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Transcription:

ワープロソフト 講 習 会 応 用 操 作 編 - レポートや 論 文 作 成 に 役 立 つ 機 能 紹 介 - 2008 年 5 月 更 新 明 治 大 学

- 目 次 - 0. はじめに...3 1. 準 備...4 2. 表 紙...5 2.1. 改 ページ...5 2.2. ツールバーでの 文 字 修 飾...6 3. 見 出 し...8 4. 脚 注...9 5. 図 表 の 挿 入 描 画 キャンバス 図 表 番 号...12 5.1. オートシェイプ...13 5.1.1. オートシェイプの 挿 入...13 5.1.2. オートシェイプにテキストを 追 加...15 5.1.3. オートシェイプに 色 をつける...16 5.2. ワードアート...18 5.3. 描 画 キャンバスの 操 作...20 5.3.1. 描 画 キャンバスの 調 整...20 5.3.2. 描 画 キャンバスに 図 表 番 号 を 挿 入...21 5.4. Excelで 作 成 した 表...22 5.4.1. Excelの 表 をWordに 貼 り 付 ける...22 5.4.2. 図 表 番 号 の 挿 入...24 6. 段 落 番 号 の 挿 入 インデント...26 6.1. 段 落 番 号 の 詳 細 設 定...26 6.2. 左 インデント 1 行 目 のインデント...28 7. 参 考 文 献 表 の 作 成...29 7.1. ぶら 下 げインデント...29 8. ページ 全 体 の 設 定...32 8.1. ページ 設 定 ( 文 字 数 と 行 数 )...32 8.2. ページ 番 号 の 挿 入 (フッター)...33 8.3. ヘッダーにタイトル...34 9. 付 録...36 9.1. 目 次 の 作 成...36 9.2. 段 組 み...37 9.3. 文 字 カウント...39 9.4. 文 字 飾 り( 上 付 き 下 付 き)a 2 +b 2 =c 2 CO 2...39 9.5. 描 画 キャンバスその 他 の 設 定...41 9.6. 原 稿 用 紙 ウィザード...42 9.7. Excelとの 連 動 (グラフ( 図 )の 貼 り 付 け)...44 9.8. 数 式...46 9.9. プリントスクリーン...46 巻 末 に 講 習 会 で 最 初 に 配 布 した 配 布 文 章 ( 文 章 が 入 力 されただけで 編 集 操 作 されていない Word ファイル) を 印 刷 したものと 今 回 の 操 作 をダイジェストにまとめた 完 成 文 章 ( 注 意 書 き 付 き) を 載 せてあります 2

0. はじめに 本 テキストは Microsoft Word 2003 に 準 拠 して 作 成 しました ワープロソフト 講 習 会 応 用 操 作 編 は ワープロソフトの 基 本 的 な 入 力 操 作 は ワ ープロソフト 講 習 会 で 習 得 済 み であることを 前 提 として 進 めます 基 本 的 な 入 力 操 作 が 不 安 な 方 は 必 ず 先 に ワープロソフト 講 習 会 を 受 講 してください 本 講 座 では レポート 作 成 や 論 文 作 成 において 頻 繁 に 使 われる 機 能 紹 介 と その 使 い 方 を 中 心 に 学 びます レポート や 論 文 に 求 められる 書 き 方 や 形 式 そのものは 学 問 の 分 野 ごとに 異 なる 場 合 が 多 少 あるので 本 講 座 では 特 に 触 れません 90 分 間 では 紹 介 できませんが 他 にも 便 利 だと 思 われる 機 能 は 巻 末 に 9. 付 録 と して 掲 載 してあります 付 録 は 時 間 があれば 講 習 会 時 間 内 に 紹 介 することもあります 本 講 座 では 基 本 的 な 文 字 入 力 はできることが 前 提 です あらかじめ 文 字 が 入 力 された 文 章 ファイルを 編 集 することを 中 心 に レポート や 論 文 作 成 に 役 立 つだろう 機 能 を 学 んでもらうように 講 座 を 進 めます なお 今 回 編 集 する 文 章 の 内 容 と ワープロソフト 講 習 会 そのものとは 直 接 の 関 係 はあ りません SEO という 用 語 の 意 味 がわからない など ワープロソフトの 操 作 とは 関 係 ない 文 章 の 内 容 そのものの 質 問 は 時 間 の 都 合 上 ご 遠 慮 ください 文 章 内 容 を 完 全 に 理 解 せずとも 操 作 そのものを 学 ぶことはできるようになっています 全 体 的 な 流 れ Excel の 図 表 を 貼 り 付 け! 講 習 会 マニュアルにそって 編 集! 3

1. 準 備 (1) Microsoft Word を 起 動 画 面 左 下 の[ スタート] をクリックし [ すべてのプログラム( P )]から[Microsoft Word]をクリックし 起 動 させます (2) ワープロソフト 応 用 編 の 講 習 会 で 使 用 するファイルを 開 く 講 習 会 用 に 用 意 された Word ファイルを 講 習 会 担 当 者 の 指 示 に 従 い 手 元 に 保 存 してください 今 回 必 要 な 文 字 データはすでに 入 力 済 みです これに Word の 持 ついろいろな 機 能 や 効 果 を 使 い レポートや 論 文 に 適 した 形 式 の 文 章 へと 編 集 していく 操 作 を 学 びます 講 習 会 では あらかじめ 文 章 を 入 力 されたデータを 用 意 しました 本 講 習 会 での 入 力 時 間 の 省 略 という 意 味 もありますが もう 一 つ 大 切 な 意 図 もあります 文 章 の 入 力 中 にその 都 度 さまざまな 効 果 で 修 飾 するよりも あらかじめ 文 字 列 データを 入 力 し 最 後 にまとめて 編 集 する 方 が ワードで 文 章 全 体 を 作 成 する 上 で 効 率 良 いことが 多 いからです (3) Word の 基 本 画 面 の 説 明 [メニューバー]と [ツールバー]の 名 称 は 常 に 使 われるので 確 認 します( 図 1-1) [メニューバー]( 文 字 だけの 部 分 ) 機 能 が 種 類 別 に 分 類 されており 詳 細 な 文 字 修 飾 の 設 定 をする 場 合 に 用 いる [ツールバー](アイコン 表 示 の 部 分 ) [メニューバー]にある 機 能 の 中 で よく 使 う 機 能 の 一 部 を このアイコンから 実 行 できる 図 1-1 Word の 基 本 画 面 [メニューバー]と [ツールバー] 4

2. 表 紙 レポート 論 文 に 必 要 な 表 紙 を 作 ります 講 習 会 テキストの 巻 末 配 布 文 章 で 完 成 版 を 見 ることができます 2.1. 改 ページ [ 改 行 ]とは 異 なり [ 改 ページ]を 入 れると その 場 所 より 後 は 次 のページから 始 ま ります [ 改 ページ]を 入 れたあとの 文 章 の 編 集 で [ 改 ページ]の 前 にある 文 章 全 体 が 一 緒 に 動 いたりしないので [ 改 ページ]を 効 果 的 に 使 うと 全 体 のレイアウトを 崩 すこ となく 文 章 を 作 成 することができます 非 常 に 便 利 な 機 能 です (1)1ページ 目 の 上 から21 行 目 はじめに の 左 にカーソルを 移 動 ( 図 2-1) 図 2-1 [ 改 ページ] 挿 入 の 箇 所 (2)[ 挿 入 ( I )]から[ 改 ページ( B ) ]をクリックし( 図 2-2) [ 改 ページ]ウィンドウ( 図 2-3)で[ 改 ページ]が 選 択 されていることを 確 認 してから[OK]をクリック これで 本 文 と 表 紙 の 部 分 を 分 けることができました 図 2-2 [ツールバー]から[ 改 ページ]の 画 面 図 2-3 [ 改 ページ]ウィンドウ 5

2.2. ツールバーでの 文 字 修 飾 (1)1ページ 目 の 11 行 目 Webサイト 構 築 における 情 報 デザイン を 選 択 ( 図 2-3) (2)[ツールバー]から[フォント サイズ]を 24 にする (3) 選 択 したまま をクリックして[ 太 字 ] ( 真 ん 中 )をクリックして [ 中 央 揃 え]を 設 定 図 2-4 [ツールバー]での 文 字 装 飾 (1) 6

(4) 同 様 に 2 行 下 の <スタイルシート(CSS)レイアウトの 重 要 性 > を 選 択 し [フォント サイズ]を 14 [ 太 字 ] [ 中 央 揃 え] を 設 定 する( 図 2-4) (5) 同 ページ 最 後 の 行 に 学 部 学 科 学 年 学 籍 番 号 氏 名 など 必 要 事 項 を 記 入 し [ツールバー]から[ 右 揃 えボタン] ( 一 番 右 )をクリック( 参 照 ; 図 2-5) 図 2-5 [ツールバー]での 文 字 装 飾 (2) [ツールバー]に 右 揃 えボタンがない 場 合 [ツールバー オプション]をクリックすると 隠 された[ツ ールバー] 機 能 が 表 示 されます( 図 2-5) 図 2-6 [ツールバーオプション] 画 面 の 表 示 方 法 7

3. 見 出 し 文 章 を 段 落 ごとにわけるとき 使 用 すると 便 利 な 機 能 です 見 栄 えもよくなり 格 段 に 読 みやすくなります また 見 出 しを 設 定 すると[ 目 次 ]などを 簡 単 に 設 定 するこ とができます( 付 録 9.1. 目 次 の 作 成 参 照 ) レイアウトを 踏 まえた 文 章 を 作 る 場 合 に 用 いられます (1)2 ページ 目 の 1 行 目 はじめに を 選 択 ( 図 3-1 1) (2)[ツールバー]の [スタイル]から[ 見 出 し1]を 選 択 ( 図 3-1 2) (3) 続 いて [ツールバー]から[ 段 落 番 号 ] を 選 択 これで はじめに に[ 見 出 し1]と [ 段 落 番 号 ]を 設 定 できました [ 見 出 し]と[ 段 落 番 号 ]をつけると 前 に 黒 い 点 が 見 えることもありますが [ 印 刷 プレビュー] で 確 認 できるように 実 際 には 印 刷 されません 1 2 図 3-1 [ 見 出 し]の 設 定 (4) 同 じ 操 作 を 2ページ 目 の 15 行 目 Webサイトの 構 築 2ページ 目 の 25 行 目 スタイルシートレイアウトとは 3ページ 目 の 01 行 目 スタイルシートの 魅 力 4ページ 目 の 04 行 目 おわりに に 対 して 実 行 します 8

4. 脚 注 Microsoft Word は 本 文 への 注 意 書 きなどを 同 ページの 文 章 中 に 書 く 脚 注 全 ての 文 章 の 最 後 に 注 意 書 きを 付 け 加 える 文 末 脚 注 という 機 能 を 備 えています 本 講 座 では 前 者 の[ 脚 注 ]を 追 加 します すみつき (1)2 ページ 目 の 4 行 目 ティ の 右 側 ( 図 4-1 1 参 照 ) ( 墨 付 括 弧 )の 前 に カーソルを 移 動 (2)[ 挿 入 ( I )]から[ 参 照 ( N )]を 選 び [ 脚 注 ( N ) ]をクリック( 図 4-1 2) 2 1 図 4-1 [ 脚 注 ]の 挿 入 (3)[ 脚 注 と 文 末 脚 注 ]ダイアログボックスの[ 場 所 ]で [ 脚 注 ( F ):]にチェックがつき [ページの 最 後 ]が 選 ばれていることを 確 認 し [ 挿 入 ( I )]をクリック( 図 4-2) 図 4-2 [ 脚 注 と 文 末 脚 注 ]ダイアログボックス 9

下 図 4-3 のように ページ 内 に[ 脚 注 ]を 入 力 することができる 状 態 になりました [ 脚 注 ]を 入 力 できる 状 態 図 4-3 [ 脚 注 ]の 入 力 箇 所 本 来 ならば ここに[ 脚 注 ] 内 容 を 入 力 します 本 講 座 では 文 中 の でくくられ た 部 分 に 文 章 を 用 意 してありますので それらを 利 用 します (4) 下 図 4-4 1を 参 照 し [2 ページ 目 ]の 4 行 目 から 6 行 目 までの ここで 言 う ユーザビリティ とは Webサイトへアクセスしやすいことを 指 す を 選 択 (5) 選 択 された 部 分 の 上 で 右 クリックし 現 れたメニュー( [コンテキストメニュー]) から[ 切 り 取 り( T )] (または[Ctrl]キー + [X]キー )を 選 択 ( 下 図 4-4 2) (6) 前 後 の 不 要 な は[Delete]キー [Back Space]キーなどで 削 除 ここの 右 に[ 脚 注 ]を 入 れる! 1 2 図 4-4 [ 脚 注 ] 内 容 の 切 り 取 り 10

(7)ページ 末 の[ 脚 注 ] 部 分 にカーソルを 移 動 右 クリックし メニューから[ 貼 り 付 け ( P )]を 選 択 (または[Ctrl]キー + [V]キー )し [ 脚 注 ] 文 章 を 挿 入 ( 図 4-5) これで[ 脚 注 ]を 挿 入 することができました [ 脚 注 ]を 挿 入 できました 図 4-5 [ 脚 注 ]の 完 成 (1) (8) 下 図 4-6 を 参 照 し 同 様 の 操 作 で 2 ページ 目 の 8 行 目 から 10 行 目 までにある Cascading Style Sheetsの 略 現 在 一 般 的 に 使 用 されている ートをCSSと 表 記 していく を 使 い 8 行 目 の 最 初 の 文 字 ト の 右 側 に[ 脚 注 ]を 挿 入 1 ここの 右 に[ 脚 注 ]を 入 れる [ 脚 注 ]の 完 成 2 [ 切 り 取 り] 図 4-6 [ 脚 注 ]の 完 成 (2) 11

5. 図 表 の 挿 入 描 画 キャンバス 図 表 番 号 簡 単 な 図 形 を 挿 入 する[オートシェイプ] 画 像 データのような 目 立 つ 文 字 を 作 れる[ワ ードアート]という 機 能 を 学 びます( 図 5-1) また Excel などの 表 計 算 ソフトで 作 成 されたグラフ 表 を Word に 挿 入 する 方 法 もあわせて 学 びます オートシェイプ [オートシェイプ] 吹 き 出 し 図 [ 角 丸 四 角 形 吹 き 出 し] [オートシェイプ]の 一 例 : 左 から[ 線 ]の[ 矢 印 ] [ブロック 矢 印 ]の[ 右 矢 印 ] [ 基 本 図 形 ]の[ 顔 ] [ 吹 き 出 し]の[ 角 丸 四 角 形 吹 き 出 し] ワードアート [ワードアート]の 一 例 図 5-1 [ワードアート]と [オートシェイプ]の 一 例 [オートシェイプ]と [ワードアート]を 使 い 図 5-2 のような 図 を 作 ります [ワードアート] [オートシェイプ] HTML 文 書 ( 本 文 ) スタイルシート (デザイン 部 分 ) 図 5-2 完 成 予 定 図 12

5.1. オートシェイプ [オートシェイプ]を 使 って 図 を 描 きます それには Microsoft Word の [ 図 形 描 画 ] ツールバーを 表 示 させる 必 要 があります 5.1.1. オートシェイプの 挿 入 (1)[ 挿 入 ( I )]の [ 図 ( P )]から [オートシェイプ( A )] をクリック( 図 5-3) 2 1 カーソルをここに 移 動 図 5-3 [オートシェイプ]の 選 択 すると Word ウィンドウ 下 に [ 図 形 描 画 ]ツールバーが 表 示 されました( 図 5-4) 図 5-4 [ 図 形 描 画 ]ツールバー [ 図 形 描 画 ]ツールバーの 別 の 表 示 のさせ 方 [ 表 示 (V )]の[ツールバー(T )]から[ 図 形 描 画 ]をクリック Microsoft Wordのウィンドウ 下 に[ 図 形 描 画 ]ツールバーが 表 示 されます どちらの 方 法 でも 手 間 と 結 果 はほとんど 同 じです 13

(2)[ 図 形 描 画 ]ツールバーの[オートシェイプ( U )]から [ 基 本 図 形 ( B )]の [メモ]を 選 択 ( 図 5-5) 図 5-5 [オートシェイプ]の 操 作 すると[ 描 画 キャンバス]が 表 示 される( 図 5-6) 図 5-6 [ 描 画 キャンバス] Word XP(Word 2002) Word 2003 の 標 準 設 定 では[ 描 画 キャンバス]が 表 示 されますが 環 境 設 定 に 依 存 するので 必 ず 表 示 されるわけではありません また 下 位 バージョン(Word 95, 98, 2000)では 利 用 できない 機 能 です 一 時 的 に[ 描 画 キャンバス]のせいで 文 書 のレイアウトがずれていますが 後 で 修 正 できるので ここでは 特 に 気 にしないでください 14

(3)[ 描 画 キャンバス]の 内 側 でマウスをドラッグし 下 図 5-7 の 大 きさを 参 考 に[メ モ ]という 図 を 貼 り 付 ける (4) 同 様 に もうひとつ[メモ] 図 を 作 る (5) [オートシェイプ( U )]の [ 基 本 図 形 ( B )]で [ 十 字 形 ] 図 を 選 び [メモ] 図 の 間 に 貼 り 付 ける 図 5-7 [オートシェイプ]の [メモ] 図 と[ 十 字 形 ] 図 の 作 成 結 果 5.1.2. オートシェイプにテキストを 追 加 (1) 図 形 にテキストを 追 加 するため [メモ] 図 をクリックし 下 図 5-8 のよう 選 択 した 状 態 であることを 確 認 非 選 択 時 選 択 時 図 5-8 [オートシェイプ] 選 択 非 選 択 時 の 違 い 15

(2)[メモ] 図 の 上 で 右 クリックし [テキストの 追 加 ( X )]をクリックすると 図 5-9 のように 図 上 にテキストを 入 力 することができるようになる 図 形 を 右 クリック [テキストの 追 加 ( X )]を 選 択 テキスト 追 加 可 能 図 5-9 [オートシェイプ] テキストの 追 加 (3) 図 5-2( p.12)を 参 考 に 描 画 キャンバス 内 の 左 図 には HTML 文 書 ( 本 文 ) 右 図 には スタイルシート (デザイン 部 分 ) と 入 力 文 字 は[ツールバー]で [ 中 央 揃 え] に 設 定 5.1.3. オートシェイプに 色 をつける (1)[メモ] 図 の 上 で 右 クリックし [オートシェイプの 書 式 設 定 ( O ) ]をクリック( 図 5-10) 枠 沿 いの 僅 かな 部 分 で 右 クリックしないと テキスト 入 力 した[オートシェイプの 書 式 設 定 ]を 選 択 することができない 図 5-10 [オートシェイプの 書 式 設 定 ] 16

(2) [ 色 と 線 ]タブが 選 択 されているのを 確 認 [ 塗 りつぶし]の [ 色 ( C ):]から[ペール ブルー]を 選 択 ( 図 5-11) 同 様 に 右 図 [メモ]を [ 薄 い 黄 ]で 塗 りつぶす 右 図 :HTML 文 書 ( 本 文 )の 図 を [ペールブルー]で 塗 りつぶす 左 図 :スタイルシート(デザイン 部 分 )の 図 を[ 薄 い 黄 ]で 塗 りつぶす 図 5-11 [オートシェイプ]の 塗 りつぶし 色 選 択 画 面 これで[オートシェイプ]の 挿 入 設 定 操 作 ができました( 図 5-12) HTML 文 書 ( 本 文 ) スタイルシート (デザイン 部 分 ) 図 5-12 [オートシェイプ]の 塗 りつぶし 17

5.2. ワードアート 通 常 [ワードアート]を 挿 入 する 場 合 入 力 したい 場 所 にカーソルを 合 わせます し かし 今 回 は 引 き 続 き 同 じ[ 描 画 キャンバス]の 中 に 追 加 で[ワードアート]を 挿 入 する ので ここでは[ 描 画 キャンバス]が 表 示 されていることを 確 認 します (1)[ 図 形 描 画 ]ツールバーの[ワードアートの 挿 入 ] をクリック( [ 挿 入 ( I )] [ 図 ( P )] [ワードアート( W ) ]をクリックしてもよい) (2)[ワードアート ギャラリー]ダイアログボックスからスタイルが 選 択 できるので 図 5-13 と 同 じスタイルを 選 択 (スタイルは 後 で 変 更 可 能 ) 図 5-13 [ワードアート ギャラリー]ダイアログボックスと 操 作 手 順 (3)[ワードアート テキストの 編 集 ]ダイアログボックスで[フォントサイズ]を 24 にし テキスト 欄 に 理 想 的 な Web ページ と 記 入 し [OK]をクリック( 図 5-14) 図 5-14 [ワードアート テキストの 編 集 ] ダイアログボックス 18

下 図 5-15 のように [ワードアート]が 挿 入 できました [ワードアート]の 完 成 図 5-15 [ワードアート]の 完 成 [ワードアート]の 文 字 の 大 きさは オートシェイプのようにマウスで 編 集 するか [ワードアート]を ダブルクリックしたとき 表 示 される[ワードアート テキストの 編 集 ]ダイアログボックスから 数 値 で 変 更 もできます [ワードアート]を 選 択 した 状 態 で [ワードアート]ツールバー( 図 5-16)を 利 用 す ると 後 からで も[ワードアートギャラリー] [ 形 状 ]や [ 塗 りつぶす 色 ]を変 更 できます 講 習 会 終 了 後 各 自 でいろいろな 機 能 を 試 してみましょう 図 5-16 [ワードアート]ツールバー 19

5.3. 描 画 キャンバスの 操 作 [オートシェイプ] [ワードアート]などの 図 を 作 ることができました この 後 は 今 のままでは 大 きく 場 所 をとっている[ 描 画 キャンバス]を 編 集 します ここでは 講 習 会 で 作 成 する 文 章 に 必 要 な 最 低 限 の 機 能 だけを 紹 介 します その 他 の 簡 単 な 設 定 は 付 録 をご 覧 ください 5.3.1. 描 画 キャンバスの 調 整 (1)[ 描 画 キャンバス]のサイズを 適 正 な 大 きさにするために 描 画 キャンパス 上 で 右 クリックをし[ 描 画 キャンバス ] ツールバーを 表 示 させる [ 描 画 キャンバス]ツール バーの[ 描 画 に 合 わせる] をクリック( 図 5-17 1) 下 図 5-17 のように 描 画 に 合 わせて[ 描 画 キャンバス]の 大 きさが 変 化 しました 1 テキストの 折 り 返 し 2 3 この 付 近 の 空 白 をクリック 図 5-17 [ 描 画 キャンバス]の 調 整 画 面 ( 2)この 状 態 で[テキストの 折 り 返 し] をクリックし 通 常 の 図 と 同 様 に 文 字 のま わりこみを 設 定 ( 図 5-17 2) ここでは[ 行 内 ] になっていることを 確 認 (3)[ 描 画 キャンバス]の 外 側 をクリックし 選 択 を 解 除 ( 図 5-17 3) (4)[ツールバー]から[ 中 央 揃 え] をクリック これで 完 成 予 定 図 を 紹 介 した 図 5-2( p.12)のように [ 描 画 キャンバス]に [オー トシェイプ]と [ワードアート]の 作 成 ができました 続 いて 図 表 番 号 を 挿 入 します 20

5.3.2. 描 画 キャンバスに 図 表 番 号 を 挿 入 (1)[ 描 画 キャンバス]を 選 択 ( 図 5-18 1) (2)[ 挿 入 ( I )]の [ 参 照 ( N )]から[ 図 表 番 号 (C) ]をクリック( 図 5-18 2) 2 1 描 画 キャンバス を 選 択 する 図 5-18 [ 描 画 キャンバス]に [ 図 表 番 号 ]を 挿 入 (3)[ 図 表 番 号 ]ダイアログボックスにて [オプション]の [ラベル( L ):]が [ 図 ] [ 位 置 ( P ):] が [ 選 択 した 項 目 の 下 ]であることを 確 認 し [OK]をクリック( 図 5-19) (4)ここに 理 想 的 な Web ページのモデル 図 と 入 力 ( 図 5-20) これで 完 成 です 図 5-19 [ 図 表 番 号 ] のダイアログボックス 図 5-20 [ 図 表 番 号 ]へのタイトル 入 力 21

5.4. Excel で 作 成 した 表 Word の 通 常 機 能 でも 表 は 作 成 できます しかし ここでは 慣 れると 作 業 効 率 もよ く 応 用 性 が 高 い 表 計 算 ソフト Excel(エクセル)で 作 成 した 表 の 利 用 を 紹 介 します 時 間 の 都 合 上 Excel のデータはあらかじめ 用 意 してありますので 講 習 会 担 当 者 の 指 示 に 従 い 保 存 利 用 してください ここでは Ex cel で 作 成 した 表 を [HTML 形 式 ]で 貼 り 付 けます 5.4.1. Excel の 表 を Word に 貼 り 付 ける (1) 配 布 された 貼 り 付 け用 の Excel ファイルを 開 く (2) 下 図 5-21 のように A2 セル から C5 セル までドラッグ( 選 択 ) 図 5-21 Excel 表 の 選 択 画 面 (3)Excelの [ 編 集 ( E )]から[コピー( C )]をクリック( 図 5-22) 図 5-22 Excel 表 のコピー 22

(4) 作 業 ウィンドウを Exce l から Word に 変 更 ( 5) 下 図 5-23 1を 参 考 に 3 ページ 目 にある 第 3 段 落 3.スタイルシートレ イアウトとは と 第 4 段 落 4.スタイルシートの 魅 力 の 間 にカーソルを 移 動 ( 6)Wordの [ 編 集 ( E )]から[ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け( S ) ]をクリック( 図 5-23 2) 2 1 カーソルはこの 位 置 に! 図 5-23 Excel から Word への 貼 付 け (7)[ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け]ダイアログボックス( 図 5-24)の [ 貼 り 付 ける 形 式 ( A ):] で [HTML 形 式 ]を 選 択 し [OK]をクリック 図 5-24 [HTML 形 式 ]の 選 択 画 面 23

これで Excel で 作 成 した 表 を Word に 貼 り 付 けることができます( 図 5-25) Excel 表 の 貼 付 け 完 成 [ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け]ボックスで 図 (Windows 像 データとして 貼 り 付 けることができます( 関 連 事 項 付 録 5.4.2. 図 表 番 号 の 挿 入 この 表 にも 図 表 番 号 を 挿 入 します メタファイル) を 選 んだ 場 合 この 表 は 画 9.7.Excel との 連 動 ( 補 足 ) 参 照 のこと) (1) 貼 り 付 けた 表 の左 上 にある 部 分 をクリックし 表 全 体 を 選 択 ( 図 5-26 1) (2)[ 図 表 番 号 ]ダイアログボックスの [オプション]の [ラベル( L ):]は [ 表 ] [ 位 置 ( P ):] は [ 選 択 した 項 目 の 下 ]に 設 定 し [OK]をクリック( 図 5-26 2) (3) HTML のみと CSS 追 加 の 場 合 のタグ 比 較 と 記 入 すれば Excel で 作 成 し た 表 の 貼 り 付 け 作 業 はおしまいです 図 5-25 Excel 表 の 貼 付 け 完 成 ここをクリック 1 2 図 5-26 Excel からの 表 へ[ 図 表 番 号 ]の挿 入 24

[ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け]を 選 択 せず [コピー] [ 貼 り 付 け] をした 場 合 Word の 標 準 では[HTML 形 式 ]を 選 択 したことと 同 じ 結 果 となります HTML 形 式 は 図 (Windows メタファイル) と 違 い Word 上 でデータの 編 集 が 可 能 な 長 所 もあります しかし Word 上 での 表 やフォントの 拡 大 縮 小 は 図 ( Windows メタファイル) ほど 簡 素 にはできません 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 ける 場 合 状 況 に 応 じて 貼 り 付 ける 形 式 を 使 いわける 必 要 が 生 じます Word と 比 較 すると Excel での 表 作 成 は 非 常 に 簡 単 です Word の 機 能 だけで 文 章 内 容 の 全 てを 作 ろうとせず 表 計 算 ソフトの Excel や 例 えば 画 像 編 集 ソフトなど 他 のソフトとの 連 動 を 考 えて Word での 文 章 作 成 をすると 論 文 やレポート 内 容 は より 充 実 したものになることでしょう Excel で 作 ったグラフも 同 様 に 貼 り 付 けることができます 付 録 9.7.Excel との 連 動 ( 補 足 ) を 参 照 してください 25

6. 段 落 番 号 の 挿 入 インデント 6.1. 段 落 番 号 の 詳 細 設 定 第 4 段 落 4.スタイルシートの 魅 力 内 の 文 章 に [ 段 落 番 号 ]の (1), (2), (3) を 設 定 します( 巻 末 完 成 文 章 参 照 ) 標 準 では (1), (2), (3) という 形 式 を 使 うことはできないので それらの 設 定 方 法 を 学 びます ( 1) 図 6-11を 参 照 し 第 4 段 落 の ファイルサイズの 縮 小 化 にカーソルを 移 動 (2)[ 書 式 ( O )]の [ 箇 条 書 きと 段 落 番 号 ( N ) ]をクリック( 図 6-1 2) 2 1 図 6-1 [ 箇 条 書 きと 段 落 番 号 ]の 設 定 (3)[ 箇 条 書 きと 段 落 番 号 ]ダイアログボックスの[ 段 落 番 号 ]タブを 選 択 (ア ), (イ ), (ウ ) を 選 択 し 右 下 の[ 変 更 ( T )]をクリック( 図 6-2) 図 6-2 [ 箇 条 書 きと 段 落 番 号 ]ダイアログボックス 26

(4)[ 段 落 番 号 の 書 式 設 定 ]ダイアログボックスの[ 番 号 の 種 類 ( N ):]で 1, 2, 3, を 選 び [OK]をクリック( 図 6-3) (5)[ 箇 条 書 きと 段 落 番 号 ]ボックスの (ア ), (イ ), (ウ ) が (1), (2), (3) に 変 更 されたことを 確 認 したら[OK]をクリック 図 6-3 [ 段 落 番 号 の 書 式 設 定 ]ダイアログボックス これで (1), (2), (3) という 段 落 番 号 が 設 定 できました 一 度 設 定 をすると 直 後 の 段 落 番 号 は 基 本 的 には 同 じ 形 式 で 挿 入 することができます (6)[ツールバー] の [ 段 落 番 号 ] を 使 い 同 段 落 の 高 度 なタイポグラフィーの 表 現 要 素 の 配 置 指 定 の 向 上 オールインワンサイト サイト 開 発 管 理 更 新 の 時 間 短 縮 アクセシビリティの 向 上 SEO 対 策 にも (1), (2), (3) という[ 段 落 番 号 ]を 割 り 振 ってください 27

6.2. 左 インデント 1 行 目 のインデント インデントとは 特 定 の 場 所 から 文 章 の 文 字 入 力 の 位 置 を 始 めることができる 機 能 です 文 章 を 見 やすくするために 使 われます ここでは[ 左 インデント]:2マス [1 行 目 のインデント]:1マスを 段 落 単 位 で 設 定 します 残 りの[ぶら 下 げインデント]は すぐ 次 の 章 (7.1.ぶら 下 げインデント)で 学 びます インデント 拡 大 図 左 インデント 1 行 目 インデント ぶら 下 げインデント 図 6-4 インデント 拡 大 図 (1) 第 4 段 落 4.スタイルシートの 魅 力 の ( 1)ファイルサイズの 縮 小 化 の 下 CSSを 使 うことで にカーソルを 移 動 ( 下 図 6-5) (2) 下 図 6-5 を 参 照 し ルーラー のインデント 設 定 箇 所 で [ 左 ここは マス 目 のよ インデント]にマウスポインタをあわせ 右 に2マス 分 だけドラッ うになっています グすると この 段 落 が 均 等 に すべて 右 に2マスずれる 段 落 が 右 に2マス 移 動 図 6-5 [ 左 インデント] 操 作 手 順 (3)[1 行 目 のインデント]で 右 に1マス ドラッグすると 今 度 は1 行 目 だけ[1 行 目 インデント]で 右 にずらすことができます( 図 6-6) 1 行 目 のみ 右 に 1 マス 移 動 図 6-6 [1 行 目 インデント] 操 作 手 順 28

7. 参 考 文 献 表 の 作 成 レポートや 論 文 を 作 成 すると 最 後 に 必 ず 参 考 文 献 を 表 示 します ここでは[ぶら 下 げインデント]を 利 用 する 方 法 で 体 裁 を 整 えます また Web サイトからの 情 報 を 参 考 文 献 として 利 用 した 場 合 そのサイトの URL を 入 力 すると 自 動 的 に[ハイパーリンク]( p.30 に 説 明 あり)が 設 定 されてしまうこ とがあります ここでは そのような 場 合 の 解 除 方 法 を 紹 介 します まずは 参 考 文 献 を [ツールバー]から[ 太 字 ]に 設 定 してください 7.1. ぶら 下 げインデント [ぶら 下 げインデント]は [1 行 目 のインデント]と 対 照 的 で 1 行 目 以 降 にインデン トを 設 定 することができます (1) 参 考 文 献 より 下 の 部 分 を ドラッグですべて 選 択 ( 図 7-1 1) (2)[ぶら 下 げインデント]で 4マスだけ 右 に 移 動 ( 図 7-1 2) 2 この 部 分 を 全 て 選 択 右 に 4 マス 移 動 1 図 7-1 [ぶら 下 げインデント] 操 作 手 順 すると 2 行 目 以 降 にぶら 下 げインデントの 効 果 が 現 れました( 図 7-2) 図 7-2 [ぶら 下 げインデント]の 完 成 図 29

7.2. ハイパーリンクの 削 除 ( 書 式 のクリア) ハイパーリンクとは 設 定 されると 下 線 が 引 かれる 色 付 きのテキストまたは 画 像 のこと ハイパー リンクをクリックすると 別 のファイル ファイル 内 の 指 定 位 置 またはインターネット 上 の HP などに 移 動 できます HP 作 成 時 に 使 われる 用 語 でもあり そちらでは 略 して リンク と 呼 ばれています Word 文 章 内 での[ハイパーリンク] 解 除 方 法 です フォントの 色 やサイズなどの 書 式 設 定 は [ 編 集 ( E )]の [クリア( A )]から[ 書 式 ( F )]を 選 ぶと 削 除 できます( 図 7-3) しか し [ハイパーリンク]だけは この 操 作 では 削 除 することができません 図 7-3 書 式 のクリア 操 作 手 順 参 照 したホームページの URL( HP のアドレス)を 入 力 したり [コピー]して[ 貼 り 付 ける]を 選 んだりするだけでは 下 記 のように 単 なる 文 字 列 (テキスト)として 認 識 されます http://www.meiji.ac.jp/ しかし http://www.meiji.ac.jp/ の 右 で 改 行 やスペースを 入 れると http://www.meiji.ac.jp/ 上 記 のように 自 動 的 に[ハイパーリンク]が 設 定 されてしまいます ( 文 字 が 青 く 下 線 が 付 く) この 直 後 ならば [ 編 集 (E)]の[ 元 に 戻 す(U)]をクリックすると 勝 手 に[ハイパーリンク]が 付 いたと ころが 解 除 されます ショートカットキーの Ctrl + Z や [ツールバー]の[ 元 に 戻 す]ボタン でも 同 様 の 効 果 が 得 られます 30

[ファイル( F )]から[ 印 刷 プレビュー( V )] をクリックすると [ハイパーリンク]が 設 定 された 部 分 に Word 画 面 上 と 同 じく 青 い 色 下 線 が 付 いているのが 確 認 できます 実 際 に 印 刷 するときも 下 線 が 出 力 されてしまいます カラー 印 刷 の 場 合 は 青 くなり ます これを 避 けるには [ハイパーリンク]を 削 除 しなくてはいけません ( 1)[ハイパーリンク]された 文 字 列 の 上 で 右 クリック( 図 7-4 1) (2) 表 示 されたメニュー(コンテキストメニュー)の[ハイパーリンクの 削 除 ( R )] をクリック( 図 7-4 2) これで [ハイパーリンク]は 解 除 されます 1 2 図 7-4 [ハイパー リンク]の 削 除 31

8. ページ 全 体 の 設 定 8.1. ページ 設 定 ( 文 字 数 と 行 数 ) 論 文 等 の 提 出 先 により 全 体 のレイアウトを 統 一 するため 1ページあたりの 文 字 数 と 行 数 を 指 定 される 場 合 があります その 設 定 方 法 を 学 びます ここでは 1 行 の 文 字 数 :40 1ページの 行 数 :40 に 設 定 します (1)[ファイル( F )]から[ページ 設 定 ( U ) ]をクリック( 図 8-1) (2)[ページ 設 定 ]ダイアログボックスから [ 文 字 数 と 行 数 ] のタブが 開 かれているか 確 認 ( 図 8-2) (3)[ 文 字 数 と 行 数 を 指 定 する]を 選 択 (4)[ 文 字 数 ]を 40 [ 行 数 ]を 40 にして[OK]をクリック [ページ 設 定 ]の 項 目 から 以 下 の 設 定 も 変 更 できます 講 習 会 が 終 わったら 各 自 で 確 認 してください 余 白 用 紙 サイズ( A4 はがき など) 印 刷 方 向 ( 縦 横 ) 縦 横 書 き 図 8-1 [ページ 設 定 ]の 操 作 手 順 図 8-2 [ページ 設 定 ]ダイアログボックス 32

8.2. ページ 番 号 の 挿 入 (フッター) 用 紙 の 下 の 部 分 (フッター; 図 8-3)に[ページ 番 号 ]を 入 力 します 本 講 習 会 では 表 紙 に[ページ 番 号 ]を 表 示 せず 本 文 から1 ページ 目 になるよう少 し 工 夫 をします 図 8-3 [フッター] 画 面 (1)[ 挿 入 ( I )]から[ページ 番 号 ( U ) ]をクリック( 図 8-4) (2)[ページ 番 号 ]ダイアログボックスから [ 位 置 ] [ページ 下 ] 図 8-4 [ページ 番 号 ] の 挿 入 [ 配 置 ] [ 中 央 ] [ 最 初 のペー ジにページ 番 号 を 挿 入 する(S)] チェック 外 す となっていることを 確 認 し [ページ 番 号 ] ボックスの[ 書 式 ]をクリック( 図 8-5) 図 8-5 [ページ 番 号 ]ダイアログボックス (3)[ページ 番 号 の 書 式 ]ボックスが 1, 2, 3, となっていることを 確 認 ( 図 8-6) (4)[ 開 始 番 号 ]を 0 にして[OK]をクリ ックし [ページ 番 号 ] ボックスの[OK]をクリ ック ページ 番 号 が 挿 入 されました( 図 8-7) 図 8-6 [ページ 番 号 の 書 式 ]ダイアログボックス 図 8-7 [ページ 番 号 ]の 完 成 33

8.3. ヘッダーにタイトル 上 部 の 余 白 に 文 字 などを 入 力 できるスペースを[フッター]と 対 比 して [ヘッダー] と 呼 びます 今 回 は 表 紙 以 外 の[ヘッダー]に Web サイト 構 築 における 情 報 デザイン というタイトルを 入 力 します [フッター]の 設 定 で 表 紙 に 番 号 を 振 らないようにした 影 響 で 1ページ 目 で[ヘッダ ー ]を 入 力 しても 文 章 全 体 に[ヘッダー] 内 容 を 反 映 することはできません まずは 2ページ 以 降 を 選 択 してから 以 下 の 操 作 を 行 ってください (1)2ページ 目 を 選 択 ( 表 紙 以 外 のページを 選 択 すればよい) (2)[ 表 示 ( V )]から[ヘッダーとフッター( H )]をクリック( 図 8-8) 図 8-8 [ヘッダーとフッター]の 表 示 (3)[ヘッダー]に Webサイト 構 築 における 情 報 デザイン と 入 力 ( 図 8-9) 図 8-9 [ ヘッダー]への 文 字 入 力 34

(4) Webサイト 構 築 における 情 報 デザイン の 左 にカーソルを 移 動 し [Tab]キー を2 回 押 す( 図 8-10 1) [ 中 央 揃 え]や [ 右 揃 え] [インデント]を 設 定 したように スペースを 入 力 する 以 外 の 方 法 で 文 字 列 を 移 動 することができました [ Tab]キーを 使 うと 一 定 文 字 数 だけ( 通 常 は4 文 字 程 度 ) 右 寄 せできる インデントと 似 たような 機 能 を 果 たします 文 字 列 の 入 力 が 終 わったら カー ソルをこの位 置 に 移 動 して Tab キーを2 回 入 力 1 編 集 が 終 わったら [ 閉 じる]をクリック 2 図 8-10 [ヘッダー]の 編 集 画 面 (5)[ ヘッダーとフッター]ツールバーの[ 閉 じる]をクリック( 図 8-10 2) [ヘッダー]にタイトルを 入 力 できました そのほか 日 付 や 時 間 などを 入 力 する 場 合 [ヘッダーとフッター]ツールバーを 利 用 すれば 挿 入 できます( 図 8-11) 図 8-11 [ヘッダーとフッター]ツールバー ここまでで 時 間 の 制 約 上 講 習 会 の本 編 はおしまいです その 他 知 っておくと 便 利 と 思 われる 機 能 のいくつかは 付 録 として 巻 末 に 掲 載 してあります 時 間 が 余 れば 講 習 会 でも 取 り 上 げますが 基 本 的 には 各 自 で 参 照 してください 35

9. 付 録 9.1. 目 次 の 作 成 本 文 で[ 見 出 し]を 設 定 している 場 合 [ 目 次 ] を 簡 単 に 作 成 することができます (1)[ 目 次 ]を 入 れたい 場 所 にカーソルを 移 動 します 本 講 習 会 では 表 紙 の 下 図 の だいたいの 位 置 にカーソルを 移 動 してください( 図 9-1 1) (2)[ 挿 入 ( I )]から[ 参 照 ( N )]を 選 び [ 索 引 と 検 索 ( D )]をクリック( 図 9-1 2) 2 1 カーソルはこの 位 置 に! 図 9-1 [ 索 引 と 目 次 ]の 挿 入 (3)[ 索 引 と 目 次 ]ダイアログボックスで [ 目 次 ]タブを 選 ぶ( 図 9-2) ( 4)[ページ 番 号 を 表 示 する( S )] [ページ 番 号 を 右 揃 えにする( R )]に チェックがあ ることを 確 認 したら[OK]をクリック 図 9-2 [ 索 引 と 目 次 ]ダイアログボックス 36

[ 見 出 し]を設 定 したおかげで レイアウトが 整 うだけではなく このように 目 次 の 挿 入 をすることができました( 図 9-3) 9.2. 段 組 み 図 9-3 [ 目 次 ]の 完 成 論 文 新 聞 雑 誌 では 文 章 を 読 みやすくするために[ 段 組 み]が 利 用 されます Word でも[ 段 組 み]が 行 えます ここでは 文 章 全 体 への[ 段 組 み(2 段 )]を 紹 介 します (1) 講 習 会 で 作 成 した 文 章 の [ 書 式 (O)]から[ 段 組 み(C)...]をクリック( 図 9-4) 図 9-4 [ 段 組 み]の 設 定 37

(2)[ 段 組 み]ダイアログボックスの[ 種 類 ]で [2 段 ( W )]を 選 択 (3)[ 設 定 対 象 (A):]が [ 文 章 全 体 ]なのを 確 認 したら [OK]ボタンをクリック 図 9-5 2 段 の 段 組 み 設 定 これで 文 章 全 体 が[2 段 組 み]になります( 図 9-6) また 文 章 の 一 部 分 をドラッ グなどで 選 択 すると その 部 分 のみに[ 段 組 み] 効 果 を 設 定 することもできます 図 9-6 2 段 の[ 段 組 み] 完 成 見 本 図 38

9.3. 文 字 カウント Word には 入 力 された 文 字 を 数 える[ 文 字 カウント]という 機 能 があります レポー トな どで 文 字 数 が 指 定 された 場 合 これでだいたいの 文 字 数 の 確 認 ができます (1)[ツール( T )] から[ 文 字 カウン ト( W )]をクリック 結 果 が 表 示 される( 図 9-7) 図 9-7 [ 文 字 カウント]の 結 果 また 文 章 をドラッグなどで 選 択 した 状 態 で[ 文 字 カウント]を 実 行 すると 選 択 さ れた 部 分 の 文 字 数 をカウントすることができます 9.4. 文 字 飾 り( 上 付 き 下 付 き)a 2 +b 2 =c 2 CO 2 2 乗 (2 2 ) などの 指 数 や 注 ( である 注 1 ) などのように 通 常 の 文 字 の 上 に 小 さく 書 き 込 む 文 字 装 飾 機 能 を Wordでは[ 上 付 き(うえつき)]といいます ここ では 三 平 方 の 定 理 を Word 上 の 文 字 として 書 くことで[ 上 付 き]の 練 習 をします 図 9-8 のように 3 辺 a,b,cから成 り 立 つ 直 角 三 角 形 があるとすると 直 角 三 角 形 abcには 三 平 方 の 定 理 が 成 り 立 ちます その 計 算 式 a c a 2 +b 2 =c 2 のように 文 字 の 右 上 に 小 さく 文 字 を追 加 する 効 果 が 文 字 飾 りの[ 上 付 き]です b 図 9-8 直 角 三 角 形 abc 39

(1) a2+b2=c2 と 入 力 する (2) a2 の 2 の 部 分 を 選 択 し [ 書 式 ( O )]から[フォント( F )]をクリック (3)[フォント]タブの[ 文 字 飾 り]で [ 上 付 き( P )]を 選 択 し [OK]をクリック( 図 9-9) 図 9-9 [フォント]ダイアログボックス これで 二 乗 などのような 指 数 を Word の 文 章 中 で 表 現 することができます 残 りの 数 字 2 に 同 様 の[ 上 付 き]を 設 定 すれ ば a 2 +b という 計 算 式 を 入 力 することができま す =c 2 2 同 様 に [ 下 付 き] 機 能 を 使 えば 二 酸 化 炭 素 の 化 学 記 号 CO 2 なども 入 力 できます [ 数 式 エディタ]を 用 いた 方 法 とは 違 い 簡 単 な 指 数 や 手 入 力 での 脚 注 を 作 る 程 度 にしか 利 用 はできません 数 列 関 数 などの 複 雑 な 数 式 は 付 録 数 式 エディタ 項 目 を 参 照 してください 40

9.5. 描 画 キャンバスその 他 の 設 定 まず 描 画 キャンパス 上 で右 クリックをし[ 描 画 キャンバス] ツールバーを 表 示 させ る [ 描 画 キャンバス]の [ 拡 張 ( 描 画 )(P )] をクリックすると 描 画 に 合 わせ て 小 さくなってしまった[ 描 画 キャンバス]を 拡 大 することができます( 下 図 9-10) 図 9-10 [ 描 画 キャンバス]の 拡 張 [ 描 画 のサイズ 変 更 ] をクリックすると [ 描 画 キャンバス] 内 の 図 を 通 常 の 図 のように マウスで 拡 大 縮 小 することができます( 図 9-11) 通 常 の 画 像 のように 拡 大 縮 小 ができる 図 9-11 描 画 サイズの 拡 大 縮 小 41

9.6. 原 稿 用 紙 ウィザード 原 稿 用 紙 のように ます 目 にそった 形 で 文 章 を 作 成 印 刷 できます (1)[ファイル( F )]から[ 新 規 作 成 (N) ]をクリック( 図 9-12 1) [ 新 しい 文 書 ]とか かれた 作 業 ウィンドウが 開 かれます( 図 9-12 2 3) (2) 作 業 ウィンドウの[テンプレート]から[このコンピューター 上 のテンプレート] を 選 択 ( 図 9-12 2)( Word XP(2002)の 場 合 は [ 新 規 作 成 ]から [ 標 準 のテンプレー ト ]を 選 択 ( 図 9-12 3)) 1 Word 2003 の 場 合 2 Word XP(2002) の 場 合 3 図 9-12 [ 原 稿 用 紙 ウィザード]の 表 示 方 法 42

(3)[テンプレート]ダイアログボックスの[ 論 文 報 告 書 ]タブを 選 択 ( 図 9-13 1) ( 4)[ 原 稿 用 紙 ウィザード]を 選 択 して [OK]をクリック( 図 9-13 2) 1 2 図 9-13 [ 原 稿 用 紙 ウィザード]の 選 択 後 は[ 原 稿 用 紙 ウィザード]の 指 示 に 従 い 設 定 をおこなう( 図 9-14) 図 9-14 [ 原 稿 用 紙 ウィザード] 新 しく 作 成 された 原 稿 用 紙 テンプレートに 文 章 を 入 力 するか 用 意 された 文 章 を コピー& 貼 り 付 け(ペースト) すればよいのですが ワードの 文 章 などを そのままコピーして 貼 り 付 ける だけで は フォントや 段 落 などに 設 定 された 書 式 まで 引 き 継 いでしまいます その 場 合 Word メニューバー [ 編 集 (E)]から[ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け(S) ]を 選 択 し [テキスト] 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 けるとよい でしょう 43

9.7. Excel との 連 動 (グラフ( 図 )の 貼 り 付 け) 本 編 で 多 少 扱 ったように 表 計 算 ソフト Excel で 作 成 したグラフも 簡 単 に 貼 り 付 けることができます Word に (1) 配 布 された Excel ファイルを 開 き グラフ( 図 )の 貼 り 付 け シートをクリ ック( 図 9-15 1) (2) 図 9-15 2を 参 照 し グラフの 空 白 スペース 上 で 右 クリックから[コピー( C )] を 選 択 2 グラフの 空 白 部 分 で 右 クリックしてコピーを 選 択 1 図 9-15 Excel のグラフのコピー 配 布 された Excel ファイルの グラフ( 図 )の 貼 り 付 け シートを 表 示 する 44

作 業 ウィンド ウをWordにかえ [ 編 集 ( E )] から[ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け]を 選 び [ 貼 り 付 ける 形 式 ( A ):]で [ 図 ( 拡 張 メタファイル)]をクリック( 図 9-16) 図 9-16 [ 図 ( 拡 張 メタファイル)]の 選 択 画 面 簡 単 に Excel 上 で 作 成 したグラフを Word に 貼 り 付 けることができました 人 数 明 治 大 学 2004 年 度 学 生 数 ( 一 部 ) 1400 1200 1000 800 600 400 200 一 年 二 年 三 年 四 年 0 法 商 政 治 経 済 文 情 コミ 学 部 図 9-17 Excel のグラフ( 図 )の 貼 付 け 完 成 45

9.8. 数 式 論 文 やレポートの 作 成 中 に 複 雑 な 数 式 を 入 力 したい 場 合 [Microsoft 数 式 3.0]を 利 用 すれば 複 雑 な 数 式 を 入 力 することができます (1)[ 挿 入 ]メニューより[オブジェクト]を 選 択 ( 図 9-18 1) (2)[オブジェクトの挿 入 ]ダイアログボックスの[Microsoft 数 式 3.0]を 選 択 し OK ボタンをクリック( 図 9-18 2) (3)[ 数 式 ]ツールバーから 好 きな 数 式 を 記 入 する( 図 9-18 3) 1 2 3 数 式 エディタを 組 み 合 わせて 数 式 を 作 成! 数 式 の 完 成! f ( x) = ( x σ ) 1 2 2σ e 2πσ 2 数 式 を 拡 大 した 図 9-18 数 式 の 挿 入 操 作 方 法 46

9.9. プリントスクリーン PC の 画 面 に 表 示 されているものを 画 像 として 利 用 (キャプチャー)したい 場 合 Windows の [Print Screen(プリントスクリーン)] 機 能 を 利 用 します (1) キーボード の 場 合 [プリントスクリーン]キーは 通 常 の PC ならばキーボー ド 右 上 [Enter]キーの 右 上 あたりにあります Enter( 改 行 )キーの 右 上 にあります Print Screen (プリントスクリーン)キー 図 9-19 [プリントスクリーンキー]の 位 置 (2) 多 くのノート PC の 場 合 ノート PC の 場 合 本 体 を 小 型 化 する 関 係 か 1つのキーがいくつかの 機 能 を 備 え ていることが 多 く [Fn(ファンクション)]キーというキーを 同 時 に 押 さないと [プ リントスクリーン]キーを 使 えないことがあります ノート PC の 左 下 に [Fn]キーがあります この 場 合 [Fn]キーを 押 しながらだと [Prt Sc (プリントスクリーン)] を 利 用 することができます 図 9-20 [Fn(ファンクション)]キーと[Prt Sc(プリントスクリーン)]キーの 位 置 47

[プリントスクリーン]では 大 きく2つのキャプチャーモードが 用 意 されています 1 [Print Screen] 2 [Print Screen] + [Alt] モニター 画 面 全 体 のキャプチャー アクティブウィンドウのキャプチャー 1 モニター 画 面 全 体 のキャプチャー [プリントスクリーン]キーを 押 すと( 多 くのノート PC では[Fn]キー +[Pct Sc]キー) モニター 表 示 そのものをキャプチャー( 画 像 化 )することができます (1)[プリントスクリーン]キーを 押 す( 多 くのノート PC では [Fn]キーを 押 しなが ら [プリントスクリーン] キーを 押 す) (2)Word の 画 像 を 貼 り 付 けたいところで 右 クリックして[ 貼 り 付 け(P)] これで 先 ほど[プリントスクリーン]した 画 面 を 画 像 として 利 用 できます( 図 9-21) 図 9-21 モニター 画 面 全 体 のキャプチャー 48

2 アクティブウィンドウのキャプチャー アクティブウィンドウ( 作 業 しているウィンドウ)をキャプチャーします 上 図 の インターネットエクスプローラー のウィンドウだけキャプチャーします (1)[Alt(オルト)]キーを押 しながら [プリントスクリーン]キーを 押 す( 多 くの ノート PC の 場 合 [Alt]キーと[Fn]キーを 押 さえながら [プリントスクリーン]キー を 押 す) (2) 後 は コ ピーした 画 面 を 画 像 として 利 用 したい 場 所 に 貼 り 付 け( 図 9-22) 図 9-22 アクティブウィンドウのみのキャプチャー モニターの 画 面 を 画 像 データ(JPEG PNG GIF BMP TIFF 等 )として 利 用 したい 場 合 は Microsoft Paint(Windows 標 準 搭 載 ) Adobe Photoshop Paint Shop Pro などの 画 像 編 集 ソフトを 使 うと キャプチャーした 画 面 を 画 像 として 保 存 し 編 集 することができます 49