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(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

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平 成 26 年 度 チャイルドシート 前 面 衝 突 安 全 性 能 試 験 方 法 1. 適 用 範 囲 等 この 試 験 方 法 は 自 動 車 事 故 対 策 機 構 ( 以 下 機 構 という )が 実 施 するチャ イルドシート アセスメント 情 報 提 供 事 業 における 試 験 のうち 国 が 定 める 安 全 基 準 又 は 欧 米 の 安 全 基 準 に 適 合 した 乳 児 用 及 び 幼 児 用 のチャイルドシート( 汎 用 また は 準 汎 用 カテゴリーのものに 限 る )の チャイルドシート 前 面 衝 突 安 全 性 能 試 験 について 適 用 する 2. 用 語 の 意 味 この 試 験 方 法 中 の 用 語 の 意 味 は 次 のとおりとする (1) チャイルドシート: 乳 児 用 シート 及 び 幼 児 用 シートをいう (2) 乳 児 用 ベッド: 乳 児 を 連 続 した 面 上 に 寝 かせた 状 態 にして 拘 束 又 は 定 置 す るための 装 置 をいう (3) チャイルドシートの 区 分 : 対 象 とする 年 少 者 の 体 重 の 範 囲 に 応 じて 表 1 の とおりとする 表 1 チャイルドシートの 区 分 区 分 乳 児 用 シート 対 象 とする 年 少 者 の 体 重 範 囲 (kg) 10 未 満 又 は 13 未 満 幼 児 用 シート 9 以 上 18 以 下 (4) 前 向 き: 自 動 車 の 進 行 方 向 に 対 して 同 方 向 の 向 きをいう (5) 後 向 き: 自 動 車 の 進 行 方 向 に 対 して 逆 方 向 の 向 きをいう (6) ECE 規 則 : 車 両 ならびに 車 両 における 使 用 が 可 能 な 装 置 及 び 部 品 に 係 る 統 一 的 な 技 術 上 の 要 件 の 採 択 並 びにこれらの 要 件 に 基 づいて 行 われる 認 定 の 相 互 承 認 のための 条 件 に 関 する 協 定 ( 平 成 10 年 条 約 第 12 号 )に 付 属 する 規 則 をいう (7) テストシート:ECE 規 則 第 44 号 04 改 訂 版 で 規 定 するシートをいう (8) 車 両 ベルト: 試 験 時 にチャイルドシートを 取 り 付 けるテストシートに 装 備 さ れている 帯 部 巻 取 装 置 等 で 構 成 し チャイルドシートの 拘 束 に 用 いる 装 置 をいう ( 図 1)

P A2 N Re X X=200 ± 5 mm R A1~Re = 2,820 ± 5 mm A1 図 1 車 両 べルト (9) 年 少 者 用 ベルト: 帯 部 バックル 長 さ 調 節 具 等 で 構 成 し 年 少 者 を 拘 束 する 装 置 をいう (10) 装 置 本 体 :チャイルドシートのうち 年 少 者 用 ベルト 以 外 の 装 置 をいう (11) シートクッション: 腰 部 があたる 座 面 の 部 分 をいう (12) シートバック: 頭 部 及 び 胴 部 があたる 背 もたれの 部 分 をいう (13) 6 カ 月 児 ダミー:6 カ 月 児 に 類 似 した 人 体 模 型 をいう (14) 9 カ 月 児 ダミー:9 カ 月 児 に 類 似 した 人 体 模 型 をいう (15) 3 歳 児 ダミー:3 歳 児 に 類 似 した 人 体 模 型 をいう (16) 測 定 基 準 点 :テストシートにおけるシートクッション 上 面 とシートバック 前 面 との 交 点 をいう( 図 2) シートバック 前 面 シートクッション 上 面 測 定 基 準 点 図 2 測 定 基 準 点

(17) 頭 部 合 成 加 速 度 : 衝 突 時 にダミー 頭 部 に 発 生 する 合 成 加 速 度 をいう (18) 胸 部 合 成 加 速 度 : 衝 突 時 にダミー 胸 部 に 発 生 する 合 成 加 速 度 をいう (19) 頭 部 移 動 量 : 衝 突 時 にダミー 頭 部 が 前 方 に 最 も 移 動 したときの 測 定 基 準 点 か らの 水 平 距 離 をいう (20) 膝 部 移 動 量 : 衝 突 時 にダミー 膝 部 が 前 方 に 最 も 移 動 したときの 測 定 基 準 点 か らの 水 平 距 離 をいう (21) ISOFIX: 車 両 又 はシート 構 造 から 延 びた 1 本 6mm の 剛 性 円 形 水 平 バーであ って ECE 規 則 第 14 号 の 要 件 を 満 したもの( 以 下 シートバイトアンカレッ ジ という )2 個 それに 対 応 するチャイルドシートに 備 わった 剛 性 取 付 具 ( 以 下 コネクタ という )2 個 及 びチャイルドシートのピッチ 回 転 を 制 限 する 手 段 ( 以 下 トップテザー 等 という )で 構 成 されるチャイルドシートを 車 両 に 接 続 するためのシステムをいう 3. 試 験 条 件 3.1 チャイルドシートの 状 態 年 少 者 用 ベルトの 肩 部 がダミーの 座 高 に 合 わせて 高 さを 調 節 できるものは 取 扱 説 明 書 に 記 載 されている 調 節 方 法 を 用 いて 調 節 する 取 扱 説 明 書 に 記 載 がない 場 合 には 乳 児 用 シートにあってはシートバックに 対 して 垂 直 な 線 がダミー 肩 部 上 端 に 接 する 位 置 以 下 であって 最 も 近 い 位 置 に 幼 児 用 シートにあってはダミー 肩 部 上 端 の 高 さ 以 上 であって 最 も 近 い 位 置 に 調 節 する リクライニング 装 置 など 調 節 可 能 な 機 能 をもつチャイルドシートの 場 合 には 後 向 きのチャイル ドシートではシートバックを 後 方 へ 最 も 倒 した 位 置 とし 前 向 きのチャイルドシートでは 最 も 起 こした 位 置 とする 後 向 きで 試 験 するチャイルドシートには 側 方 からの 高 速 度 撮 影 によりシートバ ック 面 の 傾 斜 角 度 が 観 察 できるよう 側 面 にターゲットマークを 貼 付 する 3.2 テストシート 3.2.1 テストシートの 状 態 ECE 規 則 第 44 号 04 改 訂 版 附 則 6 の 3.で 規 定 するシートを 用 いる この 場 合 において フロアには 厚 さの 合 計 が 20mm 程 度 となるカーペットとフェルトを 張 り カーペット 上 面 から 測 定 基 準 点 までの 高 さを 280±5 mm とすること( 図 3) この 場 合 において レッグサポート 機 能 を 有 するチャイルドシートであって 製 作 者 等 が 定 めるレッグサポート 最 大 調 整 長 さ( 以 下 メーカー 最 大 設 計 値 とい う )において 当 該 チャイルドシートを 適 切 にセットすることが 出 来 ない 場 合 には カーペット 上 面 から 測 定 基 準 点 までの 高 さがメーカー 最 大 設 計 値 となるようカー ペット 上 面 の 位 置 を 調 整 することができる テストシートに 用 いるシートクッションは 別 表 4 の 規 定 に 基 づき 検 定 を 行 なう ものとする

シートバック 前 面 シートクッション 上 面 280mm 測 定 基 準 点 カーペット+フェルト( 厚 さ20mm) 鉄 板 図 3 3.2.2 車 両 ベルトの 仕 様 テストシートに 装 備 される 車 両 ベルトは A1 と 巻 取 り 装 置 R の 巻 取 り 部 中 心 線 Re との 間 の 有 効 ストラップ 長 ( 巻 取 装 置 部 における 最 低 巻 取 り 長 150 mm を 含 めて ウェビングを 完 全 に 引 き 出 した 場 合 )は 無 荷 重 で 直 線 の 状 態 かつ 水 平 面 上 で 測 定 した 場 合 に 2,820 ± 5 mm であるもの( 図 4)とし 帯 部 は 次 の スペックを 有 するものとする なお 幅 及 び 伸 びのテスト 開 始 時 のテスト 機 のク ランプ 間 における 供 試 体 の 自 由 長 は 200 ± 40mm とする 材 質 :ポリエステル 幅 :10,000N 荷 重 時 の 幅 は 48 ± 2mm 厚 さ: 無 荷 重 時 で 1.0 ± 0.2mm 伸 び:10,000N 荷 重 時 の 伸 び 率 8 ± 2% P A2 N Re X R X=200±5mm, A1~Re=2,820±5mm A1 図 4

3.3 チャイルドシートとダミーの 搭 載 チャイルドシートは テストシートの 中 央 に 固 定 するものとする 3.3.1 車 両 ベルトで 取 り 付 ける 場 合 (1) シェル 型 であって 手 動 により 年 少 者 用 ベルトのたるみを 除 去 するものの 場 合 チャイルドシートの 座 面 中 心 とダミーの 中 心 を 一 致 させるようダミーを 置 く ダミーとチャイルドシートのシートバックとの 間 には 厚 さ 2.5cm 幅 6cm の ヒンジ 付 ボード 又 は 同 様 のフレキシブル 装 置 を 置 く このボードは チャイル ドシートの 湾 曲 にできる 限 りぴったり 沿 うようにし 下 端 をダミーの 股 関 節 の 高 さにする 取 扱 説 明 書 に 従 い 年 少 者 用 ベルトを 調 節 し たるみを 除 去 するた めに 250±25N の 張 力 を 与 える 9 カ 月 児 ダミーを 使 用 する 試 験 においては ダミー 後 頭 部 がヒンジ 付 きボードに 接 するようにダミーを 設 置 する 可 能 な 限 りテストシートの 座 面 中 心 とチャイルドシートの 座 面 中 心 が 一 致 するようチャ イルドシートを 取 り 付 ける チャイルドシートを 取 り 付 けた 車 両 ベルトの 腰 帯 部 に 50±5N の 張 力 を 与 え る このとき チャイルドシートの 車 両 ベルト 通 し 穴 等 と 腰 帯 部 の 位 置 関 係 を マーキングする 次 にマーキングを 参 考 に 腰 帯 部 の 張 力 を 保 ちつつ 肩 帯 部 に 50N±5N の 張 力 を 与 える 巻 取 装 置 から 帯 部 を 完 全 に 引 き 出 し 巻 取 装 置 とピ ラーループ 間 の 帯 部 を 4 ± 3N の 張 力 で 巻 き 戻 す 帯 部 の 張 力 は 巻 取 装 置 の 回 転 力 に 換 算 して 計 測 することができる その 場 合 においては 換 算 された 回 転 力 に 巻 取 装 置 の 初 期 回 転 力 を 加 算 する ヒンジ 付 ボードを 取 り 外 す 9 カ 月 児 ダミーを 使 用 する 試 験 においては 可 能 な 限 りダミー 頭 部 角 度 を 保 ちながらヒンジ 付 きボードを 取 り 外 し ダミー 後 頭 部 とシェルの 表 面 との 間 に 隙 間 が 生 じないように 頭 部 角 度 を 調 整 する ダミーの 中 心 がチャイルドシートの 座 面 中 心 と 一 致 していることを 確 認 する (2) シェル 型 であって 年 少 者 用 ベルトの 巻 取 装 置 等 を 有 する 場 合 ((1) 以 外 のもの の 場 合 ) ダミーの 中 心 とチャイルドシートの 座 面 中 心 とを 合 わせ ダミーの 臀 部 及 び 背 面 をチャイルドシートのシートバック 面 に 沿 うように 着 座 させた 後 巻 取 装 置 の 巻 取 力 で 年 少 者 ベルトのたるみを 除 去 する ヒンジ 付 ボード 及 び 年 少 者 用 ベルトのたるみを 除 去 するための 250±25N の 張 力 は 用 いない テストシートの 座 面 中 心 とチャイルドシートの 座 面 中 心 を 一 致 させるようチ ャイルドシートを 取 り 付 ける チャイルドシートを 取 り 付 けた 車 両 ベルトの 腰 帯 部 に50±5Nの 張 力 を 与 える このとき チャイルドシートの 車 両 ベルト 通 し 穴 等 と 腰 帯 部 の 位 置 関 係 をマー キングする 次 にマーキングを 参 考 に 腰 帯 部 の 張 力 を 保 ちつつ 肩 帯 部 に 50N±5N の 張 力 を 与 える 巻 取 装 置 から 帯 部 を 完 全 に 引 き 出 し 巻 取 装 置 とピ ラーループ 間 の 帯 部 を 4 ± 3N の 張 力 で 巻 き 戻 す 帯 部 の 張 力 は 巻 取 装 置 の 回 転 力 に 換 算 して 計 測 することができる その 場 合 においては 換 算 された 回 転

力 に 巻 取 装 置 の 初 期 回 転 力 を 加 算 する ダミーの 中 心 がチャイルドシートの 座 面 中 心 と 一 致 していることを 確 認 する 9 カ 月 児 ダミーを 使 用 する 試 験 においては ダミー 後 頭 部 とシェルの 表 面 と の 間 に 隙 間 が 生 じないように 頭 部 角 度 を 調 整 する (3) 着 衣 型 の 場 合 着 用 時 にダミー 背 面 にシェル 型 と 同 じヒンジ 付 ボードを 挿 入 する このボー ドの 下 端 は ダミーの 股 関 節 の 高 さとする ヒンジ 付 ボードによって 股 ベルト にたるみを 与 えることができない 構 造 のものは さらに 各 股 ベルトと 臀 部 の 間 に 一 辺 4cm 厚 さ 2.5cm の 板 を 挿 入 する ヒンジ 付 ボード 及 び 必 要 な 板 を 挿 入 したままの 状 態 で 長 さを 調 節 できる 箇 所 は たるみを 除 去 するため 78~118N の 張 力 を 与 える この 状 態 において 股 ベルトがダミーの 股 関 節 部 分 の 溝 に 入 り 込 まざるを 得 ない 場 合 がある ダミーにチャイルドシートを 着 用 させた 後 テストシートの 座 面 中 心 とダミ ーの 中 心 を 一 致 させるようチャイルドシートを 取 り 付 ける チャイルドシートを 取 り 付 けた 車 両 ベルトの 腰 帯 部 に50±5Nの 張 力 を 与 える このとき チャイルドシートの 車 両 ベルト 通 し 穴 等 と 腰 帯 部 の 位 置 関 係 をマー キングする 次 にマーキングを 参 考 に 腰 帯 部 の 張 力 を 保 ちつつ 肩 帯 部 に 50N±5N の 張 力 を 与 える 巻 取 装 置 から 帯 部 を 完 全 に 引 き 出 し 巻 取 装 置 とピ ラーループ 間 の 帯 部 を 4 ± 3N の 張 力 で 巻 き 戻 す 帯 部 の 張 力 は 巻 取 装 置 の 回 転 力 に 換 算 して 計 測 することができる その 場 合 においては 換 算 された 回 転 力 に 巻 取 装 置 の 初 期 回 転 力 を 加 算 する ヒンジ 付 ボード 及 び 板 を 取 り 外 す (ただし テストシートに 固 定 するとヒン ジ 付 ボードの 取 り 外 しが 困 難 となる 場 合 は テストシートに 固 定 する 前 にヒン ジ 付 ボードを 取 り 外 し できるだけダミーの 拘 束 状 態 を 変 動 させないよう 慎 重 にテストシートに 固 定 する ) ダミーの 中 心 がテストシート 座 面 中 心 と 一 致 していることを 確 認 する 3.3.2 ISO-FIX で 取 り 付 ける 場 合 (1) シェル 型 であって 手 動 により 年 少 者 用 ベルトのたるみを 除 去 するものの 場 合 ダミー 非 搭 載 状 態 のチャイルドシートのコネクタを 適 当 な 位 置 に 調 整 した 上 で シートバイトアンカレッジに 仮 結 合 する 当 該 コネクタのラッチメカニズ ムがチャイルドシートをシートバイトアンカレッジの 方 向 へ 押 し 込 むことがで きるように 準 備 する テストシートのシートクッション 表 面 に 平 行 な 平 面 上 で シートバイトアンカレッジの 方 向 に 135±15N の 力 を 加 える(チャイルドシート とシートクッションとの 間 の 摩 擦 力 を 超 えるものであり ラッチメカニズムの 自 己 緊 張 作 用 を 補 助 する) この 力 はチャイルドシートの 中 心 線 上 又 はその 直 近 かつ テストシートのクッション 表 面 の 上 方 100mm 以 下 の 高 さで 加 えるもの とする その 後 トップテザー 等 を 取 り 付 ける このときトップテザー 等 がス トラップタイプの 場 合 は 50±5N の 張 力 を 与 える( 図 5)

チャイルドシートの 座 面 中 心 にダミーの 中 心 を 一 致 させるようダミーを 置 く ダミーとチャイルドシートのシートバックとの 間 には 厚 さ 2.5cm 幅 6cm の ヒンジ 付 ボード 又 は 同 様 のフレキシブル 装 置 を 置 く このボードは チャイル ドシートの 湾 曲 にできる 限 りぴったり 沿 うようにし 下 端 をダミーの 股 関 節 の 高 さにする 取 扱 説 明 書 に 従 い 年 少 者 用 ベルトを 調 節 し たるみを 除 去 する ために 250±25N の 張 力 を 与 える 9 カ 月 児 ダミーを 使 用 する 試 験 においては ダミー 後 頭 部 がヒンジ 付 きボードに 接 するようにダミーを 設 置 する ヒンジ 付 ボードを 取 り 外 す 9 カ 月 児 ダミーを 使 用 する 試 験 においては 可 能 な 限 りダミー 頭 部 角 度 を 保 ちながらヒンジ 付 きボードを 取 り 外 し ダミー 後 頭 部 とシェルの 表 面 との 間 に 隙 間 が 生 じないように 頭 部 角 度 を 調 整 する ダミーの 中 心 がチャイルドシートの 座 面 中 心 と 一 致 していることを 確 認 する トップテザーアンカレッジ シートバイトアンカレッジ 図 5 (2) シェル 型 で 年 少 者 用 ベルトの 巻 取 装 置 等 を 有 する 場 合 ((1) 以 外 のものの 場 合 ) ダミー 非 搭 載 状 態 のチャイルドシートのコネクタを 適 当 な 位 置 に 調 整 した 上 で シートバイトアンカレッジに 仮 結 合 する 当 該 コネクタのラッチメカニズ ムが チャイルドシートをシートバイトアンカレッジの 方 向 へ 押 し 込 むことが できるように 準 備 する テストシートのシートクッション 表 面 に 平 行 な 平 面 上 で シートバイトアンカレッジの 方 向 に 135±15N の 力 を 加 える(チャイルドシ ートとテストシートのシートクッションとの 間 の 摩 擦 力 を 超 えるものであり

ラッチメカニズムの 自 己 緊 張 作 用 を 補 助 する) この 力 はチャイルドシートの 中 心 線 上 又 はその 直 近 かつ テストシートのクッション 表 面 の 上 方 100mm 以 下 の 高 さで 加 えるものとする その 後 トップテザー 等 を 取 り 付 ける このと きトップテザー 等 がストラップタイプの 場 合 は 50±5N の 張 力 を 与 える チャイルドシートの 座 面 中 心 とダミーの 中 心 とを 合 わせ ダミーの 臀 部 及 び 背 面 をチャイルドシートのシートバック 面 に 沿 うように 着 座 させた 後 巻 取 装 置 の 巻 取 力 で 年 少 者 ベルトのたるみを 除 去 する ヒンジ 付 ボード 及 び 年 少 者 用 ベルトのたるみを 除 去 するための 250±25N の 張 力 は 用 いない ダミーの 中 心 がチャイルドシートの 座 面 中 心 と 一 致 していることを 確 認 する 9 カ 月 児 ダミーを 使 用 する 試 験 は ダミー 後 頭 部 とシェルの 表 面 との 間 に 隙 間 が 生 じないように 頭 部 角 度 を 調 整 する 3.4 温 度 条 件 (1) チャイルドシート チャイルドシートとダミーを 搭 載 するための 作 業 が 開 始 する 直 前 まで 20 23 C の 温 度 に 保 持 された 室 内 に チャイルドシートを 4 時 間 以 上 放 置 し 温 度 を 安 定 させる (2) テストシート チャイルドシートとダミーを 搭 載 するための 作 業 時 に 試 験 用 台 車 上 のテスト シート 雰 囲 気 温 度 が 20 30 の 範 囲 外 にあるとき この 範 囲 内 の 温 度 になるよ うに 調 整 する この 調 整 は 試 験 実 施 上 問 題 の 無 い 範 囲 で 試 験 の 直 前 まで 行 う 4. 試 験 設 備 等 4.1 試 験 用 台 車 試 験 用 台 車 は 水 平 かつ 直 線 上 に 設 置 されたレールに 沿 って 進 行 するものとする 試 験 用 台 車 は 衝 撃 を 加 速 によって 与 える 4.2 照 明 装 置 照 明 装 置 は 高 速 度 撮 影 時 に 必 要 な 光 量 を 発 生 するとともに ハレーションを 起 こさないものとする 4.3 高 速 度 撮 影 装 置 高 速 度 撮 影 装 置 の 撮 影 速 度 は 500 コマ/ 秒 以 上 に 設 定 する 撮 影 するカメラには 不 必 要 な 照 明 光 を 弱 める 偏 向 フィルターを 装 着 してもよい 4.4 速 度 測 定 装 置 試 験 用 台 車 の 最 大 速 度 を 試 験 速 度 とする この 時 の 速 度 は 試 験 用 台 車 の 加 速 度 を 積 分 し 算 出 する このときの 加 速 度 のサンプリング 時 間 (データサンプルの 時 間 間 隔 )は 0.1ms とする なお 算 出 した 速 度 を km/h の 単 位 により 計 測 する 場 合 は 小 数 第 1 位 まで 表 示 する

4.5 電 気 計 測 装 置 面 圧 計 測 装 置 以 外 の 計 測 装 置 は 構 成 する 各 機 器 から 出 力 装 置 までの 全 ての 機 器 ( 解 析 用 計 算 機 を 含 む )を 接 続 した 状 態 (この 状 態 における 計 測 装 置 を 計 測 チ ャンネル という )において ISO 6487:2002 * に 適 合 すること (1) 計 測 チャンネルは 次 に 揚 げるチャンネルクラスにより 加 速 度 荷 重 モーメ ント 及 び 変 位 を 計 測 する 1 台 車 試 験 については 次 によること (a) 頭 部 加 速 度 は 1,000 とする (b) 首 部 荷 重 は 1,000 とする (c) 首 部 のモーメントは 600 とする (d) 胸 部 加 速 度 は 180 とする (e) 台 車 加 速 度 は 60 とする 2ダミー 検 定 については 1によるほか 次 によること (a) 首 部 の 荷 重 は 1,000 とする (b) 首 部 のモーメントは 600 とする (c) 首 部 回 転 検 出 器 の 変 位 は 60 とする (d) 衝 撃 子 の 加 速 度 は 180 とする (2) 計 測 チャンネルにおいて アナログ 値 をデジタル 値 に 変 換 する 場 合 の 毎 秒 当 たりのサンプル 数 は 台 車 試 験 にあっては 8,000 以 上 ダミー 検 定 にあっては 2で 指 定 するチャンネルクラスの 8 倍 以 上 とする (3) なお HIC の 計 算 は サンプリング 時 間 ( 前 述 の 規 定 により 行 うデータサン プルの 時 間 間 隔 )を 最 小 時 間 間 隔 として 行 う また この 計 算 を 行 う 範 囲 は 衝 突 瞬 間 から 衝 突 後 200ms までの 間 とする. (4) 上 記 のチャンネルクラスに 応 じた 高 周 波 成 分 の 削 除 (フィルター 処 理 )は 頭 部 合 成 加 速 度 胸 部 合 成 加 速 度 などの 計 算 に 先 立 ち 行 う 4.6 加 速 度 計 荷 重 計 ダミー 4.6.1 試 験 に 使 用 する 加 速 度 計 荷 重 計 モーメント 計 台 車 試 験 に 使 用 する 加 速 度 計 荷 重 計 及 びモーメント 計 の 測 定 範 囲 は 原 則 として 次 による( 表 2) * ISO 6487:2000 は 同 等 とみなす

表 2 計 測 範 囲 乳 児 用 シート 幼 児 用 シート 乳 児 用 ベッド 頭 部 加 速 度 -1960m/s 2 から+1960m/s 2 (-200Gから+200G) -1960m/s 2 から+1960m/s 2 (-200Gから+200G) -1960m/s 2 から+1960m/s 2 (-200Gから+200G) 首 部 前 後 方 向 荷 重 -334daNから+334daN (-341kgfから+341kgf) -445daNから+445daN (-454kgfから+454kgf) -89daNから+89daN (-91kgfから+91kgf) 首 部 左 右 方 向 荷 重 -445daNから+445daN (-454kgfから+454kgf) -89daNから+89daN (-91kgfから+91kgf) 首 部 上 下 方 向 荷 重 -334daNから+334daN (-341kgfから+341kgf) -667daNから+667daN (-681kgfから+681kgf) -222daNから+222daN (-227kgfから+227kgf) 首 部 前 後 方 向 モーメント -170Nmから+170Nm (-17kgfmから+17kgfm) -56Nmから+56Nm (-6kgfmから+6kgfm) 首 部 左 右 方 向 モーメント -68Nmから+68Nm (-7kgfmから+7kgfm) -170Nmから+170Nm (-17kgfmから+17kgfm) -56Nmから+56Nm (-6kgfmから+6kgfm) 首 部 上 下 方 向 モーメント -170Nmから+170Nm (-17kgfmから+17kgfm) -34Nmから+34Nm (-3kgfmから+3kgfm) 胸 部 加 速 度 -980m/s 2 から+980m/s 2 (-100Gから+100G) -980m/s 2 から+980m/s 2 (-100Gから+100G) -980m/s 2 から+980m/s 2 (-100Gから+100G) 台 車 加 速 度 -490m/s 2 から+490m/s 2 (-50Gから+50G) -490m/s 2 から+490m/s 2 (-50Gから+50G) -490m/s 2 から+490m/s 2 (-50Gから+50G) 4.6.2 ダミー (1) 乳 児 用 シートに 用 いるダミーは ECE 規 則 第 44 号 04 改 訂 版 付 則 8 に 規 定 さ れた P3/4 ダミーとする 幼 児 用 シートに 用 いるダミーは 米 国 連 邦 規 則 総 覧 CFR Title 49,Part 572 subpart P((7) 及 び(8)に 規 定 する 部 分 を 除 く )に 規 定 されたハイブリットⅢ3 歳 児 ダミーとする また 乳 児 用 ベッドに 用 いるダ ミーは CRABI 6 ヵ 月 児 ダミーとする (2) ダミー 各 部 の 特 性 ((7) 及 び(8)に 規 定 する 部 分 を 除 く )は ハイブリットⅢ3 歳 児 ダミーは 別 表 1 P3/4 ダミーは 別 表 2の 規 定 に 従 った 検 定 に 適 合 させると ともにそれぞれ 別 表 3による 調 整 を 行 う また CRABI 6 ヵ 月 児 ダミーは 別 表 3による 調 整 を 行 う (3) ダミーには 綿 製 の 半 袖 シャツ 及 び 半 ズボンを 着 用 させてもよい (4) ダミー 手 足 の 関 節 の 硬 さは 手 足 を 水 平 にしたとき それらの 自 重 を 支 える 程 度 に 調 整 する (5) ダミー 頭 部 中 心 及 び 膝 部 関 節 中 心 には 衝 突 試 験 中 のダミーの 挙 動 を 確 認 す るため ダミーの 挙 動 を 撮 影 するカメラで 撮 影 できる 位 置 にターゲットマーク を 貼 付 する (6) ハイブリッドⅢ3 歳 児 ダミーの 腹 部 には 面 圧 計 を 貼 付 する このとき 面 圧 計 の 下 端 部 は 脚 部 取 付 け 部 のくぼみ 上 端 部 の 位 置 とする( 図 6)

ハイブリッドIII3 歳 児 ダミーの 胴 部 面 圧 計 脚 部 取 り 付 け 部 のくぼみ 図 6 面 圧 計 の 貼 付 位 置 (7) ハイブリッドⅢ3 歳 児 ダミーの 腹 部 等 の 構 造 は 腹 部 内 部 に 備 わっている 胸 部 変 位 計 を 取 り 外 し それによりできた 隙 間 を 埋 める 形 に 成 型 した 改 良 腹 部 イ ンサート( 図 7 及 び 8)とする 改 良 腹 部 インサートの 材 質 は 標 準 と 同 じウレタ ン 製 とし 図 9 に 示 す 方 法 で 特 性 を 取 得 すること 改 良 腹 部 インサートは 静 的 に 315N の 荷 重 をかけたときに 25~30mm の 範 囲 内 の 変 位 量 であること 胸 部 変 位 標 準 腹 部 インサー 改 良 腹 部 インサート 図 7 標 準 仕 様 との 比 較 図 8 改 良 腹 部 インサート 寸 法

315 N A 腹 部 インサート 台 座 B 腹 部 インサート A B 台 座 変 位 = {(A - A )+(B - B )}/2 図 9 静 的 特 性 取 得 方 法 (8) ハイブリッドⅢ3 歳 児 ダミーには 肋 骨 と 胸 椎 の 接 触 ( 底 付 き 状 態 )を 測 定 するために タッチセンサー( 図 10)を 胸 椎 へ 取 り 付 けることとする なお タッチセンサーの 厚 みは 4mm を 超 えないものであること タッチセンサー 第 一 肋 骨 第 三 肋 骨 図 10 タッチセンサー 4.6.3 電 気 計 測 結 果 の 記 録 媒 体 への 記 録 加 速 度 及 び 荷 重 の 測 定 結 果 の 記 録 媒 体 への 記 録 はチャンネルクラス 1000 以 上 で 記 録 する 4.7 温 度 等 の 記 録 3.4 に 定 める 温 度 条 件 に 関 して 次 の 記 録 を 残 すこと (1) チャイルドシートを 3.4(1)に 定 める 室 内 に 放 置 した 時 間 (2) テストシートの 雰 囲 気 温 度 ( 調 整 を 必 要 としたときは 調 整 後 の 温 度 )

4.8 面 圧 計 測 装 置 等 4.8.1 面 圧 計 測 装 置 面 圧 計 測 装 置 は 構 成 する 各 機 器 から 出 力 装 置 までの 全 ての 機 器 ( 解 析 用 計 算 機 を 含 む )を 接 続 した 状 態 (この 状 態 における 計 測 装 置 を 計 測 チャンネル という )において 次 の 要 件 に 適 合 すること (1) 計 測 チャンネルの 精 度 ( 直 線 性 精 度 を 含 む )は ±10%とする なお 計 測 チャンネルの 直 線 性 精 度 は 測 定 範 囲 の 任 意 の 点 数 において 基 準 直 線 に 対 する 出 力 の 偏 差 を 求 め 偏 差 のうち 最 も 大 きなものを 計 測 チャンネルの 最 大 出 力 値 で 除 することにより 求 める この 場 合 基 準 直 線 は 次 の1 又 は2に 規 定 する 直 線 とする 1 入 力 出 力 線 図 において 最 大 入 力 値 及 び 最 大 入 力 値 に 対 する 最 大 出 力 値 を 座 標 とする 点 と 原 点 を 直 線 で 結 んだ 直 線 2 入 力 出 力 線 図 において 測 定 範 囲 の 任 意 の 数 点 と 原 点 をそれぞれ 結 んだ 直 線 の 傾 きの 平 均 値 を 傾 きとする 原 点 を 通 る 直 線 (2) 計 測 チャンネルにおいて アナログ 値 をデジタル 値 に 変 換 する 場 合 の 毎 秒 当 たりのサンプリング 数 は 500 以 上 とする このときの 測 定 分 解 能 は 8 ビット とする (3) 高 周 波 成 分 の 削 除 (フィルター 処 理 )は 行 わないものとする 4.8.2 面 圧 計 測 定 範 囲 は 0 MPaから 1.96 MPa(0 kgf/cm 2 から 20 kgf/cm 2 )とする 測 定 面 積 は 左 右 方 向 25cm 上 下 方 向 12cmの 長 方 形 測 定 ピッチは 上 下 左 右 方 向 と もに 1cmとする ただし 計 測 チャンネルの 精 度 を 確 認 するときは この 測 定 範 囲 より 広 い 測 定 範 囲 を 用 いてもよい 4.8.3 面 圧 計 測 結 果 の 記 録 媒 体 への 記 録 計 測 セル( 計 測 最 小 単 位 ) 別 の 面 圧 値 の 記 録 媒 体 への 記 録 はフィルター 処 理 を 行 わないで 記 録 する 5. 試 験 方 法 5.1 試 験 速 度 及 び 衝 撃 波 形 台 車 に 発 生 させる 衝 撃 が 終 了 した 時 点 の 最 大 速 度 が 55.0±1.0km/h とする 衝 撃 波 形 は 図 11 の 許 容 範 囲 内 にあり 代 表 的 な 衝 撃 波 形 にできるだけ 近 く なるように 試 験 機 を 設 定 する

300 274 200 196 100 衝 撃 波 形 の 許 容 範 囲 代 表 的 な 衝 撃 波 形 0-100 65 80 0 50 100 150 Time[msec] 図 11 衝 撃 許 容 範 囲 5.2 試 験 回 数 試 験 回 数 は 1 回 とする 6. 記 録 測 定 項 目 6.1 試 験 前 の 記 録 6.1.1 チャイルドシートの 記 録 付 属 書 1 に 次 の 項 目 を 記 録 する (1) メーカー 名 又 は 輸 入 代 理 店 名 (2) 通 称 名 (3) 型 式 (4) 型 式 指 定 ( 認 定 ) 番 号 等 (5) リクライニング 装 置 の 調 節 段 数 6.1.2 ダミー 検 定 点 検 結 果 の 記 録 (1) 試 験 機 関 は P3/4 とハイブリッドⅢ3 歳 児 ダミーについてはダミー 検 定 結 果 CRABI6 ヵ 月 児 ダミーについてはダミー 点 検 結 果 を 記 録 しておくものとする (2) ダミーは 検 定 点 検 後 10 回 の 試 験 に 使 用 することができる 試 験 中 にダミ ーの 部 品 が 破 損 等 した 場 合 には 当 該 部 品 は 検 定 点 検 を 受 けた 構 成 部 品 と 交 換 するものとする 6.1.3 面 圧 計 測 装 置 以 外 の 計 測 器 較 正 結 果 の 記 録 (1) 試 験 前 に 実 施 された 計 測 器 (トランスデューサを 含 む 各 計 測 チャンネル) 較 正 結 果 を 記 録 する 計 測 器 較 正 の 有 効 期 限 は 1 年 以 内 とし その 間 の 使 用 実 績 については 問 わない (2) 傷 害 値 が 正 しく 演 算 されているかについては 較 正 信 号 発 生 装 置 を 用 いて 検

証 する 6.1.4 面 圧 計 測 装 置 の 較 正 結 果 の 記 録 面 圧 計 測 に 使 用 する 面 圧 センサーの 較 正 結 果 を 記 録 する 較 正 結 果 の 有 効 期 限 は 1 年 以 内 とする 6.1.5 試 験 開 始 直 前 の 写 真 撮 影 試 験 開 始 直 前 のチャイルドシートの 取 付 け 状 況 及 びダミーの 拘 束 状 態 の 写 真 を 撮 影 する 6.2 試 験 中 の 記 録 6.2.1 台 車 速 度 及 び 加 速 度 試 験 用 台 車 における 衝 撃 終 了 直 後 の 最 大 速 度 を 計 測 し 記 録 する このときの 最 大 速 度 は 台 車 に 取 り 付 けられた 加 速 度 計 によって 計 測 された 加 速 度 を 積 分 する ことによって 算 出 してもよい 衝 撃 中 の 試 験 用 台 車 の 加 速 度 を 計 測 し 記 録 する 6.2.2 ダミー 各 部 及 び 台 車 の 電 気 計 測 結 果 の 記 録 ダミー 各 部 試 験 用 台 車 に 取 り 付 けられた 表 3 に 示 す 加 速 度 計 荷 重 計 及 びタ ッチセンサーについて その 電 気 計 測 結 果 を 衝 突 直 前 20ms から 200ms 以 上 に わたって 記 録 する 表 3 電 気 計 測 項 日 乳 児 用 シート 幼 児 用 シート 乳 児 用 ベッド ダミー 頭 部 前 後 方 向 加 速 度 ダミー 頭 部 前 後 方 向 加 速 度 ダミー 頭 部 前 後 方 向 加 速 度 ダミー 頭 部 左 右 方 向 加 速 度 ダミー 頭 部 左 右 方 向 加 速 度 ダミー 頭 部 左 右 方 向 加 速 度 ダミー 頭 部 上 下 方 向 加 速 度 ダミー 頭 部 上 下 方 向 加 速 度 ダミー 頭 部 上 下 方 向 加 速 度 ダミー 首 部 前 後 方 向 荷 重 ダミー 首 部 前 後 方 向 荷 重 ダミー 首 部 前 後 方 向 荷 重 ダミー 首 部 上 下 方 向 荷 重 ダミー 首 部 左 右 方 向 荷 重 ダミー 首 部 左 右 方 向 荷 重 ダミー 首 部 左 右 方 向 モーメント ダミー 首 部 上 下 方 向 荷 重 ダミー 首 部 上 下 方 向 荷 重 ダミー 胸 部 前 後 方 向 加 速 度 ダミー 首 部 前 後 方 向 モーメント ダミー 首 部 前 後 方 向 モーメント ダミー 胸 部 左 右 方 向 加 速 度 ダミー 首 部 左 右 方 向 モーメント ダミー 首 部 左 右 方 向 モーメント ダミー 胸 部 上 下 方 向 加 速 度 ダミー 首 部 上 下 方 向 モーメント ダミー 首 部 上 下 方 向 モーメント 試 験 用 台 車 前 後 方 向 加 速 度 ダミー 胸 部 前 後 方 向 加 速 度 ダミー 胸 部 前 後 方 向 加 速 度 ダミー 胸 部 左 右 方 向 加 速 度 ダミー 胸 部 左 右 方 向 加 速 度 ダミー 胸 部 上 下 方 向 加 速 度 ダミー 胸 部 上 下 方 向 加 速 度 ダミー 胸 部 接 触 信 号 試 験 用 台 車 前 後 方 向 加 速 度 試 験 用 台 車 前 後 方 向 加 速 度 6.2.3 傷 害 値 の 記 録 6.2.2 項 で 求 めた 波 形 から 以 下 に 示 す 方 法 によりダミー 傷 害 値 等 を 算 出 し 記 録 する

(1) 頭 部 傷 害 値 ダミー 頭 部 合 成 加 速 度 の 累 積 時 間 3ms の 最 大 値 HIC(Head Injury Criteria) ダミー 頭 部 合 成 加 速 度 を 用 い 次 の 計 算 式 に 従 って 計 算 される 値 の 最 大 値 を 求 める a a 2 2 = + + R X Y この 場 合 において arは 頭 部 の 前 後 左 右 上 下 方 向 加 速 度 (ax ay az)の 合 成 加 速 度 ( 単 位 m/s 2 ) 1 t HIC = t 2 1 t a t a a Z 2 R 1 9. 8 2 dt 2.5 ( t t ) 2 1 t1 及 びt2は 衝 突 中 の 任 意 の 時 間 ( 単 位 s) ただし t2 t1 0.036s (2) 胸 部 傷 害 値 ( 乳 児 用 シートの 場 合 ) ダミー 胸 部 合 成 加 速 度 の 累 積 時 間 3ms の 最 大 値 (3) 胸 部 傷 害 値 ( 幼 児 用 シートの 場 合 ) ダミー 胸 部 合 成 加 速 度 の 累 積 時 間 3ms の 最 大 値 (4) 胸 部 接 触 信 号 ( 幼 児 用 シートの 場 合 ) ダミー 胸 部 の 圧 迫 による 肋 骨 の 底 付 き 信 号 6.2.4 高 速 度 撮 影 高 速 度 VTR により 衝 突 中 の 以 下 に 示 すチャイルドシートとダミーの 挙 動 及 び 移 動 量 ダミーの 拘 束 状 態 を 撮 影 する( 表 4) なお 各 カメラの 画 角 内 に 電 気 計 測 データとの 同 期 を 取 ることができるストロボ 光 等 を 入 れる 高 速 度 撮 影 した 映 像 から 表 5 の 項 目 を 解 析 する( 表 5) 移 動 量 計 測 にあたっては 分 解 能 を 5mm 以 下 にする カメラ 表 4(a) 高 速 度 撮 影 ( 乳 児 用 シート, 幼 児 用 シート) 画 角 カメラA A ミーの 挙 動 移 動 量 等 チャイルドシートおよびダ B ダミーの 拘 束 状 態 R: 乳 児 用 シート F: 幼 児 用 シート ( 試 験 シートに 合 わせ 移 F カメラB ( 車 載 式 ) R 動 する)

表 4(b) 高 速 度 撮 影 ( 乳 児 用 ベッド) カメラ 画 角 カメラA カメラC ( 上 方 ) B C ダミーの 移 動 量, 拘 束 状 態 およびチャイルド シートの 挙 動 カメラD ( 車 載 式 ) D ダミーの 拘 束 状 態 カメラB 表 5 映 像 解 析 項 目 乳 児 用 シート 幼 児 用 シート 乳 児 用 ベッド シートバックの 最 大 傾 斜 角 度 頭 部 前 方 最 大 移 動 量 頭 部 前 方 最 大 移 動 量 頭 部 先 端 位 置 膝 部 前 方 最 大 移 動 量 ベッド 底 面 の 最 大 傾 き 頭 部 のベッドからのはみ 出 し 6.2.5 面 圧 測 定 結 果 の 記 録 ダミー 胴 部 に 貼 付 した 面 圧 計 について その 測 定 結 果 を 記 録 し 測 定 結 果 から 腹 部 荷 重 を 記 録 する なお 腹 部 荷 重 とは 面 圧 計 ( 図 12)の 各 セルにおいて 圧 力 から 荷 重 に 変 換 した 後 ダミー 腹 部 に 相 当 する 範 囲 ( 第 5 行 から 第 10 行 ( 第 10 行 の 左 右 端 7 列 を 除 く))の 荷 重 の 総 和 である 測 定 結 果 にスパイク 波 形 が 出 現 した 場 合 以 下 の 処 理 基 準 によって 処 理 するも のとする 腹 部 荷 重 範 囲 図 12 面 圧 計

(1) 処 理 の 対 象 時 間 的 又 は 位 置 的 に 不 連 続 なデータが 発 生 した 場 合 には このデータを 異 常 値 として 処 理 の 対 象 とする( 表 6) ただし 隣 接 する 複 数 のセルにおいて 計 測 された 不 連 続 なデータであって 連 続 する 複 数 のサンプリングで 計 測 された 場 合 は 検 討 の 上 処 理 するか 否 かを 判 断 する 表 6 スパイク 波 形 の 処 理 対 象 1サンプリングのみに 不 連 続 なデータがある 時 間 的 に 見 たとき 連 続 するサンプリングに 不 連 続 なデータがある (2サンプリング) 連 続 するサンプリングに 不 連 続 なデータがある (3サンプリング 以 上 ) 位 置 的 に 見 たとき 隣 接 セルに 不 連 続 データがない 隣 接 セル 不 連 続 データがある (2 箇 所 ) 隣 接 セル 不 連 続 データがある (3 箇 所 以 上 ) 処 理 対 象 処 理 対 象 取 扱 い 検 討 処 理 対 象 取 扱 い 検 討 取 扱 い 検 討 取 扱 い 検 討 取 扱 い 検 討 取 扱 い 検 討 (2) 不 連 続 なデータと 判 断 する 基 準 と 処 理 手 順 不 連 続 なデータであるかの 判 断 は 以 下 の 2 通 りの 基 準 をもって 判 断 する a. 時 間 的 又 は 位 置 的 に 1,000kPa 以 上 の 変 化 がある 場 合 時 間 的 に 不 連 続 なデータとは 1 サンプリングで 1,000kPa(100N/セル) 変 化 したデータのことである 位 置 的 に 不 連 続 なデータとは 隣 接 するセルのデー タと 1,000kPa 以 上 の 差 があるデータのことを 指 す 時 間 的 に 不 連 続 なデータが 1 サンプリングのみに 発 生 しているものであっ て それが 位 置 的 に 連 続 する 2 箇 所 以 内 である 場 合 は この 不 連 続 なデータを 直 前 直 後 のサンプリングデータを 基 に 直 線 補 完 したデータに 置 き 換 える 時 間 的 に 不 連 続 なデータが 2 サンプリングにおいて 発 生 しているものであ って それが 位 置 的 に 連 続 していない 場 合 は この 位 置 的 に 不 連 続 なデータを 隣 接 するセルの 平 均 値 に 置 き 換 える 上 の 2 つのケース 以 外 ( 時 間 的 又 は 位 置 的 に 不 連 続 なデータが 3 箇 所 以 上 続 く 場 合 時 間 的 及 び 位 置 的 に 不 連 続 なデータが 2 箇 所 続 く 場 合 )であって 不 連 続 となる 特 別 な 理 由 が 考 えられない 場 合 は チャイルドシート 技 術 検 討 WG においてその 取 扱 いについて 検 討 する b. a 以 外 の 場 合 a 以 外 の 場 合 であっても 1 サンプリングで 500kPa 以 上 の 変 化 している 場 合 又 は 隣 接 す るセルとの 差 分 が 500kPa 以 上 である 場 合 は 不 連 続 なデータである 可 能 性 が あると 判 断 する また チャイルドシートによる 拘 束 の 始 まりや 終 わり 付 近 で あって 拘 束 力 が 少 ないものの 面 圧 計 とハーネスなどとの 摩 擦 によって 発 生 し たと 思 われるスパイク 波 形 なども 処 理 の 検 討 対 象 とする 上 記 の 不 連 続 なデータである 可 能 性 と 判 断 したものについて ダミーの 電 気

計 測 データや 高 速 度 映 像 などの 他 のデータも 参 考 にして チャイルドシート 技 術 検 討 WG において 総 合 的 に 処 理 するか 否 かを 判 断 する 6.3 試 験 後 の 記 録 試 験 終 了 直 後 のチャイルドシート 及 びダミーの 拘 束 状 態 の 写 真 を 撮 影 する 6.4 測 定 値 等 の 取 扱 い 測 定 値 等 の 取 扱 いは 次 による (1) 速 度 (km/h)の 測 定 値 は 小 数 第 1 位 までとし 次 位 を 四 捨 五 入 する (2) 距 離 (mm)の 測 定 値 は 整 数 位 までとし 次 位 を 四 捨 五 入 する (3) 加 速 度 (m/s 2 )の 測 定 値 は 小 数 第 1 位 までとし 次 位 を 四 捨 五 入 する (4) 荷 重 (kn)の 測 定 値 は 小 数 第 2 位 までとし 次 位 を 四 捨 五 入 する (5) モーメント(Nm)の 測 定 値 は 小 数 第 2 位 までとし 次 位 を 四 捨 五 入 する

別 表 1 ハイブリッドⅢ 3 歳 児 ダミーの 検 定 方 法 テスト 装 置 頭 部 落 下 試 験 装 置 計 測 項 目 フィルター 頭 部 重 心 点 3 軸 加 速 度 ;チャンネルクラス 1000 要 求 性 能 最 大 合 成 加 速 度 ;250~280G 最 大 横 方 向 加 速 度 ;15G 以 下 合 成 加 速 度 の 2 番 目 の 波 形 ピーク 値 が 最 大 値 の 10% 以 下 テストセットアップ 頭 部 サポート 装 置 (プレートとワイヤーで 構 成 )を 頭 部 に 取 り 付 ける 頭 部 の 左 右 のバランスを 取 る このとき 側 頭 部 の 重 心 穴 ( 左 右 )が 目 安 となる 頭 部 スキンと 剛 体 衝 突 面 の 表 面 をクリーンかつ 乾 燥 状 態 に 保 持 する 加 速 度 計 のケーブルは 頭 部 が 落 下 する 際 に 抵 抗 とならないように 十 分 ゆとりを 持 たせる

2-1. 頚 部 衝 撃 試 験 方 法 ( 屈 曲 ) テスト 装 置 Part572 ネック 用 振 り 子 ( 頚 部 振 り 子 試 験 機 ) 計 測 項 目 フィルター 振 り 子 速 度 ( 単 軸 100G);チャンネルクラス 180 首 部 力 (FX);チャンネルクラス 1000 首 部 モーメント(MY);チャンネルクラス 600 頭 部 回 転 角 (ポテンショメータ);チャンネルクラス 60 テストセットアップ 要 求 性 能 / 試 験 条 件 振 り 子 速 度 ;5.4~5.6m/s 衝 突 時 の 振 り 子 の 速 度 時 間 (msec) 振 り 子 の 速 度 (m/s) 10 2.0~2.7 15 3.0~4.0 20 4.0~5.1 要 求 性 能 / 頚 部 特 性 D ラインの 最 大 角 度 ( ) 首 部 My の 最 大 モーメン ト(Nm) 首 部 のモーメントが 10Nm に 戻 る 時 間 (msec) 70~82 42~53 60~80

2-2. 頚 部 衝 撃 試 験 方 法 ( 伸 長 ) テスト 装 置 Part572 ネック 用 振 り 子 ( 頚 部 振 り 子 試 験 機 ) 計 測 項 目 フィルター 振 り 子 速 度 ( 単 軸 100G);チャンネルクラス 180 首 部 力 (FX);チャンネルクラス 1000 首 部 モーメント(MY);チャンネルクラス 600 頭 部 回 転 角 (ポテンショメータ);チャンネルクラ ス 60 テストセットアップ 要 求 性 能 / 試 験 条 件 振 り 子 速 度 ;3.55~3.75m/s 衝 突 時 の 振 り 子 の 速 度 時 間 振 り 子 の 速 度 (msec) (m/s) 6 1.0~1.4 10 1.9~2.5 14 2.8~3.5 要 求 性 能 / 頚 部 特 性 D ラインの 最 大 角 度 ( ) 83~93 首 部 My の 最 大 モーメン ト(Nm) -53.3~-43.7 首 部 のモーメントが -10Nm に 戻 る 時 間 60~80 (msec)

3. 胸 部 衝 撃 試 験 方 法 テスト 装 置 3 歳 児 用 振 り 子 プローブ (m=1.70±0.02kg,φ=50.8±0.25mm, r=7.6/12.7mm) 平 坦 かつ 水 平 な 剛 体 面 計 測 項 目 フィルター インパクタ 加 速 度 ;チャンネルクラス 180 胸 部 変 位 ;チャンネルクラス 600 要 求 性 能 インパクタ 速 度 ;5.9~6.1m/s 胸 部 変 位 ;32~38mm インパクタ 荷 重 (32~38mm 間 ); 680~810N ヒステリシス;65~85% 胸 部 変 位 12.5~32.0mm 間 でのインパクタ 荷 重 ;910N 以 下 テストセットアップ 衝 突 中 のプローブは 著 しい 左 右 垂 直 方 向 または 回 転 挙 動 が 無 いようにガイドする 胸 部 の 内 部 ヒステリシスは 荷 重 - 変 位 カーブの 負 荷 部 までの 面 積 における 負 荷 部 と 除 荷 部 間 の 面 積 比 より 計 算 する 荷 重 は インパクタ 質 量 と 加 速 度 の 積 で 計 算 する

4. 腰 椎 ( 上 部 / 下 部 トルソのアセンブリ) 曲 げ 試 験 方 法 テスト 装 置 トルソ 曲 げ 特 性 試 験 装 置 計 測 項 目 フィルター 負 荷 荷 重 トルソ 角 度 要 求 性 能 負 荷 荷 重 ;130~180N アッパートルソの 初 期 角 度 ;15 度 以 下 アッパートルソの 戻 り 角 度 ;10 度 以 下 テストセットアップ テーブル 固 定 治 具 によりダミーを 装 置 に 固 定 する なお 必 要 であれば 膝 から 下 を 外 してその 部 分 を 固 定 しても 良 い 上 腕 はトルソに 並 行 とし 下 腕 は 前 方 へ 水 平 に 伸 ばす トルソの 初 期 角 度 が 15 度 以 内 であることを 確 認 する 試 験 の 最 中 に 装 置 の 構 成 部 品 と 接 触 が 無 いことを 確 認 する

別 表 2 P3/4ダミーの 検 定 方 法 1. 頚 部 張 力 試 験 方 法 テスト 装 置 Pダミー 調 整 用 テーブル ハイトゲージ 50N のウェイト 計 測 項 目 Atlas-Axis( 環 椎 - 軸 椎 )ブロックの 下 方 への 撓 み 量 要 求 性 能 Atlas-Axis( 環 椎 - 軸 椎 )ブロックの 下 方 への 撓 み 量 ;10±1mm テストセットアップ Atlas-Axis( 環 椎 - 軸 椎 )ブロックの 張 力 ナットを 締 め 付 ける Atlas-Axis( 環 椎 - 軸 椎 )ブロックを 通 して 適 切 な 棒 又 はボルトを 付 ける 50N の 荷 重 を Atlas-Axis( 環 椎 - 軸 椎 )ブロックを 通 して 下 向 きに 棒 又 はボルトに 加 え たとき Atlas-Axis( 環 椎 - 軸 椎 )ブロックが 10±1mm に 下 がるまで 張 力 ナットを 緩 める

2. 腹 部 詰 め 物 の 試 験 方 法 テスト 装 置 TNO ダミー 腹 圧 縮 検 定 装 置 リジッドなブロック( 腹 圧 縮 台 座 ) ハイトゲージ 30N のウェイト 計 測 項 目 腹 部 詰 め 物 の 変 形 量 要 求 性 能 2 分 後 の 腹 部 詰 め 物 の 変 形 は 以 下 の 通 りであること 9 ヶ 月 児 ダミーの 場 合 ;11.5±2.0mm テストセットアップ 1) 適 切 な 張 力 発 生 装 置 によりテストを 行 なうこと 2) 腰 脊 柱 と 同 じ 長 さと 幅 を 有 するリジッドなブロック 上 に 腹 部 詰 め 物 を 置 く このブロックの 厚 さは 腰 脊 柱 の 厚 さの 少 なくとも 2 倍 であること 3) 20N の 初 期 荷 重 を 加 える 4) 30N( 合 計 50N)の 一 定 荷 重 を 加 える 5) 2 分 後 の 腹 部 詰 め 物 の 変 形 量 を 測 定 する

別 表 3 関 節 の 調 整 方 法 1.HY-Ⅲ 3YO および CRABI 肩 関 節 (1) トルソを 直 立 に 置 く (2) 上 腕 と 下 腕 を 水 平 にして 肩 関 節 の 調 節 ナットを 締 め 付 ける (3) 手 首 を 軽 くたたいた 際 上 腕 が 動 き 始 めるまで 調 節 ナットを 緩 める 肱 関 節 (1) トルソと 上 腕 を 垂 直 に 置 く (2) 下 腕 を 水 平 にして 肱 関 節 の 調 節 ナットを 締 め 付 ける (3) 手 首 を 軽 くたたいた 際 下 腕 が 動 き 始 めるまで 調 節 ナットを 緩 める 股 関 節 (1) トルソを 垂 直 に 置 く (2) 上 脚 と 下 脚 の 角 度 を90 にし 上 脚 を 水 平 にして 股 関 節 を 締 め 付 ける (3) 膝 を 軽 くたたいた 際 上 脚 が 動 き 始 めるまで 調 節 ナットを 緩 める 膝 関 節 (1) トルソを 垂 直 に 置 く (2) 上 脚 と 下 脚 を 水 平 にして 膝 関 節 を 締 め 付 ける (3) 足 首 を 軽 くたたいた 際 下 脚 が 動 き 始 めるまで 調 節 ナットを 緩 める

2.Pダミー 環 椎 - 軸 椎 の 関 節 (1) トルソをその 背 面 を 下 にして 水 平 面 に 置 く (2) 頚 部 と 頭 部 の 全 アッセンブリを 取 り 付 ける (3) 頭 部 を 水 平 にして 頭 部 および 環 椎 - 軸 椎 ブロックを 通 してボルトと 調 節 ナットを 締 め 付 ける (4) 頭 部 が 動 き 始 めるまで 調 節 ナットを 緩 める 股 関 節 (1) 骨 盤 をその 前 部 を 下 にして 水 平 面 に 置 く (2) 下 脚 なしで 上 脚 を 取 り 付 ける (3) 上 脚 を 水 平 にして 調 節 ナットを 締 め 付 ける (4) 上 脚 が 動 き 始 めるまで 調 節 ナットを 緩 める 膝 関 節 (1) 上 脚 を 水 平 に 置 く (2) 下 脚 を 取 り 付 ける (3) 下 脚 を 水 平 に 置 いて 膝 関 節 の 調 節 ナットを 締 め 付 ける (4) 下 脚 が 動 き 始 めるまで 調 節 ナットを 緩 める 肩 関 節 (1) トルソを 直 立 させる (2) 下 腕 なしで 上 腕 を 取 り 付 ける (3) 上 腕 を 水 平 にして 肩 の 調 節 ナットを 締 め 付 ける (4) 上 腕 が 動 き 始 めるまで 調 節 ナットを 緩 める 肱 関 節 (1) 上 腕 を 垂 直 に 置 く (2) 下 腕 を 取 り 付 ける (3) 下 腕 を 水 平 にして 肱 の 調 節 ナットを 締 め 付 ける (4) 下 腕 が 動 き 始 めるまで 調 節 ナットを 緩 める

別 表 4 シートクッションの 検 定 方 法 テスト 装 置 ヘッドフォーム シートクッション 用 台 座 計 測 項 目 フィルター ヘッドフォーム 減 速 度 ;チャンネルクラス 60 衝 突 侵 入 度 :ヘッドフォーム 減 速 度 より 算 出 要 求 性 能 シートクッションにおける 衝 突 侵 入 度 とピーク 減 速 度 は 初 期 値 から15%を 超 える 偏 差 がないこと テストセットアップ 中 央 線 上 のシートクッションの 前 端 より150 ± 5mmのC 点 およびC 点 から 左 右 及 び 後 方 向 にそれぞれ 150 ± 5mm のA B Dの 各 点 で3 回 テストを 実 施 する 装 置 を 平 らで 固 い 表 面 に 垂 直 に 置 く 装 置 を 測 定 点 の 上 に 垂 直 に 置 き ヘッドフォームを 500 ± 5mm 持 ち 上 げ 自 由 落 下 させてシートクッション 表 面 に 衝 突 させ 侵 入 度 および 減 速 曲 線 を 記 録 する シートクッションは 未 使 用 時 に 衝 突 侵 入 度 とピーク 減 速 度 の 初 期 値 を 求 めるための 検 定 を 行 い そ の 後 50 回 の 動 的 テストが 終 わるごとか または 少 なくとも 毎 月 かどちらか 早 い 方 で 検 定 を 行 うものと する 総 質 量 :2.75 ± 0.05kg( 加 速 度 計 含 む) ヘッドフォーム 単 位 :mm