第 1 学 年 1 単 元 名 資 料 の 散 らばりと 代 表 値 数 学 科 学 習 指 導 案 平 成 24 年 9 月 25 日 ( 火 )2 校 時 指 導 者 教 諭 佐 々 木 一 夫 場 所 コンピュータ 室 2 単 元 の 目 標 資 料 を 目 的 に 応 じて 収 集 し,それを 表 やグラフに 整 理 し, 資 料 の 散 らばりや 代 表 値 に 着 目 して 資 料 の 傾 向 を 読 みとり, 説 明 できるようにする 度 数 分 布 表 やヒストグラム, 度 数 折 れ 線, 相 対 度 数 の 必 要 性 と 意 味 を 理 解 し,それらを 用 いて 資 料 の 傾 向 を 読 みとり, 説 明 できるようにする 範 囲 や 代 表 値 ( 平 均 値,メジアン,モード)の 必 要 性 と 意 味 を 理 解 し,それらを 用 いて 資 料 の 傾 向 を 読 みとり, 説 明 できるようにする 近 似 値 や 誤 差 の 意 味 や a 10 n の 表 し 方 について 理 解 する 3 単 元 の 評 価 規 準 数 学 への 関 心 意 欲 態 度 数 学 的 な 見 方 や 考 え 方 数 学 的 な 技 能 数 量 や 図 形 などに ついての 知 識 理 解 様 々な 事 象 についての 資 料 を 収 ヒストグラムや 代 表 値 などに 資 料 を 表 やグラフ ヒストグラムや 代 表 集 して 整 理 したり,ヒストグラ ついての 基 礎 的 基 本 的 な 知 に 整 理 したり, 代 値 の 必 要 性 と 意 味, ムや 代 表 値 などを 用 いてその 傾 識 及 び 技 能 を 活 用 しながら, 表 値 を 求 めたりす 相 対 度 数 の 必 要 性 と 向 を 読 み 取 ったりするなど, 数 事 象 を 見 通 しを 持 って 論 理 的 るなど, 技 能 を 身 意 味, 誤 差 や 近 似 値 学 的 に 考 え 表 現 することに 関 心 に 考 察 し 表 現 したり,その 過 に 付 けている の 意 味 などを 理 解 をもち, 意 欲 的 に 数 学 を 問 題 の 程 を 振 り 返 って 考 えを 深 めた し, 知 識 を 身 に 付 け 解 決 に 活 用 して 考 えたり 判 断 し りするなど, 数 学 的 な 見 方 や ている たりしようとしている 考 え 方 を 身 に 付 けている 4 単 元 について (1) 教 材 観 小 学 校 算 数 科 では, 棒 グラフ, 折 れ 線 グラフ, 円 グラフ 及 び 帯 グラフを 学 習 し, 度 数 分 布 を 表 やグ ラフに 表 したり, 資 料 の 平 均 や 散 らばりを 調 べるなどの 活 動 を 通 して, 統 計 的 に 考 察 したり 表 現 した りしてきている また, 第 5 学 年 では 測 定 値 の 平 均 について 学 習 し, 第 6 学 年 では 資 料 の 平 均 を 基 に 統 計 的 に 考 察 したり 表 現 したりすることを 学 習 している 中 学 校 数 学 科 において 第 1 学 年 では,これらの 学 習 の 上 に 立 って, 資 料 を 収 集, 整 理 する 場 合 には, 目 的 に 応 じた 適 切 で 能 率 的 な 資 料 の 集 め 方 や, 合 理 的 な 処 理 の 仕 方 が 重 要 であることを 理 解 できるよ うにする さらに,ヒストグラムや 代 表 値 などについて 理 解 し,それらを 用 いて 資 料 の 傾 向 をとらえ 説 明 することを 通 して, 資 料 の 傾 向 を 読 み 取 ることができるようにする そのため, 指 導 に 当 たって は, 他 の 領 域 と 同 様, 問 題 の 設 定 とその 解 決, 解 決 方 法 の 見 直 しなど, 問 題 解 決 の 過 程 を 大 切 にする さらに, 新 指 導 要 領 解 説 では, 急 速 に 発 展 しつつある 情 報 化 社 会 においては, 確 定 的 な 答 えを 導 くことが 困 難 な 事 柄 についても, 目 的 に 応 じて 資 料 を 収 集 して 処 理 し,その 傾 向 を 読 みとって 判 断 す ることが 求 められる この 領 域 では,そのために 必 要 な 基 本 的 な 方 法 を 理 解 し,これを 用 いて 資 料 の 傾 向 をとらえ 説 明 することを 通 して, 統 計 的 な 見 方 や 考 え 方 及 び 確 率 的 な 見 方 や 考 え 方 を 培 うことが 主 なねらいである としている ヒストグラムや 代 表 値 は,それ 自 体 を 作 ったり 求 めたりすることが 目 的 なのではなく,それらを 用 いて 資 料 の 傾 向 を 読 み 取 ることができてこそ 意 味 がある 指 導 に 当 た っては, 日 常 生 活 を 題 材 とした 問 題 などを 取 り 上 げ,それを 解 決 するため 必 要 な 資 料 を 収 集 し,コン ピュータなどを 利 用 してヒストグラムを 作 成 したり 代 表 値 を 求 めたりして 資 料 の 傾 向 をとらえ,その 結 果 を 基 に 説 明 するという 一 連 の 活 動 を 経 験 できるようにすることが 重 要 である - 1 -
4 単 元 について( 続 ) (2) 生 徒 観 小 学 校 算 数 科 では, 資 料 を 分 類 整 理 することや, 図 表 に 表 すこと, 相 対 度 数 の 基 になる 割 合 を 学 習 している 第 4 学 年 までに, 目 的 に 応 じて 資 料 を 集 めて 分 類 整 理 し, 表 やグラフを 用 いて 分 かりや すく 表 すこと や 棒 グラフや 折 れ 線 グラフ について 学 習 している 第 5 学 年 では, 測 定 値 の 平 均 や 百 分 率 について 理 解 する また, 目 的 に 応 じて 資 料 を 集 めて 分 類 整 理 し, 円 グラフや 帯 グラ フを 用 いて 表 したり, 特 徴 を 調 べたり している さらに, 目 的 に 応 じて 表 やグラフを 選 び, 活 用 すること も 学 習 している 第 6 学 年 では, 資 料 の 平 均 や 度 数 分 布 を 表 す 表 やグラフについて 知 る とともに, 具 体 的 な 事 柄 について, 起 こり 得 る 場 合 を 順 序 よく 整 理 して 調 べる ことを 学 習 し ている 本 校 の 第 1 学 年 の 生 徒 は, 仙 台 市 の 標 準 学 力 検 査 において, 平 均 は 市 の 平 均 より,1.3ポイ ント, 場 合 の 数 は1.9ポイント,それぞれ 下 回 った 教 科 全 体 では2.0ポイント 下 回 ってい るので, 平 均 のとらえ 方 がやや 不 足 しているものの,その 他 の 分 野 の 問 題 よりは 理 解 ができてい ると 考 えられる また, 第 1 学 年 全 体 で, 準 備 テストを 行 い, 以 下 のような 結 果 を 得 た 問 題 内 容 学 年 正 答 率 4 組 正 答 率 1 20 人 の 資 料 ( 片 道 の 通 学 時 間 )について, 人 数 の 分 布 表 ( 度 数 分 布 表 )を 作 成 する 68.0% 65.6% 2 分 布 表 の 中 から, 人 数 が 最 大 の 範 囲 を 選 ぶ 87.0% 81.3% 3 2の 百 分 率 を 求 める 54.3% 68.8% 4 グラフ(ヒストグラム)で 表 す 70.5% 68.8% 5 3 人 の 平 均 を 求 める 83.2% 78.1% 6 小 数 第 3 位 を 四 捨 五 入 して1.23になるものを 選 ぶ 74.8% 78.1% 全 体 的 には7 割 前 後 以 上 の 正 答 率 を 示 している 特 に 百 分 率 を 求 める 計 算 では,4 組 は 学 年 でもっ ともよい 正 答 率 であった だが, 度 数 分 布 表 やヒストグラムを 作 成 する 問 題 では 誤 答 が 多 く 見 られた 度 数 分 布 表 を 書 く 問 題 では, 合 計 欄 の 未 記 入, 度 数 の 正 の 表 示, 正 確 に 数 量 を 数 えることの 間 違 いなどが 見 られた ヒストグラムを 作 成 する 問 題 では, 長 方 形 と 長 方 形 の 間 に 隙 間 がある 誤 答 が 多 く 見 られた 数 学 的 活 動 の 一 つとして, 小 グループによる 話 し 合 い 活 動 を 行 うと,メンバー 全 員 が 意 欲 的 に 発 表 をするグループが 多 いが, 教 え 合 いや 話 し 合 いに 消 極 的 なグループもいくつか 存 在 する また, 全 体 の 場 で 発 表 をする 代 表 者 は 同 じ 顔 ぶれになることも 多 い 消 極 的 なメンバーのいるグループでも 取 り 組 みやすい 課 題 の 出 し 方 と, 全 体 発 表 の 場 の 代 表 者 が 固 定 化 しない 工 夫 が 必 要 であると 感 じる (3) 指 導 観 この 単 元 は, 与 えられた 資 料 をいかに 整 理 し, 読 み 取 るかが 重 要 となるところである そのために も, 度 数 分 布 表 やヒストグラム,それぞれの 代 表 値 などの 意 味 や,その 値 から 読 み 取 れることを 確 実 に 理 解 させたい 具 体 的 には,それぞれを 学 習 する 場 面 で, 実 測 や 操 作 活 動 を 通 して 課 題 をとらえさ せながら,それぞれのデータが 表 すことを 考 えさせたい また, 自 分 の 考 えを 説 明 できるようにするのがこの 単 元 のねらいであるため, 話 し 合 い 活 動 を 多 用 したり, 自 分 の 考 えを 発 表 したりする 機 会 を 増 やして, 言 語 活 動 の 充 実 を 図 り, 資 料 の 読 みとりをよ り 深 いものにしていきたい 話 し 合 い 活 動 についても4 人 程 度 の 小 グループを 作 ることで,メンバー 全 員 の 話 を 聞 き 終 わるまでに 時 間 をかけないようにしたい また, 自 分 の 意 見 を 述 べたり, 教 えたり することが 苦 手 な 生 徒 には, 何 について 話 し 合 うのか,どのように 話 し 合 うのかが 理 解 しやすいよう に 提 示 をしたい さらに, 普 段 発 表 することの 少 ない 生 徒 に 対 しても 発 表 の 場 を 与 えられるように 設 定 し, 成 就 感 を 与 えていきたいと 考 える - 2 -
5 研 究 テーマとの 関 わり 発 達 障 害 児 と 周 囲 の 生 徒 とのよりよい 関 係 を 築 く 指 導 法 の 工 夫 - 発 達 障 害 児 との 具 体 的 な 関 わり 方 を 身 に 付 けるソーシャルスキルの 指 導 を 通 して - 該 当 する 生 徒 は, 理 科 に 大 変 興 味 を 持 っており, 実 験 の 際 には 気 が 済 むまで 器 具 を 使 い 続 けている 科 学 者 になりたいという 夢 があり,そのためにも 数 学 を 疎 かにできないという 自 覚 を 持 って 授 業 に 取 り 組 んでいる 中 程 度 の 学 力 を 有 しており,コンピュータを 用 いる 授 業 では, 理 科 の 実 験 と 同 じよう なこだわりを 見 せるものと 思 われる そのため, 本 生 徒 の 興 味 関 心 を 支 援 しつつ, 周 囲 の 話 を 聞 く 場 面 と 操 作 をする 場 面 とを 上 手 に 切 り 替 えられるような 声 がけをする 必 要 があると 思 われる 6 指 導 と 評 価 の 計 画 節 次 項 時 数 学 習 内 容 評 価 規 準 関 意 見 考 技 能 知 理 扉 どのバスに 乗 れ 1 何 時 何 分 発 のバスに 乗 ればよいかを 判 断 するため 1 1 1 ばよいかな? に, 所 要 時 間 を 整 理 すること 資 1 度 数 の 分 布 2 度 数 分 布 表 や 階 級, 階 級 の 幅, 度 数 の 意 味 2 2 2 1 料 資 料 を 度 数 分 布 表 に 整 理 すること の 度 数 分 布 表 からヒストグラムや 度 数 折 れ 線 をかくこと 散 度 数 分 布 表 やヒストグラムから, 資 料 の 分 布 のようす ら や 特 徴 をよみとること ば 相 対 度 数 の 必 要 性 とその 意 味 2 2 2 1 り 度 数 分 布 表 から 相 対 度 数 を 求 めること と 相 対 度 数 の 表 から, 資 料 の 分 布 のようすや 特 徴 をよみ 代 とること 表 2 範 囲 と 代 表 値 3 範 囲 の 意 味 とその 求 め 方 3 2 値 代 表 値 の 意 味 平 均 値, 中 央 値 (メジアン), 最 頻 値 (モード)の 意 味 と 3 3 2 それらの 求 め 方 範 囲 や 平 均 値, 中 央 値, 最 頻 値 を 用 いて, 資 料 の 特 徴 を 調 べたり,2つの 資 料 を 比 較 したりすること 目 的 や 資 料 のようすに 応 じて, 用 いる 代 表 値 を 適 切 に 3 4 4 3 選 ぶ 必 要 があること これまでに 調 べたことをもとに, 扉 の 課 題 を 自 分 なり に 考 え, 説 明 すること 3 資 料 の 活 用 2 50m 走 の 記 録 のヒストグラムについて, 特 徴 をよみ 5 4 とったり, 比 較 したりすること 本 時 リレーのチーム 分 けについて, 自 分 の 考 えで2チーム 4 5 2/2 に 分 け,その 考 えやチームの 力 について,ヒストグラ ムや 代 表 値 を 用 いて 説 明 すること 基 本 の 問 題 1 近 1 近 似 値 1 近 似 値, 誤 差 の 意 味 5 6 5 似 真 の 値 を 不 等 号 を 使 って 表 すこと 値 誤 差 の 絶 対 値 の 大 きさ と 2 有 効 数 字 0.5 有 効 数 字 の 意 味 6 7 有 近 似 値 を( 整 数 部 分 が1けたの 数 ) (10の 累 乗 )の 形 に 効 表 すこと 数 有 効 数 字 の 最 終 けたが0のときの 表 し 方 字 基 本 の 問 題 0.5 6 5 章 の 問 題 1 7 6-3 -
6 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 続 ) 節 評 価 規 準 1 節 数 学 への 関 心 意 欲 態 度 1 提 示 された 場 面 について 関 心 をもち, 同 様 の 経 験 がないか 考 えてたり, 所 要 時 間 の 記 録 に 関 心 資 をもち, 分 布 の 特 徴 を 調 べたりしようとしている 料 2 資 料 を 整 理 することに 関 心 をもち, 資 料 を 度 数 分 布 表 やヒストグラムに 整 理 することや 相 対 度 の 数 を 求 めることについて,その 必 要 性 や 意 味 を 考 えたり, 目 的 に 応 じて 資 料 を 収 集 整 理 し, 散 その 傾 向 を 読 みとったりしようとしている ら 3 資 料 の 散 らばりや 代 表 値 に 関 心 をもち, 資 料 の 範 囲 やそれぞれの 代 表 値 の 必 要 性 や 意 味 を 考 え ば たり, 目 的 に 応 じてそれらを 利 用 して 資 料 の 傾 向 を 読 みとり, 説 明 したりしようとしている り 4 資 料 の 傾 向 をとらえ 説 明 することに 関 心 をもち, 目 的 に 応 じて 資 料 を 収 集 整 理 し, 問 題 を 解 と 決 しようとしている 代 数 学 的 な 見 方 や 考 え 方 表 1 分 布 の 特 徴 を 読 みとり, 説 明 することができる 値 2 資 料 を 度 数 分 布 表 やヒストグラムに 表 したり,また, 相 対 度 数 を 求 めたりして, 資 料 の 傾 向 を 読 みとり, 説 明 することができる 3 資 料 の 範 囲 や 代 表 値 から 資 料 の 傾 向 を 読 みとり, 説 明 することができる 4 資 料 の 目 的 とようすに 応 じて, 代 表 値 を 選 択 し, 特 徴 を 読 みとり, 説 明 することができる 5 問 題 を 解 決 するために 資 料 を 収 集 し,ヒストグラムや 相 対 度 数, 代 表 値 などを 適 切 に 用 いて, 資 料 の 傾 向 を 読 みとり, 説 明 することができる 数 学 的 な 技 能 1 所 要 時 間 の 記 録 を 表 に 整 理 することができる 2 資 料 を 度 数 分 布 表 やヒストグラムに 表 したり,また, 相 対 度 数 を 求 めたりすることができる 3 資 料 の 範 囲 や 代 表 値 ( 平 均 値, 中 央 値, 最 頻 値 )を 求 めることができる 4 問 題 を 解 決 するために, 目 的 に 応 じて 資 料 を 整 理 することができる 数 量 や 図 形 などについての 知 識 理 解 1 度 数 分 布 表 やヒストグラム, 度 数 折 れ 線, 相 対 度 数 の 意 味 とその 必 要 性 を 理 解 している 2 資 料 の 範 囲 や 代 表 値 ( 平 均 値, 中 央 値, 最 頻 値 )の 意 味 と 必 要 性 を 理 解 している 3 資 料 の 目 的 とようすに 応 じて, 代 表 値 を 選 択 しなければならないことを 理 解 している 4 考 えを 説 明 するためには, 資 料 をどのように 整 理 すればよいかを 理 解 している 2 節 数 学 への 関 心 意 欲 態 度 5 測 定 値 などの 近 似 値 に 関 心 をもち, 真 の 値 との 誤 差 について 考 えようとしている 近 6 測 定 値 などで, 信 頼 できる 数 値 に 関 心 をもち,どのような 場 面 で 使 われているか 調 べようとし 似 ている 値 数 学 的 な 見 方 や 考 え 方 と 6 誤 差 の 絶 対 値 について 考 えることができる 有 7 有 効 数 字 を 使 って 表 すことのよさを 見 いだすことができる 効 数 学 的 な 技 能 数 5 近 似 値 をもとにして, 真 の 値 の 範 囲 を 不 等 号 を 使 って 表 すことができる 字 6 誤 差 の 範 囲 を 求 めることができる 7 近 似 値 を( 整 数 部 分 が1けたの 数 ) (10の 累 乗 )の 表 し 方 で 表 すことができる 数 量 や 図 形 などについての 知 識 理 解 5 近 似 値 や 誤 差 の 意 味 を 理 解 している 6 有 効 数 字 の 意 味 や,( 整 数 部 分 が1けたの 数 ) (10の 累 乗 )の 表 し 方 を 理 解 している - 4 -
7 本 時 の 指 導 (1) ねらい ヒストグラムや 代 表 値 の 特 徴 を 読 みとったり, 比 べたりしようとしている 数 学 への 関 心 意 欲 態 度 目 的 に 応 じて 資 料 をいろいろな 観 点 から 整 理 し,それに 基 づいて, 自 分 の 考 えをまとめ, 説 明 する ことができる 数 学 的 な 見 方 や 考 え 方 (2) ねらいに 迫 るための 手 だて 手 だてⅠ 生 徒 が 一 斉 指 導 を 集 中 して 聞 くことができるように,ICT 支 援 ソフト スカイメニュー を 使 用 する 手 だてⅡ 個 人 個 人 の 考 察 をスムーズに 行 うために, リレーの 順 位 と 得 点 表 の 組 み 合 わせ と 2チーム に 分 けた 例 を 準 備 する 手 だてⅢ コンピュータを 利 用 した 授 業 を 行 う 教 科 書 にある 出 席 番 号 を 入 力 すると,チーム 編 成, 度 数 分 布 表,ヒストグラム, 各 代 表 値 が 表 示 されるエクセルファイルを 事 前 に 準 備 しておく これらの 資 料 を 整 理 する 作 業 に 費 やす 時 間 を 省 略 し, 個 人 の 考 察 や 発 表 の 時 間 を 確 保 する 手 だてⅣ 生 徒 が 自 分 の 考 えを 発 表 しやすくするために, 自 分 の 考 えたチームデータの 印 刷 を 行 う また, 他 者 の 考 えを 理 解 するために,グループをつくり, 互 いのチームを 見 せ 合 う 時 間 を 作 る (3) 指 導 過 程 別 紙 (4) 評 価 数 学 への 関 心 意 欲 態 度 数 学 的 な 見 方 や 考 え 方 本 時 の 評 価 規 準 ヒストグラムや 代 表 値 の 特 徴 をよ 目 的 に 応 じて 資 料 をいろいろな 観 点 から 整 理 B(おおむね 満 足 みとったり, 比 べたりしようとす し,それに 基 づいて, 自 分 の 考 えをまとめ, できる 生 徒 )の 姿 る 説 明 することができる A( 十 分 満 足 でき ヒストグラムや 代 表 値 の 特 徴 を 意 目 的 に 応 じて 資 料 をいろいろな 観 点 から 整 理 る 生 徒 )の 姿 欲 的 に 読 みとったり, 比 べたりし し, 図 表 の 特 徴 や 代 表 値 の 大 きさに 着 目 し ようとし, 積 極 的 にチーム 分 けの て, 自 分 の 考 えをまとめ, 論 理 的 に 説 明 する 考 察 をしようとする ことができる C( 支 援 が 必 要 と 手 だてⅡ を 行 い, 実 際 にチー 手 だてⅣ を 行 い, 他 者 の 発 表 を 聞 いて, される 生 徒 )への ムを 分 けさせて,どのようなチー なるほどと 思 ったことや, 自 分 の 考 えたチー 手 だて ムになるのかを 考 えさせる ムとの 類 似 点 相 違 点 をメモさせる - 5 -
(5) 板 書 計 画 (コンピュータ 表 示 ) 1 2 3 4 5 6-6 -
(3) 指 導 過 程 段 階 学 習 活 動 予 想 される 生 徒 の 反 応 指 導 上 の 留 意 点 評 価 導 入 1 本 時 の 学 習 活 動 を 知 る スカイメニュー を 利 用 して 10 指 示 する 手 だてⅠ 分 ワークシートを 読 む 展 2チームとも1 位 だと, 順 位 の 組 み 合 わせによって 得 点 最 高 の16 得 点 になる! が 違 うことを 知 らせる 手 だてⅡ コンピュータを 使 用 して,デー タを 作 成 することを 知 らせる 自 分 の 作 ったチームをデータを 基 にして 発 表 することを 知 らせ 2 出 席 番 号 の 前 後 半 で2チーム できた できない コンピュータを 操 作 させる 机 間 指 導 に 分 けた 場 合 の 入 力 方 法 を 復 習 前 回 の 授 業 で 習 った 手 だてⅢ 関 する 開 3 自 分 独 自 のチーム 分 けを 考 る 1つのチーム 分 けができたら, 印 刷 することを 伝 え, 印 刷 の 仕 方 を 確 認 する 手 だてⅣ どんなチームにしようか 男 女 混 合 の 速 い 順 名 簿 と, 男 女 机 間 指 導 え,ヒストグラムなどを 完 成 さ な? 別 の 速 い 順 名 簿 を 配 る 関 30 せる AB 交 互, 男 女 別 手 だてⅡ 分 終 末 男 女 均 等, 適 当 に 4 自 分 の 考 えたチームの 理 由 を ほぼ 同 程 度 の2チーム どの 順 位 を 狙 ったのか,そのた 机 間 指 導 考 える めにどのようなチームを 作 った 考 4 人 グループを 作 り,お 互 いのチームを 見 せ 合 いましょう なるほど のか,データではどこに 表 れて いるかを 確 認 させる 54 人 グループを 作 り, 互 いの 同 じ 順 位 を 狙 ったけど, 疑 問 点 などは 質 問 しても 良 いこ 机 間 指 導 チームを 見 せ 合 う 君 のチームの 方 が 狙 えそ とを 伝 える 考 うだね 4 人 でイスを 寄 せ, 印 刷 したプ リントを 見 せ 合 う 手 だてⅣ 6 本 時 のまとめを 行 う 一 人 一 人 の 考 えが 正 解 であるこ 5 7 自 己 評 価 カードを 記 入 させ とを 伝 える 分 る 運 動 会 の5クラスで 行 うクラス 対 抗 リレーで,2チームずつ20 人 にわけて 出 場 します あなたならどのように 分 けますか? 出 席 番 号 の 前 半 20 人 と 後 半 20 人 とで 分 ける 方 法 を 復 習 しよう 今 の 例 を 参 考 に, 自 分 独 自 のチーム 分 けを 作 ってみよう 皆 さんが 考 えたチーム 分 けについて,ねらった 順 位 やその 理 由 を 考 えて, 裏 に 自 分 の 考 え を 書 こう 1 位 ねらいの 速 いチーム 一 人 一 人 が 得 たデータは, 確 実 なものではなく,あくまで 傾 向 です 従 って,どの 考 え 方 もデータに 基 づいていれば 正 しいのです 自 己 評 価 カードに 本 時 の 学 習 内 容 や 感 想 を 記 入 させる - 7 -