすぐにする 強くする 3ルカ 13:13(18 年も病の霊につかれ 腰が曲がって 伸ばすことができない ) Luk 13:13 手を置かれると 女はたちどころに腰が

2008 年 7 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京創世記 8 創世記 8 創世記 3 章 14 節 ~24 節 アダム契約 イントロ : 1. 前回までの復習 (1) 創世記には 11 の区分 ( トルドット ) がある (2) 第 1のトルドットには 人類の

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(1) イゼベル 彼にとっては ネバテの子ヤロブアムの罪のうちを歩むことは軽いことであった それどころか彼は シドン人の王エテバアルの娘イゼベルを妻にめとり 行ってバアルに仕え それを拝んだ (1 列 16:31) 1オムリの子アハブは イゼベルと結婚し バアル礼拝をイスラエルに導入した 2 預言者

Rev 17:2 地の王たちは この女と不品行を行い 地に住む人々も この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです (1) 大淫婦と不品行 1 旧約聖書では 淫婦 は 偽の宗教 を象徴する言葉である 2 淫行 は 偶像礼拝を象徴する言葉である 霊的姦淫である * 通常は 真の神を信じると告白しながら 偶像

神学総合演習・聖霊降臨後最終主日                  2005/11/16

(1) 神殿の聖所と至聖所を分ける幕である 1 長さが約 18 メートル 厚さが約 10 センチ 2この幕の内側に入れたのは 大祭司だけである それも年に一度だけ 3 大祭司 アロンの家系 ケハテ氏族 レビ族 イスラエルの民 全人類 (2) この幕が 上から下まで真っ二つに裂けた 1 神の御手がこれ

裁きます けれども 実は自分たち自身も その基準には到達できていないのです これが偽善の始まりです 律法主義に陥ると 相手をこき下ろし けれども こき下ろしている基準に自分自身が満ちていないことが起こります 高らかに主張している人ほど 実はその教えを行なっていないという問題が起こるのです パウロは

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2010 年 2 月 21 日 ( 日 ) 22 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京出エジプト記 13 出エジ 13 出エジプト記 9 章 13 節 ~10 章 29 節 最後の 3 つの災い 1. 文脈の確認 (1) エジプトに主からの 10 の災いが下る (2)10 の災いの記述は 考え抜

子たちも オリーブ山から神殿を眺めて これはまあ 何とみごとな石でしょう 何とすばらしい建物でしょう ( マルコ 13:1) と感嘆の声を挙げました しかし イエス様は この大きな建物を見ているのですか 石がくずされずに 積まれたままで残ることは決してありません ( マルコ 13:2) と言われたの

全国担当者2009 プレゼン資料

2 イエスは大胆に わたしは道です と言われました イエスが歩まれた道です イエスが示された道です 正しく この人を見よ! です それが聖書の教えです 私たちはこの一年間 幸いなみ言葉を心に覚えて進みたいと願います 今日は この年間聖句から次の2 点を考えてみましょう 大切なポイント 1. 勝利者イ

B2 神はどのようなお方か 1Chro.29:10-12 Dt.10:12-13 Ps.95:1-7 B3 イエス キリストはどのようなお方か John.14:8-10 Mk.6:31-56 John.10:30-33 Heb.2: John.4:2-3 2John.7-10 B4 三位

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《 耕地を開拓せよ 》 羽石兄  ‘05

2016 年 2 月 14 日川越教会 すべての民と共に 加藤享 [ 聖書 ] ローマの信徒への手紙 15 章 7~13 節だから 神の栄光のためにキリストがあなたがたを受け入れてくださったように あなたがたも互いに相手を受け入れなさい わたしは言う キリストは神の真実を現すために 割礼ある者たちに

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イゼベルという女は 商売繁盛のために信仰を妥協するよう しきりに教会の人々に勧めました では これらの背景を踏まえて 学びに入りましょう 今日の聖書個所には 大切なポイントが 5 つあります 1. イエスの描写 (18 節 ) ここでイエスは 燃える炎のような目と光り輝くしんちゅうのような足のお方だ

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は歯が痛くなるとズキンズキンとして何をしていても繰り返し襲って来る痛みに悩まされますが そのように 絶えず痛みがある と言わずにいられないような痛みを感じ続けていた 一体それはどんな悲しみ 痛みだったのでしょうか それが同胞ユダヤ人の不信仰に関することでした パウロがどんなに同胞 同国人のことを思っ

シリーズ キリストの再臨と終末の預言 -No.2( 改訂 ) キリストの空中再臨と教会の携挙 ( その二 ) 教会の 携挙 についての聖書的根拠 ベレーシート 前回は シリーズ キリストの再臨と終末の預言 の第一回目として キリストの空中再臨と教会の携挙 について学びました このことはとても重要な教

黙示録 3 章 7-13 節 忠実な教会 1A 聖なる 真実な方 7 2A 主に知られた行ない 8 3A 報い B 中傷者からの擁護 9 2B 試練の時からの守り 10 3B 冠 11 4B 都での安全 本文 黙示録 3 章 7 節からです フィラデルフィヤにある教会に対する

1 説 教 聖日礼拝 北浜チャーチ 黒田 禎一郎 2017 年 6 月 4 日 ( 日 ) 主 題 : すべてを感謝しましょう! テキスト :1コロサイ人への手紙 3 章 17 節 はじめに たった一度しかない人生 私たちはどのように生きているでしょうか? 生き方を知っている人は幸いです しかし 多

3 章 蝮の裔よ ( ルカ 3:7~14) ルカ福音書講義 (15) そこで 彼から洗礼を受けよう 1) として出て来た民衆 2) に彼は言った 3) 蝮 の裔よ 4) 誰があなた方に 来るべき怒り 5) から逃れるように教えたのか 8 さ あ 悔い改め 6) にふさわしい

1イエスがバプテスマを受けたとき 天が開かれて聖霊が鳩のように下った 2ここでは 天が開かれて再臨のメシアが地に下ってこられる 3 黙 4:1 では ヨハネを招くために天が開かれた 4ここでは キリストが地に下るために天が開いた (2) 白い馬に乗った方 1ローマ軍の将軍は 白い馬に乗った 2 再臨

癒しの業と宣教 ( ルカ 4:38~44) 1) ルカ福音書講義 (23) 章 38 イエス 2) は会堂から立ちあがり シモンの家 3) に入った シモンのしゅうとめが 高熱 4) で苦しめられており 彼らは 5) 彼女のことをイエス 6) に願った 39 彼は彼女の枕

を与えられて 祈りつつ取り組んで行くように導かれる ですから私たちは自分の願い事を一方的に神に祈る祈りはやめて まず聖書を通してまず神を見上げること 御名を賛美することから始めたいのです そのような神への賛美また信仰告白から始まる祈りこそ祝福される祈りの基礎です さて第 2 の祈りは 御国が来ますよ

付録 C の 1 Page 1 of 9 10/26/2003 付録 C クリスチャン ギリシア語聖書における Kyrios 新世界訳聖書は ギリシア語 Kyrios( ) をさまざ

2. アウトライン (1) 過去の回顧 (1~4 章 ) (2) 律法の解説 (5~26 章 ) (3) 未来の展望 (27~30 章 ) (4) 指導者の交代 (31~34 章 ) 3. 結論 (1) 律法の本質 (2) イスラエルの将来 (3) 申命記とイエスの教え 申命記を通して イエスの教え

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12 人の弟子たちの救い 使徒 19:1~7 1. はじめに (1) 第三次伝道旅行が始まった 1 使 18:23~21:17( 紀元 53 年の春から 56 年の春 ) 2パウロは ひとりで出かけている 3 未信者への伝道ではなく フォローアップが主な目的の旅である 4 第一次伝道旅行で立てられた諸教会 ( ガラテヤ地方とフルギヤ ) を訪問した 5 第三次伝道旅行の中心地は エペソである (2) エペソでのパウロの奉仕 ( サンドイッチ形式の記述 ) 112 人の弟子たちのエピソード (1~7 節 ) 2エペソでの奉仕 (8~10 節 ) 3スケアの 7 人の息子たち (11~20 節 ) (3) アウトライン 1エペソ到着 (1 節 a) 212 人の弟子たちの不十分な信仰 (1b~3 節 ) 3パウロの教え (4~5 節 ) 4 聖霊降臨 (6~7 節 ) 結論 : (1) 先駆者バプテスマのヨハネの影響は 長く続いた (2) 異言の現象は 新しいグループが救われる際に起っている (3) 聖霊が下る方法に一定のパターンはない (4) 使徒の働きから教理を導き出してはならない 12 人の弟子たちの救いについて学ぶ Ⅰ. エペソ到着 (1 節 a) 1.1 節 a Act 19:1 アポロがコリントにいた間に パウロは奥地を通ってエペソに来た (1) アポロは エペソからコリントに移動した 1エペソ教会からの推薦状を持ってコリント教会を訪問した 1

2 アポロは コリント教会で大いに用いられていた 3 その時期に パウロはエペソに着いた (2) パウロの旅 1アンテオケから徒歩で 300 キロメートル以上を旅しながら エペソに着いた 2エペソまでは 2 つのルートがあった * 北のルート : 奥地 ( 高地 ) を通るルート 道は険しいが この方が近道 * 南のルート : ローマが建設した道路を通るルート 3パウロは 北のルートを選択した (3) エペソについての復習 1エペソは アジアとヨーロッパを結ぶ重要な港であった 2 前 1044 年に建設された古代からある商業都市である 3 前 4 世紀以降 ギリシア風都市となった ( アレキサンダー大王と後継者たち ) 4 前 2 世紀の終わりに ローマが支配する都市となった 5 大いに栄えた商業都市で 当然のことながらアジア州の首都となった * パウロの時代 商業都市としては最盛期を過ぎていた * カイストロス川の土砂が 港に堆積し始めた 6ユダヤ人にも寛容だったので 多くのユダヤ人が住んでいた 7 世界の七不思議のひとつアルテミス神殿があった *66m 130m もある巨大な神殿 * アテネのパルテノン神殿の 4 倍もある * アレキサンダー大王が資金援助をした 8アルテミスは 多数の乳房を持った豊穣の女神である * ここは アジアにおける偶像礼拝と売春の中心地であった * 地域経済も アルテミス信仰によって潤っていた 9こででパウロは 約 3 年にわたって伝道を継続し 生涯で最大の成果を上げる 10 黙示録 2 章に出て来る 七つの教会 は この期間に設立されたものである Ⅱ. 幾人かの弟子たちの不十分な信仰 (1b~3 節 ) 1.1b~2 節 Act 19:1b そして幾人かの弟子に出会って Act 19:2 信じたとき 聖霊を受けましたか と尋ねると 彼らは いいえ 聖霊の与えられることは 聞きもしませんでした と答えた 2

(1) 弟子 というのは 通常は イエスの弟子である信者を指す 1 パウロは最初 彼らを信者だと思い込んでいた 2 しかし 交わりをしている内に 彼らの信仰が不十分であることを感じた (2) そこでパウロは質問した 1 信じたとき 聖霊を受けましたか 2 英語訳に問題がある Have ye received the Holy Ghost since ye believed? (KJV) Did ye receive the Holy Spirit when ye believed? (ASV) 3KJV は 信じることと聖霊を受けることを 別のこととして区別している 4 正しくは 信じた瞬間に私たちは聖霊を受ける (3) 訳文の比較 いいえ 聖霊の与えられることは 聞きもしませんでした ( 新改訳 ) いいえ 聖霊がおられるのかどうか 聞いたこともありません ( 新改訳 2017) いいえ 聖霊があるかどうか 聞いたこともありません ( 新共同訳 ) いいえ 聖霊なるものがあることさえ 聞いたことがありません ( 口語訳 ) いな 我らは聖靈の有ることすら聞かず ( 文語訳 ) 1 彼らは 福音の内容を知らなかった 2それどころか 聖霊の約束が与えられていることも知らなかった 3ヨハネはメシアを 聖霊と火とのバプテスマをお授けになる と紹介していた 4 彼らの理解度は アポロ以下であった 2.3 節 Act 19:3 では どんなバプテスマを受けたのですか と言うと ヨハネのバプテスマです と答えた (1) 訳文の比較 では どんなバプテスマを受けたのですか ( 新改訳 ) では だれの名によってバプテスマを受けたのか ( 口語訳 ) Unto what then were ye baptized? (KJV) Into what then were ye baptized? (ASV) 1バプテスマの基本的意味は 一体化である (2) 回答は ヨハネのバプテスマです であった 1 彼らは イエスの弟子ではなく バプテスマのヨハネの弟子であった 3

2つまり彼らは 20 年前にバプテスマのヨハネから洗礼を受けたのである * しかし イエスの公生涯以降の出来事を知らなかった * イエスの公生涯が始まる前に イスラエルの地を去ったのであろう 3 彼らは アクラとプリスキラ夫婦に出会う前のアポロに似ている * 彼らは まだ救われていなかった * 彼らは 聖霊の内住を経験していなかった 4ユダヤ教からキリスト教への移行期において このような信者がいた Ⅲ. パウロの教え (4~5 節 ) 1.4 節 Act 19:4 そこで パウロは ヨハネは 自分のあとに来られるイエスを信じるように人々に告げて 悔い改めのバプテスマを授けたのです と言った (1) パウロは 彼らに福音を説明した 1アクラとプリスキラ夫婦がアポロに説明したのと同じことが起っている 2バプテスマのヨハネの役割は メシアを迎えるための準備をしたことである 3 準備とは 悔い改めのバプテスマを授けることであった (2) パウロは イエスの死 埋葬 復活 昇天 聖霊降臨について説明した 1 ルカは記録していないが それは当然のことである 2.5 節 Act 19:5 これを聞いたその人々は 主イエスの御名によってバプテスマを受けた (1) 彼らはパウロが語る福音を信じた 1つまり イエスの弟子となったのである 2そして 信仰の結果としての水のバプテスマを受けた 3 信仰がなければ 水のバプテスマは無意味である (2) 訳文の比較 主イエスの御名によってバプテスマを受けた ( 新改訳 ) they were baptized in the name of the Lord Jesus. (KJV) they were baptized into the name of the Lord Jesus. (ASV) 1バプテスマは イエス キリストとの一体化である 4

Ⅳ. 聖霊降臨 (6~7 節 ) 1.6 節 Act 19:6 パウロが彼らの上に手を置いたとき 聖霊が彼らに臨まれ 彼らは異言を語ったり 預言をしたりした (1) パウロの按手によって 聖霊が彼らに下った 1 異言と預言が 聖霊降臨のしるしとなった 2これは 彼らが真の弟子となったことをパウロに示すためのしるしである 3 彼らは バプテスマのヨハネの弟子から イエスの弟子になったのである 2.7 節 Act 19:7 その人々は みなで十二人ほどであった (1)12 という数字には象徴的意味はない 112 という数字を基に 教会が霊的イスラエルであると結論付けてはならない 2むしろ 12 人の弟子たちは やがて救われるユダヤ人たちの先駆けである 3エゼ 36:26~27 Eze 36:26 あなたがたに新しい心を与え あなたがたのうちに新しい霊を授ける わたしはあなたがたのからだから石の心を取り除き あなたがたに肉の心を与える Eze 36:27 わたしの霊をあなたがたのうちに授け わたしのおきてに従って歩ませ わたしの定めを守り行わせる 結論 : 1. 先駆者バプテスマのヨハネの影響は 長く続いた (1) 使 1:5( 復活のイエスのことば ) Act 1:5 ヨハネは水でバプテスマを授けたが もう間もなく あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです (2) 使 11:16( ペテロの言葉 ) Act 11:16 私はそのとき 主が ヨハネは水でバプテスマを授けたが あなたがたは 聖霊によってバプテスマを授けられる と言われたみことばを思い起こしました (3) 使 13:25( パウロの言葉 ) Act 13:25 ヨハネは その一生を終えようとするころ こう言いました あなたがたは 私をだれと思うのですか 私はその方ではありません ご覧なさい その方は私のあとからおいでになります 私は その方のくつのひもを解く値うちもありません (4) 使 18:25( アポロの信仰の状態 ) Act 18:25 この人は 主の道の教えを受け 霊に燃えて イエスのことを正確に語り また 5

教えていたが ただヨハネのバプテスマしか知らなかった (5) 使 19:3~4( エペソの弟子たちの状態 ) 2. 異言の現象は 新しいグループが救われる際に起っている (1) 使徒の働きに 4 回その記録が出て来る 1 使 2 章 : ペンテコステの日のユダヤ人の救い 2 使 8 章 : サマリヤ人の救い 3 使 10 章 : 異邦人コルネリオの救い 4 使 19 章 : バプテスマのヨハネの弟子たちの救い (2) しかしこれらの現象は 普遍的真理として適用すべきものではない 1ルカは 歴史上起こったことを記録しているだけである 212 人は バプテスマのヨハネの弟子グループの中から救われた人たちである 3 聖霊の賜物としての異言は今もあるが すべての人が受けるわけではない 3. 聖霊が下る方法に一定のパターンはない (1)4 回の出来事の記録 1 使 2 章 :12 使徒たちの場合は ヨハネの洗礼による悔い改め イエスへの信仰 聖霊降臨の順である 2 使 8 章 : イエスへの信仰 水の洗礼 使徒たちによる按手 聖霊降臨 3 使 10 章 : イエスへの信仰 聖霊降臨 水の洗礼 4 使 19 章 : ヨハネの洗礼による悔い改め イエスへの信仰 水の洗礼 使徒パウロによる按手 聖霊降臨 4. 使徒の働きから教理を導き出してはならない (1) 使徒の働きではなく パウロ書簡の中に 適用すべき真理がある (2) 聖霊を受けていない信者は あり得ない 1ロマ 8:9 Rom 8:9 けれども もし神の御霊があなたがたのうちに住んでおられるなら あなたがたは肉の中にではなく 御霊の中にいるのです キリストの御霊を持たない人は キリストのものではありません 21 コリ 12:13 1Co 12:13 なぜなら 私たちはみな ユダヤ人もギリシヤ人も 奴隷も自由人も 一つのからだとなるように 一つの御霊によってバプテスマを受け そしてすべての者が一つの御霊を飲む者とされたからです (3) 体験によって聖書の教えを吟味してはならない 6

(4) 聖書の教えによって 体験を吟味する必要がある (5) 神の約束は その時体験的に分からなくても 必ず分かるようになる 7