第 1 章 GAEB ( GAEB WG13 議 長 ラング 氏 )



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第 1 章 GAEB ( GAEB WG13 議 長 ラング 氏 )

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目 次 1. 組 織... 1 1-1 GAEB Gemeinsamer Ausschuss Elektronik im Bauwesen... 2 1-1-1 沿 革... 2 1-1-2 目 標... 3 1-1-3 ガイドラインの 開 発 と GAEB の 収 入 源... 3 1-1-4 GAEB の 組 織... 4 1-2 DIN ドイツ 工 業 規 格... 5 1-3 Bundesvereinigung der Bausoftwarehauser e.v.... 5 1-3-1 メンバー... 6 1-4 ドイツ 建 設 産 業... 8 2.VOB - ドイツの 建 設 手 順... 9 3. 工 事 費 情 報 システム... 12 4.ドイツの 工 事 請 負 契 約 書... 13 4-1 工 事 仕 様 書... 13 4-2 入 札 の 応 募 についての 条 件... 13 ドイツの 組 織 が 実 施 するプロジェクトの 主 な 形 式... 13 4-3-1 伝 統 的 な 契 約... 13 4-3-2 一 般 的 な 契 約... 14 4-3-3 賃 貸 契 約... 14 4-4 工 事 請 負 業 者 決 定 方 法 の 種 類... 14 4-4-1 入 札 の 一 般 募 集... 14 4-4-2 入 札 の 選 択 募 集... 14 4-4-3 入 札 の 一 般 募 集 に 続 く 選 択 募 集... 14 4-4-4 直 接 発 注... 14 4-5 入 札... 14 4-5-1 入 札 仕 様 書... 14 4-5-2 入 札 仕 様 書 ( 価 格 付 き)... 14 4-5-3 請 負 工 事 の 一 覧... 15 4-5-4 清 算... 15 4-6 数 量 明 細 書 付 き 工 事 仕 様 書... 15 4-7 順 序 数 の 構 造... 16 5.STLB-Bau... 17 標 準 アプリケーションソフトウェアとのインターフェース... 19 5-2 工 事 アイテムの 対 話 式 ツール... 20

5-3 STLB-Bau-Key... 20 5-4 連 邦 建 築 当 局 による STLB-Bau の 利 用 開 始... 21 5-5 適 用 範 囲 と 更 新 適 用 範 囲... 21 5-6 STLB-Bau 使 用 の 現 状... 21 6.GAEB-VB... 22 6-1 沿 革 と 目 的... 22 6-2 リリースされた GAEB-VB ガイドライン... 22 6-2-1 ガイドライン 適 用 に 関 する 一 般 条 件... 22 6-2-2 自 動 三 角 モザイク(GAEB-VB 20.404)... 22 6-2-3 地 平 線 を 基 準 とする 容 積 と 地 表 の 計 算 (GAEB-22.114)... 23 6-2-4 品 質 調 査 の 一 般 的 方 法 (GAEB-VB 23.004)... 23 7.データ 交 換... 24 7-1 DA 2000(ドイツの 規 格 )... 24 7-2 GAEB DA 2000 が 扱 う 建 築 プロセス... 25 7-3 各 段 階... 25 7-4 構 造... 26 8. 今 後 の 開 発... 27 8-1 建 築 部 位... 27 8-2 製 品 情 報 システム... 27 9.IT 実 施 レベル... 28 10.Edifact... 29

1. 組 織 以 下 に 示 すのは ドイツ 建 設 産 業 の 利 益 共 同 体 の 概 観 である 最 も 重 要 な 協 会 のいく つかのみを 記 載 した 建 設 産 業 のあらゆる 関 係 者 が 様 々な 委 員 会 を 通 して 継 続 的 に 協 力 した 結 果 以 下 を 実 現 した: 国 家 規 程 及 び 国 際 規 程 に 関 する 成 果 が 九 分 どおり 全 ユーザーに 対 し 同 時 に 有 効 となった 連 邦 及 び 州 省 庁 の 命 令 及 びガイドラインが 全 ユーザーに 対 して 有 効 となった 技 術 分 野 の 新 開 発 を 全 ユーザーが 利 用 できるようになった ソフトウェア 会 社 が 実 用 上 のニーズを 重 視 してソフトウェアの 開 発 を 行 うように なった Arbeitsauschuss Bauwirtschaft Bund Deutscher Architekten, BDA Bund Deutscher Baumeister, Architekten und Ingenieure e.v Bundesarchitektenkammer Bundesverband freier Wohnungsuntemehmen e.v. Bundesvereinigung der Bausoftware Hauser e.v. Deutscher Mieterbund e.v Detusches Institut fur Normung e.v., DIN Gemeinsamer Ausschuss Elektronik im Bauwesen Hauptverband der Deutschen Bauindustrie Zentralverband des Deutschen Baugewerbes 建 設 産 業 審 議 委 員 会 ドイツ 建 築 家 協 会 ドイツ 建 築 請 負 人 建 築 家 技 術 者 の 登 録 協 会 連 邦 建 築 会 館 民 間 資 本 住 宅 建 設 企 業 の 連 邦 協 会 建 設 ソフトウェア 企 業 協 会 ドイツテナント 協 会 ドイツ 工 業 規 格 DIN 建 築 建 設 情 報 技 術 共 同 委 員 会 ドイツ 建 設 産 業 最 高 幹 部 協 会 ドイツ 建 築 業 中 央 協 会 1

1-1GAEB Gemeinsamer Ausschuss Elektronik im Bauwesen GAEB の 正 式 名 称 は Gemeinsamer Ausschuss Elektronik im Bauwesen で 英 語 に 翻 訳 すると Common Committee for information technology in Building and construction( 建 築 建 設 情 報 技 術 共 同 委 員 会 ) となる GAEB は 建 築 建 設 分 野 における 情 報 技 術 の 開 発 や 利 用 にたずさわる 全 ての 関 係 者 の 合 同 組 織 である その 参 加 者 は: 政 府 機 関 ( 連 邦 州 自 治 都 市 ) 協 会 設 計 事 務 所 工 事 請 負 業 者 ソフトウェア 設 計 会 社 政 表 機 関 協 会 設 計 事 務 所 DIN ドイツ 工 業 規 格 工 事 請 負 業 者 1-1-1 沿 革 GAEB は 1966 年 ノルトライン ヴェストファーレン 州 によって 設 立 された そして 1972 年 地 域 計 画 建 築 都 市 開 発 連 邦 省 の 管 轄 下 に 置 かれ さらに 1999 年 建 築 都 市 開 発 連 邦 局 の 管 轄 下 に 移 され そこに 委 員 会 本 部 が 置 かれるようにな った 2

1-1-2 目 標 GAEB の 目 標 は 建 造 物 の 設 計 建 設 運 営 にたずさわる 全 ての 関 係 者 に 対 し DIN(ドイツ 工 業 規 格 ) 及 び VOB( 建 設 工 事 請 負 手 続 )の 技 術 的 な 規 則 に 関 する 共 通 した 言 葉 を 提 供 することである 例 えば: 数 量 明 細 書 のアイテムのテキストを 規 格 化 入 札 に 関 するガイドライン 数 量 明 細 書 の 構 成 に 関 するガイドライン 幾 何 学 データ(CAD など)を 除 く 全 てのデータの 交 換 GAEB のガイドラインはドイツの 標 準 であり 政 府 部 門 や 民 間 部 門 で 広 く 用 いら れている 最 も 重 要 なガイドラインは STLB( 建 築 工 事 アイテムに 関 する 標 準 テキストブッ ク)である それは 建 築 規 格 や 数 量 明 細 書 の 基 礎 となるもので 建 築 規 格 数 量 明 細 書 原 価 計 算 のためのソフトウェアには 必 ずある 程 度 組 み 込 まれている 1-1-3ガイドラインの 開 発 と GAEB の 収 入 源 開 発 はすべて 1200 名 以 上 から 成 る 100 あまりの 作 業 部 会 で 自 発 的 に 行 われる 作 業 部 会 は 建 築 及 び 建 設 にたずさわる 全 ての 関 係 者 の 代 表 者 で 構 成 される このた め 様 々なユーザーやディベロッパーの 要 求 が 開 発 や 意 思 決 定 を 行 う 過 程 で 確 実 に 代 弁 される 文 書 の 出 版 と 販 売 は ドイツ 工 業 規 格 DIN が 所 有 する Beuth 出 版 社 が 全 て 行 う 一 言 で 言 えば GAEB に 独 自 の 収 入 はない ガイドラインの 販 売 による 収 入 は 新 規 開 発 に 必 要 な 出 費 や 経 費 に 当 てられる 3

1-1-4GAEB の 組 織 メンバーによる 総 会 が 最 終 的 な 意 思 決 定 集 団 となる 次 に 重 要 な 意 思 決 定 集 団 は 理 事 会 で 理 事 長 は 地 域 計 画 建 築 都 市 開 発 連 邦 省 によって 任 命 される 本 部 は 建 築 都 市 開 発 連 邦 局 に 置 かれている 本 部 の 要 員 は 連 邦 局 のメンバーで 予 算 には 関 わらない 主 要 な 作 業 部 会 は GAEB の 技 術 的 な 仕 事 に 関 する 戦 略 上 の 意 思 決 定 集 団 で 他 の 作 業 部 会 の 活 動 の 調 整 も 行 う 作 業 部 会 1-7 は そこに 所 属 する 様 々なチームの 活 動 の 調 整 と 計 画 を 行 う 各 作 業 部 会 は 作 業 範 囲 内 のそれぞれに 指 定 されたグループに 対 して 責 任 を 負 う 作 業 部 会 13 は 建 築 建 設 に 関 する 情 報 の 提 示 と それに 応 じたデータ 交 換 に 対 して 責 任 を 負 う 作 業 部 会 14 は 積 算 領 域 の 規 準 に 対 して 責 任 を 負 う 作 業 部 会 15 は 標 準 建 築 部 位 の 開 発 に 対 して 責 任 を 負 う 総 会 約 1200 名 で 構 成 される 100 以 上 の 作 業 部 会 理 事 会 本 部 建 築 都 市 開 発 連 邦 局 各 作 業 部 会 主 要 作 業 部 会 WG1 建 築 物 WG2 土 木 技 術 WG3 建 築 設 備 WG4 電 気 設 備 WG6 鉄 道 WG7 時 間 制 限 契 約 WG13 ソフト ウェア WG14 品 質 調 査 WG15 建 築 部 位 チームLB チームLB チームLB チームLB チームLB チームLB 4

1-2DIN ドイツ 工 業 規 格 DIN は 以 下 の 代 表 者 が 集 まる 円 卓 会 議 の 役 割 を 果 たす: 製 造 産 業 商 業 貿 易 消 費 組 織 科 学 技 術 監 督 サービス 産 業 一 言 でいって あらゆる 人 々 技 術 の 現 状 を 見 極 め ドイツ 規 格 の 形 でそれを 記 録 するために 規 格 化 に 興 味 を 持 つ 全 ての 人 のこと 建 設 工 程 に 関 わる 全 ての 関 係 者 は DIN 規 格 を 遵 守 しなければならない DIN 規 格 は 法 的 立 場 からは 勧 告 にすぎないが 常 に 義 務 的 な 規 格 として 利 用 される DIN は 国 家 規 格 を 定 める 組 織 体 として ヨーロッパや 国 際 レベルの 規 格 化 にドイ ツの 利 益 を 反 映 させるという 任 務 を 請 け 負 っている ドイツは CEN のメンバーであるため ヨーロッパ 規 格 を 採 用 する 義 務 がある 1-3Bundesvereinigung der Bausoftwarehauser e.v. Bundesvereinigung der Bausoftwarehauser e.v.は 1993 年 に 設 立 された 建 設 ソ フトウェア 会 社 を 代 表 する 協 会 である その 対 象 分 野 は 以 下 の 通 り: 設 計 建 築 技 術 及 び 土 木 技 術 建 築 請 負 業 者 建 築 物 売 買 この 協 会 と GAEB の 委 員 会 が 非 常 に 密 接 に 協 力 しているため 全 てのプロジェクト を 常 にタイムリーに 実 現 することができ プロジェクトは 全 てユーザーの 要 求 に 応 じ て 修 正 される 協 会 は 約 60 の 建 設 ソフトウェア 会 社 と 150,000 人 以 上 の 建 設 産 業 ユーザーを 代 表 する ソフトウェア 会 社 の 年 間 総 売 上 高 は 約 10 億 DM になる 5

1-3-1メンバー ADATA SOFTWARE GmbH 27283 Verden/Aller ADS Gesellschaft für angewandte Datensysteme mbh 70469 Stuttgart ADATA SOFTWARE GmbH 27283 Verden/Aller ADS Gesellschaft für angewandte Datensysteme mbh 70469 Stuttgart APSIS Software GmbH 80639 München ARCHITEXT SOFTWARE GmbH 64241 Mühltal ARCOS Architektur Computer Software GmbH 70178 Stuttgart BAUBERATUNG Emst Backebeng 53809 Ruppichteroth BAUDATENBANK GmbH 29223 Celle BAU-SOFTWARE Untemehmen GmbH 30900 Wedemark/Hannover BAUSOFTWAREHAUS Veit Christoph GbR 70736 Fellbach BAUTREFF Internet Service GmbH 13507 Berlin BEBIT Informationstechnik GmbH 68165 Mannheim BECHMANN + Partner GmbH 86159 Augsburg BENTLEY Systems Germany GmbH 85737 Ismaning BIB GmbH,Beratung/Integration/Bausoftware 77656 OFFenburg BKI-Baukosteninformationszentrum Deutscher Architektenkammem 70372 Stuttgart BOTT EDV-Systeme GmbH,System- und Softwarehaus 63814 Mainaschaff BRZ Deutsches Baurechenzentrum 90425 Nürnberg CONSTRUNET GmbH 97072 Würzburg CUBULUS Software GmbH 40549 Düsseldorf DEUTSCHER STAHLBAU-Verband 40237 Düsseldorf FRIEDRICH + LOCHNER GMBH 70469 Stuttgart FUTURA SOFTWARE GmbH 65760 Eschborm G & W Software, Entwicklumg GmbH 80335 München G. O. L. D mbh 52068 Aachen GAEB-Gemeinsamer Ausschuß Elektronik im Bauwesen 53179 Bonn GEORG HUONKER, Ing.-Büro für Softwaretechnik 72348 Rosenfeld GFB Gesellschaft zur Förderung des Deutschen Baugewerbes mbh 10117 Berlin GRAPHISOFT Deutschland GmbH 80337 München GTS GmbH 65203 Wiesbaden HAAS + Partner,Ingenieurgesellschaft mbh 70567 Stuttgart HACOM GmbH 41431 Neuss IBD Informationstechnologie-Baubetriebssoftware-Datenverarbeitung GmbH 76149 Karlsruhe INTEC-Gesellschaft für innovative Technologien GmbH 84034 Landshut 6

KALLISTO Software GmbH 37671 Höxter KWP Informationssysteme GmbH 84030 Landshut LENNERTS & Partner GmbH 96450 Coburg MANAGEMENT & Software im Bauwesen GmbH 76185 Karlsruhe MARKERT Welfens & Partner GmbH 50678 Köln MB-Programme,Software im Bauwesen AG 31785 Hameln MJP Bau-Software-GmbH, 56575 Weißenthurm MOSER GmbH & Co.KG 52139 Würselen/Aachen MSE-Software Entwicklungs AG 30966 Hemmingen NEMETSCHEK Programmsystem GmbH 81677 München NIX & KEITEL GmbH 63571 Gelnhausen NOVALINE Informationstechnologie GmbH 48432 Rheine ODS GmbH 79098 Freiburg POINT LINE (Deutschland) GmbH 53639 Königswinter P.I.B-Privates Institut für Baupreisforschung GmbH 85221 Dachau PROJEKTLINE GbR 63267 Dreieich-Sprendlingen QUADRIC Software AG 82024 Taufkirchen R I B Bausoftware GmbH 70507 Stuttgart DR.SCHILLER & Partner GmbH-Dynamische Baudaten- 01187 Dresden SDS Computer-Vertrieb GmbH 54550 Daun SOFISTIK-Software für Statik,Konstruktion und Architektur GmbH 81541 München SYKAPLAN Computer GmbH 97078 Würzburg TECHNODATA,Informationstechnik GmbH 71034 Böblingen TECHNOKOM EDV-Vertriebs GmbH 71404 Korb VERLAGSGESELLSCHAFT RUDOLF MÜLLER GmbH&Co.KG 50933 Köln WEKA Baufachverlage GmbH 86153 Augsburg ZIEGLER-Informatics GmbH 41181 Mönchengladbach 7

1-4ドイツ 建 設 産 業 ドイツ 建 設 産 業 の 組 織 は 売 買 (ドイツ 建 築 業 中 央 協 会 ) と 製 造 業 (ドイツ 建 設 産 業 最 高 幹 部 協 会 )に 分 けられる 労 働 者 の 利 益 は 労 働 組 合 が 代 表 する 1999 年 ドイツの 主 たる 建 設 産 業 は 年 平 均 従 業 員 数 が 120 万 人 総 売 上 高 は 5270 億 DM で あった ドイツの 建 設 会 社 上 位 10 社 は 以 下 の 通 り: 順 位 建 設 会 社 総 売 上 高 /DM 1 Hochtief 12,054 2 Philipp Holzmann 12,271 3 Bilfinger & Berger 9,301 4 Strabag 5,256 5 Walter Bau 4,690 6 Dyckerhoff & Wittmann 4,002 7 Zublin 3,989 8 Helit & Woemer 3,348 9 Wayss & Freytag 2,653 10 Teerbau 1,138 8

2.VOB - ドイツの 建 設 手 順 家 屋 を 建 設 したり 洗 面 台 を 交 換 する 場 合 それを 職 人 や 会 社 に 依 頼 することになる つまり 建 築 工 事 を 行 うための 建 築 契 約 書 にサインをする この 手 順 についての 詳 細 は VOB と 呼 ばれる ドイツ 建 設 手 順 に 記 載 されている VOB は 建 築 工 事 (VOB A 項 )を 依 頼 する 方 法 及 び 必 要 な 契 約 (VOB B 項 ) が 準 拠 すべき 建 築 条 件 について 説 明 する 総 額 約 5000 億 DM にもなるドイツ 共 和 国 の 年 間 建 築 量 を 考 えると VOB の 意 義 が はっきりする VOB には 3 つの 特 徴 がある: 建 築 技 師 と 土 木 技 師 の 間 で 一 方 は 依 頼 主 の 責 任 者 他 方 は 実 際 に 工 事 を 行 う 工 事 請 負 人 として 計 画 と 施 工 が 歴 史 的 に 分 離 している 予 算 法 の 規 則 に 応 じた 幅 広 い 競 争 を 保 証 するために 公 開 入 札 が 優 先 される 中 級 構 成 要 素 として 敷 地 区 画 の 敷 地 工 事 区 域 を 区 別 し 供 給 者 の 競 争 条 件 を 長 期 的 に 保 護 する VOB が 最 初 に 公 布 されたのは 1926 年 5 月 26 日 で それ 以 後 法 律 経 済 技 術 の 発 展 に 伴 って 更 新 され 続 けてきた 建 築 工 事 の 施 工 に 関 する 一 般 法 規 を 含 む VOB の 他 に VOL(Verdingungsordnung fur Lieferung)が 供 給 とサービスの 契 約 に 関 する 条 件 を 規 定 する VOB の 歴 史 を 見 てみると そのルーツは 都 市 の 開 発 を 行 った 中 世 紀 にまでさかの ぼることが 分 かる その 時 まで 建 造 物 は 上 流 階 級 の 農 奴 が 建 設 していた 農 奴 は 賃 金 を 与 えられずに 建 築 工 事 を 行 うことを 強 制 された 農 奴 が 工 事 の 代 償 として 受 け 取 ったのは 食 べ 物 だけだった パンのはしきれやスープのような 食 べ 物 は 同 時 の 農 奴 の 生 活 にとって 欠 かすことのできない 重 要 なものであった 今 では そんな 話 は 信 じ られない 大 工 や 煉 瓦 職 人 などの 職 人 組 合 やギルドのいる 都 市 が 現 れたとき 突 然 変 化 が 起 こっ た ギルドの 中 で 労 働 者 が 熟 練 工 から 技 を 学 び 技 を 身 につけた 労 働 者 は 職 を 見 つ けることができるようになった 資 材 は 依 頼 人 が 保 証 した また 双 方 の 間 で 工 具 を 準 備 する 者 や 建 築 工 事 の 一 部 とみなして 施 工 すべき 作 業 などについて 規 則 が 定 められた 現 在 そのような 規 則 は 全 て Nebenleistungen にまとめられている そこでは 追 加 の 料 金 を 請 求 せずに 工 事 請 負 人 が 行 わなくてはならない 建 築 の 施 工 に 関 わるあ らゆる 種 類 の 作 業 について 定 められている 9

例 えば こて ハンマー のみ レベルなど 煉 瓦 職 人 の 工 具 は 職 人 が 基 本 的 に 準 備 するもので 追 加 料 金 を 請 求 せずに 利 用 しなくてはならない そのような 取 り 決 めを 定 めた VOB の 原 型 がつくられた 現 在 それは ATV (Allgemeinen Technischen Vertragsbedingungen)の 一 部 VOB の C 項 となってい る C 項 は 建 築 技 術 及 び 土 木 技 術 に 関 する ATV で 構 成 される 技 術 規 則 に 関 する 53 の ATV は 工 事 セクションに 従 って 分 類 される 工 事 セクションは ある 建 築 分 野 ( 例 えば 指 物 師 や 錠 前 師 の 仕 事 など)で 施 工 される 建 築 工 事 の 一 部 と 定 義 する ひとつの 建 築 工 事 セクションの 中 の 各 建 築 工 事 は 数 量 明 細 書 によってて 料 金 が 請 求 される その 摘 要 として いわゆる Fachlos が 生 まれた 数 量 明 細 書 には 建 築 工 事 の 部 位 が 施 工 計 画 の 数 量 と 共 に ひとつずつ 記 載 される 最 終 的 な 請 求 書 は 実 際 の 数 量 に 基 づき 契 約 書 の 単 価 を 適 用 して 計 算 する ATV の 特 徴 は DIN の 規 程 に 似 ているが 質 に 関 する 記 載 がない その 代 わり 建 築 契 約 書 に 関 する 技 術 的 な 原 則 が 含 まれている DIN 規 程 は 勧 告 にすぎないが ATV は 建 築 契 約 書 に 関 する 義 務 である VOB A 項 により Fachlos は 通 常 中 小 企 業 に 対 して 適 用 される また Ausschreibung nach Leistungsprogramm と 呼 ばれる 建 設 手 順 がある こ の 手 順 には 施 工 しなくてはならない 建 築 工 事 の 標 石 が 含 まれる オファーする 側 の 会 社 は 建 築 工 事 に 関 する 数 量 明 細 書 を 作 成 し 独 自 の 考 えに 従 った 詳 細 を 全 て 添 付 して 入 札 にのぞまなくてはならない この 手 順 では 入 札 に 参 加 する 会 社 は 建 築 工 事 請 負 人 建 築 家 土 木 技 師 の 役 割 を 同 時 に 果 たす VOB では 入 札 した 後 に 入 札 価 格 を 交 渉 することを 禁 止 している このことは 非 常 に 重 要 である なぜなら 破 滅 的 な 競 争 が 始 まり 巧 妙 な 操 作 を 支 援 する 可 能 性 がで てくるからである また 建 築 物 の 質 や 安 全 性 に 関 する 要 求 について 疑 問 も 持 ち 上 が るだろう さらに 意 図 的 に 高 い 価 格 で 入 札 する 可 能 性 もでてくる 話 を 戻 す 従 来 複 数 の 入 札 者 が ひとつの 仕 事 を 得 るために 競 い 合 った 入 札 価 格 は 入 札 者 と 依 頼 人 が 一 緒 に 取 り 決 めた 入 札 者 と 依 頼 人 がテーブルを 囲 んで いわゆる Lizitation という 負 号 を 使 って 競 売 を 行 い 最 も 安 い 入 札 者 を 見 つけた Lizitation の 長 さは 例 えば 火 をつけたろうそくなどで 制 限 した ろうそくが 燃 え 尽 きたら それ 以 上 札 を 入 れることができなくなり その 時 点 で 最 も 安 い 入 札 者 が 落 札 した 少 なくとも 時 間 を 制 限 することによって 破 滅 的 な 競 争 を 防 ぎ 建 築 工 事 の 施 工 に 疑 問 が 持 ち 上 がらないようにしていた テーブルを 囲 んで 燃 えるろうそくを 使 うこの 方 法 は 現 在 でも 知 られている イタリ 10

アでは テーブルを 囲 みろうそくを 使 って 合 図 があったときだけ 契 約 が 有 効 だったと 言 われている この 方 法 の 原 則 は 現 在 でも 有 効 だが テーブルを 囲 んでろうそくを 使 う ことはなくなった 現 在 建 築 工 事 の 入 札 を 行 う 場 合 入 札 表 の 手 続 きが 先 にくる つまり 依 頼 主 は 自 分 にとって 最 も 興 味 深 い 札 を 入 れた 入 札 者 を 見 つけ 出 す 焦 点 となるのは 興 味 深 い 条 件 であるということで 最 も 安 いものが 最 も 興 味 深 いということではない なぜなら 安 いことが 非 常 に 高 くつく 場 合 があるからである 依 頼 主 は 建 築 工 事 を 最 も 安 い 入 札 者 に 発 注 することが あまり 経 済 的 なお 金 の 使 い 方 ではないということを すぐに 悟 った 入 札 表 に 関 連 する 方 針 が 1885 年 7 月 17 日 公 共 事 業 に 関 するプロイセン 大 臣 の 命 令 で 定 められた それには 次 のように 述 べられている: あらゆる 状 況 で 条 件 を 満 たし 工 事 の 施 工 や 引 き 渡 しを 間 違 いなく 期 限 通 り 行 い 質 の 確 かなオファーに 対 して 発 注 すべきであり...きちんとした 施 工 が 期 待 で きないなど 価 格 と 工 事 や 引 き 渡 しの 釣 り 合 いがとれないような... 入 札 は 受 容 で きない これと 関 連 する 入 札 表 の 規 準 が この 規 程 に 基 づいて 定 められている VOB A 項 の 最 も 重 要 な 規 程 の 一 つには 第 9 箇 条 が 含 まれている それによると 依 頼 主 は 入 札 者 全 員 が 同 じように 理 解 し 広 範 囲 に 渡 る 事 前 調 査 をせずに 価 格 を 計 算 できるように 建 築 工 事 について 説 明 しなくてはならない この 条 件 が 整 わなければ 比 較 できる 価 格 は 期 待 できず 建 築 工 事 の 施 工 の 質 が さまざまになるだろう 欧 州 域 内 市 場 が 開 いてからは 見 積 もり 契 約 金 額 がある 一 定 の 金 額 を 越 える 場 合 入 札 は EU 全 体 の 入 札 ガイドラインに 従 わなくてはならなくなった この 金 額 の 制 限 は Schwellenwert と 呼 ばれ 一 年 おきに EU 委 員 会 が 定 める 制 限 金 額 を 越 える 入 札 の 応 募 は 欧 州 共 同 体 の 入 札 希 望 者 全 員 に 対 して 平 等 にチャンスが 与 えられるように 実 施 しなくてはならない EU の 落 札 に 関 しては 基 本 条 項 及 び VOB A 項 のa 箇 条 に 有 効 な 規 程 がある 11

3. 工 事 費 情 報 システム 工 事 費 に 関 しては 中 核 となるような 情 報 システムが 存 在 しない 工 事 費 の 見 積 もり は 内 部 や 地 域 の 工 事 費 データや 経 験 的 な 価 格 に 基 づいて 行 う 一 律 の 原 価 計 算 の 場 合 DIN276 及 び DIN277 を 適 用 する DIN276 では 工 事 費 見 積 もりの 資 料 収 集 や 組 立 てに 必 要 な 規 程 規 準 条 件 につい て 定 義 されている DIN277 には 様 々な 種 類 の 面 積 や 容 積 の 計 算 を 規 格 化 するための 勧 告 が 記 載 されている 12

4.ドイツの 工 事 請 負 契 約 書 4-1 工 事 仕 様 書 ドイツの 工 事 請 負 契 約 書 で 最 も 重 要 なのは ドイツの 建 設 手 順 である VOB の 規 程 と 関 連 した 工 事 仕 様 書 である 工 事 については 全 ての 入 札 者 が 同 じように 判 断 し 広 範 囲 に 渡 る 事 前 調 査 をせずに 確 実 に 価 格 を 計 算 できるように はっきりと 詳 細 に 説 明 しなくてはならない 4-2 入 札 の 応 募 についての 条 件 完 全 であること 明 白 であること 技 術 的 に 確 実 であること 今 日 の 状 況 に 合 致 すること 平 等 に 競 争 が 行 われること 法 に 準 拠 すること 4-3ドイツの 組 織 が 実 施 するプロジェクトの 主 な 形 式 伝 統 的 な 契 約 一 般 的 な 契 約 賃 貸 契 約 依 頼 主 依 頼 主 建 築 家 / 技 師 建 築 家 / 技 師 / 工 事 請 負 業 者 建 築 家 / 技 師 総 合 工 事 業 者 賃 貸 者 / 投 資 者 工 事 請 負 業 者 下 請 業 者 下 請 業 者 利 用 者 ここに 示 す 組 織 の 形 は 一 般 的 なものであって 基 準 ではない 組 織 の 形 は 常 に 各 プロジェクトの 要 求 や 条 件 に 応 じて 変 化 する 4-3-1 伝 統 的 な 契 約 伝 統 的 な 契 約 では 建 築 家 が 設 計 入 札 工 事 請 負 業 者 の 決 定 プロジェクトの 監 督 に 対 し 責 任 を 負 う この 形 式 は 建 築 家 や 技 師 に 好 まれる それは 彼 らが プロジェクトの 全 体 像 をつかめるからである 13

4-3-2 一 般 的 な 契 約 これは 総 合 工 事 業 者 に 依 頼 する 形 式 の 契 約 で 価 格 や 納 期 が 保 証 されるため 個 人 の 依 頼 主 はこの 契 約 を 好 む 傾 向 が 強 まっている 4-3-3 賃 貸 契 約 賃 貸 契 約 の 人 気 は 年 々 高 まっている 賃 貸 契 約 では 利 用 者 が 独 自 の 責 任 で 希 望 する 建 築 物 を 建 設 する 投 資 者 を 捜 すことができる 利 用 者 は ある 一 定 期 間 投 資 者 から 建 築 物 をリースしてもよいし 最 終 的 にそれを 買 い 上 げることもできる 4-4 工 事 請 負 業 者 決 定 方 法 の 種 類 4-4-1 入 札 の 一 般 募 集 入 札 の 一 般 募 集 では 不 特 定 多 数 の 工 事 請 負 業 者 に 対 して 入 札 の 募 集 をした 後 規 定 された 手 続 きに 従 って 建 築 工 事 の 請 負 業 者 を 決 定 する 4-4-2 入 札 の 選 択 募 集 入 札 の 選 択 募 集 では 数 を 制 限 した 工 事 請 負 業 者 に 対 して 入 札 の 募 集 をした 後 規 定 された 手 続 きに 従 って 建 築 工 事 の 請 負 業 者 を 決 定 する 4-4-3 入 札 の 一 般 募 集 に 続 く 選 択 募 集 入 札 者 の 一 般 募 集 を 行 い その 後 に 選 択 募 集 を 行 う 場 合 がある 4-4-4 直 接 発 注 この 場 合 建 築 工 事 の 請 負 業 者 は 形 式 的 な 手 続 きを 経 ずに 決 定 される 4-5 入 札 入 札 では 建 築 工 事 を 完 了 するまでに 以 下 の 段 階 をふむ 4-5-1 入 札 仕 様 書 工 事 の 説 明 及 び 数 量 を 記 載 した 仕 様 書 を 作 成 し 他 の 書 類 と 共 に 工 事 請 負 業 者 に 提 出 し 価 格 を 設 定 できるようにする( 入 札 の 募 集 ) 4-5-2 入 札 仕 様 書 ( 価 格 付 き) 入 札 は 互 いに 比 較 して 評 価 され 最 も 安 い( 入 札 価 格 ) 入 札 者 が 落 札 すると 考 え られる 工 事 の 前 に 落 札 者 に 支 払 いが 実 行 されることはない 14

4-5-3 請 負 工 事 の 一 覧 価 格 付 き 仕 様 書 の 技 術 面 と 価 格 面 の 評 価 に 基 づき 工 事 請 負 評 者 が 選 ばれ 工 事 施 工 が 委 託 される 4-5-4 清 算 工 事 の 進 行 に 伴 い VOB に 従 って 暫 定 的 な 見 積 もり 額 が 算 出 され 勘 定 が 清 算 される 4-6 数 量 明 細 書 付 き 工 事 仕 様 書 数 量 明 細 書 付 き 工 事 仕 様 書 建 設 作 業 の 概 略 ロットに 再 分 割 した 数 量 明 細 書 図 面 特 別 工 事 条 件 アイテム 番 号 工 事 は 建 設 作 業 の 概 略 ( 工 事 の 説 明 )とロットに 再 分 割 した 数 量 明 細 書 によって 総 合 的 に 説 明 される 工 事 は 必 要 に 応 じて 図 面 や 模 型 その 他 の 方 法 で 説 明 されることもある 同 じ 番 号 の 工 事 アイテムが 必 要 な 技 術 の 性 質 や 価 格 の 面 からみて 本 質 的 に 同 等 となるように 工 事 について 数 量 明 細 書 に 記 載 される 15

4-7 順 序 数 の 構 造 数 量 明 細 書 グループ 階 層 ロット レベル1 レベル2 レベル3 タイトル 工 事 アイテム の 数 インデ ックス 数 量 明 細 書 の 内 容 建 築 物 1 1 骨 組 み 0 1 基 部 0 1 組 積 工 事 0 1 壁 0 1 アイテム 0 0 0 1 インデックス 0 順 序 数 1 0 1 0 1 0 1 0 1 0 0 0 1 0 実 例 順 序 数 は 数 量 明 細 書 に 記 載 されているひとつひとつの 建 築 工 事 につけられる 明 確 な 印 である 番 号 は 重 複 せず 昇 順 でなくてはならない 順 序 数 の 形 式 は 選 択 した 数 量 明 細 書 の 構 成 に 従 う 数 量 明 細 書 の 順 序 数 は 1994 年 に 修 正 された それは 建 設 産 業 の 代 表 者 によって 要 求 された レイアウトを 改 訂 しなくてはならなかったのは データ 交 換 のために 9 字 では 小 さく 数 量 明 細 書 が 3 段 階 の 構 成 になっていたためである その 構 成 は 国 際 的 にみて 十 分 な 大 きさではなかった 順 序 数 の 新 しいレイアウトでは 以 下 の 規 則 が 定 められた: 順 序 数 の 最 大 字 数 は 14 とし インデックスを 含 める インデックスは 一 字 で 構 成 する 0 から 9 までの 番 号 と A から Z までの 文 字 を 有 効 とする これも そ の 分 類 方 法 である ロットが 存 在 する 場 合 それも 順 序 数 の 一 部 とし 数 量 明 細 書 の 一 番 上 に 置 く 数 量 明 細 書 では 全 部 で 5 つのレベルが 有 効 である( 最 上 位 のロットを 含 む) 数 量 明 細 書 の 構 成 を 一 度 決 定 したら 変 更 することはできない 16

5.STLB-Bau STLB の 開 発 は ノルストライン ヴェストファーレン 州 の 都 市 開 発 省 が 新 しいボ ーフム 大 学 に 関 わる 公 共 事 業 の 買 上 げを データ 処 理 システムを 利 用 して 支 援 しようと したことから 始 まった この 開 発 は 60 年 代 の 初 期 に 開 始 された データ 形 式 は 80 桁 のパンチカードに 基 づく 基 本 的 な 考 え 方 は 数 量 明 細 書 のアイテムのテキストを 断 片 化 することにあった このテキストの 断 片 を 階 層 制 によって 結 合 させることによって 数 量 明 細 書 のアイテムのテキストを 完 全 なものにする 30 年 間 開 発 を 続 けた 結 果 現 在 では データ 処 理 で 関 与 する 人 物 全 員 が 理 解 でき る 言 語 を 発 見 できる 可 能 性 がでてきた このような 開 発 を 利 用 するために 1996 年 GAEB は Standardleistungsbuch をデータベース 重 視 のテキストシステムに 変 更 す ることを 決 定 した このシステムは フルサイズのテキストシステムの 利 点 と テキス トサブシステムの 利 点 とを 全 て 兼 ね 備 えたシステムで キーを 明 確 に 定 義 することによ って 土 木 技 術 と 建 築 技 術 の 異 なるデータ 処 理 専 用 アプリケーションを 統 合 する 基 礎 と する STLB-Bau は ウィンドウズ 上 で 専 用 アプリケーション( 例 えば AVA; 入 札 契 約 の 決 定 建 築 工 事 の 計 算 書 )と 一 緒 に 動 作 するエキスパートシステムである 建 築 工 事 に 関 するテキストサブシステムの 管 理 は 専 用 アプリケーションによって 定 義 される この 高 機 能 なテキスト 生 成 プログラムは VOB の 要 求 に 準 拠 して 建 築 工 事 のテキスト サブシステムを 適 合 させるという ダイナミックな 動 作 原 理 を 用 いて 対 話 形 式 をサポ ートする テキストサブシステムは ある 特 定 の 建 築 工 事 に 属 するテキストのみを 提 供 する マニュアル 操 作 に 対 する 対 話 型 データ 処 理 操 作 の 主 な 利 点 は 効 率 が 良 く 変 更 が 簡 単 なことだけではなく 最 初 に 完 全 なソリューションをつくる 必 要 がないことで ある なぜなら 画 面 上 でその 方 法 を 使 って 徐 々にソリューションを 発 展 させ 最 適 化 することができるからである STLB-Bau のテキスト 生 成 プログラムは ( 背 景 にリ レーショナルデータベースを 使 い) 人 間 の 思 考 方 法 に 合 わせて 組 み 立 てられている 人 間 は 記 述 を 完 全 には 覚 えていないが 予 想 される 結 果 について 何 らかの 特 徴 は 分 かっ ているということがある そのため 建 築 工 事 に 関 する 記 述 特 徴 を 記 述 用 テキストサ ブシステムと 結 び 付 けて 前 の 段 階 に 従 って 建 築 工 事 についてもっと 細 かく 記 述 する 次 の 段 階 で 表 現 を 選 択 できるようにした このテキストサブシステムを 利 用 すれば 建 築 計 画 の 発 展 に 従 って 建 築 工 事 について 詳 細 さの 程 度 が 異 なる 記 述 を 作 成 すること ができる この 方 法 の 中 核 は 記 述 特 徴 の 構 造 である この 構 造 は 多 数 の 専 門 家 の 知 識 を 代 表 するもので GAEB の 独 立 した 中 立 の 作 業 部 会 で 開 発 された 土 木 技 術 と 建 築 技 術 の 工 事 セクションはその 数 が 多 いにもかかわらず ひとつひとつの 記 述 特 徴 は 一 度 しか 存 在 しない その 結 果 Standardleistungsbuc では 多 くのブックに 個 別 に 印 刷 していた 17

のと 比 較 して メモリーを 最 低 限 しか 利 用 しなくなった テキスト 形 成 モードに 入 るには 2 つの 方 法 がある カタログのキャッチフレーズを 使 えば すぐに 建 築 工 事 を 見 つけることができる あるいは 工 事 セクションから 選 び 出 すこともできる 記 述 特 徴 と 詳 細 には それぞれ 識 別 子 が 付 けられる それが 一 緒 になって 建 築 工 事 に 関 するテキストサブシステムのキー 番 号 を 形 成 する キー 番 号 はデータ 処 理 の 統 合 に とって 非 常 に 重 要 である なぜなら 建 築 の 質 と 技 術 に 関 する 要 求 はその 番 号 によって 示 されるからである 専 用 アプリケーションは CAD システムにリンクする 記 述 特 徴 の 構 造 は 各 専 用 アプリケーションに 適 合 できるようなシステムを 形 成 する 作 業 分 野 には 関 係 ない(AVA CAD 原 価 計 算 建 築 物 見 積 り プロジェクト 管 理 な ど) 識 別 子 は 建 築 物 の 質 といったん 結 びつけられると 全 てのバージョンで 有 効 となる キー 番 号 と 作 成 されたテキストは 専 用 アプリケーションに 送 られる この 伝 達 は 背 景 で 関 係 するソフトウェア 間 で 行 われる データとなるのは 番 号 と 文 字 である それらは 処 理 する 問 題 を 定 義 し ユーザー 情 報 となる データ 処 理 を 人 間 の 作 業 方 法 や 思 考 方 法 に 適 合 させるために データと データ 処 理 に 利 用 するソフトウェアとを 切 り 離 さなかった 構 造 上 独 立 したデータとその 処 理 方 法 が ひとつのまとまりとなる その 対 象 は 非 常 に 複 雑 であり もはや 紙 に 印 刷 しても 意 味 がない STLB-Bau に 印 刷 するバージョンはない STLB-Bau は データ 記 憶 媒 体 でのみ 利 用 できる 18

5-1 標 準 アプリケーションソフトウェアとのインターフェース 数 量 明 細 書 の アプリケーション プログラム Excel Word D L L ソ フ ト ウ ェ ア イ ン タ ー フ ェ ー ス 工 事 アイテムの テキストの 作 成 と 修 正 データベース 重 視 の テキスト 断 片 保 存 STLB 標 準 化 したテキスト 断 片 は 連 続 したファイルとしては 供 給 されなくなるが 市 販 のソフトウェアを 利 用 すれば ダイナイミックリンクでデータベースとしてアクセス することができる DLL は MS-Word や MS-Excel とリンクする このため MS-Word や MS-Excel から STLB-Bau のダイアログを 呼 び 出 し テキストを 構 成 して それを 文 書 に 挿 入 す ることができる MS-Word には STLB-Bau に 戻 るポインタがないため テキストを 修 正 することは できない STLB-Bau の 動 作 環 境 は 次 の 通 り: MS Windows 3.11 MS Windows 95/98 Windows NT 3.51 Networks 19

5-2 工 事 アイテムの 対 話 式 ツール アイテムのテキストの 構 成 を 開 始 するには 2 つの 方 法 がある: 工 事 領 域 ( 一 般 的 な 工 事 領 域 には 土 工 事 組 積 工 事 鉄 筋 コンクリート 工 事 な どがある) キーワード( 一 般 的 なキーワードには 壁 屋 根 階 段 室 などがある ) LB 工 事 領 域 SW キーワード STLB-Bauの 引 数 はすべて 課 題 ごとに 制 限 される AB セクション TLG 工 事 アイテム のグループ BM 特 徴 APR 属 性 値 技 術 的 に 正 しい 仕 様 書 向 けに 工 事 アイテムの テキストを 仕 上 げる 工 事 領 域 と 工 事 アイテムのグループに 入 ると 特 徴 と 対 応 する 属 性 値 を 選 択 できる システムは 技 術 的 に 正 しいことをチェックした 後 テキストを 完 成 させる 次 に アプリケーションプログラムが 完 成 した 数 量 明 細 書 のアイテムのテキスト をインポートする これは STLB-Bau が 提 供 するソフトウェアが 実 行 する 5-3STLB-Bau-Key キーは 工 事 アイテム 1996 年 STLB-Bau-Version による 影 響 は 受 けない 工 事 アイテム 2005 年 STLB-Bau-Key は STLB-Bau-Version による 影 響 は 受 けず そのオリジナルと 一 対 一 に 対 応 する 不 変 である 分 析 することができる 20

5-4 連 邦 建 築 当 局 による STLB-Bau の 利 用 開 始 ドイツ 国 家 建 設 当 局 は 1998 年 8 月 3 日 付 けの 行 政 命 令 ( 地 域 計 画 建 築 都 市 開 発 連 邦 省 ) 及 び 法 令 によって STLB-Bau の 利 用 を 義 務 づけられた STLB-Bau が 好 まれるのは それが VOB に 準 拠 し 中 立 の 記 述 を 提 供 するためである 5-5 適 用 範 囲 と 更 新 適 用 範 囲 土 木 技 術 骨 組 み 建 物 の 設 備 品 室 内 工 事 建 築 物 の 屋 外 設 備 電 気 設 備 暖 房 及 び 衛 生 設 備 換 気 及 び 空 調 完 備 パッケージ STLB-Bau は CD でのみ 配 布 され 6 ヶ 月 毎 に 更 新 する 技 術 進 歩 や 法 律 の 改 正 が 急 速 であるため 短 期 間 で 改 訂 版 を 出 す 必 要 がある 5-6STLB-Bau 使 用 の 現 状 民 間 のユーザー:5000 人 公 共 部 門 のユーザー( 連 邦 州 地 方 自 治 体 ): 約 4000 人 DIN ドイツ 工 業 規 格 による STLB-Bau の 出 版 は DIN 規 程 の 遵 守 を 保 証 する STLB-Bau の 価 格 は 生 産 原 価 をおおむねカバーするだけに 抑 えてある 全 てそろった パッケージは 4744.00DM で 販 売 されている 21

6.GAEB-VB 6-1 沿 革 と 目 的 GAEB-VB の 総 合 的 な 目 的 は 品 質 調 査 の 方 法 を 規 格 化 し それによって 正 確 な 結 果 を 産 み 費 用 効 果 を 高 めることである 品 質 調 査 に 関 する 規 程 は 公 共 の 買 上 げの 際 重 要 な 役 割 を 果 たす 1962 年 ドイツの 交 通 機 関 ハイウェイ 調 査 協 会 は REB と 呼 ばれる 電 子 計 算 法 を 審 議 する 小 委 員 会 を 設 立 した REB は Regulations for electronic quantity surveying( 電 子 品 質 調 査 に 関 する 規 程 ) の 略 である この 小 委 員 会 のメンバーは 産 業 界 前 運 輸 省 及 び 州 や 連 邦 のハイウェイ 当 局 の 出 身 者 で 構 成 された REB ガイドラインには 検 査 プログラムが 利 用 可 能 となった 場 合 REB 法 による 文 書 は 政 府 機 関 での 利 用 に 向 けてのみ 発 行 するという 条 件 がつねに 存 在 した このよ うな 検 査 プログラムの 開 発 は 高 価 で 時 間 が 掛 かるため 建 築 物 の 設 計 建 設 運 営 にたずさわる 全 ての 関 係 者 に 対 して REB 法 のガイドラインを 開 発 し 発 行 するのに 非 常 に 長 い 時 間 を 要 する そのため 1998 年 GAEB は REB 法 と 検 査 プログラムのリリースを 待 たずに 品 質 調 査 に 関 する 独 自 のガイドラインを 発 行 することを 決 定 した リリースプロセスの 一 部 として 独 立 した 検 査 プログラムの 開 発 は 必 要 なくなるだ ろう 現 在 品 質 調 査 は 汎 用 システムのメーカーが 販 売 するソフトウェアを 利 用 して 実 施 することができる ガイドライン(REB 及 び GAEB-VB)は GAEB が 以 下 の 組 織 と 協 力 して 開 発 し 擁 護 する: DIN(ドイツ 工 業 規 格 ) ドイツ 鉄 道 ドイツ 交 通 機 関 ハイウェイ 調 査 協 会 (ハイウェイの 品 質 調 査 ) 6-2リリースされた GAEB-VB ガイドライン 6-2-1ガイドライン 適 用 に 関 する 一 般 条 件 ガイドラインは GAEB-VB ガイドラインの 適 用 に 関 する 一 般 条 件 を 示 す 6-2-2 自 動 三 角 モザイク(GAEB-VB 20.404) 三 角 モザイクは 測 量 データからデジタルの 地 形 モデルを 作 成 するために 幅 広 く 利 用 されている ガイドラインには 三 角 形 やデータ 交 換 形 式 を 作 成 するための 方 法 について 記 載 さ れている 22

6-2-3 地 平 線 を 基 準 とする 容 積 と 地 表 の 計 算 (GAEB-22.114) ガイドラインには もとの 地 表 と 掘 削 後 の 地 表 との 間 の 容 量 を 計 算 する 方 法 につい て 記 載 されている この 方 法 は 掘 削 の 品 質 調 査 に 広 く 利 用 される もとの 地 表 をひ とつの 地 平 線 とみなし 掘 削 後 の 地 表 をもうひとつの 地 平 線 と 考 える 文 書 には ふたつの 地 平 線 を 区 別 し その 容 積 を 計 算 する 方 法 について 記 載 されてい る 6-2-4 品 質 調 査 の 一 般 的 方 法 (GAEB-VB 23.004) このガイドラインは REB ガイドライン REB 23.003 の 改 訂 版 である データ 交 換 の 形 式 は GAEB-DA 2000 の 方 法 に 従 って 設 計 されている そのため それは GAEB-DA 2000 に 従 う 総 合 的 なデータ 交 換 コンセプトの 一 部 となっている 23

7.データ 交 換 建 築 の 計 画 から 完 成 に 至 るまで 通 過 すべき 段 階 がいくつかあり 建 築 工 事 の 進 行 に 従 って 次 の 段 階 で 利 用 する 情 報 が あらゆる 分 野 から 多 数 生 じてくる 建 築 の 計 画 段 階 で 依 頼 主 と 建 築 家 は 注 意 深 く 協 力 してデータ 交 換 を 行 わなくてはならない なぜ なら それが 発 生 する 費 用 の 基 礎 となるからである 現 在 情 報 は 通 常 それが 発 生 し た 時 点 で 文 書 化 される 別 な 人 が 別 な 場 所 で 文 書 化 すると 常 に 間 違 いのもととなり 時 間 のロスとなる 継 続 した 情 報 交 換 に 関 する 条 件 は 同 じ 情 報 の 組 立 てと 同 じ 伝 達 の 構 文 法 に 基 づく 情 報 交 換 により 以 下 の 点 が 実 現 される: 情 報 を 即 座 に 利 用 できる 情 報 を 記 憶 しておく 時 間 を 短 縮 する 工 事 のプロセスを 最 適 化 する 入 力 ミスを 減 らす これにより 建 築 に 関 わる 時 間 と 出 費 を 最 小 限 に 抑 えることが 可 能 となる 7-1DA 2000(ドイツの 規 格 ) コンピューターを 利 用 した 建 設 関 係 者 間 の 仕 様 書 の 交 換 に 関 するガイドライン(DA 2000)が 最 近 3 年 間 で 新 しく 設 計 された 最 初 の 公 式 バージョンは 1999 年 11 月 に 発 表 された データ 交 換 DA 2000 は 建 築 及 び 建 設 プロセスにおけるあらゆる 種 類 の 英 数 字 データを 扱 う 開 発 は 6 社 の 建 設 大 企 業 システム 製 造 業 者 及 び GAEB AG13 によって 行 われた ガイドラインを 市 場 で 確 立 するには 2 年 以 上 を 要 するだ ろう この 間 データ 交 換 は 1990 年 にリリースされたガイドラインに 基 づいて 行 う このガイドラインは 現 時 点 では 非 常 に 適 切 なものである 24

7-2GAEB DA 2000 が 扱 う 建 築 プロセス 設 計 + 計 画 建 設 供 給 依 頼 主 D83 入 札 の 募 集 応 募 者 D93 価 格 引 き 合 い D81 数 量 明 細 書 D82 費 用 見 積 り 設 計 コンサルタント 建 築 家 技 師 D84 オファー D85 サイドオファー D86 契 約 D88 追 加 工 事 D89 請 求 書 提 出 入 札 者 工 事 請 負 業 者 工 事 請 負 業 者 D94 価 格 オファー D96 発 注 D97 注 文 の 確 認 メーカー 商 社 D40 ジェネラル ライブラリ D51 原 価 計 算 D61 スペース プログラム D71 予 定 表 D80 アイテムの ライブラリ 7-3 各 段 階 DA 2000 のデータ 交 換 形 式 が 扱 う 段 階 の 詳 細 は 次 の 通 り: D81 - 価 格 のない 数 量 明 細 書 ( 価 格 見 積 もりを 作 成 するため) D82 - 価 格 見 積 もり( 価 格 評 価 の 結 果 としての) D83 - 入 札 の 応 募 ( 依 頼 主 工 事 請 負 業 者 ) D84 - オファー( 工 事 請 負 業 者 依 頼 主 ) D85 - サイドオファー( 工 事 請 負 業 者 依 頼 主 ) D86 - 契 約 ( 依 頼 主 工 事 請 負 業 者 ) D88 - 追 加 工 事 ( 工 事 請 負 業 者 依 頼 主 工 事 請 負 業 者 ) D89 - 請 求 書 提 出 ( 工 事 請 負 業 者 依 頼 主 工 事 請 負 業 者 ) D93 - 価 格 引 き 合 い( 工 事 請 負 業 者 メーカー) D94 - 価 格 オファー(メーカー 工 事 請 負 業 者 ) D96 - 発 注 ( 工 事 請 負 業 者 メーカー) D97 - 注 文 の 確 認 (メーカー 工 事 請 負 業 者 ) 各 段 階 で 必 要 なカタログを 添 付 することができる D40 - ジェネラルライブラリ D51 - 原 価 計 算 25

D61 - スペースプログラム D71 - 予 定 表 D80 - アイテムのライブラリ DA 2000 は 必 要 に 応 じて 仕 上 げることができるオープンな 文 書 である 7-4 構 造 情 報 の 構 造 の 特 徴 は 次 の 通 り: このアプローチは 基 本 的 なアイテムの 要 素 構 造 オブジェクトを 持 つ 論 理 上 のオブジェクトである 一 つの 要 素 は 要 素 の 名 称 と 数 値 で 構 成 される 一 つの 構 造 体 は 構 造 の 名 称 と 連 続 した 数 値 で 構 成 される 一 つのオブジェクトは 構 成 されたオブジェクトの 集 合 体 構 造 体 及 び 要 素 で 構 成 される 任 意 ITナンバー 提 示 ナンバー 国 追 加 データ アドレス 必 須 各 オブジェクトは その 全 体 像 がグラフィックで 印 刷 される: 線 上 にあるアイテムは 必 須 で 線 の 外 にあるアイテムは 任 意 である 26

8. 今 後 の 開 発 8-1 建 築 部 位 VOB は サブシステムの 建 築 工 事 資 材 明 細 書 の 構 造 によって 成 立 する 提 供 者 側 の 競 争 条 件 を 中 級 構 成 要 素 として 長 期 間 保 護 することを 要 求 する しかし ひとつ ひとつの 工 事 セクションの 記 述 が 部 分 的 に 重 なるように 実 用 化 され 9 VOB セク ション A で 定 義 される 複 雑 な 建 築 工 事 の 記 述 と 共 に 利 用 できるようになった 建 築 工 事 の 記 述 は 以 下 の 目 的 で 完 全 かつ 明 確 に 定 義 しなくてはならない: 工 事 セクションが 一 つである 複 雑 なシステムの 記 述 を 技 術 的 に 調 整 するため 工 事 請 負 業 者 による 建 築 工 事 の 施 工 時 間 を 適 切 に 調 整 するため これにより 工 事 の 進 行 が 加 速 される 建 築 工 事 で 発 生 した 欠 陥 を 正 確 に 定 義 し 適 切 かつ 迅 速 に 修 復 するため 建 築 部 位 は STLB-Bau の 建 築 工 事 セクションの 記 述 にリンクし DIN276 の 後 に 異 なる 価 格 グループで 構 成 される これらの 点 を 考 慮 し GAEB の 製 品 は 建 築 部 位 の 品 質 特 性 を 定 義 する 建 築 部 位 カタログによって 拡 張 することができる 定 義 : 建 設 ユニットは 記 述 できる 最 も 小 さいオブジェクトである その 製 品 について は 価 格 の 情 報 と 共 に 建 築 工 事 セクション(アイテム)に 記 述 される 建 設 ユニットは 建 築 部 位 の 一 部 となる 建 築 部 位 は 建 設 ユニットと(あるいは) 建 築 部 位 で 構 成 される 建 築 部 位 には 別 の 建 築 工 事 セクションの 建 設 ユニットと(あるいは) 建 築 部 位 を 含 めることができる 8-2 製 品 情 報 システム STLB-Bau システムは 将 来 的 に 製 品 情 報 システムとリンクさせる 必 要 がある 建 築 工 事 の 記 述 は 中 立 でなくてはならないが ドイツの 規 格 として 名 前 のつけられた 異 なる 製 品 も 建 築 工 事 セクションの 記 述 を 作 成 するユーザーに 提 供 されるべきである このようなカタログを 開 発 し 維 持 するためには 製 造 業 界 全 てが 協 力 しなくてはなら ない 27

9.IT 実 施 レベル 現 在 ドイツのほぼ 全 ての 連 邦 政 府 州 及 び 建 設 産 業 が 建 築 管 理 にデータ 処 理 を 利 用 している GAEB のガイドラインに 基 づく 統 合 型 プログラムシステムが 利 用 され ている この 複 雑 なプログラムは ユーザーに 高 水 準 の 資 格 を 求 める 有 効 な 良 い 結 果 を 得 るためには 継 続 した 訓 練 を 受 ける 必 要 がある ( 入 札 への) 電 子 署 名 の 導 入 は 入 札 を 行 う 分 野 にとって より 重 要 なインターネットの 活 用 法 となるだろう CAD や 工 事 費 を 見 積 もるソフトウェアがよく 利 用 されているが 中 心 となるのは 自 動 入 札 契 約 の 決 定 入 札 工 事 の 清 算 (AVA)などの 分 野 で 特 に 情 報 交 換 をその 目 的 とする そこでは 時 間 と 経 費 が 最 大 限 に 節 約 できる データを 運 ぶために 主 としてディスクが 用 いられていた 現 在 AVA の 分 野 でインターネットや 電 子 メールを 利 用 することは 勧 められない なぜなら セキュリティの 問 題 がまだ 解 決 していないからである 電 子 署 名 が 最 終 的 に 開 発 されて あらゆるところで 認 められれば 状 況 は 変 わっていくだろう しかし インターネットの 可 能 性 を 利 用 する 最 初 のステップは 認 められている 例 え ば STLB-Bau と 共 に 入 札 や 入 札 工 事 の 決 算 に VOB のガイドラインを 利 用 すること は 可 能 である 28

10.Edifact EDIFACT の 構 文 法 は 国 際 的 に 認 められた 規 格 で 建 築 工 事 の 分 野 でも 確 立 されて いる そのため 電 子 ビジネスのプロセスに 独 立 したプロバイダーによる 規 格 化 した 中 立 のインターフェースを 導 入 することが 可 能 となる 建 築 工 事 のプロセスに 特 別 の 注 意 を 払 う 必 要 がある なぜなら 複 雑 な 建 築 構 造 の 内 容 を まず 国 際 規 格 に 合 わせて 準 備 しなくてはならないからである 90 年 代 の ISYBAU プロジェクトの 支 援 は GAEB の 情 報 交 換 に 関 する 規 則 90 と 次 のサブセットに 基 礎 を 置 いていた CONITT 入 札 の 募 集 CONTEN 入 札 の 提 出 CONEST 契 約 の 決 定 これらは 西 -ヨーロッパ EDIFACT- 局 の MD 5 と 関 連 して 開 発 され 大 規 模 なテ ストが 実 施 された 1995 年 連 邦 政 府 による ISYBAU プロジェクトの 中 止 に 伴 い こ のプロジェクトに 関 連 する 全 ての 仕 事 が 中 止 された ドイツの 主 要 なソフトウェア 会 社 が 開 発 したソフトウェアのメッセージタイプは 実 現 しなかった EDIBAU e.v. は そ の 破 産 が 現 実 のものとなった 1999 年 タイミングデータ 交 換 のための PORTAB メッ セージに 取 り 組 んでいた インターフェース GAEB DA 2000 の 開 発 と 共 に GAEB はドイツの 規 格 を 確 立 した それは 国 際 規 格 の 基 礎 ともなるだろう Lang 2000 年 4 月 1 日 29