GR 学 部 生 向 け 書 式 の 手 引 き はじめに レポートやブック レビュー( 書 評 ) 論 文 など 大 学 で 課 される アカデミックな 文 章 を 書 く 目 的 は 一 定 のテーマについて 自 分 自 身 で 考 え 批 判 的 に 判 断 し その 内 容 の 妥 当 性 を 論 理 的 に 示 すための 訓 練 をすることにある そのため 実 際 の 文 章 作 成 においては 以 下 の 3 つの 事 項 を 踏 まえることが 重 要 である 1. 自 分 自 身 の 言 葉 で 語 り 人 の 言 葉 を 借 りる 際 には 必 ず 出 典 を 明 らかにすること どこまでが 自 分 自 身 の 見 解 や 発 見 であり どこまでが 他 者 の 見 解 や 文 献 資 料 の 情 報 に 基 づく 一 般 的 な 知 識 なのかをきちんと 明 確 に 区 別 しながら 書 くことが 大 切 である 2. 論 理 的 に 語 り 命 題 を 明 白 にすること アカデミックな 文 章 は 一 定 のテーマについて 問 題 を 設 定 して その 答 えを 論 理 的 に 提 示 するためのものである とりわけ 問 題 設 定 の 部 分 と 結 論 部 分 は 明 確 に 書 かれねば ならない 3. 書 式 は 統 一 すること 書 式 の 整 っていない 文 章 はその 学 問 的 信 頼 度 に 対 する 印 象 を 著 しく 損 ねる 書 式 を 整 える 際 の 重 要 な 原 則 は 次 の 通 り 誤 字 脱 字 がないこと 用 字 用 語 が 統 一 されていること 参 考 文 献 や 引 用 文 献 の 表 記 において 書 式 が 首 尾 一 貫 していること 以 下 は GR 学 部 の 学 生 がアカデミックな 文 章 を 作 成 する 際 に 推 奨 する 書 式 をまとめたも のである 今 後 この 学 部 でレポートやブック レビュー 論 文 などの 作 成 を 進 める 際 には 基 本 的 この 書 式 を 参 考 にしてもらいたい *より 高 度 で 専 門 的 な 論 文 の 書 式 については 各 研 究 分 野 の 伝 統 によってさまざまな 方 式 があ る その 詳 細 については 各 分 野 の 専 門 家 や 担 当 の 教 師 に 指 示 を 仰 ぐのがよい ただ いずれの 方 式 を 取 るにせよ 重 要 なことは 1 つのレポートや 論 文 は 終 始 一 貫 して 同 一 の 書 式 に 従 って 書 かれなければならないということである 1
I. レポートや 論 文 の 書 式 の 一 般 的 事 項 I-1. 筆 記 用 具 基 本 的 にパソコンのワープロ ソフトを 用 いる I-2. 使 用 する 用 紙 とレイアウト 1. 用 紙 は A4 の 用 紙 を 使 用 し 原 則 的 に 横 書 きとする 余 白 は 上 部 35mm 左 右 30mm, 下 30mm 取 ること 2.1 ページの 字 数 は 1200 字 程 度 で 統 一 すること 1 行 40 字 程 度 1 ページ 30 行 程 度 で 統 一 し 行 間 を 十 分 取 ること フォントは 本 文 を 明 朝 体 の 10.5 ポイント タイトルをゴ シック 体 の 10.5 ポイントで 作 成 3.ページ 番 号 は 下 中 央 に 必 ず 打 つこと(ワープロのページ 番 号 挿 入 機 能 を 利 用 ) 表 紙 にはページ 番 号 は 記 さず 本 文 から 1 ページとすること II. 本 文 の 書 式 II-1. 表 紙 レポートや 論 文 には 表 紙 をつける 1. 同 志 社 大 学 所 定 の 表 紙 を 用 いる 場 合 レポート 表 紙 は 以 下 の 手 順 でダウンロード 可 能 : 大 学 ホームページ 在 学 生 ページ 授 業 履 修 試 験 欄 の 試 験 等 の 種 類 と 注 意 をクリックし そこからレポート 表 紙 をダ ウンロード 2. 同 志 社 大 学 所 定 の 表 紙 を 用 いない 場 合 表 紙 の 中 央 に 題 目 を 記 す 副 題 がある 場 合 は 2 倍 ダッシュ( )を 前 後 につけて 記 す さらに 下 右 部 に 学 部 学 科 名 学 生 ID 氏 名 を 書 く II-2. 本 文 1. 最 初 のページには 2 行 空 白 行 を 取 ってタイトルを 書 く 2. 副 題 は 2 倍 ダッシュ( )に 続 けて 書 く 3.タイトルの 後 1 行 空 け 右 部 にそろえて 学 部 名 学 科 (コース) 名 学 生 ID 氏 名 を 記 2
入 する 4.その 後 2 行 空 けてから 本 文 を 始 める 5. 章 の 見 出 しの 部 分 には 前 に 2 行 の 余 白 を 節 の 見 出 しの 部 分 には 1 行 の 余 白 を 取 る 6. 改 行 して 新 しい 段 落 を 始 めるときは 1 字 分 下 げて 書 き 出 す II-3. 一 般 的 注 意 1. 括 弧 ( ) ピリオド(.) コロン(:)などの 記 号 また 算 用 数 字 の 全 角 文 字 と 半 角 文 字 は 適 切 に 区 別 し 統 一 的 に 用 いること 2. 漢 数 字 算 用 数 字 (アラビア 数 字 ) ローマ 数 字 などの 使 い 方 には 原 則 を 定 め 首 尾 一 貫 させて 使 う 例 : 第 一 の 論 点 は 第 二 の 論 点 は 第 1 の 論 点 は 第 2 の 論 点 は 3. 用 字 用 語 は 必 ず 的 確 に 統 一 すること 例 : とくに と 特 に ブック レヴュー と ブック レビュー など 4. 句 点 ( ) 読 点 ( ) カギや 括 弧 ( ( ) ) 等 の 記 号 また 注 番 号 が 行 末 にきたときは 次 の 行 に 送 らず その 行 のなかに 収 める 5. 句 点 ( )や 読 点 ( )の 直 後 に 括 弧 ( )を 挿 入 する 場 合 句 点 や 読 点 は 括 弧 の 外 に 記 す 例 :ちなみに 中 国 では コカ コーラは 可 口 可 乐 と 表 記 され 爽 快 な 飲 み 心 地 がイメ ージされて 興 味 深 い( 乐 は 楽 の 簡 体 字 表 記 である) 6. 誤 字 脱 字 のないように 気 をつける とくに ワープロ 等 の 変 換 ミスに 気 をつける 例 : 護 持 脱 字 の 内 容 に 気 を 漬 ける 誤 字 脱 字 のないように 気 をつける 7. 日 本 語 の 論 文 を 書 くときは 終 始 一 貫 して 日 本 語 を 用 いる 外 国 語 の 用 語 を 使 う 場 合 は 原 則 的 にカナ 書 きにし 必 要 な 場 合 には 原 語 を [ ] 内 に 併 記 する 例 :グローカリゼーション [Glocalization] 8. 外 国 語 をカナ 書 きするときは 原 則 として 原 語 の 単 語 の 単 位 に 合 わせて 中 グロ( )を を 打 つ 例 :グローバルトピックス グローバル トピックス 3
II-4. 引 用 の 書 式 1. 短 い 引 用 (2 行 以 下 )は 一 重 カギ 括 弧 ( ) 用 いて 改 行 せずに 続 ける 音 の 風 景 についての 重 要 な 論 考 を 著 した R.マリー シェーファーは 騒 音 とはわれわれ がないがしろにするようになった 音 である 1 と 述 べる 1 シェーファー R.マリー 世 界 の 調 律 サウンドスケープとは 何 か 鳥 越 けい 子 他 訳 平 凡 社 2006 年 25 頁 2. 長 い 引 用 (3 行 以 上 )は 改 行 し 引 用 文 の 前 後 に 1 行 分 左 側 に 3 文 字 分 の 余 白 を 設 け る 毛 利 嘉 孝 は ポピュラー 音 楽 と 資 本 主 義 において こうした 事 情 を 両 義 性 という 表 現 を 使 って 説 明 している ポピュラー 音 楽 の 実 践 は 実 験 的 なアヴァンギャルドや 左 翼 的 な 実 践 とは 異 なり 資 本 や 権 力 に 対 して 常 に 両 義 的 な 立 場 を 取 るということです それは 対 抗 的 になると 同 時 に 反 動 的 になる 可 能 性 を 同 時 に 秘 めています 1 この 文 章 からわかるように ポピュラー 音 楽 は 時 に 資 本 に 従 属 するとみえつつ 時 にはそ れを 裏 切 る 可 能 性 を 秘 めている 1 毛 利 嘉 孝 ポピュラー 音 楽 と 資 本 主 義 せりか 書 房 2012 年 208 頁 3. 長 い 引 用 で 中 略 する 時 には リーダー( )を 使 う 中 国 各 地 に 伝 わる 優 れた 素 材 や 意 匠 技 法 を 生 かしつつ 現 代 的 な 感 覚 を 大 胆 に 取 り 入 れ 高 品 質 なコレクションを 提 供 し 一 方 で 過 度 の 芸 術 性 に 偏 ることなく 商 品 の 実 用 性 を 重 視 し 世 界 の 人 々に 中 国 の 香 りあふれる 生 活 を 提 案 するブランドを 目 指 して いる 4. 引 用 文 を 強 調 したり 補 足 したりするときには 注 意 書 きをつける... 自 由 の 世 紀 世 界 市 民 の 訪 れつつある 時 代 として 信 じ 夢 見 たこの 世 紀 において いかに 多 くの 人 間 の 尊 厳 が 失 われたか( 強 調 は 引 用 者 による) 4
III. 注 の 付 け 方 III-1. 注 の 種 類 注 には 脚 注 文 末 注 さらには 文 章 の 中 に 括 弧 でくくって 記 す 場 合 などがあるが ここ では 練 習 のため 脚 注 方 式 で 作 成 することを 推 奨 する(ワープロの 脚 注 機 能 を 利 用 するこ と ) III-2. 注 番 号 の 位 置 注 番 号 は 該 当 する 箇 所 の 直 後 につける 1 例 :2012 年 現 在 で 世 界 119 カ 国 に 展 開 する 店 舗 総 数 は 3 万 3000 以 上 という III-3. 引 用 への 注 番 号 のつけ 方 上 の II-4 の 1 および 2 を 参 照 III-4. 注 における 文 献 表 記 の 方 法 下 の IV-3 を 参 照 IV. 文 献 表 記 の 方 法 IV-1. 和 書 の 文 献 表 記 1.レポートや 論 文 の 末 尾 には 必 ず 使 用 した 文 献 の 一 覧 を 参 考 文 献 として 記 す 参 考 文 献 表 は 著 者 名 の 五 十 音 順 またはアルファベット 順 に 掲 載 する 掲 載 する 際 には 項 目 ごとに 改 行 し 2 行 目 以 降 を 3 文 字 分 下 げる 例 : 伊 豫 谷 登 士 翁 グローバリゼーションとは 何 か 液 状 化 する 世 界 を 読 み 解 く 平 凡 社 2002 年 グローバル 地 域 文 化 学 部 編 地 域 研 究 への 扉 グローバルな 視 点 から 考 える 晃 洋 書 房 2013 年 2. 文 献 の 表 記 において 記 すべき 情 報 は 著 者 名 著 書 名 ( 論 文 名 ) 訳 者 名 ( 翻 訳 書 の 場 合 ) 掲 載 雑 誌 名 ( 論 文 の 場 合 ) 巻 号 数 ( 論 文 の 場 合 ) 出 版 社 もしくは 発 行 所 名 刊 行 年 掲 載 頁 ( 論 文 の 場 合 )である 文 献 の 表 記 は 文 献 の 奥 付 ( 巻 末 にある 著 者 出 版 社 出 版 地 などを 記 した 部 分 )を 見 て 正 確 に 行 なうこと 3. 著 者 名 人 名 をカナ 表 記 にする 場 合 は 姓 名 の 順 に 記 し 姓 と 名 の 間 は 読 点 ( )で 区 切 る 5
共 著 や 共 編 著 の 場 合 3 名 までの 場 合 は 全 員 の 氏 名 を 書 き 4 名 以 上 は 最 初 の 1 名 を 書 き 残 りは 他 と 書 く 執 筆 者 が 複 数 いる 刊 行 物 の 場 合 は 編 と 編 者 名 のみを 書 く 4. 著 書 名 単 行 本 名 は 二 重 カギ 括 弧 ( ) 論 文 名 や 新 聞 雑 誌 の 記 事 タイトルは 一 重 カギ 括 弧 ( )に 入 れる 論 文 が 収 められている 雑 誌 名 は 二 重 カギ 括 弧 ( )に 入 れる 副 題 はコロン(:)か 2 倍 ダッシュ( )で 本 題 とつなげて 書 く 5.インターネット 上 のウェブ 文 書 を 用 いる 場 合 は その 文 書 の 著 者 公 表 機 関 文 書 名 に 加 え URL(インターネットのアドレス 通 常 http:// で 始 まる) および 閲 覧 日 を 必 ず 記 す IV-2. 和 書 の 文 献 書 式 の 例 1. 単 行 本 著 者 (または 編 者 ) 書 名 出 版 社 出 版 年 例 : 伊 豫 谷 登 士 翁 グローバリゼーションとは 何 か 液 状 化 する 世 界 を 読 み 解 く 平 凡 社 2002 年 グローバル 地 域 文 化 学 部 編 地 域 研 究 への 扉 グローバルな 視 点 から 考 える 晃 洋 書 房 2013 年 2. 翻 訳 書 原 著 者 書 名 翻 訳 者 出 版 社 出 版 年 例 :トムリンソン ジョン グローバリゼーション 文 化 帝 国 主 義 を 超 えて 片 岡 信 訳 青 土 社 2000 年 3. 雑 誌 論 文 記 事 著 者 論 文 名 記 事 タイトル 雑 誌 名 巻 次 刊 行 年 掲 載 頁 例 : 宮 地 隆 廣 地 域 研 究 の 対 象 とアプローチ 再 考 言 語 文 化 第 14 巻 第 4 号 2012 年 377-400 頁 4. 新 聞 記 事 著 者 (わかる 場 合 ) 記 事 タイトル 新 聞 名 発 行 日 刊 や 版 頁 例 : 尾 形 聡 彦 合 意 の 着 実 な 履 行 を IMF 専 務 理 事 一 問 一 答 朝 日 新 聞 2012 年 7 月 8 日 朝 刊 東 京 本 社 版 7 頁 6
5. 論 文 集 の 一 論 文 著 者 論 文 名 編 者 書 名 出 版 社 出 版 年 掲 載 頁 例 : 村 田 晃 嗣 ブッシュ 外 交 の 遺 産 と 課 題 イラク 北 朝 鮮 問 題 を 中 心 に 森 孝 一 村 田 晃 嗣 編 著 アメリカのグローバル 戦 略 とイスラーム 社 会 明 石 書 店 2009 年 178-198 頁 6.ウェブ 上 の 文 書 著 者 発 行 者 文 書 名 (URL 閲 覧 日 : 日 付 ) 例 : 駐 日 欧 州 連 合 代 表 部 Europe Magazine EU MAG (http://eumag.jp/question/f0412/ 閲 覧 日 : 4 月 8 日 ) 7. 統 計 調 査 統 計 名 集 計 名 公 表 日 (URL 閲 覧 日 : 日 付 ) 例 : 平 成 22 年 度 国 勢 調 査 人 口 等 基 本 集 計 2011 年 10 月 26 日 公 表 ( http://www.stat.go.jp/ 閲 覧 日 :2013 年 5 月 1 日 ) IV-3. 注 における 文 献 表 記 1. 注 において 文 献 を 記 す 場 合 には IV-2 で 示 した 書 式 の 末 尾 に 関 連 する 頁 を 加 える 例 : 注 1 シェーファー R.マリー 世 界 の 調 律 サウンドスケープとは 何 か 鳥 越 け い 子 他 訳 平 凡 社 2006 年 25 頁 2. 注 においては 既 出 の 文 献 を 同 書 同 著 前 掲 書 などと 書 いて 略 記 することがで きる 同 書 : 直 前 の 文 献 の 表 記 全 体 を 省 略 例 : 注 1 毛 利 嘉 孝 ポピュラー 音 楽 と 資 本 主 義 せりか 書 房 2012 年 208 頁 2 同 書 138 頁 同 著 : 直 前 の 文 献 と 同 じ 著 書 による 場 合 著 者 名 を 省 略 例 : 注 1 伊 豫 谷 登 士 翁 グローバリゼーションとは 何 か 液 状 化 する 世 界 を 読 み 解 く 平 凡 社 2002 年 58 頁 2 同 著 グローバリゼーションと 移 民 有 信 堂 高 文 社 2001 年 15 頁 前 掲 書 : 以 前 に 出 てきた 同 著 者 の 文 献 著 者 名 は 省 略 できない(ただし 姓 のみでよい) 例 : 注 1 トムリンソン ジョン グローバリゼーション 文 化 帝 国 主 義 を 超 えて 片 岡 信 訳 青 土 社 2000 年 25 頁 2 青 木 保 異 文 化 理 解 岩 波 書 店 2001 年 38 頁 3 トムリンソン 前 掲 書 28 頁 7
V. 欧 文 で 書 く 場 合 ( 以 下 は 英 語 で 執 筆 する 場 合 であり 英 語 以 外 の 外 国 語 についてはそれぞれの 伝 統 的 方 式 がある ため その 専 門 家 や 担 当 の 教 師 に 指 示 を 仰 ぐのがよい ) V-1. 一 般 的 注 意 1.カンマ(, ) ピリオド(. ) セミコロン( ; ) コロン( : ) 疑 問 符 (? )の 後 には 必 ず 半 角 スペースを 入 れる 2. 括 弧 ( ) ブラケット[ ] 引 用 符 などの 前 後 には 半 角 スペースを 入 れる ただし 文 頭 および 1 で 挙 げた 記 号 が 後 に 続 く 場 合 は スペースは 不 要 3. 欧 文 の 単 語 を 行 末 で 切 らなければならない 場 合 は 音 節 の 規 則 に 従 って (ハイフン) で 切 る 切 ることのできる 箇 所 を 必 ず 辞 書 で 確 認 のこと 4. 大 文 字 小 文 字 は 適 切 に 区 別 する 英 語 において 参 考 文 献 表 や 注 で 文 献 タイトルを 記 す 場 合 以 下 の 原 則 に 従 う タイトルと 副 題 の 頭 文 字 およびすべての 名 詞 代 名 詞 形 容 詞 動 詞 副 詞 従 属 接 続 詞 (as, if, that など)の 頭 文 字 はすべて 大 文 字 とする 等 位 接 続 詞 (and, but, or など) 前 置 詞 は これがタイトルの 最 初 に 位 置 しない 限 り 小 文 字 とする V- 2. 洋 書 の 文 献 表 記 に 関 する 一 般 的 注 意 1. 洋 書 の 文 献 表 記 で 記 すべき 情 報 は 著 者 名 著 書 名 ( 論 文 名 ) 掲 載 雑 誌 名 ( 論 文 の 場 合 ) 巻 号 数 ( 論 文 の 場 合 ) 出 版 地 出 版 社 刊 行 年 掲 載 頁 ( 論 文 の 場 合 )である 2. 著 者 名 は 姓 名 の 順 に 書 き 姓 と 名 の 間 はコンマ(, )で 区 切 る 3. 書 名 雑 誌 名 はイタリック 体 ( 斜 体 )で 記 し 論 文 名 記 事 名 は 内 に 記 す 4. 洋 書 の 本 題 と 副 題 はコロン( : )で 区 切 る 5. 出 版 地 の 後 にコロン( : )を 入 れ 出 版 社 を 書 く 8
V-3. 洋 書 の 参 考 文 献 書 式 1. 単 行 本 例 :Giddens, Anthony, The Consequences of Modernity. Stanford: Stanford University Press, 1990. 2. 雑 誌 論 文 例 :Ritzer, George, Rethinking Globalization: Glocalization/Grobalization and Something/ Nothing. Sociological Theory 21, 3 (2003): pp. 193-209. 3. 論 文 集 の 一 論 文 例 :Coleman, John E., Did Egypt Shape the Glory That Was Greece?, Black Athena Revisited, pp.280-302. Ed. by Lefkowitz, M.R. & Maclean Rogers, G., Chapel Hill & London: University of North Carolina Press, 1996. 参 考 までに 注 においてよく 使 われる 略 語 を 示 す ca. [circa] 約 ~ ~ 頃 cf. [confer] ~ 参 照 ( 注 に 対 する 注 ) cit.in [citato in] ~からの 引 用 e. g. [exempli gratia] 例 えば et passim その 他 随 所 に ed. [edited, edition] 編 集 版 翻 刻 ibid. [ibidem] 同 書 ( 直 前 の 注 と 同 じ 文 献 ) idem 同 著 ( 直 前 の 注 と 同 じ 著 者 による) f./ff. [following page/pages] 続 く 頁 に op. cit. [opere citato] 前 掲 書 ( 以 前 の 注 ですでに 出 てきた 文 献 ) p./pp. [page/pages] 頁 sic 原 文 のまま vol./ vols. [volume/volumes] 巻 9
表 紙 1( 同 志 社 所 定 のレポート 表 紙 を 使 う 場 合 )
同 志 社 所 定 のレポート 表 紙 を 使 わない 場 合 の 表 紙 例 大 学 におけるマイノリティ 身 近 な 他 者 に 対 する 想 像 力 グローバル 地 域 文 化 学 部 ( コース) M1300000 同 志 社 太 郎
本 文 例 2 行 空 白 タイトル:ゴシック 12 ポイント 1 行 空 白 2 行 空 白 1.はじめに 大 学 におけるマイノリティ 身 近 な 他 者 に 対 する 想 像 力 グローバル 地 域 文 化 学 部 ( コース) 1M1300000 同 志 社 太 郎 近 年 大 学 のグローバル 化 ということが 盛 んに 論 じられている 1 若 い 学 生 が 内 向 き 志 向 を 克 服 し 広 く 国 際 的 に 活 躍 できる 人 材 を 多 く 育 てるために 入 学 後 の 早 い 時 期 にできるだけ 多 くの 学 生 を 外 国 に 送 り 出 して 現 地 での 生 活 を 経 験 させると 同 時 に[ ] 以 下 では 大 学 のグロー バル 化 が 以 前 から 大 学 内 に 存 在 するマイノリティに 対 しどのような 影 響 をあたえていくのかを 多 角 的 に 考 察 していきたい 2 行 空 白 見 出 し:ゴシック 10.5 ポイント 本 文 : 明 朝 10.5 ポイント 所 属 ID 氏 名 : 明 朝 10.5 ポイン ト 2. 大 学 の 中 のマイノリティ 1) 様 々なマイノリティ そもそも 大 学 にはどのようなマイノリティが 存 在 するのだろうか 自 らそのマイノリティ としての 性 格 を 前 面 に 出 し [ ] 1 行 空 白 2) 大 学 の 内 と 外 マイノリティは 単 に 大 学 においてのみマイノリティなのではない 彼 らをとりまく 社 会 全 体 の 中 でもマイノリティなのであり [ ] 1 国 策 としての 大 学 のグローバル 化 については 文 部 科 学 省 グローバル 人 材 育 成 推 進 事 業 事 業 概 要 (http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/09/attach/1326084.htm/ 閲 覧 日 :2013 年 5 月 1 日 )を 参 照