Microsoft Word - コピー _2_ ~ tahenryouSample.doc



Similar documents
Box-Jenkinsの方法

8-1-2 重 回 帰 分 析 と 重 回 帰 式 複 数 の 独 立 変 数 から 従 属 変 数 を 予 測 することを 重 回 帰 分 析 という 重 回 帰 式 は 単 回 帰 式 の 応 用 で 複 数 の 独 立 変 数 が 式 に 追 加 された 直 線 モデル 重 回 帰 式 : Y

単回帰モデル

Microsoft PowerPoint - am9.ppt [互換モード]

Microsoft Word - Stattext05.doc

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

スライド 1

Microsoft PowerPoint _R勉強会ichikura.ppt [互換モード]

<4D F736F F F696E74202D2090B490EC2D91E F12D955D89BF8EC08CB1>

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

Microsoft PowerPoint - Econometrics pptx

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

Ⅰ. は じ め に 27 年 か ら の 不 況 の 影 響 で 不 動 産 競 売 物 件 が 増 加 し て い る 29 年 9 月 は 全 国 で 8 件 を 超 え た ( 前 年 同 月 は 約 6 件 ) ま た 不 動 産 競 売 の 情 報 が イ ン タ ー ネ ッ ト で 公

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

Contents 第 1 章 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 1 指 定 の 意 義 メリット 1 指 定 の 対 象 は? 2 対 象 となる 事 業 2 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 までの 流 れ 3

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

t検定

(2) 共 通 費 について 第 2 編 共 通 費 2 12 共 通 費 算 定 に 関 する 数 値 の 取 り 扱 い (1) 積 み 上 げによる 算 定 積 み 上 げによる 算 定 は 第 3 編 18に 準 ずる (2) 率 による 算 定 公 共 建 築 工 事 共 通 費 積 算

件名

佐渡市都市計画区域の見直し

【補足資料】確率・統計の基礎知識

第1回

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

大 阪 福 岡 鹿 児 島 前 頁 からの 続 き 35

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

1

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第


(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

18 国立高等専門学校機構

Microsoft PowerPoint - statistics pptx

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

<4D F736F F D DE096B EF8C7689F E836A E836D815B E C A2E646F63>

不 利 益 処 分 に 係 る 法 令 名 漁 港 漁 場 整 備 法 第 39 条 の2 第 1 項 工 作 物 建 造 許 可 等 の 取 消 無 許 可 行 為 の 中 止 復 旧 命 令 等 法 令 の 定 め 第 39 条 の2 第 1 項 漁 港 管 理 者 は 次 の 各 号 のいずれ

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC693998FF097E15F E31318C8E333093FA816A>

Q IFRSの特徴について教えてください

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

平成22年度

(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j _\217C\220\263\201j.doc)

1.3. 距 離 による 比 較 距 離 による 比 較 を 行 う ( 基 本 的 に 要 求 される 能 力 が 違 うと 思 われるトラック 別 に 集 計 を 行 った ) 表 -3 に 距 離 別 の 比 較 を 示 す 表 -3 距 離 別 比 較


Microsoft Word - A04◆/P doc

untitled

トランシットの誤差と消去法

Taro-役員退職手当規程(H27.10改正)HP版


年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )


( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定


第4回税制調査会 総4-1

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

退職手当とは

1 書 誌 作 成 機 能 (NACSIS-CAT)の 軽 量 化 合 理 化 電 子 情 報 資 源 への 適 切 な 対 応 のための 資 源 ( 人 的 資 源,システム 資 源, 経 費 を 含 む) の 確 保 のために, 書 誌 作 成 と 書 誌 管 理 作 業 の 軽 量 化 を 図

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

(参考資料)国際会計基準(IFRS)の2012年3月期からの任意適用について

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

10 期 末 現 在 の 資 本 金 等 の 額 次 に 掲 げる 法 人 の 区 分 ごとに それぞれに 定 める 金 額 を 記 載 します 連 結 申 告 法 人 以 外 の 法 人 ( に 掲 げる 法 人 を 除 きます ) 法 第 292 条 第 1 項 第 4 号 の5イに 定 める

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

_ZEI-0329_特集(朝倉)_プ2.indd

内 容 的 妥 当 性 (content validity) 基 準 関 連 妥 当 性 (criterion-related validity) 1. 併 存 的 妥 当 性 (concurrent validity) 項 目 が どの 程 度 全 体 を 偏 りなく 代 表 しているか 外 部

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

「経営者保証に関するガイドライン」に基づく保証債務の整理に係る課税関係の整理

株主優待ポイント制度運用規約

指 定 ( 又 は 選 択 ) 官 庁 PCT 出 願 人 の 手 引 - 国 内 段 階 - 国 内 編 - アイスランド 特 許 庁 国 内 段 階 に 入 るための 要 件 の 概 要 3 頁 概 要 国 内 段 階 に 入 るための 期 間 PCT 第 22 条 (3)に 基 づく 期 間

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

分布の型によらない検定

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

調査結果の概要

資料 厚生年金基金の今後の方向性について.PDF

Microsoft PowerPoint - 総合型DB資料_県版基金説明用.pptx

加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制

私 達 が 調 査 手 法 を 研 究 した 背 景 リクルートワークス 研 究 所 ワーキングパーソン 調 査 (2000 年 ~ 隔 年 実 施 ) 首 都 圏 在 住 の18~59 歳 で 働 く 個 人 6,500 人 ( )を 対 象 に 就 業 実 態 意 識 を 調 査 調 査 実 施

役員退職手当規程

<4D F736F F D AC90D1955D92E CC82CC895E DD8C D2816A2E646F63>

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

草 加 都 市 計 画 事 業 新 田 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 土 地 評 価 基 準 ( 目 的 ) 第 1 この 基 準 は 土 地 区 画 整 理 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 119 号 ) 第 3 条 第 4 項 の 規 定 により 草 加 市 が 施 行 する 草

12 大 都 市 の 人 口 と 従 業 者 数 12 大 都 市 は 全 国 の 人 口 の 約 2 割 従 業 者 数 の 約 3 割 を 占 める 12 大 都 市 の 事 業 所 数 従 業 者 数 及 び 人 口 は 表 1 のとおりです これらの 12 大 都 市 を 合 わせると 全

. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

< E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A CC8CA992BC82B582C982C282A282C E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

計算式の取り扱い

表紙

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

議案第   号

御 利 用 規 約 Excel でつくる 配 光 曲 線, 直 射 水 平 面 照 度 Version 2.0 小 冊 子 を 御 利 用 頂 くにあたり 以 下 の 内 容 をよく 御 読 み 頂 き 御 同 意 の 上 御 利 用 頂 く 様 宜 しく 御 願 い 致 します 1. 著 作 物

Microsoft PowerPoint - 基礎・経済統計 4.ppt

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

Microsoft Word 印刷ver 本編最終no1(黒字化) .doc

定款  変更

Transcription:

多 変 量 解 析 目 次. 回 帰 分 析. 単 回 帰 分 析. 重 回 帰 分 析 3.3 標 準 偏 回 帰 係 数 6.4 相 関 係 数 と 決 定 係 数 6.5 回 帰 式 の 信 頼 性 0.6 標 準 誤 差 (Stadard Error) 4.7 偏 回 帰 係 数 の 検 定 5.8 多 重 共 線 性 について 8.9 良 い 重 回 帰 式 を 作 成 する 9. 残 差 εについて. 重 回 帰 分 析 例 題 5 3. 判 別 分 析 39 3. 線 形 判 別 式 を 使 用 する 方 法 39 3. ボックスM 検 定 45 3.3 マハラノビスの 距 離 による 判 別 46 3.4 多 変 量 における 群 の 母 平 均 の 差 に 関 する 検 定 49 3.5 判 別 分 析 の 的 中 率 50 3.6 誤 判 別 の 確 率 50 3.7 説 明 変 量 の 寄 与 5 3.8 よい 判 別 式 を 作 成 する 5 4. 判 別 分 析 例 題 55 5. 主 成 分 分 析 69 5. 主 成 分 を 求 める 69 5. 例 題 について 74 5.3 寄 与 率 76 5.4 主 成 分 負 荷 量 77 5.5 採 用 する 主 成 分 の 数 について 78 6. 主 成 分 分 析 例 題 79 7. 正 準 相 関 分 析 89 7. 正 準 相 関 係 数 を 求 める 89 7. 正 準 相 関 係 数 の 検 定 9 8. 正 準 相 関 分 析 例 題 93 9. 数 量 化 Ⅰ 類 00 9. 予 測 線 形 式 を 求 める 00 9. カテゴリ 数 量 の 基 準 化 05 9.3 重 相 関 係 数 と 偏 相 関 係 数 06

0. 数 量 化 Ⅰ 類 例 題 08. 数 量 化 Ⅱ 類 4. 判 別 式 を 求 める 4. 行 列 を 使 用 して 判 別 式 を 求 める 6.3 カテゴリ 数 量 の 基 準 化 9.4 外 的 基 準 に 与 えるアイテムの 影 響 力 について 9. 数 量 化 Ⅱ 類 例 題 3. 数 量 化 Ⅲ 類 6 3. サンプルスコア カテゴリスコアを 求 める 6 3. 行 列 を 使 用 して サンプルスコア カテゴリスコアを 求 める 30 3.3 アイテム カテゴリ 方 式 3 4. 数 量 化 Ⅲ 類 例 題 36 5. EXCEL での 行 列 演 算 4 5. 関 数 ウィザードを 使 用 する 4 5. 逆 行 列 を 求 める 43 5.3 もとの 行 列 が 対 角 行 列 である 時 の 逆 行 列 を 求 める 45 5.4. 行 列 式 を 求 める 46 5.5. 行 列 の 積 を 求 める 46 5.6 行 列 を 使 用 して 連 立 方 程 式 を 解 く 47 5.7 固 有 値 を 求 める 47

. 回 帰 分 析 何 名 かの 体 重 と 身 長 の 値 が 分 かっているとき 体 重 の 値 は 分 かっているが 身 長 が 不 明 の 人 が いるとする このようなとき すでに 得 ているデータから 身 長 と 体 重 の 関 係 を 調 べ その 相 関 を 求 め 身 長 不 明 の 人 の 身 長 を 予 測 する この 様 な 分 析 方 法 を 回 帰 分 析 という 求 めるものは 身 長 であり これを 目 的 変 量 と 呼 ぶ 身 長 の 値 を 予 測 するのは 体 重 からであるの で この 体 重 のことを 説 明 変 量 と 呼 ぶ 説 明 変 量 がつの 時 を 単 回 帰 分 析 といい 説 明 変 量 が つ 以 上 の 時 を 多 重 回 帰 分 析 という 回 帰 分 析 では 説 明 変 量 は 量 的 データであり また 目 的 変 量 も 量 的 データである なお 回 帰 式 で 予 測 をするときには 説 明 変 量 の 範 囲 内 で 予 測 することが 望 ましい 説 明 変 量 の 範 囲 を 大 きく 越 えたところで 予 測 すると 誤 差 が 大 きくなり 実 用 に 適 さなくなる. 単 回 帰 分 析 正 規 母 集 団 から 抽 出 して 得 られた 標 本 データx yが 下 表 のようにあり x y 間 にある 関 係 があるものとする 標 本 説 明 変 量 x 目 的 変 量 y x x x y y y 以 上 の 標 本 データをXYグラフで 描 くいて 下 のようになったとする Y 単 回 帰 直 線 X 標 本 データx yの 間 には 右 上 がりの 関 係 がありそうなので xとyの 関 係 を 表 す 適 当 な 直 線 を 考 える 目 的 変 量 yと 説 明 変 量 xとの 間 に 相 関 があるとき Y=b x+b0 なる 直 線 を 本 考 え 実 データとこの 直 線 上 の 値 との 差 をεとする Y 残 差 εi 実 テ ータ(xi,yi) Y=b x+b0 (xi,yi) X Y=b x+b0 なる 直 線 は 全 ての 標 本 データについて その 残 差 が 最 小 になるようにひく 必

要 がある この 直 線 から 各 標 本 データとのズレ 具 合 いを 計 るために 各 残 差 の 平 方 和 をとり こ の 平 方 和 を 最 小 にするようにする このような 方 法 を 最 小 乗 法 という 標 本 データは 直 線 Y=b x+b0 から 残 差 (ε) 分 ずれているので 標 本 データは y=b x+b0 +εと 表 す このことから 線 形 回 帰 モデルを yi=β xi+β0+εi (i=,)とすると 残 差 εについて εiとεjはお 互 いに 独 立 であり 正 規 分 布 N(0,σ )に 従 う εiの 平 均 値 ( 期 待 値 )は0である 3εiの 分 散 は 一 定 である このような 仮 定 下 で 単 回 帰 式 を Y=b x+b0 とする いま 残 差 εに 注 目 すると εi=yi-yi εi=yi-b xi-b0 である この 残 差 を 全 ての 標 本 データについて 合 計 し その 合 計 値 を 最 小 にするようなb0 b を 求 め この 単 回 帰 式 を 得 る εi = (yi-b xi-b0) であるから f= (yi-b xi-b0) とすると この 式 をb 0,bで 偏 微 分 して 0とおくことにより 正 規 方 程 式 を 得 て 式 fを 最 小 にする b0 bを 得 ることができる f b = -Σxi (yi-b xi-b0) = 0 f b0 = -Σ(yi-b xi-b0) = 0 これから b = Σxi yi - Σxi Σyi Σxi -(Σxi) また b0 = Σxi Σyi --Σxi yi Σxi Σxi -(Σxi) b = Σxi yi - Σxi Σyi Σxi -(Σxi) = Σxi yi - Σxi yi Σxi - (Σxi) = Σ(xi-x ) (yi -y) Σ(xi - x ) = ただし xi yi の 偏 差 平 方 和 積 和 をそれぞれSxx Sxy とすると Sxy Sxx Sxx= (xi-x ) = (yi-y ) Sxy= (xi-x ) (yi-y )である 以 上 から 単 回 帰 式 は Y-y =b(x-x ) Y= Sxy Sxx (x-x )+y と 表 される

またxとyの 相 関 係 数 をRxyとすると Sxy Rxy= であるから Sxx 相 関 係 数 を 使 用 して 単 回 帰 式 を 表 すと Y=R Sxx (x-x )+y と 書 くことができる. 重 回 帰 分 析 それでは 次 に 説 明 変 量 がx xの 変 量 になったときの 回 帰 式 を 求 める 標 本 説 明 変 量 x 説 明 変 量 x 目 的 変 量 y x x x x x x 説 明 変 量 が 変 量 あるので 単 純 に 説 明 変 量 (xとx)の 平 均 値 をとって その 値 と 目 的 変 量 (y)との 相 関 を 求 めても 平 均 値 をとる 段 階 で 失 う 情 報 量 が 大 きいので 正 しい 回 帰 式 を 得 る ことができない このように 説 明 変 量 がつ 以 上 ある 時 の 回 帰 分 析 を 重 回 帰 分 析 という.. 重 回 帰 式 を 求 める 説 明 変 量 が 次 のようになっているときの 重 回 帰 直 線 を 求 める y y y 標 本 説 明 変 量 x 説 明 変 量 x 目 的 変 量 y x x x x x x y y y 平 均 x x y この 関 係 を 図 で 表 すと Y 残 差 標 本 テ ータ(xi,xi,yi) εi 予 測 値 X X 3

説 明 変 量 (x,x)と 目 的 変 量 (y)との 間 に 相 関 関 係 があるとき Y=b x+b x+b0 なる 平 面 を 考 え 実 際 の 標 本 データからこのこの 平 面 上 への 残 差 をεとすると 説 明 変 量 がつある 時 の 重 回 帰 式 は yi=b xi+b xi+b0+εi と 表 される 残 差 εに 注 目 すると εi=yi-yi εi=yi-(b xi+b xi+b0)であるから この 残 差 平 方 和 を 求 め 残 差 平 方 和 が 最 小 にするようなb0 b b を 求 めると 重 回 帰 式 を 得 ることができる 一 般 に 説 明 変 量 がp 個 ある 時 の 線 形 重 回 帰 モデルは yi=β xi+β xi++βp xpi+β0+εi (i=, ) と 表 される この 時 単 回 帰 分 析 と 同 様 に 残 差 εについて εiとεjはお 互 いに 独 立 であり 正 規 分 布 N(0,σ )に 従 う εiの 平 均 値 ( 期 待 値 )は0である 3εiの 分 散 は 一 定 である との 仮 定 下 で 重 回 帰 予 測 式 を Yi=b xi+b xi++bp xpi+b0 とする b bbpを 偏 回 帰 係 数 といい β ββp を 母 偏 回 帰 係 数 という [ 残 差 平 方 和 (εi) を 最 小 にするようなb0 b b を 求 める ] (εi) = {yi-(b xi+b xi+b0)} を 最 小 にするb0 b b を 求 める f= (yi-b xi-b xi-b0) とし この 式 をb0 b bで 偏 微 分 する f = - Σxi (yi-b xi-b xi-b0) = 0 b f = - Σxi (yi-b xi-b xi-b0) = 0 b f = - Σ(yi-b xi-b xi-b0) = 0 b これより xi (yi-b xi-b xi-b0)=0 xi (yi-b xi-b xi-b0)=0 (yi-b xi-b xi-b0)=0 3 上 の 式 を 正 規 方 程 式 という 3から yi-b xi-b xi- b0=0 b0= b0であるから Σyi - b Σxi - b Σxi b0 = = y - b x -b x これをに 代 入 して b ( xi - x )+b ( xi xi- x x )= xi yi- x y b ( xixi- x x )+b ( xi - x )= xi yi- x y これよりb0 b b を 求 めると 重 回 帰 式 の 係 数 を 得 ることができる 4

.. 偏 差 平 方 和 積 和 から 重 回 帰 式 を 求 める () 説 明 変 量 が 個 の 時 説 明 変 量 x x の 偏 差 平 方 和 それぞれS S 偏 差 積 和 をSとすると S = (xi- x ) = xi - x S = (xi- x ) = xi - x S = (xi- x ) (xi- x )= xi xi- x x また 目 的 変 量 yと 説 明 変 量 xとの 偏 差 積 和 をSyとすると Sy= (xi- x ) (yi-y )= xi yi- x y 目 的 変 量 yと 説 明 変 量 xとの 偏 差 積 和 をSyとすると Sy= (xi- x ) (yi-y )= xi yi- x y 以 上 から 前 の 式 は S b+s b=sy S b+s b=sy となるので これから 係 数 b0 b bを 求 める またb0=y -(b x +b x )である () 説 明 変 量 がp 個 ある 時 平 方 和 積 和 行 列 を S S Sp S= S S Sp Sp Sp Spp とする 求 める 重 回 帰 式 を Yi=b xi+b xi++bp xpi+b0 とする この 回 帰 式 の 係 数 b0 bbp は 下 の 連 立 方 程 式 の 解 として 与 えられる S b+s b++sp bp=sy S b+s b++sp bp=sy Sp b+sp b++spp bp=syp 係 数 b0は b0=y -(b x +b x ++bp x xp )である また 行 列 では y x x xp b0 y= y x= x x xp b= b y x x xp b とすると 係 数 bは b=(x x) - x y で 求 めることができる 5

.3 標 準 偏 回 帰 係 数 説 明 変 量 がどれくらい 目 的 変 量 に 影 響 を 与 えているか( 寄 与 しているか)を 見 るには 求 めた 重 回 帰 式 の 偏 回 帰 係 数 を 見 ればよい 通 常 偏 回 帰 係 数 が 大 きいほど 目 的 変 量 に 与 える 影 響 が 大 きいので 多 く 寄 与 しているといえる しかし 説 明 変 量 間 で 単 位 が 異 なるときには 単 位 の 影 響 を 受 けるので 単 純 に 偏 回 帰 係 数 の 大 小 比 較 して 決 めることはできない 単 位 の 影 響 を 除 くには 標 本 データを 標 準 化 する データを 標 準 化 することにより 平 均 =0 分 散 =となり 単 位 の 影 響 を 受 けなくなるので 標 準 化 したデータから 偏 回 帰 係 数 を 求 めるようにする このように 標 準 化 したデータから 得 られた 偏 回 帰 係 数 を 標 準 偏 回 帰 係 数 という 標 準 偏 回 帰 係 数 の 大 きいほど 目 的 変 量 に 与 える 影 響 が 大 きく 寄 与 の 大 きい 変 量 である といえる 通 常 説 明 変 量 がつの 時 の 重 回 帰 式 は Y-y =b(x- x )+b(x- x )と 書 ける いま 目 的 変 量 の 標 準 偏 差 を 説 明 変 量 xの 標 準 偏 差 を S 説 明 変 量 xの 標 準 偏 差 を S とすると データの 標 準 化 は Y Y-y x x-x S x x-x S を 行 うことである Y-y x-x = b x-x + b = b S x-x S + b S x-x S データを 標 準 化 して 得 られる 重 回 帰 式 の 係 数 b b は b =b S b =b S と 表 すことができる.4 相 関 係 数 と 決 定 係 数.4. 単 回 帰 式 における 相 関 係 数 と 決 定 係 数 標 本 説 明 変 量 x 目 的 変 量 y x x x y y y 平 均 x y 6

説 明 変 量 xの 変 化 に 従 って 目 的 変 量 yが 変 化 する( 相 関 関 係 にある)ときxとyの 間 の 相 関 係 数 をR とすると R = Σ(xi-x ) (yi-y) Σ(xi-x) Σ(yi-y ) = Sxy Sxx 相 関 係 数 R は - R の 値 をとり R>0 正 の 相 関 がある R= 無 相 関 R<0 負 の 相 関 がある いま 説 明 変 量 xと 実 測 値 yとの 関 係 がrである 時 これから 求 めた 単 回 帰 式 を Y=b x+b0 とすると y( 実 測 値 ) SE ST SR Y( 予 測 値 ) y ( 平 均 値 ) 実 測 値 yは 単 回 帰 直 線 の 付 近 にばらついて 散 在 している このばらつきの 小 さいほど 単 回 帰 式 のあてはまりがよい( 精 度 が 高 い) 直 線 といえる また 説 明 変 量 xの 目 的 変 量 に 与 える 影 響 が 大 きいといえる つまり 決 定 力 が 大 きいといえる 分 散 状 況 を 見 ると 全 分 散 (ST)は 実 測 値 yi が 平 均 値 yからどれ 位 分 散 しているかである ので (yi-y ) 回 帰 で 説 明 可 能 な 部 分 の 分 散 (SR) つまり 予 測 値 が 平 均 値 からどれ 位 分 散 しているかは (Yi-y ) 回 帰 で 説 明 できない 残 差 部 分 の 分 散 (SE)つまり 実 測 値 が 予 測 値 からどれ 位 分 散 しているかは (yi-yi) である これらの 変 動 の 間 には ST=SR+SE つまり (yi-y ) = (Yi-y ) + (yi-yi) なる 関 係 がある この 両 辺 を (yi-y ) で 割 ると = Σ(Yi-y ) Σ(yi-y ) + Σ(yi-Yi) Σ(yi-y) - Σ(yi-Yi) Σ(yi-y) = Σ(Yi-y ) Σ(yi-y ) = SR ST このR のことを 決 定 係 数 という この 決 定 係 数 は 0 R の 値 をとる また この 決 定 係 数 R は 相 関 係 数 R の 乗 に 等 しい = R 7

.4. 重 回 帰 式 における 相 関 係 数 と 決 定 係 数 () 重 相 関 係 数 と 決 定 係 数 標 本 No 説 明 変 量 x x xp x x xp x x xp x x xp 実 測 値 y y y y 予 測 値 Y 平 均 x x xp y Y Y Y Y 重 相 関 係 数 R は 実 測 値 データyと 重 回 帰 式 から 求 めた 予 測 値 データYとの 相 関 係 数 である R = Σ(yi-y ) (Yi-y ) Σ(yi-y ) Σ(Yi-y ) = Σ(Yi-y ) Σ(yi-y) また 単 回 帰 のときと 同 様 に 相 関 係 数 の 乗 を 決 定 係 数 と 呼 び やはり0 R の 値 をと る R がに 近 いほど 重 回 帰 式 の 精 度 が 高 いといえる R = - Σ(yi-Yi) Σ(yi-y) = Σ(Yi-y ) Σ(yi-y ) [ 重 相 関 係 数 の 検 定 ] 標 本 から 得 られた 重 相 関 係 数 について その 母 重 相 関 係 数 (ρ)が 無 相 関 かどうかの 検 定 を 行 う 標 本 から 得 られた 重 相 関 係 数 をR とする 時 その 母 相 関 係 数 (ρ)についてρ=0の 仮 説 につき 検 定 統 計 量 をFとすると R F = /p (-R ただし p: 説 明 変 量 の 個 数 : 標 本 数 R: 重 相 関 係 数 )/(-p-) は 自 由 度 p,-p-のf 分 布 に 従 うことを 利 用 して 検 定 を 行 う 検 定 をおこなう () 仮 説 をたてる 仮 説 H0:ρ=0 ( 母 重 相 関 係 数 は 無 相 関 である) 対 立 仮 説 H:ρ 0 ( 母 重 相 関 係 数 は 無 相 関 ではない) () 検 定 統 計 量 Fは 自 由 度 p,-p-のf 分 布 に 従 う (3) 有 為 水 準 αで 検 定 を 実 行 する Fp,-p- 分 布 Fp,-p-(α) 8

F Fp,-p-(α)であれば 仮 説 を 棄 却 する つまり 母 重 相 関 係 数 は 有 効 であり 実 測 値 と 予 測 値 の 間 には 相 関 があるといえる 重 相 関 係 数 は 実 測 値 yと 予 測 値 Yとの 相 関 係 数 である これに 対 して 単 純 に 変 量 間 の 相 関 係 数 を 単 相 関 係 数 という 多 変 量 データにおいて 変 量 間 の 相 関 係 数 が 本 当 に 正 しい 相 関 を 示 す とは 限 らない 多 変 量 においては 変 量 間 の 相 関 係 数 を 求 めても その 変 量 以 外 の 変 量 がこの 変 量 に 影 響 を 与 えるからである よって 多 変 量 間 における 変 量 の 正 しい 相 関 係 数 を 求 める には 相 関 係 数 を 求 める 変 量 以 外 の 変 量 の 影 響 を 取 り 除 いて( 一 定 にして) 相 関 係 数 を 求 める 必 要 がある このようにして 求 めた 相 関 係 数 を 偏 相 関 係 数 という () 偏 相 関 係 数 多 変 量 データにおいて 任 意 の 変 量 間 の 単 純 な 相 関 係 数 を 単 相 関 係 数 というが これは 相 関 を とる 変 量 以 外 の 変 量 が その 変 量 に 影 響 を 与 えている 相 関 係 数 である これに 対 し 相 関 を 求 める 変 量 以 外 の 他 の 変 量 の 影 響 を 取 り 除 いた 変 量 間 の 相 関 係 数 を 偏 相 関 係 数 という いまP 変 量 の 任 意 の 変 量 間 の 単 相 関 係 数 をrijとする x x xp x x xp r r rp r r rp rp rp rpp 単 相 関 行 列 をRとすると r r rp 逆 行 列 R - を R= r r rp rp rp rpp R - = r r r p r r r p r p r p r pp 成 分 ij 以 外 の 変 量 を 一 定 にした 成 分 i j 間 の 偏 相 関 係 数 をrij p q とする rij p q = -r ij r ii r jj (3) 自 由 度 調 整 済 み 決 定 係 数 決 定 係 数 や 重 相 関 係 数 は 説 明 変 量 の 数 を 増 やすと 単 純 に 増 加 する 傾 向 がある そこで 単 純 に 説 明 変 量 の 数 を 増 やしても 決 定 係 数 が 単 純 に 増 加 しないように 調 整 した 自 由 度 調 整 済 み 決 定 係 数 という 通 常 標 本 数 が 個 説 明 変 量 が- 個 のものは 分 析 すること ができない 必 ず 説 明 変 量 が- 個 以 下 にする 必 要 がある 自 由 度 調 整 済 み 決 定 係 数 をR とすると 9

R = - SE -p- ST - : 標 本 数 P: 説 明 変 量 の 個 数 (P=-の 時 には 分 母 が0になってしまう) また 書 き 換 えると - R = - -p- (-R ) 自 由 度 調 整 済 み 重 相 関 係 数 をR とすると R = R' である.5 回 帰 式 の 信 頼 性 回 帰 式 を 使 用 して 説 明 変 量 から 目 的 変 量 の 値 を 予 測 する 時 その 予 測 値 がどのくらい 信 頼 性 があるのかを 検 定 する 方 法 に 分 散 分 析 を 用 いる 方 法 と 相 関 係 数 を 用 いる 方 法 がある.5. 分 散 分 析 を 用 いる 場 合 () 単 回 帰 のとき 説 明 変 量 xと 実 測 値 yと 単 回 帰 式 から 求 めた 予 測 値 Yが 下 表 のようである 時 標 本 説 明 変 量 x 実 測 値 y 予 測 値 Y x x x y y y Y Y Y 予 測 値 Yi は Y=b x+b0の 回 帰 式 から 求 めた 値 以 上 のデータをもとに 分 散 分 析 表 を 作 成 し 回 帰 式 の 信 頼 性 を 検 定 する 全 体 の 変 動 (ST)を 回 帰 による 変 動 (SR)と 残 差 による 変 動 (SE)とに 分 け 回 帰 による 変 動 が 残 差 による 変 動 よりも 小 さいようであれば 回 帰 直 線 で 求 めた 予 測 値 は 残 差 による 影 響 の 方 が 大 きいので 予 測 には 役 立 たないと 考 える 実 測 値 の 変 動 (ST)= 回 帰 による 変 動 (SR)+ 残 差 による 変 動 (SE) 残 差 が 小 さいほど 実 測 値 の 変 動 回 帰 による 変 動 となり よい 予 測 値 を 得 られる y( 実 測 値 ) SE ST Y( 予 測 値 ) SR y ( 平 均 値 ) () 変 動 を 求 める 実 測 値 の 全 変 動 (ST) 実 測 値 の 各 値 yi が 実 測 値 の 平 均 y からどれ 位 ばらついている かである ST= (yi-y ) 0

回 帰 による 変 動 (SR) 回 帰 直 線 によって 求 めた 予 測 値 Yi が 実 測 値 の 平 均 yからどれ 位 ばらついているか である SR= (Yi-y ) 3 残 差 による 変 動 (SE) SE= (yi-yi) () 自 由 度 を 求 める 回 帰 による 変 動 の 自 由 度 (fr) fr=-= 残 差 による 変 動 の 自 由 度 (fe) fe=- 3 全 変 動 の 自 由 度 (ft) ft=fr-fe=- (3) 不 偏 分 散 を 求 める 回 帰 による 変 動 の 不 偏 分 散 (VR) VR= SR FR = SR 残 差 による 変 動 の 不 偏 分 散 (VE) VE= SE FE = SE 3 全 変 動 の 不 偏 分 散 (VT) (4) 分 散 比 Fを 求 める F= VR VR = SR SE /(-) FE VT= ST FT = ST FT は 自 由 度,-のF 分 布 に 従 う 右 片 側 検 定 を 行 い VR がVE より 大 きいかどうか 検 定 する VR>VE であれば 回 帰 による 変 動 が 残 差 による 変 動 よりも 全 変 動 に 与 える 影 響 が 大 きいので 回 帰 直 線 は 予 測 に 役 立 つといえる (5) 検 定 を 行 う () 仮 説 をたてる 仮 説 H0: 回 帰 直 線 は 予 測 に 役 立 たない(VR VE) 対 立 仮 説 H: 回 帰 直 線 は 予 測 に 役 立 つ(VR>VE) () 検 定 統 計 量 Fを 求 める F= VR VR (3) 有 為 水 準 αで 右 片 側 検 定 を 行 う は 自 由 度,-のF 分 布 に 従 う F,- 分 布 F,- (α) F F,- (α)であれば 仮 説 H 0 を 棄 却 し 対 立 仮 説 H : 回 帰 直 線 は 予 測 に 役 立 つを 採 択 する つまり この 回 帰 直 線 は 予 測 に 役 立 つとする