未 来 へはばたく 情 操 豊 かな 人 材 と 交 流 を 育 むまちづくり 1. 未 来 を 担 う 人 を 育 てる 学 校 教 育 の 推 進 52 2. 人 が 輝 く 生 涯 学 習 のまちづくりの 推 進 56 3. 心 と 体 を 育 むスポーツ レクリエーションの 振 興 59 4. 未 来 への 橋 渡 しとなる 人 材 の 育 成 国 内 外 交 流 の 推 進 63 5. 平 和 の 心 を 育 み 伝 える 平 和 行 政 の 推 進 66 6. 地 域 文 化 の 継 承 発 展 活 用 68 51
未 来 へはばたく 情 操 豊 かな 人 材 と 交 流 を 育 むまちづくり 1. 未 来 を 担 う 人 を 育 てる 学 校 教 育 の 推 進 現 状 と 課 題 幼 児 教 育 幼 児 期 の 健 全 なる 心 身 の 発 達 が 人 間 形 成 の 基 礎 を 培 う 上 で 重 要 とされています 本 町 では 幼 児 自 身 が 元 気 にあいさつすることや 身 のまわりのことができるよう 基 本 的 な 生 活 習 慣 の 育 成 に 取 り 組 んでいます また 保 護 者 ニーズの 高 い 預 かり 保 育 について は 全 園 で 対 応 できていますが 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 導 入 にあたり 複 数 年 保 育 の 検 討 等 幼 児 教 育 のさらなる 充 実 が 求 められています 今 後 とも 保 護 者 地 域 幼 稚 園 が 連 携 した 取 り 組 み 等 子 育 て 支 援 の 環 境 づくりを 検 討 していくことが 求 められていま す 学 校 教 育 少 子 高 齢 化 や 核 家 族 化 の 進 行 経 済 文 化 の 国 際 化 情 報 技 術 通 信 の 高 度 化 と 普 及 価 値 観 の 多 様 化 等 学 校 教 育 をはじめ 子 どもたちを 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 わりつつあり ます また 社 会 全 体 に 道 徳 心 や 規 範 意 識 の 低 下 がみられる 中 で 思 いやりに 乏 しい 子 ど もや 欲 求 や 衝 動 をおさえられない 子 どもたちが 増 えており 家 庭 学 校 地 域 社 会 の 役 割 が 問 われています そうしたことから 児 童 生 徒 が 自 ら 判 断 し 行 動 できるよう 生 きる 力 や 豊 かな 心 を 育 む 教 育 をより 一 層 進 める 必 要 があります 本 町 においては 知 徳 体 の 調 和 の 取 れた 人 間 の 育 成 を 目 指 した 教 育 を 推 進 するため に 学 力 向 上 対 策 推 進 事 業 幼 稚 園 から 中 学 校 まで 一 貫 した 英 会 話 教 育 やパソコン 教 育 心 の 教 育 町 内 事 業 所 職 場 による 職 場 体 験 活 動 の 実 施 習 熟 度 別 指 導 や 少 人 数 による 学 習 指 導 の 充 実 等 を 実 施 してきました また この 間 新 学 習 指 導 要 領 に 基 づいた 教 育 課 程 へ の 対 応 を 行 い 教 育 内 容 の 充 実 に 努 めています 今 後 とも 家 庭 地 域 学 校 の 連 携 協 力 のもと 児 童 生 徒 の 確 かな 学 力 の 向 上 と 基 本 的 な 生 活 習 慣 の 確 立 を 図 るとともに 児 童 生 徒 がのびのびと 学 ぶことができるよう 信 頼 さ れる 学 校 づくりが 期 待 されています 青 少 年 の 健 全 育 成 本 町 では 教 育 相 談 支 援 事 業 の 実 施 や 学 校 地 域 等 との 連 携 協 力 によるパトロール 等 に 取 り 組 み 青 少 年 の 非 行 防 止 等 に 努 めてきました しかし 児 童 生 徒 の 相 談 件 数 の 増 加 及 び 多 様 化 不 登 校 生 徒 の 増 加 等 があり 今 後 とも 家 庭 地 域 学 校 関 係 機 関 等 の 連 携 のもと 青 少 年 の 健 全 育 成 に 努 めていく 必 要 があります 52
幼 稚 園 の 状 況 屋 良 幼 稚 園 嘉 手 納 幼 稚 園 年 度 学 級 数 園 児 数 教 員 数 必 要 面 積 (m2) 保 有 面 積 (m2) 平 成 20 年 度 2 36 3 648 686 平 成 21 年 度 2 50 3 604 686 平 成 22 年 度 2 35 3 395 686 平 成 23 年 度 2 35 3 395 686 平 成 24 年 度 2 37 3 648 686 平 成 20 年 度 3 80 4 857 916 平 成 21 年 度 3 70 4 648 916 平 成 22 年 度 3 75 4 857 916 平 成 23 年 度 3 78 4 901 916 平 成 24 年 度 3 78 4 901 916 資 料 : 教 育 指 導 課 小 学 校 及 び 中 学 校 の 状 況 屋 良 小 学 校 嘉 手 納 小 学 校 嘉 手 納 中 学 校 年 度 学 級 数 児 童 生 徒 数 教 員 数 必 要 面 積 (m2) 保 有 面 積 (m2) 平 成 20 年 度 12 314 20 5,697 6,482 平 成 21 年 度 12 306 20 5,697 6,482 平 成 22 年 度 12 305 21 5,697 6,482 平 成 23 年 度 12 305 19 5,697 6,482 平 成 24 年 度 12 297 22 5,697 6,482 平 成 20 年 度 21 705 25 7,517 8,071 平 成 21 年 度 20 682 32 7,511 8,071 平 成 22 年 度 20 683 33 7,716 8,071 平 成 23 年 度 20 671 33 7,914 8,071 平 成 24 年 度 19 650 30 7,511 8,071 平 成 20 年 度 15 544 31 7,522 11,113 平 成 21 年 度 15 542 30 7,522 11,113 平 成 22 年 度 15 522 32 7,522 11,113 平 成 23 年 度 15 513 30 7,522 11,113 平 成 24 年 度 14 504 29 7,530 11,113 資 料 : 教 育 指 導 課 53
基 本 方 針 1 幼 児 期 に 必 要 な 基 本 的 な 生 活 習 慣 の 形 成 や 道 徳 心 の 芽 生 えを 培 うため 保 護 者 家 庭 や 小 中 学 校 の 連 携 のもと 地 域 に 開 かれた 園 づくりに 取 り 組 むとともに 幼 児 教 育 の 充 実 に 努 めます また 国 際 化 や 情 報 化 に 対 応 した 教 育 を 推 進 するため 英 会 話 やパソコン 指 導 等 特 色 ある 園 づくりを 推 進 します 2 児 童 生 徒 の 生 きる 力 を 育 むために 基 礎 基 本 を 身 につけさせ 一 人 ひとりの 個 性 を 伸 ばす 教 育 体 制 を 充 実 するとともに 豊 かな 感 性 と 思 いやりを 育 成 する 心 の 教 育 を 推 進 します また 家 庭 地 域 学 校 の 連 携 により 地 域 の 教 育 力 を 活 かした 環 境 整 備 を 進 めます 3 家 庭 地 域 学 校 町 内 事 業 所 関 係 機 関 が 連 携 して 青 少 年 を 取 り 巻 く 社 会 環 境 を 見 直 し 健 やかな 青 少 年 の 育 成 を 図 ります 施 策 の 展 開 1 幼 児 教 育 の 充 実 複 数 年 保 育 具 体 計 画 の 検 討 結 果 や ( 仮 称 ) 嘉 手 納 町 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 を 踏 まえて 複 数 年 保 育 への 適 切 な 対 応 を 図 るとともに ニーズに 応 じた 預 かり 保 育 や 子 育 て 支 援 等 に 努 めます 英 会 話 やパソコンの 指 導 等 の 充 実 小 学 校 や 地 域 との 連 携 強 化 等 教 育 体 制 の 充 実 に 努 めます 幼 稚 園 教 育 要 領 に 基 づく 教 育 課 程 の 編 成 実 施 及 び 職 員 の 資 質 向 上 を 図 ります 地 域 行 事 への 参 加 等 地 域 の 人 材 と 資 源 を 活 かした 体 験 を 重 視 した 教 育 を 進 めます 個 性 を 伸 ばし 生 きる 力 と 心 を 育 むため 幼 児 指 導 が 行 き 届 く 少 人 数 学 級 を 継 続 します また 特 別 な 支 援 を 要 する 幼 児 教 育 の 充 実 を 図 ります 安 全 で 地 域 に 開 かれた 幼 稚 園 の 施 設 整 備 を 推 進 するとともに 時 代 に 対 応 できる 教 育 設 備 の 充 実 に 努 めます 2 学 校 教 育 の 充 実 児 童 生 徒 の 生 きる 力 を 育 むため 新 学 習 指 導 要 領 に 基 づいた 教 育 課 程 の 実 施 を 継 続 します 学 力 向 上 推 進 を 図 り 児 童 生 徒 に 基 礎 基 本 を 身 につけさせるとともに 個 性 を 伸 ばす 学 習 指 導 (ティーム ティーチングや 習 熟 度 別 学 習 等 )の 工 夫 改 善 に 努 めます 軽 度 発 達 障 害 の 実 態 把 握 に 努 め 適 切 な 指 導 体 制 の 確 立 に 努 めます 54
児 童 生 徒 の 一 人 ひとりの 障 害 の 種 類 や 程 度 等 に 応 じた 特 別 支 援 教 育 を 推 進 します 不 登 校 問 題 行 動 いじめ 等 の 対 策 として 青 少 年 センターや 関 係 機 関 と 連 携 協 力 し 生 徒 指 導 や 教 育 相 談 の 充 実 に 努 めます 国 際 社 会 や 情 報 化 社 会 に 対 応 する 人 材 を 育 成 するため 外 国 語 教 育 及 び 国 際 理 解 教 育 情 報 教 育 の 充 実 を 図 ります 平 和 の 尊 さや 人 間 の 生 命 の 尊 厳 を 体 得 するために 平 和 人 権 教 育 の 充 実 を 図 ります 地 域 に 根 ざした 教 育 や 環 境 教 育 等 を 推 進 するとともに 職 場 体 験 活 動 (ふれあい チバリ ワ ークスデーズ 等 ) 等 のキャリア 教 育 を 推 進 します 適 度 な 運 動 や 適 切 な 食 生 活 習 慣 等 健 康 教 育 や 栄 養 教 諭 による 食 に 関 する 指 導 の 充 実 を 図 ります 教 職 員 の 資 質 向 上 を 図 るため 教 育 課 題 に 対 応 した 教 員 研 修 に 取 り 組 みます 児 童 生 徒 が 安 全 で 安 心 した 学 校 生 活 が 送 れるよう 老 朽 化 がみられる 教 育 施 設 の 改 築 及 び 設 備 等 の 充 実 を 図 り 推 進 します また 地 域 等 との 協 働 による 学 校 緑 化 を 継 続 推 進 します 地 域 に 開 かれた 学 校 づくりとして 校 舎 や 体 育 施 設 等 の 開 放 的 な 施 設 整 備 に 努 めます また 子 どもたちの 居 場 所 づくりや 地 域 交 流 の 場 等 余 裕 教 室 やコミュニティセンター の 活 用 を 推 進 します 老 朽 化 がみられる 学 校 給 食 調 理 場 については 民 間 委 託 やアレルギーへの 対 応 等 総 合 的 な 観 点 から 建 設 計 画 を 推 進 していきます 3 青 少 年 の 健 全 育 成 青 少 年 向 けの 体 験 学 習 や 講 座 を 開 催 し 青 少 年 問 題 の 未 然 防 止 に 努 めます 朝 夕 の 声 かけ 運 動 や 街 頭 指 導 を 通 して 青 少 年 の 非 行 防 止 と 環 境 浄 化 活 動 を 推 進 しま す 子 ども 会 や 青 年 会 活 動 地 域 の 祭 りや 伝 統 行 事 などへの 青 少 年 の 参 加 を 呼 びかけ 青 少 年 の 活 動 出 番 づくりを 促 します 青 少 年 センター 機 能 の 充 実 に 努 めます 各 自 治 会 PTA 教 育 委 員 会 子 ども 会 育 成 会 等 との 連 携 を 強 化 し 健 やかな 児 童 生 徒 の 育 成 を 図 ります 青 少 年 の 健 全 育 成 を 図 るため 家 庭 地 域 学 校 警 察 民 間 企 業 等 の 関 係 機 関 団 体 との 連 携 体 制 を 充 実 強 化 します 55
未 来 へはばたく 情 操 豊 かな 人 材 と 交 流 を 育 むまちづくり 2. 人 が 輝 く 生 涯 学 習 のまちづくりの 推 進 現 状 と 課 題 生 活 水 準 の 向 上 や 余 暇 時 間 の 増 大 高 齢 化 の 進 行 等 の 社 会 の 変 化 に 伴 い 学 習 内 容 も 多 様 化 高 度 化 が 進 む 等 生 涯 学 習 に 対 するニーズが 高 まっています 本 町 においては 各 種 講 座 教 室 サークル 発 表 会 等 を 実 施 し 多 様 な 町 民 の 学 習 活 動 を 支 援 してきました また 中 央 公 民 館 及 び 図 書 館 は 平 成 20 年 5 月 にロータリープラ ザに 移 転 新 設 され ユニバーサルデザインに 配 慮 するなど 町 民 ニーズに 応 じた 新 たな 生 涯 学 習 の 拠 点 としてサービスの 向 上 に 努 めています 中 央 公 民 館 では 子 どもから 高 齢 者 まで 幅 広 い 年 齢 層 を 対 象 とした 講 座 を 実 施 し 講 座 参 加 者 のニーズにあった 講 座 となるよう 内 容 の 充 実 を 図 っています また 町 民 の 学 習 機 会 の 充 実 と 自 主 活 動 を 支 援 する 社 会 教 育 学 級 に 対 し 施 設 利 用 料 等 の 助 成 を 行 い 学 習 活 動 の 支 援 を 行 ってきました 引 き 続 き 中 央 公 民 館 を 拠 点 とした 学 習 活 動 の 振 興 を 図 るとと もに 社 会 教 育 学 級 新 設 後 も 継 続 して 活 動 できるよう 推 進 する 必 要 があります また 学 校 をはじめとする 公 共 施 設 や 各 区 コミュニティーセンター 学 習 等 供 用 施 設 児 童 館 等 の 有 効 利 用 を 図 るなど 身 近 な 生 涯 学 習 活 動 の 拠 点 づくりも 重 要 です 図 書 館 では ゆったりとした 空 間 に 67,000 冊 の 蔵 書 をはじめ 嘉 手 納 町 の 教 育 自 然 歴 史 文 化 町 政 基 地 等 の 情 報 を 気 軽 に 閲 覧 することができるふるさとコーナーや 学 習 室 利 用 者 向 けインターネット 対 応 パソコンが 設 置 されていることから 利 用 者 も 年 々 増 加 しています また 平 成 24 年 度 から 子 育 てを 支 援 に 繋 がるブックスタート 事 業 を 開 始 する とともに 平 成 25 年 3 月 に 嘉 手 納 町 と 読 谷 村 との 間 で 公 共 図 書 館 の 相 互 利 用 協 定 を 締 結 しました 今 後 は 図 書 館 を 多 くの 町 民 が 利 用 し 知 識 を 深 めつつ 心 の 豊 かさを 創 造 する 場 として 活 用 されるよう 気 軽 に 利 用 できる 図 書 館 づくりと 館 内 行 事 の 充 実 を 図 るこ とが 望 まれています 地 域 に 根 ざした 学 習 活 動 を 展 開 するため 地 域 人 材 の 発 掘 とリーダーの 養 成 が 求 められ ています 平 成 5 年 に 生 涯 学 習 データバンク( 人 材 バンク)が 作 成 されましたが 登 録 情 報 の 更 新 不 足 データバンク 自 体 の 周 知 不 足 さらに 個 人 情 報 保 護 法 等 により 生 涯 学 習 データバンクはほとんど 利 用 されていない 状 況 です しかし 高 齢 社 会 をむかえた 本 町 で は 退 職 された 高 齢 者 等 を 人 材 バンクに 登 録 活 用 することで 個 人 の 生 きがいづくりを はじめ 多 くの 分 野 で 波 及 することが 期 待 されていることから 県 の 人 材 バンクを 活 用 し ながら 地 域 人 材 の 育 成 確 保 に 努 めていく 必 要 があります 今 後 とも 町 民 の 一 人 ひとりが 生 涯 学 習 で 得 た 知 識 や 技 術 をまちづくりに 還 元 すること ができるような 仕 組 みを 構 築 していくことも 重 要 です 56
嘉 手 納 町 中 央 公 民 館 利 用 状 況 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 施 設 区 分 利 用 件 数 利 用 者 数 利 用 件 数 利 用 者 数 利 用 件 数 利 用 者 数 利 用 件 数 利 用 者 数 利 用 件 数 利 用 者 数 ホ ー ル 232 17,839 312 20,555 224 19,397 195 17194 277 20,651 大 研 修 室 169 2,517 210 3,839 224 2,293 173 1,888 215 2,663 多 目 的 室 114 1,363 195 2,386 164 1,661 105 1,159 138 1,283 視 聴 覚 室 153 2,205 169 2,830 210 1,827 212 1,815 203 1,761 和 室 77 1,322 66 1,295 94 2,005 69 1,406 116 2,514 調 理 実 習 室 14 312 59 997 55 907 60 880 62 951 合 計 759 25,558 1,011 31,902 971 28,090 814 24,342 1,011 29,823 資 料 : 中 央 公 民 館 嘉 手 納 町 中 央 公 民 館 各 種 団 体 利 用 状 況 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 利 用 区 分 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 社 会 教 育 関 係 298 4,833 463 6,652 366 53,291 381 4,959 339 4,668 町 役 場 関 係 66 3,900 108 4,740 70 3,221 72 3,571 157 6,719 結 婚 披 露 宴 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 そ の 他 の 宴 会 17 2,570 24 3,389 18 3,510 17 2,710 18 8,809 学 校 関 係 2 293 10 699 6 570 12 1,511 18 1,495 そ の 他 官 庁 関 係 11 1,432 5 428 6 730 1 180 3 430 そ の 他 79 6,955 111 75,027 162 11,111 130 10,772 167 11,023 合 計 473 19,983 721 90,935 628 72,433 613 23,703 702 33,144 資 料 : 中 央 公 民 館 講 座 教 室 等 の 開 設 状 況 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 項 目 回 数 受 講 者 数 回 数 受 講 者 数 回 数 受 講 者 数 回 数 受 講 者 数 回 数 受 講 者 数 社 会 教 育 講 座 16 151 8 83 10 144 8 105 0 0 芸 術 文 化 講 座 33 400 29 402 28 386 22 340 48 689 健 康 講 座 24 408 28 484 26 517 24 402 37 648 生 活 趣 味 講 座 37 605 33 567 35 619 25 268 29 430 幼 児 児 童 教 室 4 42 6 128 4 104 3 46 4 98 公 民 館 ま つ り 0 0 1 300 0 0 0 0 0 0 合 計 114 1,606 105 1,964 103 1,770 82 1,161 118 1,865 資 料 : 中 央 公 民 館 中 央 公 民 館 まつり 展 示 部 門 中 央 公 民 館 まつり( 親 子 読 書 サークル かでな ) 57
基 本 方 針 1 生 涯 学 習 活 動 の 活 性 化 と 施 設 利 用 の 促 進 を 図 るため 多 様 な 生 涯 学 習 講 座 やイベントの 開 催 を 推 進 する 等 いつでも どこでも だれもが 自 由 に 学 べる 生 涯 学 習 活 動 の 充 実 振 興 に 努 めます 2 町 民 が 自 主 的 な 活 動 に 取 り 組 めるよう 各 種 団 体 の 育 成 支 援 に 努 めるとともに 団 体 間 の 連 携 強 化 を 図 ります 3 生 涯 学 習 の 充 実 や 振 興 を 図 るため 学 習 活 動 に 関 わる 人 材 の 育 成 確 保 に 努 めるととも に 生 涯 学 習 環 境 を 充 実 します 施 策 の 展 開 1 生 涯 学 習 活 動 の 充 実 振 興 学 習 活 動 の 充 実 を 図 るともに 子 どもから 高 齢 者 まで 幅 広 い 年 齢 層 を 対 象 に 講 座 内 容 や 情 報 提 供 の 仕 方 等 の 創 意 工 夫 を 図 り 町 民 ニーズに 応 じた 学 習 内 容 に 努 めます 学 習 情 報 の 活 用 が 円 滑 に 行 えるよう 広 報 誌 やホームページ チラシ 等 を 活 用 した 情 報 提 供 の 充 実 に 努 めます 町 民 の 学 習 活 動 振 興 及 び 意 欲 促 進 のためにかでなっ 子 フェスティバルや 公 民 館 まつり 等 学 習 成 果 を 生 かせる 場 の 創 出 を 図 ります 知 の 情 報 拠 点 として 図 書 館 の 機 能 とサービスを 向 上 するとともに ブックスタート 事 業 の 推 進 や 館 内 行 事 の 充 実 を 図 るなど 町 民 の 読 書 普 及 と 学 習 活 動 の 振 興 を 図 ります 2 各 種 団 体 の 育 成 支 援 町 民 の 自 主 的 な 学 習 活 動 を 推 進 するため 社 会 教 育 団 体 や 社 会 教 育 学 級 等 の 活 動 を 育 成 支 援 します サークル 活 動 を 通 したボランティア 活 動 の 充 実 と 活 性 化 に 努 めます 情 報 交 換 や 意 見 交 換 の 場 を 設 定 する 等 各 種 団 体 間 の 連 携 強 化 を 促 進 します 3 生 涯 学 習 を 支 える 環 境 づくり 地 域 に 根 ざした 学 習 活 動 を 展 開 するために 地 域 人 材 の 発 掘 とリーダーの 養 成 や 交 流 を 推 進 します 地 域 各 種 団 体 行 政 等 の 協 力 連 携 のもと 県 の 人 材 バンクを 活 用 しながら 生 涯 学 習 データバンク( 平 成 5 年 人 材 バンク)を 検 証 するとともに 募 集 や 登 録 等 を 工 夫 した 人 材 バンクを 検 討 します 生 涯 学 習 の 充 実 を 図 るため 社 会 教 育 施 設 の 充 実 に 努 めます 58
未 来 へはばたく 情 操 豊 かな 人 材 と 交 流 を 育 むまちづくり 3. 心 と 体 を 育 むスポーツ レクリエーションの 振 興 現 状 と 課 題 町 民 の 健 康 志 向 や 高 齢 者 の 生 きがいづくり 等 の 観 点 から スポーツ レクリエーション の 意 義 が 再 認 識 されています また 全 国 的 に 肥 満 や 生 活 習 慣 病 の 増 加 が 問 題 となってお り その 大 きな 要 因 の 一 つに 運 動 不 足 等 があげられることから スポーツに 対 する 町 民 の 関 心 や 期 待 が 高 まっています 本 町 においても 生 涯 スポーツ 社 会 の 実 現 を 目 指 して 地 域 社 会 及 び 関 係 団 体 と 連 携 し ながら 各 種 スポーツ レクリエーション 活 動 の 振 興 を 推 進 してきました 町 民 へのスポーツの 普 及 と 指 導 を 担 うスポーツ 推 進 委 員 とスポーツ 指 導 者 は レクリエ ーションの 実 施 や 研 修 によるニュースポーツの 習 得 や 地 域 の 子 どもたちへのスポーツ 指 導 等 町 民 の 健 康 維 持 増 進 等 に 大 きな 役 割 を 果 たしてきました 今 後 とも スポーツ レ クリエーション 活 動 の 裾 野 を 広 げていくため スポーツ 推 進 委 員 等 の 確 保 を 図 るとともに スポーツ 推 進 委 員 等 の 資 質 の 向 上 に 努 める 必 要 があります また 身 近 な 運 動 であるウォーキング 大 会 や 町 内 団 体 で 構 成 する 実 行 委 員 会 を 中 心 とし た 町 民 スポレク 大 会 を 実 施 し 子 どもから 高 齢 者 まで 幅 広 い 年 齢 層 が 参 加 しています 今 後 とも 町 内 の 関 係 機 関 等 と 連 携 協 力 した 取 り 組 みが 必 要 です 本 町 には 平 成 20 年 5 月 にロータリープラザに 併 設 された 嘉 手 納 町 健 康 増 進 センター をはじめ 嘉 手 納 町 スポーツドーム 野 球 場 陸 上 競 技 場 体 育 館 等 の 施 設 があります 新 設 した 嘉 手 納 町 健 康 増 進 センターは 温 水 プール 等 が 整 備 され 高 齢 者 をはじめとする 町 民 の 健 康 保 持 増 進 に 努 めています また 町 民 の 誰 もが 気 軽 に 利 用 できるよう 指 定 管 理 者 との 連 携 により 柔 軟 な 運 営 に 努 めております 加 えて 老 朽 化 している 施 設 について は 施 設 整 備 の 充 実 を 図 る 必 要 があります ウォーキング 大 会 59
スポーツ 教 室 等 の 開 設 状 況 ス ポ ー 資 料 : 社 会 教 育 課 ( 人 数 回 数 ) 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 23 (7 回 ) 20 (7 回 ) 31 (7 回 ) 22 (9 回 ) 23 (9 回 ) 7 (7 回 ) 14 (7 回 ) 13 (6 回 ) ツ アクアサイズ 教 室 18 (7 回 ) 14 (7 回 ) 26 (7 回 ) 15 (9 回 ) 26 (8 回 ) 教 ゴルフ 教 室 19 (7 回 ) 14 (7 回 ) 29 (7 回 ) 13 (8 回 ) 21 (9 回 ) 室 少 年 野 球 教 室 100 100 100 100 100 ス ポ ー ツ 大 会 バトミントン 教 室 ボウリング 教 室 合 計 1,765 934 1,593 廃 止 大 会 に 変 更 廃 止 大 会 に 変 更 職 域 親 善 ソフトボール 大 会 413 380 268 323 336 職 域 親 善 ターゲットバードゴルフ 大 会 98 町 民 スポーツレクリエーション 大 会 871-56 48 中 止 各 区 対 抗 婦 人 ソフトバレーボール 大 会 56 80 - 職 域 親 善 ボウリング 大 会 - - - 800-800 - - 町 民 新 春 マラソン 大 会 160 256 278 330 491 60 863 76 90 1,963 平 成 24 年 度 社 会 体 育 施 設 利 用 状 況 総 合 運 動 場 ソフトボール 場 テニス 場 兼 久 体 育 館 野 球 場 陸 上 競 技 場 スポーツドーム 多 目 的 広 場 合 計 月 件 人 数 件 人 数 件 人 数 件 人 数 件 人 数 件 人 数 件 人 数 件 人 数 件 人 数 4 月 13 578 8 379 108 788 108 851 26 2,272 7 1,070 53 4,101 1 51 324 10,090 5 月 37 3,234 16 1,346 144 1,709 127 1,889 27 866 8 1,461 42 4,326 0 0 401 14,831 6 月 19 131 8 907 109 449 100 530 26 1,850 8 1,880 64 6,334 0 0 334 12,081 7 月 33 1,971 16 915 150 2,323 107 828 39 2,585 9 1,750 49 5,713 1 600 404 16,685 8 月 26 1,445 5 790 170 1,528 133 853 29 1,550 8 1,628 64 4,360 0 0 435 12,154 9 月 17 210 9 209 115 942 77 567 27 1,050 17 2,902 34 4,057 0 0 296 9,937 10 月 17 1,117 13 805 117 1,404 65 1,012 42 1,406 9 2,817 53 9,404 1 60 317 18,025 11 月 19 1,913 11 1,049 119 1,259 128 1,231 30 1,873 11 5,718 56 5,547 0 0 374 18,590 12 月 20 2,387 5 1,152 167 1,510 114 1,373 8 1,008 5 1,860 56 4,163 2 1,349 377 14,802 1 月 19 1,445 9 791 149 1,605 147 1,482 2 69 4 776 41 3,659 0 0 371 9,827 2 月 10 1,414 9 703 143 1,318 126 1,748 1 900 1 1,278 27 3,270 0 0 317 10,631 3 月 8 492 10 1,221 219 2,484 130 1,872 23 2,020 12 1,318 55 3,844 0 0 457 13,251 合 計 238 16,337 119 10,267 1,710 17,319 1,362 14,236 280 17,449 99 24,458 594 58,778 5 2,060 4,407 160,904 資 料 : 社 会 教 育 課 町 民 スポレク 大 会 豊 田 自 動 織 機 ソフトボール 部 のソフトボール 教 室 60
基 本 方 針 1 町 民 の 誰 もが いつでも どこでも いつまでもスポーツに 親 しむことができる 生 涯 ス ポーツ 社 会 の 実 現 を 目 指 すため スポーツ レクリエーション 活 動 の 普 及 推 進 に 取 り 組 みます 2 既 存 のスポーツ レクリエーション 施 設 の 充 実 及 び 利 便 性 の 向 上 に 努 めるとともに よ り 身 近 な 地 域 でスポーツ レクリエーション 活 動 に 取 り 組 めるよう 学 校 等 の 公 共 施 設 の 活 用 による 場 の 確 保 に 努 めます 3 町 民 一 人 ひとりが 生 涯 にわたって 気 軽 にスポーツ レクリエーションに 参 加 できるよう スポーツ 指 導 者 の 育 成 確 保 に 努 める 等 生 涯 スポーツの 推 進 体 制 を 強 化 します 施 策 の 展 開 1スポーツ レクリエーションの 普 及 推 進 町 民 スポレク 大 会 をはじめ 町 民 ニーズに 応 じた 各 年 代 が 参 加 できる 各 種 スポーツ 大 会 の 開 催 に 努 めます また スポーツを 通 じて 青 少 年 の 体 と 心 を 育 む スポーツ 少 年 団 の 活 動 を 推 進 します 町 民 の 生 きがいづくりにつながるよう 誰 もが 気 軽 に 楽 しめるニュースポーツの 導 入 周 知 機 会 創 出 に 努 めます 町 民 一 人 ひとりが 気 軽 に 生 涯 スポーツに 取 り 組 めるよう 町 民 ニーズを 把 握 しながら 各 種 スポーツ 教 室 講 演 会 等 の 充 実 に 努 めます スポーツ レクリエーションの 普 及 推 進 を 促 すため 各 種 スポーツ 団 体 や 本 町 に 訪 れる プロスポーツ 団 体 等 と 連 携 協 力 しながら スポーツ 教 室 や 講 演 会 イベント 等 の 開 催 に 努 めます 生 涯 スポーツの 啓 発 を 図 るとともに 町 民 へのスポーツ 活 動 に 関 する 積 極 的 な 情 報 提 供 を 行 い 生 涯 スポーツの 振 興 を 図 ります 2 身 近 なスポーツ 環 境 の 充 実 体 育 施 設 については 指 定 管 理 者 との 連 携 により 利 用 申 請 の 円 滑 化 や 開 館 日 数 の 充 実 等 の 工 夫 を 継 続 し 町 民 の 利 用 を 促 進 します 61
3 生 涯 スポーツ 推 進 体 制 の 強 化 町 民 の 主 体 的 なスポーツ 活 動 を 振 興 するために 各 種 団 体 サークル 活 動 を 支 援 します 町 体 育 協 会 と 連 携 のもと スポーツ 推 進 委 員 やスポーツ 指 導 者 の 育 成 確 保 に 努 めると ともに スポーツ 団 体 との 連 携 強 化 を 図 ります 町 民 のスポーツ レクリエーション 活 動 の 推 進 にむけて 地 域 や 学 校 企 業 やスポーツ 団 体 行 政 等 との 連 携 協 力 を 進 めます 横 浜 DeNAベイスターズによる 野 球 教 室 町 民 スポレク 大 会 62
未 来 へはばたく 情 操 豊 かな 人 材 と 交 流 を 育 むまちづくり 4. 未 来 への 橋 渡 しとなる 人 材 の 育 成 国 内 外 交 流 の 推 進 現 状 と 課 題 人 材 育 成 本 町 の 教 育 目 標 は 進 取 の 気 象 国 際 性 に 富 み 社 会 に 貢 献 できる 人 材 の 育 成 と 生 涯 学 習 の 振 興 であり 人 材 育 成 の 重 要 性 が 掲 げられています 年 々 学 費 等 が 高 騰 するなか 本 町 の 人 材 育 成 の 貸 与 事 業 は 高 校 生 専 修 学 校 生 及 び 大 学 生 大 学 院 生 に 対 して 保 護 者 負 担 の 軽 減 と 学 業 援 助 を 目 的 に 取 り 組 んでいます また 教 育 文 化 スポーツ 及 び 産 業 の 振 興 発 展 に 資 する 支 援 として 県 代 表 の 大 会 等 に 参 加 す る 町 民 個 人 に 人 材 育 成 会 報 奨 金 の 支 給 をはじめ 青 年 会 婦 人 会 スポーツ 少 年 団 子 ども 育 成 会 等 に 対 して 研 修 会 派 遣 等 の 助 成 事 業 を 推 進 しています さらに 平 成 25 年 度 に はハワイ 短 期 留 学 派 遣 事 業 を 行 い 国 際 的 な 視 野 を 持 つことができる 人 材 の 育 成 を 図 って います 近 年 厳 しい 行 財 政 のなか 既 存 基 金 の 運 用 をはじめ 貸 与 金 の 見 直 しや 償 還 率 の 向 上 等 財 源 確 保 に 努 めながら 人 材 育 成 を 推 進 していく 必 要 があります 全 国 で 唯 一 町 立 の 嘉 手 納 外 語 塾 は 平 成 10 年 5 月 に 設 立 し 平 成 25 年 で 15 年 目 を 迎 えることになりました また 定 着 している 英 語 コンテストは 町 内 外 から 高 い 評 価 を 受 けています さらに 在 学 中 に 英 語 検 定 コンピュータ 検 定 漢 字 検 定 等 の 資 格 取 得 に 取 り 組 んでおり 卒 業 後 は 大 学 進 学 米 国 留 学 就 職 等 につながる 等 着 々と 成 果 をあげてい ます 平 成 24 年 度 から より 具 体 的 に 自 分 の 未 来 像 を 描 くことができるよう 先 輩 と 語 る 会 を 設 け 塾 卒 業 生 との 交 流 の 場 づくりに 取 り 組 んでいます 平 成 20 年 5 月 にロータ リープラザ 内 に 移 転 した 町 立 嘉 手 納 外 語 塾 は 講 義 室 コンピュータ 室 等 が 整 備 され 学 習 環 境 が 整 えられています 今 後 とも 実 践 英 語 やパソコン 教 育 等 のカリキュラムの 充 実 を 図 るとともに 真 の 国 際 人 として また 町 のリーダーとして 活 躍 する 人 材 を 育 成 するこ とが 期 待 されています 嘉 手 納 外 語 塾 キャリア 教 育 講 座 63
国 際 国 内 交 流 国 際 化 社 会 が 進 展 する 中 で 地 域 においても 国 際 化 社 会 への 対 応 が 求 められています 本 町 においては 海 外 移 住 者 子 弟 受 入 事 業 をはじめ 世 界 のウチナーンチュ 大 会 時 の 町 内 交 流 事 業 を 実 施 しています 一 方 国 内 交 流 については 25 年 間 継 続 して 実 施 している 鳥 取 県 大 山 町 の 子 どもたちと の 相 互 訪 問 の 交 流 事 業 等 を 推 進 しています 今 後 とも 他 地 域 との 交 流 をより 一 層 推 進 していくなかで 人 間 力 豊 かで 広 い 視 野 を もつ 人 材 の 育 成 を 図 るとともに 本 町 の 活 性 化 やまちづくりに 結 びつけていくことが 重 要 です 人 材 育 成 貸 与 事 業 実 績 単 位 : 人 大 学 専 修 学 校 高 校 県 外 県 内 県 外 県 内 県 内 合 計 平 成 20 年 度 14 14 2 5 1 36 平 成 21 年 度 12 12 1 9 2 36 平 成 22 年 度 12 16 2 9 0 39 平 成 23 年 度 12 17 1 4 1 35 平 成 24 年 度 16 18 1 9 2 46 資 料 : 社 会 教 育 課 基 本 方 針 1 時 代 を 担 い 地 域 社 会 の 発 展 に 寄 与 する 優 れた 人 材 を 育 成 するため 人 材 育 成 事 業 を 積 極 的 に 推 進 するとともに 町 立 嘉 手 納 外 語 塾 の 充 実 を 図 ります 2 多 様 化 国 際 化 する 現 代 社 会 に 対 応 できる 人 材 育 成 を 図 るため 国 際 国 内 交 流 事 業 を 推 進 します 64
施 策 の 展 開 1 人 材 育 成 事 業 の 充 実 人 材 育 成 貸 付 事 業 の 活 用 促 進 を 図 ります また 奨 学 金 等 の 償 還 率 の 向 上 を 図 るため 貸 付 金 額 の 見 直 しや 長 期 滞 納 者 への 償 還 請 求 の 厳 格 化 等 を 検 討 し 貸 付 事 業 の 充 実 に 努 めます 青 年 会 婦 人 会 スポーツ 少 年 団 子 ども 会 育 成 会 等 の 研 修 会 派 遣 の 助 成 といった 人 材 育 成 事 業 を 推 進 します ハワイ 短 期 留 学 派 遣 事 業 の 継 続 実 施 により 国 際 的 な 視 野 を 持 つことができる 人 材 の 育 成 を 推 進 します 町 立 嘉 手 納 外 語 塾 の 充 実 を 図 るため 英 語 教 育 に 特 化 したカリキュラムの 充 実 強 化 を 図 るとともに 海 外 短 期 留 学 の 推 進 英 語 コンテスト 等 の 充 実 に 取 り 組 みます 町 立 嘉 手 納 外 語 塾 で 学 べる 機 会 の 充 実 を 図 るため 年 齢 制 限 の 引 き 上 げを 実 施 します また 地 域 への 貢 献 活 動 を 拡 充 します 町 立 嘉 手 納 外 語 塾 の 卒 業 生 との 交 流 を 図 るとともに 卒 業 生 から 構 成 される( 仮 称 ) 嘉 手 納 外 語 塾 同 窓 会 の 組 織 づくりやネットワーク 化 を 支 援 します 2 国 内 外 交 流 事 業 の 推 進 海 外 移 住 者 子 弟 受 入 事 業 等 国 際 交 流 事 業 を 推 進 します 世 界 のウチナーンチュ 大 会 時 の 町 内 交 流 事 業 をはじめ エイサーを 通 しての 国 内 外 交 流 等 産 業 文 化 スポーツ 等 の 交 流 事 業 を 推 進 します 町 立 学 校 と 基 地 内 の 学 校 の 交 流 について 継 続 実 施 及 び 充 実 に 努 めます また 町 内 在 住 外 国 人 との 交 流 機 会 の 創 出 に 努 めます 未 来 を 担 う 子 どもたちのリーダー 育 成 を 図 るため 鳥 取 県 大 山 町 等 との 児 童 交 流 事 業 を 推 進 します 交 流 地 域 の 異 文 化 等 の 相 互 理 解 を 深 めていくために 国 際 理 解 教 育 の 推 進 を 図 ります ハワイ 短 期 留 学 派 遣 事 業 嘉 手 納 町 大 山 町 児 童 交 流 65
未 来 へはばたく 情 操 豊 かな 人 材 と 交 流 を 育 むまちづくり 5. 平 和 の 心 を 育 み 伝 える 平 和 行 政 の 推 進 現 状 と 課 題 かつて 琉 球 王 国 は 武 器 を 持 たない 国 として また 平 和 を 愛 する 民 族 として 近 隣 諸 国 等 に 知 られていました 小 さな 島 ながらも 豊 かで 独 自 の 文 化 を 育 んできた 歴 史 があります しかし 国 内 唯 一 の 地 上 戦 となった 沖 縄 戦 では 多 くの 尊 い 生 命 を 失 うとともに 美 し い 自 然 や 貴 重 な 歴 史 文 化 資 源 が 破 壊 されました このような 歴 史 体 験 のなかで 戦 後 か ら 60 年 余 が 経 過 した 現 在 でも 広 大 な 米 軍 基 地 が 存 在 し 住 民 の 生 命 や 財 産 は 米 軍 基 地 から 派 生 する 事 件 事 故 騒 音 に 脅 かされ 続 けています また 国 際 社 会 は テロや 大 量 破 壊 兵 器 の 脅 威 民 族 的 宗 教 的 な 対 立 や 紛 争 など 平 和 を 脅 かす 多 くの 要 因 が 存 在 し 私 た ちが 希 求 する 平 和 とは 程 遠 い 状 況 にあります このような 厳 しい 状 況 を 認 識 するとともに 祖 先 が 築 いてきた 独 自 の 歴 史 や 文 化 によっ て 培 われた 寛 容 の 心 と 万 国 津 梁 の 精 神 を 生 かし 戦 争 を 知 らない 多 くの 世 代 に 悲 惨 な 戦 争 を 風 化 させることなく その 教 訓 を 後 世 に 正 しく 伝 えることが 求 められています 特 に 嘉 手 納 町 の 未 来 を 担 う 子 どもたちに 平 和 教 育 の 一 環 として 米 軍 基 地 を 抱 える 地 域 の 問 題 を 授 業 で 行 うことが 重 要 です 今 後 とも 平 和 祈 念 資 料 館 等 の 参 観 をはじめ 嘉 手 納 平 和 メッセージ 作 品 展 の 開 催 等 を 通 して 生 命 の 尊 厳 や 平 和 の 尊 さ 恒 久 の 平 和 を 希 求 し 世 界 の 平 和 に 貢 献 し 得 る 人 材 を 育 成 することが 求 められています 道 の 駅 かでな 学 習 展 示 室 入 室 者 数 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 入 室 者 数 日 平 均 月 平 均 入 室 者 数 日 平 均 月 平 均 入 室 者 数 日 平 均 月 平 均 入 室 者 数 日 平 均 月 平 均 入 室 者 数 日 平 均 月 平 均 町 内 ( 人 ) 965 2.7 80.4 641 1.8 53.4 650 1.8 54.2 847 2.4 70.6 555 1.5 46.3 町 外 ( 人 ) 13,765 38.2 1,147.1 12,918 35.9 1,076.5 12,944 36.0 1,078.7 11,389 31.6 949.1 9,613 26.7 801.1 県 外 ( 人 ) 183,261 509.1 15,271.8 199,318 553.7 16,609.8 203,043 564.0 16,920.3 200,365 556.6 16,697.1 159,256 442.4 13,271.3 国 外 ( 人 ) 7,674 21.3 639.5 25,246 70.1 2,103.8 32,015 88.9 2,667.9 22,124 61.5 1,843.7 25,007 69.5 2,083.9 人 数 合 計 205,665 571.3 17,138.8 238,123 661.5 19,843.6 248,652 690.7 20,721.0 234,725 652.0 19,560.4 194,431 540.1 16,202.6 バス ( 台 ) 4,905 13.6 408.8 5,746 16.0 478.8 7,052 19.6 587.7 6,445 17.9 537.1 5,721 15.9 476.8 資 料 : 産 業 環 境 課 1: 日 平 均 は 30 日 間 の 平 均 2: 月 平 均 は 合 計 を 1 月 で 割 ったもの 66
基 本 方 針 1 平 和 行 事 の 開 催 を 推 進 し 町 内 外 へ 平 和 の 大 切 さを 発 信 します 2 平 和 教 育 の 一 層 の 充 実 を 図 るため 戦 争 体 験 等 を 通 した 平 和 学 習 を 推 進 します 施 策 の 展 開 1 平 和 行 事 開 催 の 充 実 平 和 教 育 を 浸 透 させるため 関 係 機 関 との 連 携 のもと 平 和 祈 願 祭 の 継 続 実 施 を 図 るとと もに 嘉 手 納 平 和 メッセージ 作 品 展 等 を 開 催 します 県 及 びその 他 の 自 治 体 等 が 開 催 する 関 連 行 事 に 積 極 的 に 参 画 します 2 平 和 学 習 の 推 進 学 校 と 連 携 協 力 のもと 反 戦 平 和 を 啓 発 する 教 材 として 嘉 手 納 基 地 の 歴 史 を 取 り 上 げ 学 校 教 育 等 での 活 用 を 推 進 します 戦 争 体 験 の 講 演 会 や 慰 霊 の 日 前 後 の 平 和 学 習 等 を 推 進 します 平 和 ガイド 育 成 の 養 成 講 座 の 開 設 等 を 検 討 します 平 和 メッセージ 作 品 展 平 和 メッセージ 作 品 展 表 彰 式 67
未 来 へはばたく 情 操 豊 かな 人 材 と 交 流 を 育 むまちづくり 6. 地 域 文 化 の 継 承 発 展 活 用 現 状 と 課 題 心 の 豊 かさを 実 感 するまちづくりにおいては 芸 術 文 化 活 動 は 欠 かせないものです 本 町 においては 平 成 23 年 度 に 創 立 20 周 年 を 迎 えた 文 化 協 会 は 毎 年 文 化 祭 を 開 催 す る 等 地 域 文 化 の 振 興 に 努 めています また 会 員 には 県 指 定 無 形 文 化 財 保 持 者 をはじ め 多 くの 受 賞 者 を 輩 出 しており 広 く 町 民 に 芸 術 文 化 が 定 着 しつつあります また 小 中 学 校 における 三 線 琴 茶 道 等 の 指 導 や 各 自 治 会 におけるエイサー 等 児 童 生 徒 への 取 り 組 みが 着 々と 推 進 されています しかし 文 化 協 会 の 会 員 は 高 齢 化 しており 後 継 者 の 育 成 が 求 められています また 地 域 の 伝 統 芸 能 についても 一 部 の 地 域 ではその 存 続 が 危 ぶまれており 今 後 は 継 承 者 の 育 成 等 地 域 の 伝 統 芸 能 や 地 域 文 化 を 後 世 に 継 承 していく 必 要 があります 文 化 事 業 においては 著 名 人 を 招 いたコンサートを 行 うなど 様 々な 分 野 において 芸 術 文 化 に 親 しむ 機 会 が 創 出 されました また 公 演 の 企 画 運 営 については 町 主 導 による 呼 びかけ 方 式 から 町 民 主 体 による 公 演 が 展 開 されています 今 後 とも このような 町 民 の 自 主 的 な 取 り 組 みによる 芸 術 文 化 活 動 を 促 していくことが 重 要 です 文 化 財 については 約 6,500 年 前 の 爪 形 文 土 器 が 見 つかる 等 考 古 学 的 に 重 要 な 文 化 資 源 があります 先 人 たちから 受 け 継 がれてきた 文 化 資 源 は 有 形 無 形 の 文 化 財 をはじめ 未 指 定 の 文 化 財 等 があります これらの 文 化 資 源 は 地 域 の 歴 史 文 化 や 伝 統 を 知 るかけが えのない 財 産 であることから 適 切 に 保 存 継 承 していく 必 要 があります さらに 地 域 の 文 化 資 源 を 活 用 普 及 する 等 本 町 の 歴 史 文 化 を 活 かしたまちづくりを 促 進 すること も 重 要 です 嘉 手 納 町 文 化 財 一 覧 表 種 別 名 称 資 料 : 民 俗 資 料 室 指 定 の 有 無 所 在 地 種 別 名 称 指 定 の 有 無 平 成 11 年 3 月 現 在 1 工 芸 品 三 線 知 念 大 工 型 県 指 定 字 水 釜 163 奥 間 キミ 子 14 史 跡 水 釜 シ チ ャ ヌ カ ー 町 指 定 字 水 釜 385 2 史 跡 野 国 総 管 の 墓 字 兼 久 485 15 天 然 記 念 物 字 嘉 手 納 拝 所 の 大 ガジュマル 字 嘉 手 納 34 3 野 国 貝 塚 群 字 兼 久 16 嘉 手 納 小 学 校 の 大 デ イ ゴ 字 嘉 手 納 311 4 工 芸 品 三 線 真 壁 型 町 指 定 字 嘉 手 納 496 崎 山 並 富 17 名 勝 屋 良 ム ル チ 未 指 定 字 東 622-2 5 無 形 民 俗 文 化 財 屋 良 の チ ン ク 屋 良 共 栄 会 18 史 跡 天 川 の 池 の 碑 字 嘉 手 納 252-2 6 屋 良 の あ や ぐ 屋 良 共 栄 会 19 無 形 民 俗 文 化 財 野 里 の ス ー マ キ 野 里 共 進 会 7 野 里 の 道 イ リ ク 野 里 共 進 会 20 野 里 の 金 細 工 野 里 共 進 会 8 野 里 棒 野 里 共 進 会 21 野 里 の 松 竹 梅 野 里 共 進 会 9 千 原 エ イ サ ー 千 原 郷 友 会 22 野 里 の 高 平 万 才 野 里 共 進 会 10 野 国 天 川 野 国 郷 友 会 23 屋 良 の 獅 子 舞 屋 良 共 栄 会 11 史 跡 植 樟 之 碑 字 久 得 840 24 屋 良 の 高 平 万 才 屋 良 共 栄 会 12 屋 良 の シ リ ー ガ ー 字 屋 良 750 25 屋 良 の 組 踊 り 屋 良 共 栄 会 13 屋 良 の メ ー ガ ー 字 屋 良 103 所 在 地 嘉 手 納 町 の 文 化 財 一 覧 表 より 一 部 抜 粋 68
基 本 方 針 1 地 域 文 化 の 振 興 を 図 るため 優 れた 芸 術 文 化 に 触 れる 機 会 や 発 表 の 場 を 増 やすとともに 町 民 主 体 による 文 化 活 動 の 取 り 組 み 等 を 推 進 します 2 貴 重 な 文 化 資 源 を 後 世 に 残 すため 文 化 財 の 調 査 を 進 めるとともに 歴 史 的 文 化 的 に 重 要 な 文 化 財 の 保 存 継 承 を 図 ります 3 歴 史 文 化 の 薫 り 高 いまちを 創 造 するため 地 域 の 文 化 資 源 の 活 用 と 普 及 に 努 め 歴 史 文 化 を 活 かしたまちづくりを 進 めます 4 郷 土 への 深 い 理 解 と 愛 情 を 養 うため 町 史 編 纂 事 業 を 推 進 します 5 町 民 の 誰 もが 歴 史 民 俗 産 業 等 を 学 べる 拠 点 施 設 の 整 備 をはじめ 町 民 ニーズに 応 じ た 文 化 施 設 の 充 実 に 努 めます 施 策 の 展 開 1 文 化 活 動 の 充 実 文 化 活 動 の 拠 点 であるかでな 文 化 センターの 利 用 促 進 を 図 るともに 音 楽 や 美 術 工 芸 等 の 優 れた 芸 術 の 鑑 賞 機 会 の 充 実 に 努 めます 町 民 や 子 どもたち 等 との 協 働 参 画 型 による 芸 術 文 化 活 動 の 取 り 組 みを 促 進 します 町 民 ニーズに 応 じた 各 種 発 表 会 や 文 化 イベントの 開 催 充 実 に 努 めます 芸 術 文 化 活 動 を 行 う 各 種 団 体 サークル 活 動 の 育 成 支 援 に 努 めます 嘉 手 納 町 文 化 協 会 の 活 動 を 推 進 するとともに その 後 継 者 の 育 成 につながるよう 地 域 や 学 校 等 での 取 り 組 みを 促 進 します 2 文 化 財 等 の 調 査 及 び 保 存 活 用 未 指 定 文 化 財 等 の 記 録 資 料 収 集 等 の 調 査 活 動 を 推 進 します 歴 史 的 に 貴 重 な 場 所 跡 地 等 の 有 形 文 化 財 の 保 全 修 景 や 周 辺 環 境 に 配 慮 した 囲 い 標 柱 説 明 板 等 の 整 備 を 推 進 します 地 域 の 文 化 資 源 が 最 大 限 に 活 かせるよう 町 内 の 歴 史 を 案 内 する 歴 史 ガイドの 養 成 や 文 化 財 マップ 等 の 情 報 発 信 の 充 実 に 努 めます 本 町 の 文 化 歴 史 民 俗 戦 跡 等 に 関 する 学 習 の 機 会 を 充 実 させ 歴 史 文 化 への 理 解 を 深 めるとともに 歴 史 文 化 を 活 かしたまちづくりを 促 進 します 69
3 伝 統 芸 能 等 の 継 承 文 化 財 保 存 団 体 や 青 年 会 等 を 中 心 に 伝 統 芸 能 等 に 触 れる 機 会 の 充 実 に 努 めるとともに その 継 承 を 促 進 します 伝 統 芸 能 等 の 継 承 者 育 成 を 促 進 します 4 町 史 編 纂 事 業 の 推 進 戦 後 関 連 資 料 及 び 自 然 考 古 資 料 を 収 集 整 理 します 町 史 の 普 及 をはじめ 収 集 した 資 料 の 活 用 を 図 ります 5 活 動 拠 点 の 整 備 充 実 文 化 センター 等 の 文 化 施 設 の 充 実 に 努 めます 町 の 歴 史 や 民 俗 に 関 する 資 料 及 び 野 國 總 管 関 係 資 料 等 の 収 集 を 推 進 します また 野 國 總 管 顕 彰 館 民 俗 資 料 室 沖 縄 県 立 農 林 学 校 同 窓 会 資 料 館 を 併 設 した 施 設 の 整 備 を 促 進 します 池 上 彰 氏 講 演 会 ( 嘉 手 納 中 学 校 の 生 徒 達 ) 嘉 手 納 町 文 化 祭 ( 古 典 音 楽 斉 唱 ) 70