Taro-国語科学習指導案(すがたを

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

わり の組み立てを意識しながら読むことはできるようになってきたが 叙述にある難しい語句や指示語に注意したり段落相互の関係を考えたりしながら読む力は身に付いていない そこで 本単元では各段落の中心となる文やキーワードを押さえながら教材文を読んでいくことで 読み手に分かりやすい文章構成や段落相互の関係を

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第3学年国語か学習指導案

第1学年国語科学習指導案

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

第1学年国語科学習指導案

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

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Taro-第3学年国語科学習指導案「

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

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7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

Microsoft Word - 41田中

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

第1学年国語科学習指導案

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

Taro-5年研究のまとめ

第1学年国語科学習指導案

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

第4学年国語科学習指導案.doc

1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

Microsoft Word - 第2学年 国語科「つづき話をプログラミングで表そう」研究指導案.docx

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

第○学年○組 国語科学習指導案

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

国語科学習指導案

○年○組 算数科学習指導案

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 12 学校案内パンフレットを作ろう-共同編集・制作-

Taro-【HP用】指導案.jtd

2 単元の目標 二つの文章を読み比べて, 事柄の取り上げ方や説明の仕方の工夫を見つけようとしている 国語への関心 意欲 態度 文章を読み比べて, 図表と文章との関係を考えながら, 書き手の工夫に着目して読むことができる 読むことイ 二つの文章を読み比べて考えたことを発表し合い, 一人一人の着眼点や感

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

4 評価規準関 絵から想像したことをもとに物語を書くことに関心をもち 進んで取り組もうとしている書 絵を見て想像を膨らませながら 場面の様子や人物について考えている 想像したことをもとに 事柄の順序に沿って話の構成を考えている 場面の様子がよく分かるように人物の行動や会話のつながりを考えて物語を書い

第6学年1組 国語科学習指導案

学習指導改善調査事業 実践報告

社会科学習指導案

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

【授業 1】

文章構成の在り方を実感できる「読むこと」の学習指導

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

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し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

する対象を明確にすることで 全員がねらいを達成することができるようにしたいと考えた 第二次の後半では 選んだごっこについて 困った点や工夫したい遊び方について話し合い 新しい遊び方を考える時間を設ける 文章と自分の経験を結びつけ 新しく知った知識を実生活に生かそうとする態度を身に付けていきたい 第三

4. 単元の実際 習得 (1) 三部構成のモデル文 ゲームなんてやめなさい を提示し 子どもの意識とのズレを生む 実践を行った4 年生のクラス 38 名全員が何らかのゲームをもっていることを確認し 子どもがゲームについて感じている楽しさを十分掘り起こす その上で はじめ なか おわり の形式で書かれ

解答類型

学習者用デジタル教材リスト 国語 1 年 国語 1 年上コンテンツ上 8 あいさつをしよう 8 関連ページ 内容 趣旨など 場面の様子を想像する ( 音声付 場面や状況に合わせた言葉遣いの確認 ) 国語 1 年上 コンテンツ 上 10 じこしょうかいをしよう 10 場面の様子を想像する ( 音声付

国語科学習指導案様式(案)

Ⅳ 研究の全体構想図 教育的課題 知識基盤社会化やグローバル化 国語科における授業改善の方向性 全国学力学習状況調査から見られる課題 目指す児童像 目的に応じて中心となる語や文 を捉えて, 段落相互の関係や事 実と意見との関係を考え, 文章 を読んだり書いたりすることができる児童 児童の実態 意欲的

から抜粋 ) を用意する その中から自分の興味のある資料を選択させ 主体的に文章が書けるようにする その後 書き上げた文章が説得力のある文章であるか 友だち同士で読み比べたり 校内の先生方に読んでいただいたりしながら 自分の文章を評価してもらうようにする そのことにより 児童が文章を書き換えることで

第4学年算数科学習指導案

4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

<小学校 生活科>

学力診断テストの結果分析を踏まえた教科指導の実践事例

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第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

指導観学習を進めるにあたって, 教師が宿泊体験学習に関する新聞記事を書き, 視覚化しておくことで, 児童に本単元の具体的なゴールイメージを持たせたい その際, 完成した新聞を廊下に掲示し, 全校のみんなに見てもらうことを伝え, 相手意識を持って学習に取り組もうとする意欲を持たせたい そして, 新聞は

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第 2 学年 3 組国語科学習指導案 単元名 : いろいろなどうぶつのすづくりすごろく を作ろう ビーバーの大工事 単元について 指導者呉市立横路小学校西宮和子 本単元は, 小学校学習指導要領の C 読むこと ( 第 1 学年及び第 2 学年 )(1) イ 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内

【単元吊】「段落のつながりに気をつけて読もう《[ツバメがすむ町]

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

○数学科 2年 連立方程式

そのために, 児童が感じたおもしろさを分類し, それらを読みの視点として, 物語のおもしろさを見付けながら読むことを通して, より深く登場人物の心情を読み取ったり, 想像豊かに読んだりしながら物語のおもしろさを味わうことができるようにする さらに, 見付けた物語のおもしろさを, で紹介し合う活動を取

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国語科学習指導案

6 生き物の本をよく読みますか よく読む ( 8)[ 5] たまに読む (5)[5] あまり読まない ( 7)[ 9] 7 生き物の本を読むとしたらどんな本を読んでみたいですか 複数回答 動物 (20)[5] 草や木や花 (20)[4] 魚 (9)[9] 虫 (5)[3] 鳥 (7)[8] 2 考察

Transcription:

第 3 学年 国語科学習指導案 2 組 児 童 男子 17 名 女子 23 名 計 40 名 指導者 平 沢 啓 一 1 せつめいのしかたを考えて 食べ物のひみつブックをつくろう 教材 すがたをかえる大豆 著者名 国分 牧衛 ( 光村図書 3 年下 ) 食べ物のひみつを教えます < 身に付けたい力 > 中心となる語や文をとらえ 段落相互の関係を考えて読む力 構成や段落相互の関係に注意しながら 文章を書く力 言語活動 食べ物のひみつブックをつくる 2 単元について 第 3 4 学年における 読むこと の目標は 目的に応じ 内容の中心をとらえたり段落相互の関係を考えたりしながら読む能力を身に付けさせるとともに 幅広く読書しようとする態度を育てる である また 書くこと の目標は 相手や目的に応じ 調べたことなどが伝わるように 段落相互の関係などに注意して文章を書く能力を身に付けさせるとともに 工夫をしながら書こうとする態度を育てる である 本単元では 中心となる語や文をとらえ段落相互の関係を考えて読んだり 筆者の書き方の工夫を見つけたりする学習を通して 次の教材の 書くこと の 食べ物のひみつを教えます を言語活動として設定した その中で制作する 食べ物ひみつブック は 4 年生に紹介することを目的として進めていく このように 読むこと 書くこと を組み合わせることにより 読むこと で身に付けた力を使って 食べ物のひみつブック をつくることが それぞれのねらいを一層効果的に実現することができると考え 領域を複合させた単元を構想した 本教材 すがたをかえる大豆 は はじめ 中 終わり の3 つのまとまりで構成されている 中 の段落には 大豆をおいしく食べるための工夫 と 手の加え方 が述べられているが それらは簡単なものからより複雑なものへと変化していく そこで 中心となる語や文をとらえ 指示語や接続語 繰り返し使われている語句に着目し 段落相互の関係を考えながら読むことにより 大豆をおいしく食べるための工夫 や 手の加え方 について読み取っていくことができる 本教材は 中心となる語や文をとらえ 段落相互の関係を考えていくのに適した教材である 指導にあたっては 食べ物のひみつを教えます の学習で 興味をもった食べ物を選び 自分が調べたい事柄について情報収集し 先の説明文をよい参考例としながら 集めた情報を分かりやすく文章にまとめる学習活動を展開していく 学習のはじめに 食べ物のひみつブック を作って全校のみんなに読んでもらおうという課題を設定し 児童が最後まで目的意識を持てるように学習を進めていく 単元の目標 伝える方法に興味を持ち 文章全体の関係を 考えながら 文章を読んだり書いたりするこ とができる 筆者の書き方の工夫を見つけるために 中心 となる語や文をとらえて段落相互の関係を考 え 文章を読むことができる 身近な食べ物について調べ 書きたいことが 明確に伝わるように 段落相互の関係などに 注意して文章を構成することができる 接続語が文と文の意味のつながりに果たす役 割を理解し 使うことができる < 単元の評価規準 > 国語への関心 意欲 態度 文章の内容に関心をもち 文章構成を理 解しながら読もうとしている 読む能力 問い の形をとらない話題提示があるこ とを理解し 中心文を確かめながら説明 されていることを整理している (1) イ 中 に書かれた具体例を整理しながら読 んでいる 書く能力 (1) エ 中 の部分で 内容のまとまりごとに段 落を分け 文章を構成している (1) イ 自分の書き方と友達の書き方を比べ 上 手に説明しているところに気づくことが できる (1) カ言語についての知識 理解 技能 接続語を適切に使って文を書いている (1) イ ( ク ) < 児童の実態 > 子ども達はこれまで 説明的な文章の学習として イルカのねむり方 ありの行列 で 文章構成 ( はじめ 中 終わり ) に気をつけて読んだり 問い と 答え は何か どのように答えを出したのか読み取る学習をしてきた これらの学習を通して 接続語や文末表現を手がかりにしながら 文や段落のつながりを考えて内容を読み取ることができた しかし 段落相互の関係を正確にとらえたり 事実と考えを分けて書いたりすることができる子どもは少ない 子ども達は ペアやグループ学習を好み 特にペア学習では お互いに考えを聞き合う中で 自分の考えを再構築できる場ととらえている子が多く 積極的に自分の意見を伝えることができるようになってきた

3 学習指導計画 ( 全 14 時間 ) < 本単元における必要な既習事項 > 段落 説明文のおおまかな構成 接続語や文末表現 時 目 標 学 習 活 動 評価規準 ( 評価方法 ) 第一次 単元の学習のねらいを知り 学習の見通しを持つ 1 食べ物のひみつブックを作る 単元を貫く課題 食べ物のひみつブックを作ろ 関 大豆がさまざまな食べ方をさ 2 という学習のゴールを知り 学 う を設定し 学習計画を立てる れていることに関心をもち 文章 習計画を立てることができる すがたをかえる大豆 の書き方の工夫をもと 構成を理解しながら読もうとして にして 食べ物のひみつブック をつくるとい いる ( 活動の様子 ) う 単元のめあてをつかむ 食物に関する本を並行して読書していくことを確認する 第二次 筆者の説明の仕方の工夫を知る 3 文章の全体構成とそれぞれの 文章構成や段落の役割について イルカのねむ 読 問い の形をとらない話題 部分のおおまかな内容 役割を り方 ありの行列 と比較し 共通点や相違 提示があることを理解し 文章で とらえることができる 点を話し合う 説明されていることを整理してい はじめ 中 おわり の部分に書かれてあ る ( ノート ) ることを読み取る 4 中 の段落を読み 段落ごと 中 の5つの段落に共通する説明の仕方につ 読 中 を読み 5つの段落に共 の説明の工夫をとらえることが いて 筆者がどのような工夫をしたのか話し合 通する説明の仕方について分かっ できる う たことを書いている ( ノート ) おいしく食べる工夫と食品を読み取る 5 中 の段落を読み 段落の並 中 の5つの段落の説明の順番について 筆 読 中 を読み 説明の順序の工 本 べ方の工夫をとらえることがで 者がどのような工夫をしたのか話し合う 夫について分かったことを書いて 時 きる 簡単な工夫から順番に例が挙げられていること いる ( ノート ) に気付く 6 説明文のわかりやすい書き方 分かりやすい文章にするための工夫をまとめる 読 例を挙げて説明する文章のわ を知ることができる 説明の仕方のポイント ( 文章構成 事例選択 かりやすい書き方を理解してい 事例の順番 接続語 ) について整理する る ( 発表 ) 第三次 食べ物のひみつブックをつくる 7 食品の紹介が中心文である補 すがたをかえる大豆 と ミラクルミルク 書 食べる工夫を中心文にするか 8 助教材 ミラクルミルク を読 の説明の仕方を比較する 食品の紹介が中心文にするか決め み 食べ物のひみつブック 作 説明文を書くときに真似したいところを発表す ている ( 発表 ) りにつなげることができる る 選んだ食材について調べるこ 選ん食材が どのような食品に変化するか分か 書 選んだ食材について調べてい とができる ったことを情報カードにメモする る ( 情報カード ) 9 第二次で学習したことをいか 学習した説明の仕方の工夫をいかして メモを 書 第二次で学習したことをいか して はじめ 中 終わり もとに はじめ おわり の文案を書く して はじめ 中 終わり の全体構成を考えて はじめ はじめ に説明する食材を書く の全体構成を考えて はじめ お おわり の文章を書くことが おわり に全体のまとめを書く わり の文章を書いている できる ( ワークシート ) 10 第二次で学習したことをいか 説明したい順番を考えて メモをもとに 中 書 第二次で学習したことをいか 11 して 中 には具体的な例を挙 の文案を書く して 中 の部分で 内容のま げて文章を書くことができる 中 の文章を 文例にならって短冊に書く とまりごとに段落を分け 文章を 説明したい順番に並べ 接続語を書く 構成している ( ワークシート ) 12 下書きした文章を読み返し 文章構成や接続語の使い方が適切か視点ごとに 言 接続語の役割を理解し 適切 推敲することができる 確かめ合う に使って文を書いている 下書きをし 書いた文を小ループで見直す ( ワークシート ) 13 友達が書いた文章を読み合い 自分の書き方と友達の書き方を比べながら 説 関 自分の書き方と友達の書き方 14 分かりやすく説明するためのポ 明の仕方の良いところを発表し合う を比べ 上手に説明しているとこ イントをまとめることができる 題名や文を照応する絵を入れて清書する ろに感想に書いている ( ノート ) 作品を読み合い 感想を書く 食べ物のひみつブック の紹介 ( クイズ形式 ) に行く計画を立てる 単元全体の学習を振り返る < 教材の発展 > 4 年 アップとルーズで伝える 5 年 見立てる / 生き物は円柱形

4 本時の指導 (5/14) (1) 目標 中 の段落を読み 段落の並べ方の工夫をとらえることができる (2) 本時の指導にあたって (3) 展開 中 の段落を入れ替えた おいしく食べる工夫 と 食品 を提示し 子ども達に並べ替えをさせる活 動をさせながら 並び方には筆者の説明の意図と工夫があることを知らせる その後 段落の順序につい て一人学びしたことをペアで 自分の考えと友達の考えを比べさせる中で 考えの再構築ができるように したい また 学び合いの場では そう考えた理由を発表させる中で 筆者の説明の仕方の工夫を考えさ せたい 段階学習活動 学習内容指導上の留意点 評価 かむ 見通す1 前時までの学習を振り返る 大豆がどんな工夫によって どんな食品に変わった 段落の要点と食品名 か確認する 2 本時の学習課題を確認する 段落の要点と代表する食品を提示し どんな順序で 中 の段落の説明の順番について 筆者 はどのような工夫をしたのか考えよう 説明させていたか 段落の並べ替えの活動をさせる その中で 並び方には筆者の説明の意図と工夫があ ることを知らせる また 接続語をもとに考えるこ 10 とで 筆者の段落の順番に並び替えることができる 分 考えることを確認する 3 課題解決の見通しを持つ 段落の順番について 筆者はどのような工夫をしてい 4 学習場面を音読する 3~7 の段落を段落ごと音読 5 一人学びをする るか また どんな効果があるのか 課題解決の見通 しを持たせる 指名音読で読ませる 中 の段落で その順番にしたわけを考え ノ どんな順番で 中 の段落が説明されているのか考 ートに書く えさせる 10 ペア学習で 自分の考えと友達の考えを比べなが ペア学習の仕方を確認する 分ら考えを深める ペア学習では お互いの考えの共通点や相違点を聞 深める6 学び合う き分けながら 分かったことを話し合わせる (1) 筆者の段落の順番の工夫について 全体で話 手を加える回数や時間が少ない順番であることを し合う 中 説明から作業手順を書き出し確認させる ま 学 段落の順番た 手を加え方が多いほど 大豆の姿が変化した食 び 1 手を加える回数が少なくわかりやすい順品に変わることを写真をもとに確認させる 合 い 2 大豆のすがたの変化が少ない順 (2) 筆者の段落の順番にすると どんな良さがある 読み手を意識した 理解しやすい順番で説明されて ののか 話し合う いることに気付かせたい 場 どんな良さつ

15 < 評価 > 分 中 を読み 説明の順序の工夫について分かったことを書くことができる ( ノート ) 個への支援 : 写真に着目させなが 大豆の変化に気付かせる また みそ と いり豆 の作業手順を比較させながら 手の加え方を検討させる 7 学習のまとめをする 学習したことを振り返る 今後 食べ物のひみつブック を書くときに 筆者筆者は 読む人を考えて 段落の順番をが使った工夫を取り入れながら書くことを 教室掲分かりやすいものから順に並べている 示を見ながら確認する 学習したことを確認する 補助教材 ミラクルミルク の 中 の段落 接続語と 中 の段落の説明の順番は 説明内容に応 10 の説明の順番について考える じて変わることを確認する 分 8 本時の学習を振り返る 自己評価をする 今日の学習を通して 身につけた力が実感できるよう 今日の学習は 分かったか に 2 項目の観点で振り返りをさせる 学習感想を書く 今日の学習について で自己評価させる がんばったこと 友達の良いところなどを書かせる 次時は 説明文のわかりやすい書き方についてまとめることを伝える < 板書計画 > すがたをかえる大豆国分牧衛 中 の段落の説明の順番について 筆者はどのような工夫をしたのか考えよう どんな順番どんな良さいちばん分かりやすいのは次にさらにまたこれらのほかにいり豆みそとうふきなこもやしいるいるこなをひく水にひたすすりつぶす熱するしぼるにがりむすコウジカビしおにてつぶした大豆を加える待つまとめ筆者は 読む人を考えて 段落の順番を分かりやすいものから順に並べている 多い手を加える回数少ない多い大豆のすがたの変化少ないまとめる

細案 1 何かの順番で並んでいるのではないか 答え 読む人のことを考えて 1 いったり にたりする工夫 豆まきの豆 に豆 こなにして食べる工夫 きなこ えいようを取り出してちがう食品にする工夫 とうふ 小さな生物の力でちがう食品にする工夫 なっとう みそ しょうゆ とり入れ時期や育て方をかえて食べる工夫 えだ豆 もやし 2 黒板提示 ( バラバラ ) 3 あれ 順番はこれで良かったかな どうして筆者は この順番にしたの すがたをかえる大豆 と ミラクルミルク の共 通点や相違点 説明文を書くときに真似したいとこ ろをワークシートに書く