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2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

2 腕 を 振 って 脚 を 曲 げ 伸 ばす 腕 と 脚 を 刺 激 して 全 身 の 血 行 を 促 進 します 肩 膝 股 関 節 の 運 動 です [1] 肩 三 角 筋 棘 上 筋 膝 大 腿 二 頭 筋 半 膜 様 筋 半 腱 様 筋 大 腿 四 頭 筋 股 腸 腰 筋 大 腿 筋 膜

3 保 険 料 ( 掛 金 )を 納 めていること 原 則 として 初 診 日 月 前 々 月 まで 国 民 年 金 加 入 期 間 全 体 うち 3 分 2 以 上 きち んと 納 めている( 保 険 料 免 除 期 間 も 含 む)ことが 必 要 です 現 在 は 特 例 として 初 診 日 が

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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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柔 道 整 復 師 の 施 術 料 金 の 算 定 方 法 ( 平 成 22 年 6 月 1 日 改 正 ) 柔 道 整 復 師 の 施 術 に 係 る 費 用 の 額 は 次 に 定 める 額 により 算 定 するものとする 1 初 検 往 療 及 び 再 検 初 検 料 初 検 時 相 談 支

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域


75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

健 康 保 険 国 民 年 金 厚 生 年 金 労 災 公 的 保 険 の 保 障 内 容 新 聞 報 道 によると テレビ 東 京 の 大 橋 未 歩 アナウン サー(34)が 軽 度 の 脳 梗 塞 と 診 断 され 療 養 する ことが 分 かった 今 月 上 旬 に 自 宅 で 発 症 し

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11 切 断 又 は 離 断 変 形 麻 痺 11 切 離 断 部 位 手 関 節 前 腕 肘 関 節 上 腕 肩 関 節 左 リスフラン 関 節 部 位 左 ショパール 関 節 足 関 節 下 腿 膝 関 節 大 腿 股 関 節 左 左 手 ( 足 ) 関 節 手 ( 足 ) 指 の 切 離 断

第 1 章 総 括 事 項 第 1 節 一 般 事 項 1 仕 様 書 の 適 用 この 仕 様 書 は 山 形 県 企 業 局 酒 田 水 道 事 務 所 発 注 の 平 成 28 年 度 平 田 浄 水 場 及 び 酒 田 工 業 用 水 道 天 日 乾 燥 床 管 理 業 務 委 託 に 適

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職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

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3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

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想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄

首 は 下 あ ご の 骨 の 下 か ら 鎖 骨 の 上 ま で 自 分 の 首 を 両 手 で は さ ん で お さ え て み ま し ょ う 師 首 っ て ど ん な 仕 事 を し て い る か な 子 頭 を の せ て い る 頭 を お さ え て い る 頭 を 動 か し

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図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

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質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

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公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

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2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

試 験 概 略 試 験 目 的 同 同 一 一 規 規 格 格 の の 電 電 熱 熱 線 線 式 式 ヒーティングユニットを2 台 台 並 並 べ べ 片 片 方 方 のユニットに 遠 遠 赤 赤 外 外 線 線 放 放 射 射 材 材 料 料 である アルミ 合 金 エキスパンションメタルを 組

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

Ⅰ 一 般 的 事 項 目 次 1 自 宅 は 計 画 停 電 のどのグループに 属 するのか? P1 2 自 宅 の 水 道 装 置 はどういう 方 式 なのか? P1 3 自 宅 の 水 道 が 止 まる 場 合 事 前 に 通 知 されるか? P1 4 なぜ 事 前 に 通 知 しないのか?

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

( 通 則 の 見 直 し) 6 鋼 線 等 による 直 達 牽 引 介 達 牽 引 又 は 消 炎 鎮 5 区 分 番 号 J117に 掲 げる 鋼 線 等 による 直 達 痛 等 処 置 を 併 せて 行 った 場 合 は 心 大 血 管 疾 患 リハビリテーション 料 脳 血 管 疾 患 等

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

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深く靭帯の伸長と短縮を考えたい

年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

当 機 構 では 補 償 対 象 と 考 えられる 児 が 満 5 歳 の 誕 生 日 を 過 ぎたために 補 償 を 受 けることができないという 事 態 が 生 じることがないよう 昨 年 に 引 き 続 き 広 く 関 係 者 の 皆 様 に 本 制 度 の 周 知 をお 願 いしているところ

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技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )-


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(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

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( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

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人生の最終段階における医療に関する意識調査 結果の概要

Transcription:

前 十 字 靱 帯 (ACL) 再 建 術 のパンフレット 同 愛 記 念 病 院 整 形 外 科 関 節 鏡 スポーツ スポーツセンター センター 立 石 智 彦 長 瀬 寅 清 水 禎 則

目 次 Ⅰ 前 十 字 靱 帯 とは?(P (P3) Ⅱ 前 十 字 靭 帯 の 損 傷 (P3) Ⅲ 前 十 字 靱 帯 の 診 断 方 法 (P4) Ⅳ 前 十 字 靱 帯 損 傷 の 症 状 (P5) 合 併 損 傷 ( 半 月 板 内 側 側 副 靱 帯 ) Ⅴ 前 十 字 靭 帯 再 建 術 の 手 術 適 応 (P6) Ⅵ 前 十 字 靭 帯 再 建 術 の 方 法 (P6 P P7) 麻 酔 靱 帯 再 建 Ⅶ 半 月 板 手 術 ( 部 分 切 除 縫 合 )について について(P (P8) Ⅷ 再 建 術 後 の 合 併 症 (P9 P P11) 可 動 域 ( 曲 げ 伸 ばし) 制 限 筋 力 低 下 腓 骨 神 経 麻 痺 感 染 関 節 血 腫 皮 膚 感 覚 低 下 深 部 静 脈 血 栓 他 Ⅸ 再 建 術 後 のリハビリ リハビリ(P (P12 P P16) 術 前 リハビリ 可 動 域 訓 練 筋 力 強 化 装 具 松 葉 杖 アスレチックリハビリテーション Ⅹ 再 建 術 後 の 予 後 (P17) 抜 釘 再 断 裂 筋 力 関 節 水 腫 Ⅺ 退 院 の 目 安 (P18 P P19) 日 常 生 活 外 来 リハビリ スポーツ 復 帰 外 来 受 診 このパンフレットは 前 十 字 靱 帯 損 傷 の 患 者 さんの 為 に 作 られた 物 です 前 十 字 靭 帯 の 手 術 は 患 者 さんの 理 解 の 元 に 行 われなければ 良 い 結 果 を 出 せません 一 度 に 読 むのは なかなか 大 変 ですが 少 しずつでも 読 んでいただければ 幸 いです 手 術 する 事 になった 方 は 入 院 中 じっくり 読 みかえして 下 さい( 入 院 の 後 半 は 痛 みも 減 って 皆 さんかなり 暇 になるようです) 入 院 後 このパンフレットに 基 づいて 治 療 を 進 めますので 入 院 時 には 必 ずお 持 ち 下 さい 2

Ⅰ 前 十 字 靱 帯 とは? 大 腿 骨 と 脛 骨 を 結 ぶ 靱 帯 で 内 側 外 側 側 副 靱 帯 後 十 字 靭 帯 と ともに 膝 の 制 動 を 行 う 紐 (ひも)です 後 十 字 靱 帯 とちょうど 十 文 字 に 見 えることから 名 付 けられました 1 脛 骨 が 前 方 に 移 動 しすぎないように 止 める 2 膝 が 伸 びすぎるのを 防 ぐ 3 脛 骨 が 内 側 にひねられるのを 防 ぐ 働 きがあります 大 腿 骨 内 側 側 副 靱 帯 半 月 板 前 十 字 靱 帯 膝 蓋 骨 脛 骨 腓 骨 半 腱 様 筋 腱 Ⅱ 前 十 字 靭 帯 の 損 傷 スポーツや 交 通 事 故 で 膝 が 内 側 に 入 った 時 ( 外 から 力 が 掛 かった とき)に 切 れることが 多 く 時 に ポキッ という 音 を 感 じることが あります 怪 我 の 後 膝 関 節 内 に 血 液 が 貯 まり 関 節 に 針 を 刺 し てこれを 抜 くことが 必 要 となることもあります 当 初 は 膝 の 腫 れのた め 歩 きづらくなりますが 血 腫 の 消 失 とともに 曲 げ 伸 ばしも 良 くなり 痛 みが 減 って 2 4 週 にて 歩 行 が 可 能 となります しかし 膝 の 不 安 定 感 は 残 存 して ひねり(ターンの 時 とか)に がくっ となること があります (= 膝 くずれ) ちなみに 靭 帯 が 切 れている 伸 びている は 機 能 していない という 意 味 でほぼ 同 じことを 意 味 します 3

Ⅲ 前 十 字 靱 帯 の 診 断 方 法 前 十 字 靱 帯 の 断 裂 の 診 断 は 従 来 膝 関 節 の 捻 挫 と 他 院 でいわれ て 放 置 されていることも 多 く 専 門 医 でなければ 診 断 できないこと があります 1まずは 外 来 での 診 察 による 手 による 判 断 ( 徒 手 検 査 とい います) 2 次 に KT-1000 という 機 械 を 用 いて 脛 骨 が 前 に 何 mm 引 き 出 される かを 調 べます 3MRI という 磁 石 の 力 を 用 いた 画 像 診 断 を 行 います 寝 ているだけ の 検 査 でレントゲンを 浴 びることもありません 外 来 通 院 で 予 約 を 取 って 行 います ( 磁 石 を 用 いるので 体 に 大 きな 金 属 を 入 れている 方 は 出 来 ないことがあります) ここまでの 検 査 で 一 部 の 例 外 を 除 いて 診 断 が 可 能 です MRI では 同 時 に 半 月 板 損 傷 などの 合 併 損 傷 の 診 断 も 可 能 です Aichroth, et al: Interactive Knee (c) 1998 Primal Pictures Ltd. 正 常 な 前 十 字 靭 帯 断 裂 した( 切 れた)ACL = 下 に 倒 れてはっきりしない 4

Ⅳ 前 十 字 靱 帯 損 傷 の 症 状 まっすぐに 歩 くときはあまり 困 りませんが ターンや 急 なストッ プをするときには 膝 くずれを 感 じます( 特 に 捻 りの 動 作 で) このま ま 運 動 を 続 けたとき 他 の 靱 帯 や 半 月 板 を 損 傷 しやすくなります 前 十 字 靱 帯 のみの 損 傷 では 受 傷 後 1 2 ヶ 月 もすると 膝 に 痛 みを 感 じることはほとんどありません 合 併 損 傷 半 月 板 半 月 板 とは 膝 の 中 にあり 大 腿 骨 と 脛 骨 の 間 でクッションの 働 きを しています 前 十 字 靱 帯 損 傷 と 同 時 に あるいは 靱 帯 が 切 れたまま 運 動 をすることにより 半 月 板 を 損 傷 して 痛 みや 引 っかかり 感 が 出 現 す ることがあります 再 建 術 の 時 に 手 術 を 同 時 に 行 うこともあります 内 側 側 副 靱 帯 膝 の 内 側 にあって 膝 を 安 定 させる 靱 帯 ですが 前 十 字 靭 帯 損 傷 時 に 同 時 に 切 れることがあります ほとんどが 膝 の 上 側 ( 大 腿 骨 に 付 いているところ)で 切 れて 痛 みや 不 安 定 性 の 原 因 になります しかし 2 3 週 でおおよそ 痛 みは 無 くなって 機 能 的 にも 困 ることはあまり ありません ( 強 い 外 側 への 不 安 定 性 が 残 る 時 には 手 術 することがあ ります) 半 月 板 ( 上 から 眺 めたところ) 内 側 半 月 板 外 側 半 月 板 5

Ⅴ 前 十 字 靭 帯 再 建 術 の 手 術 適 応 症 状 のところでも 書 きましたが 日 常 生 活 に 支 障 になることはま れで スポーツや 動 きの 多 い 仕 事 の 方 に 膝 の 不 安 定 感 がでることがあ ります 手 術 の 目 的 は 不 安 定 感 の 消 失 と 二 次 的 な 半 月 板 損 傷 などの 予 防 なので 症 状 のない 人 にはあまりすすめておりません Ⅵ 前 十 字 靭 帯 再 建 術 の 方 法 麻 酔 麻 酔 は 全 身 麻 酔 あるいは 腰 椎 麻 酔 (+ 硬 膜 外 麻 酔 )で 行 いま す 腰 椎 麻 酔 の 場 合 手 術 後 数 日 間 頭 痛 が 起 こることがありますので 手 術 日 はできるだけ 頭 を 動 かしたり 起 きあがったりしないでくださ い 靱 帯 再 建 再 建 靱 帯 の 材 料 として 膝 の 内 側 の 腱 ( 内 側 ハムストリング= 半 腱 様 筋 腱 薄 筋 腱 )あるいは 膝 の 前 方 の 腱 ( 膝 蓋 腱 )を 用 います 内 側 ハムストリングは 大 きなストローのようなもので 3~4cm くらい の 傷 から 約 25-30cm の 腱 を 採 取 します しかし これでは 細 すぎるの で 4~6 重 に 折 って 両 端 を 糸 で 縛 って 代 用 します 前 十 字 靭 帯 は 解 剖 学 的 に 二 つの 線 維 束 に 分 かれているため 大 腿 骨 脛 骨 に 2 つず つ 穴 を 開 けてここにそれぞれ 腱 を 通 します 膝 蓋 腱 は 膝 蓋 骨 (お 皿 )と 脛 骨 (すねの 骨 )を 結 ぶ 腱 で その 中 央 1/3 の 幅 ( 一 般 成 人 の 膝 蓋 腱 はおおよそ 幅 3cm ですので 約 1cm の 幅 の 移 植 腱 となります)をそれぞれの 付 着 部 を 2.5cm 程 度 の 骨 付 き で 採 取 します これを 脛 骨 大 腿 骨 に 作 成 したトンネルに 通 します 移 植 腱 を 通 すトンネルの 作 成 : 移 植 腱 = 靱 帯 を 適 切 な 位 置 に 通 さなければならないためレントゲ ンで 確 認 したり 関 節 の 動 きを 確 認 したりしながらトンネルを 掘 りま す(ハムストリングの 場 合 直 径 5-8mm 位 のものを 2 箇 所 膝 蓋 腱 の 場 合 は 直 径 9-1mm 位 ) 移 植 腱 を 骨 に 作 成 したトンネルに 通 して 大 腿 骨 側 脛 骨 側 をそ れぞれ 固 定 します 大 腿 骨 側 の 固 定 方 法 は ハムストリングの 場 合 6

BUTTON(=エンドボタンと 呼 ばれる)を 用 いて 大 腿 骨 の 外 側 に 引 っ 掛 けます 膝 蓋 腱 の 場 合 移 植 腱 の 端 の 骨 とトンネルの 壁 となる 骨 の 間 に screw をねじ 込 んで 固 定 する 方 法 と BUTTON で 引 っかける 方 法 とがあります 脛 骨 側 もスクリューで 固 定 する 場 合 と 小 さいプレー トとスクリューを 打 って 適 切 な 緊 張 度 で 固 定 する 方 法 があります こ れで 再 建 靱 帯 に 緊 張 がかかった 状 態 で 仮 固 定 できます 骨 と 腱 が 生 着 するまでに3ヶ 月 程 度 信 頼 できる 強 度 が 得 られるまで6ヶ 月 前 後 を 要 するといわれています 内 側 ハムストリングの 場 合 骨 付 き 膝 蓋 腱 の 場 合 膝 蓋 靭 帯 7

Ⅶ 半 月 板 手 術 前 十 字 靭 帯 損 傷 にはしばしば 膝 のクッションとして 機 能 する 半 月 板 の 損 傷 を 合 併 します 同 時 に 損 傷 する 場 合 と 前 十 字 靭 帯 の 機 能 不 全 がある 不 安 定 な 状 態 で 運 動 をすることによって 二 次 的 に 損 傷 する 場 合 とがあります 半 月 板 は 血 行 が 乏 しいために 一 度 切 れてしまうと 縫 っても 治 癒 しないこと が 多 いので 症 状 があるときは 部 分 的 にこれを 切 除 せざるを 得 ないことがあり ます しかし 切 除 を 行 うと 大 腿 骨 脛 骨 の 表 面 の 軟 骨 が 傷 つきやすくなるので できれば 温 存 しておきたいものです 半 月 板 は 取 ってしまえばいいというもので はないのです しかしスポーツレベルが 高 い 選 手 や 早 期 の 復 帰 を 望 む 方 の 場 合 は 復 帰 の 妨 げになることもあり 部 分 切 除 する 率 が 高 くなります 繰 り 返 しひっかかり 感 や 痛 みの 原 因 となっている 場 合 は 靱 帯 再 建 時 に 同 時 に 手 術 します 切 れ 方 によっては 切 除 ではなく 縫 合 手 術 をすることもあります ( 縫 合 の 場 合 リハビリが 少 し 遅 くなることがあります ) 術 後 しばらくは 関 節 が 腫 れやすくなります 切 除 : 関 節 鏡 視 下 に 半 月 板 を 部 分 切 除 します 縫 合 : 可 能 であれば 行 います 縫 合 糸 を 結 ぶために 3cm ほどの 創 が 必 要 となります 切 除 の 場 合 の 範 囲 縫 合 の 場 合 手 術 時 間 は 半 月 板 手 術 を 行 うか 否 かで 1 時 間 くらい 変 わってきま すが 再 建 術 自 体 は 2.5~3 時 間 位 です ( 麻 酔 時 間 入 れて 4 時 間 ) 出 血 量 は 手 術 中 100ml 術 後 100ml 位 ( 骨 からの 止 められない 出 血 が 多 い)で 輸 血 が 必 要 となることはまずありません 8

Ⅷ 再 建 術 後 の 合 併 症 可 動 域 ( 曲 げ 伸 ばし) 制 限 術 後 2 日 目 より 行 います 早 期 からのリハビリが 可 能 となったので あまり 困 る 例 は 少 なく なりましたが 正 座 がしづらくなることがあります また 伸 ばしの 方 が 悪 い 人 もいますが リハビリを 頑 張 ってすることで 概 ね 防 げます 伸 展 制 限 は 筋 力 低 下 にもつながります 筋 力 低 下 一 旦 筋 力 は 半 分 位 に 落 ちます 一 旦 落 ちた 筋 力 はなかなか 戻 ら ず 平 均 すると 1 年 で 8 割 2 年 で 9 割 くらいの 回 復 です しかし 日 常 生 活 に 必 要 な 筋 力 は 10 割 ではないので 1 2 ヶ 月 にてほぼ 元 の 生 活 に 戻 れます 種 目 にもよりますが スポーツなどへの 復 帰 も 筋 力 に 関 わってくるので かなり 早 い 人 でも 4 ヶ 月 平 均 8 ヶ 月 かかると 考 えてください また 頑 張 りすぎると 膝 蓋 骨 の 上 下 の( 下 が 多 い) 腱 を 痛 めることがありますので 診 察 ごとにどこまで 行 ってよいのか 指 導 させていただきます 腓 骨 神 経 麻 痺 膝 の 外 側 に 張 り 出 している 骨 があります この 骨 の 後 側 に 腓 骨 神 経 という 神 経 が 走 っています 手 術 中 の 操 作 または 術 後 ベッ ド 上 で 神 経 が 圧 迫 されると 足 首 足 指 を 上 に 向 ける 筋 力 が 落 ち 足 の 親 指 と 人 差 し 指 の 間 がしびれます このような 症 状 があれば すぐ に 教 えて 下 さい 感 染 どんな 小 さな 手 術 でも 傷 が 化 膿 する 人 がいます これを 予 防 するた めに 手 術 後 3~6 日 くらい 抗 生 物 質 ( 化 膿 止 め)の 点 滴 を 行 います それでも 感 染 する 人 が 0.5%くらいいるといわれています ( 万 一 感 染 をきたした 場 合 には 関 節 の 中 を 洗 う 手 術 を 行 うことが あります 早 期 に 対 処 することで 靱 帯 はそのままにできることもあり ますが 機 能 障 害 を 遺 残 することもあり 最 も 怖 い 合 併 症 です ) 関 節 血 腫 手 術 後 血 が 関 節 の 中 に 貯 まるので 関 節 内 に 血 抜 きの 管 (ドレー ン)を 入 れておきます 手 術 後 約 2 日 目 にこの 管 は 抜 去 します その 9

後 も 少 し 血 液 が 貯 まりますが おおよそ 10 日 ほどで 無 くなります 回 診 時 にたまりが 多 ければ 注 射 で 抜 くことがあります 皮 膚 は 吸 収 性 の 糸 で 中 のみ 縫 合 してありますので 基 本 的 には 抜 糸 はありません 熱 がある 場 合 や 傷 周 囲 の 腫 れある 場 合 を 除 いて 1 週 間 ほどで 傷 が 乾 いて シャワーに 入 ることができます 傷 をできるだけ 残 さないよう な 飲 み 薬 もある( 効 き 目 は 多 少 よくなるといったところですが)ので 希 望 があれば 手 術 後 お 尋 ねください 術 後 の 腫 れ 熱 感 を 予 防 する 意 味 でクーリングシステムという 機 械 ( 持 続 的 に 冷 えた 水 が 流 れている)を 用 います ある 程 度 腫 れや 熱 がとれたら 氷 嚢 を 用 います 特 にリハビリ 後 は 熱 を 持 つので 冷 やすよ うにしてください 皮 膚 感 覚 低 下 術 後 膝 下 の 約 3~4cm の 傷 の 外 側 に 軽 い 感 覚 低 下 (さわったとき 鈍 い)が 半 数 の 人 にでますが 膝 の 機 能 的 には 問 題 なく 日 常 生 活 ス ポーツで 困 ることはまずありません 皮 膚 感 覚 の 低 下 する 部 分 深 部 静 脈 血 栓 肺 梗 塞 (エコノミークラス 症 候 群 ) 飛 行 機 に 乗 った 後 に 起 こることがあるのでこの 名 前 がついてい ます 今 回 の 手 術 で 発 症 することはごくまれですが 現 在 の 整 形 外 科 手 術 の 際 には お 話 しておくことにしております 下 肢 によどんだ 血 液 が 静 脈 内 で 固 まって それが 何 かの 拍 子 に 静 脈 を 通 って 肺 に 引 っか かったときに 肺 梗 塞 を 起 こして 胸 部 痛 を 起 こすことがあります 万 が 10

一 の 場 合 のみですが 救 急 処 置 をとることがあります 予 防 として 反 対 の 膝 に 弾 力 のある 包 帯 を 巻 きます( 手 術 をしているわけではないの でお 間 違 いないよう) 麻 酔 が 切 れて 足 が 動 くようになったら 足 関 節 を 動 かすことだけでも 予 防 になるので 手 術 後 看 護 師 さんから 動 か すように 言 われると 思 います その 他 その 他 手 術 時 には 神 経 血 管 の 損 傷 微 小 な 骨 折 エンドボタン の 皮 下 での 引 っかかりによる 刺 激 症 状 移 植 腱 が 不 潔 になること ド リル スクリューの 折 損 など 様 々なことが 起 こりえますが( 報 告 例 な どもあるため 一 応 お 話 しておきます) 万 一 起 こった 場 合 にはそのた び 説 明 をさせていただきます 11

Ⅸ 再 建 術 後 のリハビリ 手 術 も 大 事 なのですが 同 じくらいリハビリも 大 切 です また リ ハビリの 意 欲 が 膝 機 能 の 改 善 にも 大 きく 影 響 します 担 当 医 リハビ リの 先 生 の 指 導 の 元 に 行 います 不 明 な 点 は どんどん 質 問 して 下 さ い ( 入 院 後 リハビリにて リハビリ 用 のパンフレットを 貰 ってくだ さい) 術 前 リハビリ もちろん 手 術 後 に 行 うものですが 手 術 後 傷 の 痛 みによってうま く 曲 げ 伸 ばし 筋 力 強 化 ができない 人 もいます そこで 手 術 前 にリハ ビリ 室 で 松 葉 杖 の 使 い 方 術 後 どういうリハビリをするかを 先 に 体 で 憶 えてもらうことが 大 切 です 入 院 した 日 にリハビリ 室 で 行 いま す 可 動 域 ( 曲 げ 伸 ばし) 術 後 2 日 目 より 始 めます はじめはリハビリ 室 で 行 いますが ベッド 上 でも 自 分 で 積 極 的 に 曲 げてくだ さい このとき 踵 はベッドにつけたまま 行 って 下 さい 12

筋 力 増 強 術 後 2 日 目 より 行 います 1 寝 た 状 態 で 膝 を 伸 ばしたまま 持 ち 上 げる 運 動 (=SLR) 2 膝 下 にタオルをいれて 膝 を 伸 ばす 運 動 (=セッティング) 13

3 両 松 葉 になった 後 つま 先 立 ちの 運 動 4 立 った 状 態 から 膝 を 90 位 曲 げ この 姿 勢 から 素 早 く 立 ち 上 がる(=ハーフスクワット) このリハビリは 退 院 後 も 自 宅 で 手 軽 に できるものです お 仕 事 の 忙 しい 方 も 時 間 をとって 必 ず 続 けて 行 うよ うにしてください 継 続 は 力 なりです 14

5まっすぐ 歩 けるようになったら 膝 のバランス 感 覚 を 養 うリハビリ を 行 います(=バランス ローラーボード) これもまた 自 宅 で 机 にでもつかまって 片 足 で 立 って 膝 を 回 すようにして 行 えます 膝 の 位 置 覚 (= 膝 がどこにあるか どのくらい 曲 がっているかを 自 分 で 感 じ てバランスを 修 正 するのに 大 切 な 能 力 です)を 鍛 えるのに 必 要 です 6 退 院 後 は 以 上 のことを 引 き 続 き 行 うことと また 担 当 医 と 相 談 し て ジムなどでの 機 械 を 使 ったり プールの 筋 肉 強 化 を 行 っても 結 構 です 基 本 的 には 足 を 接 地 して 行 う 筋 力 強 化 がよいとされておりま す ジムにおいてあるような 座 って 膝 を 屈 伸 する 器 械 は 大 腿 四 頭 筋 を 鍛 えるためのマシーンですが 膝 蓋 骨 の 軟 骨 損 傷 や 腱 の 痛 みの 原 因 に なることがあるので 初 期 には 行 わないでください 3~4 ヶ 月 して 筋 力 が 回 復 してきたら 少 しずつ 行 えばよいと 思 います あくまでも 急 激 に 行 うことは 避 け 日 々 徐 々に 増 やしていってい くことが 肝 心 です 急 激 に 行 うと 膝 蓋 骨 の 上 下 の 腱 に 負 担 がかかり 痛 みのために 返 ってリハビリが 遅 くなります 入 院 外 来 時 に 主 治 医 に どう 行 うか どこまでやっていいか 随 時 相 談 して 下 さい 膝 蓋 骨 の 両 脇 の 痛 みはあまり 気 にしなくて 良 いのですが 膝 蓋 骨 の 上 下 の 痛 み(=ジャンパー 膝 と 呼 ばれます)に 関 しては 使 いすぎが 原 因 の ことがあり 長 期 化 することもあるので 一 旦 練 習 量 を 落 として 診 察 を 受 けて 下 さい 歩 行 練 習 1 術 後 1 日 目 は 車 椅 子 にて 移 動 します 2 術 後 2 日 目 より 体 重 をかけずに 両 方 の 松 葉 杖 をついて 行 います 3リハビリにて 90 以 上 曲 がり 膝 を 伸 ばしたまま 持 ち 上 げる (=SLR)が 可 能 となったら 両 方 の 松 葉 杖 を 使 って 痛 くない 範 囲 で 体 重 をかける 練 習 を 行 います (2 週 位 かかるのが 平 均 的 ) 4 両 方 の 松 葉 で 正 常 な 歩 行 ができるようになれば 片 松 葉 (1 本 ) になります 片 松 葉 は 手 術 した 方 と 逆 側 の 手 で 使 います 5 片 松 葉 でうまく 歩 けるようになったら 松 葉 杖 をとって 歩 きます アスレチックリハビリテーション 病 院 で 行 うリハビリは 一 旦 ここまでです 正 常 歩 行 が 取 れてから 退 院 されたほうが 後 々は 早 く 安 全 に 日 常 生 活 に 戻 れると 思 いますが 種 々の 社 会 事 情 ( 仕 事 通 学 など)にて 早 期 に 退 院 なさらなければい 15

けない 場 合 は 少 しリハビリに 通 院 されることをお 勧 めします 平 地 歩 行 が 正 常 になり 退 院 されたあと 階 段 がスムーズになったら 時 間 をとって walking をしていってください( 距 離 と 時 間 を 少 しずつ 増 やしてください) 訓 練 後 はアイシングをすることをおすすめします (30 分 くらい) 2 ヶ 月 目 の 診 察 時 に 筋 力 を 測 り 順 調 に 戻 ってきていれば jogging を 始 めてもらいます このあとは 病 院 のリハビリとは 別 で アスレチ ックリハビリテーションと 呼 ばれ トレーナーのいるチームであれば 相 談 して 各 スポーツの 動 きを 少 しずつ 入 れていく 期 間 ( 目 安 として 3 ~4 ヶ 月 目 より)です 診 察 の 時 にはリハビリ 室 で 筋 力 測 定 を 行 いま す 16

Ⅹ 再 建 術 後 の 予 後 抜 釘 について 手 術 にて 膝 の 上 には 小 さな 金 属 のボタン(エンドボタン)が 骨 の 上 に 乗 っかります 膝 下 にボルトが 入 ります 靱 帯 が 骨 と 強 くくっ つくのに 8 ヶ 月 くらいかかりますので 術 後 1 年 2 年 の 間 に 4~5 日 位 の 入 院 で 膝 下 のボルトを 抜 去 します 同 時 に 関 節 鏡 で 関 節 内 の 靱 帯 の 状 態 を 評 価 します その 際 に 関 節 内 に 問 題 があれば 処 置 します 退 院 時 は 杖 無 しで 歩 いて 退 院 します 再 断 裂 について 作 り 直 した 靱 帯 ですが 正 常 な 靱 帯 でも 切 れることがあるようにやはり 切 れてしまうことがあります( 報 告 では 0.5~3% 位 です) 筋 力 がついてい ないうちにスポーツに 復 帰 すると 再 断 裂 の 危 険 性 は 高 くなります 再 断 裂 の 予 防 法 としては ジャンプの 練 習 を 安 全 な 状 態 (はじめは 両 足 )で 行 うとか ターン カットインの 練 習 の 際 に 膝 が 外 旋 (つま 先 が 外 に 出 るこ と)を 避 け つま 先 を 内 に 入 れるターンを 繰 り 返 し 体 で 覚 えるなど 協 調 運 動 (= 膝 だけのリハビリでなく 股 関 節 や 体 全 体 での 動 きの 運 動 )が 大 切 です 筋 力 について 筋 力 は 靱 帯 を 損 傷 したことにより 落 ちていることがほとんどです 手 術 の 侵 襲 でさらに 低 下 します 平 均 的 には 術 後 1 年 で 手 術 前 筋 力 の 8 割 2 年 で 9 割 位 に 戻 ります 個 人 差 も 大 きく 半 年 で 10 割 に 戻 る 人 もいます が 自 分 で 筋 力 強 化 のリハビリをしなければ 待 っているだけではつきま せん スポーツ 復 帰 は 術 後 1 年 は 復 帰 させないという 先 生 もいますが 当 院 では 筋 力 回 復 の 程 度 が 重 要 と 考 えて 外 来 で 評 価 の 上 指 導 します 関 節 水 腫 について 術 後 スポーツ 重 労 働 に 復 帰 してはじめのうちは 腫 れることがあり ます 特 に 半 月 板 損 傷 軟 骨 損 傷 のあった 方 またスポーツレベルの 高 い 人 によく 見 受 けられます 靱 帯 自 体 の 問 題 が 無 いことがほとんどですが もし 腫 れを 自 覚 した 時 ( 必 ずしも 水 を 抜 く 必 要 性 はありません)は 外 来 を 受 診 し その 都 度 指 示 を 仰 いで 下 さい 17

Ⅺ 退 院 の 目 安 松 葉 杖 がとれて 正 常 に 歩 行 が 可 能 な 時 期 を 退 院 と 考 えます 可 動 域 筋 力 の 回 復 によって 人 それぞれですが 平 均 2.5~3 週 ぐらい と 考 えてください 退 院 後 の 生 活 1 日 常 生 活 : 退 院 後 は 手 術 後 約 2 ヶ 月 目 まで( 歩 行 するのに 十 分 な 筋 力 がつくまで) 装 具 を 着 けます 膝 を 捻 ること 転 倒 に 注 意 して 下 さい 2 外 来 リハビリ: 外 来 リハビリは 曲 がりの 悪 い 人 については 行 うこ とがありますが 筋 力 強 化 は 方 法 を 教 えてもらって 後 は 自 分 で 行 うしかありません 退 院 時 にリハビリの 先 生 にも よく 聞 いて 下 さ い ( 自 主 リハビリ 後 膝 に 熱 感 を 持 つときは アイスノン 又 は 氷 をビニル 袋 に 入 れ 20 30 分 冷 やして 下 さい ) 3スポーツ 復 帰 : 筋 力 に 合 わせて 外 来 診 察 時 に 医 師 より 指 導 し ます 4 外 来 : 外 来 受 診 は 月 1 回 位 で 適 宜 スポーツ 仕 事 復 帰 を 指 導 します 6 ヶ 月 以 降 は 筋 力 に 応 じて 復 帰 したあとは 3 ヶ 月 に 一 回 くらい で 1 年 後 に MRI にて 前 十 字 靭 帯 半 月 板 の 状 態 を 確 認 させていた だきます このころ 以 降 に 抜 釘 を 行 います あとは 1.5 年 2 年 後 に check して 一 旦 終 了 となりますが 経 過 によってはまたお 越 しく ださい (お 電 話 させていただくことがあるかもしれません ) 退 院 日 は 月 日 です 次 回 外 来 日 は 月 日 です 受 付 : 午 前 8:30 午 前 12:00 ( ( ( 立 石 : 月 金 )()( 長 瀬 : 月 土 )( 清 水 : 月 火 ) もし 上 記 の 日 にお 越 しになれない 場 合 心 配 事 や 異 常 がありましたら 整 形 外 来 にお 電 話 下 さい 03-3625-6381( 大 代 表 ) 18

リハビリ 頑 張 って 下 さい!! 一 日 も 早 い スポーツ スポーツ 仕 事 の 復 帰 を 願 っております 19