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研 究 テーマ: 納 度 概 念 による 人 間 系 複 雑 なシステムの 解 明 ( 中 間 報 告 ) はじめに 1. 研 究 の 道 筋 2. 理 論 と 実 現 3. 理 論 の 構 築 4. 実 現 の 方 法 5. 理 論 の 実 証 参 考 文 献 2015-6-24 OUJ,nmurakami

はじめに 科 学 とは 科 学 の 方 法 科 学 とは 観 察 や 実 験 など 経 験 的 手 続 きによって 実 証 された 法 則 的 体 系 的 知 識 ( 広 辞 苑 ) 扱 う 対 象 によって 自 然 科 学 社 会 科 学 人 文 科 学 な どの 分 野 に 分 けられる 現 在 では 特 に 自 然 科 学 を ときには 哲 学 を 除 いた 全 ての 学 問 をいう 科 学 の 語 源 はscientiaがscio( 知 る の 意 )の 派 生 語 あることから 分 かるように 本 来 は 感 情 や 信 仰 から 区 別 された 理 性 的 或 は 知 的 な 全 学 問 をさすもので あった すなわち 体 系 化 されたすべての 知 識 をさす これを 哲 学 と 科 学 に2 大 別 するとき 狭 義 の 科 学 は 必 ず 一 定 の 仮 定 により 出 発 するが 哲 学 は その 仮 定 の 成 立 根 拠 を 問 う (ブリタニカ 国 際 大 百 科 事 典 ) 理 論 とは 理 論 とは 科 学 における 個 々の 事 実 や 知 識 を 統 一 的 に 説 明 し 予 測 すること のできる 不 変 性 を 持 つ 体 系 的 な 知 識 ( 広 辞 苑 ) 個 々の 事 実 現 象 などを 統 一 的 に 説 明 するために 筋 道 を 立 てて 組 み 立 て られた 知 識 の 体 系 筋 道 の 通 った 原 則 的 な 考 え( 明 鏡 )

1. 研 究 の 道 筋 研 究 テーマ: 納 度 概 念 による 人 間 系 複 雑 なシステムの 解 明 2014.6.21 OUJ 数 理 セミナー M1: 村 上 信 夫 思 考 過 程 図 構 造 = < 要 素 要 素 の 構 成 の 仕 方 ( 関 係 統 合 )> ここで 要 素 = { 現 象 モデル 結 果 理 論 } 研 究 の 取 り 組 み 現 実 現 象 現 象 : 研 究 対 象 ( 美 しいスイングとは) データ: 解 説 本 理 論 書 ビデオ 写 真 プロ アマ 母 集 団 :プロとアマチュア 問 題 認 識 : 理 想 と 現 実 のギャップ モデル 現 象 の 理 念 像 現 象 発 生 機 構 科 学 的 モデル 経 験 的 モデル 理 論 的 モデル 数 学 的 モデル 数 理 論 理 学 モデル 理 論 データ モデル 結 果 理 論 (フィードバック) 操 作 演 繹 モデル: 納 度 概 念 に 基 づくモデリング 仮 説 演 繹 法 数 物 近 似 (ベクトル 等 ) 結 果 : 操 作 と 演 繹 : 仮 説 的 推 論 (アブダクション) ヒューリスティックス 感 度 分 析 フィードバック 理 論 : セオリーZ / 発 見 的 スイング 論 体 得 論 から 設 計 論 ( 基 本 原 理 基 準 判 定 ) 定 説 理 論 の 説 明 納 得 度 確 証 度 適 用 予 測 説 明 予 測 実 験 観 察 理 論 化 論 理 体 系 :Σ{モデル 結 果 } 論 理 体 系 :Σ{ 法 則 原 理 } 出 典 :モデル 構 造 理 論 と 方 法 論 ( 思 考 過 程 図 ) 三 神 利 信 明 治 大 学 政 経 論 叢 1980-3-30

2. 理 論 と 実 現 科 学 理 論 の 世 界 真 理 の 探 求 (WHY) 現 象 着 想 仮 説 モデル モデル 理 論 形 成 検 証 論 理 の 妥 当 性 実 験 による 証 拠 理 論 の 成 立 基 本 原 理 抽 象 性 一 般 化 実 現 の 表 明 (WHAT) 実 現 の 世 界 実 現 の 方 法 (HOW) アイデア 基 本 原 理 と 応 用 実 現 の 方 式 要 求 仕 様 設 計 製 造 検 査 実 現 要 求 仕 様 = 実 現 仕 様 実 現 仕 様 = 実 体 仕 様

理 論 の 世 界 研 究 のテーマ: 複 雑 な 身 体 知 システムの 解 明 真 実 の 探 求 (WHY) 現 象 着 想 インハ クトの 形 帰 納 的 推 論 仮 説 モデル インハ クトのモテ ル 化 モデル 理 論 形 成 公 準 基 準 の 確 立 スインク モテ ル 検 証 論 理 の 妥 当 性 導 出 原 理 実 験 による 証 拠 構 成 要 素 の 基 準 機 構 と 動 き 理 論 の 成 立 基 本 原 理 軸 スクウェア 性 一 体 運 動 構 成 要 素 の 状 態 遷 移 一 般 化 身 体 特 性 環 境 特 性 抽 象 性 普 遍 性 述 語 論 理 モデル 理 論 オートマトンとしての 知 見 実 現 の 世 界 発 見 的 スイング 論 (WHAT) 実 現 の 方 法 (HOW) アイデア スイングは 設 計 できる 基 本 原 理 と 応 用 + 状 態 遷 移 と 不 変 な 関 係 実 現 の 方 式 逆 論 理 遡 及 論 理 要 求 仕 様 設 計 実 技 検 証 実 現 最 適 化 された 美 しいススインク インハ クト フィニッシュ ( 状 態 遷 移 ) ヒューリスティックな 設 計 方 式 実 感 体 感 映 像 計 測 要 求 仕 様 = 実 現 仕 様 ( 設 計 ) 実 現 仕 様 = 実 体 仕 様 ( 実 技 )

3. 理 論 の 世 界 これまでの 理 論 はなぜだめなのか? アプローチ モデル すいん 理 論 化 ぐ 結 論 問 題 素 人 向 け 指 導 法 例 : 身 体 知 研 究 会 研 究 報 告 ( 文 献 9) 上 手 なゴルファー 被 験 者 : 3 人 計 測 機 器 に よるデータ 解 析 いいスイングの 動 きを 発 見 どうすればそのよう な 動 きになるか 方 策 を 示 さない レッスンプロの 教 え 例 :モダン ゴルフ 徹 底 研 究 ( 文 献 8) 世 界 有 数 のプロ コ ルフアカテ ミー 運 営 プロのレッスン で 得 た 経 験 則 多 数 の 教 本 (ヘ ストセラー) 理 想 的 な スクウェアスインク はできない 理 論 は 理 論! 見 本 はあるが 基 本 原 理 基 準 が ない 学 習 し 自 分 で 考 えよ 或 は レッスンフ ロの 教 室 へ 発 見 的 スイング 論 最 適 理 想 とする インパクトの 映 像 ( 一 流 プロ 100 人 ) 仮 説 形 成 とモデリング による 理 論 化 並 びに ヒューリスティックな 設 計 法 スクウェアスインク は 設 計 できる どの ようにすればその 動 きになるか 設 計 法 を 示 す 適 用 事 例 と 認 知 識 者 の 認 知

発 見 的 スイング スイング 論 のモデル 基 本 のスイング プロセス( 実 際 のスイング プロセス) 順 論 理 (フォワード スイング) アドレス ハーフウェイ アップ トップ ハーフウェイ ダウン インハ クト フォロー フィニッシュ D.レッドベター 著 ザ アスレティック スイングより 転 載

インパクトのモデル 化 理 想 とするインパクトの 形 とは: 外 見 (イメージから 読 み 取 る) 顎 が 引 かれ 顔 は 右 足 を 向 き 胸 が 張 り 腰 が 概 ね45 度 回 っていて 上 体 は 少 し 左 に 向 き 右 足 踵 が 少 し 浮 いている 腰 は 左 に 流 れず 左 肩 はボールより 前 にでない 左 腕 は 最 大 限 外 転 させ 胸 に 密 着 し 真 っ 直 ぐ 伸 びている こうなることで 左 肘 とクラブが 飛 球 線 に 対 し 直 角 (スクウェア) になり 左 脇 が 密 着 する 右 腕 は 右 肘 を 最 大 限 外 転 させ 二 の 腕 裏 が 胸 に 着 き 脇 がしまる 右 肘 は 体 中 央 にくる 尚 股 関 節 が 入 ることで 腰 の45 度 回 転 が 可 能 になる 注 1: 顎 を 引 き 顔 が 右 足 をみる 又 右 二 の 腕 腰 の 回 転 を45 度 に 設 定 しないとモデルの 設 計 を 誤 る 注 2:クラブと 腕 は 飛 球 線 に 対 し 必 ずスクウェア ポジションを 取 る また スタンスもスクウェアにしてからインパクトを 作 る こうすることで 腰 が 左 に 流 れない 但 し 膝 関 節 の 強 く 腰 が 流 れない 人 はB.ホー ガンのように 少 し 開 いてもよい D.レット ベター モタ ン コ ルフ 徹 底 検 証 より 転 載 構 造 - 背 軸 を 中 心 とする 回 転 軸 腕 と 体 の 一 体 的 な 結 合 スクウェアなインパ クトを 迎 える 手 首 の 動 き の 構 成 -スイングが 加 速 する 中 全 ての 力 がインパクト ポイント(ボールとフェー スの 接 点 )に 合 わさり 最 大 のスイング ダイナミックス(スインク のエネルキ ) が 生 まれる ここで スインク タ イナミックス = { 膝 の 動 き 腰 の 回 転 胸 の 回 転 肩 の 回 転 腕 の 力 手 の 力 クラブの 運 動 }

スイングの 基 本 特 性 ( 関 係 の 保 存 則 ) インパクト モデルの 構 造 により スイング 中 常 に 次 の 関 係 が 保 たれる 背 軸 が 中 心 軸 となる 構 えと 動 き 両 手 の 力 の 方 向 が 同 じになる 握 り 方 と 動 き 或 いは スクウェア 性 を 維 持 する 手 と 手 首 の 関 係 脇 の 離 れない 肘 と 脇 の 関 係 を 維 持 する 基 本 特 性 の 破 れ: 基 本 特 性 を 持 たないスイングは 下 記 の 様 な 現 象 が 現 れる 一 般 に 言 う 猫 背 など 軸 が 胸 関 節 で 折 れた 構 えは 胸 関 節 に 回 転 の 支 点 ができ 肩 或 は 腰 が 回 らない 指 の 力 の 向 きが 揃 っていないと バックスイングで 手 首 が 折 れる ダウンでは 元 に 戻 そうと 手 首 を 返 す 動 きになる フェースの 戻 りが 不 確 定 で 正 確 なヒットが 望 めない アドレス 或 はスイング 中 肘 或 いは 脇 が 緩 むと トップでは 肘 の 間 が 開 き 脇 が 空 き ダウンではアドレスの 肘 位 置 に 戻 らない ヘッドはスクウェアに 戻 らない ミス ショットの 原 因 になる 9

スイング モデル インパクト モデルからスイング モデルへ 遡 及 論 理 順 論 理 アドレス ハーフウェイ アップ トップ ハーフウェイ ダウン インパクト フォロー フィニッシュ アドレス フィニッシュ アドレスはインパクトの 復 元 インパクトがフィニッシュを 作 る モデルの 仮 説 理 想 とするインパクトからグリップ アドレスを 設 計 し そのアドレスからスイングす れば 理 想 とするインパクトが 再 現 でき さらにフィニッシュで 静 止 する つまり スクウェア スイングは 実 現 できる というものである 10

因 果 関 係 の 導 出 メカニズム スイングステージ S1 順 スイングステージ S2 ( 状 態 遷 移 ) スイングステージ S7 状 態 1 状 態 2 状 態 7 逆 ( 動 きの 指 令 ) 導 出 ルール 右 へ 切 返 し 左 へ 実 験 による 導 出 の 検 証 状 態 1を 設 定 し 導 出 ルール 不 変 な 性 質 で 状 態 2-7を 確 認 又 状 態 2から 導 出 ルール を 逆 に 辿 り 状 態 1を 確 認 + ( 不 変 なスインク 性 質 ) 常 に 成 り 立 つ 動 き の 関 係 常 に 成 り 立 つ 動 き の 関 係 常 に 成 り 立 つ 動 き の 関 係 11

スイング モデルの 導 出 過 程 状 態 遷 移 スインク ステーシ アト レス ハーフウェイ トッフ ハーフウェイ インハ クト フォロー フィニッシュ 体 の 状 態 遷 移 左 腕 スクウェア ハ ック 右 90 右 180 タ ウン 右 90 スクウェア 左 45 左 150 左 肩 平 行 右 45 右 120 平 行 左 10 左 20 左 150 ア 腰 平 行 右 15 右 45 平 行 左 45 左 60 左 90 手 首 2 ン 0 コック45 コック90 コック90 アンコック アンコック コック90 クラブ スクウェア 右 上 45 平 行 垂 コ直 スクウェア 左 下 45 平 行 s1 ッ ステージNO 動 きの 指 令 S1 S2 S3 S4 S5 S6 S7 右 へ (-) 切 返 し 左 へ (+) 左 腕 -90 度 -90 度 +90 度 +90 度 +45 度 +135 度 右 腕 : 二 の 腕 +45 度 右 腕 : 前 腕 +45 度 右 腕 + 45 度 +90 度 腰 -15 度 -30 度 +45 度 ) +15 度 +30 度 左 手 首 -45 度 -45 度 +-0 +90 度 右 手 首 + 45 度 -90 度 表 記 アト レスを 基 点 とする 角 度 は 基 点 をベースとする -: 反 時 計 +: 反 時 計 回 り スイング 中 の 不 変 な 性 質 背 軸 が 回 転 軸 脇 は 離 れない 設 計 発 見 的 スイング 論 スクウェアな 手 首 の 動 き 理 論 とその 実 践 12

参 考 -1 スイングの 遷 移 : 有 限 オートマトン 的 動 き 人 間 : M = ( K Σ δ s1 F} 状 態 : K:= スインク ステーシ 毎 の 体 の 位 置 K={s1,s2,s3,s4,s5,s6,s7} 事 象 ( 運 動 ):Σ:= {m: 右 (-) 切 返 し 左 (+)} 遷 移 関 数 (δ): δ(sn m)=sn+1 初 期 状 態 : s1 最 終 状 態 : F={s7} 遷 移 関 数 (δ) S1 m S2 S7 状 態 S1のもとで 運 動 mにより 体 は 状 態 S2に 変 わる 状 態 間 {S1,S2}で 手 首 のスクウェア 性 脇 の 離 れない 肘 と 脇 軸 の 関 係 が 維 持 される 13

参 考 -2 スイング 理 論 : モデルGで 真 となる 命 題 定 義 : スクウェア スイング アドレスではグリップと 構 えが 飛 球 線 に 対 しスクウェア トップではアドレスでできた 手 首 の 角 度 が 同 じ(スクウェア) インパクトでは 飛 球 線 に 対 しグリップがスクウェア フィニッシュの 手 首 はアドレスの 角 度 を 保 持 する スクウェア スイングは 論 理 式 で 次 のように 表 わされる 尚 美 しいスイング とは スクウェア スイング と 同 義 スクウェア スイング := K(x ) P(x) Q(x) ここで K(X) : すべての Xは クラブ 基 準 とスタイル 基 準 を 満 たしている( 環 境 条 件 ) P(X) : すべての xは ベクトルの 一 致 するグリップ 背 軸 の 中 心 軸 脇 の 離 れない 肘 位 置 でアドレスする (スイングの 初 期 条 件 ) かつ Q(X) : すべての xは 時 間 変 化 とともに 運 動 状 態 と 回 転 ベクトルで 表 される 軌 道 スインク ステーシ(s1-s7) を 動 く(スイング 過 程 と 状 態 ) 公 準 最 適 化 されたスイングは 次 の 性 質 を 持 つ (1) 背 軸 が 回 転 運 動 の 中 心 軸 となる (2) 手 と 手 首 はスクウェアな 動 きをする (3) スイング 中 は 脇 は 離 れない 14

モデル スイングと 公 準 の 関 係 1 インパクト モデルの 定 義 により モデルは 公 準 1-3を 満 たす 2 スクウェア スイングの 定 義 により スイングは 公 準 1-3を 満 たす 推 論 規 則 モーダス ポーネンス : ( A, A B B ) 定 理 ( 主 張 ) 発 見 的 スイング 論 を 実 践 するすべてのゴルファーは スクウェア スイングになる 或 いは 発 見 的 スイング 論 はスクウェア スイングを 作 る 論 理 式 G = x(k(x) P(x) Q(x)) ここで xは 発 見 的 スイング 論 を 実 践 するゴルファー ( x U ) 説 明 : 主 張 は 構 造 Gの 解 釈 の 下 で 真 である K(X) : すべての Xは クラブ 基 準 とスタイル 基 準 を 満 たしている( 環 境 条 件 ) P(X) : すべての xは ベクトルの 一 致 するグリップ 背 軸 の 中 心 軸 脇 の 離 れない 肘 位 置 でアドレスする (スイングの 初 期 条 件 ) かつ Q(X) : すべての xは 時 間 変 化 とともに 運 動 状 態 と 回 転 ベクトルで 表 される 軌 道 スインク ステーシ(s1-s7) を 動 く(スイング 過 程 と 状 態 ) 尚 主 張 は 初 期 条 件 とスクウェア ステージの 推 論 (モーダスポネンス)で スクウェア スイングが 導 出 される 15 また スイングの 動 きを 操 作 実 験 で 確 認 できる

系 : 発 見 的 スイング 論 を 実 践 すれば スクウェア スイングが 可 能 になり スイングの 精 度 飛 距 離 が 向 上 し ゴルフは 安 定 したプレーが 可 能 となりゴルフはうまくなる 当 然 スコアもよくなる 説 明 : 演 繹 法 (モーダス ポネンス)による スクウェア スイング の 導 出 について: 発 見 的 スイング 論 を 実 践 する すべてのゴルファーに 対 して K(x),P(x), Q(x)s1 Q(x)s1 Q(x)s2 Q(x)s2, Q(x)s2, Q(x)s2 Q(x)s3 Q(x)s3 Q(x)s6, Q(x)s6 Q(x)s7 Q(x)s7 ここで Q(x)snは 述 語 Q スイングステージ(s) nを 表 す スクウェア 性 の 導 出 について: 発 見 的 スイング 論 を 実 践 するすべてのゴルファー に 対 して トップ P(x) Q(x)s1 Q(x)s3 スクウェアなトップ インパクト P(x) Q(x)s1 Q(x)s5 スクウェアなインパクト フィニッシュ P(x) Q(x)s1 Q(x)s7 スクウェアなフィニッシュ ゴルフがうまくなる とは 16 発 見 的 スイングを 実 践 する 全 てのゴルファーは うまくなる 下 記 の 条 件 を 満 たしている 良 いスイング( 上 手 い 人 )の 条 件 述 語 効 果 裏 付 け #1 構 えたところに 戻 るスイング Q(x)s5 方 向 性 ミート 率 が 上 がる スイング 軌 道 の 一 致 (インパクトはスクウェア) #2 レイト ヒッティング Q(x)s5 精 度 飛 距 離 の 向 上 角 運 動 量 保 存 の 法 則 (ステイ ビハイン ザ ボール ) K=m*v*r*r #4 大 きなスイング アークを 描 く Q(x)s6 飛 距 離 の 向 上 最 大 の 遠 心 力

4. 実 現 の 世 界 発 見 的 スイング 論 < 何 を 解 決 するのか> 現 状 ( 最 新 のIT 利 用 ) プロファイル 悩 めるゴルファーA 悩 めるゴルファーB コンピュータによる 解 析 モデル スイング 解 析 ヒ テ オ 計 算 機 シミュレーション+ レッスン 指 導 体 得 の 道 微 分 方 程 式 で 構 造 解 は 得 られない 現 象 解 ( 近 似 ) あなたのスイングはこうです あなたとプロの 違 いはこうです そうなるようスイングしては 如 何 でしょう どうすれば 良 いですか 練 習 を 積 み 重 ねるか レッスンを 受 けてみては 如 何 でしょう 期 間 費 用 比 較 現 状 : いつ 解 決 するかわからない セオリーZ: 基 本 問 題 の 解 決 ( 短 時 間 ) モデリングによる 発 見 的 スイング 論 (セオリーZ) セオリーZ スイング 学 習 の 第 3 極 ( 身 体 知 ) プロファイル 悩 めるゴルファーA 悩 めるゴルファーB 理 論 とレシピ 美 しいスイング レシピ ( 自 己 最 適 化 ) 構 造 解 ( 近 似 ) 私 のグリップはこうなりました 私 の 構 えはこうなっています 科 学 的 インテリジェンス 自 分 自 身 で 発 見 的 に 構 造 解 が 得 られる

(モデリング) モデルリングとアブダクション (アブダクション) インパクト モデルの 設 計 腰 :45 度 ( 股 関 節 ) 頭 顎 の 位 置 腕 肘 : スクウェア ホ シ ション 仮 説 演 繹 遡 及 論 理 ( 発 想 論 理 ) スクウェアなインパクト (スクウェア スイング) (そのためには) 関 係 性 の 原 則 背 軸 の 回 転 脇 の 離 れない 肘 と 脇 スクウェアな 手 首 の 動 き 構 えの 設 計 ( 顎 と 肩 ) ( 膝 と 腰 ) 構 えの 設 計 ( 肘 と 脇 ) {スクウェア ポジション} グリップの 設 計 {ベクトル 一 致 のグリップ} 身 体 特 性 環 境 特 性 顎 と 肩 の 関 係 膝 と 腰 の 関 係 肘 と 脇 の 関 係 スクウェアに 動 く 手 首 とグリップ (そのためには) ハーフウェダウンで コックがほどけない (そのためには) 90 度 肩 の 回 ったトップ で 切 り 返 す( 捻 転 差 ) (そのためには) 回 転 を 阻 害 しない 背 軸 中 心 の 回 転 手 首 折 れ 返 しの ない 手 首 の 動 き 左 腰 で 切 返 し 右 人 差 し 指 を 使 わない 腰 46 肩 90 手 首 の 角 度 90 スイング モデル (スクウェア スイング) 理 論 と 仮 実 説 験 の 一 致 ( 必 要 かつ 十 分 条 件 ) スクウェア スイング ( 実 際 のスイング)

発 見 的 スイング 論 : 全 体 像 と 重 要 な 概 念 仮 説 条 件 モデル 形 成 設 計 実 践 環 境 条 件 基 準 身 体 特 性 (タイフ 基 準 ) 環 境 特 性 ( 手 袋 服 装 ) 基 本 原 則 一 般 性 と 有 効 性 身 体 フリーなテ サ イン スクウェア スイング インパクト モデル < 形 と 設 計 > 身 体 の 特 性 要 因 肩 関 節 :セ ロ ホ シ ション グローブ: 素 手 基 準 スクウェアなインパクト ポジション グリップの 設 計 力 のベクトル 構 えの 設 計 肘 と 脇 の 関 係 性 アドレス 順 序 の 設 計 (スイング 要 素 の 統 合 ) ( 最 適 なスイング) アドレス バック トップ ダウン ( 基 準 ) 肘 位 置 手 首 の 向 き 手 首 の 向 き 手 首 の 角 度 スイング 公 準 背 軸 脇 手 首 スクウェア 性 スイング モデル < 因 果 関 係 > イ インパクト~アドレス アドレス~インパクト インパクト~フィニッシュ スイング モデルの 解 析 < 関 係 性 の 保 存 > イの 動 作 スイン スイング ステージ 運 動 の 方 向 体 の 動 作 状 態 遷 移 インパクト フォロー フィニッシュ 両 手 の 位 置 三 角 形 左 前 腕 発 見 的 スイング 論 インパクト モデル スイング モデル 検 証 実 証 系 イ 論 証 説 明 実 験 設 計 目 標 スクウェア スイング 構 えた 所 にクラブが 正 しく 戻 る

因 果 連 接 による 設 計 と 実 現 アドレスシーケンス 原 因 結 果 原 因 結 果 S1 S2 S2 設 計 の 向 き (リトロダクション) S3 S3 S4 S4 S5 S5 セットアップの 動 き (プロダクション) S6:ゴール 原 因 結 果 原 因 結 果 関 係 性 の 保 存 S1 0ホ シ ションの 姿 勢 を 作 り( 腰 肩 関 節 と 腕 の 関 係 ) 顎 を 下 げる( 身 体 特 性 :ノンアスリート) S2 足 を 広 げ 胸 中 央 前 にクラブを 持 ち 0ポジションの 維 持 スクウェアな 手 首 の 動 き 体 と 腕 の 一 体 運 動 S3 斜 め45 度 上 でグリップ(ベクトルの 一 致 ) S4 膝 を 折 り 腰 を 曲 げクラブをおろし{ 右 肘 左 肘 をせりだす) S5 脇 を 付 けたままクラブを 下 ろしヘッドを 合 わ せる S6:ヘッドを 合 わせる

セットアップ シーケンス: 論 理 式 ゼロポジションの 姿 勢 を 作 り(A) スタンスをとり 胸 中 央 前 にクラブを 持 ち(B),クラブを 握 り(C) 膝 を 折 り 腰 をまげ(D) 構 える(E) ベクトルが 一 致 するスクウェアなアドレスが 作 れる(F) A:ゼロポジションの 姿 勢 クラブを{ 左 手 で 胸 水 平 に 持 ち(A1) 右 手 を 添 え} { 胸 を 前 に 出 し(A2) 腰 はそのまま} { 両 肘 を 体 の 脇 に 付 け 両 肘 を 後 方 に 引 き(A3) 胸 を 張 り(A4) 肩 関 節 を 顎 でロックする(A5(x) (X=ノンアスリート)) 顎 を 引 く(x=アスリート) 結 論 : 身 体 特 性 への 考 慮 1 ゼロポジション:A1 A2 A3 A4 2 顎 ロック:ゼロポジションができてもノン アスリートの 場 合 あごで 肩 をロック(A5)しない とスクウェアなアドレスにならない(SQ T) 論 理 式 SQ = A B C D E F (A1 A2 A3 A4 A5(x)) (B1 B2) C1 D1 E1 複 雑 さ( 組 み 合 わせ 数 ) f(a)*f(b)*f(c)*f(d)*f(e)= 2**5*2**2*2*2*2= 1024 但 し ノンアスリートの 場 合 A5の 考 慮 がないとSQは 成 立 しない. SQ SQ F F B. 両 足 広 げ(B1) クラブ を 胸 中 央 前 に 持 ち(B2) C.クラブを 握 る{ 左 胸 斜 め45 度 上 で 握 る{(C1))} D: 膝 を 折 り 腰 を 曲 げクラブをおろし{ 右 肘 左 肘 をせりだす(D1)} E: 脇 を 付 けたままクラブを 下 ろし ヘッドを 合 わせる {(E1)} F:ベクトル 一 致 のスクウェア なアドレス

5. 理 論 の 実 証 発 見 的 スイング 論 の 正 しさを 検 証 する 発 見 的 スイング 論 最 適 化 されたスイングがデザインできる スクウェア スイング の 実 現 仕 様 設 計 ( 製 造 ) 仕 様 実 現 実 現 検 証 : 仕 様 = 実 現 ( 証 明 ) 要 求 仕 様 : 美 しいスイング 規 範 となるスイング スクウェア スイング スイングの 状 態 遷 移 の 仕 様 設 計 仕 様 : 美 しいスイング 規 範 となるスイング モデル インパクト モデルから 遡 及 スイング 構 成 要 素 の 設 計 -グリップ 構 え セットアップ スイングの 状 態 遷 移 の 実 現 実 現 仕 様 : 美 しいスイング 規 範 となるスイング スイングの 状 態 遷 移 スイングの 状 態 遷 移 の 確 認 ステージ 分 解 計 測 映 像 参 考 1: 工 業 製 品 の 開 発 参 考 2: 計 算 機 プログラムの 正 しさ 要 求 設 計 製 造 製 品 事 前 条 件 ( 表 明 文 ) {フ ロク ラム= フ ロク ラム 文 } 事 後 条 件 ( 表 明 文 ) 検 査 : 要 求 仕 様 = 製 品 仕 様 プログラムの 実 行 前 に 表 明 文 が 成 立 し プログラムの 実 行 が 完 了 し その 直 後 に 表 明 文 を 満 たすとき プログラムは 正 しいという 正 しさは フ ロク ラム 文 ( 関 係 式 )の 不 変 性 を 示 すことによる

実 証 報 告 : 詳 細 は 別 スライド 参 照 典 型 的 なアマチュアのスイング 発 見 的 スイング 論 の 実 践 2015-1-13 スクウェア スイング( 最 新 のスイング)

参 考 文 献 ( 着 想 関 連 ) 1. 納 度 の 概 念 の 利 用 について 統 計 数 理 (2008) 第 56 巻 第 2 号 赤 池 弘 次 2. 統 計 的 推 論 とモデリング 第 22 回 京 都 賞 記 念 ワークショップ 基 礎 科 学 部 門 赤 池 弘 次 イメージとモデリングについて 示 唆 に 富 んだ 説 明 理 解 が 得 られる 3. アブダクション 仮 説 と 発 見 の 論 理 米 盛 祐 二 著 勁 草 書 房 第 1 章 アブダクションと 探 求 の 論 理 より 現 実 の 人 間 の 思 考 においては 諸 概 念 の 意 味 は 類 比 やモデルやメタファーなどによって 絶 えず 修 正 され 拡 張 されているので あり 前 提 から 結 論 にいたる 合 理 的 ステップは 通 常 非 - 論 理 的 で つまり 機 能 的 仮 説 的 類 推 的 思 惟 によっておこなわれている のである 第 2 章 アブダクションの 推 論 の 形 式 と 特 質 より パースの 定 式 化 4. 力 を 鍛 える 問 題 解 決 に 生 かす フェルミ 推 定 細 谷 功 著 東 洋 経 済 第 5 章 仮 説 思 考 力 結 論 から 考 える より はじめから ではなく 終 わりから 考 える インパクト モデルの ベクトルの 逆 転 は 時 系 列 としての 始 め からでなく 終 わり から 考 えるという 応 用 である ベクトルの 逆 転 を 別 の 切 り 口 で 考 えれば できること ではなく やるべきこと から 考 えるという 風 に 見 ることもできる 言 い 換 えれば 現 状 からでなく あるべき 姿 から 考 えるということである 5. シュンペーター - 孤 高 の 経 済 学 者 - 伊 藤 光 晴 根 井 雅 弘 著 岩 波 新 書 V 19 世 紀 科 学 主 義 への 批 判 より 科 学 的 認 識 は 総 体 としてあるものを 個 々の 部 分 に 分 解 し 個 を 互 いに 分 類 し 其 のひとつひとつを 調 べていく 連 続 している ものを 分 割 し 質 を 量 で 計 測 し 運 動 しているものを 静 止 の 状 態 でとらえ 因 果 的 決 定 関 係 を 求 めていく ベルクソンは こうした19 世 紀 の 科 学 主 義 を 高 く 評 価 する だが そうした 方 法 をもってしてもとらえられないものがある 6. トッププレーヤのスイング 分 析 GDO 日 本 のプロ 海 外 のプロ 約 100 名 : インパクト フィニッシュの 映 像 7. モダン ゴルフ ベン ホーガン 著 ベースボール マガジン 社 : ゴルフ スイングの 古 典 8. モダン ゴルフ 徹 底 検 証 R.レッドベター : インパクト モデルの 原 典 9. 素 人 向 けゴルフスイングの 効 率 的 指 導 ポイントの 発 見 嶋 津 恵 子 人 工 知 能 学 会 身 体 知 研 究 会 2013.10.24 10. モデル 構 造 理 論 と 方 法 論 三 神 利 信 明 治 大 学 政 経 論 叢 1980-3-30 : 社 会 科 学 に 於 ける 理 論 構 成 モデルの 位 置 づけ 構 造