平 成 28 年 5 月 クドア 食 中 毒 検 査 用 試 薬 のご 案 内 日 本 では 2011 年 にクドア セプテンプンクタータによる 食 中 毒 が 報 道 されて 以 降 ヒラメの 刺 身 等 を 提 供 しないレストランや 量 販 店 が 増 加 して ヒラメの 消 費 回 復 に 対 策 が 待 たれているところです 日 本 国 内 の 養 殖 ヒラメはクドア 防 除 対 策 がなされ 食 中 毒 発 生 防 止 に 効 果 が 出 ていますが 韓 国 産 輸 入 ヒラメや 国 産 天 然 ヒラメは 現 在 も 食 中 毒 発 生 源 となっています これまでも 顕 微 鏡 やPCR 法 で 検 査 がされてきましたが この 度 アーク リソース ( 株 )から 厚 生 労 働 省 通 知 法 記 載 ( 食 生 監 発 0427 第 3 号 )のクドア 食 中 毒 を 簡 便 迅 速 に 検 査 できる 試 験 キットが 発 売 されたのでご 案 内 します [ 資 料 ] 販 売 代 理 店 太 平 洋 貿 易 株 式 会 社 812-0018 福 岡 市 博 多 区 住 吉 2-11-11 PTC ビル TEL 092-283-5003 フリータ イヤル 0120-39-3138 < 動 画 http://www.pacific-trading.co.jp/ > 寄 生 虫 評 価 書 ヒラメのクドア セプテンプンクタータ 内 閣 府 食 品 安 全 委 員 会 2015 年 11 月 2013 年 2014 年 のクドア 食 中 毒 発 生 事 例 64 件 のヒラメ 産 地 調 査 結 果 韓 国 産 輸 入 ヒラメ 44 件 (77%) 国 産 天 然 ヒラメ 10 件 (18%) 国 産 養 殖 ヒラメ 1 件 (2%) 産 地 不 明 非 公 表 9 件 (12%) 食 中 毒 統 計 調 査 結 果 厚 生 労 働 省 ヒラメを 原 因 とした 食 中 毒 発 生 事 例 (2013 年 以 降 クドア セプテンプンクタータ 原 因 ) 発 生 数 患 者 数 2010 年 1 件 113 人 2011 年 37 件 542 人 2012 年 41 件 428 人 2013 年 21 件 244 人 2014 年 43 件 429 人 2015 年 17 件 169 人
ARK Checker IC Kudoa septempunctata ~ 食 中 毒 検 査 を 目 的 としたクドア セプテンプンクタータのスクリーニング 検 査 用 試 薬 ~ クドア 食 中 毒 検 査 が 簡 便 迅 速 になりました!! 製 品 名 厚 生 労 働 省 通 知 法 記 載 の 試 験 キット( 生 食 監 発 0427 第 3 号 ) イムノクロマト 法 により 煩 雑 な 操 作 は 不 要 目 視 検 査 ( 測 定 するための 高 価 な 検 出 機 器 が 不 要 ) 迅 速 検 査 (サンプル 調 整 から 判 定 まで 20 分 以 下 / 検 体 ) 本 製 品 は 食 中 毒 検 査 用 の 研 究 用 試 薬 です ARK Checker IC Kudoa septempunctata M 製 品 構 成 イムノクロマト 試 薬 バイオマッシャ ( 検 体 懸 濁 液 入 り) フィルターキャップ 製 品 価 格 <10テスト 入 /キット> 製 品 は 冷 蔵 保 管 となっております フィルターキャップ イムノクロマト 試 薬 キット 内 容 一 式 バイオマッシャー ( 検 体 懸 濁 液 入 り) 商 品 コード : KS-001 定 価 28,000 ( 税 別 ) 別 途 送 料 ( 1,500( 税 別 ))が 必 要 となります 2キット 以 上 ご 注 文 頂 いた 場 合 送 料 は 弊 社 が 負 担 致 します < 判 定 例 > 製 品 特 徴 ヒラメ 食 中 毒 の 原 因 の1つである クドア セプテンプン クタータを 検 査 するためのスクリーニング 用 検 査 試 薬 少 量 (10~20mg 程 度 )のサンプルで 検 査 可 能 ホモジナイズ 用 バイオマッシャーでヒラメ 肉 の 処 理 が 簡 便 本 キットの 検 出 感 度 は ヒラメ 肉 1gあたりクドア 胞 子 数 が1 10 5 個 以 上 特 許 出 願 中 : 特 願 2016-69484 陰 性 陽 性 Kudoa septempunctata アーク リソース 株 式 会 社 お 問 い 合 わせ 先 TEL(0964)46-3773 FAX(0964)46-3743 http://www.ark-resource.co.jp 販 売 代 理 店 太 平 洋 貿 易 株 式 会 社 812-0018 福 岡 市 博 多 区 住 吉 2-11-11 PTCビル3F Tel:092-283-5003 Fax:092-283-5004 http://www.pacific-trading.co.jp
2016 年 5 月 作 成 ( 第 2 版 ) 概 要 ARK Checker IC Kudoa septempunctata M ~ 食 中 毒 検 査 を 目 的 としたクドア セプテンプンクタータのスクリーニング 検 査 用 試 薬 ~ 本 検 査 キットは イムノクロマト 法 を 用 いて クドア セプテンプンクタータ を 検 出 することを 目 的 としたスクリーニング 用 検 査 試 薬 です クドア セプテンプンクタータ は ヒラメの 筋 肉 に 寄 生 する 粘 液 胞 子 虫 であり ヒラメ 食 中 毒 ( 一 過 性 の 嘔 吐 下 痢 など)の 原 因 の1つとされています 本 検 査 キットを 用 いることで 食 中 毒 検 査 を 目 的 としてヒラメ 肉 より クドア セプテンプンクタータ を 簡 便 迅 速 に 検 査 するこ とが 可 能 となります 厚 生 労 働 省 通 知 の 食 安 発 0607 第 7 号 にて ヒラメ 筋 肉 1gあたりのクドアの 胞 子 数 が1.0 10 6 個 を 超 えることが 確 認 された 場 合 食 品 衛 生 法 第 6 条 に 違 反 するものとして 取 り 扱 うことと 定 められております 厚 生 労 働 省 通 知 の 生 食 監 発 0427 第 3 号 に 記 載 されている 製 品 です 特 許 出 願 中 : 特 願 2016-69484 の 製 品 です 特 徴 1. 煩 雑 な 操 作 は 不 要 サンプル 処 理 は バイオマッシャーのみの 簡 単 操 作 です 処 理 したサンプル 溶 液 をイムノクロマト 試 薬 に 滴 下 するだけで 簡 便 に 検 査 することが 可 能 です 2. 目 視 検 査 測 定 するための 特 別 な 検 出 機 器 は 必 要 ありません 結 果 は 目 視 で 判 定 可 能 です 3. 迅 速 検 査 サンプル 処 理 を 含 めた 検 査 時 間 は 20 分 程 度 と 迅 速 に 検 査 可 能 です キット 内 容 < 包 装 単 位 :10テスト 入 /キット> イムノクロマト 試 薬 バイオマッシャ ( 検 体 懸 濁 液 入 り) フィルターキャップ 仕 様 書 10テスト 10 本 10 個 1 部 ( 本 紙 ) フィルターキャップ バイオマッシャー ( 検 体 懸 濁 液 入 り) 本 キット 以 外 に 必 要 な 器 具 など マイクロ 電 子 天 秤 等 (ヒラメ 肉 計 測 用 ) ピンセット ハサミ 使 い 捨 て 針 等 (ヒラメ 肉 採 取 用 ) イムノクロマト 試 薬 <キット 内 容 一 式 > 試 験 方 法 1. 試 験 検 体 の 準 備 1) ヒラメ 肉 を 10~20mg 程 度 採 取 する 2) 採 取 したヒラメ 肉 を 検 体 懸 濁 液 が 含 まれているバイオマッシャーの 中 に 入 れる 3) 親 指 と 人 差 し 指 でチューブを 揉 み サンプルを 十 分 にすり 潰 した 後 転 倒 混 和 等 でまんべんなく 混 合 する 4) バイオマッシャーのキャップを フィルターキャップへ 付 け 替 える 2.イムノクロマト 試 験 必 ず 室 温 に 戻 してご 使 用 下 さい 1) 試 料 滴 下 部 位 に 検 体 を3 滴 滴 下 ( 約 100µl)する 2) 15 分 静 置 する 3) 目 視 により 判 定 を 行 う( 結 果 判 定 参 照 ) <イムノクロマト 試 薬 の 各 部 名 称 > 試 料 滴 下 部 位 テストライン(T) コントロールライン(C) 判 定 部 位 1
2016 年 5 月 作 成 ( 第 2 版 ) 結 果 判 定 必 ず 試 料 滴 下 (イムノクロマト 試 験 )15 分 後 に 判 定 して 下 さい < 判 定 図 > < 陽 性 の 場 合 > テストライン(T) 出 現 位 置 に1 本 コントロールライン(C) 出 現 位 置 に1 本 計 2 本 の 赤 紫 色 の ラインが 観 察 される < 陰 性 の 場 合 > テストライン(T) 出 現 位 置 に 赤 紫 色 のラインが 認 められず コントロールライン(C) 出 現 位 置 に1 本 のみ 赤 紫 色 のラインが 観 察 される < 再 試 験 の 場 合 > コントロールライン(C) 出 現 位 置 に 赤 紫 色 のラインが 認 められない 全 ての 場 合 陽 性 陰 性 再 試 験 T C T C T C 検 出 感 度 本 仕 様 書 で 定 められた 使 用 方 法 で 検 査 した 場 合 ヒラメ 肉 1gあたりクドアの 胞 子 数 が1 10 5 個 以 上 交 差 反 応 性 試 験 クドア 種 保 管 方 法 冷 蔵 保 管 (2~8 ) 反 応 性 K. septempunctata + K. thyrsites - K. lateolabracis - K. yasunagai + 使 用 期 限 箱 及 び アルミ 袋 に 使 用 期 限 を 表 示 しております 使 用 上 の 注 意 1. 本 キットは 本 仕 様 書 で 定 められた 使 用 方 法 判 定 時 間 保 管 方 法 を 厳 守 して 下 さい 2. 本 キットは クドア セプテンプンクタータ 食 中 毒 を 検 査 するための 研 究 用 試 薬 です その 他 の 目 的 には 使 用 できません 3. 本 キットは 顕 微 鏡 検 査 を 補 助 するための スクリーニング 用 検 査 試 薬 です 確 定 検 査 には 使 用 できません 4. 本 キットは 1テストでヒラメ1 尾 を 検 査 対 象 としています 1テストで 複 数 尾 を 検 査 しないで 下 さい 5. 採 取 したヒラメ 肉 にクドアが 偏 在 していた 場 合 ヒラメ 肉 1gあたりクドアの 胞 子 数 が1 10 5 個 以 下 でも 検 出 される 可 能 性 があります 6. ヒラメ 肉 採 取 具 としては メス ハサミのように 器 具 に 付 着 した 組 織 がアルコール 綿 のようなもので 簡 単 に 除 去 ができる 器 具 もしくは 使 い 捨 ての 針 (12Gもしくは14G)を 使 用 して 下 さい 7. 1 尾 のヒラメから 針 を 使 用 して 肉 を 採 取 する 場 合 は 2 箇 所 以 上 に 針 を 刺 すことを 推 奨 しております 8. 偽 陽 性 の 原 因 となるため 検 体 を 採 取 する 器 具 の 使 いまわしは 避 けて 下 さい 9. 偽 陽 性 の 原 因 となるため 検 体 採 取 時 のヒラメ 血 液 の 混 入 には 十 分 にご 注 意 下 さい 10. イムノクロマト 試 薬 は 必 ず 室 温 に 戻 してご 使 用 下 さい 11. イムノクロマト 試 薬 は 性 能 低 下 を 防 ぐため 湿 気 直 射 日 光 熱 を 避 けてください 12. 本 キットの 廃 棄 方 法 は 国 または 地 方 自 治 体 の 条 例 に 従 って 下 さい 13. 本 キットの 仕 様 等 に 関 しては 予 告 なく 変 更 になる 場 合 があります 参 考 文 献 1. Ohnishi T: Inter-laboratory study to validate new rapid screening methods for Kudoa septempunctata. Biocontrol Science, in press (2016) アーク リソース 株 式 会 社 http://www.ark-resource.co.jp 上 記 商 品 に 関 するお 問 い 合 わせは 事 業 推 進 室 : 児 玉 (コダマ)までご 連 絡 下 さい 861-4401 熊 本 県 下 益 城 郡 美 里 町 大 沢 水 456 TEL(0964)46-3773 FAX(0964)46-3743 Email : kodama@ark-resource.co.jp 2