Integrating the Healthcare Enterprise 医 療 連 携 のための 情 報 統 合 化 プロジェクト IHE 放 射 線 腫 瘍 学 テクニカルフレームワーク ボリューム 2 トランザクション 2008 試 験 的 実 施 案 2008 年 1 月 7 日 Copyright 2005-2008: ACC/HIMSS/RSNA
目 次 1 ボリューム2のまえがき... 7 1.1 意 図 した 読 者... 7 1.2 どのようにこの 文 書 は 構 成 されているか... 7 1.3 このボリュームで 使 用 される 規 約... 7 1.3.1 一 般 的 IHEトランザクションモデル... 7 1.4 著 作 権 の 許 可... 9 1.5 コメント... 9 2 序 文... 10 2.1 規 格 との 関 係... 10 2.2 製 品 実 施 との 関 係... 11 2.3 このボルームのテクニカルフレームワークとの 関 係... 11 2.4 IHEの 使 用 規 約 ( 参 考 用 として)... 12 3 IHEトランザクション... 14 3.1 RO-1: 単 一 / 輪 郭 形 成 画 像 シリーズ 検 索... 14 3.1.1 適 用 範 囲... 14 3.1.2 ユースケースでの 役 割.... 14 3.1.3 参 照 規 格... 15 3.1.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 15 3.1.4.1 単 一 / 輪 郭 形 成 画 像 シリーズ 検 索... 15 3.2 RO-2: 構 造 セット 保 存... 17 3.2.1 適 用 範 囲... 17 3.2.2 ユースケースでの 役 割... 17 3.2.3 参 照 規 格... 17 3.2.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 18 3.2.4.1 構 造 セットの 保 存... 18 3.3 RO-3: 幾 何 学 的 な 計 画 保 存... 19 3.3.1 適 用 範 囲... 19 3.3.2 ユースケースでの 役 割... 19 3.3.3 参 照 規 格... 19 3.3.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 20 3.3.4.1 幾 何 学 的 な 計 画 保 存... 20 3.4 RO-4: 線 量 測 定 の 計 画 保 存... 21 3.4.1 適 用 範 囲... 21 3.4.2 ユースケースでの 役 割.... 21 3.4.3 参 照 規 格... 21 3.4.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 22 3.4.4.1 線 量 測 定 の 計 画 保 存... 22 3.5 RO-5: 線 量 の 保 存... 24 3.5.1 適 用 範 囲... 24 3.5.2 ユースケースでの 役 割... 24 3.5.3 参 照 規 格... 24 2
3.5.4 相 互 作 用 図... 25 3.5.4.1 線 量 保 存... 25 3.6 RO-6: 多 重 シリーズ 画 像 検 索... 26 3.6.1 適 用 範 囲... 26 3.6.2 ユースケースでの 役 割.... 26 3.6.3 参 照 規 格... 27 3.6.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 27 3.6.4.1 多 重 シリーズ 画 像 検 索... 27 3.7 RO-7: 構 造 セット 検 索... 28 3.7.1 適 用 範 囲... 28 3.7.2 ユースケースでの 役 割... 28 3.7.3 参 照 規 格... 28 3.7.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 29 3.7.4.1 構 造 セット 検 索... 29 3.8 RO-8: 幾 何 学 的 な 計 画 検 索... 31 3.8.1 適 用 範 囲... 31 3.8.2 ユースケースでの 役 割.... 31 3.8.3 参 照 規 格... 31 3.8.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 32 3.8.4.1 幾 何 学 的 な 計 画 検 索... 32 3.9 RO-9: 線 量 測 定 の 計 画 検 索... 33 3.9.1 適 用 範 囲... 33 3.9.2 ユースケースでの 役 割.... 33 3.9.3 参 照 規 格... 33 3.9.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 34 3.9.4.1 線 量 測 定 の 計 画 検 索... 34 3.10 RO-10: 線 量 検 索... 34 3.10.1 適 用 範 囲... 34 3.10.2 ユースケースでの 役 割... 35 3.10.3 参 照 規 格... 35 3.10.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 35 3.10.4.1 線 量 検 索... 36 3.11 RO-11: 再 サンプリング/ 組 み 合 わせCTシリーズ 保 存... 36 3.11.1 適 用 範 囲... 36 3.11.2 ユースケースでの 役 割.... 37 3.11.3 参 照 規 格... 37 3.11.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 37 3.11.4.1 再 サンプリング/ 組 み 合 わせCTシリーズ 保 存... 38 3.12 RO-12: 位 置 決 めのためのワークリスト 問 い 合 わせ... 38 3.12.1 適 用 範 囲... 38 3.12.2 ユースケースでの 役 割... 38 3.12.3 参 照 規 格... 39 3
3.12.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 39 3.12.4.1 予 約 済 みUWPSワークリストメッセージの 問 い 合 わせ... 40 3.12.4.2 予 約 済 みUWPSワークリストメッセージの 受 け 取 り... 42 3.13 RO-13:デリバリのためのワークリスト 問 い 合 わせ... 44 3.13.1 適 用 範 囲... 44 3.13.2 ユースケースでの 役 割.... 44 3.13.3 参 照 規 格... 44 3.13.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 45 3.13.4.1 予 約 済 みUWPSワークリストメッセージの 問 い 合 わせ... 45 3.13.4.2 予 約 済 みUWPSワークリストメッセージの 受 け 取 り... 45 3.14 RO-14: 位 置 決 めとデリバリのためのワークリスト 問 い 合 わせ... 47 3.14.1 適 用 範 囲... 47 3.14.2 ユースケースでの 役 割.... 47 3.14.3 参 照 規 格... 47 3.14.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 48 3.14.4.1 予 約 済 みUWPSワークリストメッセージの 問 い 合 わせ... 48 3.14.4.2 予 約 済 みUWPSワークリストメッセージの 受 け 取 り... 48 3.15 RO-15:アーカイブからの 作 業 項 目 入 力 オブジェクトの 検 索... 50 3.15.1 適 用 範 囲... 50 3.15.2 ユースケースでの 役 割.... 50 3.15.3 参 照 規 格... 50 3.15.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 51 3.15.4.1 オブジェクトの 検 索... 51 3.16 RO-16: 進 行 中 のUPS... 53 3.16.1 適 用 範 囲... 53 3.16.2 ユースケースでの 役 割.... 53 3.16.3 参 照 規 格... 53 3.16.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 54 3.16.4.1 進 行 中 のUPSメッセージ... 54 3.17 RO-17:TMSからの 作 業 項 目 入 力 オブジェクトの 検 索... 56 3.17.1 適 用 範 囲... 56 3.17.2 ユースケースでの 役 割.... 56 3.17.3 参 照 規 格... 56 3.17.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 57 3.17.4.1 オブジェクトの 検 索... 57 3.18 RO-18:UPSの 最 終 更 新... 59 3.18.1 適 用 範 囲... 59 3.18.2 ユースケースでの 役 割.... 59 3.18.3 参 照 規 格... 59 3.18.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 60 3.18.4.1 UPSの 最 終 更 新 メッセージ... 60 3.19 RO-19:アーカイブへの 保 存 位 置 の 取 得 結 果... 64 4
3.19.1 適 用 範 囲... 64 3.19.2 ユースケースでの 役 割.... 64 3.19.3 参 照 規 格... 64 3.19.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 65 3.19.4.1 オブジェクトの 保 存... 65 3.20 RO-20:アーカイブへの 保 存 位 置 の 登 録 結 果... 67 3.20.1 適 用 範 囲... 67 3.20.2 ユースケースでの 役 割.... 67 3.20.3 参 照 規 格... 67 3.20.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 68 3.20.4.1 オブジェクトの 保 存... 68 3.21 RO-21:アーカイブへの 保 存 デリバリ 結 果... 70 3.21.1 適 用 範 囲... 70 3.21.2 ユースケースでの 役 割.... 70 3.21.3 参 照 規 格... 70 3.21.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 71 3.21.4.1 オブジェクトの 保 存... 71 3.22 RO-22:UPSの 完 了 / 取 り 消 し... 73 3.22.1 適 用 範 囲... 73 3.22.2 ユースケースでの 役 割.... 73 3.22.3 参 照 規 格... 73 3.22.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 74 3.22.4.1 進 行 中 のUPSメッセージ... 74 3.23 RO-23:UPSの 進 行 更 新... 76 3.23.1 適 用 範 囲... 76 3.23.2 ユースケースでの 役 割.... 76 3.23.3 参 照 規 格... 76 3.23.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 77 3.23.4.1 UPSの 進 行 更 新 メッセージ... 77 3.24 RO-24: 空 間 的 登 録 保 存... 79 3.24.1 適 用 範 囲... 79 3.24.2 ユースケースでの 役 割.... 79 3.24.3 参 照 規 格... 80 3.24.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 80 3.24.4.1 空 間 的 登 録 保 存... 80 3.25 RO-25: 空 間 的 登 録 利 用... 82 3.25.1 適 用 範 囲... 82 3.25.2 ユースケースでの 役 割.... 82 3.25.3 参 照 規 格... 82 3.25.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 83 3.25.4.1 空 間 的 登 録 利 用... 83 3.26 RO-26: 登 録 構 造 セット 保 存... 84 5
3.26.1 適 用 範 囲... 84 3.26.2 ユースケースでの 役 割.... 84 3.26.3 参 照 規 格... 84 3.26.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 84 3.26.4.1 登 録 構 造 セット 保 存... 85 3.27 RO-27: 登 録 構 造 セット 検 索... 86 3.27.1 適 用 範 囲... 86 3.27.2 ユースケースでの 役 割.... 86 3.27.3 参 照 規 格... 86 3.27.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 87 3.27.4.1 登 録 構 造 セット 検 索... 87 3.28 RO-28: 登 録 線 量 検 索... 88 3.28.1 適 用 範 囲... 88 3.28.2 ユースケースでの 役 割.... 88 3.28.3 参 照 規 格... 89 3.28.4 相 互 作 用 ダイアグラム... 89 3.28.4.1 登 録 線 量 検 索... 89 附 属 書 A: 複 合 IOD 間 の 属 性 の 一 貫 性... 91 A.1 放 射 線 腫 瘍 学 のクリティカルな 属 性 マッピング... 91 A.2 放 射 線 腫 瘍 学 のクリティカルモジュール... 94 A.3 放 射 線 腫 瘍 学 のクリティカル 属 性... 99 6
1 ボリューム2のまえがき 1.1 意 図 した 読 者 この 文 書 の 意 図 した 読 者 は 次 のとおりである: IHE 構 想 に 参 加 するベンダの 技 術 スタッフ 医 療 機 関 のIT 部 門 規 格 の 開 発 に 関 与 する 専 門 家 医 療 情 報 システムの 統 合 の 技 術 的 側 面 に 関 心 のある 者 1.2 どのようにこの 文 書 は 構 成 されているか 第 1 節 では 意 図 した 読 者 関 連 するリソースおよび 組 織 この 文 書 で 使 用 する 規 約 を 述 べている 第 2 節 では 分 散 型 医 療 環 境 の 機 能 コンポーネントを 規 定 するために IHEで 使 用 するIHE アクタおよびトランザクションの 概 念 を 概 説 する 第 3 節 では トランザクションを 詳 細 に 定 義 し 各 々のアクタの 役 割 使 用 する 規 格 交 換 される 情 報 場 合 によっては トランザクションのための 実 施 オプションを 指 定 する 第 4 節 では トランザクションとのペイロード 結 合 一 式 を 規 定 する 第 5 節 では トランザクションのペイロードのために 使 用 される 高 レベルコンテンツ 仕 様 を 規 定 する 第 6 節 では コンテンツペイロードの 再 利 用 可 能 な 部 分 を 規 定 する 第 7 節 では 様 々な 部 分 で 使 用 されるより 低 いレベルの 基 礎 的 要 素 を 規 定 する 1.3 このボリュームで 使 用 される 規 約 この 文 書 では フレームワークの 概 念 を 表 し IHEのテクニカルフレームワークの 基 礎 と なる 規 格 をどのように 適 用 するべきか 規 定 した 次 の 規 約 を 採 用 した 1.3.1 一 般 的 IHEトランザクションモデル トランザクションの 説 明 は 第 4 節 に 記 載 されている 各 々のトランザクションの 説 明 に おいて アクタ アクタの 担 う 役 割 アクタ 間 のトランザクションがユースケースとして 提 示 されている 7
適 用 範 囲 :トランザクションの 簡 潔 な 説 明 ユースケースでの 役 割 : 関 連 する 略 図 を 使 用 した アクタとその 役 割 のテキスト 形 式 で の 定 義 例 えば: アクタ アクタ トランザクション 参 照 規 格 :トランザクションのために 使 用 する(その 特 定 の 部 章 または 節 を 記 述 する) 規 格 相 互 作 用 ダイアグラム:アクタ 内 の 関 連 する 処 理 を 次 に 示 すような 矩 形 と 下 方 への 時 間 進 行 として 表 わした アクタおよびトランザクションのグラフィック 描 写 図 アクタ アクタ アクタ IHEテクニカルフレームワークで 使 用 する 相 互 作 用 ダイアグラムは Grady Booch James Rumbaugh Ivar Jacobsonによる 統 一 モデリング 言 語 ユーザガイド ISBN 0-201-57168-4 に 記 載 された 後 モデル 化 されたものである 単 純 な 承 認 メ ッセージは 簡 潔 にするために 図 から 省 略 されている 8
メッセージの 定 義 :トランザクション メッセージをトリガーするイベント その 意 味 メッセージがレシーバ 内 でトリガーする 作 用 に 関 連 する 各 メッセージの 説 明 1.4 著 作 権 の 許 可 Health Level Seven, Inc.は HL7 規 格 からの 表 の 複 製 をIHEに 許 可 した この 文 書 中 のHL7 の 表 は Health Level Seven, Inc.が 著 作 権 を 保 有 している これらの 文 書 から 取 出 された 資 料 を 使 用 した 場 合 出 典 が 明 示 されている 1.5 コメント IHEスポンサーは この 文 書 およびIHE 構 想 に 関 するコメントを 歓 迎 する コメントの 宛 先 はhttp://forums.rsna.orgの 議 論 サーバか または 下 記 である: Robyn Lynn Watson PhD Director of Research American Society for Therapeutic Radiology and Oncology (ASTRO) 8280 Willow Oaks Corporate Drive Suite 500 Fairfax VA 22031 ihero@astro.org 9
2 序 文 この 文 書 IHE 放 射 線 腫 瘍 学 のテクニカルフレームワーク(RO TF)は 確 立 している 規 格 の 特 定 の 実 施 を 定 義 する これらの 規 格 は 医 療 情 報 の 適 切 な 交 換 を 促 進 し たとえ 医 療 環 境 が 異 なっても 医 療 従 事 者 間 で 最 適 の 患 者 看 護 ができるよう 調 整 するための 統 合 目 標 を 達 成 することを 意 図 している この 文 書 は 公 開 の 見 直 し 期 間 の 後 に 毎 年 拡 張 され 誤 謬 の 識 別 と 修 正 を 通 じて 定 期 的 に 保 守 される 文 書 の 最 新 版 は インターネットを 介 し てhttp://www. ihe.net/techncial Framework/index.cfmで 常 に 利 用 可 能 である そこでは IHEが 扱 う 様 々な 医 療 領 域 に 固 有 のテクニカルフレームワークのボリュームを 見 ること ができる このIHE 放 射 線 腫 瘍 学 のテクニカルフレームワークは IHEアクタと 呼 ばれる 医 療 機 関 お よび 医 療 情 報 ネットワークの 機 能 コンポーネントの 部 分 集 合 を 特 定 し 規 格 に 基 づいて 調 整 された 一 連 のトランザクションの 点 からアクタの 相 互 作 用 を 規 定 する IHE 構 想 内 の 他 の 領 域 も 各 分 野 内 のテクニカルフレームワークを 作 成 し それらが 一 緒 になってIHEのテクニカルフレームワークを 形 成 する 現 在 次 のIHEのテクニカルフレ ームワークが 利 用 可 能 である: IHE ITインフラストラクチャーのテクニカルフレームワーク IHE 循 環 器 部 門 のテクニカルフレームワーク IHE 眼 科 看 護 のテクニカルフレームワーク IHE 臨 床 検 査 部 門 のテクニカルフレームワーク IHE 放 射 線 検 査 部 門 のテクニカルフレームワーク IHE 患 者 看 護 調 整 のテクニカルフレームワーク 適 用 可 能 な 場 合 他 のテクニカルフレームワークにも 言 及 する 他 のフレームワークに 言 及 するときの 規 約 に 関 しては このボリュームのまえがきを 参 照 すること 2.1 規 格 との 関 係 IHEのテクニカルフレームワークは 分 布 する 医 療 環 境 の 機 能 コンポーネント(IHEアク タと 呼 ばれる)を 特 定 するが これは 専 ら 医 療 機 関 内 のアクタの 相 互 作 用 の 視 点 から 見 た ものである フレームワークの 現 在 の 開 発 レベルでは フレームワークは 特 定 のユース ケースを 遂 行 するために (HL7 IETF ASTM DICOM ISO OASISなどの) 規 格 に 基 づいた 一 連 の 調 整 されたトランザクションを 定 義 する IHE 構 想 の 適 用 範 囲 が 拡 大 す るとともに 他 の 規 格 に 基 づいたトランザクションも 必 要 に 応 じて 含 むことになる 場 合 によっては IHEは これらの 規 格 にサポートされた 特 定 のオプションの 選 択 を 推 奨 する しかし IHEは これらの 規 格 への 適 合 と 矛 盾 する 技 術 的 な 選 択 を 導 入 しない 既 存 の 規 格 に 誤 謬 が 見 つかった 場 合 または 規 格 を 拡 張 する 必 要 がある 場 合 IHEの 方 針 とし ては それ 10
を 関 連 規 格 機 関 に 報 告 し 規 格 機 関 の 適 合 および 規 格 開 発 戦 略 の 中 で 解 決 するように 求 め る したがって IHEは 実 施 のフレームワークであり 規 格 ではない 製 品 の 適 合 性 を 主 張 す るには 特 定 の 規 格 を 依 然 として 直 接 参 照 しなければならない さらに IHE 統 合 能 力 を 製 品 中 に 実 施 したベンダは 製 品 の 能 力 を 伝 えるためにIHE 統 合 宣 言 書 を 公 表 してもよい IHE 統 合 宣 言 書 を 公 表 するベンダは 内 容 に 対 し 全 責 任 を 負 う 異 なる 製 品 のIHE 統 合 宣 言 書 を 比 較 することによって 利 用 者 は アクタと 統 合 プロファイルというIHE 概 念 に 精 通 していれば 製 品 間 の 統 合 のレベルを 判 定 できる IHE 統 合 宣 言 書 の 書 式 に 関 しては http://www. ihe.net/resources/upload/ihe_integration_statements.pdfを 参 照 すること 2.2 製 品 実 施 との 関 係 IHEのテクニカルフレームワークに 記 述 されたIHEアクタおよびトランザクションは 実 世 界 の 医 療 情 報 システム 環 境 の 抽 象 的 な 概 念 である 一 部 のトランザクションは 特 定 製 品 のカテゴリ( 例 えばHIS 臨 床 データ 記 録 庫 電 子 カルテシステム 放 射 線 検 査 情 報 シス テム 臨 床 情 報 システムまたは 循 環 器 情 報 システム)によって 伝 統 的 に 行 われているが 他 方 IHEのテクニカルフレームワークは 機 能 またはアクタがそのような 製 品 カテゴリ と 関 連 することを 意 識 的 に 避 けている 各 アクタに 対 してIHEのテクニカルフレームワー クが 定 義 するのは 統 合 情 報 体 系 に 関 連 する 機 能 だけである したがって IHEがアクタ を 定 義 するときは アクタを 実 施 する 製 品 を 完 全 に 定 義 するものではない またフレーム ワーク 自 身 も 医 療 情 報 システムのアーキテクチャを 包 括 的 に 記 述 するものではない アクタとトランザクションを 定 義 する 理 由 は 医 療 情 報 システム 環 境 の 機 能 コンポーネン ト 中 の 相 互 作 用 を 定 義 する 根 拠 を 提 供 することである 単 一 の 物 理 的 製 品 が 多 面 的 機 能 を 実 施 する 状 況 下 では 製 品 と 環 境 の 外 部 機 能 との 間 のインタフェースだけが IHE 構 想 に とって 重 要 であると 考 えられる したがって IHE 構 想 は 単 一 の 総 括 的 な 情 報 システム に 基 づく 統 合 環 境 と 片 や 多 重 システムが 一 緒 になって 同 じ 目 的 を 達 成 するシステムに 基 づく 統 合 環 境 と どちらにメリットがあるか 決 める 立 場 にはない 2.3 このボリュームとテクニカルフレームワークの 関 係 IHEテクニカルフレームワークは トランザクションを 通 じて 相 互 に 作 用 するアクタに 基 づいている アクタは 医 療 機 関 内 の 運 営 活 動 に 関 係 する 情 報 を 生 成 管 理 または 作 用 する 情 報 システ ムまたは 情 報 システムのコンポーネントである トランザクションは 規 格 に 基 づくメッセージを 介 して 必 要 な 情 報 を 転 送 するアクタ 間 の 相 互 作 用 である 11
このボリュームに 記 述 されているトランザクションの 実 施 は ボリューム1で 規 定 した 統 合 プロファイルの 仕 様 をサポートしている これらのトランザクションの 役 割 や 実 施 は それがサポートする 統 合 プロファイルの 理 解 を 必 要 とする 2.4 IHEの 使 用 規 約 ( 参 考 用 として) この 文 書 に 記 述 されているいくつかのDICOMトランザクションに 関 しては IHEは 選 択 したタイプ2およびタイプ3の 属 性 の 使 用 に 関 する 要 求 事 項 を 強 化 している この 状 況 は 第 4 節 および 附 属 書 の 中 ではっきりと 文 書 化 されている IHEは 特 に 発 信 元 システムがそのような 属 性 の 有 効 な 値 を 所 有 していない 場 合 DICOMタイプ2の 属 性 ( 例 えば 患 者 氏 名 患 者 ID)はゼロ 長 で 送 信 されることを 強 調 し ている すなわち 発 信 元 システムはそのような 属 性 にディフォルト 値 を 割 り 当 ててはな らない 受 信 システムは そのような 属 性 のためのゼロ 長 値 を 扱 うことができなければな らない IHEは またサービスクラスユーザ(SCU)およびサービスクラスプロバイダ(SCP)の 両 者 によるDICOM 問 合 せにおける 照 合 キーとリターンキーのためのサポートおよび 使 用 に 関 する 要 求 事 項 を 定 義 している 照 合 キーは 問 合 せSCPによってSCUに 応 答 して 包 含 のためのインスタンスを 選 択 するのに 使 用 されるが リターンキーは 特 定 のデータを 単 に 返 送 し 照 合 のためには 使 用 されない 要 求 照 合 キーSCU: 問 合 せSCUが 選 択 基 準 としてそのユーザに 提 供 する 機 能 を 備 えているキー 問 合 せ 要 求 における 照 合 キーの 送 信 を 始 動 するための 問 合 せSCUのユーザに 提 供 される 方 法 を 定 義 することは IHEの 適 用 範 囲 外 である( 例 えば 値 の 入 力 エントリーの 選 択 ) 要 求 照 合 キーSCP: IHEが 要 求 する 照 合 キーは あたかもDICOM- 要 求 照 合 キーのように 問 合 せSCUに よって 処 理 される 殆 どの 場 合 IHE 要 求 照 合 キーもやはりDICOM- 要 求 照 合 キーで ある 要 求 リターンキーSCU: 問 合 せSCUが 問 合 せSCPから 要 求 するキーで 問 合 せ 応 答 において 受 信 し 必 要 に 応 じて ユーザのために 表 示 するキーである リターンキー( 例 えば ディフォルトに より ボックスをチェック)を 要 求 し ユーザがそれを 見 られるようにする 問 合 せSCU のユーザに 提 供 される 方 法 を 定 義 することは IHEの 適 用 範 囲 外 である 要 求 リターンキーSCP: DICOM 内 で タイプ1またはタイプ2のリターンキーとして 規 定 されているIHEが 要 求 するリターンキーは それらのDICOMタイプにしたがって 処 理 される DICOM 内 でタイプ3として 規 定 されているIHE 要 求 リターンキーは タイプ2のように 処 理 され る 12
フレームワークの 問 合 せキー 要 求 事 項 の 表 では SCUおよびSCPのための 要 求 事 項 を 指 定 する 次 の 凡 例 を 使 用 している: R 必 須 O オプション 次 の 修 飾 子 も 使 用 されている: R+ 要 求 事 項 は DICOM 要 求 事 項 のIHE 拡 張 である R* 属 性 は 表 示 不 要 である R+* 要 求 事 項 は DICOM 要 求 事 項 のIHE 拡 張 であるが 表 示 不 要 である 13
3 IHE トランザクション この 節 では 各 々のトランザクションを 詳 細 に 定 義 して 使 用 された 規 格 および 転 送 され た 情 報 を 指 定 する 3.1 RO-1: 単 一 / 輪 郭 形 成 画 像 シリーズ 検 索 3.1.1 適 用 範 囲 単 一 / 輪 郭 形 成 画 像 シリーズ 検 索 トランザクションにおいて アーカイブは CT 画 像 シ リーズを 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 または 線 量 表 示 装 置 に 送 信 する 3.1.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 線 量 表 示 装 置 単 一 / 輪 郭 形 成 画 像 シリーズ 検 索 アクタ:アーカイブ 役 割 :CT 画 像 シリーズを 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 または 線 量 表 示 装 置 に 送 信 する アクタ: 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 または 線 量 表 示 装 置 役 割 :アーカイブからの CT 画 像 シリーズの 受 信 および 保 存 14
3.1.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS3.4: 保 存 サービスクラス 3.1.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 線 量 表 示 装 置 C-STORE(CT 画 像 ) C-STORE(CT 画 像 ) C-STORE(CT 画 像 ) C-STORE(CT 画 像 ) 3.1.4.1 単 一 / 輪 郭 形 成 画 像 シリーズ 検 索 3.1.4.1.1 トリガーイベント 輪 郭 形 成 装 置 のユーザは 一 組 の 輪 郭 形 成 を 形 成 するために 特 定 の CT 画 像 シリーズが 必 要 かどうかを 判 断 し アーカイブが 必 要 な CT 画 像 シリーズを 輪 郭 形 成 装 置 に 送 信 する ことを 要 求 する 幾 何 学 的 計 画 装 置 のユーザは 幾 何 学 的 計 画 を 作 成 するために 特 定 の CT 画 像 シリーズ が 必 要 かどうかを 判 断 し アーカイブが 必 要 な CT 画 像 シリーズを 幾 何 学 的 計 画 装 置 に 送 信 することを 要 求 する 線 量 測 定 計 画 装 置 のユーザは 線 量 測 定 計 画 を 作 成 および 線 量 計 算 をするために 特 定 の CT 画 像 シリーズは 必 要 かどうかを 判 断 し アーカイブが 必 要 な CT 画 像 シリーズを 線 量 測 定 計 画 装 置 に 送 信 することを 要 求 する 15
線 量 表 示 装 置 のユーザは 線 量 を 確 認 するために 特 定 の CT 画 像 シリーズが 必 要 かどう かを 判 断 し アーカイブが 必 要 な CT 画 像 シリーズを 線 量 表 示 装 置 に 送 信 することを 要 求 する これらの 転 送 が 開 始 されるメカニズムに 関 しては このプロファイルの 適 用 範 囲 外 である 3.1.4.1.2 メッセージの 意 味 アーカイブは DICOM C-STORE メッセージを 使 用 しそのシリーズの CT 画 像 全 てを 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 または 線 量 表 示 装 置 に 転 送 する アー カイブは DICOM 保 存 SCU であり 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 または 線 量 表 示 装 置 は DICOM 保 存 SCP である また CT 画 像 オブジェクトに 含 まれる DICOM 属 性 に 関 する 具 体 的 な 要 求 事 項 の 概 要 につ いては 附 属 書 A も 参 照 のこと 特 に このトランザクションに 含 まれる 全 ての CT 画 像 は 単 一 シリーズのインスタンス UID および 単 一 座 標 系 UID を 共 有 しなければならない 3.1.4.1.3 予 想 される 作 用 輪 郭 形 成 装 置 は CT 画 像 シリーズ 全 てを 保 存 し 検 査 シリーズおよび 画 像 識 別 情 報 に 基 づいて 画 像 を 関 連 付 ける その 結 果 これらの 画 像 は 後 に 構 造 セット(RO-2)として 書 き 出 される 輪 郭 形 成 セットの 構 築 に 使 用 するため 輪 郭 形 成 装 置 のユーザが 利 用 できる 幾 何 学 的 計 画 装 置 は CT 画 像 シリーズ 全 てを 保 存 し 検 査 シリーズおよび 画 像 識 別 情 報 に 基 づいて 画 像 を 関 連 付 ける その 結 果 これらの 画 像 は 後 に 幾 何 学 的 計 画 (RO-3) として 書 き 出 される 幾 何 学 的 計 画 の 構 築 に 使 用 するため 幾 何 学 的 計 画 装 置 のユーザが 利 用 できる 線 量 測 定 計 画 装 置 は CT 画 像 シリーズ 全 てを 保 存 し 検 査 シリーズおよび 画 像 識 別 情 報 に 基 づいて 画 像 を 関 連 付 ける その 結 果 これらの 画 像 は 後 に 書 き 出 される 線 量 測 定 計 画 の 構 築 に 使 用 するため 線 量 測 定 計 画 装 置 のユーザが 利 用 できる(RO-4) さらにこれ らの 画 像 は 関 連 する 線 量 の 計 算 に 使 用 され 後 に RT 線 量 (RO-5)として 書 き 出 される 線 量 表 示 装 置 は CT 画 像 シリーズ 全 てを 保 存 し 検 査 シリーズおよび 画 像 識 別 情 報 に 基 づいて 画 像 を 関 連 付 ける その 結 果 これらの 画 像 は 線 量 表 示 の 構 築 に 使 用 するため 線 量 表 示 装 置 のユーザが 利 用 できる 16
3.2 RO-2: 構 造 セット 保 存 3.2.1 適 用 範 囲 構 造 セットの 保 存 トランザクションにおいて 輪 郭 形 成 装 置 は アーカイブに 構 造 セット を 保 存 し 利 用 可 能 にする 3.2.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 輪 郭 形 成 装 置 構 造 セット 保 存 アクタ: 輪 郭 形 成 装 置 役 割 : 構 造 セットをアーカイブに 送 信 アクタ:アーカイブ 役 割 : 輪 郭 形 成 装 置 から 受 信 した 構 造 セットを 保 存 3.2.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS 3.4: 保 存 サービスクラス 17
3.2.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 輪 郭 形 成 装 置 C-STORE( 構 造 セット) 3.2.4.1 構 造 セット 保 存 3.2.4.1.1 トリガーイベント 輪 郭 形 成 装 置 のユーザは 保 存 のための 構 造 セットを 選 択 する 3.2.4.1.2 メッセージの 意 味 メッセージ 意 味 は DICOM 保 存 SCP クラスによって 定 義 される 輪 郭 形 成 装 置 は 保 存 SCU であり アーカイブは 保 存 SCP である ROI 輪 郭 モジュールの 輪 郭 は 幾 何 学 タイプ POINT および CLOSED_PLANNER に 限 定 される ROI 輪 郭 は 書 き 出 された 画 像 プレーンの 位 置 に 対 応 しなければならない 例 え ば システムが 不 ぞろいの 間 隔 のスライスをサポートしていない 場 合 そのシステムには 再 サンプルされた 画 像 セット(RO-11 を 参 照 )および 構 造 セットを 生 成 する 責 任 があり その 中 で ROI 輪 郭 は 再 サンプルされた 画 像 セットを 参 照 する さらに その ROI の 輪 郭 を 含 むものの 間 のスライスに ROI 輪 郭 がない 場 合 中 間 にあるスライス 上 に ROI が 存 在 することは 暗 示 されない また RT 構 造 セットオブジェクトに 含 まれる DICOM 属 性 に 関 する 具 体 的 な 要 求 事 項 の 概 要 については 附 属 書 B も 参 照 のこと 特 に 構 造 セットは 画 像 をもつ 単 一 座 標 系 UID を 共 有 しなければならない 18
3.2.4.1.3 予 想 される 作 用 構 造 セットを 受 信 する 際 アーカイブはそれを 保 存 しなければならない その 後 この 構 造 セットは 続 く 検 索 に 利 用 できる(RO-7) 3.3 RO-3: 幾 何 学 的 な 計 画 保 存 3.3.1 適 用 範 囲 幾 何 学 的 計 画 保 存 トランザクションにおいて 幾 何 学 的 計 画 装 置 は アーカイブに 新 規 に 生 成 した 幾 何 学 的 計 画 を 送 信 する 3.3.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 幾 何 学 的 計 画 装 置 幾 何 学 的 計 画 保 存 アクタ: 幾 何 学 的 計 画 装 置 役 割 : 生 成 した 幾 何 学 的 計 画 をアーカイブに 送 信 アクタ:アーカイブ 役 割 : 幾 何 学 的 計 画 装 置 から 幾 何 学 的 計 画 を 受 信 し 保 存 する 3.3.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS 3.4: 保 存 サービスクラス 19
3.3.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 幾 何 学 的 計 画 装 置 C-STORE( 幾 何 学 的 計 画 ) 3.3.4.1 幾 何 学 的 な 計 画 保 存 3.3.4.1.1 トリガーイベント 幾 何 学 的 計 画 の 生 成 が 巧 くいったら 幾 何 学 的 計 画 装 置 のユーザは その 幾 何 学 的 計 画 を 保 存 することを 決 める 幾 何 学 的 計 画 装 置 は DICOM アソシエーション 内 のアーカイブ に 幾 何 学 的 計 画 を 転 送 する 3.3.4.1.2 メッセージの 意 味 幾 何 学 的 計 画 装 置 は DICOM C-STORE メッセージを 使 用 して 幾 何 学 的 計 画 を 転 送 する 幾 何 学 的 計 画 装 置 は DICOM 保 存 SCU であり アーカイブは DICOM 保 存 SCP である また RT 計 画 オブジェクトに 含 まれる DICOM 属 性 に 関 する 幾 何 学 的 計 画 の 具 体 的 な 要 求 事 項 の 概 要 については 附 属 書 A も 参 照 のこと 3.3.4.1.3 予 想 される 作 用 アーカイブは 受 信 した 幾 何 学 的 計 画 を 保 存 する 20
3.4 RO-4: 線 量 測 定 の 計 画 保 存 この 節 は IHE-RO テクニカルフレームワークのトランザクション RO-4 に 対 応 している トランザクション RO-4 は アーカイブと 線 量 測 定 計 画 装 置 アクタによって 使 用 される 3.4.1 適 用 範 囲 このトランザクションにおいて 線 量 測 定 計 画 装 置 は 構 造 セットの 参 照 を 含 む 計 画 をア ーカイブに 送 信 する 3.4.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 線 量 測 定 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 保 存 アクタ: 線 量 測 定 計 画 装 置 役 割 : 生 成 した 計 画 をアーカイブに 送 信 する アクタ:アーカイブ 役 割 : 線 量 測 定 計 画 装 置 から 計 画 を 受 信 し 保 存 する 3.4.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS 3.3:RT モジュール PS 3.4: 保 存 サービスクラス 21
3.4.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 線 量 測 定 計 画 装 置 C-STORE( 線 量 測 定 計 画 ) 3.4.4.1 線 量 測 定 の 計 画 保 存 3.4.4.1.1 トリガーイベント 線 量 測 定 計 画 装 置 は 線 量 計 算 が 完 了 した 時 点 で 線 量 測 定 計 画 をアーカイブに 転 送 する 3.4.4.1.2 メッセージの 意 味 線 量 測 定 計 画 装 置 は DICOM C-STORE メッセージを 使 用 してその 計 画 を 転 送 する 線 量 測 定 計 画 装 置 は DICOM 保 存 SCU であり アーカイブは DICOM 保 存 SCP である 線 量 測 定 計 画 装 置 は 計 画 を 含 む 新 しいシリーズを 生 成 するか 前 の 計 画 が 含 まれている 場 合 は 既 存 のシリーズを 使 用 してもよい 検 査 は その 計 画 のシリーズが 含 まれている 場 合 その 計 画 に 引 用 された 構 造 セットを 含 むものと 同 じ 検 査 でなければならない 転 送 された 線 量 測 定 計 画 の 目 的 は 構 造 セットへの 参 照 を 伝 達 することであり そのセッ トは 計 画 の 定 義 に 使 用 され 線 量 測 定 計 画 の 計 算 に 使 用 された CT 画 像 への 参 照 を 含 む 線 量 測 定 計 画 装 置 は このシーケンスを 使 用 して 構 造 セットおよび 表 示 用 の 構 造 セットで 参 照 された CT 画 像 を 検 索 取 得 する 次 の 表 は RT 一 般 計 画 モジュールのための DICOM 要 求 事 項 の IHE 拡 張 を 示 している 22
表 XXX RT 一 般 計 画 モジュールのための 要 求 属 性 属 性 標 識 タイプ 属 性 の 説 明 RT 計 画 ラベル (300A 0002) R+ ユーザが 計 画 を 識 別 す るためのラベル RT 計 画 日 付 (300A 0006) R+ 最 後 に 計 画 が 変 更 され た 日 付 RT 計 画 時 間 (300A 0007) R+ 最 後 に 計 画 が 変 更 され た 時 間 RT 計 画 幾 何 学 (300A 000C) 1 PATIENT でなければ ならない これは RT 構 造 セットが 存 在 し 一 般 計 画 モジュールで 参 照 されることを 意 味 する 次 の 表 は 一 般 機 器 モジュールのための DICOM 要 求 事 項 の IHE 拡 張 を 示 している 表 XXX 一 般 機 器 モジュールのための 要 求 属 性 属 性 標 識 タイプ 属 性 の 説 明 製 造 業 者 (0008 0070) R+ 計 画 を 生 成 する 線 量 測 定 計 画 装 置 機 器 の 製 造 業 者 は 規 定 されなけ ればならない 製 造 業 者 の モデル 名 ソフトウェア バージョン (0008 1090) R+ 計 画 を 生 成 する 線 量 測 定 計 画 装 置 機 器 の 製 造 業 者 のモデル 名 は 規 定 されなければならない (0008 1020) R+ 計 画 を 生 成 する 線 量 測 定 計 画 装 置 機 器 のソフ トウェアバージョンは 規 定 されなければなら ない RT 計 画 IOD のその 他 全 ての 属 性 に 関 しては DICOM 要 求 事 項 の IHE 拡 張 は 存 在 し ない 線 量 測 定 計 画 は RT Brachy アプリケーション 設 定 モジュールを 含 まない 線 量 測 定 計 画 は ゼロビームをもつ 可 能 性 がある すなわち RT ビームモジュール が 十 分 でない 可 能 性 がある これは 従 来 のアイソセンターモデルに 整 合 しない 遠 隔 治 療 計 画 をサポートするためである アプリケーションは 整 合 する 線 量 と 計 画 のペアを 安 全 に 識 別 するために 計 画 ラベ ル 日 付 および 時 間 を 表 示 することが 望 ましい 23
3.5 RO-5 線 量 の 保 存 この 節 は IHE-RO テクニカルフレームワークの RO-5 に 対 応 している トランザクショ ン RO-5 は アーカイブおよび 線 量 測 定 計 画 装 置 アクタによって 使 用 される 3.5.1 適 用 範 囲 この 線 量 保 存 トランザクションにおいて 線 量 計 画 装 置 は 新 たに 生 成 した 線 量 をアー カイブに 送 信 する 3.5.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 線 量 測 定 計 画 装 置 線 量 保 存 アクタ: 線 量 測 定 計 画 装 置 役 割 : 生 成 した 線 量 をアーカイブに 送 信 アクタ:アーカイブ 役 割 : 線 量 測 定 計 画 装 置 から 線 量 を 受 信 し 保 存 する 3.5.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS 3.4: 保 存 サービスクラス 24
3.5.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 線 量 測 定 計 画 装 置 C-STORE ( 線 量 ) 3.5.4.1 線 量 保 存 3.5.4.1.1 トリガーイベント 線 量 測 定 計 画 装 置 は 線 量 を DICOM アソシエーション 内 のアーカイブに 転 送 する 3.5.4.1.2 メッセージの 意 味 線 量 測 定 計 画 装 置 は DICOM C-STORE 命 令 を 使 用 して 線 量 を 転 送 する 線 量 測 定 計 画 装 置 は DICOM 保 存 SCU であり アーカイブは 保 存 SCP である また RT 線 量 オブジェクトに 含 まれる DICOM 属 性 に 関 する 線 量 の 具 体 的 な 要 求 事 項 の 概 要 については 附 属 書 A も 参 照 のこと 3.5.4.1.3 線 量 の 表 現 このトランザクションは 線 量 計 算 に 使 用 された 診 断 画 像 と 同 一 の DICOM 患 者 座 標 シス テムの 座 標 系 において 軸 方 向 の 画 像 面 上 でサンプリングされた 三 次 元 線 量 アレイとして 表 現 された 線 量 をサポートしなければならない 線 量 画 像 は DICOM 患 者 座 標 システム に 対 して 直 交 していなければならない 画 像 オリエンテーション( 患 者 )(0020 0037) の 値 は [±1 0 0 0 ±1 0] でなければならない ポイント 線 量 斜 面 上 への 線 量 放 射 アイソ 線 量 輪 郭 および 線 量 体 積 ヒストグラムは 決 してサポートされない 線 量 ピクセルは 単 位 グレイの 物 理 的 な 絶 対 線 量 を 表 わしている 線 量 単 位 の 値 (3004 0002)は GY でなければならない ピクセル 表 現 の 値 (0028 0103)は 0 でなければならない; 負 の 線 量 値 は 存 在 してはならない 25
3.5.4.1.4 予 想 される 作 用 アーカイブは 受 信 した 線 量 を 保 存 する DICOM RT 線 量 オブジェクトは DICOM レベル 2 SCP(DICOM PS 3.4 B.4.1 を 参 照 ) のために 定 義 された 要 求 事 項 に 適 合 する 形 態 で 後 に 検 索 取 得 (RO-10 線 量 検 索 を 参 照 )が できるように 保 存 される RT 線 量 オブジェクトのための DICOM SOP クラス UID および 名 称 は 下 の 表 に 規 定 さ れている SOP クラス UID SOP クラス 名 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.481.2 RT 線 量 保 存 3.6 RO-6 多 重 シリーズ 画 像 検 索 3.6.1 適 用 範 囲 多 重 シリーズ 画 像 検 索 トランザクションにおいて アーカイブは 輪 郭 形 成 装 置 上 の 多 重 シ リーズからの CT 画 像 を 保 存 し それらの 画 像 を 利 用 して 輪 郭 を 描 出 する 3.6.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 輪 郭 形 成 装 置 多 重 シリーズ 画 像 検 索 アクタ:アーカイブ 役 割 : CT 画 像 を 輪 郭 形 成 装 置 に 送 信 アクタ: 輪 郭 形 成 装 置 役 割 :アーカイブから 受 信 した CT 画 像 を 保 存 する 26
3.6.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS 3.4: 保 存 サービスクラス 3.6.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ C-STORE (CT 画 像 ) C-STORE (CT 画 像 ) 輪 郭 形 成 装 置 3.6.4.1 多 重 シリーズ 画 像 検 索 3.6.4.1.1 トリガーイベント 輪 郭 形 成 装 置 のユーザは 多 重 CT シリーズからの 画 像 が 単 一 セットの 輪 郭 の 構 成 におい て 使 用 されることを 確 認 し アーカイブがそれらのシリーズを 輪 郭 形 成 装 置 に 送 信 するこ とを 要 求 する それらの 転 送 が 開 始 されるメカニズムに 関 しては このプロファイルの 適 用 範 囲 外 である 3.6.4.1.2 メッセージの 意 味 メッセージの 意 味 は DICOM 保 存 SOP クラスによって 定 義 される アーカイブは こ のサービスクラスの SCU であり 輪 郭 形 成 装 置 は このサービスクラスの SCP である また CT 画 像 オブジェクトに 含 まれる DICOM 属 性 に 関 する 具 体 的 な 要 求 事 項 の 概 要 に ついては 附 属 書 A も 参 照 のこと 特 に これらの CT 画 像 は シリーズインスタンス UID ではなく 検 査 インスタンス UID と 座 標 系 UID を 共 有 することを 要 求 される 27
3.6.4.1.3 予 想 される 作 用 多 重 CT シリーズを 受 信 すると 必 要 に 応 じて 輪 郭 形 成 装 置 はシリーズを 再 びサンプリン グし 単 一 の 新 規 CT シリーズへの 新 しいシリーズインスタンス UID と 各 種 シリーズから の 画 像 を 組 み 合 わせる 輪 郭 形 成 装 置 は 多 重 (1 2 または 3) 画 像 シリーズの 検 索 をサ ポートすることが 要 求 される この 新 規 シリーズの 画 像 はすべて オリジナル 画 像 と 同 じ 検 査 インスタンス UID を 共 有 しなければならない また これらの 新 しい 画 像 は オリ ジナル 画 像 と 単 一 座 標 系 UID を 共 有 しなければならない この 新 規 シリーズは 再 サン プリング/ 組 み 合 わせ CT シリーズ 保 存 トランザクション(RO-11)を 使 用 してアーカイ ブに 返 送 される 3.7 RO-7 構 造 セット 検 索 3.7.1 適 用 範 囲 構 造 セット 検 索 トランザクションにおいては アーカイブが 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 または 線 量 表 示 装 置 に 構 造 セットを 保 存 する 3.7.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 線 量 表 示 装 置 構 造 セット 検 索 アクタ:アーカイブ 役 割 : 構 造 セットを 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 または 線 量 表 示 装 置 に 送 信 する アクタ: 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 または 線 量 表 示 装 置 役 割 : アーカイブから 受 信 した 構 造 セットを 保 存 する 3.7.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS 3.4: 保 存 サービスクラス 28
3.7.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 線 量 表 示 装 置 C-STORE( 構 造 セット) C-STORE( 構 造 セット) C-STORE( 構 造 セット) C-STORE( 構 造 セット) 3.7.4.1 構 造 セット 検 索 3.7.4.1.1 トリガーイベント 輪 郭 形 成 装 置 のユーザは 新 しい 輪 郭 セットが 既 存 の 構 造 セットに 基 づいていることを 確 認 し アーカイブが 構 造 セットを 輪 郭 形 成 装 置 に 送 信 することを 要 求 する 幾 何 学 的 計 画 装 置 のユーザは 新 しい 幾 何 学 的 計 画 が 既 存 の 構 造 セットに 基 づいているこ とを 確 認 し アーカイブがこの 構 造 セットを 幾 何 学 的 計 画 装 置 に 送 信 することを 要 求 する 線 量 測 定 計 画 装 置 のユーザは 新 しい 線 量 測 定 計 画 が 既 存 の 構 造 セットに 基 づいているこ とを 確 認 し アーカイブがこの 構 造 セットを 線 量 測 定 計 画 装 置 に 送 信 することを 要 求 する 線 量 表 示 装 置 のユーザは 線 量 表 示 が 既 存 の 構 造 セットに 基 づいていることを 確 認 し ア ーカイブがこの 構 造 セットを 線 量 表 示 装 置 に 送 信 することを 要 求 する 29
それらの 転 送 が 開 始 されるメカニズムに 関 しては このプロファイルの 適 用 範 囲 外 である 3.7.4.1.2 メッセージの 意 味 メッセージの 意 味 は DICOM 保 存 SOP クラスによって 定 義 される 輪 郭 形 成 装 置 幾 何 学 的 計 画 装 置 線 量 測 定 計 画 装 置 または 線 量 表 示 装 置 は 保 存 SCP であり アーカイ ブは 保 存 SCU である また RT 構 造 セットブジェクトに 含 まれる DICOM 属 性 に 関 する 具 体 的 な 要 求 事 項 の 概 要 については 附 属 書 B を 参 照 のこと 特 に 構 造 セットは 同 じ 検 査 インスタンス UID であるが 輪 郭 の 基 となる CT シリーズとは 別 のシリーズのインスタンス UID をもたなけ ればならない 3.7.4.1.3 予 想 される 作 用 輪 郭 形 成 装 置 は すべての 構 造 セットを 保 存 し 検 査 シリーズおよび 画 像 識 別 情 報 に 基 づいて 画 像 をそれに 関 連 付 ける その 結 果 含 まれる 輪 郭 は 輪 郭 形 成 装 置 のユーザに 有 効 となり 後 に 構 造 セット(RO-2)として 書 き 出 される 新 しい 輪 郭 セットの 構 築 に 使 用 す ることができる この 新 しい 構 造 セットは オリジナル 画 像 と 構 造 セットの 同 じ 座 標 系 UID および 検 査 インスタンス UID をもつ この 新 しいセットは オリジナル 構 造 セット と 同 じシリーズインスタンス UID をもっていてもよい 幾 何 学 的 計 画 装 置 は 構 造 セットを 保 存 し 検 査 シリーズおよび 画 像 識 別 情 報 に 基 づい て 画 像 をそれに 関 連 付 ける その 結 果 この 構 造 セットに 含 まれる 輪 郭 は 幾 何 学 的 計 画 装 置 のユーザに 有 効 となり 後 に 幾 何 学 的 計 画 (RO-3))として 書 き 出 される 幾 何 学 的 計 画 の 構 築 に 使 用 することができる 線 量 測 定 計 画 装 置 は 構 造 セットを 保 存 し 検 査 シリーズおよび 画 像 識 別 情 報 に 基 づい て 画 像 をそれに 関 連 付 ける その 結 果 この 構 造 セットに 含 まれるそれらの 輪 郭 は 線 量 測 定 計 画 装 置 のユーザに 有 効 となり 後 に 書 き 出 される 線 量 測 定 計 画 の 構 築 に 使 用 するこ とができる(RO-4) さらにこれらの 画 像 は 関 連 する 線 量 の 計 算 に 使 用 され 後 に RT 線 量 (RO-5)として 書 き 出 される 線 量 表 示 装 置 は 構 造 セットを 保 存 し 検 査 シリーズおよび 画 像 識 別 情 報 に 基 づいて 画 像 をそれに 関 連 付 ける その 結 果 この 構 造 セットに 含 まれるこれらの 輪 郭 は 線 量 表 示 装 置 のユーザが 同 じ 座 標 系 における 画 像 線 量 について 表 示 するために 使 用 できる 30
3.8 RO-8: 幾 何 学 的 な 計 画 検 索 3.8.1 適 用 範 囲 幾 何 学 的 計 画 検 索 トランザクションにおいて 必 要 とされる 幾 何 学 的 計 画 は アーカイブ から 線 量 測 定 計 画 装 置 へ 転 送 される 3.8.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 輪 郭 測 定 計 画 装 置 幾 何 学 的 計 画 検 索 アクタ: 線 量 測 定 計 画 装 置 役 割 : 必 要 とされる 幾 何 学 的 計 画 をアーカイブから 受 信 する アクタ:アーカイブ 役 割 : 必 要 とされる 幾 何 学 的 計 画 インスタンスを 線 量 測 定 計 画 装 置 へ 送 信 する 3.8.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS3.4: 保 存 サービスクラス 31
3.8.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 線 量 測 定 計 画 装 置 C-STORE( 幾 何 学 的 計 画 ) 3.8.4.1 幾 何 学 的 な 計 画 検 索 3.8.4.1.1 トリガーイベント 線 量 測 定 計 画 装 置 のユーザは 計 画 の 完 成 と 線 量 計 算 のために 幾 何 学 的 計 画 を 選 択 する 3.8.4.1.2 メッセージの 意 味 その 計 画 は アーカイブから 線 量 測 定 計 画 装 置 へ 送 られなければならない また RT 計 画 オブジェクト 中 に 含 まれる DICOM 属 性 についての 幾 何 学 的 計 画 の 特 定 要 求 事 項 を 概 観 するための 附 属 書 A も 参 照 すること 3.8.4.1.3 予 測 される 作 用 アーカイブは 必 要 とされる 幾 何 学 的 計 画 を 線 量 測 定 計 画 装 置 へ 返 却 しなければならない 線 量 測 定 計 画 装 置 は 受 け 取 った 幾 何 学 的 計 画 の 妥 当 性 を 確 認 しなければならない 受 け 取 った 幾 何 学 的 計 画 が 有 効 である 場 合 それは 線 量 測 定 計 画 装 置 中 にロードされなければ ならない; 一 方 それが 有 効 でない 場 合 有 効 ではない 理 由 を 示 す 警 告 メッセージが ユ ーザに 対 して 表 示 されなければならない 32
3.9 RO-9: 線 量 測 定 の 計 画 検 索 3.9.1 適 用 範 囲 このトランザクションにおいて 線 量 表 示 装 置 は アーカイブに 設 定 されている 構 造 を 参 照 する 計 画 を 検 索 する 3.9.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 線 量 表 示 装 置 線 量 測 定 計 画 検 索 アクタ: 線 量 表 示 装 置 役 割 :アーカイブからの 計 画 を 受 け 入 れる アクタ:アーカイブ 役 割 : 線 量 ビューアへ 計 画 を 伝 送 する 3.9.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS 3.3:RT モジュール PS 3.4: 保 存 サービスクラス 33
3.9.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 線 量 表 示 装 置 C-STORE( 線 量 測 定 計 画 ) 3.9.4.1 線 量 測 定 の 計 画 検 索 3.9.4.1.1 トリガーイベント アーカイブは 線 量 測 定 計 画 を 線 量 表 示 装 置 へ 転 送 する この 作 用 は 線 量 ビューセッシ ョンに 先 立 って ユーザによって 開 始 される 3.9.4.1.2 メッセージの 意 味 アーカイブは 計 画 を 転 送 するために DICOM C-STORE メッセージを 使 用 する アーカ イブは DICOM 保 存 SCU であり 線 量 表 示 装 置 は DICOM 保 存 SCP である このトランザクションにおける 線 量 測 定 計 画 に 関 する 要 求 事 項 は エラー! 参 照 生 成 源 が 見 つからない に 規 定 されている 要 求 事 項 と 同 様 である 3.10 RO-10: 線 量 検 索 この 節 は IHE-RO テクニカルフレームワークの RO-10 に 対 応 する トランザクション RO-10 は アーカイブと 線 量 表 示 装 置 アクタによって 用 いられる 3.10.1 適 用 範 囲 線 量 検 索 トランザクションにおいて 必 要 とされる 線 量 は アーカイブから 線 量 表 示 装 置 へ 転 送 される 34
3.10.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 線 量 表 示 装 置 線 量 検 索 アクタ: 線 量 表 示 装 置 役 割 : 必 要 とされる 線 量 をアーカイブから 受 信 する アクタ:アーカイブ 役 割 : 必 要 とされる 線 量 インスタンスを 線 量 表 示 装 置 へ 送 信 する 3.10.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS3.4: 保 存 サービスクラス 3.10.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 線 量 表 示 装 置 C-STORE( 線 量 ) 35
3.10.4.1 線 量 検 索 3.10.4.1.1 トリガーイベント 線 量 表 示 装 置 のユーザは 特 定 の CT 画 像 セット および RT 構 造 セットによって 規 定 さ れるターゲットと 回 避 構 造 の 状 況 における 表 示 のために 線 量 を 選 択 する 3.10.4.1.2 メッセージの 意 味 アーカイブは 線 量 を 転 送 するために DICOM C-STORE メッセージを 使 用 する アーカ イブは DICOM 保 存 SCU であり また 線 量 表 示 装 置 は DICOM 保 存 SCP である また RT 線 量 オブジェクト 中 に 含 まれている DICOM 属 性 についての 線 量 の 特 定 要 求 事 項 を 概 観 するための 附 属 書 Aも 参 照 すること 3.10.4.1.3 線 量 の 表 現 このトランザクションは それを 計 算 するために 用 いられる 診 断 画 像 と 同 様 な DICOM 患 者 座 標 システムの 座 標 系 において 軸 方 向 の 画 像 平 面 上 にサンプリングされた 三 次 元 線 量 配 列 として 線 量 が 表 現 されることをサポートしなければならない 線 量 画 像 は DICOM 患 者 座 標 系 に 関 して 直 交 していなければならない: 画 像 オリエンテーション( 患 者 )の 値 (0020,0037)は 0.001 ラジアンの 不 確 定 性 の 範 囲 内 で[±1, 0, 0, 0,±1, 0]でなければな らない 線 量 平 面 は 不 規 則 な 間 隔 に 置 かれていても 良 く また 画 像 平 面 に 対 応 する 必 要 もない サポートされていないものは 点 線 量 斜 面 上 への 線 量 の 投 影 等 線 量 輪 郭 形 成 および 線 量 容 積 ヒストグラムである 線 量 画 素 は グレイの 単 位 で 絶 対 物 理 的 線 量 を 表 現 しなけれ ばならない 線 量 単 位 の 値 (3004 0002)は GY でなければならない 画 素 表 現 の 値 (0028 0103)は 0 でなければならない;またマイナスの 線 量 値 が 存 在 してはならない 3.10.4.1.4 予 測 される 作 用 アーカイブは 検 索 のための 要 求 を 受 信 すると 直 ちに 必 要 とされる 線 量 を 線 量 表 示 装 置 へ 返 送 しなければならない 線 量 表 示 装 置 は 受 信 した 線 量 の 妥 当 性 を 確 認 しなければな らない 受 信 した 線 量 が 有 効 である 場 合 それは 線 量 表 示 装 置 中 にロードされなければな らない それが 有 効 ではない 場 合 有 効 ではないという 理 由 を 示 す 警 告 メッセージが ユ ーザに 対 して 表 示 されなければならない 3.11 RO-11: 再 サンプリング/ 組 み 合 わせCTシリーズ 保 存 3.11.1 適 用 範 囲 再 サンプリング/ 組 み 合 わせ CT シリーズ 保 存 トランザクションにおいて 輪 郭 形 成 装 置 は アーカイブ 上 の 単 一 シリーズの 中 へ 結 合 されるかまたは 再 サンプリングされている CT 画 像 を 保 存 する 36
3.11.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 輪 郭 形 成 装 置 再 サンプリング/ 組 み 合 わせ CT シリーズ 保 存 アクタ: 輪 郭 形 成 装 置 役 割 :CT 画 像 をアーカイブに 送 信 する アクタ:アーカイブ 役 割 : 輪 郭 形 成 装 置 から 受 信 した CT 画 像 を 保 存 する 3.11.3 参 照 規 格 DICOM 2008 PS3.4: 保 存 サービスクラス 3.11.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 輪 郭 形 成 装 置 C-STORE(CT 画 像 ) 37
3.11.4.1 再 サンプリング/ 組 み 合 わせ CT シリーズ 保 存 3.11.4.1.1 トリガーイベント 輪 郭 形 成 装 置 は 新 しい CT シリーズを 構 築 した その CT シリーズは 一 層 望 ましいス ライス 間 隔 をあけるために 多 重 シリーズからの CT 画 像 を 組 み 合 わせたか または 単 一 シリーズからの CT 画 像 を 再 サンプリングした 輪 郭 形 成 装 置 は 構 造 セットの 輪 郭 形 成 が 規 定 される 全 ての 画 像 を 含 めて 単 一 の CT 画 像 シリーズを 書 き 出 さなければならない この 新 しいシリーズは 引 続 く 立 案 または 見 直 しのために 画 像 を 利 用 可 能 にするために アーカイブ 上 に 保 存 されなければならない このトランザクションは この 新 しいシリー ズに 基 づいている 構 造 セット(RO-2)の 保 存 に 先 立 って 実 施 されなければならない 3.11.4.1.2 メッセージの 意 味 メッセージの 意 味 は DICOM 保 存 SOP クラスによって 規 定 される そのアーカイブは このサービスクラスの SCP であり 輪 郭 形 成 装 置 は このサービスクラスの SCU である また CT 画 像 オブジェクトに 含 まれている DICOM 属 性 についての 特 定 の 要 求 事 項 を 概 観 するための 附 属 書 Aも 参 照 すること 特 に これらの CT 画 像 は 検 査 インスタンス UID および 座 標 系 UID 並 びにシリーズインスタンス UID を 共 有 することが 要 求 される 3.11.4.1.3 予 測 される 作 用 CT シリーズを 受 信 すると 直 ちに アーカイブは 画 像 を 保 存 し 引 続 く 検 索 (RO-1)のた めに このシリーズを 利 用 可 能 にする 3.12 RO-12: 位 置 決 めのためのワークリスト 問 い 合 わせ 3.12.1 適 用 範 囲 位 置 決 めのためのワークリスト 問 い 合 わせのトランザクションにおいて PPS または PDS は TMS から 患 者 の 位 置 決 めワークリストを 要 求 して 受 信 する 3.12.2 ユースケースでの 役 割 38
治 療 管 理 システム(TMS) 患 者 位 置 決 めシステム(PPS) または 位 置 決 め デリバリシステム(PDS) 位 置 決 めのためのワー クリスト 問 い 合 わせ アクタ: 治 療 管 理 システム 役 割 :ワークリスト 問 い 合 わせに 応 答 し 予 約 済 み 患 者 位 置 決 めワーク リストを PPS または PDS へ 送 信 する アクタ: 患 者 位 置 決 めシステムまたは 位 置 決 め デリバリシステム ( 実 施 装 置 ) 役 割 :TMS に 問 い 合 わせ 予 約 済 み 患 者 位 置 決 めワークリストを 受 信 す る 3.12.3 参 照 規 格 DICOM 補 遺 74( 凍 結 ドラフト): 放 射 線 治 療 デリバリにおけるワークリストの 利 用 DICOM 補 遺 96( 凍 結 ドラフト): 統 一 ワークリストおよび 処 理 手 順 3.12.4 相 互 作 用 ダイアグラム 患 者 位 置 決 めシステム(PPS)または 位 置 決 め デリバリシステム(PDS) 治 療 管 理 システム(TMS) 予 約 済 み UWPS ワークリストを 問 い 合 わせる 予 約 済 み UWPS ワークリストを 受 信 する 39
3.12.4.1 予 約 済 み UWPS ワークリストメッセージの 問 い 合 わせ これは 治 療 管 理 システムへ 送 信 されたワークリスト 問 い 合 わせメッセージである 3.12.4.1.1 トリガーイベント PPS のユーザは 治 療 デリバリに 先 立 って 患 者 の 位 置 決 めをするために TMS が 予 約 済 み 患 者 位 置 決 めワークリストを 送 信 することを 要 求 する PDS のユーザは 治 療 デリバリに 先 立 って 患 者 の 位 置 決 めをするために TMS が 予 約 済 み 患 者 位 置 決 めワークリストを 送 信 することを 要 求 する 3.12.4.1.2 メッセージの 意 味 実 施 装 置 は DICOM 統 一 処 理 手 順 の C-FIND 要 求 を 使 用 する-TMS からワークリスト を 問 い 合 わせするための SOP クラスを 引 き 抜 く 実 施 装 置 は SCU の 役 割 を 果 たし TMS は SCP の 役 割 を 果 たす UPS-プル SOP クラスが 抽 象 的 転 送 構 文 として 交 渉 されること や C-FIND 要 求 の 影 響 を 受 けた SOPPクラスとして 用 いられることに 注 意 すること (DICOM 補 遺 96 第 4 部 F.X.3.8.1.2.1 節 参 照 ) 3.12.4.1.2.1 表 示 のための 照 合 キーとリターンキー TMS への 問 い 合 わせにおいて 実 施 装 置 (SCU)は 表 3.12-1 に 示 されている 属 性 への 照 合 を 問 い 合 わせる 必 要 がある 他 の 全 ての 可 能 性 ある 問 い 合 わせキーは DICOM 補 遺 96 に 記 述 されているように 自 由 選 択 的 に 提 供 されても 良 い 患 者 名 (0010,0010) 患 者 ID (0010,0020)および 予 約 済 みステーション 名 コードシーケンス(0040,4025)は 一 般 に 提 供 される 自 由 選 択 の 照 合 問 い 合 わせキー 属 性 であることが 予 期 される 表 3.12-1: 位 置 決 めのためのUWPSワークリスト 問 い 合 わせに 関 する 照 合 キーおよびリターンキー 属 性 名 標 識 問 い 合 わせキー 照 合 問 い 合 わせキー リターン SCU SCP SCU SCP 特 定 の 特 質 セット (0008,0005) - - O RC SOP クラス UID (0008,1016) - - O R SOP インスタンス UID (0008,0018) - - O R 統 一 処 理 手 順 状 態 (0074,1000) R R R*( 注 記 1) R 処 理 手 順 ラベル (0074,1204) R+ R+ 予 約 済 みステーション (0040,4025) 名 コードシーケンス >コード 値 (0008,0100) O( 注 記 2) R R+* R >コード 化 機 構 指 名 者 (0008,0102) O( 注 記 3) R R+* R >コードの 意 味 (0008,0104) - - R+ R ( 注 記 4) 予 約 済 み 処 理 手 順 開 始 期 日 および 時 刻 予 約 済 み 作 業 項 目 コー ドシーケンス 予 約 済 み 処 理 パラメー タシーケンス (0040,4005) R+ ( 注 記 5) R R+ R (0040,4018) - - R+( 注 記 6) R (0074,1210) - - R+* ( 注 記 7) 入 力 情 報 シーケンス (0040,4021) - - R+* R+( 注 記 8) R 40
検 査 インスタンス UID (0020,000D) - - O R+( 注 記 9) 患 者 名 (0010,0010) O R R+ R 患 者 ID (0010,0020) O R R+ R その 他 全 ての 属 性 DICOM 補 遺 96 の 記 述 通 り 注 記 1: 予 約 済 み の 統 一 処 理 手 順 状 態 が 提 供 されなければならない 注 記 2: 予 約 済 みステーション 名 に 関 するコード 値 は TMS 上 にその 表 現 をもつ 実 施 装 置 インスタンスに 決 定 的 に 合 致 するために 用 いられるストリングを 含 んでいなければならない それは 必 ずしも 人 間 に 解 読 可 能 と は 限 らない 注 記 3: 予 約 済 みステーション 名 のコード 化 機 構 指 名 者 は 私 的 のコード 化 機 構 であり このプロファイル 中 には 明 白 に 使 用 されていない 注 記 4: 予 約 済 みステーション 名 のコード 化 の 意 味 は ステーション 名 の 人 間 が 解 読 可 能 な 記 述 を 含 んでいな ければならないし かつ 実 施 装 置 上 に 表 示 されていなければならない この 属 性 は このプロファイル 中 の IHE-RO によって 必 要 とされるが DICOM 補 遺 96 においては 必 要 とされていないことに 注 意 すること 注 記 5: 合 理 的 な 日 付 時 刻 の 範 囲 ( 当 日 の 残 りなど)が 返 却 結 果 セットのサイズを 制 限 するために 提 供 さ れなければならない TMS 上 で 患 者 が 選 択 されるモードで 作 動 しているならば TMS は この 選 択 に 基 づく 結 果 セットを 過 剰 ろ 過 することが 許 され その 選 択 部 分 のためだけのワークリスト 項 目 を 返 却 する 注 記 6: 予 約 済 み 作 業 項 目 コードシーケンスは 空 の(ゼロ)シーケンスとして 規 定 されなければならない 注 記 7: 予 約 済 み 処 理 パラメータシーケンスは 空 の(ゼロ)シーケンスとして 規 定 されなければならない 注 記 8: 入 力 情 報 シーケンスは 規 定 された 処 理 手 順 を 実 施 するために 究 極 的 に 必 要 になる 入 力 オブジェクト の 全 てを 含 んでいなければならない これは その 手 順 を 開 始 する 前 に インスタンスが 利 用 可 能 であるかど うかを 実 施 装 置 に 決 定 させ かつ UPS 上 での 追 加 的 な N-GET の 必 要 性 を 避 ける 注 記 9: 検 査 インスタンス UID は 処 理 手 順 のパフォーマンスが 出 力 として 複 合 SOP インスタンスを 生 成 す ることが 期 待 されているならば TMS(SCP)によって 提 供 されなければならない 提 供 された 検 査 インスタ ンスは そのような SOP インスタンスの 生 成 において SCU によって 使 用 されなければならない(トランザ クション RO-19, RO-20 および RO-21 参 照 ) TMS へ 問 い 合 わせる 際 に 実 施 装 置 (SCU)は 表 3.12-1 中 の 適 切 なコラムに R ま たは R+ として 示 される 属 性 への 照 合 を 問 い 合 わせなければならない その 他 全 ての 可 能 性 のある 問 い 合 わせキーは DICOM 補 遺 96 に 記 述 されているように 自 由 選 択 的 に 提 供 されても 良 い 患 者 名 (0010,0010) 患 者 ID(0010,0020)および 予 約 済 みステーシ ョン 名 コードシーケンス(0040,4025)は 一 般 に 提 供 される 自 由 選 択 の 照 合 問 い 合 わせ キー 属 性 であると 予 期 される TMS へ 問 い 合 わせる 際 に 実 施 装 置 (SCU)は 表 3.12-1 の 問 い 合 わせキー 返 却 SCU 欄 に 示 す 表 示 のためのリターンキーを 提 供 しなければならない 他 の 全 ての 可 能 性 ある 表 示 のためのリターンキーは DICOM 補 遺 96 中 に 記 述 されているように 自 由 選 択 的 に 41
提 供 されても 良 い SCU は 星 印 が 付 いた 項 目 を 表 示 することは 要 求 されない TMS は 一 組 の UPS C-FIND 応 答 をもつゼロ 以 上 の 予 約 済 み 患 者 位 置 決 めワークリスト 項 目 を 含 む 問 い 合 わせに 対 して 返 事 をする 3.12.4.1.3 予 測 される 作 用 TMS は 照 合 予 約 済 み 検 査 手 続 きを 検 索 し 要 求 している 実 施 装 置 に DICOM UWPS ワ ークリストを 送 信 する 3.12.4.2 予 約 済 み UWPS ワークリストメッセージの 受 け 取 り これは TMS が DICOM UPS 情 報 を 含 む 応 答 として 実 施 装 置 に 送 信 するメッセージで ある 3.12.4.2.1 トリガーイベント TMS は UWPS ワークリストのための 問 い 合 わせを 受 信 している 3.12.4.2.2 メッセージの 意 味 DICOM 統 一 処 理 手 順 からの C-FIND 応 答 -プッシュ SOP クラスは このメッセージの ために 使 用 される TMS は 提 供 された 問 い 合 わせキーと もっている 可 能 性 のあるあ らゆる 追 加 内 部 情 報 に 基 づく 要 求 を 遂 行 するために 必 要 な 処 理 手 順 を 決 定 する 重 要 : 各 々の 照 合 予 約 済 み UPS は 別 個 の UPS C-FIND 応 答 項 目 (SOP インスタンス) として 返 却 されなければならない また 各 々の 応 答 は 予 約 済 み 作 業 項 目 コードシーケン ス(0040,4018)における 正 確 に 一 つの 項 目 を 含 んでいなければならない 実 施 装 置 によ って 実 施 される 必 要 がある 全 ての 処 理 手 順 は 返 却 されなければならない 即 ち 最 初 の 処 理 手 順 が 実 施 された 後 には 引 続 く 手 順 のための 追 加 問 い 合 わせは 存 在 してはならない 二 つ 以 上 の 照 合 治 療 セッションは TMS によって 返 却 されても 良 い 各 々の 照 合 治 療 セ ッションに 関 して 一 組 の 統 一 処 理 手 順 は 治 療 セッションを 構 成 する 特 定 の 検 査 手 続 き に 対 応 して 返 却 されなければならない 例 えば 四 つの 照 合 セッションが 見 出 されて 各 々 が 四 つの 検 査 手 続 きで 構 成 されているならば TMS は 12 の 照 合 統 一 処 理 手 順 を 返 却 し なければならない TMS によって 提 供 された 特 定 の 予 約 済 み 作 業 項 目 コードは 実 施 装 置 の 能 力 と 一 致 していなければならない 位 置 決 めトランザクションのためのワークリスト 問 い 合 わせに 関 しては 正 確 に 三 つの 統 一 処 理 手 順 ( 未 決 中 の 状 態 の UPS C-FIND 応 答 )が 各 々の 照 合 治 療 セッションのた めに 返 却 されなければならない: 応 答 1: 予 約 済 み 作 業 項 目 コードシーケンス(0040,4018)コード 値 は 121702-121711 ( 取 得 )の 範 囲 内 になければならないし コード 化 機 構 指 名 者 は DCM でなければ ならない コード 値 が 121702-121706 の 範 囲 内 であるならば 一 つ 以 上 の RT 画 像 SOP インスタンス 42
の 参 照 が 入 力 情 報 シーケンス(0040,4021)において 提 供 されなければならない コー ド 値 が 121707-121708 の 範 囲 内 であるならば 一 つの CT 画 像 シリーズの 参 照 が 入 力 情 報 シーケンス(0040,4021)において 提 供 されなければならない SOP インスタンスの 規 定 された 位 置 は アーカイブでなければならない 特 定 の 製 品 実 施 が TMS とアーカイブ の 両 者 の 役 割 を 遂 行 でき その 場 合 に UPS のための 全 ての 入 力 SOP インスタンスを 検 索 するために 一 つの AE タイトルが 使 用 できることに 注 意 しなければならない 応 答 2: 予 約 済 み 作 業 項 目 コードシーケンス(0040,4018)コード 値 は 121712-121721 ( 登 録 )の 範 囲 内 になければならないし かつコード 化 機 構 指 名 者 は DCM でなけ ればならない 入 力 情 報 SOP インスタンスは 全 く 提 供 される 必 要 はない 応 答 3: 予 約 済 み 作 業 項 目 コードシーケンス(0040,4018)コード 値 は 121722 ( RT 患 者 位 置 調 整 )に 等 しくなければならないし かつコード 化 機 構 指 名 者 は DCM に 等 しくなければならない 入 力 情 報 SOP インスタンスは 全 く 提 供 される 必 要 はな い 3.12.4.2.3 予 測 される 作 用 各 々の 照 合 治 療 セッションにとって 何 れのセッションが 実 施 されるべきかをユーザが 選 択 できる 方 法 で 返 却 応 答 を 提 供 することは その 時 点 で 実 施 装 置 の 責 任 である 例 えば 各 々のセッションは 単 一 の 項 目 として 実 施 装 置 のユーザインターフェイスが 要 約 される かもしれない その 際 実 施 装 置 上 のオペレータは 提 供 された 情 報 を 分 析 し 実 施 され るべき 検 査 手 続 きのセットとして 提 供 される 治 療 セッションの 一 つを 選 択 する 実 施 装 置 によって 実 施 されることができる 唯 一 の 治 療 セッションがあるならば この 手 順 は 省 略 されても 良 い 43
3.13 RO-13:デリバリのためのワークリスト 問 い 合 わせ 3.13.1 適 用 範 囲 デリバリのためのワークリスト 問 い 合 わせトランザクションにおいて PDS または TDD は TMS からの 治 療 デリバリワークリストを 要 求 して 受 信 する 3.13.2 ユースケースでの 役 割 治 療 管 理 システム(TMS) 位 置 決 め デリバリ システム(PDS)または 治 療 デリバリ 装 置 (TDD) デリバリのためのワー クリスト 問 い 合 わせ アクタ: 治 療 管 理 システム 役 割 :ワークリスト 問 い 合 わせに 応 答 し 予 約 済 み 治 療 デリバリワーク リストを PDS または TDD へ 送 信 する アクタ: 位 置 決 め デリバリシステムまたは 治 療 デリバリ 装 置 役 割 : TMS に 問 い 合 わせ 予 約 済 み 治 療 デリバリワークリストを 受 信 する 3.13.3 参 照 規 格 DICOM 補 遺 74( 凍 結 ドラフト): 放 射 線 治 療 のデリバリにおけるワークリストの 利 用 DICOM 補 遺 96( 凍 結 ドラフト): 統 一 ワークリストおよび 処 理 手 順 44
3.13.4 相 互 作 用 ダイアグラム 位 置 決 め デリバリシステム(PDS) または 治 療 デリバリ 装 置 (TDD) 治 療 管 理 システム (TMS) 予 約 済 み UWPS ワークリ ストを 問 い 合 わせる 予 約 済 み UWPS ワークリ ストを 受 信 する 3.13.4.1 予 約 済 みUWPSワークリストメッセージの 問 い 合 わせ これは 治 療 管 理 システムへ 送 信 されたワークリスト 問 い 合 わせメッセージである 3.13.4.1.1 トリガーイベント PDS のユーザは 治 療 をデリバリするために 予 約 済 み 治 療 デリバリワークリストを TMS が 送 信 することを 要 求 する TDD のユーザは 治 療 をデリバリするために 予 約 済 み 治 療 デリバリワークリストを TMS が 送 信 することを 要 求 する 3.13.4.1.2 メッセージの 意 味 トランザクション RO-12 の 3.12.4.1.2 を 参 照 すること 3.13.4.1.2.1 表 示 のための 照 合 キーとリターンキー トランザクション RO-12 の 3.12.4.1.2.1 を 参 照 すること 3.13.4.1.3 予 測 される 作 用 トランザクション RO-12 の 3.12.4.1.3 を 参 照 すること 3.13.4.2 予 約 済 みUWPSワークリストメッセージの 受 け 取 り デリバリのためのワークリスト 問 い 合 わせトランザクションに 関 して 正 確 に 一 つの 統 一 処 理 手 順 ( 未 決 中 の 状 態 の UPS C-FIND 応 答 )が 各 々の 照 合 治 療 セッションのため に 返 却 されなければならないことは 除 いて トランザクション RO-12 の 3.12.4.2 を 参 照 すること 応 答 1: 予 約 済 み 作 業 項 目 コードシーケンス(0040,4018)コード 値 は 121726 ( 内 部 検 証 による RT 治 療 )に 等 しくなければならないし かつコーディング 機 構 指 名 者 は DCM に 等 しくなければならない 入 力 情 報 シーケンス(0040,4021)は 少 なく とも 次 の 項 目 に 対 する 参 照 を 含 んでいなければならない( 継 続 手 続 きのために 追 加 項 目 が 要 求 されるかもしれない): 45
1. デリバリされるべき RT 計 画 SOP インスタンス その 規 定 された 位 置 は アーカイ ブでなければならない 特 定 の 製 品 実 施 が TMS とアーカイブの 両 者 の 役 割 を 遂 行 できることに 注 意 すること その 場 合 には UPS のための 全 ての 入 力 SOP インスタ ンスを 検 索 するために 一 つの AE タイトルが 使 用 することができる 2. RT ビームデリバリ 指 示 SOP インスタンス その 規 定 された 位 置 は TMS でなけれ ばならない 更 に 予 約 済 み 処 理 パラメータシーケンスのために 次 の 諸 値 が SCP によって 提 供 され なければならない: 属 性 名 標 識 問 い 合 わせキー リターン SCP 予 約 済 み 処 理 パラメータシーケンス (0074,1210) > 数 値 タイプ (0040,A040) R+*( 注 記 1) > 概 念 名 コードシーケンス (0040,A043) R+* >>コード 値 (0008,0100) R+*( 注 記 2) >>コード 化 機 構 指 名 者 (0008,0102) R+*( 注 記 3) >>コード 意 味 (0008,0104) R+*( 注 記 4) >テキスト 値 (0040,A160) R+( 注 記 5) 注 記 1: TEXT の 数 値 タイプが 提 供 されなければならない 注 記 2: 概 念 名 コードシーケンスのために 提 供 されるコード 値 は 2008001 でなければならない 注 記 3: 概 念 名 コードシーケンスのために 提 供 されるコード 化 機 構 指 名 者 は 99IHERO2008 でなければな らない 注 記 4: 概 念 名 コードシーケンスのために 提 供 されるコード 意 味 は 治 療 デリバリタイプ でなければならな い 注 記 5: 以 前 に 妨 害 された UPS( CANCELED 状 態 に 終 った)を 完 了 する 予 約 済 み 治 療 デリバリ 検 査 手 続 きのために CONTINUATION のテキスト 値 が 提 供 されなければならない そうでなければ TREATMENT のテキスト 値 が 提 供 されなければならない 46
3.14 RO-14: 位 置 決 めとデリバリのためのワークリスト 問 い 合 わせ 3.14.1 適 用 範 囲 位 置 決 めとデリバリのためのワークリスト 問 い 合 わせトランザクションにおいて PDS は TMS から 患 者 位 置 決 めと 治 療 デリバリワークリストを 要 求 し 受 信 する 3.14.2 ユースケースでの 役 割 治 療 管 理 システム(TMS) 位 置 決 め デリバリ システム(PDS) デリバリのためのワー クリスト 問 い 合 わせ 3.14.3 参 照 規 格 アクタ: 治 療 管 理 システム 役 割 :ワークリスト 問 い 合 わせに 応 答 して 予 約 済 み 患 者 位 置 決 めとデ リバリワークリストを PDS へ 送 信 する アクタ: 位 置 決 め デリバリシステム( 実 施 装 置 ) 役 割 :TMS に 問 い 合 わせをして 予 約 済 み 患 者 位 置 決 めと 治 療 デリバリ ワークリストを 受 信 する DICOM 補 遺 74( 凍 結 ドラフト): 放 射 線 治 療 デリバリにおけるワークリストの 利 用 DICOM 補 遺 96( 凍 結 ドラフト): 統 合 ワークリストおよび 処 理 手 順 47
3.14.4 相 互 作 用 ダイアグラム 位 置 決 め デリバリシ ステム(PDS) 治 療 管 理 システム (TMS) 予 約 済 み UWPS ワークリ ストを 問 い 合 わせる 予 約 済 み UWPS ワークリ ストを 受 信 する 3.14.4.1 予 約 済 み UWPS ワークリストメッセージの 問 い 合 わせ これは 治 療 管 理 システムへ 送 られたワークリスト 問 い 合 わせメッセージである 3.14.4.1.1 トリガーイベント PDS のユーザは 患 者 の 位 置 決 めをして 治 療 をデリバリするために TMS が 予 約 済 み 患 者 位 置 決 めと 治 療 デリバリワークリストを 送 信 することを 要 求 する 3.14.4.1.2 メッセージの 意 味 トランザクション RO-12 の 3.12.4.1.2 を 参 照 すること 3.14.4.1.2.1 表 示 のための 照 合 キーとリターンキー トランザクション RO-13 の 3.13.4.1.2.1 を 参 照 すること 3.14.4.1.3 予 測 される 作 用 トランザクション RO-12 の 3.12.4.1.3 を 参 照 すること 3.14.4.2 予 約 済 み UWPS ワークリストメッセージの 受 け 取 り デリバリのためのワークリスト 問 い 合 わせトランザクションに 関 して 正 確 に 4 つの 統 一 処 理 手 順 ( 未 決 中 の 状 態 の UPS C-FIND 応 答 )が 各 々の 照 合 治 療 セッションのため に 返 却 されなければならないことを 除 いて トランザクション RO-12 の 3.12.4.2 を 参 照 すること: 応 答 1: 予 約 済 み 作 業 項 目 コードシーケンス(0040,4018)のコード 値 は 121702-121711 ( 取 得 )の 範 囲 内 になければならないし かつコード 化 機 構 指 名 者 は DCM でなけ ればならない コード 値 が 121702-121706 の 範 囲 内 であるならば 入 力 情 報 シーケン ス(0040,4021)において 一 つ 以 上 の RT 画 像 SOP インスタンスの 参 照 が 提 供 され なければならない コード 値 が 121707-121708 の 範 囲 内 であるならば 入 力 情 報 シー ケンス(0040,4021)において 一 つの CT 画 像 シリーズの 参 照 が 提 供 されなければな らない SOP インスタンスの 規 定 された 位 置 は アーカイブでなければならない 特 定 の 製 品 実 施 は TMS とアーカイブの 両 者 の 役 割 を 遂 行 できることに 注 意 すること その 場 合 UPS 48
のための 全 ての 入 力 と 出 力 の SOP インスタンスを 検 索 して 保 存 するために 一 つの AE タイトルが 使 用 できる 応 答 2: 予 約 済 み 作 業 項 目 コードシーケンス(0040,4018)コード 値 は 121712-121721 ( 登 録 )の 範 囲 内 でなければならないし かつコード 化 機 構 指 名 者 は DCM でなけ ればならない 入 力 情 報 SOP インスタンスは 提 供 される 必 要 は 全 くない 応 答 3: 予 約 済 み 作 業 項 目 コードシーケンス(0040,4018)コード 値 は 121722 (RT 患 者 位 置 調 整 )に 等 しくなければならないし かつコード 化 機 構 指 名 者 は DCM に 等 しくなければならない 入 力 情 報 SOP インスタンスは 提 供 される 必 要 は 全 くな い 応 答 4:3.13.4.2 の 応 答 1 に 記 述 された 通 りである 49
3.15 RO-15:アーカイブからの 作 業 項 目 入 力 オブジェクトの 検 索 3.15.1 適 用 範 囲 アーカイブからの 作 業 項 目 入 力 オブジェクト 検 索 のトランザクションにおいて PPS PDS または TDD は アーカイブから 以 前 の 問 い 合 わせによって 返 却 され 望 まれる 処 理 手 順 を 実 施 するために 要 求 されるあらゆる SOP クラスインスタンスを 要 求 して 受 信 す る その 返 却 されたワークリスト 項 目 の 一 つ 以 上 の 入 力 情 報 シーケンスにおいて 各 々の SOP インスタンスが 提 供 されていなければならない 3.15.2 ユースケースでの 役 割 アーカイブ 患 者 位 置 決 めシステム(PPS) 位 置 決 めデリバリシステム(PDS) または 治 療 デリバリ 装 置 (TDD) アーカイブからの 作 業 項 目 入 力 オブジェクトの 検 索 る 3.15.3 参 照 規 格 アクタ:アーカイブ 役 割 : 必 要 な DICOM オブジェクトを PPS PDS または TDD へ 送 信 す アクタ: 患 者 位 置 決 めシステム 位 置 決 め デリバリシステム または 治 療 デリバリ 装 置 ( 実 施 装 置 ) 役 割 : 必 要 な DICOM オブジェクトをアーカイブから 受 信 する DICOM 2007 PS 3.4: 保 存 サービスクラス DICOM 2007 PS 3.4: 問 い 合 わせ/ 検 索 サービスクラス DICOM 補 遺 74( 凍 結 ドラフト): 放 射 線 治 療 デリバリにおけるワークリストの 利 用 50
3.15.4 相 互 作 用 ダイアグラム アーカイブ 患 者 位 置 決 めシステム(PPS) 位 置 決 め デリバリシステム(PDS) または 治 療 デリバリ 装 置 (TDD) オブジェクト(C-MOVE) を 検 索 する オブジェクト(C-STORE) を 保 存 する 3.15.4.1 オブジェクトの 検 索 検 索 ( 検 査 ルート-MOVE)SOP クラスがサポートされなければならない 検 査 ルート -MOVE SOP クラスを 用 いて 単 一 シリーズ( 例 えば 入 力 CT シリーズ)または 特 定 の SOP インスタンス( 例 えば RT 計 画 )がアーカイブから 検 索 されることになる 作 動 の モードを 実 施 はサポートしなければならない 詳 細 な 記 述 的 意 味 に 関 しては DICOM 2007 PS 3.4 附 属 書 C を 参 照 すること 3.15.4.1.1 トリガーイベント PPS は 治 療 デリバリに 先 立 って 患 者 を 位 置 決 めするために 選 択 された 作 業 項 目 の 入 力 情 報 シーケンス(0040,4021)における 一 つ 以 上 の 参 照 オブジェクトを 要 求 するが ここ でのアーカイブは その 項 目 の 保 存 位 置 として 規 定 される PDS は 治 療 デリバリに 先 立 って 患 者 を 位 置 決 めするためか 治 療 デリバリを 実 施 するた め またはその 両 者 のために 選 択 された 作 業 項 目 の 入 力 情 報 シーケンス(0040,4021) における 一 つ 以 上 の 参 照 オブジェクトを 要 求 するが ここでのアーカイブは その 項 目 の 保 存 位 置 として 規 定 される TDD は 治 療 デリバリを 実 施 するために 選 択 された 作 業 項 目 の 入 力 情 報 シーケンス (0040, 4021)における 一 つ 以 上 の 参 照 オブジェクトを 要 求 するが ここでのアーカイブ は その 項 目 の 保 存 位 置 として 規 定 される 3.15.4.1.2 メッセージの 意 味 メッセージの 意 味 は DICOM 問 い 合 わせ/ 検 索 SOP クラスおよび DICOM オブジェク ト 保 存 SOP クラスによって 規 定 される DICOM 検 査 ルートの 問 い 合 わせ/ 検 索 情 報 モデルからの C-MOVE 要 求 -MOVE SOP ク ラスは 実 施 装 置 (SCU)からアーカイブへ 送 信 されなければならない 実 施 装 置 によって 潜 在 的 に 要 求 されるかもしれないオブジェクトは その 実 施 装 置 の 性 質 と 能 力 に 特 定 である それとして 何 らかの 特 定 タイプのオブジェクトが 要 求 されるとい う 要 求 事 項 は 全 く 存 在 しない IHE-RO の 範 囲 外 の 手 段 によって 何 らかの 必 要 なオブジェ クトがアーカイブ 中 に 置 かれていることを 仮 定 している 一 般 的 に このゴールを 達 成 51
するためには 治 療 計 画 システムからの C-STORE 作 動 が 実 施 される 実 施 装 置 が DICOM オブジェクト 自 身 を 管 理 する 場 合 には 必 要 なオブジェクトを 予 め 取 り 出 し 処 理 していたかもしれないが その 場 合 選 択 された 作 業 項 目 の 入 力 情 報 シーケン ス(0040,4021)において 提 供 される UID は 必 要 なデータの 位 置 決 めをするのに 十 分 で あることになり 検 索 は 全 く 必 要 ではなくなる(したがって このトランザクションはプ ロファイルでは 自 由 選 択 ) また 検 索 されたオブジェクトの 特 定 の 属 性 内 容 も IHE-RO プロファイルでは 規 定 され ない オブジェクト 内 容 は 実 施 装 置 および 治 療 管 理 システムの 特 別 の 組 み 合 わせに 特 有 なものであると 仮 定 されており また IHE-RO によって 規 定 されない しかし 参 加 しているアーカイブは 少 なくとも 表 3.15-1 に 記 載 されているオブジェクト のために このトランザクションをサポートしなければならない 表 3.15-1:アーカイブアクタのために 必 要 な SOP クラスのサポート SOP クラス 名 SOP クラス UID CT 画 像 の 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.2 RT 構 造 セットの 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.481.3 RT 計 画 の 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.481.5 RT 線 量 の 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.481.2 RT ビーム 治 療 記 録 の 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.481.4 RT 画 像 の 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.481.1 3.15.4.1.3 予 測 される 作 用 アーカイブは C-MOVE の 要 求 を 受 信 し 要 求 しているアクタをもつ DICOM アソシエ ーションを 確 立 し 適 切 な DICOM オブジェクト SOP クラスを 使 用 して 必 要 なオブジェ クトを 転 送 する 要 求 している 実 施 装 置 は その 際 選 択 された 作 業 項 目 の 実 施 において 必 要 なオブジェク トを 使 用 することが 期 待 される これは 重 ね 画 像 構 造 および 登 録 のための 線 量 情 報 を 表 示 すること または 治 療 デリバリを 準 備 するために 計 画 情 報 を 用 いることを 含 むこと ができる 52
3.16 RO-16: 進 行 中 の UPS 3.16.1 適 用 範 囲 進 行 中 の UPS トランザクションにおいて PPS PDS または TDD は 選 択 された 作 業 項 目 の 実 施 のための 責 任 が 取 られている TMS へ 信 号 を 送 る 3.16.2 ユースケースでの 役 割 患 者 位 置 決 めシステム(PPS) 位 置 決 め デリバリシステム(PDS) または 治 療 デリバリ 装 置 (TDD) 治 療 管 理 システム(TMS) 進 行 中 の UPS 3.16.3 参 照 規 格 アクタ: 治 療 管 理 システム 役 割 :UPS N-ACTION に 対 して 応 答 また 規 定 される 統 一 処 理 手 順 を 進 行 中 として 認 め それによって その 他 のアクタが 手 順 を 実 施 することを 防 ぐ アクタ: 患 者 位 置 決 めシステム 位 置 決 め デリバリシステム または 治 療 デリバリ 装 置 ( 実 施 装 置 ) 役 割 : 選 択 された 作 業 項 目 が 進 行 中 である UPS N-ACTION を 用 いて 信 号 を 送 る DICOM 補 遺 74( 凍 結 ドラフト): 放 射 線 治 療 デリバリにおけるワークリストの 利 用 53
DICOM 補 遺 96( 凍 結 ドラフト): 統 一 ワークリストと 処 理 手 順 3.16.4 相 互 作 用 ダイアグラム 患 者 位 置 決 めシステム(PPS) 位 置 決 め デリバリシステム(PDS) または 治 療 デリバリ 装 置 (TDD) 治 療 管 理 システム (TMS) UPS Pull N-ACTION 3.16.4.1 進 行 中 の UPS メッセージ 実 施 装 置 は 規 定 される 統 一 処 理 手 順 が 開 始 されていて 進 行 中 であることをTMSに 知 ら せるために UPS N-ACTION サービスを 使 用 する UPS-プル SOP クラスは 抽 象 的 転 送 構 文 として 取 り 決 められるが UPS-プッシュ SOP クラスは 全 ての 引 続 く DIMSE メ ッセージにおける UPS の SOP クラスとして 用 いられることに 注 意 すること(DICOM 補 遺 96 第 4 部 F.X.4 を 参 照 すること) 3.16.4.1.1 トリガーイベント 実 施 装 置 は 適 切 な 作 業 項 目 を 成 功 裡 に 問 い 合 わせして 選 択 し かつあらゆる 必 要 な 入 力 情 報 オブジェクトをアーカイブから 検 索 してきている 3.16.4.1.2 メッセージの 意 味 メッセージの 意 味 は DICOM 補 遺 96 に 規 定 されている 統 一 処 理 手 順 状 態 の 値 (0074,1000)は IN PROGRESS でなければならない 必 要 なトランザクション UID (0008,1195)は ゼロ 長 として 提 供 されなければならない( 予 測 される TMS の 挙 動 につ いては 次 節 を 参 照 すること) 3.16.4.1.3 予 測 される 作 用 TMS は N-ACTION 要 求 を 受 け 取 り N-ACTION 応 答 を 送 信 する 必 要 な 作 業 項 目 が 実 施 のためにまだ 利 用 可 能 であるならば TMS は IN PROGRESS の 統 一 処 理 手 順 状 態 (0074,1000)と 0000H のステイタスコード( 成 功 )をもつ N-ACTION 応 答 を 送 らなければならない その 際 TMS は UPS N-SET または UPS N-ACTION 命 令 を 受 信 する 用 意 ができていなければならない トランザクション UID の 特 有 の 値 (0008,1195)は TMS によって 提 供 され その 後 更 なる UPS 要 求 を 認 可 する 際 に TMS によって 使 用 されなければならない(それは このトランザクションに 最 初 に 返 却 される トランザクション UID を 提 供 しなければならない) 54
統 一 処 理 手 順 が 既 に IN PROGRESS であるという 理 由 で またはその 他 の 何 らかの 理 由 で 必 要 な 作 業 項 目 が 実 施 できないならば DICOM 補 遺 96 の 表 F.X.3.1-2 に 記 述 されて いるステイタスコードをもつ N-ACTION 応 答 が 返 却 されなければならない 次 いで TMS は 更 なる UPS N-ACTION 要 求 またはワークリストの 問 い 合 わせを 受 け 入 れることがで きなければならない 55
3.17 RO-17:TMS からの 作 業 項 目 入 力 オブジェクトの 検 索 3.17.1 適 用 範 囲 TMS トランザクションからの 検 索 作 業 項 目 入 力 オブジェクトにおいて 必 要 な 作 業 項 目 の 実 施 をサポートするために PDS または TDD は TMS からの SOP クラスインスタン スを 要 求 して 受 信 する これらの 必 要 なインスタンスは 一 般 的 には TMS によって 飛 行 中 に 生 成 される 過 渡 事 象 の 性 質 のものである 3.17.2 ユースケースでの 役 割 治 療 管 理 システム (TMS) 位 置 決 め デリバリシステム(PDS) または 治 療 デリバリ 装 置 (TDD) 治 療 管 理 システムからの 作 業 項 目 入 力 オブジェクトの 検 索 アクタ: 治 療 管 理 システム 役 割 : 必 要 な DICOM オブジェクトを PDS または TDD へ 送 信 する 置 ) アクタ: 位 置 決 め デリバリシステムまたは 治 療 デリバリ 装 置 ( 実 施 装 役 割 : 必 要 な DICOM オブジェクトを TMS から 受 信 する 3.17.3 参 照 規 格 DICOM 2007 PS 3.4: 保 存 サービスクラス DICOM 2007 PS 3.4: 問 い 合 わせ/ 検 索 サービスクラス DICOM 補 遺 74( 凍 結 ドラフト): 放 射 線 治 療 デリバリにおけるワークリストの 利 用 56
3.17.4 相 互 作 用 ダイアグラム 治 療 管 理 システム (TMS) 位 置 決 め デリバリシステム(PDS) または 治 療 デリバリ 装 置 (TDD) オブジェクト(C-MOVE)を 検 索 オブジェクト(C-STORE)を 保 存 する 3.17.4.1 オブジェクトの 検 索 検 索 ( 検 査 ルート-MOVE)SOP クラスは シリーズサポートによってサポートされなけ ればならない 実 施 は 検 査 ルート-MOVE SOP クラスを 用 いて 特 定 の SOP インスタ ンス( 全 体 の 検 査 というよりはむしろ)を TMS から 検 索 する 作 動 のモードをサポートし なければならない 詳 細 な 記 述 的 意 味 については DICOM 2007 PS 3.4 附 属 書 C を 参 照 すること 3.17.4.1.1 トリガーイベント PDS は 治 療 デリバリを 実 施 するために 選 択 された 作 業 項 目 の 入 力 情 報 シーケンス (0040,4021)における 一 つ 以 上 の 参 照 オブジェクトを 要 求 する ここでは TMS は そ の 項 目 の 保 存 位 置 として 規 定 される TDD は 治 療 デリバリを 実 施 するために 選 択 された 作 業 項 目 の 入 力 情 報 シーケンス (0040,4021)における 一 つ 以 上 の 参 照 オブジェクトを 要 求 する ここでは TMS は そ の 項 目 の 保 存 位 置 として 規 定 される 3.17.4.1.2 メッセージの 意 味 メッセージの 意 味 は DICOM 問 い 合 わせ/ 検 索 SOP クラスおよび DICOM オブジェク ト 保 存 SOP クラスによって 規 定 される DICOM 検 査 ルート 問 い 合 わせ/ 検 索 情 報 モデル-MOVE SOP にクラスからの C-MOVE 要 求 は 実 施 装 置 (SCU)から 治 療 管 理 システムへ 送 られなければならない TMS は TMS の AE タイトルに 対 応 する AE タイトルをもっているとして それが UPS の 入 力 情 報 シーケンス(0040,4021)に 当 初 提 供 した 全 てのオブジェクトを 提 供 できなけ ればならない 特 定 の 製 品 実 施 が TMS とアーカイブの 両 者 の 役 割 を 遂 行 できることに 注 意 すること その 場 合 UPS 用 の 全 ての 入 力 と 出 力 の SOP インスタンスを 検 索 して 保 存 するために 一 つの AE タイトルが 使 用 できる TMS の 役 割 において 次 のような SOP クラスだけは このセットに 含 まれていても 良 い: 57
表 3.17-1:TMS C-MOVE のための 可 能 性 ある SOP クラスサポート SOP クラス 名 SOP クラス UID RT ビームデリバリ 指 示 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.34.1(DICOM 補 遺 74 参 照 ) RT 治 療 要 約 記 録 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.481.7 RT ビーム 治 療 記 録 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.481.4 実 施 装 置 によって 潜 在 的 に 要 求 されるかもしれないオブジェクトは その 装 置 の 性 質 と 能 力 に 特 定 である それとして あらゆる 特 定 タイプのオブジェクトが 要 求 されるという 要 求 事 項 は 全 く 存 在 しない あらゆる 必 要 なオブジェクトは TMS それ 自 身 によって 生 成 されていた(または される)ことを 仮 定 している 実 施 装 置 が アーカイブからの 全 ての 必 要 なオブジェクトを 得 ていたかもしれない 場 合 に は 予 約 済 み 検 査 手 続 きを 実 施 するために その 装 置 は 追 加 的 なオブジェクトを 何 ら 必 要 としないかもしれない( 従 って このトランザクションについては 自 由 選 択 ) また 検 索 されたオブジェクトの 特 定 の 属 性 内 容 も IHE-RO プロファイルに 規 定 されて いない オブジェクト 内 容 は 実 施 装 置 と TMS の 特 別 の 組 み 合 わせに 特 有 であることに なり IHE-RO によって 規 定 されないことが 仮 定 されている 3.17.4.1.3 予 測 される 作 用 TMS は C-MOVE 要 求 を 受 け 取 り 要 求 している 実 施 装 置 との DICOM アソシエーショ ンを 確 立 し 必 要 なオブジェクトを 転 送 するために 適 切 な DICOM SOP クラスを 使 用 す る その 時 要 求 しているアクタは 選 択 された 作 業 項 目 の 実 施 の 際 に 必 要 なオブジェクトを 使 用 することが 期 待 されている 58
3.18 RO-18:UPS の 最 終 更 新 3.18.1 適 用 範 囲 UPS の 最 終 更 新 トランザクションにおいて PPS PDS または TDD は UPS が 完 了 または 取 り 消 しとしての 信 号 を 送 信 するのに 先 立 って 現 在 進 行 中 である 作 業 項 目 の 性 質 におけるあらゆる 変 化 を TMS に 対 して 信 号 を 送 信 する 3.18.2 ユースケースでの 役 割 患 者 位 置 決 めシステム(PPS) 位 置 決 め デリバリシステム(PDS) または 治 療 デリバリ 装 置 (TDD) 治 療 管 理 システム(TMS) UPS 最 終 更 新 3.18.3 参 照 規 格 アクタ: 治 療 管 理 システム 役 割 :UPS N-SET に 応 答 して 規 定 された 統 一 処 理 手 順 における 属 性 を 更 新 する アクタ: 患 者 位 置 決 めシステム 位 置 決 め デリバリシステム または 治 療 デリバリ 装 置 ( 実 施 装 置 ) 役 割 :UPS N-SET を 用 いて 選 択 された 作 業 項 目 に 関 連 したある 属 性 が 変 化 していることの 信 号 を 送 信 する DICOM 補 遺 74( 凍 結 ドラフト): 放 射 線 治 療 デリバリにおけるワークリストの 利 用 DICOM 補 遺 96( 凍 結 ドラフト): 統 一 ワークリストおよび 処 理 手 順 59