Microsoft Word - saibet_006_00



Similar documents
積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

Microsoft Word - saibet_030_00.doc

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

( 医 療 機 器 の 性 能 及 び 機 能 ) 第 3 条 医 療 機 器 は 製 造 販 売 業 者 等 の 意 図 する 性 能 を 発 揮 できなければならず 医 療 機 器 としての 機 能 を 発 揮 できるよう 設 計 製 造 及 び 包 装 されなければならない 要 求 項 目 を

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

<4D F736F F D2095CA8E A90DA91B18C9F93A289F1939A8F D8288B3816A5F E646F63>

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

第 2-2 表 耐 火 構 造 等 に 必 要 な 性 能 に 関 する 技 術 的 基 準 構 造 の 種 類 部 分 火 災 の 種 類 時 間 要 件 1 時 間 を 基 本 とし 建 耐 力 壁 柱 床 はり 屋 根 階 段 耐 火 構 造 ( 令 第 107 条 ) 壁 床 外 壁 屋 根

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

( 運 用 制 限 ) 第 5 条 労 働 基 準 局 は 本 システムの 維 持 補 修 の 必 要 があるとき 天 災 地 変 その 他 の 事 由 によりシステムに 障 害 又 は 遅 延 の 生 じたとき その 他 理 由 の 如 何 を 問 わず その 裁 量 により システム 利 用 者

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

10 期 末 現 在 の 資 本 金 等 の 額 次 に 掲 げる 法 人 の 区 分 ごとに それぞれに 定 める 金 額 を 記 載 します 連 結 申 告 法 人 以 外 の 法 人 ( に 掲 げる 法 人 を 除 きます ) 法 第 292 条 第 1 項 第 4 号 の5イに 定 める

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

<4D F736F F D F93878CA797708F4390B3816A819A95CA8B4C976C8EAE91E682538B4C8DDA97E12E646F6378>

弁護士報酬規定(抜粋)

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

Microsoft Word - 04特定任期付職員(特任事務)給与規程【溶込】

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

定款

1

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

平成27年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)交付申請書等作成・提出要領

Microsoft Word - 都市計画法第34条第11号及び第12号

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

6. 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 3 共 有 に 係 る 固 定 資 産 については それぞれの 共 有 者 が 他 に 固 定 資 産 を 所 有 している 場 合 であっても その 資 産 とは 別 個 に 共 有 されている 固 定 資 産 を 別 の 人 格 が 所

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

< F2D91E F18BDF91E389BB955C8E D8E9689EF2E>

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

〔自 衛 隊〕

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

SXF 仕 様 実 装 規 約 版 ( 幾 何 検 定 編 ) 新 旧 対 照 表 2013/3/26 文 言 変 更 p.12(1. 基 本 事 項 ) (5)SXF 入 出 力 バージョン Ver.2 形 式 と Ver.3.0 形 式 および Ver.3.1 形 式 の 入 出 力 機 能 を


第 1 条 適 用 範 囲 本 業 務 方 法 書 は 以 下 の 性 能 評 価 に 適 用 する (1) 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 20 条 の7 第 1 項 第 二 号 表 及 び 令 第 20 条 の 8 第 2 項 の 認 定 に 係 る 性 能 評

駐 車 場 管 理 規 程

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

(4) 勤 続 20 年 を 超 え 30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 200 (5) 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 100 ( 退 職 手 当 の 調 整 額 ) 第 5 条 の3 退 職 手

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補


2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

KINGSOFT Office 2016 動 作 環 境 対 応 日 本 語 版 版 共 通 利 用 上 記 動 作 以 上 以 上 空 容 量 以 上 他 接 続 環 境 推 奨 必 要 2

【労働保険事務組合事務処理規約】

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ

●電力自由化推進法案

議案第   号

ろによる ⑴ 子 世 帯 満 12 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 末 日 までの 間 にある 者 及 びそ の 親 を 世 帯 構 成 員 ( 当 該 世 帯 を 構 成 する 世 帯 員 ( 世 帯 主 を 含 む )をいう 以 下 同 じ )に 含 む 世 帯 又 は 出

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E>

(3) 下 水 道 接 続 のみとなる 配 管 工 事 (4) 浄 化 槽 設 備 の 工 事 (5) 解 体 工 事 (6) 市 等 の 他 の 補 助 制 度 ( 国 が 実 施 するエコポイント 制 度 を 除 く )を 利 用 する 工 事 (7) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 市 長

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

定款  変更

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

1号店舗運用基準

消 防 庁 危 険 物 保 安 室 殿 ドラム 缶 に 係 る 可 燃 性 蒸 気 対 流 シミュレーション 分 析 業 務 成 果 報 告 書 2013 年 1 月 アドバンスソフト 株 式 会 社

入札公告 機動装備センター

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63>

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

Microsoft Word - 05_roumuhisaisoku

< F31332D8DE08C E8EE688B58B4B91A52E6A7464>

. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

JTCCM製品認証審査要綱

Taro-H19退職金(修正版).jtd

平成24年度 業務概況書

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

大規模特殊災害時における広域航空消防応援実施細目

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

スライド 1

積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

<8C9A90DD94AD90B696D88DDE939982CC8DC48E918CB989BB82C98AD682B782E98E9696B18EE688B CC FC90B3816A2E786477>

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

Taro-事務処理要綱250820

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

Microsoft PowerPoint 資料6 技術基準.ppt [互換モード]

育児・介護休業等に関する規則

Transcription:

別 添 6 衝 撃 吸 収 式 かじ 取 装 置 の 技 術 基 準 1. 適 用 範 囲 本 技 術 基 準 は 自 動 車 ( 次 の 1.1.から 1.10.に 掲 げるものを 除 く )に 備 えるかじ 取 装 置 に 適 用 する 1.1. 専 ら 乗 用 の 用 に 供 する 自 動 車 であって 乗 車 定 員 11 人 以 上 のもの 1.2. 前 号 の 自 動 車 の 形 状 に 類 する 自 動 車 1.3. 貨 物 の 運 送 の 用 に 供 する 自 動 車 であって 車 両 総 重 量 1.5t 以 上 のもの 1.4. 前 号 の 自 動 車 の 形 状 に 類 する 自 動 車 1.5. 二 輪 自 動 車 1.6. 側 車 付 二 輪 自 動 車 1.7. カタピラ 及 びそりを 有 する 軽 自 動 車 1.8. 大 型 特 殊 自 動 車 1.9. 小 型 特 殊 自 動 車 けん 1.10. 被 牽 引 自 動 車 2. 定 義 2.1. かじ 取 ハンドル とは 運 転 者 が 操 作 するかじ 取 装 置 のうち ステアリングホイー ルの 部 分 をいう 2.2. 汎 用 かじ 取 ハンドル とは 複 数 の 仕 様 の 異 なる 型 式 の 自 動 車 に 取 り 付 けることが できるかじ 取 ハンドルをいい ステアリングコラムへの 取 付 方 法 が 相 違 する 場 合 において も 当 該 かじ 取 ハンドルの 衝 突 挙 動 に 影 響 が 及 ばないものをいう 2.3. エアバッグ とは 自 動 車 の 座 席 ベルト 及 び 拘 束 装 置 を 補 助 するために 装 備 された 装 置 をいい 次 の 2.3.1. 及 び 2.3.2.に 規 定 する 特 性 を 有 するものをいう 2.3.1. かじ 取 ハンドルとの 衝 突 から 運 転 者 を 保 護 するように 設 計 されているもの 2.3.2. 自 動 車 が 前 面 衝 突 による 衝 撃 を 受 けた 場 合 において 膨 張 するもの 2.4. かじ 取 ハンドルのリム とは 通 常 運 転 中 に 運 転 者 がかじ 取 ハンドルを 手 で 握 る 場 合 のトロイダル 状 の 外 輪 をいう 2.5. スポーク とは かじ 取 ハンドルのリムをボスに 接 続 する 部 分 をいう 2.6. ボス とは 次 の 2.6.1. 及 び 2.6.2.の 要 件 を 満 たすかじ 取 ハンドルの 部 分 をいう 2.6.1. かじ 取 ハンドルをステアリングシャフトに 接 合 する 部 分 2.6.2. かじ 取 ハンドルからステアリングシャフトにトルクを 伝 達 する 部 分 2.7. かじ 取 ハンドルのボス 中 心 とは ステアリングシャフトの 中 心 線 と 一 致 するボス の 表 面 上 の 点 をいう 2.8. かじ 取 ハンドルの 平 面 とは 運 転 者 に 相 対 する 方 向 でかじ 取 ハンドルのリムを 等 分 に 分 割 する 平 面 をいう 1/24

2.9. ステアリングシャフト とは かじ 取 ハンドルに 加 えられるトルクをステアリング ギアに 伝 達 する 部 分 をいう 2.10. ステアリングコラム とは ステアリングシャフトを 包 むハウジングをいう 2.11. かじ 取 装 置 とは かじ 取 ハンドル ステアリングコラム 組 立 付 属 品 ステアリ ングシャフト ステアリングギアハウジング 及 びかじ 取 ハンドルに 対 して 衝 突 した 場 合 に エネルギーを 吸 収 するのに 寄 与 するように 設 計 されているその 他 の 全 構 成 部 品 からなる 装 置 をいう 2.12. 車 室 とは 乗 員 を 収 容 するスペースで ルーフ フロア 側 壁 ドア 窓 ガラス 前 部 隔 壁 及 び 後 部 車 室 隔 壁 又 は 後 部 シートバックサポートの 平 面 並 びに 電 気 車 両 推 進 バッ テリーのモノブロックを 収 納 するトレーの 隔 壁 を 境 界 とする 部 分 をいう 2.13. 衝 撃 装 置 とは 別 紙 3の 3.に 基 づく 直 径 165mm の 剛 体 の 半 球 形 ヘッドフォーム からなるものをいう 2.14. 非 積 載 質 量 とは 乗 車 人 員 又 は 積 載 物 品 を 乗 車 又 は 積 載 せず 燃 料 タンクをその 容 量 の 90%まで 満 たし 工 具 及 びスペアタイヤを 備 えた 自 動 車 にあっては これらを 取 り 付 け 電 気 車 両 推 進 バッテリーを 装 備 した 自 動 車 にあっては 推 進 バッテリーのモノブロッ クを 収 納 した 推 進 バッテリートレーを 積 載 した 走 行 が 可 能 な 状 態 の 自 動 車 の 質 量 をいう 2.15. モノブロック とは 推 進 電 気 エネルギー 源 の 最 小 ユニットをいう 2.16. 推 進 バッテリー とは 電 気 エネルギー 源 を 構 成 するモノブロックのアセンブリー をいう 2.17. 推 進 バッテリートレー とは 一 つ 又 はそれ 以 上 のモノブロックを 収 納 するトレー をいう 3. 要 件 かじ 取 装 置 は 3.1.から 3.4. 並 びに 別 紙 1 別 紙 2 及 び 別 紙 3の 規 定 に 適 合 するもので なければならない ただし かじ 取 装 置 のうち エアバックを 備 えていない 汎 用 かじ 取 ハンドルにあっては 3.2.から 3.4.の 規 定 並 びに 別 紙 2 及 び 別 紙 3の 規 定 に 適 合 すればよいものとする 3.1. バリヤに 対 する 正 面 衝 突 試 験 ダミーを 搭 載 していない 状 態 において 非 積 載 質 量 の 自 動 車 を 48.3km/h の 速 度 でバリヤ に 衝 突 させた 際 にステアリングコラムとそのシャフトの 頂 点 が 車 両 の 水 平 方 向 に 後 方 12.7cm を 超 えて 移 動 せず さらに 車 両 の 鉛 直 方 向 に 上 方 12.7cm を 超 えて 移 動 しないも のでなければならない この 場 合 において 当 該 自 動 車 における 衝 突 の 影 響 を 受 けない 部 分 を 基 準 点 とする( 別 紙 1の 3.1. 参 照 ) ただし 専 ら 乗 用 の 用 に 供 する 乗 車 定 員 10 人 の 自 動 車 及 びその 形 状 が 専 ら 乗 用 の 用 に 供 する 自 動 車 であって 乗 車 定 員 10 人 のものの 形 状 に 類 する 自 動 車 を 除 く 2/24

3.1.1. 電 動 機 を 原 動 機 とする 自 動 車 の 場 合 には 3.1.で 規 定 する 衝 突 試 験 は 推 進 バッテ リーのマスタースイッチを オン の 位 置 とし 試 験 を 実 施 すること この 場 合 において 試 験 中 及 び 試 験 後 において 次 の 3.1.1.1. 及 び 3.1.1.2.の 要 件 を 満 たすこと 3.1.1.1. モノブロックは 所 定 の 位 置 に 固 定 されたままでなければならない 3.1.1.2. 電 解 液 が 車 室 内 に 漏 出 してはならない ただし 試 験 後 1 時 間 以 内 に 生 じる 自 動 車 の 外 部 への 漏 出 量 が 推 進 バッテリーの 電 解 液 の 総 量 の 7%を 超 えない 場 合 には この 限 りでない 3.1.2. かじ 取 装 置 を 装 備 した 自 動 車 が 協 定 規 則 第 94 号 改 訂 版 の 補 足 第 3 改 訂 版 の 5.2.2. の 規 定 に 適 合 する 場 合 には 3.1.の 規 定 に 適 合 するものとする 3.2. ボディブロック 試 験 かじ 取 ハンドルが 別 紙 2の 手 順 に 従 って 相 対 速 度 24.1km/h のボディブロックに 衝 突 した 際 に かじ 取 ハンドルからボディブロックに 加 わる 力 が 1,111daN を 超 えてはならない 3.2.1. かじ 取 ハンドルにエアバッグが 装 備 されている 場 合 かじ 取 装 置 を 装 備 した 自 動 車 が 協 定 規 則 第 94 号 改 訂 版 の 補 足 第 3 改 訂 版 の 5.2.1.4. 及 び 5.2.1.5.の 規 定 に 適 合 する 場 合 には 3.2.の 規 定 に 適 合 するものとする 3.3. ヘッドフォーム 試 験 かじ 取 ハンドルが 別 紙 3の 手 順 に 従 って 相 対 速 度 24.1km/h の 衝 撃 装 置 と 衝 突 した 際 に 衝 撃 装 置 の 減 速 度 が 784m/s 2 を 超 える 部 分 において 積 算 値 が3ms を 超 えてはならない この 場 合 において 減 速 度 の 最 大 値 はチャンネル 周 波 数 クラス(CFC)600 で 1176m/s 2 を 超 え てはならない ただし 専 ら 乗 用 の 用 に 供 する 自 動 車 であって 乗 車 定 員 10 人 のもの 及 びそ の 形 状 が 専 ら 乗 用 の 用 に 供 する 自 動 車 であって 乗 車 定 員 10 人 のものの 形 状 に 類 する 自 動 車 を 除 く 3.4. かじ 取 ハンドルは 次 の 3.4.1.から 3.4.5.までの 基 準 に 適 合 すること 3.4.1. 3.2. 及 び 3.3.で 規 定 する 試 験 を 行 う 前 に 運 転 者 側 に 面 しているかじ 取 ハンドル の 表 面 のうち 直 径 165mm の 球 が 接 触 できる 部 分 がいずれも 曲 率 半 径 2.5mm 未 満 の 鋭 い 突 起 や 尖 った 先 端 を 有 してはならない 3.4.1.1. 3.2. 及 び 3.3.で 規 定 する 試 験 の 後 に 運 転 者 側 に 面 したかじ 取 ハンドルの 表 面 に 運 転 者 が 傷 害 を 負 う 危 険 又 はその 危 険 を 増 す 恐 れのある 鋭 い 突 起 や 尖 った 先 端 があっては ならない この 場 合 において 表 面 の 小 さな 亀 裂 又 はひびは 考 慮 しない 3.4.1.1.1. かじ 取 ハンドルの 表 面 が 硬 度 50 ショア(A) 未 満 の 非 剛 性 材 質 の 構 成 部 品 からな るものについては 3.4.1.1.の 規 定 は 適 用 しない 3.4.2. かじ 取 ハンドルは ホーンコントロール 組 立 付 属 品 を 含 む 構 成 部 品 及 び 付 属 品 に 通 常 の 運 転 操 作 中 に 運 転 者 の 衣 服 や 装 飾 品 が 引 っかかるおそれがないこと 3.4.3. 特 定 の 自 動 車 への 装 着 を 目 的 としないかじ 取 ハンドルにあっては 別 紙 2の 2.1.3. 及 び 別 紙 3の 2.3.に 定 める 方 法 により 試 験 を 行 うことができる 3/24

3.4.4. 汎 用 かじ 取 ハンドル の 場 合 には 次 の 3.4.4.1. 及 び 3.4.4.2.に 掲 げる 範 囲 内 で 3.2. 及 び 3.3.の 要 件 を 満 たすこと 3.4.4.1. コラム 角 の 全 範 囲 この 場 合 において 当 該 ハンドルの 使 用 対 象 になる 自 動 車 の 型 式 の 範 囲 で 少 なくとも 最 大 コラム 角 と 最 小 コラム 角 について 試 験 を 行 うこと 3.4.4.2. かじ 取 ハンドルに 対 して 衝 撃 装 置 又 はボディブロックが 取 り 得 る 位 置 関 係 の 全 範 囲 この 場 合 において 当 該 ハンドルの 使 用 対 象 になる 自 動 車 の 型 式 の 範 囲 で 少 なくと も 中 間 的 位 置 で 試 験 を 行 うこと また ステアリングコラムを 使 用 する 場 合 には 最 も 不 利 な 条 件 を 想 定 した 条 件 に 対 応 するものでなければならない 3.4.5. 1 種 類 のかじ 取 ハンドルと 複 数 のステアリングコラムを 接 続 させるために 複 数 のア ダプタの 仕 様 がある 場 合 エネルギー 吸 収 特 性 が 同 一 であることを 証 明 することにより 3.2. 及 び 3.3.の 試 験 を1 種 類 のアダプタで 実 施 することができる 4. 試 験 4.1. 3.の 規 定 への 適 合 性 は 別 紙 1 別 紙 2 及 び 別 紙 3に 規 定 する 方 法 により 試 験 を 行 う 測 定 はすべて ISO 6487-1987 に 基 づき 実 施 すること 4.2. 自 動 車 製 作 者 等 は 4.1.に 規 定 する 試 験 方 法 以 外 の 方 法 により 試 験 を 実 施 する 場 合 に あっては その 試 験 が 本 技 術 基 準 で 規 定 した 試 験 と 同 等 であることを 証 明 しなければなら ない 4/24

別 紙 1 バリヤに 対 する 正 面 衝 突 試 験 1. 目 的 この 試 験 は 本 技 術 基 準 の 3.1.に 規 定 する 要 件 への 適 合 性 を 確 認 することを 目 的 とする 2. 装 置 手 順 及 び 測 定 計 器 2.1. 試 験 場 試 験 場 は 助 走 路 バリヤ 及 び 試 験 に 必 要 な 設 備 を 収 容 できるよう 十 分 な 広 さを 有 する こと この 場 合 において 助 走 路 の 最 終 の 部 分 (バリヤの 手 前 )から 少 なくとも5mの 区 間 は 水 平 かつ 平 坦 で 滑 らかな 面 でなければならない 2.2. バリヤ バリヤは 高 さ 1.5m 以 上 幅 3m 以 上 の 大 きさを 有 し 7 10 4 kg 以 上 の 質 量 となる 厚 さを 有 するものとし 前 面 は 平 らで かつ 助 走 路 に 対 して 鉛 直 かつ 直 角 であるものとする また バリヤは 厚 さ 20±2mm のベニヤ 板 で 覆 うものとする この 場 合 において バリ ヤとベニヤ 板 の 間 には 厚 さ 25mm 以 上 の 鋼 板 の 構 造 物 を 置 くことができる なお 大 きさ 及 び 質 量 の 異 なるバリヤであっても 衝 突 面 の 面 積 が 試 験 車 両 の 正 面 衝 突 面 積 より 大 きく かつ 同 等 の 結 果 が 得 られるのであれば 使 用 することができる 2.3. 自 動 車 の 衝 突 自 動 車 がバリヤに 衝 突 する 瞬 間 において かじ 取 装 置 や 推 進 装 置 からの 追 加 的 な 作 用 を 受 けず バリヤに 直 角 の 進 路 でバリヤに 達 しなければならない この 場 合 において 自 動 車 の 前 面 の 鉛 直 中 心 線 とバリヤの 鉛 直 中 心 線 との 水 平 方 向 のずれは 最 大 ±30cm まで 許 容 される 2.4. 自 動 車 の 状 態 2.4.1. 試 験 時 における 自 動 車 は 非 積 載 質 量 に 含 まれるすべての 通 常 の 構 成 部 品 と 装 置 を 取 り 付 けるか あるいは 車 室 に 関 係 のある 構 成 部 品 及 び 装 置 並 びに 走 行 可 能 状 態 におけ る 車 両 全 体 の 質 量 の 分 布 に 関 して 本 要 件 を 満 たすような 状 態 にあるものとする なお 本 技 術 基 準 3.1.にかかわらず ダミーを 搭 載 して 試 験 を 行 うことができる ただし いか なる 場 合 にも ダミーがかじ 取 装 置 の 動 きを 妨 げてはならず ダミーの 質 量 は 試 験 自 動 車 の 質 量 には 含 めない 2.4.2. 試 験 自 動 車 を 外 部 的 手 段 で 走 行 させる 場 合 には 燃 料 供 給 システムに 比 重 が 0.7 か ら1の 間 の 不 燃 液 をその 容 量 の 少 なくとも 90%まで 入 れるものとし その 他 液 類 (ブレー キ 液 冷 却 水 等 )はすべて 空 とすることができる 2.4.3. 試 験 自 動 車 をそれ 自 体 の 原 動 機 で 駆 動 する 場 合 には 燃 料 タンクの 少 なくとも 90% が 満 されているものとし その 他 液 類 (ブレーキ 液 冷 却 水 等 )はすべて 容 量 を 満 たさな ければならない なお 自 動 車 製 作 者 等 が 希 望 し 試 験 機 関 がこれを 認 める 場 合 には 原 動 機 への 燃 料 補 給 は 容 量 の 小 さい 補 助 タンクで 行 うことができる この 場 合 において 5/24

燃 料 タンクには 比 重 が 0.7 から1の 間 の 不 燃 液 を 容 量 の 90% 以 上 入 れるものとする 2.4.4. 自 動 車 製 作 者 等 が 希 望 し 試 験 機 関 がこれを 認 める 場 合 には 他 の 基 準 で 定 める 試 験 ( 自 動 車 の 構 造 に 影 響 を 与 える 可 能 性 のある 試 験 を 含 む )に 使 用 した 自 動 車 を 使 用 する ことができる 2.4.5. かじ 取 ハンドルが 調 節 可 能 な 場 合 には 自 動 車 製 作 者 等 が 指 定 した 通 常 位 置 に 配 置 し 自 動 車 製 作 者 等 の 指 定 がない 場 合 にあっては 調 節 範 囲 の 中 間 点 に 配 置 するものとす る 2.5. 衝 突 速 度 試 験 時 の 自 動 車 の 速 度 は 48.3km/h から 53.1km/h の 間 であること ただし この 範 囲 を 超 える 速 度 で 試 験 が 実 施 された 場 合 であっても 本 技 術 基 準 の 要 件 に 適 合 した 場 合 には 当 該 自 動 車 は 要 件 に 適 合 するものとみなす 2.6. 測 定 計 器 2.5.に 規 定 する 速 度 を 記 録 するための 計 器 の 精 度 は 1% 以 内 とする 3. 結 果 3.1. かじ 取 ハンドルの 後 方 及 び 上 方 への 移 動 量 の 測 定 は 衝 突 の 間 に ステアリングコラ ム 及 びステアリングシャフトの 頂 点 と 衝 突 の 影 響 を 受 けない 自 動 車 の 点 の 間 の 変 位 量 を 記 録 ( 注 1)する 水 平 方 向 ( 注 2)の 変 位 については 試 験 自 動 車 の 前 後 方 向 軸 と 平 行 に 測 定 し 鉛 直 ( 注 2)の 変 位 については 車 両 の 前 後 方 向 軸 と 直 角 の 方 向 に 測 定 する こ の 記 録 から 読 み 取 る 最 大 変 位 値 を 後 方 及 び 上 方 への 移 動 とみなす 3.2. 試 験 の 後 試 験 自 動 車 の 損 傷 を 試 験 成 績 書 に 記 載 し 次 の 3.2.1.から 3.2.4.の 位 置 か ら 試 験 自 動 車 を 少 なくとも1 枚 ずつ 撮 影 すること 3.2.1. 側 面 ( 左 右 ) 3.2.2. 正 面 3.2.3. 底 面 3.2.4. 車 室 内 部 の 変 形 した 部 分 4. 補 正 係 数 4.1. 記 号 の 定 義 V 記 録 した 速 度 (km/h) m 0 m 1 D 0 2.4.で 規 定 する 試 験 自 動 車 の 質 量 試 験 装 置 を 取 り 付 けた 試 験 自 動 車 の 質 量 3.1.で 規 定 する 衝 突 中 に 測 定 する 変 位 量 ( 注 1)この 記 録 は 最 大 測 定 値 に 替 えることができる ( 注 2) 水 平 方 向 とは 試 験 前 の 自 動 車 が 静 止 している 場 合 の 車 室 を 基 準 とする 自 動 車 が 動 いている 際 の 地 面 を 基 準 にするものではない 鉛 直 とは 水 平 方 向 に 対 して 直 角 の 上 向 きであること 6/24

D 1 試 験 結 果 を 判 定 するのに 用 いる 変 位 量 (48.3) 2 K 1 = と 0.83 の 大 きい 方 V K 2 = m 0 と 0.8 の 大 きい 方 m 1 4.2. 試 験 自 動 車 が 要 件 に 適 合 しているか 否 かを 調 べるために 用 いる 補 正 変 位 量 D 1 は 次 に 掲 げる 式 により 計 算 する D 1 =D 0 K 1 K 2 4.3. 非 積 載 質 量 が 増 加 する 場 合 であって m 1 がm 0 よりも 大 きい 自 動 車 の 場 合 m 1 が 1.25 m 0 以 下 であり かつ 変 位 量 D 1 から 次 の 式 を 用 いて 得 られる 補 正 変 位 量 D 2 により 本 技 術 基 準 の 3.の 要 件 を 満 たしていることが 証 明 される 場 合 にあっては バリヤに 対 する 正 面 衝 突 試 験 を 省 略 することができる 5. 同 等 試 験 の 手 順 5.1. 自 動 車 製 作 者 等 が 希 望 し 試 験 機 関 がこれを 認 め 規 定 された 試 験 方 法 以 外 の 方 法 に より 試 験 を 実 施 する 場 合 にあっては その 試 験 が 2. 及 び 3.で 規 定 した 試 験 と 同 等 のもので あることを 証 明 しなければならない この 場 合 において 実 施 した 試 験 方 法 及 び 得 られた 結 果 並 びに 必 要 に 応 じて 規 定 された 試 験 を 実 施 しなかった 理 由 を 試 験 成 績 書 に 添 付 しなけ ればならない 7/24

別 紙 2 ボディブロック 試 験 1. 目 的 この 試 験 は 本 技 術 基 準 の3.2.に 規 定 する 要 件 への 適 合 性 を 確 認 することを 目 的 とする 2. 装 置 手 順 及 び 測 定 計 器 2.1. かじ 取 ハンドルの 取 り 付 け 2.1.1. 車 体 をフロントシートの 位 置 で 横 に 切 断 し 可 能 であればルーフとウインドスクリ ーンとドアを 外 した 車 体 前 部 にかじ 取 ハンドルを 取 り 付 ける なお 車 体 前 部 にボディブ ロックが 衝 突 した 場 合 に 自 動 車 が 動 かないよう 固 定 すること この 場 合 において かじ 取 ハンドルの 取 付 角 度 の 公 差 は 設 計 角 度 の±2 以 内 でなければならない 2.1.2. 車 体 前 部 及 びかじ 取 装 置 のアセンブリー を 模 した 構 造 物 が 次 の 2.1.2.1. 及 び 2.1.2.2.の 条 件 を 満 たしている 場 合 において 自 動 車 製 作 者 等 が 希 望 し 試 験 機 関 がこれ を 認 める 場 合 には かじ 取 ハンドルを 当 該 構 造 物 に 取 り 付 けて 試 験 をすることができる 2.1.2.1. 幾 何 学 的 配 置 が 同 一 であること 2.1.2.2. 剛 性 が 大 きいこと 2.1.3. 汎 用 かじ 取 ハンドルの 場 合 の 取 り 付 け かじ 取 ハンドルは トリムを 装 備 して 試 験 を 実 施 すること かじ 取 ハンドルは 試 験 装 置 との 間 に 最 低 100mm のつぶれを 妨 げないためのスペースを 設 けなければならない ステ アリングシャフトを 試 験 装 置 に 固 定 し 衝 突 時 に 動 かないようにする( 別 紙 3 図 1a 別 紙 3 図 1b 参 照 ) 2.2. 試 験 用 のかじ 取 装 置 の 調 節 2.2.1. 最 も 剛 性 の 大 きいスポークとボディブロックが 接 触 する 位 置 及 び 最 も 変 形 しやすい 位 置 における 接 触 点 に 対 して 直 角 になる 位 置 をかじ 取 ハンドルの 衝 撃 位 置 として 試 験 を 実 施 する この 場 合 において かじ 取 ハンドルのステアリングコラムの 角 度 が 調 節 可 能 な 場 合 自 動 車 製 作 者 等 が 指 定 した 通 常 位 置 に 配 置 し 自 動 車 製 作 者 等 の 指 定 がない 場 合 に あっては 調 整 範 囲 の 中 間 点 に 配 置 した 状 態 で 両 試 験 を 実 施 するものとする 2.2.2. 試 験 自 動 車 にかじ 取 りハンドルを 前 後 方 向 に 調 節 する 機 能 を 有 する 場 合 自 動 車 製 作 者 等 が 指 定 した 通 常 位 置 において 試 験 を 実 施 するものとする ただし 自 動 車 製 作 者 等 は 試 験 機 関 に 対 しエネルギー 吸 収 の 点 から 代 表 的 な 位 置 であることを 説 明 しなければなら ない 2.2.3. かじ 取 ハンドルにエアバッグが 装 着 されている 場 合 エアバッグを 膨 らませて 試 験 を 行 うものとする ただし 自 動 車 製 作 者 等 が 希 望 し 試 験 機 関 がこれを 認 める 場 合 にあ っては エアバッグを 膨 らませない 状 態 で 試 験 を 実 施 することができる 2.3. ボディブロック ボディブロックは 付 録 に 示 す 形 状 寸 法 質 量 及 び 特 性 を 有 すること 8/24

2.4. 荷 重 の 測 定 2.4.1. かじ 取 ハンドルが 衝 撃 を 受 けた 際 に ボディブロックに 加 わる 水 平 かつ 試 験 自 動 車 の 前 後 方 向 軸 に 平 行 に 作 用 する 最 大 荷 重 を 測 定 する 2.4.2. この 力 は 直 接 測 定 したもの 又 は 間 接 的 に 測 定 したもの 及 び 試 験 中 に 記 録 した 数 値 か ら 計 算 するものとする 2.5. ボディブロックの 推 進 2.5.1. ボディブロックはどのような 推 進 方 法 を 用 いてもよい ただし ボディブロックが かじ 取 ハンドルに 衝 突 する 際 推 進 装 置 との 接 続 を 断 つものでなければならない この 場 合 において ボディブロックは 試 験 自 動 車 の 前 後 方 向 軸 に 平 行 でほぼまっすぐな 軌 跡 を 描 いてかじ 取 ハンドルに 衝 突 しなければならない 2.5.2. ボディブロックのHポイントは 特 別 なマークで 表 示 し 衝 突 前 に 自 動 車 製 作 者 等 が 指 定 する 別 紙 4の 2.4.に 規 定 するRポイントを 通 る 水 平 面 上 にあるように 調 節 する 2.6. 速 度 ボディブロックは 24.1 km/h +1.2/-0 の 速 度 でかじ 取 ハンドルに 衝 突 するものとする ただし この 範 囲 を 超 える 速 度 で 試 験 が 実 施 された 自 動 車 が 本 技 術 基 準 の 要 件 に 適 合 し た 場 合 には 当 該 自 動 車 は 要 件 に 適 合 するものとみなす 2.7. 測 定 計 器 2.7.1. 本 技 術 基 準 の 3.3.に 規 定 したパラメーターを 記 録 するのに 使 用 する 計 器 等 は 次 の 2.7.1.1.から 2.7.1.4.の 特 性 を 有 すること 2.7.1.1. ボディブロックの 速 度 :2% 以 内 2.7.1.2. 時 間 記 録 :1/1000 秒 以 内 2.7.1.3. ボディブロックがかじ 取 ハンドルに 最 初 に 接 触 した 瞬 間 を 衝 突 開 始 (ゼロポイン ト)とし 試 験 結 果 を 分 析 するのに 用 いる 記 録 に 含 まれていることを 確 認 する 2.7.1.4. 荷 重 の 測 定 測 定 はすべて ISO 6487:1987 に 基 づき 実 施 すること 2.7.1.4.1. ロードセルをかじ 取 装 置 に 挿 入 する 場 合 チャンネル 増 幅 クラス(CAC)は 1,960daN CFC600 とする 2.7.1.4.2. 加 速 度 計 又 はロードセルをボディブロックに 取 り 付 ける 場 合 2つの 単 軸 加 速 度 計 をボディブロックの 重 心 の 横 断 面 上 に 重 心 に 対 して 対 称 の 位 置 に 配 置 し CAC は 60g CFC180 とする また 測 定 用 加 速 度 計 の 数 と 位 置 については 試 験 装 置 を 独 立 した 部 品 に 分 けて その 重 心 に 加 速 度 計 を 置 き 水 平 方 向 かつ 試 験 自 動 車 の 前 後 方 向 軸 に 平 行 に 加 速 度 を 測 定 するなど 他 の 方 法 を 用 いることができる 合 計 荷 重 は ボディブロックの 各 部 分 について 計 算 又 は 直 接 測 定 した 荷 重 の 合 計 の 最 大 値 とする 2.8. 周 囲 温 度 20±5 で 安 定 していること 9/24

3. 結 果 3.1. 試 験 の 後 かじ 取 装 置 に 残 った 損 傷 を 確 かめ 試 験 成 績 書 に 記 載 する かじ 取 ハンドル ステアリングコラム 並 びにインストルメントパネル 部 の 側 面 及 び 正 面 を 少 なくとも1 枚 ずつ 撮 影 すること 3.2. 荷 重 の 最 大 値 を 2.4.の 規 定 により 測 定 又 は 計 算 する 10/24

別 紙 2- 付 録 ボディブロック 弾 性 率 :1.05-1.40 kn/cm 図 に 示 すような 100mm の 角 材 で ボディブロックの 縦 軸 に 対 して 垂 直 背 板 に 対 して 平 行 に 胸 部 に 荷 重 を 加 え 角 材 がボディブロックの 中 へ 12.7mm 移 動 した 時 に 負 荷 を 測 定 する 11/24

12/24

別 紙 3 ヘッドフォーム 試 験 1. 目 的 この 試 験 は 本 技 術 基 準 3.3.に 規 定 する 要 件 への 適 合 性 を 確 認 することを 目 的 とする 2. 装 置 手 順 及 び 測 定 計 器 2.1. 一 般 規 定 2.1.1. かじ 取 ハンドルにトリムを 装 備 して 試 験 を 行 う 2.1.2. かじ 取 ハンドルにエアバッグが 装 着 されている 場 合 エアバッグを 膨 らませて 試 験 を 行 うこと ただし 自 動 車 製 作 者 等 が 希 望 し 試 験 機 関 がこれを 認 める 場 合 にあっては エアバッグを 膨 らませない 状 態 で 試 験 を 実 施 してもよい 2.2. かじ 取 ハンドルの 取 り 付 け 2.2.1. 車 体 をフロントシートの 位 置 で 横 に 切 断 し 可 能 であればルーフとウインドスクリ ーンとドアを 外 した 車 体 前 部 にかじ 取 ハンドルを 取 り 付 ける なお ヘッドフォームが 衝 突 した 場 合 に 自 動 車 が 動 かないよう 固 定 すること 2.2.2. 車 体 前 部 及 びかじ 取 装 置 のアセンブリー を 模 した 構 造 物 が 次 の 2.2.2.1. 及 び 2.2.2.2.の 条 件 を 満 たしている 場 合 において 自 動 車 製 作 者 等 が 希 望 し 試 験 機 関 がこれ を 認 める 場 合 には かじ 取 ハンドルを 当 該 構 造 物 に 取 り 付 けて 試 験 をすることができる 2.2.2.1. 幾 何 学 的 配 置 が 同 一 であること 2.2.2.2. 剛 性 が 大 きいこと 2.3. 汎 用 かじ 取 ハンドルの 場 合 の 取 り 付 け かじ 取 ハンドルは トリムを 装 備 して 試 験 を 実 施 すること かじ 取 ハンドルは 試 験 装 置 との 間 に 最 低 100mm のつぶれを 妨 げないためのスペースを 設 けなければならない ステ アリングシャフトを 試 験 装 置 に 固 定 し 衝 突 時 に 動 かないようにする( 別 紙 3 図 1a 別 紙 3 図 1b 参 照 ) 2.3.1. ただし 2.2.に 規 定 する 方 法 により 試 験 を 実 施 してもよい 3. 衝 撃 装 置 3.1. この 装 置 は 質 量 6.8 kg の 剛 体 のガイド 付 直 線 型 インパクタからなり その 衝 突 面 は 直 径 165mm の 半 球 形 である 3.2. ヘッドフォームには 加 速 度 計 2つと 速 度 測 定 装 置 1つを 取 り 付 け これらはすべて 衝 突 する 方 向 で 数 値 の 測 定 ができるものとする 3.3. 測 定 計 器 3.3.1. 使 用 する 測 定 計 器 は ISO 6487:1987 に 適 合 するものとし さらに 次 の 3.3.2.から 3.3.4.の 特 性 を 有 すること 3.3.2. 加 速 度 CAC は 150g CFC600 とする 13/24

3.3.3. 速 度 精 度 :±1% 以 内 3.3.4. 時 間 記 録 計 器 は 試 験 中 において 継 続 して 記 録 することができ 1/1000 秒 の 精 度 で 表 示 できる ものとする ヘッドフォームがかじ 取 ハンドルに 最 初 に 接 触 した 瞬 間 を 衝 突 開 始 (ゼロポ イント)とし 試 験 結 果 を 分 析 するのに 用 いる 記 録 に 含 まれていることを 確 認 する 4. 試 験 手 順 4.1. かじ 取 ハンドルの 平 面 を 衝 突 の 方 向 に 対 して 垂 直 にする 4.2. かじ 取 ハンドルの 各 型 式 毎 に 最 高 4つ 最 低 3つの 位 置 に 衝 撃 を 与 え 各 衝 突 ごとに 新 しいかじ 取 ハンドルを 用 いる 連 続 して 衝 突 させる 場 合 には 衝 撃 装 置 の 軸 方 向 の 軸 が 次 の 4.2.1.から 4.2.4.に 規 定 する 点 と 一 致 させること 4.2.1. かじ 取 ハンドルのボス 中 心 4.2.2. 最 も 剛 性 が 大 きいか 又 は 最 も 補 強 されているスポークとかじ 取 ハンドルのリムとの 継 ぎ 目 4.2.3. スポークがないかじ 取 ハンドルのリムにあって 最 も 円 周 が 短 い 部 分 の 中 間 点 4.2.4. かじ 取 ハンドル 上 で 最 も 不 利 な 条 件 が 想 定 される 位 置 4.3. 衝 撃 装 置 は 24.1km/h 以 上 の 速 度 でかじ 取 ハンドルに 衝 突 させること この 速 度 は 推 進 エネルギー 又 は 補 助 推 進 装 置 を 用 いて 発 生 させるものとする 5. 結 果 5.1. 衝 撃 装 置 の 減 速 度 は2つの 加 速 度 計 の 表 示 値 の 平 均 として 求 めるものとする 6. 同 等 試 験 の 手 順 6.1. 自 動 車 製 作 者 等 が 希 望 し 試 験 機 関 がこれを 認 め 2. 3. 4. 及 び 5.の 要 件 を 満 足 す る 結 果 が 得 られる 場 合 については 規 定 された 試 験 方 法 以 外 の 方 法 により 試 験 を 実 施 する ことができる この 場 合 において 実 施 した 試 験 方 法 及 び 得 られた 結 果 並 びに 必 要 に 応 じ て 試 験 を 実 施 しなかった 理 由 を 試 験 成 績 書 に 添 付 しなければならない 図 1a 試 験 装 置 14/24

図 1b 試 験 装 置 の 剛 性 の 測 定 800daN の 負 荷 により 点 B まわりに 160mdaN のモーメントが 生 じる 時 点 A の 変 位 はどの 方 向 でも2mm 未 満 とする 15/24

別 紙 4 自 動 車 の 着 座 位 置 のHポイントと 実 トルソ 角 の 決 定 手 順 1. 目 的 本 別 紙 に 規 定 された 手 順 は 自 動 車 の1つ 又 はいくつかの 着 席 位 置 のHポイントの 位 置 及 び 実 トルソ 角 を 確 定 するため 並 びに 測 定 データと 自 動 車 製 作 者 等 が 示 す 設 計 仕 様 との 関 係 を 確 認 するために 用 いるものである ( 注 1) 2. 定 義 2.1. 基 準 データ とは 着 座 位 置 の 次 の 特 性 の1つ 又 はいくつかをいう 2.1.1. HポイントとRポイント 及 び 両 者 の 関 係 2.1.2. 実 トルソ 角 と 設 計 トルソ 角 及 び 両 者 の 関 係 2.2. 三 次 元 マネキン とは Hポイントと 実 トルソ 角 の 測 定 のために 用 いる 装 置 をいう この 装 置 については 付 録 1に 示 す 2.3. Hポイント とは 4.に 基 づいて 自 動 車 に 取 り 付 ける 三 次 元 マネキンの 胴 部 と 大 腿 部 の 回 転 中 心 を 指 す Hポイントの 位 置 は 三 次 元 マネキンの 両 側 にあるHポイントサイ トボタンの 間 にある Hポイントは 理 論 上 はRポイントと 一 致 する( 公 差 については3.2.2. 参 照 ) 4.に 規 定 した 手 順 に 従 っていったん 決 定 された 後 は Hポイントとシートクッシ ョン 構 造 との 位 置 関 係 は 固 定 したものとみなし シートを 調 節 するときにはそれと 共 に 動 くものとする 2.4. Rポイント とは 各 着 座 位 置 について 自 動 車 製 作 者 等 が 定 め 三 次 元 座 標 方 式 に 基 づいて 決 定 する 設 計 点 をいう 2.5. トルソライン とは 三 次 元 マネキンのプローブを 最 後 方 位 置 に 置 いたときのその 中 心 線 をいう 2.6. 実 トルソ 角 とは 三 次 元 マネキンのバックアングル 分 度 器 を 用 いて 測 定 するHポ イントを 通 る 垂 線 とトルソラインの 間 の 角 度 をいう 実 トルソ 角 は 理 論 上 は 設 計 トルソ 角 と 一 致 する( 公 差 については3.2.2. 参 照 ) 2.7. 設 計 トルソ 角 とは 自 動 車 製 作 者 等 が 定 めるシートバックの 設 計 位 置 に 当 たる 位 置 で 測 定 するRポイントを 通 る 垂 線 とトルソラインの 間 の 角 度 をいう 2.8. 乗 員 の 中 心 面 とは 各 指 定 着 座 位 置 に 置 いた 三 次 元 マネキンの 中 央 面 をいう こ れは Y 軸 上 のHポイントの 座 標 で 表 す 個 別 シートの 場 合 には シートの 中 心 面 が 乗 員 の 中 心 面 と 一 致 する その 他 のシートの 場 合 には 自 動 車 製 作 者 等 が 乗 員 の 中 心 面 を 定 め る 2.9. 三 次 元 座 標 方 式 とは 付 録 2に 規 定 する 方 式 をいう ( 注 1) 三 次 元 Hポイント 測 定 装 置 又 は 手 順 を 用 いてHポイントを 決 定 することができない 前 席 以 外 の 着 席 位 置 では 試 験 機 関 の 裁 量 により 自 動 車 製 作 者 等 が 示 すRポイントを 基 準 にすることができる 16/24

2.10. 基 準 点 マーク とは 自 動 車 製 作 者 等 が 定 める 車 体 上 の 物 理 的 な 点 ( 穴 表 面 マ ーク 又 は 刻 み 目 )をいう 2.11. 車 両 測 定 姿 勢 とは 三 次 元 座 標 方 式 における 基 準 点 マークの 座 標 によって 決 まる 自 動 車 の 位 置 をいう 3. 要 件 3.1. データ 提 出 本 要 件 に 適 合 していることを 実 証 するために 基 準 データが 必 要 な 各 着 座 位 置 については 次 のデータの 全 部 又 はそのうちの 適 当 なものを 選 択 して 付 録 3に 示 す 書 式 で 提 出 するこ と 3.1.1. 三 次 元 座 標 方 式 に 基 づくRポイントの 座 標 3.1.2. 設 計 トルソ 角 3.1.3. 4.3.に 規 定 された 測 定 位 置 にシートを 調 節 する( 調 節 できる 場 合 )のに 必 要 なあら ゆる 指 示 3.2. 測 定 データと 設 計 仕 様 との 関 係 3.2.1. 4.に 規 定 された 手 順 によって 求 めたHポイントの 座 標 と 実 トルソ 角 を それぞれ 自 動 車 製 作 者 等 が 定 めるRポイントの 座 標 及 び 設 計 トルソ 角 と 比 較 する 3.2.2. RポイントとHポイントの 位 置 関 係 並 びに 設 計 トルソ 角 と 実 トルソ 角 の 関 係 は R ポイントを 対 角 線 の 交 点 とする 各 辺 が 鉛 直 又 は 水 平 な 一 辺 50mmの 正 方 形 内 にHポイントが あり かつ 実 トルソ 角 と 設 計 トルソ 角 の 差 が5 以 内 であれば 当 該 座 席 位 置 に 関 して 満 足 できるものとする 3.2.3. これらの 条 件 が 満 たされた 場 合 は Rポイントと 設 計 トルソ 角 が 本 要 件 に 適 合 して いるものとする 3.2.4. Hポイント 又 は 実 トルソ 角 が3.2.2.の 要 件 に 適 合 しない 場 合 には Hポイントと 実 トルソ 角 を2 回 ( 初 回 を 含 め 合 計 3 回 ) 測 定 する 3 回 のうち2 回 の 測 定 結 果 が 要 件 を 満 たすならば 3.2.3.の 条 件 を 適 用 する 3.2.5. 3.2.4.に 規 定 する3 回 の 測 定 のうち 少 なくとも2 回 の 測 定 結 果 が 3.2.2.の 要 件 に 適 合 しない 場 合 又 は 自 動 車 製 作 者 等 がRポイントの 位 置 若 しくは 設 計 トルソ 角 に 関 する 情 報 を 提 供 しなかったために 確 認 を 行 うことができない 場 合 には 本 技 術 基 準 でRポイント 又 は 設 計 トルソ 角 に 言 及 するときには 常 に 測 定 点 の 図 心 又 は3 回 の 測 定 角 の 平 均 を 使 用 す ることができる 4. Hポイント 及 び 実 トルソ 角 の 測 定 手 順 4.1. 試 験 自 動 車 は 自 動 車 製 作 者 等 の 裁 量 により20±10 の 温 度 で 保 持 し シート 材 料 が 室 温 に 達 したことを 確 認 する 検 査 すべきシートに 未 だ 誰 も 座 ったことがなければ 70~80kg の 人 又 は 装 置 をシート 上 に1 分 間 ずつ2 度 着 座 させ クッションとバッグをしなやかにす る 自 動 車 製 作 者 等 から 要 望 があった 場 合 には 三 次 元 マネキンを 取 り 付 ける 前 の 少 なく 17/24

とも30 分 間 は 全 シートアセンブリーに 荷 重 をかけないものとする 4.2. 試 験 自 動 車 は 2.11.に 定 義 した 測 定 姿 勢 にする 4.3. シートは 調 節 できる 場 合 には まず 自 動 車 製 作 者 等 が 定 める 最 後 方 の 通 常 の 運 転 又 は 乗 車 位 置 に 調 節 する その 際 には 通 常 運 転 又 は 乗 車 位 置 以 外 の 目 的 のために 使 用 す るシートトラベルを 除 いて シートの 前 後 方 向 の 調 節 だけを 考 慮 する 他 のシート 調 節 モ ード( 垂 直 角 度 シートバック 等 )がある 場 合 には その 後 自 動 車 製 作 者 等 が 定 める 位 置 に 調 節 する サスペンションシートの 場 合 には 鉛 直 位 置 を 自 動 車 製 作 者 等 が 定 める 通 常 の 運 転 位 置 に 合 わせてしっかり 固 定 する 4.4. 三 次 元 マネキンが 接 触 する 着 座 位 置 の 範 囲 は 十 分 な 大 きさと 適 当 な 生 地 のモスリン コットン(18.9 糸 /cm2かつ0.228kg/m 2 ) 又 は 同 時 の 特 性 をもつメリヤス 若 しくは 不 織 布 で 被 うものとする 試 験 を 試 験 自 動 車 以 外 の 座 席 で 行 う 場 合 には 座 席 を 置 く 床 面 は その 座 席 を 使 用 する 予 定 の 試 験 自 動 車 の 床 面 と 同 じ 本 質 的 特 性 ( 注 2) を 有 するものとする 4.5. 三 次 元 マネキンのシート バックアセンブリーを 乗 員 の 中 心 面 が 三 次 元 マネキンの 中 心 面 と 一 致 するように 置 く 三 次 元 マネキンの 位 置 が 外 側 になりすぎて 三 次 元 マネキ ンがシートの 端 に 妨 げられて 水 平 にならない 場 合 にあっては 三 次 元 マネキンを 乗 員 の 中 心 面 から 内 側 に 動 かしてもよい 4.6. 足 部 アセンブリーと 下 脚 部 アセンブリーを 個 別 に 又 はTバー 下 脚 部 アセンブリー を 使 用 して 取 り 付 ける Hポイントサイトボタンを 通 る 直 線 は 地 面 に 対 して 平 行 で かつ シートの 前 後 方 向 の 鉛 直 中 央 面 に 直 角 でなければならない 4.7. 三 次 元 マネキンの 足 部 と 脚 部 の 位 置 を 次 の 通 りに 調 節 する 4.7.1. 指 定 座 席 位 置 : 運 転 者 席 及 び 前 席 外 側 乗 員 席 4.7.1.1. 足 部 が 床 面 上 において 操 縦 ペダルとの 間 の 自 然 な 位 置 となるように 必 要 に 応 じ て 足 部 アセンブリーと 脚 部 アセンブリーの 両 方 を 前 へ 動 かす 可 能 であれば 三 次 元 マ ネキンの 中 心 面 から 左 足 までの 距 離 と 右 足 までの 距 離 がほぼ 同 じになるようにする 三 次 元 マネキンの 横 方 向 の 位 置 を 確 認 する 水 準 器 は 必 要 ならばシートパンを 再 調 節 すること によって 又 は 脚 部 と 足 部 のアセンブリーを 後 方 に 調 節 することによって 水 平 にする H ポイントサイトボタンを 通 る 直 線 はシートの 前 後 方 向 の 鉛 直 中 央 面 に 対 して 直 角 を 保 つこ と 4.7.1.2. 左 脚 を 右 脚 と 平 行 に 保 つことができず かつ 左 脚 が 構 造 物 によって 支 えられな い 場 合 には 支 えられるまで 左 脚 を 動 かす 照 準 点 は 水 平 かつシートの 前 後 方 向 の 鉛 直 中 央 面 に 垂 直 とし この 状 態 を 保 つ 4.7.2. 指 定 座 席 位 置 : 外 側 後 部 後 部 座 席 又 は 補 助 座 席 の 場 合 には 脚 部 は 自 動 車 製 作 者 等 が 定 める 位 置 に 置 く その 際 ( 注 2) 傾 斜 角 度 シートを 取 り 付 けた 時 の 高 さの 差 表 面 の 状 態 等 18/24

両 足 を 置 いたフロアの 部 分 が 左 右 でレベルに 差 がある 場 合 には 前 席 に 最 初 に 接 触 する 方 の 足 を 基 準 にして 他 方 の 足 を 調 節 し 装 置 の 座 席 の 横 方 向 の 位 置 を 示 す 水 準 器 が 水 平 を 指 すようにする 4.7.3. その 他 の 指 定 座 席 位 置 4.7.1.に 規 定 した 一 般 的 手 順 に 従 う ただし 足 部 の 位 置 は 自 動 車 製 作 者 等 が 定 める 通 りとする 4.8. 下 脚 部 ウエイトと 大 腿 部 ウエイトを 加 えて 三 次 元 マネキンを 水 平 にする 4.9. バックパンをフォワードストップまで 前 方 に 傾 け Tバーを 使 って 三 次 元 マネキンを シートバックから 引 き 離 す 次 に 規 定 された 方 法 の1つによって 三 次 元 マネキンの 位 置 を 再 調 節 する 4.9.1. 三 次 元 マネキンが 後 方 に 移 動 するようであれば 次 の 手 順 を 用 いる Tバー 上 の 前 方 負 荷 が 必 要 でなくなるまで(シートパンがシートバックに 接 触 するまで) 三 次 元 マネ キンを 後 方 に 滑 らせる 必 要 ならば 下 脚 部 の 位 置 を 再 調 節 する 4.9.2. 三 次 元 マネキンが 後 方 で 移 動 しないようであれば 次 の 手 順 を 用 いる シートパン がシートバックに 接 触 するまで Tバーに 水 平 後 方 負 荷 を 加 えて 三 次 元 マネキンを 後 方 に 滑 らせる( 付 録 1の 図 2 参 照 ) 4.10. 三 次 元 マネキンのバックパンアセンブリーにヒップアングル 分 度 器 とTバーハウジ ングの 交 点 で100±10Nの 荷 重 を 加 える 荷 重 を 加 える 方 向 は 上 記 の 交 点 と 大 腿 部 バーハ ウジングの 真 上 の 点 を 通 る 直 線 に 沿 うものとする( 付 録 1の 図 2 参 照 ) 次 にバックパン を 注 意 深 くシートバックに 戻 す 残 りの 手 順 の 間 に 三 次 元 マネキンが 前 方 に 移 動 しない ように 注 意 を 払 うこと 4.11. 左 右 のHポイントピボットに 臀 部 ウエイトを 取 り 付 け 次 にトルソウエイトハンガー へ8 個 のトルソウエイトを 交 互 に 取 り 付 ける 三 次 元 マネキンを 水 平 に 保 つ 4.12. バックパンを 前 方 に 傾 け シートバックに 対 する 圧 力 を 解 除 する 三 次 元 マネキンを 10 の 弧 を 描 くように( 前 後 方 向 の 鉛 直 中 央 面 のそれぞれの 側 に5 ) 完 全 に3サイクル 揺 すり 三 次 元 マネキンとシートの 間 に 蓄 積 している 摩 擦 を 解 除 する 揺 動 中 に 三 次 元 マネキンのTバーが 所 定 の 水 平 及 び 鉛 直 の 整 列 状 態 からずれることが ある したがって 揺 動 中 は 適 当 な 側 方 荷 重 を 加 えてTバーを 抑 止 しなければならない Tバーを 保 持 し 三 次 元 マネキンを 揺 動 する 時 には 鉛 直 又 は 前 後 方 向 に 不 用 意 な 外 部 荷 重 がかからないように 注 意 を 払 うこと この 段 階 では 三 次 元 マネキンの 足 部 を 抑 止 したり 保 持 したりする 必 要 はない 足 部 の 位 置 が 変 われば その 姿 勢 のままにしておくこと バックパンを 注 意 深 くシートバックに 戻 し 2つの 水 準 器 がゼロ 位 置 にあるかどうかを 確 かめる 三 次 元 マネキンの 揺 動 操 作 の 間 に 足 部 の 動 きが 生 じた 場 合 には その 位 置 を 次 の 通 りに 再 調 節 する 19/24

更 に 足 が 動 かないようにフロア 交 互 に 各 足 をもち 上 げる この 動 作 の 間 両 足 は 自 由 に 回 転 できるものとし 前 方 または 側 方 への 荷 重 をかけないものとする それぞれの 足 を 下 ろした 位 置 に 戻 す 場 合 には 踵 がそのために 設 計 した 構 造 物 に 接 触 するものとする 側 面 水 準 器 がゼロ 位 置 にあるかどうかを 確 認 する 必 要 ならば 三 次 元 マネキンのシー トパンがシート 上 で 水 平 になるのに 十 分 な 側 方 荷 重 をバックパンの 頂 点 に 加 える 4.13. 三 次 元 マネキンがシートクッション 上 を 前 方 に 移 動 しないようにTバーを 保 持 しな がら 次 の 手 順 をとる (a) バックパンをシートバックに 戻 す (b) 25Nを 超 えない 水 平 後 方 負 荷 を トルソウエイトの 中 心 とほぼ 同 じ 高 さで バックア ングルバーに 加 え 荷 重 解 除 後 に 安 定 した 位 置 に 達 したことがヒップアングル 分 度 器 に より 確 認 できるまで 交 互 に 負 荷 と 除 荷 を 繰 り 返 す 外 部 からの 下 方 または 側 方 への 荷 重 が 三 次 元 マネキンにかからないように 注 意 を 払 うこと 三 次 元 マネキンの 水 平 調 節 が もう1 度 必 要 ならば バックパンを 前 方 に 回 転 させ 再 度 水 平 にしたうえで 4.12.から の 手 順 を 繰 り 返 す 4.14. 全 測 定 を 行 う 4.14.1. 三 次 元 座 標 方 式 に 基 づいてHポイントの 実 測 位 置 を 測 定 する 4.14.2. プローブを 完 全 に 後 方 位 置 にして 三 次 元 マネキンのバックアングル 分 度 器 で 実 ト ルソ 角 を 読 み 取 る 4.15. 三 次 元 マネキンの 取 り 付 けの 再 実 施 を 望 む 場 合 再 実 施 前 の 少 なくとも30 分 間 はシー トアセンブリーに 荷 重 をかけてはならない 三 次 元 マネキンは 試 験 の 実 施 に 必 要 な 時 間 より 長 くシートアセンブリー 上 で 荷 重 がかかったままにしてはならない 4.16. 同 じ 列 の 座 席 が 同 じだとみなされる 場 合 には(ベンチシート 同 一 設 計 のシート 等 ) 各 列 のシートについて 1つのHポイントと1つの 実 トルソ 角 だけを 測 定 すればよい 付 録 1に 記 す 三 次 元 マネキンはその 列 を 代 表 するとみなされる 場 所 に 置 く その 場 所 は 次 のとおりとする 4.16.1. 前 列 の 場 合 には 運 転 者 のシート 4.16.2. 後 列 の 場 合 には 外 側 のシート 20/24

別 紙 4- 付 録 1 三 次 元 マネキンの 説 明 ( 注 ) 1. バック 及 びシートパン バックパンとシートパンは 強 化 プラスチック 及 び 金 属 で 構 成 される 人 体 の 胴 部 と 大 腿 部 を 模 しており Hポイントでヒンジにより 機 械 的 に 接 合 している 実 トルソ 角 を 測 定 す るために Hポイントにヒンジにより 取 り 付 けられたプローブにより 分 度 器 を 固 定 してい る シートパンに 取 り 付 けた 調 節 可 能 な 大 腿 部 バーが 大 腿 部 の 中 心 線 を 決 定 し ヒップア ングル 分 度 器 の 基 線 になっている 2. ボディ 及 びレッグエレメント 下 脚 部 分 はひざ 結 合 Tバーでシートパンアセンブリーに 接 続 しているが このTバーは 調 節 可 能 な 大 腿 部 バーが 横 方 向 に 延 びたものである ひざ 角 度 を 測 定 するために 下 脚 部 分 に 分 度 器 が 組 み 込 まれている 靴 および 足 部 アセンブリーにはフット 角 度 を 測 定 するた めに 目 盛 を 付 けている 2つの 水 準 器 によってマネキンの 鉛 直 と 水 平 方 向 の 位 置 を 決 定 す る ボディエレメントウェイトを 該 当 する 重 心 に 取 り 付 け シートに76kgの 男 性 が 着 座 し た 場 合 と 同 等 の 荷 重 が 生 じるようにする 三 次 元 マネキンの 結 合 部 はすべて 著 しい 摩 擦 を 生 じないで 自 由 に 動 くかどうかを 確 認 しなければならない 図 1 三 次 元 マネキンの 各 部 分 の 名 称 ( 注 ) 三 次 元 マネキンの 構 造 の 詳 細 については SAE 400 Commonwealth Drive,Warren-dale, Pennsylvania 15096,U.S.A. 参 照 この 装 置 はISO 規 格 6549-1980に 記 載 されているものに 相 当 する 21/24

図 2 3-DH 測 定 装 置 のエレメントの 寸 法 および 荷 重 配 分 22/24

別 紙 4- 付 録 2 三 次 元 座 標 方 式 1. 三 次 元 座 標 方 式 は 自 動 車 製 作 者 等 が 定 める 直 交 する3つの 平 面 によって 規 定 される( 図 参 照 ) ( 注 ) 2. 車 両 測 定 姿 勢 は 基 準 点 マークの 座 標 が 自 動 車 製 作 者 等 が 定 める 値 と 一 致 するように 自 動 車 を 設 置 面 に 置 くことによって 決 まる 3. RポイントとHポイントの 座 標 は 自 動 車 製 作 者 等 が 定 める 基 準 点 マークに 基 づいて 決 まる 図 三 次 元 座 標 方 式 ( 注 )この 座 標 方 式 はISO 規 格 4130 1978に 相 当 する 23/24

別 紙 4- 付 録 3 着 座 位 置 に 関 する 基 準 データ 1. 基 準 データのコード 化 基 準 データは 各 着 座 位 置 について 一 貫 した 記 載 を 行 う 着 座 位 置 は2 桁 の 記 号 で 識 別 す る 第 1 桁 はアラビア 数 字 でシートの 列 を 表 示 し 自 動 車 の 前 から 後 ろへ 数 える 第 2 桁 は 大 文 字 で 自 動 車 が 前 進 方 向 に 向 かって 見 た 時 の 列 の 中 での 着 座 位 置 の 所 在 を 表 し 次 の 文 字 を 使 うものとする L= 左 C= 中 心 R= 右 2. 車 両 測 定 姿 勢 の 記 載 2.1. 基 準 点 マークの 座 標 X Y Z 3. 基 準 データ 一 覧 表 3.1. 着 座 位 置 : 3.1.1. Rポイント の 座 標 X Y Z 3.1.2. 設 計 トルソ 角 : 3.1.3. シート 調 節 用 仕 様 ( 注 1) 水 平 : 鉛 直 : 角 度 : トルソ 角 : 注 :3.2. 3.3. 等 の 項 目 で 後 続 着 席 位 置 に 関 する 基 準 データを 記 載 する ( 注 1) 該 当 しないものを 抹 消 する 24/24