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Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

再 生 可 能 エネルギー 等 導 入 推 進 基 金 事 業 計 画 書 ( 各 年 度 計 画 書 ) ( 事 業 計 画 の 概 要 ) 計 画 の 名 称 京 都 府 地 球 温 暖 化 対 策 等 推 進 基 金 計 画 の 期 間 交 付 対 象 京 都 府 府 内 市 町 村 民 間

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1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可


●電力自由化推進法案

スライド 1

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

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m07 北見工業大学 様式①

平成24年度 業務概況書

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

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Microsoft Word )40期決算公開用.doc

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

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第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

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平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

第4回税制調査会 総4-1

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

弁護士報酬規定(抜粋)

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文化政策情報システムの運用等

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

財政再計算結果_色変更.indd

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

PowerPoint プレゼンテーション

16 日本学生支援機構

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

しかし 主 に 欧 州 の 一 部 の 回 答 者 は 受 託 責 任 について 資 源 配 分 の 意 思 決 定 の 有 用 性 とは 独 立 の 財 務 報 告 の 目 的 とすべきであると 回 答 した 本 ED に 対 する ASBJ のコメント レターにおける 意 見 経 営 者 の 受

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

スライド 1

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容



(Microsoft Word - \220\340\226\276\217\221.doc)

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

スライド 1

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

平 成 27 年 度 第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 の 運 用 資 産 額 は 2 兆 4,339 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +2.05%となりました 実 現 収 益 率 は +1.19%です

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

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資料6 国の行政機関等における法曹有資格者の採用状況についての調査結果報告(平成27年10月実施分)(法務省提出資料)

. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

18 国立高等専門学校機構

スライド タイトルなし

定款

公表表紙

所令要綱

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目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

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スライド 1

連結計算書

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

説 明 内 容 料 金 の 算 定 期 間 と 請 求 の 単 位 について 分 散 検 針 制 日 程 等 別 料 金 料 金 の 算 定 期 間 と 支 払 義 務 発 生 日 日 程 等 別 料 金 の 請 求 スケジュール 料 金 のお 支 払 い 方 法 その 他 各 種 料 金 支 払

学校教育法施行令・施行規則等の改正について

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

Taro-官報原稿(佐賀病院)

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

Transcription:

Contents 1. はじめに...2 2. 電 源 構 成...2 3. 2030 年 の 新 設 発 電 所 の 発 電 コスト...5 4. 電 力 需 要 見 通 し...7 5. 結 論...7 APPENDICES...9 2030 年 の 日 本 の 電 源 構 成 見 通 し:より 多 くのガスと 太 陽 光 発 電 の 導 入 は 可 能 2015 年 6 月 1 日 日 本 政 府 は 長 期 エネルギー 需 給 見 通 し( 案 )を 公 開 した 政 府 案 とブルームバーグ ニュー エナジー ファイナンスが 分 析 した 長 期 予 測 の 間 には 複 数 の 重 要 な 違 いがある 弊 社 は 再 生 可 能 エネルギーとガス 火 力 発 電 の 果 たす 役 割 はより 大 きく 逆 に 原 子 力 発 電 と 石 炭 火 力 の 役 割 はより 小 さくなると 考 えている 本 レポートは 両 者 の 差 異 とその 背 景 にある 理 由 につ いて 詳 しく 述 べている 原 子 力 : 日 本 政 府 は 2030 年 の 電 力 供 給 量 のうち 原 子 力 発 電 が 占 める 割 合 を 20%から 22%(213-234TWh)と 予 測 している そのためには 少 なくとも 38GW の 発 電 容 量 が 必 要 に なるであろう 弊 社 の 分 析 によれば 最 も 楽 観 的 なシナリオでさえ 2030 年 に 運 転 可 能 な 発 電 容 量 は 26GW のみである 原 子 炉 の 運 転 期 間 制 限 年 数 40 年 を 延 長 する 場 合 に 発 生 する コストや 追 加 的 に 発 生 する 規 制 の 重 荷 を 考 慮 すると 現 在 の 政 策 に 大 幅 な 変 更 がない 限 り 2030 年 時 点 の 電 力 供 給 量 に 占 める 原 子 力 発 電 の 割 合 は 10%にも 満 たないであろう 火 力 発 電 : 政 府 は 2030 年 の 電 力 供 給 量 のうち 火 力 発 電 が 占 める 割 合 を 2013 年 時 点 の 87%を 大 幅 に 下 回 る 56%と 予 測 している 一 方 弊 社 の 分 析 における 火 力 発 電 の 割 合 は 65%である 両 者 の 最 も 大 きな 違 いは ガス 火 力 発 電 の 役 割 である 政 府 の 予 測 では 石 炭 火 力 発 電 とガス 火 力 発 電 の 割 合 をそれぞれ 26% 27%とし 石 油 火 力 発 電 に 関 しては 3%と している 弊 社 の 予 測 では 石 炭 火 力 発 電 が 占 める 割 合 を 23% ガス 火 力 発 電 を 42% そ して 石 油 火 力 発 電 を 0%としている 再 生 可 能 エネルギー: 政 府 による 再 生 可 能 エネルギーに 関 する 予 測 は 固 定 価 格 買 取 制 度 の ような 政 府 支 援 メカニズムがなければ 再 生 可 能 エネルギープロジェクトは 経 済 的 に 成 り 立 たないという 暗 黙 の 仮 定 に 基 づいている 結 果 として 2030 年 に 太 陽 光 発 電 が 電 力 供 給 量 に 占 める 割 合 を 7%と 予 測 している 一 方 弊 社 は 太 陽 光 発 電 の 占 める 割 合 が 12%に 達 す ると 予 測 している 二 酸 化 炭 素 排 出 削 減 量 : 政 府 による 予 測 では 2013 年 を 基 準 とした 2030 年 時 点 の 二 酸 化 炭 素 排 出 削 減 量 は 全 セクターを 通 じて 26%としている 弊 社 は 2030 年 の 電 源 構 成 予 測 に 基 づき 2030 年 時 点 の 二 酸 化 炭 素 排 出 削 減 量 を 28%と 予 測 する( 予 測 は 電 力 セクターのみ が 対 象 ) つまり 政 府 及 び 弊 社 の 見 通 しにおける 削 減 量 の 値 は ほぼ 等 しい 可 能 性 があ る ただし 弊 社 の 削 減 量 の 予 測 はより 高 い 再 生 可 能 エネルギーとガス 火 力 発 電 の 占 める 割 合 に 起 因 し 政 府 の 予 測 はより 野 心 的 な 原 子 力 発 電 の 発 電 量 の 目 標 を 達 成 することに 由 来 し ている 弊 社 の 見 解 : 弊 社 のエネルギー 長 期 見 通 しは 現 在 の 政 策 市 場 動 向 経 済 学 に 基 づいてい Ali Izadi-Najafabadi +81 3 3201 3586 aizadinajafa@bloomberg.net る 一 方 政 府 による 長 期 エネルギー 需 給 見 通 しは 矛 盾 する 政 治 的 目 標 政 治 的 に 優 遇 さ れている 石 炭 火 力 発 電 原 子 力 発 電 を 守 ることと 同 時 に より 少 ない 二 酸 化 炭 素 排 出 削 減 量 を 達 成 すること を 調 整 する 試 みのように 思 われる Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 1 of 12

1. はじめに 2011 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 以 前 日 本 政 府 は 安 価 かつ 安 定 的 な 電 力 供 給 を 確 保 すると 同 時 に 電 力 セクターにおける 二 酸 化 炭 素 排 出 量 を 削 減 することを 目 的 として 原 子 力 発 電 の 占 め る 割 合 を 2010 年 の 30%から 2030 年 までに 50%に 引 き 上 げることを 計 画 していた それ 以 降 原 子 力 発 電 に 対 する 国 民 の 警 戒 感 上 昇 を 続 ける 電 気 料 金 に 対 する 産 業 界 の 懸 念 そして 再 生 可 能 エネルギーと 電 力 システム 改 革 に 対 する 電 力 会 社 の 慎 重 姿 勢 を 背 景 に 政 府 の 長 期 エネル ギー 需 給 見 通 しは 流 動 的 であった また 2013 年 末 に 民 主 党 から 自 民 党 への 政 権 交 代 が 行 われ たことに 伴 い 長 期 エネルギービジョンのとりまとめに 更 なる 遅 れが 生 じた 震 災 後 に 発 表 された エネルギー 基 本 計 画 (2014 年 4 月 11 日 閣 議 決 定 )には 具 体 的 な 数 値 目 標 が 全 く 含 まれていなかった それどころか 自 民 党 政 権 による 原 子 力 発 電 及 び 石 炭 火 力 発 電 に 対 する 支 援 に 沿 うような 形 で 両 電 源 はベースロードとして 扱 われている 再 生 可 能 エネル ギー( 水 力 を 含 む)の 役 割 に 関 しては 同 基 本 計 画 の 脚 注 で 前 回 のエネルギー 基 本 計 画 で 掲 げ られた 発 電 電 力 量 に 占 める 再 生 可 能 エネルギー 等 の 割 合 目 標 として 掲 げられた 13.5%(2020 年 ) 約 20%(2030 年 )に 触 れながら これまでのエネルギー 基 本 計 画 を 踏 まえて 示 した 水 準 をさらに 上 回 る 水 準 の 導 入 を 目 指 す としている 自 民 党 政 権 は 新 設 された 原 子 力 規 制 委 員 会 が 原 子 力 発 電 所 の 再 稼 働 を 先 導 すると 自 信 を 持 っ ていたため 電 源 構 成 に 関 する 長 期 見 通 しを 作 成 することを 念 頭 に 今 年 1 月 経 済 産 業 省 資 源 エネルギー 庁 の 長 期 エネルギー 需 給 見 通 し 小 委 員 会 の 招 集 を 開 始 した 長 期 見 通 し( 案 )の 取 りまとめの 期 限 は 明 確 に 設 定 されてはいなかった しかし 同 委 員 会 のゴールは 年 末 にフ ランス パリで 開 催 予 定 の COP21 交 渉 の 準 備 に 向 け 今 年 6 月 にドイツ ボンで 開 催 される 気 候 変 動 会 議 で 排 出 削 減 量 目 標 - 国 連 の INDC( 各 国 が 自 主 的 に 決 定 する 約 束 草 案 )- の 提 出 に 間 に 合 わせることであった 4 月 28 日 同 委 員 会 は 2030 年 までの 長 期 エネルギー 需 給 見 通 し 骨 子 ( 案 ) を 6 月 1 日 に 長 期 エネルギー 需 給 見 通 し( 案 ) を 公 開 した 長 期 エネルギー 需 給 見 通 し( 案 )は 矛 盾 する 政 治 的 目 標 政 治 的 に 優 遇 されている 石 炭 火 力 発 電 原 子 力 発 電 を 守 ることと 同 時 に より 少 ない 二 酸 化 炭 素 排 出 削 減 量 を 達 成 すること を 調 整 する 試 みのように 思 われる しかしながら 弊 社 は 同 見 通 し( 案 )で 述 べられている 論 拠 と 現 在 の 市 場 動 向 及 び 政 策 との 間 に 矛 盾 があると 考 えている 本 レポートでは 同 見 通 し( 案 )に おける 主 要 な 問 題 について 解 説 をする 2. 電 源 構 成 電 源 構 成 の 予 測 に 関 する 弊 社 と 政 府 のアプローチは 根 本 的 に 異 なっている 政 府 は 全 ての 既 存 原 発 の 再 稼 動 と 他 の 技 術 現 在 計 画 中 のプロジェクトの 稼 動 を 前 提 としているように 見 える さ らに 電 源 コストを 2013 年 の 9.7 兆 円 から 2030 年 に 9.4 兆 円 に 引 き 下 げるとしている 弊 社 の 試 算 では まず 電 力 需 要 を 予 測 した 後 既 存 電 源 構 成 ( 原 子 力 火 力 再 生 可 能 エネルギー)が 規 制 や 経 済 環 境 の 下 でどのようになるかを 予 測 している 次 に 既 に 発 表 されている 計 画 中 のプロ ジェクトと 未 発 表 のプロジェクトの 経 済 性 を 考 慮 して 供 給 不 足 が 生 じないかを 検 証 している Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 2 of 12

2.1. 原 子 力 発 電 日 本 政 府 は 2030 年 の 電 力 供 給 量 のうち 原 子 力 発 電 の 占 める 割 合 を 20%から 22%(213- Figure 1: 発 電 量 における 原 子 力 発 電 の 占 める 割 合 の 比 較 (%) 21% 2% 9% 2013 2030 政 府 2030 BNEF Source: Bloomberg New Energy Finance, Japan s Ministry of Economy, Trade and Industry 234TWh)と 予 測 している そのためには 37.4GW から 41.1 GW の 発 電 容 量 が 必 要 になるであ ろう 弊 社 の 分 析 によると 最 も 楽 観 的 なシナリオ(Figure 2)を 取 ったとしても さらに 11.9GW から 15.6GW の 発 電 容 量 が 必 要 となるであろう したがって 日 本 政 府 は 少 なくとも 13 基 の 原 子 炉 の 運 転 期 間 制 限 年 数 40 年 を 延 長 しなければならないこととなる 13 基 は 以 下 の 通 りである 北 海 道 電 力 泊 原 子 力 発 電 所 1 号 機 東 北 電 力 女 川 原 子 力 発 電 所 1 号 機 東 京 電 力 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 1 号 機 2 号 機 と 5 号 機 中 部 電 力 浜 岡 原 子 力 発 電 所 3 号 機 関 西 電 力 高 浜 原 子 力 発 電 所 3 号 機 と 4 号 機 中 国 電 力 島 根 原 子 力 発 電 所 2 号 機 四 国 電 力 伊 方 原 子 力 発 電 所 2 号 機 そして 九 州 電 力 玄 海 原 子 力 発 電 所 2 号 機 川 内 原 子 力 発 電 所 1 号 機 と 2 号 機 である しかし ながら これら 全 ての 原 子 炉 の 運 転 期 間 の 延 長 は 福 島 の 事 故 以 来 続 く 国 民 の 反 原 発 の 機 運 からと ても 難 しいであろう また 経 済 的 にも 全 ての 安 全 基 準 を 満 たし 延 長 のための 安 全 審 査 の 許 可 を 得 るためには 膨 大 な 追 加 的 コストがかかるであろう また 新 しい 原 子 力 発 電 所 の 建 設 も 視 野 に 入 るかもしれない しかしながら 政 府 の 公 式 見 解 では 原 発 の 新 増 設 は 行 わない 方 向 であ る 原 子 力 発 電 の 予 測 シナリオに 関 する 詳 細 は アペンディクスを 参 照 Figure 2: ブルームバーグ ニューエナジーファイナンスの 原 子 力 発 電 容 量 と 発 電 量 の 予 測 GW 60 TWh 300 50 250 40 政 府 の2030 年 容 量 予 測 200 30 150 20 100 10 50 0 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 0 発 電 容 量 - 悲 観 的 シナリオ 発 電 容 量 - ベースシナリオ 発 電 容 量 - 楽 観 的 シナリオ 発 電 供 給 量 - 悲 観 的 シナリオ 発 電 供 給 量 - ベースシナリオ 発 電 供 給 量 - 楽 観 的 シナリオ Source: Bloomberg New Energy Finance, Japan s Ministry of Economy Trade and Industry 2.2. 火 力 発 電 政 府 は 2030 年 の 電 力 供 給 のうち 火 力 発 電 が 占 める 割 合 を 2013 年 時 点 の 87%を 大 幅 に 下 回 る 56%と 予 測 している 一 方 弊 社 の 分 析 における 火 力 発 電 の 割 合 は 65%である 両 者 の 最 も 大 きな 違 いは ガス 火 力 発 電 の 役 割 である 政 府 の 予 測 では 石 炭 火 力 発 電 とガス 火 力 発 電 の 割 合 をそれぞれ 26% 27%とし 石 油 火 力 発 電 に 関 しては 3%としている 弊 社 の 予 測 では 石 炭 火 力 発 電 が 占 める 割 合 を 23% ガス 火 力 発 電 を 42% そして 石 油 火 力 発 電 を 0%としている 政 府 はその 説 明 として 発 電 効 率 の 良 い 石 炭 火 力 発 電 技 術 例 えば 超 々 臨 界 圧 などを 採 用 する Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 3 of 12

ことに 言 及 している 一 方 弊 社 は 現 存 する 電 力 会 社 の 発 電 資 産 と 計 画 中 のプロジェクト 特 に 太 陽 光 発 電 など 出 力 不 安 定 な 再 生 可 能 エネルギーの 増 加 に 対 し ガスタービンが 必 要 となるこ とから 今 後 ガス 火 力 発 電 がより 大 きな 役 割 を 担 う と 考 えている Figure 3: 発 電 電 力 量 における 再 生 可 能 エネルギーの 割 合 の 比 較 (%) Figure 4: 発 電 電 力 量 における 火 力 発 電 の 割 合 (%) 86.8% 23.0% 26.1% 11.6% 7.0% 12% 8.5% 9.0% 8% 2013 2030 政 府 2030 BNEF 地 熱 風 力 バイオマス 太 陽 光 水 力 Source: Bloomberg New Energy Finance, Ministry of Economy, Trade and Industry 14.6% 41% 56.0% 3.0% 27% 65.0% 42% 31% 26% 23% 2013 2030 政 府 2030 BNEF 石 油 ガス 石 炭 2.3. 再 生 可 能 エネルギー 日 本 政 府 は 固 定 価 格 買 取 制 度 がない 場 合 には 再 生 可 能 エネルギーは 導 入 されない という 暗 黙 の 仮 定 を 置 いているように 思 われる また 政 府 の 再 生 可 能 エネルギーの 導 入 量 予 測 は 固 定 価 格 買 取 制 度 において 新 たな 設 備 認 定 量 やその 取 り 消 しが 有 りうるにもかかわらず 主 にこれまで の 設 備 認 定 量 ( 風 力 の 場 合 は 環 境 影 響 評 価 中 のプロジェクトの 容 量 )に 基 づいている 政 府 と 弊 社 の 再 生 可 能 エネルギー 導 入 量 予 測 における 最 大 の 違 いは 太 陽 光 発 電 の 予 測 にある 太 陽 光 日 本 政 府 は 2030 年 までの 太 陽 光 発 電 導 入 量 を 64GW そのうち 9GW は 住 宅 用 55GW は 非 住 宅 用 としている 64GW のうち 61GW は 導 入 済 の 25GW と 固 定 価 格 買 取 制 度 下 の 既 存 の 設 備 認 定 に 基 づいている 残 りの 3GW は 政 府 が 提 示 した 将 来 の 固 定 価 格 買 取 に 伴 う 費 用 に 基 づき 算 定 された 既 に 多 くの 国 々においてインセンティブがなくとも 屋 根 上 太 陽 光 発 電 が 経 済 的 であるという 事 実 にもかかわらず 政 府 の 予 測 には 公 的 支 援 がなければ 太 陽 光 発 電 は 導 入 さ れないという 暗 黙 の 仮 定 が 置 かれている 現 在 日 本 の 平 均 的 な 屋 根 上 住 宅 用 太 陽 光 発 電 システ ムの 価 格 (Figure 5)は ドイツやオーストラリアのそれを 50% 以 上 上 回 っている 両 国 の 市 場 では 固 定 価 格 買 取 制 度 のような 支 援 が 減 らされたことに 伴 い すぐに 太 陽 光 発 電 システム 価 格 が 低 下 した 今 では ドイツとオーストラリアの 屋 根 上 太 陽 光 発 電 の 発 電 コストは 電 気 料 金 に 対 して 十 分 な 競 争 力 がある 日 本 でも 新 たに 屋 根 上 太 陽 光 発 電 の 増 加 を 抑 えるような 規 制 が 課 せられない 限 り 両 国 が 経 験 した 道 を 歩 むことを 否 定 する 理 由 はないと 考 える 弊 社 の 分 析 では 太 陽 光 発 電 の 予 測 に 際 し 固 定 価 格 買 取 制 度 の 設 備 認 定 の 取 り 消 しの 可 能 性 を 考 慮 している また 電 気 料 金 の 影 響 を 直 に 受 ける 屋 根 上 太 陽 光 発 電 の 経 済 性 について 分 析 を 行 っている その 結 果 として 日 本 では 2030 年 までに 累 積 95.3GW の 太 陽 光 発 電 が 導 入 される と 予 測 している そのうち 1MW 未 満 のプロジェクト( 大 部 分 が 屋 根 上 太 陽 光 )が 82%を 占 め ると 考 えている Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 4 of 12

Figure 5: 住 宅 用 太 陽 光 発 電 システムの 平 均 価 格, $/W (DC) 10.0 9.0 8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 Q1 2008 Q1 2009 Q1 2010 Q1 2011 Q1 2012 Q1 2013 Q1 2014 Q1 2015 ドイツ 日 本 中 国 製 多 結 晶 シリコンモジュール オーストラリア (3kW ) Source: Bloomberg New Energy Finance, Solarchoice, J-PEC, BSW-Solar 風 力 2030 年 における 弊 社 の 風 力 発 電 導 入 予 測 量 (11.1GW)は 詳 細 部 分 は 異 なるものの 政 府 の 予 測 値 (10GW)に 非 常 に 近 い 政 府 は 陸 上 風 力 発 電 の 予 測 導 入 量 を 9.18GW 洋 上 風 力 発 電 を 0.82GW と 予 測 している 一 方 弊 社 の 予 測 値 は 陸 上 風 力 発 電 が 8GW 洋 上 風 力 発 電 が 3.1GW である 政 府 の 予 測 は 稼 働 済 の 2.7GW と 現 在 環 境 影 響 評 価 中 の 案 件 5.2GW に 基 づい ている さらに 送 電 ネットワークの 運 用 ルール 整 備 と 拡 大 に 伴 い まだ 発 表 されていない 2.1GW 分 のプロジェクトが 新 たに 加 わると 予 測 している また 政 府 は 洋 上 風 力 発 電 セクター を 手 厚 く 支 援 する 一 方 導 入 量 を 低 く 見 積 もっており これは 驚 きに 値 する 2014 年 日 本 政 府 は 洋 上 風 力 発 電 の 固 定 買 取 価 格 を 世 界 で 最 も 高 い 36 円 /kwh に 設 定 した さらに 洋 上 風 力 発 電 の 技 術 開 発 に 対 し 2014 年 には 49 億 円 2015 年 に 79.3 億 円 という 非 常 に 大 きな 額 の 公 的 資 金 を 投 入 した また 政 府 による 予 測 では 陸 上 風 力 発 電 事 業 者 が 掲 げる 最 も 重 要 な 課 題 - 他 の 発 電 技 術 と 比 べてはるかに 厳 しい 環 境 影 響 評 価 プロセス の 解 決 について 十 分 に 議 論 がされ ていない 現 時 点 では 112.5MW 未 満 の 石 炭 火 力 発 電 所 を 建 設 するほうが 同 出 力 規 模 の 風 力 発 電 所 を 建 設 するよりも 容 易 である 3. 2030 年 の 新 設 発 電 所 の 発 電 コスト 弊 社 が 予 測 した 2030 年 の 再 生 可 能 エネルギープロジェクトの 平 準 化 発 電 コスト(Levelised cost of electricity: LCOE)は 政 府 の 予 測 値 よりも 低 い(Figure 6) 一 方 火 力 発 電 では ガス 火 力 は 政 府 と 弊 社 の 予 測 が 一 致 しているのに 対 し 石 炭 火 力 では 弊 社 の 予 測 発 電 コストは 政 府 よりも 低 い Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 5 of 12

石 炭 CCGT 陸 上 風 力 太 陽 光 ENERGY JAPAN WHITEPAPER Figure 6: 2030 年 の 新 設 発 電 所 (1MW 以 上 )に 関 する 平 準 化 発 電 コスト(LCOE)の 比 較 ($/MWh) BNEF 政 府 BNEF 政 府 BNEF 政 府 BNEF 政 府 0 50 100 150 200 Source: Bloomberg New Energy Finance, Ministry of Economy, Trade and Industry. Note: 2030 年 の 政 府 の 予 測 値 の 円 ドルレートは 1 ドル=105.24 円 石 炭 価 格 に 関 する 政 府 と 弊 社 の 予 測 値 は それぞれ$129/t $133/t と 非 常 に 近 い しかし 発 電 コストの 計 算 において 政 府 は 超 々 臨 界 圧 の 適 用 を 仮 定 しているように 見 られる 一 方 弊 社 の 分 析 では 現 在 までに 発 表 されている 新 設 石 炭 火 力 発 電 プロジェクトの 大 部 分 に 超 臨 界 圧 または 亜 臨 界 圧 が 適 用 されると 仮 定 している 現 在 超 々 臨 界 圧 の 利 用 を 義 務 付 ける 規 制 はない ま た 112.5MW 未 満 の 石 炭 火 力 発 電 は 環 境 影 響 評 価 の 対 象 ではない その 結 果 大 部 分 の 石 炭 火 力 発 電 所 には より 低 コストの 亜 臨 界 圧 が 適 用 されると 考 えられる 弊 社 は 日 本 に 特 化 した 原 子 力 発 電 のコスト 予 測 を 有 していない 政 府 による 原 子 力 発 電 コスト の 予 測 値 は 8.8-10.1 円 /kwh であるが これはこれまで 日 本 に 建 設 された 中 で 最 も 新 しい 原 子 力 発 電 所 に 基 づいていると 見 られる しかしながら 近 年 西 洋 諸 国 における 原 子 力 発 電 プロジェ クト( 例 : 英 国 のヒンクリー C (92.5 ポンド/MWh 日 本 円 にして 17.96 円 /kwh))の 経 験 を 踏 まえると 政 府 が 算 出 した 発 電 コストの 範 囲 は 現 実 的 な 値 ではないと 考 えられる 政 府 の 太 陽 光 発 電 のコスト 予 測 では 同 技 術 の 経 験 曲 線 に 基 づいて 設 備 コスト( 太 陽 光 発 電 モジ ュール インバーター)の 低 減 が 進 むことを 仮 定 している しかし 建 設 コストは 2030 年 まで に 85,000 円 /kw(10kw 以 上 )(58,000/kW 10kW 未 満 )と 一 定 で 推 移 すると 仮 定 している この 背 景 には 人 件 費 の 上 昇 と( 経 験 の 蓄 積 に 伴 う) 効 率 化 によるコスト 低 減 とが 相 殺 するとい う 理 由 がある また 政 府 の 太 陽 光 発 電 のコスト 計 算 では 資 本 コストの 5%を 発 電 所 の 廃 棄 コ ストとして 計 上 している 一 方 弊 社 の 分 析 では ドイツのような 成 熟 市 場 の 経 験 を 踏 まえ 経 験 曲 線 に 基 づくコスト 低 減 は 設 備 費 のみならず 人 件 費 など 資 本 コスト 全 体 に 適 用 されると 仮 定 している Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 6 of 12

4. 電 力 需 要 見 通 し 政 府 案 は 2030 年 までに 電 力 需 要 が 1,176TWh に 増 加 すると 予 測 している これは 年 平 均 経 済 成 長 率 1.7%に 基 づいており 2013 年 (967TWh)の 電 力 需 要 と 比 べて 21%の 増 加 である しか し 過 去 15 年 間 における 日 本 の 年 平 均 GDP 成 長 率 は 0.67%である 同 案 では 高 い 経 済 成 長 を 仮 定 する 背 景 が 説 明 されていないが 日 本 銀 行 のインフレ 目 標 率 2%を 考 慮 し 合 致 するよう 試 算 したように 取 れる 我 々の 需 要 分 析 では 世 界 銀 行 /IMF により 示 された 経 済 見 通 しを 尊 重 し 名 目 年 平 均 経 済 成 長 率 1%を 使 用 する Figure 7: 電 力 需 要 の 予 測 (TWh) 966.6 1,176.90 196.10 946.31 省 エネ 861.65 980.80 850.72 自 家 発 電 系 統 電 力 2013 2030 政 府 * 2030 BNEF Source: Japan s Ministry of Economy, Trade and Industry, Bloomberg New Energy Finance. Note*: 2030 年 の 政 府 の 見 通 しにおける 電 力 需 要 予 測 では 自 家 発 電 用 と 系 統 電 力 とが 区 別 されていない スマートメーター 家 庭 やビルのエネルギーマネジメントシステムの 利 用 需 要 反 応 と 住 宅 用 燃 料 電 池 コージェネシステムなどの 技 術 開 発 を 考 慮 すると 2030 年 における 政 府 の 需 要 予 測 は17% 減 少 して981TWhとなり 我 々が 予 測 する946TWh( 産 業 用 自 家 消 費 を 除 くと851TWh)に 近 づ く さらに 政 府 の 需 要 予 測 が2013 年 より1.5% 上 回 るのに 対 し 弊 社 は2% 下 回 ると 予 測 する 政 府 の 予 測 では2030 年 に 人 口 が2013 年 の1 億 2700 万 人 から1 億 1700 万 人 に 減 少 するとしていること から 弊 社 の 予 測 も 政 府 も 楽 観 的 な 見 通 しになる 可 能 性 がある 5. 結 論 環 境 変 化 例 えば 地 政 学 的 紛 争 に 拠 る 天 然 ガスの 価 格 高 騰 などが 起 こった 結 果 弊 社 の 予 測 が 現 実 とならない 可 能 性 も 十 分 にあるだろう しかしながら 弊 社 は 第 三 者 機 関 として 最 大 限 に 利 用 可 能 なデータと 市 場 環 境 に 関 する 理 解 を 踏 まえ 将 来 予 測 を 試 みている 一 方 政 府 の 予 測 は 今 回 の 長 期 エネルギー 需 給 見 通 し( 案 )のように 政 治 的 な 選 好 の 影 響 を 受 ける 可 能 性 があ る 経 済 産 業 省 資 源 エネルギー 庁 の 下 に 置 かれている 小 委 員 会 のような 組 織 には 高 位 の 行 政 官 がおり 規 制 当 局 の 圧 力 があるため 現 実 的 には 政 治 的 配 慮 の 影 響 を 受 けずに 長 期 見 通 しを 作 成 することには 期 待 できないだろう 米 国 のエネルギー 情 報 局 のように 行 政 の 高 官 や 権 力 が 一 切 作 用 しない 独 立 機 関 が 分 析 を 行 うことにより このような 課 題 に 取 り 組 んでいる 国 々もある 将 来 的 に 日 本 においてもこのようなアプローチの 選 択 を 考 慮 することが 必 要 になるのではない だろうか Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 7 of 12

Table 1: 将 来 電 源 構 成 の 比 較 発 電 技 術 2030 政 府 2030 BNEF 石 炭 26% 22.8% ガス 27% 42.2% 石 油 3% 0% 原 子 力 20 ~ 22 % 8.9% 水 力 8.8 ~ 9.2 % 8.4% 地 熱 1.0 ~ 1.1% 0.8% バイオマス 3.7 ~ 4.6% 2.9% 風 力 1.7% 2.4% 太 陽 光 7% 11.6% 再 生 可 能 エネルギー 合 計 22 ~ 24% 26.1% ゼロ エミッション 電 源 合 計 42 ~ 46% 35% 火 力 発 電 合 計 54 ~ 58% 65% Source: Bloomberg New Energy Finance, Japan s Ministry of Economy Trade and Industry. Note: BNEF2030 の 原 子 力 発 電 の 値 は 弊 社 のベースシナリオの 値 に 基 づいている Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 8 of 12

Appendices Appendix A: 原 子 力 発 電 所 再 稼 働 シナリオの 詳 細 弊 社 の 原 子 力 発 電 再 稼 働 の 新 しい 予 測 は 以 下 の Table 2 の 通 りである 予 測 は 各 原 子 炉 の 状 況 を 調 査 した 結 果 に 基 づいている 悲 観 的 シナリオ: 今 後 2 年 間 で 12 基 の 原 子 炉 が 再 稼 働 することを 見 込 む 2015 年 8 月 と 9 月 にそれぞれ 再 稼 働 が 見 込 まれる 九 州 電 力 川 内 原 子 力 発 電 所 1 号 機 と 2 号 機 を 含 む 悲 観 シ ナリオでは 加 圧 水 型 (PWR)で 再 稼 働 の 安 全 審 査 を 受 けている 12 基 の 再 稼 働 を 予 測 する 前 述 の 九 州 電 力 川 内 原 子 力 発 電 所 1 号 機 と 2 号 機 に 加 え 玄 海 原 子 力 発 電 所 3 号 機 と 4 号 機 関 西 電 力 高 浜 原 子 力 発 電 所 3 号 機 と 4 号 機 大 飯 原 子 力 発 電 所 3 号 機 と 4 号 機 四 国 電 力 伊 方 原 子 力 発 電 所 3 号 機 と 北 海 道 電 力 の 泊 原 子 力 発 電 所 の 1 から 3 号 機 である ベースシナリオ:26 の 原 子 炉 ( 総 発 電 容 量 24.4GW)が 今 後 3 年 間 で 再 稼 働 すると 予 測 す る 悲 観 シナリオの 12 基 に 加 え 下 記 の 原 子 炉 をベースシナリオでは 含 んでいる 沸 騰 水 型 軽 水 炉 (BWR)で かつ 再 稼 働 の 安 全 審 査 を 受 けている 6 基 ( 東 京 電 力 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 1 号 機 6 号 機 と 7 号 機 中 国 電 力 島 根 原 子 力 発 電 所 2 号 機 中 部 電 力 浜 岡 原 子 力 発 電 所 4 号 機 東 北 電 力 女 川 原 子 力 発 電 所 2 号 機 ) 安 全 審 査 の 申 請 はまだ 行 われていないが 追 加 的 な 安 全 基 準 の 建 設 がされている 5 つの 原 子 炉 例 えば 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 5 号 機 浜 岡 原 子 力 発 電 所 3 号 機 と 女 川 原 子 力 発 電 所 3 号 機 である 20 年 の 運 転 延 長 申 請 をした 関 西 電 力 高 浜 原 子 力 発 電 所 1 号 機 と 2 号 機 美 浜 原 子 力 発 電 所 3 号 機 楽 観 的 シナリオ:37 の 原 子 炉 ( 総 発 電 容 量 36.5GW)が 再 稼 働 することを 予 測 する そのう ち 2 基 はまだ 建 設 中 である 中 国 電 力 の 島 根 原 子 力 発 電 所 3 号 機 (2011 年 3 月 時 点 で 93.7% 完 成 )と 電 源 開 発 の 大 間 原 子 力 発 電 所 (2021 年 12 月 に 完 成 予 定 )がそれにあたる さらに このシナリオでは 大 飯 原 子 力 発 電 所 の 1 号 機 と 2 号 機 にも 20 年 の 運 転 延 長 が 許 可 されると 見 込 んでいる これは いずれの 原 子 炉 も 比 較 的 発 電 容 量 が 大 きい( 総 発 電 容 量 2.35GW) 加 圧 水 型 であり 同 じ 大 飯 原 子 力 発 電 所 の 他 の 原 子 炉 が 安 全 審 査 中 であることが 理 由 としてあげられる このシナリオでは 以 下 の 要 因 を 除 き 再 稼 働 することを 予 想 する 1978 年 以 前 に 建 設 (すなわち 4 年 以 内 に 40 年 の 運 転 期 間 制 限 に 達 する)された 8 つ の 原 子 炉 関 西 電 力 美 浜 原 子 力 発 電 所 1 号 機 と 2 号 機 中 国 電 力 島 根 原 子 力 発 電 所 1 号 機 四 国 電 力 伊 方 原 子 力 発 電 所 1 号 機 九 州 電 力 玄 海 原 子 力 発 電 所 1 号 機 そして 日 本 原 子 力 発 電 敦 賀 1 号 機 と 東 海 2 号 機 である 電 力 会 社 は この 8 基 について 高 い 安 全 基 準 を 満 たすための 追 加 的 コストがかかることを 懸 念 し 再 稼 働 のための 安 全 審 査 の 申 請 をしていない 高 浜 原 子 力 発 電 所 1 号 機 と 2 号 機 美 浜 原 子 力 発 電 所 3 号 機 (1974 年 1975 年 1976 年 位 それぞれ 建 設 された)は 例 外 であり これらは 20 年 の 延 長 申 請 と 再 稼 働 の 安 全 審 査 の 申 請 中 である 福 島 県 にある 4 つの 原 子 炉 ( 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 1 号 機 から 4 号 機 ) 活 断 層 の 危 険 性 があると 原 子 力 規 制 委 員 会 が 指 摘 している 地 域 にある 5 つの 原 子 炉 ( 日 本 原 子 力 発 電 敦 賀 原 子 力 発 電 所 2 号 機 と 東 北 電 力 東 通 発 電 所 1 号 機 と 2 号 機 東 京 電 力 の 東 通 発 電 所 1 号 機 と 2 号 機 ) Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 9 of 12

6. シナリオ 7. 原 子 炉 悲 観 的 シ ナリオ ベースシ ナリオ ( 悲 観 的 シ ナリオを 含 む) Table 2: 原 子 力 発 電 所 再 稼 働 シナリオ 8. 9. タイプ 10. 予 想 再 稼 働 年 (CY) 11. 現 況 九 州 - 川 内 1 2 PWR Q3 2015 原 子 力 規 制 委 員 会 の 全 安 全 審 査 に 合 格 し 地 域 住 民 の 承 諾 済 み 1 号 機 は 8 月 2 号 機 は 9 月 に 再 稼 働 予 定 関 西 - 高 浜 3,4 PWR Q1 2016 再 稼 働 に 向 けた 最 初 の 安 全 審 査 に 合 格 し 次 のステップ にあたる 工 事 計 画 認 可 のための 申 請 中 四 国 - 伊 方 3 PWR Q1 2016 最 初 の 安 全 審 査 の 許 可 は 6 月 中 の 見 通 し 2015 年 中 の 再 稼 働 を 目 指 すが 地 域 住 民 の 承 諾 はまだ 得 ていない 九 州 - 玄 海 3,4 PWR Q1 2016 再 稼 働 に 向 けた 安 全 基 準 の 申 請 中 基 準 地 震 動 想 定 が 原 子 力 規 制 委 員 会 に 承 認 された 関 西 - 大 飯 3, 4 PWR Q3 2016 再 稼 働 に 向 けた 安 全 基 準 の 申 請 中 基 準 地 震 動 想 定 は 承 認 されたが 耐 震 補 強 にの 必 要 性 に 関 して 検 討 中 北 海 道 - 泊 1,2,3 PWR Q3 2016 Q1 2017,Q3 2016 東 京 電 力 - 柏 崎 刈 羽 6, 7 BWR, ABWR 安 全 審 査 の 申 請 中 かつ 基 準 地 震 動 想 定 も 審 査 中 北 電 は 安 全 基 準 に 関 して 今 後 5 倍 の 投 資 を 行 うことを 決 定 悲 観 的 シナリオ 総 発 電 容 量 : 11.2GW (12 reactors) H2 2016 安 全 審 査 の 申 請 中. 地 震 津 波 に 関 する 調 査 は 10 回 以 上 行 われ 地 質 地 盤 調 査 は 最 終 段 階 にある 12. 発 電 13. 容 40 年 運 転 量 (MW) 制 限 年 890 890 870 870 2024 2025 2025 2025 890 2034 1,180 1,180 1,180 1,180 579 579 912 1,356 1,356 中 国 - 島 根 2 BWR H2 2016 ベントとその 他 の 安 全 対 策 を 審 査 中 820 2029 九 州 - 玄 海 2 PWR H2 2016 安 全 審 査 未 申 請 だが 玄 海 3 4 号 機 後 に 再 稼 働 の 予 測 559 2021 四 国 - 伊 方 2 PWR H1 2017 安 全 審 査 未 申 請 だが 伊 方 3 号 機 後 に 再 稼 働 の 予 測 566 2022 東 京 電 力 - 柏 崎 刈 羽 1,5 BWR, ABWR H1 2017 1 号 機 は 安 全 審 査 中 5 号 機 は 再 稼 働 の 安 全 審 査 申 請 はま だ 行 われていないが 安 全 基 準 を 強 化 するよう 建 設 中 関 西 - 高 浜 1&2 PWR H1 2017 20 年 の 運 転 延 長 申 請 と 再 稼 働 に 向 けた 安 全 審 査 の 申 請 中 関 西 美 浜 3 PWR Appendix B: H1 2017 20 年 の 運 転 延 長 と 再 稼 働 に 向 けた 安 全 審 査 の 申 請 中 活 断 層 でない 可 能 性 が 高 いと 原 子 力 規 制 委 員 会 が 評 価 東 北 - 女 川 2, 3 BWR H1, H2 2017 2 号 機 が 安 全 審 査 中 2015 年 中 にベントが 完 成 し 津 波 対 策 のための 耐 震 壁 は 2016 年 3 月 に 完 成 予 定 1,100 1,100 826 826 2034 2037 2031 2033 2029 2031 2049 2036 2037 2025 2030 2014+20 2015+20 826 2016+20 中 部 - 浜 岡 4 BWR 2017 安 全 審 査 中 2016 年 9 月 追 加 の 安 全 対 策 が 完 成 予 定 1,137 2033 825 825 2035 2042 楽 観 的 シ ナリオ ( 悲 観 的 と ベースシ ナリオを 含 む) 中 部 - 浜 岡 3 BWR 2018 安 全 審 査 中 2017 年 9 月 追 加 の 安 全 対 策 が 完 成 予 定 1,100 2027 北 陸 - 志 賀 1,2 BWR Appendix C: 2017 ABWR 中 国 - 島 根 3 ABWR Appendix D: 2017 (start) ベースシナリオ 総 発 電 容 量 : 24.4GW (26 reactors) 2 号 機 が 安 全 審 査 中 いずれの 原 子 炉 も 活 断 層 の 可 能 性 があり 原 子 力 規 制 委 員 会 の 調 査 中 2011 年 4 月 時 点 で 建 設 工 事 が 93.6% 完 成 (これ 以 上 の 詳 細 な 情 報 は 開 示 されていない) 540 1,206 2033 2046 1,373 2057e 東 北 - 女 川 1 BWR Appendix E: 2017 津 波 対 策 用 の 高 い 耐 震 壁 は 2016 年 3 月 に 完 成 予 定 524 2024 東 京 電 力 - 柏 崎 刈 羽 2,3,4 BWR Appendix F: 2017 東 京 電 力 はベントとその 他 の 安 全 対 策 基 準 を 検 討 中 1,100 1,100 1,100 関 西 - 大 飯 1,2 PWR Appendix G: 2018 関 西 電 力 が 20 年 の 運 転 延 長 申 請 を 行 うことを 予 測 する 1,175 1,175 2030 2033 2034 2019+20 2019+20 中 部 - 浜 岡 5 ABWR Appendix H: 2019 中 部 電 力 は 追 加 的 な 安 全 対 策 基 準 の 建 設 を 検 討 中 1,380 2045 電 源 開 発 - 大 間 ABWR Appendix I: 2021 (start) 安 全 審 査 の 申 請 中 安 全 強 化 策 2020 年 までに 完 成 予 定 1,383 2061e 楽 観 的 シナリオ 総 発 電 容 量 : 36.5GW (37 reactors) Source: Nuclear Regulatory Authority, Bloomberg New Energy Finance. Note: ABWR BWR PWR は それぞれ advanced boiling water reactor boiling water reactor pressurised water reactor の 略 称 である. Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 10 of 12

BNEF について APAC Insight sales.bnef@bloomberg.net 連 絡 先 Ali Izadi-Najafabadi Head of Japan Miho Kurosaki Japan Power and Gas Senior Analyst Takehiro Kawahara Japan Renewable Energy Senior Analyst aizadinajafa@bloomberg.net +81 3 3201 3586 mkurosaki3@bloomberg.net +81 3 3201 7052 tkawahara2@bloomberg.net +81 3 3201 3015 著 作 権 本 書 の 著 作 権 はブルームバーグ ニュー エナジー ファイナンスに 帰 属 しています 方 法 の いかんを 問 わず 本 書 のいかなる 部 分 についても ブルームバーグ ニュー エナジー ファイ ナンスの 事 前 の 承 諾 を 得 ることなく コピー 複 製 電 子 システムへのスキャン 送 信 転 送 ま たは 配 信 を 行 うことは 禁 じられています Disclaimer notice on page 12 applies throughout. Page 11 of 12

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