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症 例 3: 60 歳 代 男 性 高 分 化 型 腺 癌 症 例 提 示 : 岸 和 田 徳 洲 会 病 院 永 田 充 治 療 時 の 内 視 鏡 像 が 呈 示 され 読 影 は 菅 智 明 ( 信 州 大 学 医 学 部 内 科 学 第 二 講 座 )が 担 当 した 通 常 内 視 鏡 像 では 体 中 部 大 弯 後 壁 に 発 赤 調 の 顆 粒 状 変 化 を 伴 うⅡb 病 変 を 認 め インジゴカ ルミン 散 布 では 病 変 部 は 周 囲 と 比 較 するとやや 不 揃 いな 顆 粒 状 の 形 態 を 呈 しており 上 皮 性 の 腫 瘍 性 病 変 粘 膜 内 に 留 まる 分 化 型 腺 癌 を 考 えたいとした NBI 拡 大 像 では 表 面 構 造 は 不 明 瞭 化 しており 病 変 内 の 血 管 も 口 径 不 同 や 配 列 の 不 整 が 目 立 つことから 菅 は 分 化 型 腺 癌 と 診 断 し 病 変 肛 門 側 では 癒 合 したような villi 様 構 造 を 認 めることから tub2 が 混 在 している 組 織 像 が 推 測 されるとコメントした また 八 木 ( 新 潟 県 立 吉 田 病 院 )は 背 景 粘 膜 に light blue crest(lbc)があり 境 界 が 不 明 瞭 であることから 粘 膜 の 中 層 を 這 うような sig の 存 在 の 可 能 性 についても 言 及 し 菅 は tub2 の 場 合 側 方 へ の 浸 潤 も 粘 膜 内 にみられることから 不 明 瞭 な 辺 縁 の 上 皮 内 に 癌 が 浸 潤 している 病 態 を 考 えたいとした 小 山 ( 佐 久 医 療 センター)も 病 変 内 に 表 面 構 造 の 不 明 瞭 化 non-network 血 管 の 出 現 が 見 られ 境 界 が 不 明 瞭 なことから 病 変 辺 縁 では 中 分 化 型 腺 癌 が 非 腫 瘍 の 表 層 下 を 側 方 に 這 っている 可 能 性 を 指 摘 した 治 療 は ESD が 行 われ 最 終 診 断 は 9 6mm tub1 pt1a(m) UL(-) ly(-) v(-) phm0 pvm0 であった 病 理 解 説 は 下 田 ( 国 立 がん 研 究 センター)が 担 当 した 病 変 の 境 界 部 では 高 低 差 はないが 腺 管 の 密 度 大 きさ 分 布 に 違 いがあり 腫 瘍 であることは 間 違 いないとし 病 変 の 範 囲 は 演 者 が 対 比 で 提 示 した 範 囲 よりは 広 範 であるのではないかとコメントした しかしながら 標 本 の 条 件 が 厳 しく 核 の 所 見 が 判 断 できないことから これ 以 上 の 診 断 は 難 しいとした 本 例 は 深 切 りを 行 い 次 回 再 検 討 する 方 針 となった 作 成 相 澤 病 院 消 化 器 病 センター 横 澤 秀 一

症 例 4:70 歳 代 男 性 印 環 細 胞 癌 症 例 提 示 : 信 州 大 学 医 学 部 内 科 学 第 二 講 座 野 沢 祐 一 治 療 時 の 内 視 鏡 像 が 呈 示 され 読 影 は 山 崎 健 路 ( 岐 阜 県 総 合 医 療 センター)が 担 当 した 通 常 内 視 鏡 像 では 体 下 部 前 壁 に 境 界 不 鮮 明 であるが 退 色 調 のわずかに 陥 凹 した 10mm ほど の 領 域 を 指 摘 し 陥 凹 内 には 周 囲 と 同 様 な 上 皮 が 残 っており リンパ 増 殖 性 疾 患 を 第 一 に 考 えたいとした 赤 松 ( 長 野 県 立 須 坂 病 院 )より 胃 底 腺 領 域 に 退 色 調 の 病 変 が 境 界 をもって 存 在 するので 腫 瘍 性 の 病 変 であることは 間 違 いなく 第 一 に 印 環 細 胞 癌 を 考 え 蚕 食 像 がはっ きりしないが 肛 門 側 は 比 較 的 境 界 が 追 えるとし 内 部 に 粘 膜 模 様 が 残 っており 上 皮 下 を 広 がる 病 変 を 考 えたいとした NBI 拡 大 像 では 境 界 をはっきりと 認 識 することはできないが 乳 頭 状 の 構 造 が 陥 凹 内 部 で 大 小 不 同 を 呈 しているのが 認 められ 肛 門 側 の 構 造 が 認 識 できない 部 分 には 口 径 不 同 のある 血 管 が network を 形 成 せずに 蛇 行 していることから 山 崎 は 印 環 細 胞 癌 を 含 めた 未 分 化 型 癌 と 診 断 したいとした また 一 部 表 層 には 非 腫 瘍 の 上 皮 が 残 っており 送 気 にて 病 変 が 進 展 されることから 深 達 度 は m と 読 影 した 赤 松 ( 長 野 県 立 須 坂 病 院 )は 上 皮 下 に 特 徴 のある 血 管 が 透 けて 見 えており 血 管 の 不 整 があれば 上 皮 内 の 腺 頸 部 を 中 心 に 這 ってい る 印 環 細 胞 癌 なければ MALT と 考 えたいとした 八 木 ( 新 潟 県 立 吉 田 病 院 )は 周 囲 と 病 変 内 の white zone を 比 較 すると 病 変 部 では 窩 間 部 が 広 いため 表 層 は 非 癌 で 粘 膜 中 層 以 深 に 腫 瘍 がある 印 環 細 胞 癌 を 考 えたいとした MALT リンパ 腫 の 場 合 はリンパ 球 浸 潤 が 表 層 まで 浸 潤 し white zone を 破 壊 することから 印 環 細 胞 癌 を 支 持 したいとした

治 療 は ESD が 行 われ 最 終 診 断 は 印 環 細 胞 癌 9 6mm m UL(-) ly(-) v(-) HM0 VM0 であった 病 理 解 説 は 太 田 ( 信 州 大 学 医 学 部 )が 担 当 し 病 変 はそれぞれ 腺 窩 上 皮 増 殖 能 の 高 い 部 分 幽 門 腺 へ 分 化 した 3 層 構 造 を 示 す 印 鑑 細 胞 癌 であると 診 断 した 癌 細 胞 は 腺 頸 部 を 進 展 しており 上 皮 内 では 小 窩 が 消 失 し 窩 間 部 の 距 離 が 開 いていることから 内 視 鏡 像 との 関 連 が 示 唆 された また 病 変 は 非 腫 瘍 性 の 上 皮 に 被 覆 されていた 赤 松 ( 長 野 県 立 須 坂 病 院 )より 蚕 食 像 がはっきりしない 理 由 と 蚕 食 像 は 何 を 見 ているのか について 質 問 がなされ 小 山 ( 佐 久 医 療 センター)は 背 景 に 萎 縮 があって 隙 間 がある 場 合 に は 癌 細 胞 はバラバラと 入 っていくから 蚕 食 像 は 出 にくいが 腺 管 密 度 が 高 くて 上 層 まで 腺 管 が 詰 まっている 場 合 は 低 分 化 でも 充 実 性 に 浸 潤 するので 蚕 食 像 ができるとし 背 景 粘 膜 による 違 いを 指 摘 した 下 田 ( 国 立 がん 研 究 センター)は 印 環 細 胞 癌 や 低 分 化 型 腺 癌 は 分 化 型 の 腺 癌 と 違 って 不 規 則 に 周 辺 に 構 造 異 型 が 進 展 するので 蚕 食 像 が 出 現 すると 回 答 した 最 後 に 赤 松 は 印 環 細 胞 癌 が 層 構 造 を 示 す 場 合 未 分 化 型 癌 には 分 類 されるが 浸 潤 はそれ ほど 早 くなく びらん 潰 瘍 などにより 層 構 造 が 乱 れてくると 浸 潤 を 示 してくるのではな いかとコメントした また 小 山 より 血 管 異 型 が 弱 い 印 環 細 胞 癌 のときは 層 構 造 が 残 ってい て 血 管 異 型 強 い 病 変 は 層 構 造 が 崩 れたものではないか との 質 問 が 出 たが 赤 松 は 血 管 と 層 構 造 までの 関 係 まではコメントできないとした 作 成 相 澤 病 院 消 化 器 病 センター 横 澤 秀 一