第 4 章 調 査 予 測 保 全 対 策 評 価 4-4 低 周 波 音

4-4 低 周 波 音 4-4-1 調 査 1) 調 査 項 目 低 周 波 音 の 調 査 項 目 等 を 表 4-4-1 に 示 す 表 4-4-1 低 周 波 音 の 現 地 調 査 方 法 調 査 項 目 調 査 頻 度 調 査 方 法 低 周 波 音 2 回 / 年 ( 施 設 稼 動 時 施 設 停 止 時 ) 連 続 測 定 [24 時 間 連 続 ] 1 1: 低 周 波 音 の 測 定 に 関 するマニュアル ( 平 成 12 年 環 境 庁 大 気 保 全 局 )に 定 める 方 法 による 2) 調 査 地 点 低 周 波 音 の 調 査 地 点 を 表 4-4-2 及 び 図 4-4-1 に 示 す 調 査 項 目 低 周 波 音 地 点 数 地 点 No. 1 St.1 やまびこ 公 園 駐 車 場 表 4-4-2 調 査 地 点 調 査 地 点 位 置 及 び 選 定 理 由 現 施 設 による 低 周 波 音 の 影 響 の 程 度 を 把 握 する 地 点 として 選 定 した 3) 調 査 期 間 調 査 は 総 合 騒 音 振 動 と 同 時 に 表 4-4-3 に 示 す 時 期 に 実 施 した 表 4-4-3 調 査 実 施 時 期 調 査 時 期 施 設 稼 動 時 実 施 期 間 平 成 24 年 11 月 8 日 ( 木 )6 時 ~ 9 日 ( 金 )6 時 施 設 停 止 時 平 成 24 年 11 月 11 日 ( 日 )6 時 ~ 12 日 ( 月 )6 時 4-4-1

St.1 図 4-4-1 低周波音調査地点 対象事業実施区域 4-4-2 低周波音調査地点

4) 調 査 結 果 (1)G 特 性 音 圧 レベル G 特 性 低 周 波 音 圧 レベルの 測 定 結 果 を 表 4-4-4 に 示 す G 特 性 低 周 波 音 圧 レベル(L G5 )は 58dB~69dB の 範 囲 であり ISO7196 に 規 定 された 値 (L G5 で 100dB)を 下 回 っていた 表 4-4-4 低 周 波 音 測 定 結 果 (G 特 性 調 査 ) 単 位 :db(g) 時 間 調 査 結 果 調 査 時 期 区 分 L 5 L 50 L 95 L eq 施 設 稼 動 時 69 61 58 68 昼 間 施 設 停 止 時 68 58 53 67 施 設 稼 動 時 58 53 51 55 夜 間 施 設 停 止 時 61 55 53 58 昼 間 :6:00~22:00 夜 間 :22:00~ 翌 日 6:00 (2) 低 周 波 音 圧 レベル(1~80Hz) 低 周 波 音 圧 レベル(1~80Hz) 及 び 1/3 オクターブバンド 別 平 坦 特 性 音 圧 レベルの 測 定 結 果 を 表 4-4-5 表 4-4-6 及 び 図 4-4-2 に 示 す 低 周 波 音 圧 レベル(1~80Hz,L 50 )は 56dB~68dB の 範 囲 であり 一 般 環 境 中 に 存 在 するレベル(L 50 で 90dB)を 下 回 っていた 周 波 数 別 でみる と 昼 夜 を 問 わず 低 い 周 波 数 の 音 圧 レベルが 高 い 傾 向 を 示 した 表 4-4-5 低 周 波 音 圧 レベル 測 定 結 果 (1~80Hz) 単 位 :db 時 間 調 査 結 果 調 査 時 期 区 分 L 5 L 50 L 95 L eq 施 設 稼 動 時 76 66 59 76 昼 間 施 設 停 止 時 80 68 58 77 施 設 稼 動 時 63 56 52 63 夜 間 施 設 停 止 時 69 57 53 67 昼 間 :6:00~22:00 夜 間 :22:00~ 翌 日 6:00 4-4-3

表 4-4-6 低 周 波 音 圧 レベル 測 定 結 果 (1/3 オクターブバンド 平 坦 特 性 音 圧 レベル) 中 心 周 波 数 単 位 :db 昼 間 夜 間 施 設 稼 動 時 施 設 停 止 時 施 設 稼 動 時 施 設 停 止 時 AP 76 77 63 67 1 60 64 48 54 1.25 60 64 48 54 1.6 59 64 47 53 2 58 63 46 52 2.5 57 61 44 50 3.15 55 59 43 49 4 54 57 42 47 5 53 55 40 45 6.3 52 52 39 42 8 50 49 38 41 10 50 48 40 41 12.5 51 48 41 42 16 50 49 42 42 20 51 50 41 43 25 54 52 42 47 31.5 53 52 42 47 40 52 52 40 45 50 53 53 42 45 63 54 53 41 45 80 52 53 38 43 注 :AP はオールパスを 示 す 昼 間 :6:00~22:00 夜 間 :22:00~ 翌 日 6:00 音 圧 レベル (db) 80 75 70 65 60 55 50 45 40 35 30 AP 1 1.25 1.6 2 2.5 3.15 4 5 6.3 8 10 12.5 16 20 25 31.5 40 50 63 80 中 心 周 波 数 (Hz) 昼 間 ( 施 設 稼 働 時 ) 昼 間 ( 施 設 停 止 時 ) 夜 間 ( 施 設 稼 働 時 ) 夜 間 ( 施 設 停 止 時 ) 図 4-4-2 低 周 波 音 圧 レベル 測 定 結 果 (1/3 オクターブバンド 平 坦 特 性 音 圧 レベル) 4-4-4

4-4-2 予 測 及 び 評 価 の 結 果 1) 予 測 の 内 容 及 び 方 法 低 周 波 音 の 予 測 の 内 容 及 び 方 法 に 関 する 概 要 を 表 4-4-7 に 示 す 予 測 は 焼 却 施 設 の 稼 動 を 対 象 に 行 った (1) 予 測 地 域 及 び 予 測 地 点 予 測 地 域 は 対 象 事 業 実 施 区 域 及 びその 周 辺 約 200m の 範 囲 とした (2) 予 測 対 象 時 期 等 予 測 対 象 時 期 は 対 象 事 業 の 工 事 完 了 後 で 事 業 活 動 が 通 常 の 状 態 に 達 した 時 期 とした 表 4-4-7 低 周 波 音 の 予 測 方 法 影 響 要 因 予 測 項 目 予 測 方 法 予 測 対 象 時 期 焼 却 施 設 の 稼 動 低 周 波 音 類 似 施 設 設 備 における 測 定 結 果 による 発 生 源 データ を 基 に 定 性 的 に 予 測 施 設 の 稼 動 が 通 常 の 状 態 に 達 し た 時 期 予 測 地 域 又 は 予 測 地 点 対 象 事 業 実 施 区 域 及 びその 周 辺 約 200m の 範 囲 2) 施 設 の 稼 動 による 影 響 (1) 予 測 項 目 予 測 項 目 は 施 設 の 稼 動 による 低 周 波 音 の 影 響 とした (2) 予 測 地 域 及 び 地 点 予 測 地 域 は 対 象 事 業 実 施 区 域 及 びその 周 辺 とし 予 測 地 点 は 表 4-4-8 及 び 図 4-4-3 に 示 す 現 地 調 査 と 同 地 点 とした 予 測 地 点 表 4-4-8 低 周 波 音 予 測 地 点 対 象 事 業 実 施 区 域 との 位 置 関 係 St.1 やまびこ 公 園 駐 車 場 対 象 事 業 実 施 区 域 敷 地 東 側 約 23m の 位 置 (3) 予 測 対 象 時 期 予 測 対 象 時 期 は 施 設 の 稼 動 が 通 常 の 状 態 に 達 した 時 期 とした 4-4-5

St.1 図 4-4-3 低周波音予測地点 4-4-6 低周波音予測地点位置図

(4) 予 測 方 法 1 予 測 手 順 施 設 の 稼 動 による 低 周 波 音 の 影 響 の 予 測 手 順 を 図 4-4-4 に 示 す 低 周 波 音 については 設 備 機 器 から 発 生 する 低 周 波 音 パワーレベルに 関 する 一 般 的 なデ ータがないことから 詳 細 な 予 測 は 行 えない そこで 事 例 を 参 考 にして 施 設 からの 発 生 源 音 圧 レベルを 設 定 し 現 況 の 低 周 波 音 圧 レベルと 合 成 することで 予 測 地 点 での 低 周 波 音 圧 レベ ルを 予 測 するという 簡 略 化 した 手 法 により 行 った 発 生 源 位 置 及 び 発 生 源 低 周 波 音 圧 レベルの 設 定 発 生 源 からの 距 離 減 衰 の 計 算 予 測 地 点 における 低 周 波 音 圧 レベルの 計 画 施 設 からの 寄 与 分 予 測 地 点 における 低 周 波 音 圧 レベルの 評 価 予 測 地 点 における 現 況 の 低 周 波 音 圧 レベル 図 4-4-4 施 設 の 稼 動 による 低 周 波 音 の 予 測 手 順 2 予 測 式 低 周 波 音 は 騒 音 と 同 じ 伝 搬 を 示 し 半 自 由 空 間 における 距 離 減 衰 式 は 一 般 的 に 広 く 騒 音 予 測 計 算 に 用 いられており かつマニュアル 等 で 示 された 手 法 である 特 に 低 周 波 音 は 施 設 建 物 等 による 遮 へい 回 折 による 減 衰 を 起 こしにくいことから 遮 へい 回 折 減 衰 は 考 慮 しないこととし 発 生 源 における 低 周 波 音 が 距 離 減 衰 する 伝 搬 理 論 計 算 式 を 用 いた また 本 施 設 は 低 周 波 音 の 発 生 として 特 殊 な 施 設 ではなく 特 異 な 低 周 波 音 の 発 生 や 伝 搬 状 況 とはならないと 考 えられることから 下 記 の 予 測 式 の 適 用 は 妥 当 であると 考 える また 遮 へい 及 び 回 折 減 衰 を 考 慮 していないことから 低 周 波 音 が 大 きくなる 条 件 での 予 測 手 法 と なっている [ 半 自 由 空 間 における 点 発 生 源 の 距 離 減 衰 式 ] SPL=PWL-8-20 log 10 (r) ここで SPL : 予 測 点 における 低 周 波 音 レベル(dB) PWL : 発 生 源 の 低 周 波 音 レベル( 仮 想 点 発 生 源 の 低 周 波 音 レベル)(dB) r : 発 生 源 から 予 測 点 までの 距 離 (m) [ 低 周 波 音 圧 レベルの 合 成 ] ΣL=10 log 10 (r)(10 L1/10 +10 L2/10 ) ここで ΣL : 予 測 地 点 における 低 周 波 音 圧 レベル(dB) L1 : 予 測 地 点 における 低 周 波 音 圧 レベルの 施 設 からの 寄 与 分 (db) L2 : 予 測 地 点 における 現 況 の 低 周 波 音 圧 レベル(dB) 4-4-7

3 予 測 条 件 の 設 定 ア 低 周 波 音 発 生 施 設 の 位 置 低 周 波 音 発 生 施 設 の 位 置 は 計 画 施 設 の 中 央 部 とした イ 発 生 源 の 低 周 波 音 圧 レベル 予 測 に 用 いる 発 生 源 の 低 周 波 音 圧 レベルは 低 周 波 音 の 測 定 方 法 に 関 するマニュアル ( 平 成 12 年 10 月 環 境 省 環 境 管 理 局 大 気 生 活 環 境 室 )に 示 される 工 場 内 の 音 圧 レベルの 平 均 的 な 値 を 参 考 に G 特 性 については 106dB 低 周 波 音 圧 レベル(1~80Hz)については 106dB と 設 定 した( 図 4-4-5 参 照 ) G 特 性 音 圧 レベル 低 周 波 音 圧 レベル(1~80Hz) 106dB 106dB 図 4-4-5 低 周 波 音 圧 レベルの 分 布 ウ 現 況 低 周 波 音 低 周 波 音 の 寄 与 値 に 合 成 する 低 周 波 音 圧 レベル(1~80Hz) 及 び G 特 性 音 圧 レベルは 現 地 調 査 結 果 ( 現 施 設 停 止 時 )とした 予 測 地 点 St.1 やまびこ 公 園 駐 車 場 表 4-4-9 予 測 地 点 の 低 周 波 音 圧 レベル 時 間 区 分 昼 間 :6:00~22:00 夜 間 :22:00~ 翌 日 6:00 低 周 波 音 圧 レベ ル(1~80Hz)(L eq ) 低 周 波 音 圧 レベル 単 位 :db G 特 性 音 圧 レベル(L eq ) 昼 間 77 67 夜 間 67 58 4-4-8

(5) 予 測 結 果 低 周 波 音 圧 レベルの 予 測 結 果 は 表 4-4-10 に 示 すとおりである 表 4-4-10 施 設 の 稼 動 による 低 周 波 音 予 測 結 果 予 測 地 点 距 離 低 周 波 音 圧 レベル St.1 やまびこ 公 園 駐 車 場 108m 平 坦 特 性 音 圧 レベル G 特 性 音 圧 レベル 昼 間 :6:00~22:00 夜 間 :22:00~ 翌 日 6:00 時 間 区 分 現 況 値 1 計 画 施 設 からの 寄 与 分 2 単 位 :db 予 測 地 点 における 低 周 波 音 圧 レベル (1,2の 合 成 値 ) 昼 間 77 57 77 夜 間 67 57 67 昼 間 67 57 67 夜 間 58 57 61 (6) 予 測 結 果 の 信 頼 性 予 測 手 法 は 騒 音 予 測 計 算 で 一 般 的 に 用 いられている 音 の 距 離 減 衰 式 であるため 予 測 方 法 の 不 確 実 性 は 低 いものと 考 える (7) 環 境 保 全 措 置 の 内 容 と 経 緯 施 設 の 稼 動 による 低 周 波 音 の 影 響 を 緩 和 するためには 大 別 すると 1 発 生 源 対 策 ( 発 生 音 圧 レベルの 低 い 機 器 の 使 用 ) 2 施 設 による 対 策 ( 吸 音 率 の 高 い 材 質 の 使 用 ) 3 環 境 保 全 対 策 ( 遮 音 壁 の 設 置 等 )などが 考 えられる 本 事 業 の 実 施 においては できる 限 り 環 境 への 影 響 を 緩 和 させるため 表 4-4-11 に 示 す 環 境 保 全 措 置 を 講 じる 表 4-4-11 環 境 保 全 措 置 ( 施 設 の 稼 動 ) 環 境 保 全 措 置 環 境 保 全 措 置 の 内 容 環 境 保 全 措 置 の 種 類 低 周 波 音 発 生 機 器 の 屋 内 への 設 置 低 周 波 音 発 生 機 器 の 防 振 対 策 機 器 類 の 定 期 的 な 管 理 タービン 発 電 機 空 気 圧 縮 機 等 の 低 周 波 音 が 発 生 する 可 能 性 がある 機 器 は 室 内 に 設 置 する ことにより 外 部 への 低 周 波 音 の 伝 搬 を 低 減 す る タービン 発 電 機 空 気 圧 縮 機 等 の 低 周 波 音 が 発 生 する 可 能 性 がある 機 器 については 防 振 ゴ ムの 設 置 等 の 防 振 対 策 を 行 う 定 期 的 に 機 械 及 び 施 設 装 置 の 点 検 を 行 い 異 常 の 確 認 された 機 器 類 はすみやかに 修 理 交 換 し 機 器 の 異 常 による 大 きな 低 周 波 音 の 発 生 を 未 然 に 防 ぐ 最 小 化 低 減 低 減 環 境 保 全 措 置 の 種 類 回 避 : 全 部 又 は 一 部 を 行 わないこと 等 により 影 響 を 回 避 する 最 小 化 : 実 施 規 模 又 は 程 度 を 制 限 すること 等 により 影 響 を 最 小 化 する 修 正 : 影 響 を 受 けた 環 境 を 修 復 回 復 又 は 復 元 すること 等 により 影 響 を 修 正 する 低 減 : 継 続 的 な 保 護 又 は 維 持 活 動 を 行 うこと 等 により 影 響 を 低 減 する 代 償 : 代 用 的 な 資 源 もしくは 環 境 で 置 き 換 え 又 は 提 供 すること 等 により 影 響 を 代 償 する 4-4-9

(8) 評 価 方 法 評 価 の 方 法 は 調 査 及 び 予 測 の 結 果 並 びに 検 討 した 環 境 保 全 措 置 の 内 容 を 踏 まえ 低 周 波 音 の 影 響 が 実 行 可 能 な 範 囲 内 でできる 限 り 緩 和 されているかどうかを 検 討 した なお 環 境 保 全 に 関 する 目 標 は 現 況 調 査 における 低 周 波 音 を 大 きく 悪 化 させないこととし た (9) 評 価 結 果 1 環 境 への 影 響 の 緩 和 に 係 る 評 価 事 業 の 実 施 にあたっては (7) 環 境 保 全 措 置 の 内 容 と 経 緯 に 示 す 環 境 保 全 措 置 を 実 施 す る 低 周 波 音 発 生 機 器 の 屋 内 への 設 置 により 周 辺 に 伝 搬 する 低 周 波 音 を 最 小 化 する さ らに 事 業 者 としてできる 限 り 環 境 への 影 響 を 低 減 するため 低 周 波 音 発 生 機 器 の 防 振 対 策 や 機 器 類 の 定 期 的 な 管 理 を 実 施 する 以 上 のことから 施 設 稼 動 に 伴 う 低 周 波 音 の 影 響 は 環 境 への 影 響 の 緩 和 に 適 合 するもの と 評 価 する 2 環 境 保 全 に 関 する 目 標 との 整 合 性 に 係 る 評 価 予 測 結 果 は 表 4-4-12 に 示 すとおりであり 低 周 波 音 圧 レベルの 現 況 からの 増 加 量 は 0~ 3dB であった したがって 環 境 保 全 に 関 する 目 標 とした 現 況 調 査 における 低 周 波 音 を 大 きく 悪 化 させないこと との 整 合 性 は 図 られているものと 評 価 する 予 測 地 点 St.1 やまびこ 公 園 駐 車 場 表 4-4-12 環 境 の 保 全 に 関 する 目 標 との 整 合 性 に 係 る 評 価 単 位 :db 予 測 地 点 における 低 周 波 低 周 波 時 間 現 況 値 低 周 波 音 圧 レベル 音 圧 レベル 音 圧 レベル 区 分 1 予 測 値 変 化 量 2 (2-1) 低 周 波 音 圧 レベル 昼 間 77 77 0 (1~80Hz) 夜 間 67 67 0 G 特 性 昼 間 67 67 0 音 圧 レベル 夜 間 58 61 3 4-4-10