公 立 大 学 法 人 滋 賀 県 立 大 学 公 式 ウェブサイト 再 構 築 保 守 業 務 委 託 仕 様 書 平 成 26 年 (2014 年 )8 月
目 次 第 1 章 業 務 委 託 の 概 要 1.1 委 託 業 務 名 1.2 委 託 期 間 1.3 背 景 と 基 本 的 な 考 え 方 1.4 スケジュール 第 2 章 ウェブサイトの 運 用 状 況 について 2.1 対 象 ウェブサイト 2.2 現 在 の 運 用 状 況 について 2.3 再 構 築 後 の 運 用 方 針 について 第 3 章 委 託 業 務 の 内 容 3.1 システムの 構 成 3.2 サイト 構 造 デザイン 等 の 再 構 築 3.3 ページの 移 行 作 業 3.4 運 用 保 守 業 務 3.5 マニュアルの 作 成 3.6 研 修 説 明 会 の 実 施 3.7 成 果 物 の 納 品 第 4 章 その 他 留 意 事 項 4.1 セキュリティ 対 策 4.2 打 合 せおよび 連 絡 調 整 4.3 その 他 の 追 加 提 案
第 1 章 委 託 業 務 の 概 要 1.1 委 託 業 務 名 滋 賀 県 立 大 学 公 式 ウェブサイト 再 構 築 保 守 業 務 委 託 1.2 委 託 期 間 契 約 締 結 日 ~ 平 成 31 年 3 月 31 日 1.3 背 景 と 基 本 的 な 考 え 方 1.3.1 滋 賀 県 立 大 学 公 式 ウェブサイトの 経 緯 と 現 状 滋 賀 県 立 大 学 ( 以 下 本 学 という ) 公 式 ウェブサイトでは 在 学 生 受 験 生 卒 業 生 地 域 の 方 など 様 々な 方 に 本 学 の 魅 力 等 の 広 報 媒 体 として 活 用 してきた 平 成 18 年 度 に 公 式 ウェブサイトの 全 面 的 なリニューアルを 行 った 各 学 部 などにより 更 新 依 頼 があった 内 容 を 経 営 企 画 グループによるサイトおよびシステムの 全 体 的 な 運 用 管 理 のもとページの 作 成 や 管 理 を 行 う 現 在 の 運 用 形 態 となった これにより 掲 載 情 報 の 充 実 やページレイアウトの 統 一 などの 効 果 があり 本 学 公 式 ウェブサイトはさらに 充 実 した ものとなった しかしながら リニューアルから8 年 が 経 過 し スマートフォンなどの 普 及 やブラウザ の 進 化 などに 伴 い 改 善 を 進 めていく 必 要 が 生 じ また 迅 速 な 更 新 情 報 の 公 開 などが 必 要 と なった また 公 式 サイトとして 誰 もが 使 いやすいウェブサイトとなるようにアクセシビリテ ィの 改 善 を 進 めていく 必 要 がある 1.3.2 本 業 務 の 概 要 と 基 本 的 な 方 針 本 業 務 では 上 記 の 課 題 等 を 解 消 することを 目 的 に ユーザビリティ 向 上 のための 諸 機 能 の 検 討 やウェブアクセシビリティ 対 応 など 再 構 築 に 伴 う 総 合 的 なコンサルティング 業 務 も 行 う あわせて コンテンツマネジメントシステム( 以 下 CMS という)の 導 入 構 築 サイ ト 構 造 の 検 討 やデザインの 作 成 現 ページの 移 行 作 業 運 用 マニュアルの 作 成 や 職 員 の 操 作 教 育 といった 再 構 築 にかかる 全 般 的 な 作 業 を 行 う CMS の 導 入 等 により 各 部 署 がウェ ブサイトのページ 案 を CMS 上 で 作 成 し 管 理 者 ( 経 営 企 画 グループ)がそれを 承 認 できる 運 用 を 行 う 再 構 築 の 基 本 的 な 方 針 は 以 下 のとおりであり 受 託 業 者 はこれらを 十 分 に 理 解 した 上 で 業 務 を 実 施 すること (1) 本 学 の 特 徴 を 生 かしたウェブサイトのデザインおよびコンテンツを 提 供 する 本 学 の 基 本 理 念 やモットーをウェブサイトデザインおよびコンテンツに 反 映 するこ 1
とにより 本 学 の 好 イメージを 発 信 する 基 本 理 念 ( 参 照 :http://www.usp.ac.jp/japanese/campus/rinen.html) 本 学 は 学 術 の 中 心 として 未 来 を 志 向 した 高 度 な 学 芸 と 悠 久 の 歴 史 や 豊 かな 自 然 風 土 に 培 われた 文 化 を 深 く 教 授 研 究 するとともに 未 知 の 時 代 を 切 り 拓 く 広 い 視 野 と 豊 かな 創 造 力 先 進 的 な 知 識 技 術 を 有 する 有 為 の 人 材 を 養 成 することを 目 的 と する また 開 かれた 大 学 として 県 民 の 知 的 欲 求 に 応 える 生 涯 学 習 の 機 会 の 提 供 や 地 域 環 境 の 保 全 学 術 文 化 の 振 興 産 業 の 発 展 など 滋 賀 県 の 持 続 的 発 展 の 原 動 力 として 大 きく 寄 与 することを 使 命 とする このため 本 学 は 次 の 視 点 を 基 本 とした 教 育 研 究 を 行 う (1) 高 度 化 総 合 化 をめざす 教 育 研 究 (2) 柔 軟 で 多 様 性 に 富 む 教 育 研 究 (3) 地 域 社 会 への 貢 献 (4) 国 際 社 会 への 貢 献 本 学 のモットー キャンパスは 琵 琶 湖 テキストは 人 間 人 が 育 つ 大 学 地 域 に 根 ざし 地 域 に 学 び 地 域 に 貢 献 する (2) 利 用 者 の 誰 もが 目 的 の 情 報 に 簡 便 かつ 快 適 にたどりつけるようにする さまざまなステークホルダー( 志 願 者 在 学 生 地 域 住 民 企 業 等 )の 特 性 に 配 慮 したサイト 構 造 設 計 および 利 便 性 を 重 視 した 使 いやすいナビゲーションを 配 置 したペ ージデザインとする トップページで サイト 訪 問 者 に 本 学 のイメージを 持 ってもらう また 関 連 情 報 を 見 つけやすくし リピータを 増 やすとともに 直 帰 率 を 減 少 できるよう 配 慮 する スマートフォンの 普 及 に 対 応 するため スマートフォンやタブレットでのブラウジ ングに 配 慮 する (3) 教 職 員 が 容 易 にページの 作 成 管 理 等 をできるようにする 本 業 務 によって 導 入 する CMS によって 教 職 員 によるページ 作 成 更 新 管 理 等 の 作 業 を 容 易 に 行 うことができるようにする 特 に 教 職 員 が HTML のソース 編 集 を 行 うことなくページ 作 りが 可 能 な 仕 組 みとすることにより 教 職 員 のページ 作 成 更 新 作 業 の 負 担 を 軽 減 する さらに CMS の 諸 機 能 により ホームページの 管 理 を 行 う 職 員 の 負 担 を 軽 減 する 2
(4) 緊 急 時 に 情 報 を 即 座 に 提 供 できるようにする 災 害 発 生 時 等 の 緊 急 事 態 において 職 員 が 正 確 な 情 報 を 即 座 に 分 かりやすく 提 供 する ことが 可 能 なウェブサイトを 設 計 構 築 する このため サーバは 学 外 のデータセンタ を 利 用 するものとする (5) 拡 張 性 の 確 保 および 柔 軟 性 の 高 い 保 守 運 用 対 応 を 実 現 する 本 業 務 で 構 築 する CMS は 運 用 開 始 後 に 機 能 向 上 やウェブサイトの 構 造 変 更 等 を 柔 軟 に 行 えるものとする また 本 業 務 の 受 託 業 者 は システム 等 の 定 期 的 な 保 守 を 実 施 するとともに 製 品 のバージョンアップの 対 応 など システムのバージョンアップ 等 の 機 能 向 上 のための 対 応 をできる 限 り 行 うものとする 1.4 スケジュール 本 学 が 現 在 想 定 しているスケジュールは 以 下 のとおりである より 詳 細 なスケジュー ルは 本 学 と 受 託 業 者 が 別 途 協 議 し 決 定 する ただし リニューアルページの 公 開 日 は 平 成 27 年 3 月 1 日 ( 予 定 )とするため これに 合 わせたスケジュール 管 理 を 行 うこと 要 件 検 討 サイト 構 成 デザイン 作 成 CMS 構 築 サーバ 設 定 テンプレート 作 成 運 用 設 計 コンテンツ 移 行 作 業 職 員 研 修 テスト 職 員 による 移 行 ペー ジの 確 認 マニュアル 等 作 成 公 開 平 成 26 年 度 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 第 2 章 ウェブサイトの 運 用 状 況 について 2.1 対 象 ウェブサイト 本 業 務 の 対 象 となるウェブサイトは 滋 賀 県 立 大 学 公 式 ウェブサイト http://www.usp.ac.jp/ とする 3
2.2 現 在 の 運 用 状 況 について (1) ページ 数 ( 平 成 26 年 7 月 末 現 在 ) 日 本 語 ページ: 約 600 ページ 外 国 語 版 ページ 英 語 : 約 140 ページ 韓 国 語 : 約 30 ページ 中 国 語 : 約 30 ページ (2) アクセス 数 (サイト 全 体 ) 平 成 25 年 度 :1,143,625 件 平 成 24 年 度 :1,117,962 件 2.3 再 構 築 後 の 運 用 方 針 について 2.3.1 システム 利 用 者 と 承 認 フロー CMS では システム 内 でページ 作 成 承 認 公 開 等 の 一 連 の 作 業 が 行 えるようにする 作 業 の 利 用 予 定 者 を 2.3.2 のとおり 想 定 している また CMS による 基 本 的 な 承 認 フロー は 2.3.3 のとおりである 本 業 務 において 導 入 する CMS では これらの 設 定 が 可 能 であることを 条 件 とする 2.3.2 利 用 予 定 者 (1) 作 成 予 定 者 本 学 各 部 署 のウェブサイト 作 成 者 本 学 各 部 署 とは 各 学 部 担 当 教 職 員 事 務 局 職 員 で 利 用 予 定 者 は 約 100 人 である (2) 管 理 者 ウェブサイトでの 公 開 の 可 否 を 最 終 的 に 判 断 する 経 営 企 画 グループのウェブサイト 管 理 者 2.3.3 の 承 認 公 開 サーバへの 緊 急 的 なアップロード 等 全 ての 行 為 を 行 える また 作 成 者 のユーザ 管 理 等 システム 全 般 を 管 理 する 権 限 を 持 つ 4
2.3.3 CMS における 承 認 フロー ( 基 本 となる 承 認 フロー) フロー 図 本 学 各 部 署 管 理 者 ( 経 営 企 画 グループ) ページ 案 作 成 プレビュー 印 刷 各 部 署 による 決 裁 承 認 依 頼 否 認 ( 差 し 戻 し) 承 認 否 認 承 認 WEB サーバで 公 開 第 3 章 委 託 業 務 の 内 容 3.1. システムの 構 成 本 学 公 式 ウェブサイトは データセンタのレンタルサーバを 利 用 し 当 該 サーバ 上 で 運 用 する 受 託 者 は 受 託 者 が 構 築 する 本 システムが 円 滑 かつストレスなく 運 用 できる 仕 様 を 有 したレンタルサーバを 調 達 する 必 要 がある なお レンタルサーバの 調 達 に 必 要 な 初 期 費 用 及 び 契 約 期 間 中 の 経 常 費 用 は 受 託 者 において 支 払 うものとする 本 学 公 式 ウェブサイトへの 情 報 の 登 録 にあたっては CMS を 利 用 することにより HTML の 知 識 を 有 しない 職 員 等 であっても 容 易 に 作 業 ができるインターフェースを 有 するものと する 但 し 情 報 提 供 用 画 面 等 においては ファイル 転 送 機 能 等 により 直 接 HTML を 操 作 しても 問 題 がないようにすること 3.1.1 システム 基 本 構 成 (1) 導 入 する CMS は 外 部 のデータセンタで 構 築 し 運 用 するものとし 提 案 する CMS が 本 学 での 利 用 においてストレスなく 動 作 するスペックの 機 器 および 接 続 環 境 を 提 案 すること 運 用 開 始 後 本 学 が 求 める 応 答 時 間 などが 得 られない 場 合 は 受 託 者 が 責 任 を もって 改 善 を 行 うこととする その 場 合 の 費 用 は 受 託 者 が 負 うこととする 現 在 稼 働 中 のサーバスペックは 以 下 を 参 照 5
仮 想 サーバ (VMware ESX) 1.マシン: Proliant DL380 G7 ( 仮 想 サーバ) CGI マシン 統 合 2. 仮 想 サーバスペック: CPU CPU モデル: Xeon E5649 CPU クロック 周 波 数 : 2.53GHz CPU 個 数 : 2 個 CPU コア 数 : 6コア メモリ: 36GB RAID1 + ホットスペア 3.Web サーバスペック(ゲスト OS): OS: Redhat Enterprise Linux 6.2 Apache=2.0.59 Perl=5.8.4 OpenSSL=1.0.0-fips CPU CPU 数 : 2 個 メモリ: 6GB 割 当 HDD: 約 200GB (2) 稼 働 するデータセンタ 要 件 別 紙 1 データセンタ 要 件 に 準 拠 すること (3) PC 端 末 から CMS にアクセスし ページを 作 成 更 新 する 本 ページは 承 認 等 の 手 続 きを 経 た 後 CMS から 公 開 用 Web サーバに 定 時 または 随 時 にアップロードされる 仕 組 みとする (4) 導 入 後 も カスタマイズ 部 分 を 含 め 可 能 な 限 り 保 守 費 用 の 範 疇 にて 最 新 の 機 能 を 提 供 す ること( 可 能 な 範 囲 を 提 案 書 に 明 記 すること) 3.1.2 CMS の 基 本 要 件 CMS の 基 本 要 件 は 別 紙 2 CMS 基 本 要 件 表 のとおりである 必 須 項 目 は 必 ず 満 たさなければならないものとする また 推 奨 項 目 は 必 須 の 要 件 ではないが 本 業 務 の 受 託 業 者 選 定 の 際 の 評 価 に 反 映 するものとする なお 対 応 方 法 が 異 なる 場 合 やカスタマイズまたは 他 のソフトとの 連 携 等 により 対 応 が 可 能 となる 場 合 は その 旨 を 対 応 方 法 特 記 事 項 欄 に 詳 細 に 記 載 すること ここに 書 かれた 内 容 も 本 業 務 の 受 託 費 用 に 含 むものとする 6
3.1.3 セキュリティ 要 件 システム 要 件 (1) 本 学 の 情 報 セキュリティポリシーを 遵 守 した 設 計 とすること (2) 脆 弱 性 対 応 として 安 全 な Web サイトの 作 り 方 (( 独 ) 情 報 処 理 推 進 機 構 )に 準 拠 す ること (3) 第 三 者 によるウェブサイトの 削 除 改 ざんを 防 止 するための 対 策 を 講 じること (4) 学 内 学 外 問 わず ウェブサイト 閲 覧 者 は 端 末 のブラウザ 等 に http://www.usp.ac.jp/を 入 力 することで 本 ウェブサイトの 閲 覧 が 可 能 となること また 法 定 電 源 設 備 点 検 等 で 学 内 のネットワークが 停 止 している 状 況 においても http://www.usp.ac.jp/にアクセス が 可 能 であること 3.1.4 開 発 要 件 (1) 受 託 業 者 において 開 発 環 境 を 用 意 すること (2) 開 発 されたシステムが 業 務 で 使 用 できるかどうかを 検 証 するため 以 下 の 項 目 に 留 意 し 本 番 環 境 下 で 総 合 試 験 を 実 施 すること すでに 稼 働 している 他 システムに 影 響 を 与 えないこと 試 行 運 用 開 始 に 向 けた 動 作 確 認 として 必 要 十 分 と 思 われる 事 項 (テストの 手 順 内 容 等 については 本 学 と 協 議 の 上 決 定 する )について 検 証 すること (3) 後 述 のとおりアクセシビリティ ユーザビリティに 配 慮 したものとすること (4) ウェブサイト 閲 覧 のアクセスログが 保 存 されること 万 が 一 不 正 アクセスを 受 けた 場 合 等 にアクセス 元 の IP アドレスや 不 正 アクセスを 受 けたコンテンツを 把 握 できる 仕 組 みを 有 すること 3.2 サイト 構 造 デザイン 等 の 再 構 築 1.3.2 の 方 針 のとおり 利 用 者 の 視 点 に 基 づいたサイト 構 造 とし 本 学 の 特 徴 を 生 かした ウェブサイトのデザインおよびコンテンツとするため サイト 構 造 やデザイン 等 について 見 直 すこととする 本 業 務 では これら 再 構 築 にかかるコンサルティングを 行 うとともに これに 合 わせた CMS の 設 定 や 各 階 層 へのページ 移 行 デザインの 作 成 等 を 行 う 3.2.1 コンサルティング 本 業 務 で 行 うコンサルティングの 内 容 は 以 下 のとおりである 企 画 提 案 時 には これら について 具 体 的 な 実 施 方 針 や 内 容 実 績 について 提 案 を 行 うこと (1) 目 的 の 情 報 に 簡 便 かつ 快 適 にたどりつけるとともに 現 在 のコンテンツ 群 をリニューア ル 後 も 利 用 できるようなサイト 構 造 の 設 計 を 行 う (2) 既 存 ページの 移 行 に 関 するコンサルティングを 行 う 7
3.2.2 サイト 構 造 の 設 計 (1) スマートフォンやタブレットでのブラウジングに 配 慮 すること (2) 現 行 ホームページの 課 題 やリニューアルの 基 本 方 針 を 示 し 受 託 業 者 が 今 までの 構 築 経 験 から 最 適 と 思 われるサイト 設 計 を 行 うこと (3) 主 要 なコンテンツについては 原 則 3 クリック 以 内 最 大 5 クリック 以 内 でたどり 着 く 階 層 構 造 とすること (4) 利 用 者 にとっての 使 いやすさを 優 先 し タイトルからコンテンツの 内 容 が 想 像 できるラ ベリング 設 計 を 行 うこと (5) 主 要 な 情 報 以 外 も トップページやメニューページ 末 端 ページから 複 数 の 導 線 でアク セスできるように 配 慮 して 設 計 すること (6) メニューなど 新 ホームページの 構 造 上 必 要 となる 基 幹 ページを 受 託 業 者 にて 作 成 する こと 3.2.3 デザイン 現 行 ウェブサイトの 課 題 やリニューアルデザインの 方 針 を 示 し 受 託 業 者 が 最 適 と 考 え るデザインを 作 成 すること 3.2.3.1 トップページ トップページのデザイン 案 は 以 下 の(1)~(4)に 基 づき 作 成 すること (1) 本 学 の 特 徴 やイメージに 合 ったデザインとすること (2) アクセシビリティやユーザビリティに 配 慮 すること (3) サイズは 1280 980 ピクセルを 原 則 とする (4) 大 きなトピックス(オープンキャンパス 入 試 等 )を 目 立 つように 表 示 できるようにす ること( 複 数 表 示 可 能 にすること) 3.2.3.2 基 本 デザインの 作 成 前 項 にて 決 定 したトップページにあわせた 本 文 用 のテンプレート ライブラリ スタイ ルデザインを 作 成 すること (1) スマートフォンやタブレットでのブラウジングに 配 慮 すること (2) 各 ページには タイトル 情 報 ナビゲーション( 階 層 リンク)を 付 与 すること (3) 作 成 したテンプレートが 各 ブラウザで 適 切 に 表 示 されるかを 確 認 すること 確 認 する 環 境 は Internet Explorer8 以 上 Firefox Safari Chrome の 最 新 版 とする スマートフォンは iphone:ios4 以 降 Android:Android OS2.3 以 降 の 標 準 ブラウ ザで 確 認 すること Windows mobile に 対 応 できること (4) A4 縦 型 でプリントした 場 合 に 文 字 や 画 像 が 切 れる 等 の 不 具 合 が 無 いようにすること 3.2.4 サイト 内 検 索 機 能 8
利 用 者 が 求 める 的 確 な 検 索 結 果 が 表 示 されるように サイト 内 検 索 機 能 として google 検 索 機 能 または 同 等 の 検 索 機 能 を 設 けること 3.2.5 RSS による 新 着 情 報 等 の 配 信 利 用 者 が 大 学 公 式 ウェブサイトへより 積 極 的 にアクセスすることを 促 すため RSS フィ ードにより 新 着 情 報 等 を 配 信 する 以 下 のページは 必 ず 設 置 するとともに 利 便 性 向 上 の ためにその 他 必 要 なページを 提 案 すること 大 学 トップページの 最 新 情 報 (http://www.usp.ac.jp/japanese/) 3.2.6 アクセシビリティ 等 への 配 慮 アクセシビリティの 評 価 については CMS が 提 供 するテンプレートについて(HTML お よび CSS) 総 務 省 の michecker にて ウェブアクセシビリティ 達 成 等 級 A の 基 準 と 評 価 されること また サイトの 構 文 文 法 のチェックについては 同 様 に W3C の Markup Validation Service にてエラーが 無 いこととする また これらのチェックは 複 数 の 段 階 で 行 い 問 題 がない 旨 を 本 学 へ 報 告 すること 3.3 ページの 移 行 作 業 について 本 学 担 当 者 と 打 ち 合 わせの 上 3.2.3.2 で 作 成 したテンプレートに 既 存 ページのデータ を 当 てはめてページを 完 成 させること ただし サイト 構 造 やテンプレートの 変 更 をとも なうため 留 意 すること なお 移 行 ページについては 各 ブラウザで 適 切 に 表 示 されるかを 確 認 すること 3.4 運 用 保 守 業 務 新 ホームページ 運 用 開 始 から 契 約 完 了 日 まで( 平 成 27 年 3 月 1 日 ~ 平 成 31 年 3 月 31 日 )の 運 用 保 守 作 業 を 本 業 務 内 で 行 うこと 3.4.1 保 守 業 務 内 容 (1) システムの 安 定 的 運 用 を 図 るため ソフトウェア 設 備 機 器 セキュリティに 関 して 定 期 的 な 保 守 を 行 うこと (2) OS 等 ソフトウェアやコンテンツ 等 に 脆 弱 性 が 発 見 された 場 合 は 稼 動 確 認 の 上 パッチを 適 用 する 等 のセキュリティ 対 策 を 実 施 すること (3) ハードウェア 障 害 の 早 期 発 見 予 防 を 行 うこと また 365 日 24 時 間 障 害 検 知 監 視 を 行 うこと (4) 365 日 24 時 間 稼 働 ができること 稼 働 率 は 99.5% 以 上 を 保 障 すること 3.4.2 障 害 管 理 業 務 9
障 害 への 対 応 にあたっては 本 学 と 調 整 を 行 い ハードウェアやシステムをはじめとす る 各 種 ソフトウェアの 復 旧 対 応 作 業 およびデータの 復 旧 作 業 を 行 うこと また 障 害 事 後 対 策 として 収 集 した 障 害 情 報 をもとに 原 因 を 分 析 し 同 様 の 障 害 が 発 生 しないように 是 正 措 置 予 防 措 置 を 講 じること 3.4.3 問 い 合 わせ 先 本 学 管 理 者 から 電 話 または 電 子 メール 等 による 運 用 保 守 に 関 する 技 術 問 い 合 わせに 対 する 対 応 を 行 う 体 制 を 有 すること また 本 学 からの 障 害 連 絡 を 受 けられるように 保 守 の 連 絡 体 制 を 整 備 し 報 告 を 行 うこと なお 保 守 の 連 絡 窓 口 は システム アプリケ ーション 等 を 含 めて 一 つとすること 3.4.4 システム 障 害 復 旧 時 間 障 害 があった 場 合 本 学 は 受 託 業 者 へ 通 知 し 受 託 業 者 は 通 知 から 2 時 間 以 内 に 初 期 対 処 策 を 本 学 に 提 示 する また 受 託 業 者 は 障 害 通 知 から 原 則 として 24 時 間 以 内 に 復 旧 するものとするが 明 らか に 24 時 間 以 内 に 復 旧 できない 場 合 は 復 旧 に 要 する 時 間 を 明 らかにし 本 学 の 承 認 を 得 る こととする 3.4.5 スキル 要 件 責 任 者 および 障 害 管 理 ソフトウェア 保 守 の 担 当 者 は プログラムの 改 修 や 障 害 対 策 に 関 する 十 分 なスキルを 有 すること 3.5 マニュアルの 作 成 3.5.1 一 般 マニュアル 作 成 から 承 認 までの 操 作 マニュアルを 作 成 すること 業 務 処 理 研 修 教 材 および 機 能 紹 介 に 十 分 利 用 できるものとし 各 機 能 単 位 に 各 業 務 の 流 れ 画 面 ハードコピー 上 に 着 目 点 などをマークし 入 力 方 法 の 説 明 およびメッセージ 等 を 明 確 に 記 述 するものとする 3.5.2 管 理 者 用 マニュアル 管 理 者 機 能 やシステム 構 成 等 を 記 載 した 運 用 マニュアルを 作 成 すること なお 障 害 時 の 緊 急 対 応 方 法 について 必 ず 明 記 すること 3.6 研 修 の 実 施 システムを 円 滑 に 運 用 するため ユーザ 向 けの 研 修 を 実 施 すること 本 学 が 求 める 内 容 は 以 下 のとおりであるが 操 作 の 習 熟 のしやすさによって 内 容 を 変 更 する 可 能 性 がある また 研 修 用 の 部 屋 および 機 器 は 本 学 内 に 本 学 が 用 意 する 研 修 用 の 端 末 に 受 託 者 が 10
コンテンツを 用 意 し 実 務 的 な 研 修 が 行 えるよう 設 定 すること 管 理 者 研 修 2 時 間 程 度 10 名 1 回 =10 名 ( 平 成 26 年 度 のみ) ユーザ 向 け 研 修 2 時 間 程 度 50 名 2 回 =100 名 ( 平 成 26 年 度 ) 50 名 1 回 =50 名 ( 平 成 27 年 度 ~ 平 成 30 年 度 ) 3.7 成 果 物 の 納 品 以 下 の 成 果 物 を 電 子 データ(Office 形 式 )および 印 刷 物 で 納 品 すること (1) CMS にかかるソフトウェアおよび 本 学 ホームページ 用 設 定 情 報 等 一 式 :1 部 (2) ドキュメント 一 式 ホームページ 設 計 書 :1 部 テスト 結 果 報 告 書 :1 部 一 般 マニュアル:10 部 (カラー 刷 り) 管 理 者 用 マニュアル:5 部 (カラー 刷 り) (3) 本 学 公 式 ウェブサイトの 各 種 コンテンツのデザインに 使 用 した 画 像 の 元 データ(レイヤ ーを 保 持 した 高 解 像 度 画 像 データ) 一 式 当 該 データを 利 用 して 本 学 が 新 たな 画 像 を 作 成 することを 承 諾 すること 第 4 章 その 他 留 意 事 項 4.1 セキュリティ 対 策 本 業 務 の 遂 行 にあたっては 法 令 等 を 遵 守 し 成 果 品 に 潜 在 的 なセキュリティの 脆 弱 性 が 生 じることのないよう また 個 人 情 報 の 適 切 な 取 り 扱 いを 行 うよう 留 意 する こと 4.2 打 合 せおよび 連 絡 調 整 委 託 業 務 を 円 滑 に 遂 行 するため 本 学 との 打 ち 合 わせ 協 議 を 行 うこと また 本 学 の 作 業 も 含 んだ 委 託 業 務 の 進 捗 管 理 について 報 告 を 行 うこと 仕 様 の 確 認 等 を 行 うため 実 施 後 すみやかに 議 事 録 を 提 出 すること また 本 学 に 関 わるネットワーク 業 者 ハードウェア 業 者 ホームページ 運 用 支 援 業 者 その 他 関 連 するシステムの 保 守 業 者 等 との 連 絡 調 整 や 確 認 を 随 時 行 うこと 4.3 その 他 の 追 加 提 案 本 業 務 の 仕 様 は 現 在 本 学 が 最 低 限 必 要 と 考 えているものである 受 託 業 者 の 専 門 的 な 立 場 から 他 大 学 の 事 例 や 今 後 の 技 術 革 新 を 見 据 え 本 業 務 の 費 用 範 囲 内 で 効 果 的 な 提 案 がある 場 合 は 行 うこと 11
別 紙 1 データセンタ 要 件 一 覧 (1) 立 地 条 件 項 目 所 在 地 日 本 国 内 であること 要 件 (2) 電 源 設 備 等 に 関 する 要 件 項 目 要 件 受 電 方 式 2 回 線 以 上 の 受 電 が 可 能 なこと サーバエリア 電 源 容 量 その 他 運 用 する 機 器 の 電 源 容 量 施 設 設 備 電 源 受 電 容 量 容 量 等 が 十 分 に 確 保 していること また 将 来 の 収 容 計 画 に 耐 えうる 電 源 容 量 を 有 すること 法 定 点 検 や 工 事 等 の 際 にも 電 力 の 供 給 を 止 めることなく 電 力 を 供 給 できる 冗 長 性 冗 長 構 成 を 有 すること 自 家 発 電 設 備 が 起 動 し 安 定 した 電 力 の 供 給 ができるまでの 間 無 停 電 電 源 装 置 等 による 安 定 した 電 源 供 給 をできること 瞬 停 (サグ) 電 圧 降 下 (ブラウンアウト) 突 入 電 流 サージ( 過 圧 ) 等 の 電 無 停 電 電 源 装 置 源 トラブル 対 策 を 講 じていること 停 電 時 に 自 家 発 電 が 起 動 するまでに 瞬 断 することなくサーバ 機 器 に10 分 以 上 十 分 な 電 力 供 給 が 可 能 な 容 量 を 持 つ 無 停 電 電 源 装 置 (UPS)が 設 置 されていること (3)サーバ 室 に 関 する 要 件 項 目 要 件 サーバ 室 の 床 強 度 は 情 報 システム 機 器 等 の 総 重 量 に 耐 える 強 度 を 有 し 床 強 度 ていること 空 調 は24 時 間 365 日 の 連 続 運 転 が 可 能 なこと ラック 外 の 周 囲 の 温 度 と 湿 度 を 適 正 に 保 ち 誤 動 作 せず かつ 四 季 を 問 わ ず 結 露 の 発 生 しない 設 定 温 度 適 正 湿 度 を 維 持 できること 温 度 湿 度 は 機 器 等 の 安 定 稼 動 に 影 響 を 及 ぼさないように 保 たれているこ 空 調 設 備 と 局 所 的 熱 溜 まりを 発 生 させないこと 増 加 するIT 機 器 の 発 熱 量 に 対 応 できること 空 調 設 備 の 集 中 監 視 が 可 能 であること 故 障 による 代 替 空 調 が 可 能 であること 空 調 機 排 水 周 りの 水 漏 れ 検 知 を 行 うこと (4) 防 火 設 備 に 関 する 要 件 項 目 要 件 サーバ 室 内 消 化 設 備 ガス 系 ( 窒 素 等 ) 消 火 設 備 を 有 すること (5) 防 犯 設 備 に 関 する 要 件 項 目 要 件 入 退 者 を 識 別 記 録 できるセキュリティ 設 備 (ICカード 等 )により 許 可 された 者 のみ 入 退 室 が 可 能 なこと 施 設 入 退 館 管 理 施 設 内 の 電 源 設 備 空 気 調 和 設 備 セキュリティ 設 備 等 は 常 時 故 障 監 視 がされているとともに 巡 回 監 視 が 実 施 されていること またサーバ 室 は 複 数 の 監 視 カメラにて 目 視 監 視 可 能 であること 防 犯 設 備 防 犯 設 備 導 入 を 行 い 出 入 口 等 の 常 時 監 視 を 行 っていること 12